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2019’12.06・Fri

COCCO 「スターシャンク」


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 COCCOって引退したんじゃなかったでしたっけ?「クムイウタ」なんかは好きでしたけど、引退騒動があってそれ以降はこの人のことは全く追いかけていなかったんですよ。しかし今年新作が発売されたということで、聞いてみた次第であります。どうやら引退騒動の後も作品は色々とリリースしていたようなんですが、興味も関心も無くなっていましたので情報が目に留まらなかったみたいです。

 で、久し振りに聞いたCOCCOでありますが、「クムイウタ」等の初期の作品にあった激しいパワーが戻ってきたような感触がありますね。重く暗く沈み込んで行くような暗黒パワーが炸裂していて、この人の音楽を聞いていると世界中で大ヒットしているビリー・アイリッシュなんぞは、単なる子供騙しだと思えて来ますね。既に結構いい年齢になっているはずですが、未だに負のパワーが全く衰えていないのは凄いです。ルックスからして狂人にしか見えない人ですけど、年齢を重ねても昔と何も変わらず狂人のままなんでしょうかね~。

 まあ本来であれば、わっちはこの手の暗黒音楽は好きではないんですよ。しかしですね、COCCOの場合は暗黒なだけではないんですよね~。音楽としての美しさとか、時に見せる優しい表情が実に魅力的ですので、「こんな重苦しくて暗い音楽なんぞ聞いてられるか!」とはならないのであります。聞いていると心がどんより曇って来るのは確かですけど、自分が持っているモヤモヤした負の感情に寄り添ってくれるようにも感じられますし、ついつい聞いてしまうのであります。恐らく心が清らかな人にはこんな音楽は全く必要無いんでしょうけど、煩悩の塊みたいなわっちのような人間には、そう簡単に卒業出来る音楽ではないですね。

 とりあえずは、日本人であれば、ビリー・アイリッシュなんかを聞くぐらいだったらCOCCOを聞きましょう!とだけは言っておきますね!
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2019’12.04・Wed

星野みちる 「星がきれいですね」

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 シンガーソングライター星野みちるの、今年発売のアルバムであります。以前から顔と名前は知っている人ですが、アニメ系の歌手じゃありませんでしたっけ?まあそんなことはどうだってイイんですけど、今回のアルバムは妙に懐かしい感覚に溢れた作品に仕上がっていて、ちょいと和んでしまうんですよね~。何が懐かしいかって、何だか90年代に聞いたことがあるかのような作品なんですよ。

 どういうことかと言いますと、90年代って日本でワールドミュージックの一大ムーヴメントが起きましたけど、その影響で世界各地の音楽の要素を取り入れたポップスが多々作られたことがありましたよね。星野さんの今回のアルバムは、まるでその時代に作られたアルバムであるかの如く、世界の色々な音楽の要素を取り入れた作品になっていて、如何にもワールドミュージッカー達が喜びそうな感じなんですよね~。わっちも基本的にこの手の色々な要素を取り入れた作品は好きですので、単純に楽しませてもらっているのであります。

 どんな音楽の要素が取り入れられているのかは、実際に聞いて確認していただければと思いますが、ポップな楽曲に躍動感溢れるバックの演奏、そしてカワイイ声で意外に(?)シッカリと色々なタイプの曲を歌いこなす星野さんの歌唱は、ポップスファンであれば聞いておいて損は無いと思います。聞けば思わず笑顔になってしまうと言いましょうか、楽しい気分になってしまうのは請け合いであります。ルックスもなかなか良さそうですし、注目に値する歌手なんじゃないでしょうか?

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2019’12.01・Sun

RIE FU 「PLACES」

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 わっちの大好きな日本のシンガーソングライター、RIE FUの今年発売のアルバムであります。大好きとは言っても近年はスッカリご無沙汰しておりまして、わっちがリエさんの音楽にハマりまくっていたのは2000年代でした。その頃のリエさんはわっちの年間ベストの常連さんでしたし(第1位を獲得したアルバムもありますよ!)、本当に大好きだったんですよね~。しかし何故だか段々とアルバムの入手が出来なくなって来て(中古に出て来ないし)、徐々に疎遠になって来て現在に至るという状況でございます。しかしSPOTIFYのおかげでリエさんに再会することが出来て、コチラの最新作を聞くことが出来たのでありますよ!

 本当に久~し振りに聞くリエさんの音楽でありますが、聞いてみると相変わらずのリエ節とでも言いましょうか、聞いてリエさんだと一発でわかるちょいと鼻に掛かった独特の声、如何にもリエさんらしい侘び寂びのある美しいメロディライン、どれを取ってもリエさん健在也って感じで、本当に喜ばしい限りであります。ただ、わっちが大好きだった「あの頃の」リエさんと大きく違う点が一つありまして、それは全曲英語で歌っていることであります。元々英語も日本語もチャンポンにして歌っていた人ではありますけど、わっちは特に日本語歌唱に大きな魅力を感じておりましたので、英語のみっていうのが非常に残念でならないんですよね~。日本語で歌うのはやめたんでしょうか?う~む、一体どのような心境の変化があったのでしょうね。

 リエさんって2016年からロンドン近郊に拠点を移して音楽活動をしているらしく、外国ではRIE FUではなくRIE名義にしているらしいです。イギリスに拠点を置くとなるとどうしても日本語で歌っているワケには行かなくて、英語になってしまうという事情はあるのでしょう。アッチの連中って日本語の歌なんて聞こうともしないでしょうしね~。そもそも何故拠点をイギリスに移したのかはわかりませんけど、もしかしたら日本の音楽界が窮屈だったのかもしれませんし、一度外国に拠点を移して冷静な目で日本を見直したかったのかもしれません。何にしても日本語歌唱が無いというのは、わっちにとっては大きなマイナス点ではあります。

 しかしそうは言ってもそこはやっぱりリエさんの音楽ですよ、英語で歌っていても日本的な湿った切ない感覚がジワジワと沁みて来まして、何だかキュンと胸締め付けられるような気分になってしまうのであります。まあだからこそこの楽曲を日本語の響きで聞くことが出来たら完璧だったのに、なんて思ってしまうワケでありまして、素晴らしい作品なんですけど手放しで素晴らしいとは言えないという、とってももどかしい気持ちになってしまうのであります。

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2019’11.24・Sun

KOKIA 「TOKYO MERMAID」

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 日本のシンガーソングライターKOKIAの、昨年発売のアルバムであります。この人が出て来た頃から名前だけは知っておりますが、実際に歌をちゃんと聞いたことはありませんでした。以前はブックオフの安棚でちょくちょく見掛けていましたし、そのジャケ写から「どうせありきたりなJ-POPじゃろ?」みたいに勝手に決め付けていて、聞こうとしなかったんですよね~。しかしこの度SPOTIFYでセシル・コルベルあたりから掘って行ったら、何故かこの人に出くわしましたので、聞いてみた次第であります。するとですね、これまで聞こうとしなくてすいません!って思ってしまったんですよ。

 イヤイヤ、実に良いではないですかKOKIAさん。この人がこんなにステキなシンガーソングライターだったなんて、初めて知りました。アイリッシュ・トラッドやメリケン・フォーク、時にブルースなんかを隠し味にした、ちょいと儚くも切ないポップスをヤッテいるワケなんですが、とにかく良い曲を書くんですよ。日本人の琴線に触れると言いましょうか、ジンワリ沁みて来る美しいメロディだな~と感じられる曲がズラリと揃っています。そんな曲をあまりゴチャゴチャしないアレンジで聞かせてくれますので、メロディの良さがシッカリと伝わって来るのであります。

 ただ、そんな美メロを歌うKOKIAさんの歌い方がですね、徹頭徹尾ウィスパー系なんですよ。基本的には囁くような歌い方でOKだと思うんですけど、全曲この歌い方なのはどうなのかな~という気もするんですよね~。曲によってはもう少し力強く歌ってもいいんじゃね?なんて感じられたりもして、この歌い方を全面的に支持することは出来ないかな~と。試しに以前の曲を聞いてみると、もうちょっとシッカリ発声していますので、囁き系とシッカリ発声を織り交ぜて歌えばイイのにな~と思う次第なのであります。

 とは言えやはりこの琴線に触れる美メロと切ない感覚は、他ではなかなか味わえませんので、ついつい聞いてしまうのであります。どの曲も良い仕上がりですが、個人的に特に好きなのが冒頭の「お化けが怖いなんて」でありまして、今年聞いた曲の中で最も美しいのでは?な~んて思っております。切ない歌詞と相俟って、胸締め付けられるような切なさと哀しさが弾ける名曲だと感じられる、今日この頃であります。

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2019’11.23・Sat

チャラン・ポ・ランタンのライヴに行って来ました!(今年2回目)

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 本日はチャラン・ポ・ランタンのライヴに行って来ました!場所は福岡市の天神地区にあります小さなワークスペース(?)リブラボというところで、広さは学校の1クラスの教室よりも狭いかな~って感じでした。観客は100人いないぐらいだったかと思いますが、もう満員御礼状態でしたね(マジ小さいところだったのです)。チャラン・ポ・ランタンのライヴとは言っても、メインはアコーディオンの小春のソロ・ライヴで、後半にオマケとして妹のももが入って来てチャラン・ポのライヴになるという具合です。実は秋のチャラン・ポ・ツアーは広島で終わりで、元々は福岡公演は予定に無かったんですよ。しかし10月末頃に突然小さなワーク・スペースで「小春のソロ・ライヴやりまっせ~」と告知されまして、わっちと共にチャラン・ポの大ファンであります嫁さんと一緒に行って来たのでありました。

 ただ今回のライヴはちょっと特殊で、チケットは前売りの一般販売はされず、事前にワークスペースにメールして整理番号をもらい、料金は当日に会場で直接払うという形だったんですよ。しかも1メールにつき1個しか整理番号をもらえない為、わっちと嫁さんで別々に申し込みしなければならなかったのであります。嫁さんはタブレットからすぐにメールを送れたんですけど、わっちはパソコンから送ろうとしたもののエラーが何度も出て全然送れず、最終的には送信出来たものの嫁さんは整理番号1ケタでわっちは50番台に。ですので嫁さんは一番前の一番真ん中でチャラン・ポの2人を見ることが出来たんですが、わっちは後ろの方に座る破目に!でも狭~い会場の通路の横の席で、チャラン・ポの連中がステージ上がる時にその通路を通って行きますので、わっちのすぐ横(10センチぐらい)を小春とももが通って行くんですよ!小春ってめっさエエ香りがするんです~・・・って、激しくどうでもいい話ですね。

コチラが妹のもも。
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 ライヴ開始は13時半で終了は15時だったのですが、14時20分頃までが小春のソロ、残り時間はチャラン・ポのライヴという構成でした。どちらにせよ時間が非常に短かったので「もっと聞きて~っ!」とは思ったのですが、夕方から別の人のライヴの予定がありましたから仕方ないですね。しかし、それにしても小春ですよ。相変わらずめっちゃくちゃに上手いんですよね~。小春らしい取り留めの無い話がダラダラ続くのも面白かったですし(今回はボタン式アコーディオンの講義)。しかも、小春って至近距離で見ると意外に(?)整ったキレイな顔なんですよ。どちらかと言えば、カワイイと言われているももよりも、小春の方がキレイでしたね。

コチラが姉の小春。いつも写真写りがあまり良くないんですよね~。
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 ただ、演奏自体はソロよりもチャラン・ポの時の方が圧倒的にパワフルでカッコ良く、やっぱり小春は歌とアコーディオンの姉妹ユニット、チャラン・ポ・ランタンの小春なんだな~と改めて実感した次第であります。時間的にはもっともっと見たかったですけど、NHKホールでさえ満員にするチャラン・ポのライヴを、プライベート空間みたいな場所で少人数で見ることが出来たのは、本当に貴重な機会だったと思います。イヤ~、本当に良いモノを見させてもらいました。チャラン・ポの2人とスタッフの皆様には心から御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました!またヤッテね~♪

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