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2019’04.18・Thu

AMAIA ZUBIRIA 「HOU PITXU HOU!」

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 というワケで、今回はアマイア・スビリアの1998年のアルバム「HOU PITXU HOU」を取り上げるのでありますが、昨日も申し上げました通り、アマイアさんが一人でバスク音楽を背負って立ったような作品になっておりまして、実にステキな仕上がりなのであります。楽しいバスク・緊張感溢れるバスク・哀愁のバスク、何だかバスク地方の写し鏡みたいな作品って感じがしまして、素晴らしく魅力的なんですよ・・・などと思うのは、もしかしたらわっち一人だけなのかもしれませんけど。

 まあわっちがどう思っていようがそんなことには関係無しに、とにかく音楽として楽しいんですよ。アコーディオンやギター、笛、カスタネット、パーカション等のちょっと独特な響きには思わず頬が緩むような可愛らしさがありますし、このノリの良さには身も心もウキウキと踊り出してしまうのではないかと思います。アマイアさんの歌は当然のように美しいですし、楽しくて可愛くて美しくて哀愁もあって時に緊張感もあるという、イイとこ尽くしの音楽であります。以前ミュージック・マガジン誌周辺でアライツ・エタ・マイデルとかケパ・フンケラなんかのバスク地方の音楽がちょいと盛り上がったことがありましたけど、あの時にバスク音楽にちょいとハマったという人なら確実に反応出来る作品だと思いますし、そうじゃない人でも無条件に楽しめる音楽だと思います。傑作ですよ!
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2019’04.17・Wed

AMAIA ZUBIRIA 「NABIL」

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 「う~む、哀愁のアンダルシア」なんて意味不明なことを口走りたくなる1曲目で、思わずその歌世界に引き込まれてしまう、スペインはバスク地方出身のおばはん歌手アマイア・スビリアの、2008年のアルバムであります。日本では全く何一つその存在を知られていない歌手かと思いますが、もしかしたら地元スペインでもあまり知られていないとか?イヤ、実際のところはどうだか知りませんけど。本当はスーパースターだったりして。まあそんなことはどうでもいいとして、このアマイアさんってマジ素晴らしい歌手なんですよね~。

 アマイアさんは元々バスク地方のフォークシーンで活動していた人で・・・って、現在もそうなのかもしれませんが、このアルバムではアコギやアコーディオン等のアコースティックな楽器を中心としたシンプルな演奏をバックにして、とにかく美しい歌声を聞かせてくれるんですよ。如何にもスペインという感じの切ないメロディの曲を、慈しむかのように心を込めて丁寧に歌っているだけなのですが、聞く者を包み込むような優しくて温かい母性を感じさせるその歌は、安らぎに満ちているように感じられます。心身に沁み込んで来るような歌声とでも言いましょうか、音楽に癒しを求める人には最高なんじゃないですかね~。世の中には凄い歌手がいるモンですね~などと一人で唸っている、今日この頃なのであります。

 ところで今回のアルバムはシンプルなフォーク盤という趣でありますが、一人でバスク音楽を背負って立ったような(?)「HOU PITXU HOU!」という楽しいアルバムも素晴らしいですよ!アライツ・エタ・マイデルとかケパ・フンケラの名前に反応する人であれば、きっと気に入っていただけるかと思います~♪何にしても、素晴らしい歌手であります。

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2019’04.16・Tue

FELA KUTI 「KALAKUTA SHOW」

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 昨日取り上げましたイビビオ・サウンド・マシーンのアフロビートがカッコ良かったので、本家本元のフェラ・クティを試してみようと思ったんですよ。もしかしたら、大の苦手のアフロビートを克服出来たんじゃないかと思ったんですよ。でもフェラ・クティってとにかくたくさんの作品をリリースしている人ですので何を聞いたら良いかよくわからず、とりあえずは「カラクタ・ショウ」なんてタイトルのアルバムを聞いてみたんですよ。アフロビートを克服しているのであれば、どのアルバムを聞いても大丈夫だろうと思ったんですよ。だってイビビオをカッコいいと感じましたから、もしかしたらアフロビートを克服出来たんじゃないかと思ったんですよ。

 実際に聞いてみると、サウンド部分はカッコいいと感じるんですよ。サックスの音がめっさ良いですし、ギターもベースもドラムもめっさファンキーでカッコいいんですよ。おおっ、コレはめっさ良いではないですか、な~んて思ったんですよ。ところがですよ、フェラ・クティの歌が出て来た途端、そんな気持ちは吹っ飛んだんですよ。アフロビートのサウンド部分は克服出来たような気がしますけど、この歌はやっぱりダメだったんですよ。ですから今度はフェラ・クティではなくて、他の歌手のモノを聞いてみようと思ったんですよ。

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2019’04.15・Mon

IBIBIO SOUND MACHINE 「DOKO MIEN」

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 イビビオ・サウンド・マシーン?何じゃそりゃ?マイアミ・サウンド・マシーンなら知ってますけど(古っ!)。SPOTIFYでたまたま見つけたのですが、何だかよくわかりませんのでとりあえず聞いてみました。すると80年代的なエレポップ・ダンスビートに薄味のアフロビートを合体させたような音楽をヤッテいる、なかなかに変なバンドなのでありました。わっちは基本的にアフロビートは大の苦手なんですが、コレだったら聞けるな~って感じですね。何てったってヘヴィじゃないしポップな感覚が強いし。

 ちょいと調べてみるに、ロンドン生まれのナイジェリア人だかニジェール人だかの女子がヴォーカルらしく、だからアフロビートなのかどうかは知りませんけど、地元ではなくてイギリスで活動しているからこその軽やかさがあるんでしょうね。フェラ・クティだのアフロビートだのの呪縛(?)から逃れて、ソウルとかファンクとかの感覚でアフロビートを捉えていると言いましょうか。だからこんなにオッサレーでカッコいい音楽になるんだと思います。

 考えてみるに、キューバにルーツを持つマイアミ・サウンド・マシーンはラテン音楽とアメリカン・ポップスを合体させたような独自の面白い音楽を作っていましたけど、イビビオ・サウンド・マシーンも音楽性は違うとは言え、ヤッテいる方向性は同じだと思います。しかもポップで聞きやすいという部分も共通していますし、マイアミ・サウンド・マシーン大好きなわっちが、イビビオの音楽を好きにならないはずはありませんよね~。実に面白い音楽だと思います。う~む、世の中にはまだまだ知らない音楽がたくさんあるな~と思い知らされる今日この頃。嗚呼SPOTIFYを導入して良かったな~♪

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2019’04.14・Sun

SCANDAL 「マスターピース/まばたき」

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 発売日に特典付きでゲットさせていただきました、スキャンダルの今年発売のニューシングルであります。スキャンダルとチャラン・ポ・ランタンはわっちにとっての2大バンドですから、新作が出たらどちらも必ずゲットしますよ!だってどっちも愛していますので・・・というどうでもいい二股宣言はさて置き(わっちのマミたんと鬼より怖い小春にシバかれる~)、今回のシングルでありますが、チャラン・ポ・ランタンの新作が素晴らし過ぎて、ず~っとほったらかしにしてしまっておりました。

 今回はどっちもA面シングルということですが、顔は1曲目の「マスターピース」でありましょう。コチラはスキャンダルらしい勢いとスピード感に溢れたハードロックに仕上がっていますね。ありがちなハードロックと言えば確かにそうなんでしょうけど、スキャンダルの手に掛かると手垢にまみれていない新鮮な響きになるのが不思議ですね~。まあこの連中は元々は制作側に作られたバンドで、ハードロックが好きな者同士が組んだバンドではありませんのでハードロック一辺倒ということが無く、色々なことを「やらされながら」もそれを「楽しみながら」成長して来た連中ですから、そもそもの出自からして普通じゃないのであります。

 そして面白いと思えば何でもヤッちゃうという柔軟な姿勢を持っているのも特徴で、シングルのカップリングでラップをかましたり、小坂大魔王と「スキャンダル・イン・ザ・ハウス」なんてメチャクチャな曲をヤッテみたり、かと思えば「ないないNIGHT2014」などというスッカスカなポンコツ・フォークを垂れ流したり、やはり凡百のハードロックバンドとは全然違う連中なのであります。ハードロックバンドではあっても、面白いからハードロックをヤッテいるワケで、どうせヤルんだったらどうすればもっと面白いかとかカッコいいかということを、常に楽しみながら考えているのではないかと思います。だからこそ従来の型にハマるとか捉われるということが無くて、ありがちなハードロックなのにスキャンダルらしい新鮮さがあるのだと思います。

 で、2曲目の「まばたき」ですが、個人的にはこちらの方がこのシングルの肝だと思っております。この曲こそ「面白いと思えば何でもヤッちゃう」スキャンダルの真骨頂でありましょう。ロックバンドの体裁を採った80年代エレポップ風の曲で、トモちんとハルナ様のツインヴォーカルによる甘~いキャンディ・ポップスであります。わっちのマミたんのコーラスも甘くてカワイイですよ♪聞く者を悶々とさせるような、ちょいとエロい感じのポップスに仕上がっているんですけど、他のどんなハードロックバンドもこんな曲は出来ないでしょ?しかもこの連中は、「私達は元からちょいエロのエレポップ・バンドですよ~♪」って顔をして演奏してしまうんですよ。天然ボケのトモちんを使って悶々とするようなエロさを演出しつつ、クールなハルナ様でバランスを取るという、陰のエロクイーンである策士リナりんの面目躍如って感じの名曲であります。う~む、やっぱりスキャンダルは凄いですわ。ますます好き好き好キャンダル!

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