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2017’12.19・Tue

HI-FI THAI COUNTRY

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 というワケで(?)、棚から引っ張り出してきましたよ「HI-FI THAI COUNTRY」を。BAICHASONGレーベルの作品の中では最も評判になった盤でありますが、同レーベルのウップイップ盤があまりイイ感じに聞こえませんでしたので、数年前にゲットしていたのに殆ど聞かないままになっていたこの盤を、棚から引っ張り出して来たのであります。確かウップイップ盤と同じような音楽性だったよな~とか思いながら。一番評判になった盤が耳に響かないようであれば、このレーベルとわっちの相性が悪いんだろうということで、諦めも付きますし(何の諦めじゃ?)。

 などと考えながら聞いてみたこの盤、めっさ良いではないですか!曲によって男が歌ったり女が歌ったりするんですけど、それが作品全体に勢いを与えていると言いますか、目先が次々に変わってバラエティ豊かに感じられるのがよろしいかと思います。まあ言って見ればコンピレ盤みたいな感覚でして、わっちは基本的に色々な歌手の寄せ集めのコンピレ盤って好きではないんですけど、この盤は統一された音楽性でビシッとした筋が通っているのが良いかと思います。その音楽性というのが、BAICHASONGの専売特許(かどうかは知りませんけど)であります、ちょいとジャジーな感覚のある懐古調のノスタルジックな歌謡であります。

 しかしその音楽性はウップイップ盤と同じでありまして、それなら何故ウップイップ盤がイマイチで、この盤がめっさ良いかってことになりますけど、それは一言で言うなら「タイらしいクセ」ということになりましょう。ウップイップ盤は極力タイらしいクセが抑えられていましたけど、今回の盤に収録されている曲はルークトゥンとかモーラムなんかの要素もたっぷりと入っていまして、実にタイらしいクセが満載なのであります。しかも歌手達の歌い口はコブシを回しまくっていますしね~。言ってみれば、めっさイイ音で演奏しているジャジーなノスタルジック・ルークトゥンって感じでありまして、そりゃあ面白くて当然でしょうよ!という音楽なワケでございます。ウップイップは元々ロックバンド出身ですからルークトゥンみたいな歌は歌えないですし、だからこそ良いって場合もあると思いますけど、今のわっちにはパクチーとかナンプラーとかのクセがシッカリとあるタイ料理の方がイイって感じなんですよ。

 なるほどね~、ちゃんと聞いてみると、この盤は評判になって当たり前という仕上がりですね。ターイ・オラタイとかタカテーンなんかには見向きもしなかった人の耳を惹き付けただけのことはあります。最近のルークトゥンがお好きな人よりも、メーマイプレンタイ・シリーズなんかの方がお好きな人向けの音楽ですが、タイ音楽に興味がある人になら誰にでもオススメ出来る、めっさクオリティの高い盤だと思いますね~・・・なんて、既にご存知の方からすれば「今更何を当たり前のこと言っとんねん」って感じでしょうけど、わっちにとっては今更ながらの発見盤。ウップイップのお陰で棚から引っ張り出して来たワケですから、ウップイップに感謝しなければなりませんね!
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2017’12.18・Mon

OOPIIBS 「LOVE AGAIN」

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 先日のバンコク旅行にて、インドラ・スクエアのミュージックランド2002でゲットして来ました、ウップイップの2012年のアルバムであります。CDとDVDのセットになった、3000組限定盤なんですが、こんなブツが3000枚も売れるのか?という疑問はありつつも、ゲット出来て嬉しいです。ちなみにわっちの盤は3000組の内の1834番。定価は650バーツだと思いますが、490バーツで買うことが出来ました。タイのブツとしては高い方だと思いますが、DVDとセットですしね~・・・って、多分DVDなんて見ないんですけど。

 ところでこの盤は好き者の間では有名なBAICHASONGというレーベルからリリースされていまして、他ではあまり聞くことが出来ない懐古調のノスタルジック歌謡を中心に制作を続けている、地味~に人気があるレーベルであります。懐古調のノスタルジック歌謡と言えばルーククルンがありますけど、それとは違ってもっと若くてイマドキの新鮮な感覚がありますので、懐かしさと新しさが相俟って注目を集めているようです。ウップイップの前作もこのレーベルから出て結構評判になりましたけど、最も有名になったのは「HI-FI THAI COUNTRY」でありましょう。わっちもそのブツは持っていますけど、実は殆ど聞いていなくて、このボログでも取り上げておりません。何故殆ど聞いていないかと言いますと、他に聞くモノが沢山あって棚に埋もれてしまっていたという・・・。今度ちゃんと聞いて取り上げます。

 というワケでとりあえずはウップイップ盤でありますが、実際に聞いてみますと、ジャジーな感覚があるゆったりとした懐古調の歌謡をしっとりと歌うという、「なるほど、やっぱりな」という感じの音楽ですね。コレはコレで実に魅力的な音楽だと思いますし、ドップリと浸る人が続出するのもよくわかります。しかし、今のわっちの耳にはあまり響いて来ないんですよ。基本的にわっちの好きな要素ばっかりの音楽のはずなんですが、この音楽を素直に楽しめる心の余裕が無いのでありましょう、どうせ聞くならゴリゴリの(?)ルーククルンの方がイイって気がしてしまうんですよね~。と言いますのも、何だか頭の良い人が戦略的に「狙って作り上げた」音楽のように聞こえてしまうからであります。「ほら、こんなに魅力的な音楽だから聞きたまえ」みたいな。

 まあコレはわっちの感性に問題があるのであって、音を素直に聞ける人であればこの音楽を存分に楽しめると思います。歌も演奏も音もめっさ良いですし、現在のタイの音楽でコレ程のクオリティを持っているモノは他に無いという気が致します。ウップイップの歌も実に冴えていて、可愛らしさとほんのりした色香を持ち合わせた歌声にハマる人も多いんじゃないかと思います。全体的にタイらしいクセは極力抑えられていて、実に聞き易くなっていますし・・・と思ってふと気が付きました。そうか、タイらしいクセが少な過ぎるから物足りないとか?う~ん、何だかよくわかりませんので、もっと何度も聞いてみる必要がありますね。

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2017’12.01・Fri

PAOWALEE PORNPIMON MAE KAR NAH COMP」

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 ルークトゥン歌手パオワリーの、今年発売のアルバムであります。先日のバンコク旅行でゲットしたブツでございます。パオちゃんのデビュー盤はこのボログでも取り上げましたが、なかなかのステキ盤でありまして、梅宮アンナ似のルックス以外は素晴らしかったと記憶しております。その後順調に活動を続けて、今や人気・実力ともに若手ルークトゥン歌手NO.1の座に着いているパオちゃんでありますが、個人的にタイ音楽にはスッカリと興味を失っておりましたので、パオちゃんのブツはデビュー盤以来のゲットとなります。相変わらず梅宮アンナ似のルックスには萎えてしまうものの、美人さんなのは間違いないと思います。

 ところでわっちが見たバンコクのブツ屋はどこでもそうだったんですけど、ルークトゥンの新譜はターイ・オラタイ、タカテーン、パオちゃんの3種類ぐらいしか置いてないんですよ。今時はこの3人のブツしか売れないのかもしれませんけど、ターイとタカテーンの2大巨頭と同じようにブツをリリース出来るというのは、パオちゃんの人気と実力を証明していると言えるでしょうね。歌の実力だけならラチャノック・シーローパンの方が遥かに上ですし、ルックスならカーオティップ・ティダーディンとかクラテーちゃんだって負けていません。でもパオちゃんの人気が抜群なのは、それ以外の理由があるということなのでありましょう。それが何なのかはよくわかりませんけど。

 ところで今回の盤の仕上がりでありますが、コレは実に素晴らしいモノになっていると思います。肉食系の顔に似合わないアイドルっぽさのあるカワイイ歌声による、柔らかい歌い口と細やかな節回しはなかなかに見事ですし、安定感もシッカリとあります。そしてパオちゃんの魅力は、何と言っても美人なのにお高くとまってない親しみ易さですよ。定食屋の看板娘の如き明るさと優しさと快活さを備えていると言いますか、こんなステキ娘を見掛けたら、誰でも好きにならずにはいられないって感じなんですよ。でも、親しみ易さだけではなくてスターとしての華もありますし、実に魅力的な歌手だと思いますね~。もしかしたら、この華のある親しみ易さが地元でウケている理由なのかもしれませんね。

 というワケで今回のパオちゃんの盤でありますが、めっさ素晴らしいと思います。ターイ・オラタイの盤と同様に、久~し振りにルークトゥンの新譜に浸っている次第でございます。それにしても、パオちゃんって本当にイイ歌手になりましたね~。こんなことなら、デビュー以来シッカリと追っ掛けておけば良かったな~などと、既に手遅れなことを考えてしまったりもする今日この頃。現在ブツが入手出来るイマドキのルークトゥン歌手の中で、一番勢いがあって魅力的なのはパオちゃんであると断言致します!・・・って、ブツが入手出来るイマドキの歌手って、ターイとタカテーンとパオちゃんしかいないんですけど。

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2017’11.19・Sun

TAI ORRATHAI 「FARK PROONG NEE WAI KUB AI」

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 今回のバンコクの旅にてゲットして来ましたルークトゥン歌手ターイ・オラタイの、今年発売のアルバムであります。マトモにCDが発売されなくなったタイ音楽業界で、前回取り上げましたタカテーン同様に安定したアルバムリリースを続けているのは、やはり今も昔もルークトゥンの女王様であり続けているからでありましょう。よく見たらちょいと歳は食ってますけど、女王様だけに相変わらずお美しい人だと思います。ところでターイと並ぶルークトゥンのトップ歌手でありますタカテーンのアルバムに関して、わっちはクソミソにコキおろしました。だって本当にダメなんだもん、あんな盤。タカテーンがあんな盤を出すぐらいですから、ターイも女王の座に胡座をかいてテキトーな盤を出してんじゃね?なんて疑いつつ、コチラの盤を再生してみたワケでございますよ。期待もな~んもせずに。

 などと失礼なことを言いまして、大変に申し訳ございませんターイ様、貴女はやっぱり女王様でした。ルークトゥン歌手群雄割拠の時代はタカテーンだのイン・ティティカーンだのメンポー・チョンティチャーだのラチャノック・シーローパンだの、下からの突き上げが凄まじくてケツに火が点いたような状態になっていましたから、流石の女王様にもかなりの焦りの色が見えていましたが、マトモにCDリリースされなくなってライバル達の消息が不明になってしまった現在、その状況がターイ様にはプラスに働いたようでありますね。この盤を聞いていますと、ライバル達がCDをリリース出来なくなったことで却って落ち着きを取り戻して、伸び伸びと女王様らしさを発揮していると感じられるのであります。そりゃあ誰でもケツに点いた火が消えたら、落ち着きを取り戻しますわな。

 そうなって来ますと元々実力は天下一品の歌手ですから、とてもステキな歌を聞かせてくれるワケでございますよ。歌い口がやや硬いのはデビュー当時からですけど、細やかな心遣いが見えて来る節回しは実に美しいですし、ちょいハスキーな歌声が気品のある色香を漂わせていて、思わず聞き惚れてしまうんですよね~。以前からわっちはこの人のことを全てにおいて優等生と言いますか、まるで学級委員のような歌手と評して来ましたけど、ココで聞けるターイ様は学級委員を卒業して、本当の女王様になったかな~って気がしますね。まあ「この状況の元で」ってことですから、イイんだか悪いんだかよくわかりませんけど、ターイ様にとっては追い風の状況になったのは間違いありませんね。

 全11曲入りの今回のアルバム、曲も粒揃いでありますが、特にわっちが好きなのは2曲ヤッテいるモーラムですね~。ターイ様は前にモーラム・アルバムを出したことで日本でも一気に名が知れるようになった感がありますが、あの頃から比べたらず~っと自信を持って余裕の節回しを聞かせてくれますし、こんな歌唱を聞かせてくれるならまたモーラム・アルバムを出して欲しいという気がしますね。ルークトゥンばっかりだったら、マンネリ感も否めなくなって来るでしょうし。何にしても流石に女王様、感服致しました!

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2017’11.18・Sat

TUKTAN CHOLLADA 「KONG KWAN RU KONG LUER」

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 今回のバンコクの旅でゲットして来ましたルークトゥン歌手タカテーンの、昨年発売のアルバムであります。これで9枚目ですね。タイではマトモにCDが発売されなくなって久しいですが、こうやって単独アルバムを順調にリリースし続けているのは、安定した人気があってある程度の売上が見込まれるからでありましょう。また、ルークトゥン界ではターイ・オラタイと並ぶトップ歌手ですから、リリースしないと暴動が起きる・・・なんてことは無いと思いますが、どこかから圧力があったりするのかもしれませんね。

 ところでコレが9枚目と書きましたけど、わっちはタカテーンのアルバムは全部持っていると思っていたのですが、調べてみたら8枚目が抜けていました。だからって今更ゲットすることなんて不可能なんですけど(中古で見つかれば別ですが)、8枚目が無くても別に構わないかな~なんて思ってしまうぐらいに、タイの音楽に対して思い入れが無くなってしまっているんですよね~。このブツも最初は買うつもりは無くて、折角バンコクに行ったからってことで、惰性で買ったようなモンなのであります。ですので、仕上がりには何の期待もしていなかったんですよね~。

 で、帰国してとりあえずDVDプレーヤーに放り込んで再生してみますと、わっちはちょいと耳を疑ってしまったのであります。「コレって本当にタカテーンの歌か?」と。タカテーンってこんなにガサツな歌い口でしたっけ?声変わりしたか?まあ5枚目辺りから歌い方をちょいと変えて来て、7枚目辺りでは「はっちゃけーのぶっちゃけー」な歌い口になりつつありましたが、品のある美しさはキープしていたはずなんですよね~。しかしココで聞ける歌は、随分品の無いガサツなオバハンみたいな感じになっているんですよ。もちろん歌は上手いんですけど、わっちが思うところのタカテーンらしさというモノが全然感じられないのであります。このレベルの歌なら、他に歌える歌手はたくさんいるんじゃね?って気がします。

 う~む、コレは一体どうしたことなんでしょうか?個人的に思うには、ブツがリリースされなくなった弊害が出てるんじゃないかという気が致します。ブツのリリースが盛んだったルークトゥン歌手群雄割拠の頃はこんなレベルの作品なんて普通にありましたから、タカテーンの作品としてこの程度の盤をリリースすることなんて恥ずかしくて出来なかったと思うんですよ。でも現在はライバル達がブツを出せないから、この程度の盤でも大丈夫って感じで。何だかテキトーにヤッテんじゃね?って気がします。それか、タカテーンが歳を取って声がガサツに変化しただけのことなのかもしれませんけど。何にしても、わっちはこんなタカテーンなんか聞きたくなかったな~なんて思う、今日この頃なのでやんす。

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