2016’08.29・Mon

酩酊音楽酒場~BURHAN OCAL & ISTANBUL ORIENTAL ENSEMBLE 「GRAND BAZAR」

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 みなさんお久し振り~の、ヒワイイ大使ななみーですよ~。本当に久~し振りの「酩酊音楽酒場」ですけど、今回取り上げるのはトルコのパーカッション奏者ブルハン・オチャルがリーダーの、イスタンブール・オリエンタル・アンサンブルの2006年盤ですよ~♪そう言えば、バカころんが大好きなスキャンダルが音楽フェスでトルコに行った時にオチャルさんを訪ねてたけど、もしかしてスキャンダル・ファンにはオチャルさんって既にお馴染みの人?・・・って、んなワケないか。トルコでのスキャンダルの知名度に比べたら、日本でのオチャルさんの知名度なんて悲しいほど低いだろうし、そもそもスキャンダルしか聞かないスキャンダル・ファンなんて山ほどいるだろうし。まあそれは別にどうでもいいんだけど、バカころんがブックオフの500円棚で見つけて来たこのブツ、なかなかイイ感じですわよ~♪

「スキャンダル・ファンの人もブルハン・オチャルさんを聞いてね!」byななみー
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 私はオチャルさんの音楽って初めてなんですけど、聞いてみると何だかとっても優雅でステキですよね~。オーケストラっぽい大き目の編成のバンドなんですけど、アラブ方面の楽器を色々と使っているのがイイですね!感覚的にはターラブなんかに通じるところがあるような気がしますけど、それって的ハズレかな?ターラブって複雑な文化の交差点みたいな感覚のある音楽だけど、このグループもトルコらしい文化の交差点的な感じがするのが、ターラブとの共通点だと思う、ななみーなのでやんす。

 まあターラブっぽいとは言っても、オチャルさんの音楽からはターラブみたいな海洋性は感じられないので、その辺は感覚的に大きく違うところかな?トルコも海はあるけど、どっちかと言えば陸路で結ばれた文化の交差点って感じだし、音楽的にもそんな感覚が出てるのかと思いますね。どっちにしても、文化の交差点の音楽ってやっぱり複雑で深い味わいがありますし、聞くほどに面白さがわかって来るような気がするのが魅力だと思います(気がするだけで、実際は何もわかってないんですけど)。ただ、歌が入っていないインスト音楽なので、もしかしたらイマイチ魅力が伝わりにくかったりするのかもしれないけど、ジックリと耳を傾けるのには歌が無い方がイメージが限定されないのでイイのかもしれないですね~。

 以上、複雑でステキな味わいがあるトルコ音楽を取り上げてみた、「酩酊音楽酒場」でした。DJはヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪
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2016’08.04・Thu

SEZEN AKSU 「SERCE」

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 とりあえずネットだけは繋がるようになりましたので、ボログの更新をしておこうと思います。今回のネタは、トルコ・ポップスの大物中の大物セゼン・アクスの、1978年発売の2枚目のアルバムであります。2枚組21曲入りという大作であります。まあ今でこそアクスはトルコ・ポップス界の超大物でありますが、このブツの頃はまだ人気に火が着き始めた時代でありますね。写真を見てもまだまだめっさ若いですが、妙にギラついた目付きが印象的であります。う~む、何だかちょっとコワイわね~。ちなみにこのブツ、ブックオフの280円棚で発見したのですが、アクスのこんな昔のブツがブックオフで手に入るなんて思ってもいませんでしたね~。ただ、安くゲット出来たのは嬉しいんですけど、ブツに値札を直で貼るのはやめてくれやブックオフ!

 わっちが始めてアクスのブツを聞いたのは学生の頃でしたが、実はその頃からアクスって苦手でありまして、その後何枚もブツをゲットしたもののどれも耳に馴染まず、ことごとく売り払ってしまったんですよね~。どれを聞いてもあまりに堂々と歌い上げる歌唱がイマイチ苦手と言いますか、この歌のせいで音楽を冷静に味わうことが出来ないと言いますか。多分10枚位は聞いたことがあるかと思いますけど、今は1枚しか残っておりません。で、この2枚組でありますが、多分苦手なんだろうな~と思いつつ再生してみると・・・意外なことに(?)コレはなかなかイイ感じではないですか!

 アクスの歌はこれまで持っていたイメージ程は歌い上げていない感じですし、スンナリと耳に入って来ます。そして何よりもイイのが、このメロディでございますよ。元々メロディ・メーカーとしての才能は非常に優れたモノを持っている人でありますが、このブツにはアジア歌謡好きの耳にフィットするメロディが満載なんですよね~。多分60年代とか70年代の日本の歌謡曲がお好きな方にも馴染める曲が、多々あるんじゃないかと思います。特に1枚目はそんなタイプの曲が揃っていまして、「なんだ、若い頃のアクスってめっさ素晴らしいじゃん!」なんて、素直に感じ取る事が出来ますよ!アクスが苦手な方にもお薦め出来るブツだと思いますね~。

 2枚目も基本的にはアジア歌謡的な曲が入っておりまして実にイイ感じなんですけど、突然6曲目に「ウードの即興曲」なんてのが入っていて古典音楽に切り替わりまして、7曲目以降は何故かサナートが並んでいます。この6曲目以降はLPで言えばB面に当たるんだと思いますけど、歌謡ポップスだけではない本格派の歌手としての実力を見せ付ける為に、意図的にこのような構成にしたんでしょうね~。う~む、流石にギラついた目付きをした野心家でありますな。コワイわね~。野心家の計算通り、その意図は聞き手に十分伝わると思います。だってわっちみたいなケーハクな者にさえも、アスクの実力の程はビシバシに伝わって来ますからね~。マジ凄いっすわ、セゼン・アクス。これまでアクスを好きになったことってありませんでしたけど、コレは素晴らしい傑作だと思います!

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2015’12.09・Wed

SERDAR ORTAC 「SAHIBININ SESI REMIX」

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 トルコの歌手セルダル・オルタチ(と読むんだと思います)のアルバムですが、発売年は表記が無いので不明です。名前は聞いたことがある人ですが、実際に歌を聞いたことは全くございません。このブツにはタイトルに「リミックス」の表記がありますから、元々のアルバムをリミックスした盤なのでしょう。リミックス盤が出るということは、それだけ人気がある歌手と言えるワケであります。ブックオフの280円棚で発見したブツですが、タルカン以外のトルコ・ポップスが出て来るのは珍しいので、個人的にはあまり興味の無い男の歌手ではありますけれども、試しにゲットしてしまいました。胸毛ボーボー腕毛ボーボーのジャケが何だかイヤなんですけどね~。

 実際に聞いてみますと、胸毛ボーボー腕毛ボーボーの割には(?)男だか女だかわからない高い声で歌う人でありまして、男らしいんだかそうじゃないんだかワケわからないんですけど、流石にトルコの歌手だけあって歌がめっさ上手いのには間違いありません。ネチっこい感じの細かいコブシ回しではありますが歯切れは良いですし、しっとり聞かせる曲もノリノリのダンス系もビシッと決まってるんですよね~。カマっぽい妙に優しい声で歌うんですけど、耳をコショコショとくすぐられているような感触の歌ですので、聞いていると何だか不思議な快感を覚えてしまう歌手でありますな。曲によっては女装時代のゼキ・ミュレンみたいな変態的アヘアヘハアハアな感覚も出て来るんですけど、節回しがミュレンほど重厚ではありませんから、サラっと聞けるのがよろしいかと。何にしても実力は相当なモンですね~。

 音楽的には所謂トルコ・ポップスの範疇に入るんですが、軽快なスピード感を持った曲が多いですから…って、リミックス盤ですからそういうリミックスをしているだけなのかもしれませんけど、ベタつくことも無ければ重くなることも無く、メロディも結構ポップですので、聞きやすいポップスに仕上がっているのではないかと思います。曲は全部自分で書いているようで、歌だけではなく曲作りの才能にもなかなか恵まれているみたいですね~。まあエレクトロビートがピコピコビービーなダンス仕様の音作りは、聞いていると段々疲れて来ますけど、その辺はリミックス盤だから仕方ないですね。出来れば次はエレクトロ音控え目の、もっと伝統楽器なんかを使ったアレンジのブツを聞いてみたいですね。

 とは言っても、この人が現在も活躍しているのかどうかは全く知りませんし、他に何枚位のブツを出しているのかもわかりませんけど、今後もしこの人のブツに出会うようなことがあれば、次は是非ともリミックスじゃない盤をゲット出来たらと思います。まあトルコのポップスはこの手のエレクトロ音ビービーなモノが多かったりしますし、もしかしたらオリジナル盤もそんな感じかもしれませんけどね…。

あと、相変わらずYOUTUBEが使えませんので、試聴の貼り付けは無しでやんす。

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2015’11.11・Wed

MERYEM ZENGIN 「OZUR DILERIM」

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 先日大阪のプランテーションにてゲットして来ました、トルコの歌手メリエム・ゼンギンのDVD付きアルバムであります。いつ発売された盤なのかはよくわかりませんが、多分昨年のブツかな?店長さんのお薦めで試聴させていただいたのですが、一発で気に入ってゲットしてしまいました~♪トルコ音楽のブツをゲットするなんて随分久し振りなんですけど、トルコ旅行以来になるんじゃないですかね~、もしかして。でもやっぱりトルコ歌謡ってイイな~って、改めて思いますね。最近は何故かゼキ・ミュレンの盤を引っ張り出して来て、あのきしょ面白いアヘアヘハアハア歌唱を聞いたりしているのですが、耳がちょっとトルコ~アラブ方面に傾いているのかもしれません。すぐに別の方向に傾くとは思いますけど。

 このブツなんですが、一応日本のサンビーニャ・レーベルから出ているんですけど、解説は付いておりませんので、メリエム・ゼンギンなる人の経歴はよくわかりません…って、解説が付いていても基本的に読まないんですけど。ルックスはなかなかに麗しい人でありますが、わっちの好みのタイプでありませんけど、こういう人が歌っているというだけで聞く気にはなりますよね~。ブツに付いているオビを見ると、1982年生まれの32歳らしく、大学卒業後は音楽教師を目指して教鞭をとっていたとのこと。それがどういう風の吹き回しか突然歌手デビューを目指して、32歳にしてめでたくこのデビュー盤を出したとのことです。まあ歌手デビューを目指してブツを出せるワケですから、運も実力もある人なんでしょうけど、その「実力」の面はこのブツを聞けば納得って感じであります。めっさイイ歌手ですよ、メリエムさんって。

 メリエムさんが歌っているのは、サナートと呼ばれる伝統音楽をベースにしたしっとり歌謡なんですが、ぶっちゃけ、わっちはサナートってイマイチ苦手なんですよ、何だか難しくて。しかしこの盤は曲自体がポップで親しみ易くて、バックの演奏に活き活きとした躍動感がありますので、意外にもスンナリと耳に入ってくるのであります。そして何と言ってもメリエムさんの歌ですよ!ちょっと線の細い感じはするものの、見た目通りの優しく麗しい歌声で、ウットリと浸れる実にステキな歌を聞かせてくれるのであります。柔らか且つ巧みなコブシ回しも味わい深いですし、サナートでこんなステキな歌を聞かせてくれるのって、ミネ・ゲチリ以来かな~って気がしますね。素晴らしい!

 トルコの音楽なんてなかなか聞く機会がありませんし、実際にブツをゲットするのはなかなか難しいんですけど、こういう盤を聞くと、やっぱりトルコ歌謡って素晴らしいな~ってしみじみと思いますね~。機会があればもっと追っ掛けたいトルコ歌謡の奥深い世界、彷徨う価値はめっさありますよね~。

あと、YOUTUBEがどうにもなりませんので、試聴の貼り付けは無しでやんす。

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2015’04.01・Wed

HAYVANLAR ALEMI 「GUARANA SUPERPOWER:SELECTED WORKS FROM 2007-2009」

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 トルコのロックバンド、ハイヴァンラー・アレミ(と読むのかどうかは知りません)の、2007年から2009年までの音源を収録した、多分編集盤なんだと思います。アメリカの変なレーベル、サブライム・フリークエンシーズからのリリースですが、リリース年は記載されておりません。相変わらずエエ加減なレーベルですね~。まあ世界中の珍しい音源を色々と紹介してくれるのは、非常に有り難いんですけど。

 この変なレーベルに気に入られたこの変なトルコのバンドなんですけど、前に取り上げましたムスタファ・オズケントと同じくインスト音楽をやっております。よく知りませんけど、トルコのポピュラー音楽ってインスト音楽の伝統があるんでしょうかね~。ムスタファはファンク色が強い音楽でしたが、コチラはバリバリのロックですね。しかも所謂「辺境音楽マニア」が喜びそうな、辺境サイケと呼ばれる類の音楽になっております。日本でも大ヒットした「ランバダ」のパクリから、意外にストレートなハードロックまで色々とヤッテいますが、基本はサイケですね。しかもわっちが大好きなペイズリー・アンダーグラウンドの音に通じるモノが感じられまして、めっさステキだと思います。

 前にこのボログでも取り上げたことがありますが、ペイズリー・アンダーグラウンドの括りに入っているレイン・パレードってバンドがあるんですけど、わっちにはアレミの音楽はかなりレイン・パレードに共通するモノがあると感じられるんですよ。比べてみれば、アレミはレイン・パレード程ゆ~ったりとはしていませんし、もっとソリッドでハードなんですけど、何と言いますか、音の在り方が実によく似ているという気がするんですよね~。表面的には、どろ~んとしたギターサウンドで陶酔感をもたらすレイン・パレードに対し、ハードロックでガレージっぽく弾きまくるギターで高揚感をもたらすアレミって感じなんですけど、ギターのトーンは夢見心地の桃源郷へ誘うような感覚を持っていると思います。うーむ、めっさエエやん、このバンド。超カッコいいと思います!

 まあ音楽的な要素のことを言えば、「一体何処がトルコやねん!」という気がしないでもないですが、ロックやガレージにプラスして砂漠のブルースっぽい要素も感じられますし、日本の子守唄にも通じる切ないメロディもあればサイケなレゲエみたいなのもあったりしますし、この文化のゴチャ混ぜ具合が東洋と西洋を繋ぐ要所であるトルコらしいのかな~という気がしますね。ゴチャ混ぜ音楽でありながらもサイケな質感でバッチリと統一感を持たせているのは、実に素晴らしいと思います。別にどうでもイイんですけど、コレはフィリピンのロックバンド、ファン・デ・ラ・クルースを聞いた時以来の衝撃盤ですね~。最上級のサイケ音盤の一枚だと思う、今日この頃なのでやんす。

あと、試聴を探すのが面倒ですので、今回は試聴の貼り付けは無しでやんす。

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