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2021’01.17・Sun

ASKIN NUR YENGI 「YASEMIN YAGMURLARI」

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 新しくオーディオ用のアンプをゲットしたことで、手持ちのCDを色々と聞き直したくなっている今日この頃。とりあえずは特に理由も無くトルコの音楽のCDに手を出しているのですが、今回取り上げますのはアシュクン・ヌル・イェンギの2004年のアルバムであります。セゼン・アクス・ファミリーの看板歌手として人気の高い人ですが、実はわっちはあまり好きではないんですよ。何だか親分に似て大袈裟と言いましょうか、味わいに欠ける歌という気がしてですね、上手いのは認めますけどイマイチ好きになれないタイプの歌手なんですよね~。

 なんて思いながら再生してみたところ、ありゃりゃ、コレは結構良いのでは?アンプが変わったことで音の隅々まで見渡せますので、色々な所で細かく鳴っている楽器の音が良く聞こえますし、ちょいと力が入り過ぎな歌ではありますけれども息遣いまでハッキリ聞こえて来るとですね、凄く気を使いながら発声している様子が浮かんで来まして、コイツなかなかヤルじゃん!なんて思えて来て、ジックリと聞く気になってしまうのであります。まあ打ち込みを使った安っぽい音作りの曲もありますので、全曲が素晴らしいと言えるような作品ではないものの、トルコの人気歌手が如何ほどの実力を持っているのかが良くわかるアルバムに仕上がっていると思います。ルックスもなかなかイイですし、トルコ音楽に興味がおありの方にはオススメ出来るかと存じます。
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2020’02.18・Tue

KARUSU 「KARUSU」

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 某会社が激推ししているというトルコの歌手カルスの、昨年発売のアルバムであります。某会社って、このアルバム販売元でありますオフィス・サンビーニャなんですが、わっちは基本的に好きな会社ですので、サンビーニャにオススメされた盤は聞いてみようという気になるのであります。というワケでサンビーニャ盤を買うことも無くSPOTIFYで聞いているのでありますが、わっちみたいな盤を買わずに配信で済ませてしまうような者がいるから、CDが売れなくて音楽産業が苦しくなって行くんだ、きっと。

 ところでコチラのカルスさんでありますが、ジャジーな要素を取り入れたイケてるトルコ音楽ってことで評判になっている・・・かどうかは知りませんが、聞いている限りではあまりトルコ音楽という気がしませんね。英語で歌っている曲もありますし。確かにジャジーな雰囲気は濃厚に漂っていて、今時のエレクトロな音をシッカリと取り入れた静謐な音作りは実にクールでカッコ良く、これまでのトルコには無かったタイプの音楽かな~という気がします(実際はどうだか不明ですが)。トルコっぽさがあまり無い無国籍な感じの音楽に聞こえるのは、当たり前っちゃあ当たり前ですね。

 だからこそエレクトロポップだのハウスだのアンビエントだのが好きな人達にオススメ出来る「激推し」盤ということなんでしょうけど、個人的にはやっぱりもうちょいトルコっぽさが欲しいな~って気がしてしまうんですよね~。このままでも十分クールでカッコいい音楽だというのはわかりますし、聞いていて心地好いですのでわっちも好きなタイプなんですけど、ココにもうちょいゼキ・ミュレンとかの遺産を取り入れてくれたらな~、なんて思ってしまうワケですよ。すいませんね~カルスさん、偏狭な耳の持ち主で。

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2019’09.03・Tue

ZARA ,ISTANBUL FLAMENKO 5’LISI

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 トルコの歌手ザラとフラメンコのグループがコラボした、2012年のアルバムであります。ザラって基本的にバリバリに伝統主義者のハルク歌手かと思いますが、フラメンコ楽団と組んだこんな変り種のアルバムを出していることは知っておりました。実はトルコ旅行に行った時にイスタンブールの空港のCD屋で見つけたんですけど、その時は結局買わなかったんですよね~。今考えれば、その時にゲットしておけば良かったのですが、こうやってSPOTIFYで再会することが出来たワケですから良しとしておきましょう。

 ところでザラさんって結構歌い口が硬くて、イマイチ親しみにくいというイメージがある歌手なんですが、フラメンコとは相性が良かったのか、歌い口の硬さがあまり気になりませんね。フラメンコってドラ声を張り上げるような歌い方をすることが多々ありますので、それに比べればザラさんの歌声なんて可愛らしいモンだって感じです。まあココでヤッテいる音楽はバリバリのフラメンコというワケではなくて、ザラの専門でありますトルコのハルクをベースにフラメンコの演奏が合体したというモノでありますが、普段と違っている分ザラさんもあまり力むこと無く歌うことが出来たのでありましょう。

 そうなって来ますと、元々相当な力量の持ち主でありますから、実に味わいのある歌を聞かせてくれるワケでありますよ。珍しく優しい表情を見せて軽やかなコブシ回しを披露したりして、これまでの「気難しい美人」というイメージを裏切るような歌唱を聞くことが出来るのであります。個人的にはやはり「気難しい美人」よりは、「優しい顔の美人」の方が好みですので、本職のハルクよりもコチラの方がイイな~って感じてしまうのでありました。

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2019’06.23・Sun

CANSU AK 「TAM ZAMANI」

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 本日は昨日のチャラン・ポ・ランタンのライヴレポートを更新しようと思っていたのですが、何故だかめっさ眠くて昼寝をして起きたら既に19時前!こりゃ間に合わんってことで、ライヴレポはもうちょっと後で更新することに致します。というワケで、今回は通常更新であります~♪

 最近は本当にSPOTIFYばっかりでありまして、5月の連休にプランテーションでゲットして来た盤を全然聞いていなかったりするのでありますが、やっぱり現物をゲットしたんですからちゃんと聞かなければなりません。というワケでトルコの新人歌手ジャンス・アクの昨年発売のデビュー盤であります。新人とは言っても、今年31歳だそうです。道理で貫禄のある顔してるワケだわ。地元ではポスト・セルタブなんて言われているようですが、セルタブってトルコではスーパースターですから、ジャンスさんにもそんな資質があるってことでしょうか?

 コチラの盤ですが、プランテーションで試聴させてもらって「おおっ、めっさエエ音してるやんけ!」と一発で気に入って、即決ゲットしたのでした。しかしそんな盤を家で聞いたら、「?」なんて感じる場合もあるワケでありますが、この盤は全くそんなことはありませんでした。お店で聞いた時と同じで、やっぱりめっさイイです。何がイイって、まずは曲がイイんですよ。全曲作詞作曲を本人がヤッテいるんですけど、シッカリとポップスでありながらもハルクっぽさも持ち合わせていて、トルコの伝統をキッチリと受け継いでいると感じられるのが素晴らしいかと思います。ポップスらしいダイナミックな音作りでありつつも伝統楽器の響きも大切にしていますし、全てにおいてバランス感覚が非常に優れていると思いますね~。

 そして、この人の歌もまたステキなんですよ。トルコの歌手ですから歌が上手いのは当然として、新人歌手らしからぬ堂々と落ち着いた歌い口で、しかし過度に貫禄タップリなんてことも無く、新人とベテランの丁度中間と言いましょうか、やはり非常にバランスの良い歌を聞かせてくれるんですよね~。全てにおいて見事なバランス感覚がありますので、安心且つ心地好く聞くことが出来る仕上がりになっていると思います。トルコの音楽なんて最近は全く気に掛けていませんでしたけど、流石に音楽大国だけあって優れた才能を持った人が出て来ますね。

 というワケで(?)、やはり音楽大国のトルコの音楽に関しましては、常に少しは気に掛けておかねばならんな~と思った、或る日の夜なのでありました~♪あ、ちなみにタイトルの「タム・ザマニ」って、トルコの何ちゃらいうロック・バンドのメンバーの名前らしいです。何故そんなタイトルを付けたのかは知りませんけど。

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2018’04.26・Thu

CDの山の中に埋もれていたブツ~ISTANBUL 1925

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 トルコの古典音楽22曲を収録した編集盤です。見つけた時は「おおっ、やったぜ!」なんて興奮したワケでございますが、手に入れて安心して聞かないというのはいつも通りのパターンでございます。当然のように(?)埋もれてしまっていたのでありますが、こうやって掘り起こして聞いてみると、実に良いではないですか!この手の歴史的音源の発掘盤って、やたらとノイズがバッチバチのサイテーな音で、マニアがだけが喜んでいるというイメージがありますけど、コレはわっちみたいなマニアでも何でもないケーハクな音楽ファンにも聞きやすいと思います。歴史的音源の割に音は全然悪くないですし、気難しい顔をして姿勢を正して聞かなければならないなどという近付き難い音楽でもありませんし。どちらかと言えば、庶民的な親しみ易いポップさのある音楽ばかりが収録されていると感じられます。

 まあこの時代のトルコってオスマン帝国が終わった頃で、帝国に保護されていた古典音楽家達がバックアップを失って庶民の為に音楽を演奏しなければならなくなった時代ですから、親しみ易いポップさを持ち始めたのも当然っちゃあ当然であります。ですのでわっちみたいなテキトーな音楽ファンにも、聞き易い音楽になっているワケであります。インストもあれば歌入りもありますけど、そのどれもが新鮮な瑞々しさを湛えている楽曲ばかりであります。とりあえずは冒頭のサックス・ソロによるタクシームなんてのにビックリしますが、古典の面影を残しつつポップな楽曲群に聞き惚れてしまいますね~。帝国時代の古典音楽とはまた違った、新しい古典音楽の名盤として名高い本作でありますが、聞けば納得の1枚だと思います。マジ傑作!

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