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2021’03.27・Sat

NIHAL NELSON 「SALLI MITI GANAN」

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 最近はターラブをよく聞いているのですが、ターラブの本場でありますザンジバルと同じくインド洋の島で、スリランカという島国があるのをふと思い出しました。スリランカと言えば1枚だけCDを持っているな~ってことで棚から引っ張り出して来たのが、ニハール・ネルサンというおっさん歌手の1991年に日本発売されたアルバムであります。ちなみにコレが102枚目のアルバムなんだそうな(当時のスリランカではカセットテープが主流だったらしいですね)。1963年に1枚目のアルバムを発表して以来精力的に活動を続けていたようですが、現在は何をしているのかは存じません。

 ニハールさんがヤッテいる音楽はスリランカの大衆音楽「バイラ(BAILA)」ですが、ポルトガル語で「踊り」という意味の言葉なんだそうで、その名の通り思わず踊り出したくなるような陽気で明るい雰囲気の音楽であります。踊り出したくなるとは言っても、リズムは所謂ハチロクと言われる8分の6拍子ですので、日本人には踊りにくいとは思いますけど。このバイラという音楽は、大航海時代以来ポルトガル、オランダ、イギリスの支配を受けたことで、スリランカの土着文化とヨーロッパの文化が融合して出来上がったという大雑把な成り立ちしかわからないのですが、沿岸地方を支配していたポルトガルの影響が特に強いようですね。当然海を隔てたお隣のインド音楽や、アメリカのロックとかポップスなんかの影響も見て取ることが出来ます。

 ニハールさんの歌い口にはインドポップスっぽさがありますが、聞いてすぐにそれとわかるインドポップスみたいなクセはそれ程強くはないと思います。如何にもアジア的な節回しではありますけど、とても軽快でスッキリしていますので、耳に馴染み易いのではないかという気がしますね。スリランカで第一人者と言われる人ですから当然のように歌は上手いですし、包容力を感じさせる男らしい歌声も魅力的であります。

 まあスリランカ音楽の情報なんて日本には全く入って来ませんから、ニハールさんの現況もスリランカ音楽の現状もわっちには全くわからないのですが、バイラを発展させたような音楽が出て来ているのであれば、是非聞いてみたいところであります。とりあえずはSPOTIFYで色々と検索してみようかな~と思う、今日この頃なのであります。
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