2017’11.22・Wed

BEVERLY 「AWESOME」

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 今年日本デビューした歌手ビヴァリーのアルバムでありますが、この人ってフィリピンの歌手ビヴァリー・ケイメンですよね?フィリピンでもそこそこの人気はあったような気がしますが、心機一転だか何だか知りませんけど何故か日本に活動の場を移したみたいですね。一体どういう経緯があったのか、ご存知の方はお教え下さいませ~。何にしても折角日本に来たからには、シェネルみたいにある程度の成功はして欲しいですね。でも日本の音楽業界は、日本に活動の場を求めて来たマリエ・ディグビーという逸材を育てる事が出来ず、フィリピンへ逃亡させてしまった過去がありますからね~。どうなることやら、今後の経過を見させてもらいたいと思います。

 ところでこのビヴァリーでありますが、一度フィリピンでデビューしているだけのことはあって、実力の程は折り紙付きであります。ヤッテいる音楽は如何にもフィリピンの歌姫って感じのR&B系なんですが、ヒップホップの要素も入っていますし、日本でもこの手の音は人気がありますから(日本だけでなくアジア一帯で人気がありますが)、表面的にはフォークで実は熱血ロックなマリエ・ディグビーよりは一般的に受け入れられ易いかもしれません。是非とも日本で活躍して欲しいと願うワケでございますが、どうなりますかね~。

 実力の程は折り紙付きと言いましたけど、この盤を聞いていただければそのことは一発で納得いただけるかと思います。R&B系の歌姫と言えば、金切り声を張り上げて歌い上げるタイプの歌手を想像される方も多いかと思いますが、ビヴァリーの場合はちょいと違うんですよ。もちろん声を張り上げて歌う部分もありますけど、この人は全然聞き苦しくないんですよね~。それは必要な部分で力をちょいと入れるだけで、他の部分では十分にリラックスした歌い方をしているからであります。だから全然「歌唱力の押し売り」みたいなところがありませんし、だからこそニュアンスが豊かになっているって感じなんですよ。若々しい歌声は素晴らしく伸びやかですし、何よりも歌うことが楽しくてたまらないという気持ちの部分がシッカリと伝わって来るのがステキだと思いますね~。その様子はまさに「歌バカ」って感じで、わっちはこういうタイプの歌手はめっさ好きであります!

 今回の盤は日本でのデビュー盤になりますが、日本語の曲も英語の曲もありまして、わっちはどちらもイケてるな~と思います。意外に日本語の発音もシッカリとしていて特に不自然に感じられるところは無く、流石の歌唱力を誇る英語の曲と同様に、気持ちが入った歌を聞かせてくれますね。今後JYレベルの日本語力がつけば、日本での活動の場はもっと広がる可能性はあります。まあ日本の音楽業界が、これだけの逸材を生かすことが出来るかどうかは非常に疑わしいんですけど・・・。何にしても、素晴らしく爽快な歌唱を聞かせてくれる上々のデビュー盤、聞く価値は十分にあると思います。わっちは全力で応援したいですね~♪
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2017’07.10・Mon

ANGELINE QUINTO 「@LOVE」

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 これまでず~っと隠して来ましたが(?)実はわっちが大好きなフィリピンの歌手アジェリン・キント(以下キンちゃん)の、2016年発売のアルバムであります。とは言っても、ここ2年ぐらいはキンちゃんの歌なんて全く聞いていなかったんですけど。そんなんでよく「大好き」なんて言えたモンだな~って突っ込まれそうですが、本当に好きなんだから仕方ありません。だって美人さんですから・・・って、結局ルックスが一番大事なわっちなのであります。でも本当に美人さんなんですよキンちゃんって。スタイルもイイですしね~。美人さんなら聞きたくもなりますし、応援もしたくなりますよね?

 というどうでもいい話はさて置き、トップ歌手のサラ・ヘロニモ(ヘロやん)やチャリース・ペンペン子に続く才能として(心の片隅で)期待していたキンちゃんでありますが、やっぱりイイ歌手ですよね~。肩肘張らずにスッカリと力が抜けた感じで歌う様子は、ナチュラル・メイクの美しさが際立つと言いますか、そもそも実力のある歌手は力一杯歌わなくてもシッカリとソウルを伝えられるのであります。これ見よがしに声を張り上げて歌うR&B系の歌姫って多々いますけど、アレって自分の力を誇示する為にヤッテるみたいな感じがして、わっちは凄くイヤなんですよ。勿論そんな歌い方が効果的な場合はありますけど、控え目な表現の中に繊細なニュアンスを感じさせる歌の方が、わっちは好きなんですよね~。その点キンちゃんはイイですよ~♪歌い上げる場合にグッと力を入れるだけですので、表現の幅が物凄く広く感じられるのであります。う~む、ステキ歌手!

 まあぶっちゃけ言えば歌の実力はヘロやんやペンペン子ちゃんの方が上ですけど、人の良さそうな誠実な歌唱が実に魅力的だと思います。柔らかくて優しい歌い口も美しいルックスに見合っていますし。ただ、フィリピンのR&B系歌姫にはありがちなことではありますが、キンちゃんのこの盤もこれでもかとばかりにバラード攻撃というのが何だかな~って気がしますね。フィリピン音楽界のバラード偏重傾向というのは今に始まったことではないにせよ、わっちみたいなバラードよりもノリノリな曲が好きな人間からすれば、いくら甘さ控え目とは言っても「これでもか!」とケーキばっかり出されたら、「もう結構です」って感じになってしまうワケであります。キンちゃんってノリノリな曲もイケる口ですから、もっとバランス良くその手の曲も混ぜて欲しいな~と思います。

 とは言えキンちゃんの歌の美しさはこの盤でも十分に堪能出来ますので、コレはコレでありなのかという気も致します。ノリノリに弾けたキンちゃんの姿は、次回の楽しみということにしておこうかと思います。ですからキンちゃん、次のアルバムはいつになるのか知りませんけど、ノリノリのファンクとかハードロッキンなポップスで、わっちの度肝を抜いて下さいませ~♪期待しておりますよ~。

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2017’06.29・Thu

CHARICE 「CATHARSIS」

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 おっさんになってしまったチャリース・ペンペン子の、昨年発売のアルバムであります。わっちの部屋にはまだカワイイ女の子だった頃のペンペン子ちゃんのポスターが貼ってあるんですけど、今回の盤のジャケとか中の写真を見ると、もう丸っきり別人になってしまっておりまして、思えば遠くへ来たもんだなんて感慨に浸っている次第なのでございます。あのミニミニでプリティガールなペンペン子ちゃんは一体どこへ行った?う~む、惜しい人を亡くしたモンであります・・・って、まだ生きてますけど。

BEFORE
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AFTER
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 まあおっさんになってしまったとは言え、ペンペン子ちゃんの歌が健在なのは救いですよね~。歳を取っておっさんになってしまった分だけ可憐さとか可愛らしさは無くなりましたけど、歌だけ聞いていればやっぱり上手い女性歌手であります。カワイイ少女だった頃のペンペン子ちゃんは思いっきり声張り上げるR&B系の歌手でしたが、おっさんになってからはちょいとロック色が強い音楽性に路線変更しておりまして、ルックスの変化はガッカリですけど、音楽性の変化はわっちの好きな方向へ向かっています。流石に昔は天才少女と騒がれただけのことはあって、音楽性の違いはあっても歌の上手さは相変わらずだな~って感じですね。

 まあおっさんになってからは「男らしさ」を出す為に、ロック路線に転向せざるを得ないという事情があったのかもしれませんけど、元々歌はめっさ上手いですからそこに不自然さは全くありません。ただ、どの曲を聞いても悲しげな表情をしていると感じられるんですよね。曲がマイナー調のロック・バラードが多いということもあるでしょうけど、おっさんになったことで多々バッシングされたらしいですし、マイノリティとしての悲哀が歌唱に滲み出て来ているのかな~って気がしますね。わっちとしましては、明るくポップに弾けていた頃のペンペン子ちゃんを知っていますので、いくら音楽性の変化がわっちの好みの方向だとは言っても、この歌を聞いていると何だかちょっと気の毒に感じられて仕方がないんですよね~。

 これはわっちの想像ですけど、ペンペン子ちゃんって自分が異形の人間であるという意識をず~っと持ち続けていて、今もなお悩み続けているんじゃないかと思います。じゃないと、この息苦しいまでの悲哀が感じられる歌の説明がつきませんし。その悲哀が音楽的にプラスになっているのであればイイのかもしれませんけど、個人的には聞くほどに気の毒に感じてしまうのであります。今後ペンペン子ちゃんがどのような方向へ転がるかはわかりませんけど、どのような方向へ行ったとしても、自然な笑顔が見えて来るような歌を歌ってくれることを願っております。その時こそが、新生ペンペン子ちゃんの本当のスタートになるんだと思います。ペンペン子ちゃんなら、女の良さと男の良さを併せ持つ歌手になれると、わっちは信じておりますよ!

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2017’06.28・Wed

KZ TANDINGAN 「SOUL SUPREMACY」

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 フィリピンの歌手KZタンディンガンの、今年発売のアルバムであります。これが2枚目ですが、デビュー盤が2013年でしたから随分と間が開きましたね。スッカリと忘れていたところに新譜の知らせでしたので、思わずゲットしてしまった次第であります。前作はポップやらロックやらボサノバやら何やらと随分バラエティに富んだ内容で、聞けば一発でそれとわかる特徴的な歌声と相俟って、風変わりながらも聞きどころの多いステキ盤に仕上がっておりました。年間ベストには入賞しませんでしたけど、次点扱いでしたし。ですので今回のブツはめっさ期待していたんですよね~。あ、別にどうでもいい話ですが、ジャケ写がめっさ青いですけど、実物はもっと白っぽいです。わっちのポンコツ・デジカメがおかしいだけですので。

 で、今回の盤でございますが、随分R&B色が強くなった印象がありますね。歌ってるんだかラップしてるんだかよくわからない曲もあれば、しっとりと歌う曲もあり、ロックっぽいダイナミックな曲もあるのですが、どの曲も感覚が実に黒っぽいんですよ。ちょいとカスレたような独特の歌声は相変わらずなんですが、歌に切々とした感情を込めているのがよく伝わって来るようになりまして、その佇まいはまるでサザンソウルの歌手のようであります。前作ではちょっと品が無いように聞こえた歌声が、今回は唯一無二の個性として輝くようになっていまして、何だか風格みたいモノが出て来ましたね。へ~、なかなかイイ歌手になったじゃないですかKZタンディンガン。ハスキー声のラップもめっさ決まっておりますよ!

 曲もカッコいいモノが揃っているのですが、わっちがぶっ飛んだのは10曲目の「SA AKING MGA KAMAY」であります。ジャズっぽく叩きまくるドラムに超絶ぶっといベースが強烈な曲なんですが、この地響きがするようなベースは一体何事?本当にとんでもなくカッコいいんですけど~♪ただ、こんなにも強烈な音にも負けない存在感を出しているKZの歌声も、実に素晴らしいと思います。この曲の途中にはドラムとベースだけをバックにKZがラップする部分がありまして、もうマジでチビってしまうぐらいのカッコ良さであります。ちなみにこのベースは、あのカレル・ホナサンが弾いています!・・・って、誰じゃそりゃ?全然知らない人ですけど、凄いですわこの人。

 う~む、それにしても今回の盤は実にイイですね~。とっ散らかった印象があったデビュー盤と比べると、黒っぽさでビシッと筋を通したこのアルバムは、水をも漏らさぬ完璧な仕上がりになっていると思います。先日取り上げましたベトナムのハ・アイン・トゥアンの盤と同様に、ゴリゴリのワールド系音楽愛好者にはピンと来ない音楽だと思いますが、普通のポップスファンとかR&Bファンにはビシバシにアピールする音楽だと思います。フツーの音楽ファンの方々は、是非ともこのカッコ良さにシビレて下さい!などと大々的に宣伝したくなってしまう傑作であります。マジ凄いですわ、KZタンディンガン!

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2017’06.20・Tue

YLONA GARCIA 「MY NAME IS YLONA GARCIA」

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 スキャンダルに嫌われたあの日のショックがまだ抜けない今日この頃、見事なロック娘を発見してしまいました!「この娘がいてくれたら、もうスキャンダルなんて要らないぜ!」なんてことは決して思いませんけど、めっさ有望なロック娘の登場にテンションが上がってしまっております!スキャンダル・ショックの真っ最中のわっちのテンションを上げたのは、MIAさんでゲットしたイローナ・ガルシアの昨年発売のデビュー盤であります。MIAさんも推しておられるイローナちゃんですが、コレが実にイイんですよね~♪

 このイローナちゃん、ジャケを見ての通りめっさカワイイんですけど、2002年生まれの14歳なんだそうです。「え~、まだ子供やん!」って気はしますが、歌の方はあまり子供っぽくなくて実にシッカリしていまして、爽やかで快活な歌を存分に聞かせてくれるのであります。押すのも引くのも自由自在な歌唱ですので、思わず聞き惚れてしまいますわね~。う~む、素晴らしい!特に良いのが、泉が湧き出て来るような豊かな歌声なんですけど、ちょいとハスキーな声が実にカッコいいんですよ。このカワイイ顔でこのカッコいい歌声ですから、そりゃあ思わず惚れてしまいますよ。前に取り上げましたエラちゃんといいイローナちゃんといい、ホント、フィリピンって次から次に新しい才能が出て来ますわ。

 そして、このカッコいい歌声で歌うのは、ロック色の強い楽曲群であります。わっちは1曲目で完全にノックアウトされてしまったんですけど、まるでレッド・ツェッペリンみたいなハードロッキンな曲を、ニュアンス豊かに歌い飛ばして行く姿に思わず興奮!しかもこの曲、自分で作詞作曲してるし!ちなみにこのブツには自作曲が4曲収録されています。続く2曲目も超カッコいいハードなファンクロックになっていまして、もうチビってしまうぐらいにシビレてしまいます。正直言いますと、全曲このハードロッキンな路線で突っ走って欲しかったんですが、爽やかなアコースティック・バラードとか、R&B系の可愛らしいポップスなんかも入っています。でもコレがまたイローナちゃんの多彩さを見せつけるかのような仕上がりになっていまして、コレまたシビレてしまうんですよね~。

 フィリピンの女性歌手は、ホイットニー・ヒューストンとかセリーヌ・ディオンみたいなタイプの歌手を敬愛しているというのが丸わかりのR&B系が非常に多いんですが、こういうロックの神に愛されているようなカッコ良さを持った娘が出て来るのは、なかなかに珍しいことなんじゃないかと思います。出来ることなら、今後はハードなロック路線をガンガンに展開して欲しいところですが、果たしてどのように成長して行くのか、めっさ楽しみですね~。素晴らしい有望新人の登場に、めっさワクワクしております!そしていずれは我がスキャンダルと共演してもらって・・・って、そんなことあり得ないんですけど。あ、そう言えばイローナちゃんのポスターもゲットしましたので、早速部屋に貼らなければ♪スキャンダルのポスターの横に貼ろうかな~♪

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