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2020’07.14・Tue

渚ゆう子 「京都の恋」

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 渚ゆう子なんて名前ぐらいしか知らない歌手ですけど、SPOTIFYサーフィンをしていたら突然出くわしましたので、再生してみたのでありました。後で調べてみたらベスト盤を1枚持っていましたけど、買った記憶が無い~。このアルバムは1970年に発売された、渚さん25歳の時の作品でありますが、こういう音楽を聞きますと、何だか昔の25歳と今時の25歳って全然違うな~ってしみじみと感じてしまいますね。25歳の渚さんってもう見事に成熟した大人って感じで、人生経験豊富な女という雰囲気がめちゃくちゃに漂っているんですよ。今時こんな年増っぽい(?)25歳なんて、なかなかいませんよね?

 音楽としましては、演歌っぽさがある如何にも昔の歌謡曲ですね。しっかりと鍛えられた渚さんの歌にはしっとりと濡れた艶っぽさがあって、子供には決して聞かせられない大人の為の歌と言う雰囲気が濃厚であります。勝手なイメージですけど、昔のトラックの運転手とかがめっさ好きそうな感じの音楽ですよね~。怖い顔したトラック野郎が、「俺のゆう子の歌は心に沁みるぜ」なんて言ってそうな感じの・・・って、単なる偏見ですけど。まあ言ってみればめっさ古臭いタイプの歌謡曲なんですが、今の時代に聞くとかえって新鮮でありまして、意外な発見もあるのではないかと思います。個人的にはハワイアンな「七夕の恋」が好きですね~。
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2020’07.13・Mon

SIAN JAMES 「GOSTEG」

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 ウェールズのトラッド歌手シアン・ジェームズの2018年発売のアルバムであります。この人の顔と名前は随分前から知っているのですが、実はこれまで一度として聞いたことがありませんでした。というのも、この人のことは或る本で知ったんですけど、その本に「ウェールズの女傑」なんて書いてあったんですよ。「女傑」なんて言われたら、わっちは男勝りの豪放な人とか反政府系の闘士みたいな人を想像してしまいますので、「そんな女だったら聞かなくていいや」となってしまって、結局今日まで全く聞こうとして来なかったのであります。「女傑」なんて表現が無ければ間違いなく聞いていたはずなんですが、ちょっとした表現が人の意識を大きく左右することってよくあることですので、気を付けなければなりませんね~。

 何にしてもようやく聞くことになりましたシアンさんの音楽ですが、コレが素晴らしいではないですか!ヤッテいる楽曲はトラッドなのかそれともトラッド風の自作曲なのかは知りませんけど、ピアノや薄いシンセ音等を使った極めてシンプルな演奏をバックに、これ以上無いという位の清らかな歌を聞かせてくれるのであります。雪が静かに深々と降る光景が思い浮かぶような、精霊の如き歌声とでも言いましょうか。こんなに美しい歌を聞かせる歌手のことを「女傑」だなんて言ったヤツは誰だ?女傑という表現よりも、雪の精霊と言う方が良いのではないかと思います。

 まあルックス的には怖い顔ですので女傑という言葉が合っていなくもないのですが、「女傑」なんて表現のせいでわっちはこの人の歌を聞く機会がこれまで無かったワケですから、「この恨み晴らさでおくべきか」などと魔太郎みたいなことを思ったりはしませんけど、やっぱりちょっとした表現でも誰かに大きな影響を与えたりする可能性があることは、過疎ボログをヤッテいるわっち程度の者であっても心に留めておく必要があるな~と思ったり・・・って、しょっちゅう「ババア」だの「きしょい」だの書いているオマエが言うなって話ですね。失礼致しました~♪

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2020’07.12・Sun

CUCA ROSETA 「LUZ」

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 新世代ファド歌手と言われるポルトガルの歌手クーカ・ロゼータの、2017年のアルバムであります。たまたまSPOTIFYで見つけた歌手ですが、ネットで調べてみると日本でもそこそこ評価されている人のようですね。従来の歌手とは違う新鮮な歌い口がどーのこーのと言われているようですが、あまりファドが得意ではないわっちには、従来の歌手とあまり変わらない歌い口に聞こえますけど、それってわっちの耳がよろしくないだけでしょうか?ただ、他のアルバムと違って(他のアルバムをちょっとずつつまみ食いしました)、今回の作品はちょっと趣が異なっているのであります。

 どのように趣が異なっているのかと言いますと、このアルバムはファド一辺倒ではないということであります。勿論ファドらしいファドもありますけど、全体的にファド風味のポップスと言いましょうか、エレキ楽器とかシンセなんかも使って軽快なポップスに仕上げているのがよろしいかと思います。ファドって人生の苦悩を背負い込んだような雰囲気で、思いっ切り声を張り上げて歌う音楽というイメージがありますので(わっちだけ?)、個人的にはちょい苦手なんですけど、ファド風味のポップスであれば大歓迎であります。まあ本格派のファド・ファンが多い日本では、この手の音楽は全然受け入れられないと思いますけど、わっちはコッチの方が断然好きですね~。

 この手のファド風味ポップスと言いますと、随分前に取り上げたアナベラという歌手を思い出すんですが、ファド一辺倒にならないポップなアナベラの音楽は本当に素晴らしかったと思います。そんなアナベラを思い出させてくれるロゼータさんのコチラのアルバム、やはりとても良いと思います。たとえ日本中のファド・ファンから無視されるような音楽だとしても、わっちは応援しますよ!

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2020’07.11・Sat

RICHARD THOMPSON 「RUMOR & SIGH」

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 わっちの大好きなおっさんシンガーソングライター、リチャード・トンプソンの1991年のアルバムであります。ミッチェル・フルームとタッグを組んだこの時期のトンプソンおじさんは、キャリアの中でも一つの頂点に達していたかと思いますし、この時期のトンプソンおじさんのアルバムはどれもめっさ好きなんですけど、何故だかこのアルバムにだけは縁が無くて、これまで一度として聞いたことが無かったんですよね~。しかしSPOTIFYのおかげでようやく聞くことが出来まして、本当に嬉しい限りでございます。

 そんなワケで今回初めて聞いたコチラのアルバム、やっぱり素晴らしいですね!曲が良い・歌が良い・ギターが良い・ミッチェル・フルーム独特の音作りが良い、もう当たり前の如く何もかもが良いのでありますが、それに加えて闇雲に突進するような前向きなパワーに溢れているのが魅力的です。この時期のトンプソンおじさんって、非常に力強いですもんね~。そんな時期にわっちはトンプソンおじさんのソロ・ライヴを見ていますから、印象は超強烈~♪あの超絶バカテクギターは、今でも目と耳に焼き付いております。

 などと、とても冷静な状態では聞けないこの時期のトンプソンおじさんの作品でありますが、超絶バカテクなギターの腕前を持っているクセに、アルバムではテクをひけらかすようなところは一切ありませんし、曲の良さを生かすことをまず一番に考えている奥ゆかしさもステキでありまして、そこにシビレる憧れるぅって感じです!う~む、聞いているとニヤニヤが止まりませんね。

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2020’07.10・Fri

いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー 「アワー・コネクション」

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 どういう経緯があったのかは全く存じませんが、いしだあゆみとティン・パン・アレイが共演した1977年のアルバムであります。現在は既に70歳を超えるいしださんですが、このアルバム発売時はまだ29歳ですか。「ブルー・ライト・ヨコハマ」の特大ヒットが1968年で、既に大スターの地位を築いていたいしださんが、何を血迷ったのか(?)ティン・パン・アレイを従えて歌うなんて当時はどう評価されたのか定かではありませんが、このアルバムの現在の評価が「隠れた名盤」とか「幻の名盤」ですから、大して評価もされなければヒットもしなかったのでありましょう、きっと。

 いしださんの歌と言えば、「ブルー・ライト・ヨコハマ」や「あなたならどうする」なんかで聞くことが出来るように、疲労困憊気味(?)のジットリと湿った歌声が特徴であります。ですので、いくらティン・パン・アレイがバックについたとは言っても、基本的にパッと明るくなるようなことは決して無いのですが、当時の日本のロック~ポップスの最先端を走っていた連中が関わっているワケですから、意外にモダンでスッキリと都会的な仕上がりになっていることに間違いはありません。いしださんの表情もそれなりに和らいでいて、結構楽しそうに歌っていると感じられます。

 そしてこれまた意外なことに(?)、いしださんの歌とロックでポップなバックの演奏の相性がなかなかに良いのであります。いしださんの歌がちょっと楽し気に聞こえるのは、このバックの演奏によるところが大きいのではないかと思われます。勿論シティ・ポップス風の楽曲による部分も多々あるでしょうが、ジメっと湿った澱んだ感じの曲でも従来のイメージ程暗くなることはありませんので、ティン・パン・アレーのプロデュースが見事にハマっていると言えるでしょうね。歴史の中に埋もれさせてしまうには惜しいステキな仕上がりの作品だと思います。

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