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2021’02.23・Tue

RIVERMAYA 「GREATEST HITS」

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 フィリピンのロックバンド、リヴァーマヤの2001年発売の14曲入りベスト盤であります。いつ頃買ったCDなのかはよく覚えていませんが、確かプランテーションでゲットしたのではないかと思います。リヴァーマヤと言えばバンブーとリコ・ブランコが在籍していたバンドとして有名ですが(有名か?)、1994年の結成以来メンバー・チェンジを繰り返しながら現在も続いている人気バンドであります。

 コチラのベスト盤は、バンブーとリコが揃い踏みしていた時代の曲がズラリと並んだアルバムでありまして、言わばリヴァーマヤ最良の時期を捉えた作品と言うことが出来ましょう(異論はあるかと思いますけど)。英国ニューウェーヴ的な叙情性を湛えたこの時期のリヴァーマヤの美しさは、フィリピンロック史の中でも本当に際立っていると思いますね~。シッカリと地に足が着いた力強さと夜空を駆け巡るような繊細なギターサウンドは、まさにリヴァーマヤならではのモノでありましょう。

 それにしてもバンブーとリコですよ、この時期のリヴァーマヤは2人のバランスが凄くイイですね。ギターのリコが書く叙情的な曲を、危険でヤバイ雰囲気を放っているヴォーカルのバンブーが歌うワケですが、狂おしくも切ない歌声と初期ウォーター・ボーイズやエコー&ザ・バニーメンに通じるリリカルなギターの組み合わせが、本当に美しいと思います。わっちはこの時期のリヴァーマヤのライヴ映像を見たことがありますけど、目付きがイッテしまっているバンブーが搾り出す歌声が、リコの楽曲に本当に良く合っているんですよ。フィリピンにはイレイザーヘッズという不世出のとてつもなく素晴らしいロックバンドがいましたけど、この時期のリヴァーマヤはそれに並ぶ存在と言っても良いのでないかと思います。

 考えてみるに、コレだけ優れたロックバンドであるにも関わらず、フィリピンのバンドというだけで日本だけでなく世界的にも殆ど知られていない存在だなんて、何だか納得が行かないですよね~。フィリピンには国内では高く評価されていて大人気でも、国外では全く知られていない歌手やバンドが山ほどいますが、リヴァーマヤは国外でも評価されて人気があっても当然じゃろ?という気が致します。まあ今後リヴァーマヤにリコとバンブーが揃うことは無いでしょうけど、少なくともこの時期のリヴァーマヤだけでも、日本で再評価しませんか?
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2021’02.19・Fri

NATSUMI

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 日本とフィリピンのハーフで、フィリピンで歌手デビューした夏美(斉藤夏美)の、2017年のデビュー・ミニアルバムであります。別にどうでもいいんですけど、わっちが持っているCDは夏美ちゃんの直筆サイン入りであります。「ENJOY LISTENING!」なんて書いてあって、何だか可愛らしい~。見ての通りルックスも笑顔がカワイイですし、応援する気になる娘ですよね~。ちなみにこのアルバム発売時、夏美ちゃんは16歳、それ以降消息が伝わって来ませんけど、キレイなお姉さんになってるかな~?

 ところでコチラの夏美ちゃんは、幼い頃から歌の才能を見込まれていたようで、4歳で母親の故郷でありますフィリピンに渡り、歌のレッスンを積んで来たらしいです。母親は日本に残って働いて娘の生活やレッスンを支え、娘はそれに応えるべく懸命に修行を重ね、めでたく歌手デビュー出来たワケですから、何とも涙ぐましい母娘物語でありますな。とは言えそんな涙話には関係無く、夏美ちゃんの歌を聞けば、「あ、こりゃホンモノの歌手だわ」というのはすぐにわかるかと思います。ちょいハスキー気味の若々しさ弾ける歌声は実に堂々としていて、歌う喜びとか楽しさに満ち溢れていると感じられます。う~む、実にイイではないですか夏美ちゃん!

 まあこれだけ歌える力があれば日本でも普通に歌手デビュー出来たと思いますが、歌のレベルがとんでもなく高いフィリピンを活動の場所に選んだのは正解だったのかもしれません。日本だったらこの実力を持て余すと言いますか、下らないカバー集とかしょーもないカラオケバトル番組とかをヤラされるだけという気がします(城南海を飼い殺しにしている日本の音楽業界よ!)。フィリピンであれば実力があれば正当に評価されますし、たとえCDを出せなくても地道に地元に根付いた活躍をすることが出来ますし。

 ただ、コロナ騒ぎのせいでフィリピンの音楽業界がどんな状況になっているのかは不明ですので、夏美ちゃんが現在どのようにしているのか、全然想像がつきません。元気に歌手活動を続けられていればイイな~と思いますが、夏美ちゃんの現況をご存知の方がいらっしゃったら、是非お教え下さいませ~。

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2021’02.16・Tue

SHERYN REGIS 「THE MODERN JUKEBOX COLLECTION」

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 フィリピンの歌手でありソングライターでもありますシェリン・レヒーズの、2006年のアルバムであります。詳しいことはよくわかりませんが、おそらくフィリピン・ポップスの有名曲をカバーした作品なのではないかと思われます。自作曲は1曲だけのようですね。見るからにゴージャスな雰囲気の水商売系お姉さんといった感じのシェリンさん、1979年生まれの当時27歳でありますが、この貫禄のあるルックスとは裏腹に(?)、ちょいハスキーでありつつも子供っぽい舌足らずさが残る歌声なのがカワイイです。その声を朗々と張り上げて歌うスタイルは、如何にもフィリピンにありがちなR&B系歌姫という感じですけど、この人の場合は声がカワイイ分耳障りにならないのがよろしいかと思います。しかも声を張り上げると、かえって切々と一生懸命に心を込めて歌っているように聞こえまして、他の声張り上げ系歌姫達に比べたら、随分トクしてるな~って気がします・・・って、単なるわっちの勝手な主観ですけど。

 実はこの度の部屋の大整理に伴って、フィリピンの歌姫達のアルバムも随分処分することにしたのですが、このアルバムも最初は処分対象だったんですよ。しかしですね、この印象的なジャケとカワイイ歌声のお陰で命拾いしたと言いましょうか、引き続き手元に残すことに致しました。まあそんなに頻繁に聞くような音楽ではないと思いますけど、人の耳を惹きつけるモノを持ったなかなか良い歌手なのは間違いありません。というワケでシェリンさん、今後も宜しくお願い致します!

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2021’02.10・Wed

MORISSETTE AMON 「MORISSETTE」

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 フィリピンの歌手モリセット・アモンの、2015年発売のデビュー盤であります。わっちがコレをゲットしたのは3年程前だったかと思いますが、当時はあまり気に入らずにほったらかしにしてしまい、今日まで棚に眠り続けていました。この度たまたま棚から引っ張り出して聞いている次第なのでございますが、何故あまり気に入らなかったのかがよくわからない仕上がりの盤なのでありました。ちなみにこのモリセットさん、1996年生まれの現在24歳で、地元ではこのデビュー盤が大ヒットして一躍スターの座に駆け上がったのですが、今のところリリースしたアルバムはコレ1枚だけのようです。いくら力のある歌手であっても、東南アジア諸国を襲うCD不況には勝てないようでありますね。

 コチラのアルバムは、音楽的にはフィリピンにありがちなR&B系の歌姫作品になっておりまして、この手の歌手であれば吐いて捨てる程にたくさんいるフィリピンではありますけど、モリセットさんの場合は他とは違う「おっ?」と思わせる力があるんですよ。歌が上手いなんてのは当たり前で、歌声に若々しい躍動感とか新鮮さがあるのも若いから当たり前、そしてベテラン歌手のような落ち着きを持ち合わせているのも上手い歌手だから当たり前・・・う~む、この人の歌の良さは一体どう表現したらイイのかがよくわかりませんね。とにかくパッと聞いただけで人の耳を捉えてしまう力があるんですよね~。

 フィリピンには凄い歌姫が色々といますけど、例えばサラ・ヘロニモだったりおっさんに性転換してしまう前のチャリース・ペンペン子ちゃんだったり、アンニャ・アギラーとかレイシェル・アン・ゴーやアンジェリン・キント等々、そんな中でモリセットさんはその誰にも引けをとらない力量を持った歌手だと思われます。アルバムはスローな曲が多いですけど、アップテンポでもラップでも何でもござれのオールラウンド・プレーヤーでありまして、こういう本格派のホンモノの歌手はみんなで応援する必要があるかと思います。ですので、2枚目のアルバムがリリースされるように、みんなで祈りましょう!アーメン。

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2021’01.29・Fri

DANICA SOTTO 「FRAGILE HEART」

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 フィリピンの歌手であり現在は女優として活動しているダニカ・ソットの、2006年発売のアルバムであります。このブツをゲットしたのは10年以上前ですが、既に取り上げているかと思っていたものの、調べてみたらまだでしたので、今回取り上げる次第であります。このアルバム発売当時、ダニカさんは23歳だったらしく、キリッと整った顔立ちはまだ10代のように見えたんですけど、何にせよなかなかの美人さんであることに間違いは無いかと思います。

 ジャケから想像するに元気なロック娘のように見えますが(わっちだけ?)、実際はロックというよりはポップス娘ですね。当時のフィリピンはロック的な音が主流になりつつある頃で、R&B系の歌姫達がこぞってロック風の音楽に鞍替えする現象が見られたと記憶しております。その流れを受けたのかどうかは知りませんけど、ダニカさんのアルバムも、ポップスとは言ってもロック寄りな音のアプローチになっていると言えましょう。エレキ・ギターやドラムが力強く鳴らされる演奏がなかなかに印象的であります。曲自体もポップで良いメロディのモノが並んでいて、明るくて健康的な感じがするのがよろしいかと思います。

 まあダニカさん本人の歌は、不器用であまり上手くはないんですが、実力以上に無理をするようなことは無くて、心を込めて懸命に歌おうとしている姿勢がよく見えるのが好ましいと思います。言ってみれば、女優さんレベルのキレイ女子が一生懸命歌っているのがカワイイという、アイドル歌謡的な要素がある作品でありますね。スッキリ爽やかな仕上がりですし、作為的ないやらしさとかは全くありませんから、普通にポップス好きの方にもロック好きの方にもオススメ出来る作品かと存じますよ!

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