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2020’01.22・Wed

PEDRO 「THUMB SUCKER」

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 BISHのメンバーでありますアユニDによるパンク・バンド、ペドロの昨年発売のフルアルバムであります。このバンドのデビュー・ミニアルバムはこのボログでも取り上げましたけど、ヒリヒリした焦燥感とかイライラ感はシッカリと感じられるものの、子供みたいな声のアユニDが無理して乱暴にワルぶっているみたいで、イマイチ響かなかったんですよね~。出来は悪くは無かったんですけど。

 そして今回の初フルアルバムでありますが、子供みたいな声で歌われるパンク系ハードロックという基本的な路線に変更はありません。それでもちょっとこなれた感じになって来ましたので、バンドとしてのまとまりやカッコ良さも出て来たと思います。何よりコチラのアルバムの方が曲が良いですしね~。ただ、やっぱりアユニDの歌声ですよ。どうしても無理してパンク・ロッカーをヤッテいるように聞こえてしまいまして、何だか痛々しさを感じてしまうんですよね~。元々こういう声ですから仕方ない部分はあるんでしょうけど、だったらもっと声に合ったヤリ方があるんじゃね?という気も致します。

 もしかしたらライヴを見たら印象は全然違うのかもしれませんが、わざわざカネ払ってまでライヴを見たいと思わせるほどではありませんしね~。やっぱりアユニDはBISHの中でこそ輝くのかな~、なんて思う今日この頃であります。
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2020’01.12・Sun

REI 「SEVEN」

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 日本のシンガーソングライターでギタリストでありますREIの、昨年発売の7曲入りミニアルバムであります。以前この娘のデビュー盤を取り上げたことがありますけど、ギターは上手くてカッコいいけど歌は下手なので、本人はギターと作曲に専念して歌は他の女子に歌ってもらっては?などと評しました。REIさんがそんなわっちの意見に従うはずもなく(?)、今回も本人歌唱をヤッテいるワケでございますが、相変わらず下手っぴーな歌をぶっ放していますね~。ちょいガサツっぽい響き成分の少ないハスキー声も相変わらずで、聞くほどに「やっぱり歌は他の女子に歌ってもらえば?」と思ったり致します。でも本人の歌いたい気持ちみたいなモノは伝わって来ますし、独特の愛嬌が感じられなくもありませんので、まあこの人はコレでイイのかな~という気も致します。

 歌はそんな感じでありますが、ギターの方は相変わらず絶好調と言いますか、めっさ上手いですね~。ブルースやカントリーなんかをベースにした弾きまくりギターはめっさカッコ良くて、歌の下手さを吹き飛ばす魅力があるかと思います。豪快でありつつも弾き方はとっても丁寧且つ繊細ですし、その辺は女性らしい細やかさがあるのかな~と思います。今年になってから部屋の隅のアコギを引っ張り出して来たわっちからすれば、まるで神の演奏の如く聞こえるギターなのであります。う~む、素晴らしい。個人レッスンでわっちにギター教えてくれないですかね~。などと思っているとですね、結構な頻度でこのアルバムを聞いてしまっているのでありました。音楽的にもブルースロックをベースにしつつも今の時代にも新鮮なポップ感覚がありますし。

 こうなって来ると、一度REIさんのライヴを見てみたくなって来ますね。幼少期からかなりの場数を踏んで来ているようですから、歌はともかくおそらくライヴでもギターは超絶イケてると思われまして、ギター初心者のわっちはREIさんの腕前に興味津々なのであります。ルックスも悪くなさそうですし(コレが一番大事?)。

意外にカワイイかも?
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2019’12.24・Tue

BACK NUMBER 「MAGIC」

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 ショボくれた情けない男の歌を歌わせたら天下一品のバンド、バックナンバーの今年発売のアルバムであります。前から聞きたかったアルバムなんですけど、SPOTIFYに入ってなくて全然耳にする機会が無く、この度ようやく聞くことが出来た次第であります。J-POPの売れている連中って結構SPOTIFYに入ってなかったりしますから、意外に(?)聞きたくても聞けないって場合があるんですよね~。RADWIMPSとか米津玄師とかもそうですし。しかし、最近になってサザンオールスターズが一気に1000曲近くSPOTIFYにアップされたという例もありますから、今後は配信サービスにもどんどんアップされるかもしれませんけど。

 ところでこのバックナンバーですが、元々わっちは全然興味が無かったんですよ。しかし今年の初めに放送された深田恭子主演のドラマ「初めて恋をした日に読む話」でこの連中の情けなくも美しい「HAPPY BIRTHDAY」という曲が使われていて、一気に超気になるバンドになってしまったんですよね~。で、この曲を収録したコチラのアルバムをようやく聞くことが出来たワケでありますが、ウジウジしたラヴソングがダラダラ続くのが実に良いですね。どの曲もメロディ自体は非常に良いですし、躍動感に溢れる曲もあったりするんですが、全曲を作詞作曲している中心人物であります清水依与史というおっさんが歌うと、何をどうやってもショボくれた情けない男の歌に聞こえてしまうんですよ。ホンマ、不思議なおっさんですね。曲によってはレミオロメンみたいに聞こえる時があるのは、ちょいとキモいんですけど。

 ただ、この情けなさ具合がよくわかると言いますか、「ああそうか、そうだよな」(HAPPY BIRTHDAYの歌詞)と共感出来てしまうんですよね~。自分にもこんなことあったな~とか、ワシもそう思ったことがあるな~とか、男だったらよくわかる部分が多々あるかと思います。この連中は意外にも(?)女子に大人気なんだそうで、女子が聞いたら「カワイイ!」とか「守ってあげたい!」みたいに思うのかもしれませんけど、おそらく男の方がしみじみと共感出来るバンドだと思います。と言いますか、こんな情けなくてカッコ悪いバンドが女子に人気があって良いのでしょうか?まあ最近は女子の前で男がメソメソと泣くのが普通らしいですが、そんな今の時代を一番シッカリと捉えて表現出来ているのが、このバックナンバーというバンドなのかもしれません。

 な~んてことを考えると、この連中の音楽は時代の最先端を走っているような気もします。在り方としては、野武士のような竹原ピストルなんかとは対極という感じですね。でも、ピストルさんの活火山大爆発みたいな歌が大好きなわっちが、何故だかバックナンバーも好きというのが、自分でも不思議です。まあわっちは元々が情けない男ですから、根はバックナンバーなんでしょうけど。

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2019’12.15・Sun

竹原ピストルのライヴに行って来ました!(今年2回目)

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 昨夜は佐賀県唐津市にある肥前文化ホールで行われました、竹原ピストルの弾き語りライヴに行って来ました!ところでこの肥前文化会館なんですが、ピストルさんもライブ中のMCで言ってましたが、「とんでもないド田舎」にあるんですよ。車で行ったんですけど、と言うか車でしか行けないような場所にあるんですが、途中で人っ子一人見掛けないケモノしかいなさそうな山道をひたすら上り、「こんなとこ、絶対にライヴ会場なんて無え~っ!」って所にあるんですよね~。ピストルさんも会場に向かう時に、「ウソでしょ?」と何度も言ってしまったそうです。しかし、そんな会場のライヴなのにソールド・アウト。ピストルさん、思わず「ウソでしょ?」と言ったとか。でも本当に満員御礼状態だったんですよ。「皆さん、一体どこから来たんですか?」とは、ピストルさんの言葉です。

 まあ場所がどこであろうと、竹原ピストルという人はいつでも全身全霊でライヴに挑むワケでございますよ。弾き語りライヴではありますが、火山が噴火するようなとんでもないパワーで歌いアコギを掻き鳴らす姿は、バンド編成の時よりも迫力があったように感じられます。全部で30曲位、2時間半近くヤッタかと思いますが、やっぱりピストルさんは本当に凄いと再認識しましたね~。この人の最大の武器は「声」ですが、人の心を揺さ振る何かを持った声だとしみじみと実感した次第であります。わっちは1曲目の「おーい!おーい!!」からぶっ飛ばされてしまいました。

 まあこの人の音楽は昔のフォークソングを下敷きにしていますので、目新しいところなんて一切ありません。昨日のライヴでは吉田拓郎や遠藤ミチロウ、中島みゆきなんかのカバーもヤリましたけど、そんな選曲からもピストルさんの音楽性がどんなモノかは推測出来るかと思います。歌詞が説教臭いとか1曲の中に猛烈に言葉を詰め込むスタイルがダサいとか感じる人も多いでしょうし、今の時代にウケる要素なんて全然無いと言っても良いかと思います。それに、一人のムサいおっさんが汗水を飛び散らせながら全力で歌いギターを弾く姿は、今時のスマートなカッコ良さの対極にあると思います。しかしですね、この全力でジタバタしているおっさんの歌が、本当に胸を打つんですよ。ピストルさんのファンは年齢層が非常に高いですけど、実際にライヴを見てもらえば今時のクールでスマートな若い人達にも伝わる何かが必ずあるかと思うんですよね~。

 ピストルさんは自分のことを「旅芸人」と言ってましたけど、その通り全国津々浦々、普通の歌手だったら絶対来ないような肥前文化会館みたいな超ド田舎にも来ますし、その内皆さんの近所でもライヴがあるかもしれません。その時は是非ライヴに足を運んでいただけたらな~と思います。そうすれば、伝わる何かが必ずあるかと思いますよ!無かったら・・・すいません。

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2019’12.06・Fri

COCCO 「スターシャンク」


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 COCCOって引退したんじゃなかったでしたっけ?「クムイウタ」なんかは好きでしたけど、引退騒動があってそれ以降はこの人のことは全く追いかけていなかったんですよ。しかし今年新作が発売されたということで、聞いてみた次第であります。どうやら引退騒動の後も作品は色々とリリースしていたようなんですが、興味も関心も無くなっていましたので情報が目に留まらなかったみたいです。

 で、久し振りに聞いたCOCCOでありますが、「クムイウタ」等の初期の作品にあった激しいパワーが戻ってきたような感触がありますね。重く暗く沈み込んで行くような暗黒パワーが炸裂していて、この人の音楽を聞いていると世界中で大ヒットしているビリー・アイリッシュなんぞは、単なる子供騙しだと思えて来ますね。既に結構いい年齢になっているはずですが、未だに負のパワーが全く衰えていないのは凄いです。ルックスからして狂人にしか見えない人ですけど、年齢を重ねても昔と何も変わらず狂人のままなんでしょうかね~。

 まあ本来であれば、わっちはこの手の暗黒音楽は好きではないんですよ。しかしですね、COCCOの場合は暗黒なだけではないんですよね~。音楽としての美しさとか、時に見せる優しい表情が実に魅力的ですので、「こんな重苦しくて暗い音楽なんぞ聞いてられるか!」とはならないのであります。聞いていると心がどんより曇って来るのは確かですけど、自分が持っているモヤモヤした負の感情に寄り添ってくれるようにも感じられますし、ついつい聞いてしまうのであります。恐らく心が清らかな人にはこんな音楽は全く必要無いんでしょうけど、煩悩の塊みたいなわっちのような人間には、そう簡単に卒業出来る音楽ではないですね。

 とりあえずは、日本人であれば、ビリー・アイリッシュなんかを聞くぐらいだったらCOCCOを聞きましょう!とだけは言っておきますね!

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