2017’09.26・Tue

福田沙紀 「SAKIPPO」

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 今やその姿を全く見かけることが無くなってしまいましたが、女優兼歌手であります福田沙紀の2006年のデビューアルバムであります。このボログでは沙紀ちゃんの2010年盤を取り上げたことがありますが、歌手としての資質をシッカリと持ったことが感じられ作品に仕上がっておりまして、わっちはかなり気に入っている盤なんですよね~。ですので沙紀ちゃんの盤は色々とゲットしようと思っておりまして、昨年の12月に関西に行った時に三宮のブックオフの500円棚で発見したのが今回の盤であります。DVD付き2枚組也~♪まあDVDが付いていたって基本見ないんですけど。あ、でも沙紀ちゃんのアルバムって、現状はこの2枚だけみたいですね。

 それにしても沙紀ちゃんって、女優さんが本業ですからルックスがめっさイイのは当然として、歌手としても本当に魅力的ですよね~。とにかく歌が上手いんですよ沙紀ちゃんって。本業が歌手であったとしても、十分にヤッテいける実力があるのは間違いありません。キャピキャピはしていませんけど初々しい新鮮さがある歌声ですし、発声も音程もリズム感もシッカリとしていますので、色々なタイプの曲をキッチリと歌いこなす事が出来るんですよ。このルックスの娘がこんなステキな歌声を聞かせてくれるワケですから、そりゃあ萌えますわな。まあ歌手としての沙紀ちゃんをご存じ無い方は多々いらっしゃるかと思いますけど、ポップス好きの方であればきっとお気に召していただけるかと思います。2010年盤はダークな色彩が強めの歌でしたが、コチラのデビュー盤は表情豊かなカラフルな歌ですので、萌え度は相当に高いと思いますよ!

 そして曲がこれまためっさ良いモノが揃っているんですよね~。特にアン・ルイスが歌った「グッド・バイ・マイ・ラブ」のハマリ具合には見事でありまして、昭和歌謡をこんなに見事にさり気なく歌えるなんて、もう胸キュンキュンの激萌えであります!ハードロッキンなアレンジの「アタックNO.1」も悪くないですよ。全体的にはロック色がかなり強い歌謡になっておりまして、ちょいハスキーな部分もある沙紀ちゃんの歌声には良く合っていると思いますね。ロック色が強いとは言っても、歌謡の部分はシッカリと残っていますので、70年代とかの歌謡曲がお好きだった方には意外にアピールするんじゃないかと思いますが、如何でしょうか?ちなみにわっちが一番好きな曲は、和テイストな感覚がある4曲目の「青いバトン」ですかね~。5曲目のラテンな「想い出が泣いている」もステキであります。

 それにしてもですよ、こうやって沙紀ちゃんの盤を聞いておりますと、やっぱり歌手としての沙紀ちゃんって本当に魅力的だと思います。女優さんとして見かけることが無くなっている現在、マジで路線を変更して歌手活動をヤッテ欲しいと思う今日この頃。事務所がオスカーですから、中堅どころの沙紀ちゃんにカネを掛けることなんて無いと思いますけど、ここは一発本人に奮起してもらって、また見事な歌謡盤を出して欲しいモノだと思っております。期待してますよ、沙紀ちゃん!
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2017’09.24・Sun

ゴールデン・ハーフ 「ゴールデン・ベスト」

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 1970年代に活躍した日本のアイドルグループ、ゴールデン・ハーフの2003年発売の20曲入りベスト盤であります。福岡は天神の中古盤屋にて、1280円もの大枚をはたいてゲット致しました。グループ名やジャケ写の通り、ハーフで構成されたアイドルグループでありますが、実は1人だけ純日本人がいたらしいですね。まあぶっちゃけ言ってどんなグループだったのか、リアルタイムで聞いたことがあるワケではありませんので、どれだけの人気があったのかは存じません。しかし1曲目に入っている「黄色いサクランボ」はわっちでも知っている超有名曲ですし、無駄にアッハンウッフンと喘ぐお色気歌謡路線でかなりの人気を博したらしいですね。でも今時こんなグループが存在したら、「正しい事が大好き」な大人達が有害だのすぐやめさせろなどと、鬼の首を取ったかの如く騒ぎ出すに違いありません。そう考えると、昔は大らかだったんだな~って気がしますね。

 収録されている楽曲は「黄色いサクランボ」を除いて外国のポップスのカバーばかりでありまして(多分)、ハーフだから外国の曲を歌わせておけ的な安直な発想が愉快でもありトホホでもあります。しかしその安直な発想が功を奏したと言いますか、カバー曲だからこそポップで楽しい曲がズラリと揃っておりまして、安直な発想ながらも制作陣の耳は確かだったのかな~って気も致します。言わば「これぞポップス!」という曲ばかりですので、誰が聞いても楽しい仕上がりになっていると思いますね~。曲目は本当に間違い無いモノばかりですので、無駄なお色気と共にポップスの楽しさを存分に堪能することが出来ると思いますよ!

 ところで歌っているのは外国曲ではありますが、英語とかで歌ったらなかなか日本では受け入れられないということで、大半の曲では日本語に訳した歌詞になっています。そして時にハーフらしさをアピールする為に、無駄に英語で歌ったり喋ったりする辺りが、これまた微笑ましくてイイんですよ!でもこうやってステキな曲の数々を聞いておりますと、日本語訳詞にしたのは大正解だと実感致します。日本語だからこそ外国曲がより身近に感じられるようになりますし、しかも昔の歌謡曲ですからプロの作詞家がシッカリと作っていますので、妙に恥ずかしくて楽しいんですよね~。お色気歌謡の本領発揮と言いますか、アッハンウッフンだけではないお色気が実にイイのであります。

 まあ歌っているのは素人同然のハーフの集まりですので歌は上手くも何ともないワケではありますが、一応レッスンはちゃんと受けているのか、音程とかリズム感とかにはそれ程怪しいところは無くて、安心してこの嬉し恥ずかしお色気歌謡に身を浸す事が出来ると思います。ルックスも悪くないですしね~。別にどうでもいいんですけど、昔の若い連中は親に隠れてゴールデン・ハーフの曲を聞いていたんでしょうね。時に親がいない時を見計らって、時にラジオごと頭から布団を被って。ですので音が良いとか悪いとか判断する対象ではない音楽だと思いますが、再生してみると低音がズンズンと前に出て来る意外にイイ音なんですよ。おそらくですけど昔のスケベな制作陣連中は、股間に響く低音なんてことを意識しながら音を作っていたんじゃないかと思われます。何から何まで徹底したバカさ加減が窺われまして、マジ素晴らしいと思います。これぞ理想のポップスということで、一家に一枚レベルの名盤と言っておきましょうか。本当にめっちゃくちゃイイですよ、コレ♪

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2017’09.23・Sat

河田純子 「JUN MIND」

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 1980年代終わり頃から90年代にかけて活動していたアイドル歌手河田純子の、1990年発売の2枚目のアルバムであります。1974年生まれですから、16歳の時のアルバムですね。前に樂天使という3人組のアイドルユニットのブツを取り上げたことがありますが、そのメンバーの一人だった娘であります。わっちは当時からこの娘の顔と名前は知っておりますが、人気があったのかどうかはよくわかりません。アイドルとしてはビミョーなルックスという気はしますけど、ぷっくりムッチリしていてカワイイですし、個人的には結構好きなタイプであります。ちなみに同期には田村英里子、深津絵里、島崎和歌子、中山忍、川越美和なんかがいるようです。

 当時はアイドル冬の時代なんて言われていたようですが、そんな中でもおそらく河田さんって大して人気は無かったという気がします。と言うのも、この人の盤って中古で見かけることが殆ど無いからであります。今回の盤は昨年12月に関西へ行った時に、心斎橋のブックオフの280円棚で発見出来ましたけど、九州の中古盤屋とかブックオフでは見たことがありません。ですので見かけたら即ゲットする必要がある、絶滅危惧種に指定したいと思います。などというどうでもいい話は置いといて、河田さんって幼いロリーなルックスにも関わらず、意外にお姉さんっぽい落ち着いた歌声なのがイイ感じです。歌自体は決して上手いとは言えませんけど、発声はシッカリとしていて声がちゃんと出ていますし、アイドルらしく元気一杯に歌っているところが好感度高いです。やっぱり若い娘が元気一杯に楽しそうに歌っていると、萌えるし応援もしたくなるってモンであります!

 ちなみに楽曲はプリンセス・プリンセスの今野登茂子、伊秩弘将なんかが提供していますし、編曲には笹路正徳の名前があったりします。今考えると「おっ!」というメンバーですけど、当時はそれが評判になった痕跡は全くございません。でもそんな中で1曲だけ河田さんの自作曲入っているのが目を惹きますね。曲自体はありがちなマイナー調のロッキン・ポップスでありまして、別に取り立ててどうと言うこともありませんけど、16歳のアイドル娘の自作曲が収録されているなんて、今も当時も珍しい事なんじゃないかと思います。恥らう乙女のお年頃なのに自作曲を発表するなんて、河田さんってなかなか勇気がありますね~。もしかして結構図太い神経の持ち主か?

 まあぶっちゃけ言いますと、アイドル盤として取り立てて優れたところがある作品ではありません。歌が特別に上手いワケでもなければ曲がめっさ良いというワケでもなく、バックの装飾過多な音は如何にもあの頃の音楽って感じで古臭さを感じさせたりもします。しかしあの時代だからこその空気感は伝わって来ますし、それよりも何よりも、絶滅危惧種の河田さんの盤ということに価値があるワケでありまして、アイドル好きとしては放っておけない盤だと思います。決してお薦め出来るアルバムではありませんが、このルックスが気になる方であれば持っていて損は無いと思いますよ!

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2017’09.21・Thu

渡辺美奈代 「恋してると、いいね」

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 元おニャン子アイドル渡辺美奈代の、1989年のアルバムであります。前に取り上げました「MY BOY」に続く作品で、今回もムーンライダーズの鈴木慶一が作曲に演奏にプロデュースに、縦横無尽の大活躍をしております。このおっさん、一体全体美奈代さんのどこをそんなに気に入ったのかは知りませんけど、この偏執狂的な美奈代愛は凄いですね~。流石はムーンライダーズだわ、こだわりぶりが半端ではありません。それだけおっさんを惹き付ける魅力が美奈代さんにあったということでありましょう。

 そんな偏執狂的なおっさんに対して美奈代さんは他人事のように飄々としていて、相手が鈴木慶一だからといって臆する事が全くありません。多分鈴木慶一が何者なのかなんて知らなかったんじゃないかと思われ、「何だかヘンなおじさん~♪」程度に思っていたんじゃないかと推測致します。だからこその自然体と言いますか、前作と同様に絶妙のヘタさ加減でヘロヘロと楽しそうに歌っているのがステキです。実にいいじゃないですか、偏執狂的な愛情で献身的に尽くすおっさんと、他人事のようにそ知らぬ顔で無邪気に弾けている小娘。今も昔も変わらぬおっさんと小娘の関係性でありますな~。

 それにしても今回の盤も実に良い曲が揃っておりまして(個人的には前作を超える充実振りだと思っております)、美奈代さんの歌を受け入れることが出来るのであれば、聞きどころ満載の仕上がりになっていると思います。バックの音の素晴らしさも特筆モノですしね~。とにかくポップスとして極めて上質な盤ですし、アイドル歌謡としては高岡早紀の諸作にも負けない位の作品だと思います。要はアイドル歌謡として最高峰の一枚ってことであり、アイドル云々を抜きにして日本のポップスとしても群を抜いて上質の盤だということであります。アイドル歌謡好きもポップス好きもみんな集まれ~!なんて言いたくなる、マジ傑作でありますよ~♪

 ところでおニャン子クラブって色々な小娘がソロ・デビューしましたけど、中には吉沢秋絵だの新田恵里だの国生さゆりだのと破壊的にヘタな凄まじい連中もいれば、おっさんに溺愛される美奈代さんみたいな娘もいたりして、今考えるになかなか面白いグループでしたね~。まあおニャン子のせいでそれ以降のアイドルのルックスのハードルが激下がりになったというのは、良いことなのか悪いことなのかよくわかりませんけど、大所帯の中から意外な才能を持った小娘が発見されるという可能性を示してみせたのは、良いことだったのかな~って気がしますね。美奈代さんみたいなおっさんを夢中にさせる毒娘が、こんな素晴らしい盤を残すことが出来たというのは、まさにおニャン子様々と言いますか、それだけでも存在価値があったのかと思ったりもします。などというどうでもいいことを考えてしまう位に、美奈代さんの「恋してると、いいね」は素晴らしいということであります~♪名盤ですよ、マジで。

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2017’09.19・Tue

ともさかりえ 「トリドリ。」

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 女優さんでありますともさかりえの、2009年のアルバムであります。30歳を迎えるにあたり、メモリアル的な作品を出そうということで作り上げた1枚なんだそうです。実はわっちは以前からともさかさんの盤を何枚か持っておりまして、歌手としてのともさかさんって結構好きなんですよね~。意外に歌えると言いますか、ぶっちゃけ、女優としてよりも歌手として活動した方がイイんじゃね?なんて思ったりもしまして、その実力を高く評価していたりして。この盤でもその実力を遺憾無く発揮していて、歌手としてのともさかさんを知らない人が聞けば、「え~っ、これって本当にともさかさんの歌なの?」なんて、ビックリするんじゃないかと思います。

 今回取り上げます盤は、つい先日ブックオフの500円棚で発見したのですが、歌手としてのともさかさんが好きだと言う割にわっちはこんな盤が存在していることを知らなくて、慌てて(?)ゲット次第なのであります。とりあえず、まずはサイケGS歌謡みたいな(?)ジャケが印象的でありまして、わっちが持っているともさかさんのイメージには全く無かった感じであります。ともさかさんって清楚&プリティー、みたいなイメージでしたので。あ、別にどうでもいいんですけど、このジャケって実は二重構造になっていて、通常の紙ジャケの上に更に模様がついたプラシートが置いてあるんですよ。30歳のメモリアルだからなのか、ちょいと凝った構造にしてみたんですかね~。

 まあジャケも印象的なんですけど、もっとステキなのがこの盤の中身の方であります。全8曲とちょいケチった感じはありますけど、どの曲もめっさ充実していて素晴らしい!この盤では東京事変とか木村カエラ、原田郁子みたいな有名どころが曲を提供したりバックの演奏をヤッタりしていまして、それだけでも聞いてみたくなる人はいらっしゃるんじゃないかと思います。でもそんなことは単なるオマケでしかありません。勿論そんな連中が提供している楽曲の良さは特筆モノなんですが、それよりも何よりも、ともさかさんの歌が素晴らしいんですよ!全然力む事が無い自然体でさり気ない歌でありながら、しっかりと存在感がありますし、曲によって表情や声色を変えながら歌う様子は、まさに「歌う女優」って感じであります。コレは決して女優のお遊びレベルの歌なんかではなくて、わっちにはホンモノの歌手の歌だと感じられるのであります。

 うわ~、やっぱりともさかさんって素晴らしい歌手だわ。とりあえずわっちは1曲目のスケールの大きいしっとりバラードでヤラレてしまい、それに続く東京事変がバックのジャズっぽいロックンロールで、ともさかさんにひれ伏してしまいました。他にも色々なタイプの曲がありますが、わっちは個人的に5曲目のしっとりアジアン歌謡みたいな「ずっと」が一番好きかな~♪あ、でも如何にもクラムボンっぽい軽快なポップスの6曲目もイイな~(原田郁子の真似してるし!)。イヤイヤ、子守唄みたいな7曲目も、イヤイヤ、他にも・・・などと、聞きどころ満載のステキ盤であります。ポップス好きの方には強くお薦め出来る逸品でございます~♪

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