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2019’07.11・Thu

MAUDY AYUNDA 「OXYGEN」

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 インドネシアの女優兼シンガーソングライター、マウディ・アユンダの昨年発売の3枚目のアルバムです。ゴールデン・ウィークにプランテーションでゲットした盤であります。プランテーションの店長さんのお話では、マウディさんはインドネシアでは歌手としても女優としても現在一番人気らしく、このアルバムは以前の作品と比べても段違いに内容が良くなったんだそうです。女優さんだけあってルックスも非常に良くて、わっちなんかはジャケだけでもOKなんですが、お店で試聴させていただいたら内容も実に素晴らしかった為、即座にゲットすることを決めた1枚であります。

 コチラのアルバム、インドネシアで一番人気の人の盤だけあって作りが非常にシッカリしていて、良いモノを作ろうとしているのがよくわかります。まあ言ってみれば普通のポップ・インドネシアではあるのですが、曲の良さといいサウンド・プロダクションの良さといい、本当に充実していると思います。音楽産業が低迷しているとは言え、ヤル気さえあればコレだけ魅力的なモノを作ることが出来てしまうのが、インドネシアが音楽大国たる所以でありましょう。やはりインドネシアって侮れないですね~。

 曲調はポップス、フォーク、R&B等々バラエティに富んでいますが、どの曲も非常にポップで耳馴染みが良く、インドネシアの音楽だの何だの意識することなく普通に心地好いステキなポップスとして聞けるのが、逆にとてもインドネシア的だな~という気がしますね。普遍的なポップスのスタイルから零れ落ちて来る味わいが、何故だか凄くインドネシア的なんですよ。こんなステキなポップスの大半をマウディさん自身が書いているのですから、その才能といいルックスといい実に恵まれた人だな~と思いますね。

 しかもマウディさんの歌が、これまたイイんですよ。声にはポップな楽曲に合った軽やかさがあって、特別に上手いというワケではないものの、とても爽やかで耳に優しい響きがあります。そして内に秘めた情熱みたいなモノも感じられますし、この歌声のお陰で、バラティに富んだ楽曲群がとっ散らからずに統一感を保っているのだと思います。決して女優さんが片手間でヤッテいるようなモノではなくて、現在のインドネシアを代表する歌手の逸品だと言っても良いレベルだと思いますよ!わっちは大好きですね~♪
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2019’06.08・Sat

AYU TING TING 「KAMU KAMU KAMU」

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 インドネシアのダンドゥット歌手アユ・ティンティンの、2017年のアルバムであります。インドネシアではスキャンダラスなお騒がせ歌手として広く知られているようですが、日本での知名度は無いに等しいですね。しかしそんなことよりも、「ルックスから入る」わっちとしましては、これだけの美人さんを放っておくワケには行きません。とにかく見て下さいよこのジャケを!美しいじゃあ~りませんか。まるで私老化防ぎ隊の翼みたいなルックスで、もうそれだけで百点満点のアルバムであります。

「似てますか?」by翼
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 まあこういうアルバムは現物のCDで持っておきたいんですが、こんなモン手に入るはずがありませんので、SOTIFYで我慢するしかありません。と言うか、SPOTIFYで聞けるだけ有り難いことであります。とりあえずはワクワクで聞かせていただきましたアユちゃんのこのアルバム、実に良いではないですか!打ち込みもドラムもシンセも使いまくったゴッチャゴチャな音作りは、「80年代のエルフィ・スカエシのダンドゥットこそ最高!」なんて思っておられる方々の反発を大いに喰らうんでしょうけど、ダンドゥットって元々雑多な要素のゴチャマゼ音楽ですから、コレだって立派な「正統派」ダンドゥットなんですよ、多分。と言うか、ゴチャマゼ音楽に「正統派」もクソも無いんだと思いますけど。

 で、アユちゃんのダンドゥットなんですが、まずは闇雲な勢いに溢れているのがイイですね。とにかく聞く者に有無を言わせないパワーで強引にねじ伏せるという力技が、実に楽しいです。皆さんも想像してみて下さいよ、これだけの美人さんに言い寄られて強引に押し倒される自分の姿を。ほ~ら、それだけでもうアナタはアユちゃんの虜~♪まあそんなことを妄想しなくても、インドネシア的なメロディラインで、熱気と湿度といかがわしい妖しさを撒き散らすこの音楽は、正しく大衆音楽の真実を物語っていると思いますし、普通に聞いても十分に楽しめるのではないかと存じます。

 アユちゃんの歌に関しては、本格派のダンドゥット・ファンは下手だの鼻毛だのと言うかもしれませんが、そんなことは無いです。それ程上手いというワケではないにしても、このルックスに合った妖艶な歌い口で、「らしい雰囲気」を作り上げていると思います。そして多分ですけど、本人はそれを意識して作り上げているのではなくて、天然の水商売的な体質だから自然にそんな雰囲気になってしまうのでありましょう。だから無理して演じているとか、狙って作っているとかいうわざとらしさが感じられないんですよ。そんなアユちゃんに、いかがわしさを撒き散らす妖しいダンドゥットの組み合わせは、まさに最高の相性と言っても良いかと思います。何だか久し振りにめっさステキなダンドゥットを聞いたという気が致します・・・って、つい先日イチェのダンドゥットを聞いたばかりでしたっけ。

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2019’05.29・Wed

イチェ物語(伊勢物語じゃないよ)後編

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 SPOTIFYではイチェの音源は色々と聞けますので非常にありがたいのですが、とりあえず最初に聞いてみたのが「BADAI BIRU」と題されたアルバムであります。このアルバムを選んだ理由は特に無いのですが、強いて言えば曲数が少ないから。ベスト盤で沢山聞くのもイイんですけど、まずは少ない曲をジックリ聞きたいと思いましたので。まあそんなワケで聞いてみました念願のイチェのアルバムでありますが、打ち込みではないグンダン、ベース、ギター、スリンの音が実にあの頃らしくてイイ感じ。エルフィ・スカエシが全盛だった頃のダンドゥットを思い出すな~。

 そしてイチェの歌なんですが、歌が下手だの鼻毛だの言われていましたけれども、こうやって聞いてみるとそこまで下手ではないと思います。そりゃあエルフィ・スカエシみたいなバケモノと比べたら下手ってことになるんでしょうけど、上手くはなくても意外に歌えていると思いますよ。ダンドゥットらしいマイナー調のジメッと湿った曲を、ちょいとあっさり目に歌うんですけど、それでもインドネシアらしい熱気とか湿度とかは十分感じられると思います。コレを下手だの鼻毛だのと言ってもらっちゃあ、「イチェ、困っちゃうナ~♪」なんてことになってしまいますよ(?)。

「困っちゃうナ~♪」
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 てなワケでダンドゥットらしさ満載のコチラのアルバムでありますが、マイナー調の似たような曲が続きますので、ぶっちゃけ言いますと途中で段々と飽きて来てしまうのでありました。しかも5~6分ぐらいの長めの曲が多いので、相乗効果でより飽きやすいかと。しかしマイナー調で長くて反復が多いというのはダンドゥットの極意でもありますので、わっち如きはまだまだダンドゥットの真髄には至っておらぬな~と反省する次第なのであります。イチェの音源でシッカリとその真髄に触れられるように、お勉強させていただきたいと思います。とは言えイチェの音源をちゃんと聞けたのは今回が初めてですので、やっぱり嬉しい~♪

 何にしてもこんな感じで聞くことが出来ましたイチェのダンドゥットは、わっちにとっては懐かしさと嬉しさ満載なワケでありますが、考えてみるにダンドゥットって高校生の頃から知っていますけど、意外にそれ程多くは聞いていないということに気が付きました。他の正常な方々に比べたらたくさん聞いているのは間違いないんですけど、これまでイチェ以外に聞いた歌手はエルフィ・スカエシ、イッケ・ヌルジャナー、イヌル・ダラティスタ、ロマ・イラマ、レイノルド&カメリア、ザレハ・ハミッド、シキン&アニ・マイユニ、アメリーナ、イイス・ダリア、デウィ・サフィーラ、ジュリア・ペレス、それからそれから・・・結構聞いとるな。まあ何にしても今も昔もダンドゥットってインドネシア音楽の本流ではありませんが、雑然とした熱気とパワーを持った音楽ではありますので、イチェの歌に触れたことをキッカケに、最近のダンドゥットも色々とチェックしてみようと思った、ある日の夜なのでありました。

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2019’05.28・Tue

イチェ物語(伊勢物語じゃないよ)前編

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 エルフィ・スカエシがまだバリバリに活動していた頃、日本でも一部の人の間でアイドル的な人気を誇っていたダンドゥット歌手がいました。それがイチェ・トリスナワティであります。抜群のルックスと甘えるような媚びた(?)歌声で男性諸氏の間では評判になっていたのですが、本格派のダンドゥット・ファンからは歌が下手だの鼻毛だのとバカにされたモノであります。「ルックスから入る」わっちとしましては、当然めっさ好きな歌手なんですが、イチェってとにかく音源が日本に入って来なかったんですよ。80年代から90年代に掛けてのお話であります。言ってみれば、イチェってわっちにとっては幻の美人歌手って状態でありました。

 当時は(現在も?)インドネシア音楽はカセットテープが主流で、大阪で扱っていた店は心斎橋のラングーンと芽瑠璃堂ぐらいしかなく、入荷量も少ないですから当然早い者勝ち。そんなモンそう簡単にわっちの手に入るはずがありません。しかも当時の(現在も?)カセットは粗悪品が多く、同じ曲が2回も入っていたりB面に何も音が入っていなかったりと、かなり酷いモノが結構あったんですよね~。ですので当時から、わっちはカセットを買う気はあまり無かったのであります。しかしダンドゥットがCDで発売されることはエルフィ・スカエシのブツを除いて極めて珍しいことであり、歌手としての評価は低かったイチェのCDが発売されるはずもありませんでした。

インドネシアのカセットには何度も泣かされたな~。
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 ただ、そんな時代にイチェのベスト盤CDを2回だけ見掛けたことがありました。1度目は福岡は天神の岩田屋地下にあったヴァージン・メガストアにて、2度目は大阪は梅田の阪神百貨店にあったBREEZEにて。しかし2回とも値段が2400円以上だったこともあり、買うのを躊躇している内に無くなってしまったのでありました。その後はイチェのベスト盤CDなんて1度として見たことがありません。あの時ゲットしておけば良かったと悔やみ、眠れぬ夜が続いたのは言うまでもありません。ちなみにプランテーションでもイチェのCDは見たことが無いですね。CDではなくてVCDはゲットしましたけど、オーディオでVCDなんて聞けませんし、喜び半分って感じでした。

 近年になってからはYOUTUBEなんかでイチェの歌は色々と聞くことが出来ますし、わっちの中でも幻の美人歌手という感じではなくなって来ていましたけど、やはりイチェの音源をアルバムとして聞いてみたいとは思い続けておりました。そして今年になってSPOTIFYを導入し、ついにイチェの音源をまとめて色々と聞くことが出来るようになったのであります!まあイチェも今年で56歳ですし、美人歌手というよりは既にババア歌手になっていることでしょうけど、わっちの中では今でも昔のままの美人アイドル歌手であり続けているのであります。ですのでイチェの音源を色々と聞くことが出来るというのは、わっちにとってこの上ない喜びなのであります。

さて、続きは次回でございます~♪

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2019’05.23・Thu

NONARIA

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 インドネシアの女性3人組グループ、ノナリアの2017年盤であります。結構評判になったアルバムですが、プランテーションにてようやくゲットであります。このブツですが、インドネシア音楽ファンよりも寧ろ欧米とかのポップス・ファンにウケが良かったようで、「へ~、インドネシアにこんなポップスがあるんだ~」って感じで、普通のポップス・ファンにかなり売れたそうです。確かにこのノスタルジックなオールディーズっぽい音楽性は、古き良きアメリカン・ポップスなんかがお好きな人にはたまらない魅力があるでしょうね。日本やタイ、欧米にはこの手の音楽をヤッテいる連中はいますけど、インドネシアからこんなグループが出て来るなんて誰も思っていなかった?

 まあ音楽的には上記で申し上げた通りのノスタルジック・ポップスでありまして、非常に心地好い響きとスウィング感があると思います。どうやってもハズレない音楽でありますが、今の時代だからこそ更に魅力的に輝いているんでしょうね~。最近良いポップスが無いんだよね~とお嘆きの貴兄に、真っ先にオススメ出来る作品に仕上がっておりますよ!ただ、わっちみたいなヘンなモノ好きには、あまりに良く出来過ぎていてそこが面白味に欠けるなんて感じられるのも事実でありまして、素直に音楽を聞くことが出来なくなっている自分の耳を反省したりするのでありました。

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