2016’07.22・Fri

KALAMAE

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 タイのモーラム・デュオ、ガラメーの2005年の唯一のアルバムです。ガラメーはSUREレーベルの主要歌手でありますブンター・ムアンマイとアム・ナンティヤーが組んだデュオでありまして、極一部の好き者の間でちょっとだけ評判になりましたね~。ユニークなちょんまげヘアがカワイイ連中であります。当時ブンターさんは既にソロ・デビューしていましたけど、アムちゃんはおそらくコレが初お目見えでありまして、「この若くてカワイイ娘は一体誰だ?」な~んて心躍らせた方もいらっしゃったのではないかと思われます。わっちはアムちゃんがガラメーなんてデュオを組んでいたなんて後追いで知ったのですが、ソロ・デビューの前に顔見せ的なブツをリリースするとは、レーベル側もなかなか慎重に事を運んでいたようで。

 当時は出てきたばかりの新人だったアムちゃんですが、このブツを聞いてみますと意外なことに、まるでベテラン歌手の如く堂々とした貫禄のある声で歌うんですよね~。ぶっちゃけ、声があまり若々しい感じがしないと言いますか、どっちかと言えばブンターさんの方が若くてカワイイ声ですが、最初聞いた時はどっちがどっちの声なのかよくわかりませんでしたね~。まあそれだけアムちゃんの歌がしっかりしていたということではあるのですが、ジックリと聞けばやっぱりブンターさんの方が上手いんですけどね。

 音楽的にはオーソドックスな歌謡モーラムでありますが、同じメロディを延々と繰り返す超重量級の昔のモーラムみたいなことはなく、(モーラムにしては)変化に富んでいますし、かなりスッキリしていて聞きやすいかと思います。もちろんタイの田舎の音楽らしいクセはシッカリと残っているんですけど、拒否反応が出るような強烈なタイ臭があるワケではありませんので、初心者でも安心してお楽しみいただけるのではないかと推測致します。今時入手不可なブツですけど、もし見かけるようなことがあれば、ゲットしておいて損は無いと思いますよ!
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2016’07.21・Thu

POO CHURIPORN

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 タイのルークトゥン歌手プー・チュリポーンの2005年のアルバムです。プー・チュリポーンなんてご存知の方は殆どいらっしゃらないかと思いますが、2004年に大阪のタイ・フェスでジアップ・ベンジャポーンと一緒に来日してステージを披露している人であります・・・な~んて、ちょい昔のタイ音楽については異常にマニアックな話題がスラスラと出て来てしまう自分がイヤだわ。怖いわね~。

「怖いわね~。」byななみー
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 このプー・チュリポーンという歌手について以前のわっちは、「ルックスだけ良くて歌はボロボロの、聞く価値の無い歌手」なんて評価をしていたんですけど、現在の耳で改めて聞いてみますと、そんなに悪くは無い歌手だと思います。勿論超一流どころに比べれば大したことないとは思いますが、中堅どころには中堅どころなりの良さがあるって感じでしょうか?歌唱力ではなくて愛嬌で勝負するとでも言いますか、それはそれでOKだと思いますし、そういう歌手が多々いるからこそ超一流どころも輝くってモンでありましょう、多分。

 以前はマジで聞く価値無しと思っていた歌手ですけど、本当にそれなりの良さを持っている歌手ですので、意外なほど楽しむ事が出来ました。イヤイヤ、なかなかステキな中堅どころの歌手ですよ、プー・チュリポーンさんって。現在は一体何をしているのか知りませんけど、元気に活動してるんですかね~。

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2016’07.20・Wed

CHOR MALEE 4 BAI TAO 「SAO 4」

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 タイのルークトゥン界におけるスーパー・グループ、などとは誰も思っていませんが、女子4人からなるチョー・マリー・4・バイ・タオの、2006年のアルバムです。メンバーはジャケ向かって左からリサ・プライピット、ジンリートカーオ、ドゥアンター・コントーン、リン・パッチャピチャーであります。ジンリートカーオとドゥアンターはソロでもブツを出していますが、他の2人はどうなのかは知りません。レーベルはU2で、ルークトゥン・ファンの間ではちょいケバめ女子のノリノリ・ダンス・ルークトゥンを中心に出すレーベルとして人気を博しておりましたが、現在は潰れてしまったんじゃないかと思います。歌唱力よりもノリの良さを重視するレーベルって印象がありまして、わっちは結構好きだったんですけどね。

 別にどうでもいい話ですが、わっちは過去に「デイリールークトゥン」なるマニアックなブログでライターをしていたことがありまして、実はそこでこのブツを取り上げた事があります。その時はあまり好意的なことは書かなかった記憶がありますが、しかし現在の耳で聞いてみますと、コレがなかなか面白いんですよね~。徹頭徹尾ケーハクなダンス・チューンになっているのがとても潔いですし、4人娘(誰とは言いませんが、1人オバハンがいますが)の歌もイイんですよ。以前このブツのネタを書いた時はリサとリンの歌は酷くて聞く価値無しなんて書いたかと思いますが、確かにこの2人は歌唱力は劣るものの、この勢い任せのヘッポコ感が実にステキだと思います。愛嬌があってカワイイ歌ですし。2人とも歌唱力をルックスで補う美人さんですしね~♪「ルックスから入る」わっちみたいなケーハクな者には、まさにピッタリの歌手であります!

 それに対してルックス的にはイマイチなドゥアンターとジンリートカーオでありますが、まずはドゥアンターなんですけど、声は可愛らしくて歌唱力もシッカリしていますので、バランスの取れた歌手かと思います。ぶっちゃけ、ドゥアンターがリードを取って他がコーラスを入れる形であれば、音楽的には一番よろしいのではないかと思われます。ジンリートカーオはベテランさんですので歌には年季が入っていますけど、その割には「勢いだけやん!」みたいなところもあって、熟女好きじゃないと萌えられないんじゃないですかね~。あ、ドゥアンターとジンリートカーオについてはソロのブツを持っていますので、いつか取り上げてみたいと・・・取り上げるかな?

 今回のブツですが、12曲中全員で歌うのが2曲あって、他はそれぞれがソロで歌うという、グループを作った意味があまり無い作りになっていますけど、まあ東南アジアのブツってそんな感じのが多いですから仕方ないですね。グループと言いつつ実はコンピレ盤って感じなんですけど、それぞれの歌手の特徴がよくわかる仕上がりですので、まあよろしいのではないかと思います。特にリサとかリンなんて滅多にお目に掛かれない歌手ですから、その点でも貴重な盤かと思います。今は入手不可のブツではありますが、万一見かけるようなことがあれば、是非ゲットされることをお薦め致します。

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2016’07.08・Fri

DOK-OR TOONGTON 「OAK HUK WAN HAE TIEN」

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 タイのモーラム歌手ドークオー・トゥントーンの2003年アルバムです。多分コレがデビュー盤なのではないかと思います。ドークオーのブツはこれまで何枚か取り上げた事がありますが、ドークオーの名を日本の好きモノの間に一躍広めたのは、妹のガントーンと組んだアルバムでありましょう。美人姉妹のモーラムということで、タイ人のみならず日本人も狂喜乱舞したのは記憶に新しいところでございます(?)。そんなドークオーのデビュー盤がコレになるワケですが、なかなかイケてますよ~。

 ドークオーは最大手のグラミーからデビューしておりまして、それだけでも実力の程はわかるかと思いますが、実際にマジ上手い歌手ですよね~。モーラム3人衆(他はエーンナ・アリサーとブンター・ムアンマイ)中ではアリサーほどモーラムの教科書の如く地味なワケでもなく、ブンターほど色香が漂うワケでもなく、60年代とか70年代の重量級の猛者達の面影をシッカリと残している歌手だと言えるでしょうね~。もちろんドークオーの歌い口もバックの音も現代的にスッキリと洗練されておりますので、昔のモーラムみたいにヘヴィな感覚はありませんけど、発声や歌い方がバーンイェン・シーウォンサーとかクワンジット・シープラジャンなんかに通じる所があるように感じられるのであります。

 最初にこの人の歌を聞いた時は、えらく冷徹で淡々としているな~と思ったものでしたが、こうやって現在の耳で聞いてみますと、キレイな顔立ちに似合わないベチャっと潰したような歌声が意外なほど昔のモーラム歌謡っぽくて、めっさイイんですよね~。アリサーやブンターはもっとスッキリした軽めの歌い口ですから、モーラム3人衆の中ではドークオーが一番昔のモーラムの流れを受け継いでいる歌手だと言えるでしょうね。

 ドークオーはこの後2枚目のアルバムを出してから暫く消息不明になるのですが、妹のガントーンとのデュオ・アルバムで復活して一躍脚光を浴びたのは周知の事実であります。もしかしたら妹が成長するまでブツを出すのを待っていたのかもしれませんね~。何にしても今後は妹と一緒にモーラム界を盛り上げて行って欲しいな~なんて思っていたのですが、現在のタイ音楽業界がこの惨状ですから、モーラムもルークトゥンも何がどうなっているのかな~んもわからない状態ですわ。お手上げ~♪

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2016’07.07・Thu

BOONTA MUANGMAI 「JUM WAI NAH」

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 タイのモーラム歌手ブンター・ムアンマイの2004年のアルバムです。多分コレがデビュー盤なのではないかと思います。レーベルはSUREですが、ココには絶倫姫フォン・タナスントーンや萌え女子アム・ナンティヤーが所属していましたね。ブンターさんはアムちゃんとは姉妹みたいな関係(だとわっちは勝手に思っています)で、2人でガラメーなんてグループを結成してブツをリリースしたり、結構面白い活動をしていましたね~。今のところフォン姫はレーベルを移籍してまだ生き残っているみたいなんですけど、アムちゃんとブンターさんは一体どこへ?

 まあ現状の事は考えたってわからないので置いといて、モーラム3人衆の1人であるブンターさんですが(他はエーンナ・アリサーとドークオーですね)、この人がまたイイ歌手なんですよ。見事に華が無くて淡々としたエーンナ・アリサーと比べたら、ブンターさんは色香漂う肉感的な歌がイイんですよね~。基本的には折り目正しい清楚な歌い方なんですけど、歌声に艶があるんですよ。レーベル・メイトの絶倫フォン姫やキューティーアムちゃんに比べたら地味で目立たない存在でしたけど、歌そのものはピカイチでしたし、こうやってエーンナ・アリサーと比べながら聞いてみると、何とも華やかで色っぽいんですよね~。なかなかの艶歌歌手ぶりを聞かせてくれますよ!まあこのブツではまだちょいと節回しが不安定な部分があったりしますけど、ステキ歌手ということに間違いはありません。

 しかもジャケを見ての通りなかなかの美人さんでありまして、実はジャケが良いのでゲットしたブツなんですけど、聞いてみたら中身も親しみ易くてイイ感じってことで、「大当たり~♪」なんて気分になったことをよく覚えております。このブンターさん、このブツの後SUREから2枚、レーベル移籍してもう1枚のブツを残していますが、そのどれもが実に安定したステキ盤に仕上がっておりまして、リリースされる度に「あ~、ブンターさんってやっぱりエエな~」としみじみ思ったものでありました。

 その後はパッタリと消息が途絶えてしまったブンターさんですが、一体何処で何をやっているのか知りませんけど、惜しい人をなくした・・・って、まだ生きてますよね?レーベル・メイトのアムちゃんも消息不明ですし、マジでタイの音楽業界は一体何をヤッテおるんじゃ?などと歯痒く思う今日この頃なのでやんす。

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