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2019’12.10・Tue

SUDEN AIKA 「SISARET」

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 フィンランドの女性4人組フォーク系コーラスグループ、スデン・アイカ(と読むのかどうかは知りません)の昨年発売のアルバムであります。先日取り上げましたカルデミンミットやトゥーレタルを見つけた時に、他にも面白いのがないかな~と思って探していて、偶然出会ったグループです。フィンランドって女性コーラスが盛んなのかどうかは知りませんけど、こうやって立て続けに何組も見つけることが出来て、とても嬉しい今日この頃であります。

 コチラのスデン・アイカでありますが、素朴なカルデミンミットとプログレッシヴなトゥーレタルと比べると、素朴とプログレッシヴの中間という丁度いい塩梅のグループという気がしますね。バックの伴奏はカルデミンミットみたいに伝統的なカンテレが主に使われているのですが、コーラスワークが時にクラシック風だったり時にブルガリアの合唱なんかを思わせる強い響きを持っていたりして、とても現代的にアレンジされています。北欧らしいヒンヤリと冷たい雰囲気を持ちつつ、人の声の温かさもシッカリと感じさせてくれる、なかなかに優れたグループだと思います。

 何にしてもこのグループの音楽の中心にあるのは、まずは自分達のコーラスであります。そのコーラスが実に上手いんですけど、技巧があるなんてことは意識させずに、自然に心地好く聞かせてしまうところが素晴らしいと思いますね~。世の中には物凄く素晴らしい女性コーラス・グループって少なからずいますけど、例えばスウェーデンのクラヤとかデビューした頃のザップ・ママ等ですが、スデン・アイカはそれに見劣りしない実力を持ったグループだと思います。
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2019’12.09・Mon

3600回記念

 今回で3600回目の更新となりました。とりあえずの目標であります4000回の更新まであと400回ですが、今のペースであれば今後2年位で達成出来そうです。まあボチボチ続けて行きたいと思っております。

「がんばってね~♪」byヒワイイ大使のはりーだよ~。
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 ところで今年もそろそろ恒例の年間ベスト10を選ぶ時期になって来ましたが、今年はSPOTIFYを導入したことで世界中の音楽を多々聞いているものの、CDを殆ど買わなくなった為、手元に現物がありません。ですので今年は例年の如くベスト10CDを作製することが出来ません。しかしSPOTIFY内で独自に編集したプレイリストを作成出来るようですので、今年のベストはSPOTIFY上に作ってみようと考えております。但しやり方が全然わからないので、これから調べて行きたいと思っております・・・。出来上がったらその旨を発表しますので、期待せずにお待ちいただけたらと思っております~♪

 あと、今年で2010年代が終わりますので、2010年代ベスト10なんかを選ぶのも面白いかな~と思っております。まあ、意外性の無い作品が並びそうな気がしますが。

意外性の無い連中
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2019’12.08・Sun

TUULETAR 「RAJATILA」

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 フィンランドの女性4人組コーラスグループ、トゥーレタルの今年発売のアルバムであります。全然知らないグループですのでネットで検索してみたのですが、クラシックの学校でありますコペンハーゲンのロイヤル・アカデミーで出会った4人が2012年に結成し、フィンランドの伝統的なフォークミュージックとヒューマン・ビートボックスなんかを混ぜ合わせて独自のポップミュージックを作り出している連中なんだそうです。まあとりあえずは何だかよくわかりませんので、聞いてみた次第であります。

 この連中はコーラスグループということですので、わっちとしましては前に取り上げましたカルデミンミットみたいなステキなコーラスワークを期待してしまうワケでありますが、比べるとヤッテいる音楽は全然違いますね。カルデミンミットは民俗楽器のカンテレを演奏しながら優しくも美しいコーラスを聞かせてくれますが、コチラのトゥーレタルは随分前衛的と言いましょうか、曲によってはかなり攻撃的な音を聞かせるのであります。

 基本的には相当なテクニックを持つ4人のコーラスを中心として、実に北欧らしいヒンヤリ冷たい空気感を持った曲をヤッテいるんですが、エレクトロなサウンド・エフェクトなんかを使いつつ、前衛的と表現する以外に無いタイプの音作りをしています。フォークミュージックと呼ぶにはあまりにラジカルですので、ワールド系音楽ファンよりは寧ろプログレファンとかエレクトロ系の音楽が好きな人に響くところがあるのではないかと思われます。

 ぶっちゃけ言ってこの手の音楽って、個人的にはあまりタイプではないはずなんですよ。しかしですね、カッコいいんですよこの連中の音楽は。伝統的なフォークをベースにしているからって、別に素朴でシンプルな演奏にしなければならないという決まりがあるワケではありませんよね。伝統を汲みつつ過激な音作りを導入して、如何にも北欧らしい凍てつく様な世界をシッカリと表現しているのは見事だと思いますし、やっぱり4人のコーラスワークが本当に素晴らしいんですよ。テクノロジーを駆使しつつも、結局行き着くところは人間の声の素晴らしさの再発見というワケでありまして、このしたたかな4人組にしてヤラレたって感じですね~。フォークミュージックとしてもプログレとしてもポップミュージックとしてもオススメ出来る逸品だと思いますよ!

 ところでこの連中、既に来日公演をしたことがあるらしいですが、その時は東京だけだったようですので、次に来日する時は是非九州にも来ていただけたらと思います。出来ればカルデミンミットと一緒に来てくれたら、伝統フォークと過激フォークを一気に体験出来ますので嬉しいかな~。アルカス佐世保あたりでライヴをヤッテくれることを楽しみにしております~♪

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2019’12.07・Sat

KARDEMIMMIT 「KESAYON VALO」

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 突然フィンランドの音楽で面白いモノはないかな~と思いまして、SPOTIFYでヴァルティナを検索してそこから広げてみたのであります。するとカルデミンミットなる女子4人組のグループが出て来ましたので、とりあえず聞いてみたのでありました。するとコレが実にイイ感じですので、コチラの2017年末に発売されたアルバムをジックリと聞かせていただいた次第でございます。

 わっちは全然知らないグループだったんですけど、ネットで検索してみたら過去に来日公演をしたこともあるらしく、一部ではよく知られたグループのようですね。フィンランドの民俗楽器でありますカンテレを2台使って(15弦と38弦)、フィンランドのフォークソングらしき曲を4人のコーラスで聞かせてくれるんですけど、コレが本当にイイんですよ!まだ全員20代らしいですが、少女っぽさが残る瑞々しくて無垢な歌声で、聖なる歌とでも言いたくなるようなステキ歌唱を披露しているのであります。音的にはほぼカンテレとコーラスだけなんですけど、簡素な分純化された歌がダイレクトに耳に響くって感じでありまして、聞いていると普段の生活のアレやコレやで汚れてしまった心が濾過されて行くような気がして来ますね。う~む、めっさ美しい。世の中にはわっちの知らない所でまだまだステキな音楽があるモンですね~。

 それにしても、わっちはカンテレなんて楽器は初めて聞いたのでありますが、ハンマーダルシマーとかハープシコードみたいな音がするんですね。曲によってはギターっぽかったりズーンと響くベース音が印象的だったりと、なかなかに多彩な表情がある面白い楽器だと思います。まあ楽器自体が多彩な音を出しますから、他に余計な楽器を付け加える必要が無いんでしょうね。これまで全然知らなかった楽器ですが、今後はちょいと心に留めておく必要がありますね~。カンテレを使った音楽、要チェックってことで。

 まあカンテレの音楽を色々と聞く前に、まずはカルデミンミットのチェック可能な音源を全て聞いてみようかな~と思う今日この頃。今年のクリスマスの時期は、カルデミンミットがあれば楽しく過ごせそうな気が致します~♪

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2019’12.06・Fri

COCCO 「スターシャンク」


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 COCCOって引退したんじゃなかったでしたっけ?「クムイウタ」なんかは好きでしたけど、引退騒動があってそれ以降はこの人のことは全く追いかけていなかったんですよ。しかし今年新作が発売されたということで、聞いてみた次第であります。どうやら引退騒動の後も作品は色々とリリースしていたようなんですが、興味も関心も無くなっていましたので情報が目に留まらなかったみたいです。

 で、久し振りに聞いたCOCCOでありますが、「クムイウタ」等の初期の作品にあった激しいパワーが戻ってきたような感触がありますね。重く暗く沈み込んで行くような暗黒パワーが炸裂していて、この人の音楽を聞いていると世界中で大ヒットしているビリー・アイリッシュなんぞは、単なる子供騙しだと思えて来ますね。既に結構いい年齢になっているはずですが、未だに負のパワーが全く衰えていないのは凄いです。ルックスからして狂人にしか見えない人ですけど、年齢を重ねても昔と何も変わらず狂人のままなんでしょうかね~。

 まあ本来であれば、わっちはこの手の暗黒音楽は好きではないんですよ。しかしですね、COCCOの場合は暗黒なだけではないんですよね~。音楽としての美しさとか、時に見せる優しい表情が実に魅力的ですので、「こんな重苦しくて暗い音楽なんぞ聞いてられるか!」とはならないのであります。聞いていると心がどんより曇って来るのは確かですけど、自分が持っているモヤモヤした負の感情に寄り添ってくれるようにも感じられますし、ついつい聞いてしまうのであります。恐らく心が清らかな人にはこんな音楽は全く必要無いんでしょうけど、煩悩の塊みたいなわっちのような人間には、そう簡単に卒業出来る音楽ではないですね。

 とりあえずは、日本人であれば、ビリー・アイリッシュなんかを聞くぐらいだったらCOCCOを聞きましょう!とだけは言っておきますね!

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