2017’09.25・Mon

WEEZER 「PINKERTON」

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 スキャンダルのリナりんが言ったんですよ、ウィーザーが良いって。リナりんがウィーザーの曲を紹介していたんですよ、影響を受けた1曲ってことで。だったら気になるじゃないですか、ウィーザーのことが。聞いてみたくなるじゃないですか、ウィーザーを。だってリナりんが言ったんですよ、ウィーザーが良いって。だからウィーザーなどという、名前しか知らなくて一度も聞いたことが無いロックバンドの盤を買ってみたんですよ。一体どのアルバムが良いのかはわかりませんけど、広重の絵のジャケだけは見たことがあるこの1996年盤がブックオフの280円棚にありましたので、買ってみたんですよ。スキャンダルのリナりんが、ウィーザーが良いって言ったから。

 そして初めて聞いてみましたよ、リナりんが良いと言ったウィーザーを。めっさ楽しみにして聞きましたよ、ウィーザーが良いとリナりんが言ったから。でもわっちは90年代の英国ロックには全く興味が無くて、これまで殆どブツをゲットしたことがありませんし、英国ロックマニアが高く評価しているプライマル・スクリームとかワンダー・スタッフなんかもあまり面白いと思いませんでしたし、だからもしかしたらウィーザーってあんまり面白くないんじゃないかと思ったんですけど、ウィーザーが良いとリナりんが言ったから、やっぱり楽しみにして聞いたんですよ。だってわっちはリナりんが好きですので。リナりんが良いと言ったら聞くに決まってるじゃないですか、ウィーザーだろうと何だろうと。好きなリナりんが良いと言うんだから。

 聞いてみたら本当に良いじゃないですか、リナりんが良いと言ったウィーザーは。めっさグランジな激しいラウド・ロックでテンションは上がりますし、でもメロディはポップで親しみ易いですし、実に良いではないですか、リナりんが良いと言ったウィーザーは。ちょいと生々しい感じの音の録り方で耳にグッと迫って来る感じがしますし、ちょいと頼り無い感じがする優柔不断男子みたいなヴォーカルは実に情け無くて、何だか妙に共感出来る気がしますし、本当に良いじゃないですか、リナりんが良いと言ったウィーザーは。

 本当はウィーザーなんて聞かなかったと思いますよ、ウィーザーが良いとリナりんが言わなければ。でも、聞いてみたら良かったんですよ、リナりんが良いと言ったウィーザーは。リナりんが影響を受けた曲が入っているのかどうかはわかりませんけど、このアルバムは聞いて良かったと思うんですよ、ウィーザーは良いとリナりんが言ってくれたから。でも本当はウィーザーが良かろうと悪かろうとそんなことどうでも良くて、わっちはリナりんが好きなんですよ。リナりんが好きだから、リナりんが良いと言ったウィーザーを聞いてみただけなんですよ。でも聞いてみたら良かったんですよ、リナりんが良いと言ったウィーザーは。だからと言ってウィーザーの他のアルバムを聞くかどうかはわかりませんけど、でもブックオフの安棚で見かけたら買うかもしれませんよ、ウィーザーは良いとリナりんが言ったから。わっちはリナりんが本当に好きなんですよ。だからリナりんが良いと言ったモノは今後も聞くのでありますよ。

*このネタを書き上げた後に気付いたのですが、ウィーザーって英国ではなくてメリケンのバンドでしたね。失礼致しました~♪

「聞いてくれてありがとう。でもあんまり『好き』って言わんとってな。キモいから。」byリナりん
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2017’09.24・Sun

ゴールデン・ハーフ 「ゴールデン・ベスト」

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 1970年代に活躍した日本のアイドルグループ、ゴールデン・ハーフの2003年発売の20曲入りベスト盤であります。福岡は天神の中古盤屋にて、1280円もの大枚をはたいてゲット致しました。グループ名やジャケ写の通り、ハーフで構成されたアイドルグループでありますが、実は1人だけ純日本人がいたらしいですね。まあぶっちゃけ言ってどんなグループだったのか、リアルタイムで聞いたことがあるワケではありませんので、どれだけの人気があったのかは存じません。しかし1曲目に入っている「黄色いサクランボ」はわっちでも知っている超有名曲ですし、無駄にアッハンウッフンと喘ぐお色気歌謡路線でかなりの人気を博したらしいですね。でも今時こんなグループが存在したら、「正しい事が大好き」な大人達が有害だのすぐやめさせろなどと、鬼の首を取ったかの如く騒ぎ出すに違いありません。そう考えると、昔は大らかだったんだな~って気がしますね。

 収録されている楽曲は「黄色いサクランボ」を除いて外国のポップスのカバーばかりでありまして(多分)、ハーフだから外国の曲を歌わせておけ的な安直な発想が愉快でもありトホホでもあります。しかしその安直な発想が功を奏したと言いますか、カバー曲だからこそポップで楽しい曲がズラリと揃っておりまして、安直な発想ながらも制作陣の耳は確かだったのかな~って気も致します。言わば「これぞポップス!」という曲ばかりですので、誰が聞いても楽しい仕上がりになっていると思いますね~。曲目は本当に間違い無いモノばかりですので、無駄なお色気と共にポップスの楽しさを存分に堪能することが出来ると思いますよ!

 ところで歌っているのは外国曲ではありますが、英語とかで歌ったらなかなか日本では受け入れられないということで、大半の曲では日本語に訳した歌詞になっています。そして時にハーフらしさをアピールする為に、無駄に英語で歌ったり喋ったりする辺りが、これまた微笑ましくてイイんですよ!でもこうやってステキな曲の数々を聞いておりますと、日本語訳詞にしたのは大正解だと実感致します。日本語だからこそ外国曲がより身近に感じられるようになりますし、しかも昔の歌謡曲ですからプロの作詞家がシッカリと作っていますので、妙に恥ずかしくて楽しいんですよね~。お色気歌謡の本領発揮と言いますか、アッハンウッフンだけではないお色気が実にイイのであります。

 まあ歌っているのは素人同然のハーフの集まりですので歌は上手くも何ともないワケではありますが、一応レッスンはちゃんと受けているのか、音程とかリズム感とかにはそれ程怪しいところは無くて、安心してこの嬉し恥ずかしお色気歌謡に身を浸す事が出来ると思います。ルックスも悪くないですしね~。別にどうでもいいんですけど、昔の若い連中は親に隠れてゴールデン・ハーフの曲を聞いていたんでしょうね。時に親がいない時を見計らって、時にラジオごと頭から布団を被って。ですので音が良いとか悪いとか判断する対象ではない音楽だと思いますが、再生してみると低音がズンズンと前に出て来る意外にイイ音なんですよ。おそらくですけど昔のスケベな制作陣連中は、股間に響く低音なんてことを意識しながら音を作っていたんじゃないかと思われます。何から何まで徹底したバカさ加減が窺われまして、マジ素晴らしいと思います。これぞ理想のポップスということで、一家に一枚レベルの名盤と言っておきましょうか。本当にめっちゃくちゃイイですよ、コレ♪

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2017’09.23・Sat

河田純子 「JUN MIND」

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 1980年代終わり頃から90年代にかけて活動していたアイドル歌手河田純子の、1990年発売の2枚目のアルバムであります。1974年生まれですから、16歳の時のアルバムですね。前に樂天使という3人組のアイドルユニットのブツを取り上げたことがありますが、そのメンバーの一人だった娘であります。わっちは当時からこの娘の顔と名前は知っておりますが、人気があったのかどうかはよくわかりません。アイドルとしてはビミョーなルックスという気はしますけど、ぷっくりムッチリしていてカワイイですし、個人的には結構好きなタイプであります。ちなみに同期には田村英里子、深津絵里、島崎和歌子、中山忍、川越美和なんかがいるようです。

 当時はアイドル冬の時代なんて言われていたようですが、そんな中でもおそらく河田さんって大して人気は無かったという気がします。と言うのも、この人の盤って中古で見かけることが殆ど無いからであります。今回の盤は昨年12月に関西へ行った時に、心斎橋のブックオフの280円棚で発見出来ましたけど、九州の中古盤屋とかブックオフでは見たことがありません。ですので見かけたら即ゲットする必要がある、絶滅危惧種に指定したいと思います。などというどうでもいい話は置いといて、河田さんって幼いロリーなルックスにも関わらず、意外にお姉さんっぽい落ち着いた歌声なのがイイ感じです。歌自体は決して上手いとは言えませんけど、発声はシッカリとしていて声がちゃんと出ていますし、アイドルらしく元気一杯に歌っているところが好感度高いです。やっぱり若い娘が元気一杯に楽しそうに歌っていると、萌えるし応援もしたくなるってモンであります!

 ちなみに楽曲はプリンセス・プリンセスの今野登茂子、伊秩弘将なんかが提供していますし、編曲には笹路正徳の名前があったりします。今考えると「おっ!」というメンバーですけど、当時はそれが評判になった痕跡は全くございません。でもそんな中で1曲だけ河田さんの自作曲入っているのが目を惹きますね。曲自体はありがちなマイナー調のロッキン・ポップスでありまして、別に取り立ててどうと言うこともありませんけど、16歳のアイドル娘の自作曲が収録されているなんて、今も当時も珍しい事なんじゃないかと思います。恥らう乙女のお年頃なのに自作曲を発表するなんて、河田さんってなかなか勇気がありますね~。もしかして結構図太い神経の持ち主か?

 まあぶっちゃけ言いますと、アイドル盤として取り立てて優れたところがある作品ではありません。歌が特別に上手いワケでもなければ曲がめっさ良いというワケでもなく、バックの装飾過多な音は如何にもあの頃の音楽って感じで古臭さを感じさせたりもします。しかしあの時代だからこその空気感は伝わって来ますし、それよりも何よりも、絶滅危惧種の河田さんの盤ということに価値があるワケでありまして、アイドル好きとしては放っておけない盤だと思います。決してお薦め出来るアルバムではありませんが、このルックスが気になる方であれば持っていて損は無いと思いますよ!

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2017’09.22・Fri

THE YOUNG RASCALS 「GROOVIN’」

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 メリケンのブルー・アイド・ソウル・バンド、ヤング・ラスかルズの1967年の盤であります。ブックオフの280円棚のクラシックコーナーに置いてあるのを偶然発見致しました。実はブックオフのクラシックコーナーって、クラシックとは全く関係無いブツが入っていることがよくあります。何故かトルコ音楽の盤って、クラシックコーナーで発見することが多いですしね~。ですので基本的にクラシックには全く関心が無くても、たま~にチェックするようにしております。そしたら今回はこの盤が出て来たワケでありまして、ありがたくゲットさせていただいた次第でございます。

 ところでわっちはヤング・ラスカルズなんて名前しか聞いたことが無くて、メンバーも知らなければ曲を聞いたことも無いのでありました。当然ブルー・アイド・ソウルのバンドってことも全く知らず、単なる一つのロックバンドだと思っていましたし。そんなわっちでございますので、とりあえずはお勉強のつもりでこの盤を買ってみたのでありますが、聞いてみますともうめっさビックリで、わっちはぶっ飛んでしまったのでありました!「え~っ、ヤング・ラスカルズってこんなに素晴らしいバンドだったの!」って感じで。

 とにかくマジ素晴らしいじゃないですかこの盤は。サザン・ソウルとノーザン・ソウルの良い所を持ち合わせつつ絶妙にポップな音楽性、黒っぽさをしっかりと持ちながらも過度に黒っぽくならないリード・ヴォーカル、ドゥ・ワップ的で滑らかなコーラスワーク、工夫の凝らされたバックの演奏、全てが完璧と言っても良い仕上がりだと感じられます。うわ~、本当に凄いわこの連中。最高じゃないですか!

 しかもついでに言いますと、67年の盤なのにめっさ音が良い!ブンブン出て来る低音なんて、まるでベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」のイントロ部分みたい、な~んて思っていたら、クレジットを見るとレコーディング・エンジニアはトム・ダウドでした。なるほど、これは確かにトム・ダウドの音だわ。レーベルはサザン・ソウルの名盤を出しまくっているアトランティックですしね~。納得です~♪アトランティックのサザン・ソウルはわっちも大好きで、これまで色々と聞いて来ましたけど、この盤には黒人達の強力なソウル盤に負けず劣らずの勢いとパワーがあると感じられます。オーティス・レディングとかウィルソン・ピケットみたいな超強力なソウル歌手達とはまた違った、白人ならではのディープさとポップさがあるステキ盤ですね~。素晴らしいと思います!

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2017’09.21・Thu

渡辺美奈代 「恋してると、いいね」

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 元おニャン子アイドル渡辺美奈代の、1989年のアルバムであります。前に取り上げました「MY BOY」に続く作品で、今回もムーンライダーズの鈴木慶一が作曲に演奏にプロデュースに、縦横無尽の大活躍をしております。このおっさん、一体全体美奈代さんのどこをそんなに気に入ったのかは知りませんけど、この偏執狂的な美奈代愛は凄いですね~。流石はムーンライダーズだわ、こだわりぶりが半端ではありません。それだけおっさんを惹き付ける魅力が美奈代さんにあったということでありましょう。

 そんな偏執狂的なおっさんに対して美奈代さんは他人事のように飄々としていて、相手が鈴木慶一だからといって臆する事が全くありません。多分鈴木慶一が何者なのかなんて知らなかったんじゃないかと思われ、「何だかヘンなおじさん~♪」程度に思っていたんじゃないかと推測致します。だからこその自然体と言いますか、前作と同様に絶妙のヘタさ加減でヘロヘロと楽しそうに歌っているのがステキです。実にいいじゃないですか、偏執狂的な愛情で献身的に尽くすおっさんと、他人事のようにそ知らぬ顔で無邪気に弾けている小娘。今も昔も変わらぬおっさんと小娘の関係性でありますな~。

 それにしても今回の盤も実に良い曲が揃っておりまして(個人的には前作を超える充実振りだと思っております)、美奈代さんの歌を受け入れることが出来るのであれば、聞きどころ満載の仕上がりになっていると思います。バックの音の素晴らしさも特筆モノですしね~。とにかくポップスとして極めて上質な盤ですし、アイドル歌謡としては高岡早紀の諸作にも負けない位の作品だと思います。要はアイドル歌謡として最高峰の一枚ってことであり、アイドル云々を抜きにして日本のポップスとしても群を抜いて上質の盤だということであります。アイドル歌謡好きもポップス好きもみんな集まれ~!なんて言いたくなる、マジ傑作でありますよ~♪

 ところでおニャン子クラブって色々な小娘がソロ・デビューしましたけど、中には吉沢秋絵だの新田恵里だの国生さゆりだのと破壊的にヘタな凄まじい連中もいれば、おっさんに溺愛される美奈代さんみたいな娘もいたりして、今考えるになかなか面白いグループでしたね~。まあおニャン子のせいでそれ以降のアイドルのルックスのハードルが激下がりになったというのは、良いことなのか悪いことなのかよくわかりませんけど、大所帯の中から意外な才能を持った小娘が発見されるという可能性を示してみせたのは、良いことだったのかな~って気がしますね。美奈代さんみたいなおっさんを夢中にさせる毒娘が、こんな素晴らしい盤を残すことが出来たというのは、まさにおニャン子様々と言いますか、それだけでも存在価値があったのかと思ったりもします。などというどうでもいいことを考えてしまう位に、美奈代さんの「恋してると、いいね」は素晴らしいということであります~♪名盤ですよ、マジで。

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