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2018’04.26・Thu

CDの山の中に埋もれていたブツ~ISTANBUL 1925

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 トルコの古典音楽22曲を収録した編集盤です。見つけた時は「おおっ、やったぜ!」なんて興奮したワケでございますが、手に入れて安心して聞かないというのはいつも通りのパターンでございます。当然のように(?)埋もれてしまっていたのでありますが、こうやって掘り起こして聞いてみると、実に良いではないですか!この手の歴史的音源の発掘盤って、やたらとノイズがバッチバチのサイテーな音で、マニアがだけが喜んでいるというイメージがありますけど、コレはわっちみたいなマニアでも何でもないケーハクな音楽ファンにも聞きやすいと思います。歴史的音源の割に音は全然悪くないですし、気難しい顔をして姿勢を正して聞かなければならないなどという近付き難い音楽でもありませんし。どちらかと言えば、庶民的な親しみ易いポップさのある音楽ばかりが収録されていると感じられます。

 まあこの時代のトルコってオスマン帝国が終わった頃で、帝国に保護されていた古典音楽家達がバックアップを失って庶民の為に音楽を演奏しなければならなくなった時代ですから、親しみ易いポップさを持ち始めたのも当然っちゃあ当然であります。ですのでわっちみたいなテキトーな音楽ファンにも、聞き易い音楽になっているワケであります。インストもあれば歌入りもありますけど、そのどれもが新鮮な瑞々しさを湛えている楽曲ばかりであります。とりあえずは冒頭のサックス・ソロによるタクシームなんてのにビックリしますが、古典の面影を残しつつポップな楽曲群に聞き惚れてしまいますね~。帝国時代の古典音楽とはまた違った、新しい古典音楽の名盤として名高い本作でありますが、聞けば納得の1枚だと思います。マジ傑作!
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2018’04.16・Mon

CDの山の中に埋もれていたブツ~YILDIZ TILBE 「YILDIZ’ DAN TURKLER」

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 埋もれていたブツを取り上げるシリーズ第2弾は、トルコの歌手ユルドゥス・ティルベの20曲入りのアルバムで、表記がありませんけれども2004年作のようであります。ユルドゥス・ティルベって、トルコ・ポップスとかアラベスクとかを年甲斐も無く(?)無理して若作りして歌っているベテラン歌手ってイメージがありますけど、このアルバムのティルベさんは随分様子が違っていますね。歌っているのは本格的なハルクでありまして、伝統楽器をバックに巧みなコブシ回しを聞かせてくれる作品となっております。へ~、こんな歌も歌える人なんですね~。

 まあ元々歌はめっさ上手い人ですから、「元からハルク歌手」みたいな佇まいで歌っていても全然違和感はありません。その実力は流石でありますが、こんな力を見せ付けてしまうと、本当に元からハルクを歌っている歌手達の立場が無いんじゃね?なんて気もしたりして。「あんな無理した若作りのババアが何やっとんねん!」って感じで、ハルク歌手達の間で妬まれたり疎まれたりして。イヤイヤ、トルコは基本的に上手い歌手しかいませんから、ジャンルに関係無く上手い人は何を歌っても上手いというのが当たり前なんでしょう。ポップス歌手のセルタブが見事なサナート・アルバムを出したことがありましたけど、あんな感じで捉えておけば良いのかと思います。

 ただ、伝統に則った曲が20曲も続くのは、日本人のわっちとしましては流石にキツイものがありますね。トルコの人であれば一緒に歌ったり踊ったり出来るんでしょうけど、あまり耳馴染みの無いトルコ的旋律と歌が次から次へと出て来ても、なかなか親しみ難いところがあるのも事実でございます。素晴らしい歌手であることは認めつつも、何度も繰り返して聞く気にはなれないかな~って感じでございます~♪

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2018’04.15・Sun

CDの山の中に埋もれていたブツ~SELDA 「TURKULERIMIZ-1」

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 現在自分の部屋に「人生がときめく片付けの魔法」を掛けている最中ですが、あまりに整理するモノが多過ぎて、遅々として進みません。ただ、テーブルの上はちょいと片付いて来ましたし、足の踏み場も無い程に散乱していたCDの山を段ボール箱に入れ替えたこともありまして、部屋で音楽を聞くスペースが出来て来ました。というワケで、部屋に人生がときめく片付けの魔法が掛かるまで、床に山積みになって埋もれていたCDをシリーズで取り上げて行こうかと思っている所存でございます。第1回目はトルコのフォーク歌手、セルダー・バージャンのアルバムを取り上げます。

 コチラのアルバムは、セルダーのデビューから70年代中盤頃までの音源を17曲集めた編集盤になっております。ぶっちゃけ言いますと、わっちはセルダーってあんまり好きではないんですよ。四角くて凄い老け顔だし・・・というルックス面の話は置いといて、フォーク調のトルコ音楽というモノに、何だか馴染めないんですよね~。クセが強いんじゃ~って感じで。しかしこのアルバムに収録されている曲は多分20代前半ぐらいの歌唱と思われますが、比較的クセの少ない曲調と相俟って、随分と若々しく爽やかに聞こえるのがよろしいかと思います。まあ言ってみれば「辺境音楽ファン」みたいな連中が飛び付きそうな、エスノ風味溢れる音楽に仕上がっておりますけれども、普通にフォーク・ミュージックなんかがお好きな方でも十分に聞ける内容なのではないかと思います。

 トルコには随分と色々な音楽がありますが、日本で人気のあるサナートとかハルクなんかとはまた違った、「プロテスト・ソング」的な意味合いの強いフォーク系の音があるというのを知っておくのもよろしいかと思います。時代的に日本やアメリカなんかでもプロテスト・ソング的フォーク・ミュージックが流行っていた頃の録音ですし、トルコにもこういう歴史があったんだな~ってことで。

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2017’10.16・Mon

MUAZZEZ ERSOY 「SIZI SEVIYORUM」

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 休暇明けの仕事は超しんどい!もうくたばりそうになっている、ころんでございます。とりあえずはバンコク旅行前に書きためていたネタをアップしようということで、今回取り上げるのはトルコの歌手ムアッゼズ・エルソイ(と読むのかどうかは知りません)の、1993年のアルバムであります。デビューが1991年らしいので、デビューしてすぐの盤って感じですね。この人、1958年生まれとのことで、発売当時は既に35歳ということになります。それを考えると結構遅咲きの歌手ですね。何故かブックオフの280円棚の洋楽オムニバスコーナーで発見したブツであります。相変わらずブックオフってヘンな所にヘンなブツが置いてありますね~。とは言え、置いてあるだけで有り難いんですけど。実はわっちはこの盤をゲットするまでこの人の顔も名前も知らなくて、とりあえずトルコの歌手ですし美人さんですのでゲットしてみた次第なのであります。

 まあジャケを見るからに如何にもアラベスク歌手って雰囲気が漂っておりまして、きっと元気のいいアラベスクを低い声で豪快に歌い飛ばすんだろうな~なんて思いながら、ブツを再生してみたのでありました。すると出て来たのは意外にも(?)、70年代のゼキ・ミュレンあたりが歌っていそうな、ちょいと古風な香りがあるトルコ歌謡でありました。へ~、このジャケでチャカポコ賑やかなアラベスクではなくてナツメロ的な響きがある歌謡曲ですか、イイじゃないですか。やっぱりわっちは女性が低い声で豪快に歌い飛ばす「どすこい」なアラベスクよりも、哀愁たっぷりに歌うナツメロ歌謡の方が好きですしね~♪エブル・ギュンデシュよりもデニズ・セキが好き、わっちはそういう耳の持ちなのであります・・・って、わっちの話、通じてますか?

 そしてこの手の歌謡を歌うエルソイさんが、これまた上手いんですよね~。落ち着き払った低めの声で、あまり感情移入すること無く淡々とした客観的な歌を聞かせる人でありまして、流石に年増になってからデビューしただけのことはあると言いましょうか、歌のツボというモノがわかっている人だな~という気がしますね。しかも美人さんでスタイルもめっさ良いですから(ブックレットの見開きに全身写真がありますよ!)、これ以上何を望む?って感じであります。まあわっちの好みとしてはもっとカワイイ声の方がイイんですけど、たまには年増の落ち着いた声もよろしいかと思います。これぞ大人の歌謡という歌ですし、こういう歌もシッカリと味わえないとですね~、何と言うか、アレですし(?)。

 ただ、敢えて難を言うとすれば、トルコ歌謡って日本人の耳にはどれもこれも似たような曲に聞こえる、というところでありましょうか。それは文化の違いから来るモノですから、我々のような外国人が勝手なケチを付けるような部分ではありませんし、日本人的な感性をトルコ歌謡を判断する尺度として持ち出すべきではないんですけど、実際にそのように感じる人は多々いらっしゃるかと思います。特にこの盤は音的に派手な仕掛けなど全く無い、極めてオーソドックスな歌謡に仕上がっていますし。正直言えば、わっちもトルコ歌謡の本当の良さがわかっているとは言い難く、雰囲気だけの「なんちゃってトルコ歌謡好き」みたいなところがあります。でもトルコ歌謡って何だか放っておけない魅力があるのも事実でして、めっさ気になるんですよね~。特にこういう派手な仕掛けの無い盤は。

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2017’09.02・Sat

酩酊音楽酒場~TAKSIM TRIO

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 皆さん大変お久し振り~の、ヒワイイ大使のななみーですよ~。覚えてますか~?いつでもどこでも「あなただけの」ななみーですわよ~♪今年はバカころんが自分ばっかりネタを書いてますので、私達の出番が全然ありません。地域毎の担当者が決まっているというのにね~。皆さんもうお忘れだと思いますけど、私はアフリカとアラブ担当、めぐりんがラテンとヨーロッパ担当、はりーがブラックミュージック担当、理亜がジャズ担当、アイリが東アジア担当で、アッキーがケルト系担当です。その他細かい担当もありますけど。何にしてもバカころんのせいで全然登場する機会が無いので、今回はバカころんを殴り倒して強引に私が出て来ましたよ~♪

 今回のネタはバカころんがブックオフの280円棚で見つけて来た、トルコのダブルムーン・レーベル制作の2007年盤で、タクシーム・トリオというおっさん3人組の盤です。ジャケを見ての通り、クラリネット、バグラマー、カーヌーンを演奏するおっさんトリオですね~。それぞれの名前は・・・トルコ語難シクテワタシニハワカラナイアルヨ。何テヨムノカ、ワカル人教エテ欲シイアルヨ、などとテキトーにごまかしてみた。あ、別にどうでもイイけどこの真ん中のバグラマーのおっさんって、中学の時の英語の先生に似てるわね~。まだ生きてるかしら、あのドラえもん好きのおっさん。

 ところでダブルムーンと言えば、ババズーラとかメルジャン・デデみたいな前衛的な音を思い浮かべてしまう人が多いと思います。だからちょっと身構えてしまう人もいるんじゃないかと思います。実は私も前衛的な音のトルコ音楽ってあんまり好みじゃなくて、ババズーラとかは何だかよくわかんなかったりします。でもそんな人でもこのタクシーム・トリオの演奏は安心して聞けると思いますよ! 伝統に則ったとても端正な演奏で、時にエレクトリックなサズを使ったりしてますけど、基本的にはアコースティックでシンプルな音を聞かせてくれます。全編インストなんですけど、どの楽器もとってもイイ音で鳴っていてニュアンス豊かな演奏ですから、飽きずに聞けますね。私は特に三味線みたいな音で鳴ってるサズの音が好きかな?

「ニュアンス豊かな音楽ですわよ!」byななみー
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 曲はどれもトルコらしいちょいと陰影に富んだメロディで、日本人の琴線に触れるとても美しいものが揃っています。多分ですけど、歌抜きのサナートみたいな感じの音楽を思い浮かべてもらえたらいいかな~なんて思います。そんな音楽だけに全然民族音楽的な感じじゃなくて、洗練された都市の音楽って響きがあると思いますね~。古典的だけと現代の都市に通じる響きが感じられる、とはバカころんの発言ですけど、確かにそんな音楽だと私も思います。演奏しているおっさん達のルックスはイマイチだけど、音楽そのものは本当に美しいので、聞く価値は大アリだと思いますわよ~♪

 以上、とっても美しいトルコ音楽を取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした。DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪

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