2017’10.16・Mon

MUAZZEZ ERSOY 「SIZI SEVIYORUM」

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 休暇明けの仕事は超しんどい!もうくたばりそうになっている、ころんでございます。とりあえずはバンコク旅行前に書きためていたネタをアップしようということで、今回取り上げるのはトルコの歌手ムアッゼズ・エルソイ(と読むのかどうかは知りません)の、1993年のアルバムであります。デビューが1991年らしいので、デビューしてすぐの盤って感じですね。この人、1958年生まれとのことで、発売当時は既に35歳ということになります。それを考えると結構遅咲きの歌手ですね。何故かブックオフの280円棚の洋楽オムニバスコーナーで発見したブツであります。相変わらずブックオフってヘンな所にヘンなブツが置いてありますね~。とは言え、置いてあるだけで有り難いんですけど。実はわっちはこの盤をゲットするまでこの人の顔も名前も知らなくて、とりあえずトルコの歌手ですし美人さんですのでゲットしてみた次第なのであります。

 まあジャケを見るからに如何にもアラベスク歌手って雰囲気が漂っておりまして、きっと元気のいいアラベスクを低い声で豪快に歌い飛ばすんだろうな~なんて思いながら、ブツを再生してみたのでありました。すると出て来たのは意外にも(?)、70年代のゼキ・ミュレンあたりが歌っていそうな、ちょいと古風な香りがあるトルコ歌謡でありました。へ~、このジャケでチャカポコ賑やかなアラベスクではなくてナツメロ的な響きがある歌謡曲ですか、イイじゃないですか。やっぱりわっちは女性が低い声で豪快に歌い飛ばす「どすこい」なアラベスクよりも、哀愁たっぷりに歌うナツメロ歌謡の方が好きですしね~♪エブル・ギュンデシュよりもデニズ・セキが好き、わっちはそういう耳の持ちなのであります・・・って、わっちの話、通じてますか?

 そしてこの手の歌謡を歌うエルソイさんが、これまた上手いんですよね~。落ち着き払った低めの声で、あまり感情移入すること無く淡々とした客観的な歌を聞かせる人でありまして、流石に年増になってからデビューしただけのことはあると言いましょうか、歌のツボというモノがわかっている人だな~という気がしますね。しかも美人さんでスタイルもめっさ良いですから(ブックレットの見開きに全身写真がありますよ!)、これ以上何を望む?って感じであります。まあわっちの好みとしてはもっとカワイイ声の方がイイんですけど、たまには年増の落ち着いた声もよろしいかと思います。これぞ大人の歌謡という歌ですし、こういう歌もシッカリと味わえないとですね~、何と言うか、アレですし(?)。

 ただ、敢えて難を言うとすれば、トルコ歌謡って日本人の耳にはどれもこれも似たような曲に聞こえる、というところでありましょうか。それは文化の違いから来るモノですから、我々のような外国人が勝手なケチを付けるような部分ではありませんし、日本人的な感性をトルコ歌謡を判断する尺度として持ち出すべきではないんですけど、実際にそのように感じる人は多々いらっしゃるかと思います。特にこの盤は音的に派手な仕掛けなど全く無い、極めてオーソドックスな歌謡に仕上がっていますし。正直言えば、わっちもトルコ歌謡の本当の良さがわかっているとは言い難く、雰囲気だけの「なんちゃってトルコ歌謡好き」みたいなところがあります。でもトルコ歌謡って何だか放っておけない魅力があるのも事実でして、めっさ気になるんですよね~。特にこういう派手な仕掛けの無い盤は。
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2017’09.02・Sat

酩酊音楽酒場~TAKSIM TRIO

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 皆さん大変お久し振り~の、ヒワイイ大使のななみーですよ~。覚えてますか~?いつでもどこでも「あなただけの」ななみーですわよ~♪今年はバカころんが自分ばっかりネタを書いてますので、私達の出番が全然ありません。地域毎の担当者が決まっているというのにね~。皆さんもうお忘れだと思いますけど、私はアフリカとアラブ担当、めぐりんがラテンとヨーロッパ担当、はりーがブラックミュージック担当、理亜がジャズ担当、アイリが東アジア担当で、アッキーがケルト系担当です。その他細かい担当もありますけど。何にしてもバカころんのせいで全然登場する機会が無いので、今回はバカころんを殴り倒して強引に私が出て来ましたよ~♪

 今回のネタはバカころんがブックオフの280円棚で見つけて来た、トルコのダブルムーン・レーベル制作の2007年盤で、タクシーム・トリオというおっさん3人組の盤です。ジャケを見ての通り、クラリネット、バグラマー、カーヌーンを演奏するおっさんトリオですね~。それぞれの名前は・・・トルコ語難シクテワタシニハワカラナイアルヨ。何テヨムノカ、ワカル人教エテ欲シイアルヨ、などとテキトーにごまかしてみた。あ、別にどうでもイイけどこの真ん中のバグラマーのおっさんって、中学の時の英語の先生に似てるわね~。まだ生きてるかしら、あのドラえもん好きのおっさん。

 ところでダブルムーンと言えば、ババズーラとかメルジャン・デデみたいな前衛的な音を思い浮かべてしまう人が多いと思います。だからちょっと身構えてしまう人もいるんじゃないかと思います。実は私も前衛的な音のトルコ音楽ってあんまり好みじゃなくて、ババズーラとかは何だかよくわかんなかったりします。でもそんな人でもこのタクシーム・トリオの演奏は安心して聞けると思いますよ! 伝統に則ったとても端正な演奏で、時にエレクトリックなサズを使ったりしてますけど、基本的にはアコースティックでシンプルな音を聞かせてくれます。全編インストなんですけど、どの楽器もとってもイイ音で鳴っていてニュアンス豊かな演奏ですから、飽きずに聞けますね。私は特に三味線みたいな音で鳴ってるサズの音が好きかな?

「ニュアンス豊かな音楽ですわよ!」byななみー
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 曲はどれもトルコらしいちょいと陰影に富んだメロディで、日本人の琴線に触れるとても美しいものが揃っています。多分ですけど、歌抜きのサナートみたいな感じの音楽を思い浮かべてもらえたらいいかな~なんて思います。そんな音楽だけに全然民族音楽的な感じじゃなくて、洗練された都市の音楽って響きがあると思いますね~。古典的だけと現代の都市に通じる響きが感じられる、とはバカころんの発言ですけど、確かにそんな音楽だと私も思います。演奏しているおっさん達のルックスはイマイチだけど、音楽そのものは本当に美しいので、聞く価値は大アリだと思いますわよ~♪

 以上、とっても美しいトルコ音楽を取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした。DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪

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2016’08.29・Mon

酩酊音楽酒場~BURHAN OCAL & ISTANBUL ORIENTAL ENSEMBLE 「GRAND BAZAR」

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 みなさんお久し振り~の、ヒワイイ大使ななみーですよ~。本当に久~し振りの「酩酊音楽酒場」ですけど、今回取り上げるのはトルコのパーカッション奏者ブルハン・オチャルがリーダーの、イスタンブール・オリエンタル・アンサンブルの2006年盤ですよ~♪そう言えば、バカころんが大好きなスキャンダルが音楽フェスでトルコに行った時にオチャルさんを訪ねてたけど、もしかしてスキャンダル・ファンにはオチャルさんって既にお馴染みの人?・・・って、んなワケないか。トルコでのスキャンダルの知名度に比べたら、日本でのオチャルさんの知名度なんて悲しいほど低いだろうし、そもそもスキャンダルしか聞かないスキャンダル・ファンなんて山ほどいるだろうし。まあそれは別にどうでもいいんだけど、バカころんがブックオフの500円棚で見つけて来たこのブツ、なかなかイイ感じですわよ~♪

「スキャンダル・ファンの人もブルハン・オチャルさんを聞いてね!」byななみー
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 私はオチャルさんの音楽って初めてなんですけど、聞いてみると何だかとっても優雅でステキですよね~。オーケストラっぽい大き目の編成のバンドなんですけど、アラブ方面の楽器を色々と使っているのがイイですね!感覚的にはターラブなんかに通じるところがあるような気がしますけど、それって的ハズレかな?ターラブって複雑な文化の交差点みたいな感覚のある音楽だけど、このグループもトルコらしい文化の交差点的な感じがするのが、ターラブとの共通点だと思う、ななみーなのでやんす。

 まあターラブっぽいとは言っても、オチャルさんの音楽からはターラブみたいな海洋性は感じられないので、その辺は感覚的に大きく違うところかな?トルコも海はあるけど、どっちかと言えば陸路で結ばれた文化の交差点って感じだし、音楽的にもそんな感覚が出てるのかと思いますね。どっちにしても、文化の交差点の音楽ってやっぱり複雑で深い味わいがありますし、聞くほどに面白さがわかって来るような気がするのが魅力だと思います(気がするだけで、実際は何もわかってないんですけど)。ただ、歌が入っていないインスト音楽なので、もしかしたらイマイチ魅力が伝わりにくかったりするのかもしれないけど、ジックリと耳を傾けるのには歌が無い方がイメージが限定されないのでイイのかもしれないですね~。

 以上、複雑でステキな味わいがあるトルコ音楽を取り上げてみた、「酩酊音楽酒場」でした。DJはヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪

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2016’08.04・Thu

SEZEN AKSU 「SERCE」

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 とりあえずネットだけは繋がるようになりましたので、ボログの更新をしておこうと思います。今回のネタは、トルコ・ポップスの大物中の大物セゼン・アクスの、1978年発売の2枚目のアルバムであります。2枚組21曲入りという大作であります。まあ今でこそアクスはトルコ・ポップス界の超大物でありますが、このブツの頃はまだ人気に火が着き始めた時代でありますね。写真を見てもまだまだめっさ若いですが、妙にギラついた目付きが印象的であります。う~む、何だかちょっとコワイわね~。ちなみにこのブツ、ブックオフの280円棚で発見したのですが、アクスのこんな昔のブツがブックオフで手に入るなんて思ってもいませんでしたね~。ただ、安くゲット出来たのは嬉しいんですけど、ブツに値札を直で貼るのはやめてくれやブックオフ!

 わっちが始めてアクスのブツを聞いたのは学生の頃でしたが、実はその頃からアクスって苦手でありまして、その後何枚もブツをゲットしたもののどれも耳に馴染まず、ことごとく売り払ってしまったんですよね~。どれを聞いてもあまりに堂々と歌い上げる歌唱がイマイチ苦手と言いますか、この歌のせいで音楽を冷静に味わうことが出来ないと言いますか。多分10枚位は聞いたことがあるかと思いますけど、今は1枚しか残っておりません。で、この2枚組でありますが、多分苦手なんだろうな~と思いつつ再生してみると・・・意外なことに(?)コレはなかなかイイ感じではないですか!

 アクスの歌はこれまで持っていたイメージ程は歌い上げていない感じですし、スンナリと耳に入って来ます。そして何よりもイイのが、このメロディでございますよ。元々メロディ・メーカーとしての才能は非常に優れたモノを持っている人でありますが、このブツにはアジア歌謡好きの耳にフィットするメロディが満載なんですよね~。多分60年代とか70年代の日本の歌謡曲がお好きな方にも馴染める曲が、多々あるんじゃないかと思います。特に1枚目はそんなタイプの曲が揃っていまして、「なんだ、若い頃のアクスってめっさ素晴らしいじゃん!」なんて、素直に感じ取る事が出来ますよ!アクスが苦手な方にもお薦め出来るブツだと思いますね~。

 2枚目も基本的にはアジア歌謡的な曲が入っておりまして実にイイ感じなんですけど、突然6曲目に「ウードの即興曲」なんてのが入っていて古典音楽に切り替わりまして、7曲目以降は何故かサナートが並んでいます。この6曲目以降はLPで言えばB面に当たるんだと思いますけど、歌謡ポップスだけではない本格派の歌手としての実力を見せ付ける為に、意図的にこのような構成にしたんでしょうね~。う~む、流石にギラついた目付きをした野心家でありますな。コワイわね~。野心家の計算通り、その意図は聞き手に十分伝わると思います。だってわっちみたいなケーハクな者にさえも、アスクの実力の程はビシバシに伝わって来ますからね~。マジ凄いっすわ、セゼン・アクス。これまでアクスを好きになったことってありませんでしたけど、コレは素晴らしい傑作だと思います!

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2015’12.09・Wed

SERDAR ORTAC 「SAHIBININ SESI REMIX」

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 トルコの歌手セルダル・オルタチ(と読むんだと思います)のアルバムですが、発売年は表記が無いので不明です。名前は聞いたことがある人ですが、実際に歌を聞いたことは全くございません。このブツにはタイトルに「リミックス」の表記がありますから、元々のアルバムをリミックスした盤なのでしょう。リミックス盤が出るということは、それだけ人気がある歌手と言えるワケであります。ブックオフの280円棚で発見したブツですが、タルカン以外のトルコ・ポップスが出て来るのは珍しいので、個人的にはあまり興味の無い男の歌手ではありますけれども、試しにゲットしてしまいました。胸毛ボーボー腕毛ボーボーのジャケが何だかイヤなんですけどね~。

 実際に聞いてみますと、胸毛ボーボー腕毛ボーボーの割には(?)男だか女だかわからない高い声で歌う人でありまして、男らしいんだかそうじゃないんだかワケわからないんですけど、流石にトルコの歌手だけあって歌がめっさ上手いのには間違いありません。ネチっこい感じの細かいコブシ回しではありますが歯切れは良いですし、しっとり聞かせる曲もノリノリのダンス系もビシッと決まってるんですよね~。カマっぽい妙に優しい声で歌うんですけど、耳をコショコショとくすぐられているような感触の歌ですので、聞いていると何だか不思議な快感を覚えてしまう歌手でありますな。曲によっては女装時代のゼキ・ミュレンみたいな変態的アヘアヘハアハアな感覚も出て来るんですけど、節回しがミュレンほど重厚ではありませんから、サラっと聞けるのがよろしいかと。何にしても実力は相当なモンですね~。

 音楽的には所謂トルコ・ポップスの範疇に入るんですが、軽快なスピード感を持った曲が多いですから…って、リミックス盤ですからそういうリミックスをしているだけなのかもしれませんけど、ベタつくことも無ければ重くなることも無く、メロディも結構ポップですので、聞きやすいポップスに仕上がっているのではないかと思います。曲は全部自分で書いているようで、歌だけではなく曲作りの才能にもなかなか恵まれているみたいですね~。まあエレクトロビートがピコピコビービーなダンス仕様の音作りは、聞いていると段々疲れて来ますけど、その辺はリミックス盤だから仕方ないですね。出来れば次はエレクトロ音控え目の、もっと伝統楽器なんかを使ったアレンジのブツを聞いてみたいですね。

 とは言っても、この人が現在も活躍しているのかどうかは全く知りませんし、他に何枚位のブツを出しているのかもわかりませんけど、今後もしこの人のブツに出会うようなことがあれば、次は是非ともリミックスじゃない盤をゲット出来たらと思います。まあトルコのポップスはこの手のエレクトロ音ビービーなモノが多かったりしますし、もしかしたらオリジナル盤もそんな感じかもしれませんけどね…。

あと、相変わらずYOUTUBEが使えませんので、試聴の貼り付けは無しでやんす。

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