『GER 「ON MY OWN」』
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 プランテーション店長さんお薦めのシンガポールの中華系女流シンガーソングライター、ガー(って読むのかな?)の03年のアルバムです。店長さんお薦めのブツは結構私好みである場合が多いのですが(と言うか私の好みのブツをお薦め下さるのですが)、この作品も良いですね〜。店長さんお薦めでハズレだったのは、後にも先にもインドネシアのダンドゥット歌手、カメ○アの05年のアルバムだけであります(店長さん、すいません!)。


 シンガポールの歌手とは言っても公用語は英語ですし、このアルバムも全曲英語で歌われていますので、聞き流していると英米の女性歌手の作品かと勘違いしてしまいます。と言うか、じっくり耳を傾けていても、英米の歌手にしか聞こえません。それだけに音的には「フツーに良い」ロック〜ポップスと言えるのですが、ここまで屈託の無い素直なポップスであれば、シンガポールだろうとアメリカだろうとどこの国の作品だろうと、そんなことはどうでも良くなってきます。良いモノは良い、そういうアルバムですね。


 ちょっとメリケンのカントリー・ポップみたいな雰囲気を持った楽曲群も粒揃いですし、ちょっとハスキーな歌声も爽快でカッコいいです。歌の実力もなかなかのものですね。何だかベス・ニールセン・チャップマンの1枚目みたいな雰囲気のブツです。メリケンで発売しても十分に売れるんじゃないでしょうか。


 え、何?メリケン風ポップスだったら本場のメリケン・ポップスを聞けばいいじゃないかって?いやいや、それは違いますよ。同じようなメリケン風ポップスであれば、どうせ聞くならメリケンの歌手ではなくてアジアの歌手の方を聞きたくなるし応援もしたくなる、それがアジア音楽好きの心意気ってもんでしょう。ワタクシは根っからのアジア体質ですからね〜、まずはアジアですよ、ア・ジ・ア!


 本作はインディーズからの作品なのですが音のクオリティは非常に高くて、メジャーの作品と比べても全く引けを取ることはありません。入手はちょっと難しいかもしれませんが、英米のロックやポップスの愛好家にも自信を持って紹介することができるアルバムですし、ポップス系のアジア音楽好きにも十分アピールできる作品なのではないかと思います。普通に良いポップスである為にインパクトには欠けるかもしれませんが、じっくり聞けばジワジワと沁みてくる良盤であります。
【2007/11/28 21:10】 シンガポール | トラックバック(0) | コメント(2) |
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