『PRINCE 「THE RAINBOW CHILDREN」』
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 昨日は天神へ行く用事があったので、ついでに中古盤屋やらタ○ーレコードなんかを色々と物色して来ました。ゲットしたのは2枚だけで、しかもどちらもバーゲン品でありますが、その内の1枚がプリンスの01年のアルバム「レインボウ・チルドレン」です。前にプリンスの「ミュージコロジー」を取り上げた時に、紙ジャケに直接値段のシールを貼り付けるというとんでもない所業をしやがる中古盤屋のことを書きましたが、今回も同じ中古盤屋のバーゲンコーナーでゲットしたブツであります。


 ジャケ写を見ての通り490円でゲットしたのですが、実は今回もまた紙ジャケに直接値札のシールが貼り付けてあります!店の連中に「何さらすんじゃワレ!しばいたろか!」と言いたくなりますね〜。相変わらず音楽好きの心がわからぬ中古盤屋であります。ムカつくので今回は店の名前をバラします。この店は、福岡では名の知れた老舗の中古盤屋、「ボーダーライン」です。


 ここのバーゲンコーナーは、ワールドものは壊滅状態に等しいですが、洋楽のロック・ポップスに関して言えば結構な確率で掘り出し物がありますので、非常にありがたい存在ではあります。ちょくちょく覗きに行って、色々とゲットさせてもらっています。しかし紙ジャケに直接値札シールはダメでしょう。店の人達、そう思いませんか?


ほーら、プリンス殿下も怒ってらっしゃる!
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 試しにシールを剥がしてみようとすると…おや?今回はすんなり剥れましたね。うーむ、今回はちゃんと剥れたから許す。でもやっぱり紙ジャケに直接値札シールはやめて欲しいですね〜。同じ事を思っている方は、わっちの他にもいらっしゃるはずでやんす。


 ついでに本作の中身の方ですが、なんだかプリンスらしいキモさが非常に控え目なブツですね。何だかジャズっぽい雰囲気の大人っぽい殿下、悪くはないんですけど、個人的には値札のシールが剥れない「ミュージコロジー」の方が好きでやんす。


あと、今回は試聴の貼り付けはありません。貼り付けしてもプリンス殿下にすぐに削除されてしまいますので。
【2008/09/07 16:53】 欧米 | トラックバック(0) | コメント(0) |
『DEAF SHEPHERD 「SYNERGY」』
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 段々秋っぽくなってきました。秋はケルト音楽、これは私の中では常識でありますが、世間の人々には非常識でしょう。でも秋になってくると、哀愁漂うケルト系の音楽が聞きたくなってくるのです。最近の福岡の夜は、妙に肌寒いぐらいになってきました。いよいよケルト系の出番だ!ということで、早速棚からテキトーに引っ張り出して来ましたのが、スコットランドのトラッドグループ、デフ・シェパードの2枚目のアルバムで、97年の「シナジィ」であります。


 このグループのブツはこれしか持っていませんし、これ以降は活動しているのかどうかも知りません。若々しくて爽やかそうなジャケが気に入ったのでゲットしただけであります。確か10年ほど前に東京に行った時、渋谷のデカい中古盤屋(名前忘れた)で買いました。500円だったと思います。


 それにしてもこの連中の演奏、なかなか良いですね。ジャケの見た目通り、若々しく躍動しているかのような演奏で、とても瑞々しい感覚があります。まあ、そんなにメチャメチャ上手いというわけではなく、ちょっとモタついた感じではあるのですが、それがまた若者らしくて可愛いといった風情であります。いいですね〜、欠点をチャーム・ポイントに変えられるのって。これは人徳であります。


 この連中に関しては特に思い入れも無く、そんなに頻繁に聞いてきたブツでもないのですが、今回たまたま棚から出てきたので聞いてみたところ、なかなか楽しいブツだと気がついた次第。だからと言って、これからは折に触れて聞くかと言うと、別にそうでもないかもしれません。


 さて、お次は定番のデ・ダナンでも取り出してくるか、それともアルタンのライヴで超素晴らしいアコーディオンを聞かせてくれた、ダーモット・バーンのソロでも引っ張り出すか、それともアレをあーしてこーして…とても楽しみな今日この頃でやんす。そしてデフ・シェパードは、ひっそりと棚の中へ戻っていったのでありました。また来年!(^^)/〜


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
【2008/08/31 13:56】 欧米 | トラックバック(0) | コメント(1) |
『TOM WAITS 「RIAN DOGS」』
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 メリケンの酔いどれオヤジ、トム・ウェイツの85年作「レイン・ドッグ」です。個人的にはこのオヤジ、あまりに芝居がかった汚い歌い方がわざとらしく感じられて好きではないのですが、このアルバムだけは何故かいまだに持ってます。ヤクザな街の汚い裏通りを負け犬の如く徘徊するダメオヤジの姿が浮かんでくるようで、映画のサントラでも聞いているような気分になりますね。


 このアルバム、他の作品と比べて何が違うのかと言いますと、オヤジの汚い声・汚い歌い方というのはいつも通りなのですが、バックの演奏がヨレヨレでヘロヘロなので、このオヤジの芝居に実に相応しい雰囲気を出している点でしょうか。


 このブツでバックをやっているのが、哀愁のペンペン・ギターをかます変なギタリスト、マーク・リボーであります(もちろんリボーだけじゃないですけど)。このリボーというおっさん、後にアルセニオ・ロドリゲス作品集を出すという暴挙に出たことで、ワールド・ファンの間でも一躍有名になりましたが、この頃はまだまだ知る人ぞ知るという存在でありました。ウェイツの汚い歌とリボーの変なギターの相性は抜群に良く、このギターの音色はウェイツの汚い歌をわざとらしいと思わせない力を持っています。非常に良い働きをするウェイツの相棒のリボー、思わず韻を踏んでしまったでやんす。もちろん他の楽器のアレンジなんかも最高に良いですよ。


 このアルバムは曲の出来も非常に良く、怪しげなストリップ小屋を思わせるような曲やら哀愁漂う美しいメロディのバラード、パティ・スマイスがカバーした「ダウンタウン・トレイン」等、オヤジの才能をさりげなく見せつける内容となっています。そしてそれらの曲が、このオヤジの汚い声に合っているんですよね〜。これなら歌声が汚くても十分に聞くことができます。私はどっかの音楽評論家とは違いますので、声が嫌いだからマイナス10点!なんてことは言いません。


 トム・ウェイツのブツに関しては他にも何枚か聞いたことはありますが、やはりこのオヤジは「レイン・ドッグ」に限るでしょう。名盤という評判通りの名盤だと思います。


 それにしても、この文章の中で一体何回「汚い」という言葉を使ったのだろう…。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
【2008/08/22 21:30】 欧米 | トラックバック(0) | コメント(3) |
『RICHARD THOMPSON 「AMNESIA」』
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 オリンピックを見ていたら男子100メートル走にリチャード・トンプソンという選手が出ていて、一瞬「おや?」と思ってしまいました。ちなみにこの選手、銀メダルを獲りましたね。音楽ファンに取ってリチャード・トンプソンと言えば、元フェアポート・コンヴェンションのギタリストであり、数々の素晴らしいソロ・アルバムを出している英国のおやじミュージシャンのことであります。


 トンプソンおやじの代表作は何か?と言われれば、人それぞれで意見は多々あるかと思いますが、私は88年の「アムニージア」を挙げたいですね。解説でピーター・バラカン氏が「全体的に怒っているアルバム」とおっしゃっていますが、どちらかと言えば暗くて少々ひねくれたイメージがあるトンプソンおやじの、ストレートで激しい一面を聞くことができる傑作だと思います。


 英国フォーク的な味わいをしっかりと残しつつ大々的にロックっぽくなった曲は非常にダイナミックですし、超絶的に上手いギターの音色はますます冴え渡っています。そして、怒りをブチまける歌にも相当な迫力があります。ハゲのせいでおやじのイメージが先行している人ですが、全体的に若々しいパワーが漲っているアルバムに仕上がっています。うーむ、素晴らしい!トンプソンおやじの曲の中で一番好きなのは、86年の「デアリング・アドヴェンチャーズ」に収録された「VALERIE」なのですが、アルバムはやっぱり「アムニージア」で決まり!ですね。


 ワタクシ、実はトンプソンおやじのライヴを見たことがあります。大阪のクラブ・クアトロでの来日公演で、当初はダニー・トンプソンと「ダブル・トンプソン」でのライヴの予定だったのですが、蓋を開けてみるとアコースティック・ギターを一本抱えたリチャード・トンプソンだけの、完全ソロ・ライヴでした。それにもかかわらず約二時間半のライヴ、全く飽きることがありませんでした。とにかくメチャクチャ上手いんですよ、このおやじ。


 何をどうやって弾いているのかさっぱりわからない超絶バカテク・ギターだけでも感動モノでしたし、当然の如く歌も曲も本当に素晴らしいものでした。しかし何と言っても、「お客さんを何が何でも楽しませるんだ!」という芸人根性の鑑のような気合がビシバシに伝わってきたことに、心底シビレましたね。客を盛り上げるのが、もの凄く上手いんですよね〜。この人、ミュージシャンだの何だの言う前に、「わしゃ芸人なんじゃ!」という自覚がしっかりとある人だと思いますね。だから還暦を迎えるほどの年齢になった現在でも、全くパワーが衰えることが無いのでしょう。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
【2008/08/18 23:32】 欧米 | トラックバック(0) | コメント(1) |
『THE COSTELLO SHOW 「KING OF AMERICA」』
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 クリス・レア、トレイシー・ウルマンと懐かしいブツが続きましたが、ついでに取り上げてしまいましょう。エルヴィス・コステロの86年のプロジェクト、コステロ・ショウの「キング・オブ・アメリカ」です。これ、高校の頃にレンタル・レコード屋で借りてカセットにダビングし、繰り返し聞いたものでした。当時はコステロの名前を知る人なんて周りには誰一人としていませんでしたが、今や日本でもメジャーな歌手になってしまいましたね〜。


 コステロは多作なおっさんではありますが、何だかよくわかりませんけどあまり積極的に聞きたい人ではなくて、これまでにアルバムを5〜6枚程度しか聞いたことがありません。今や手元に残っているのは「キング・オブ・アメリカ」と86年の「ブラッド&チョコレート」だけです。でもこの2枚があれば十分かな、という気がしています(←根拠無し)。と思って棚を漁ってみたら、何故か「ブラッド&チョコレート」が無いぞ?


 同じ年に出されたこの2枚は全然毛色の違う音でして、「キング・オブ・アメリカ」がアコースティックな寛いだフォークっぽい音であるのに対し、「ブラッド&チョコレート」は異様に尖がった激しいエレクトリック路線の音であります。どちらも非常に良い音をしているのですが、個人的には前者の方が好みであります。


 このブツ、曲作りの鬼と言われたコステロのブツの中でも、メロディの良さは際立っているのではないでしょうか?ノスタルジックな響きを持った、絶妙の塩梅の曲が揃っていますね。落ち着いたミドル〜スロー・テンポの曲が中心で、夏の暑い時期にボーっと聞くのに向いていると思います。歌詞なんか関係無しに、音そのものを味わいたい一枚です。どうでもいいんですけど、「悲しき願い」のカバーも入っています。「悲しき願い」は日本では尾藤イサオが歌ってましたが、コステロが日本語で歌ったら、「だーれのせいでもありゃしない〜、みんなお前が悪いのさ〜」と歌いそうな気がする今日この頃。何だか性格悪そうに見えるコステロ君でやんす。


 それにしてもここ何日間かは意味も無く懐かしい音楽を取り上げたくなっているのですが、これってお盆と関係があるのでしょうか?お盆の時期は、普段飲めない人が急に酒を飲みだしたり、嫌いなものを何故かガツガツと食べたりすることがあると聞きます。お盆はご先祖の霊が家に帰省される時期ですが、生前にそれが好きだったご先祖の霊が現在生きている人に影響するから、という話ですね。もしかしたら、懐メロが好きなご先祖が我が家に寄られている?とは言っても、ご先祖にとっての懐メロと、私の懐メロは全く違うはずなのですが…。


 以上、ころんの懐かしのメロディのコーナーでございました(?)。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
【2008/08/14 22:11】 欧米 | トラックバック(0) | コメント(3) |
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