2017’11.24・Fri

BIG COUNTRY 「THE CROSSING」

pbigcountry001.jpg

 先日アラームの盤を取り上げた時に、英国のロックバンド、ビッグ・カントリーの1983年のデビュー盤を探し続けていると言いましたが、その後案外簡単に見つかってしまいました。ブックオフの500円棚にヒッソリと佇んでいるのを発見し、喜んでゲットした次第であります。めっさ嬉しい~♪ビッグ・カントリーと言えば日本では「イン・ア・ビッグ・カントリー」1曲だけの一発屋と思われていますが、ぶっちゃけ、わっちもその通りだと思っております。でも本国では地道に活動を続けて、良質なアルバムを出し続けたらしいですね、聞いたことが無いのでよくわかりませんけど。しかしその後ヴォーカルのおっさんが首吊り自殺をして、バンドは解散に追い込まれてしまいましたよね~。でも残されたメンバーで復活したらしいですけど。

 正直言って、わっちはこの連中の熱心なファンとは全く言えませんし、以前持っていたこのアルバムも一度売り払ったぐらいですから、どっちかと言えば何の思い入れも無いワケであります。しかし、やっぱりと言いますか、1曲目に入っている「イン・ア・ビッグ・カントリー」ですよ。この曲だけは好きで好きでたまらなくて、どうしてもまた聞きたくてこの盤を探していたというワケであります。とにかくめっさ良い曲ですよね、この曲って。一般的にはハードロックとスコットランドの伝統音楽が融合した曲と評されていますが、確かにその通りだと思います。もう何もかもがカッコ良くて、中でもバグパイプを模した音を出すギターが超絶カッコいい!聞いていると猛烈にテンションが上がる、80年代英国ロックを代表する名曲中の名曲だと思いますね~♪

 まあこの1曲だけがやたらと強烈に印象に残るのは仕方ないことではありますが、アルバムをよく聞いてみますと、意外に(?)他にも良い曲が揃っているのに気付かされてしまうのでありました。そりゃあ「イン・ア・ビッグ・カントリー」級の曲ではありませんけど、地味~にカッコいいスコティッシュ・ハードロックが炸裂しまくっているんですよね~。スコティッシュらしい哀愁漂う旋律と勢いに溢れる演奏は、地味ではあってもジンワリと伝わって来るモノがありまして、切々としていて実は熱いヴォーカルと相俟って、上質なスコティッシュ・ソウル・ミュージックに仕上がっているように感じられます。う~む、素晴らしいではないですかビッグ・カントリー!

 実はこのアルバムって、ウォークマンに落としてイヤホンで聞いている時はあまりパッとしなかったんですよ。ところが部屋のステレオで聞いてみますとめっさイイ感じで聞こえて来まして、印象がガラリと変わってしまったんですよね~。ステレオでスピーカーから音を出した方が圧倒的にイイ音に聞こえまして、流石に携帯音楽再生装置で聞かれることを前提としていなかった時代の音楽というのは、ちゃんとスピーカーから音を出した方がイイんだな~って気がしますね。プロデューサーはあのスティーヴ・リリホワイトですし、エエ音作ってると思います。改めて認識しましたけど、名盤だと思います~♪
スポンサーサイト

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2017’11.23・Thu

GENESIS

pgenesis001_20171123225640642.jpg

 英国のプログレロックバンド、ジェネシスの1983年のアルバムであります。ジェネシスはピーター・ガブリ寄りがいたことで有名なバンドですが、このアルバムでは既にガブリ寄りのおっさんはいなくて、メンバーはフィル・コリンズ、マイク・ラザフォード、トニー・バンクスの3人だけになっております。わっちはこの盤を以前は持っていたのですが、もう聞かないだろうと思って売り払ってしまったんですよね~。しかし先日ブックオフの500円棚でこの盤を見つけてしまい、めっさ聞きたくなったのでついつい買ってしまったのでありました。何だか最近は売り払ったブツを買い直すことが多いような気がする今日この頃。

 実はこの盤って以前持っていた時から結構好きなアルバムだったんですけど、だったら何故売り払った?ってことになりますが、殆ど東南アジア音楽オンリーみたいになっていた時期がありまして、その頃に洋楽盤を大量処分してダイエットしたことがあったんですよ。その時に好きだった洋楽盤を随分処分しまして、今考えたら何てアホなことをヤッテしまったのかと思いますが、ヤッテしまったモノは仕方ありません。嫁さんには「無理に処分する必要なんて無いのに」なんて言われたのに、「イヤ、無理じゃないし後悔もしないし!」なんて言って売り払ってしまったんですよね~。めっさ後悔してますけど・・・。あ~、嫁さんが正しかったな~。

 というどうでもいい話はさて置き、この盤は現在の耳で聞いてもやっぱりめっさ良いですね~。歌も曲も演奏もほぼ完璧で、水をも漏らさぬ仕上がりって感じです。今聞いても全然古くなってないですし。わっちは個人的にジェネシスって、ピーガブがいた頃よりも、フィル・コリンズを中心にした3人組の時の方が好きなんですよ。というのは、3人になってからの方がゴチャゴチャしてなくてスッキリしていますので。この盤はシリアスさとポップさのバランスが見事に取れている、音楽的に最も充実したスッキリ・ジェネシスの最高傑作かな~って気がしますね~。まあプログレマニアにはスッキリ・ジェネシスは評価低いですけど。

 ところでこの盤ですが、アナログ盤全盛時代に発売されたブツということもあり、A面とB面で音楽性を変えてあるのが特徴でもあります。1~4曲目までがアナログのA面、5曲目以降がB面に該当しますが、A面がシリアスサイド、B面がポップサイドになっています。「ママ」とか「ザッツ・オール」みたいな緊張感溢れる曲が揃うA面も素晴らしいですが、スッキリ・ジェネシスの本領発揮はポップなB面でありましょう。ユーモア感覚溢れる曲の数々は、後のポップに弾けたジェネシスとフィル・コリンズを予感させるモノでありまして、実に興味深いと思います。しかしA面とB面で音楽性を変えてあるとは言え、CDになってA面B面の区別が無い状態で聞いてもスッキリ・ジェネシスらしい統一感があって全く違和感が無いのは、流石としか言いようが無いですね。最高に充実したジェネシスの姿がここにある、そう言ってもイイ逸品だと思います。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(2) TOP

2017’10.28・Sat

RICKIE LEE JONES 「POP POP」

prickieleejones002.jpg

 メリケンのシンガーソングライター、リッキー・リー・ジョーンズの1991年盤であります。先日リッキー・リーの「浪漫」を取り上げて以来この人のことが妙に気になっているのですが、ブックオフの280円棚でこの盤を見つけて思わずゲットしてしまいました。物凄く安っぽいジャケですが、とりあえず聞いてみようかな~ってことで。タイトルが「ポップ・ポップ」ですから、めっさポップな曲が揃っているんだろうなどと思いながら。でもブックレットを見てみると1曲も自作曲が無くて、「何かヘンだな~」と思って調べてみたら、主にジャズのカバー曲を集めたアルバムなんですね。しかもバックの演奏をしているのが、ギターはロベン・フォード、ベースはチャーリー・ヘイデン、バンドネオンはディノ・サルーシ、サックスはジョー・ヘンダーソン等々、ジャズの一流どころばっかりじゃないですか!よくこんなメンツが揃いましたね。

 というワケで聞く前からめっさ楽しみ~って感じなんですが、実際に聞いてみますとやっぱり良いではないですか!しっとりと落ち着いていて、リラックスして聞ける夜のジャズ歌謡って感じの仕上がりであります。おそらく、酒でも飲みながら聞くのがピッタリとハマるんじゃないかな~と思いますね~。どの曲も派手さは無くて、どちらかと言えば地味な演奏に地味な曲が揃っていると思いますが、だからこそ夜に聞く音楽って気がするのであります。この地味で落ち着いた作りは、リッキー・リーの舌足らずで子供っぽい声の歌を引き立たせる為に、敢えてそのようにしたのでありましょう。いくら達人達がバックを務めているとはいえ、あくまで主役はリッキー・リーの歌ですしね~。

 しかしそれにしてもですよ、やっぱりバックの演奏は素晴らしいのでありますよ。控え目にリッキー・リーの歌のバックを務めてはいますけど、見事なジャズ的伴奏を聞かせてくれるんですよね~。達人は達人の音しか出さないとでも言いましょうか、とにかくめっさ良い音で鳴っていると思います。良い音というのは「演奏が良い」という意味もありますし、「録音が良い」という意味も含みます。聞くところによるとこの盤って優秀録音盤認定されているらしく、ハイエンド・オーディオで聞けばその圧倒的な音の良さがわかるんだとか?「良い音って何?」というのはわっちの最近のテーマではありますが、アンプの音量を上げるとかなり生っぽい音に聞こえて来ますね。特にギターやベースは弦が振動している様子がわかるような聞こえ方です。それに音量を上げても全然音がデカくなったって気がしませんし(コレは近所迷惑の元ですな)。

 へ~、イイじゃないですかリッキー・リー・ジョーンズ。今回は自作曲が無いにしても、良い曲を選んで良い演奏者を集めて自由に作りたいモノを作っている感じがするのが、この人らしいな~って気がしますね。根っからの自由人と言いましょうか、勝手気ままに自由なことをヤッテも許されるキャラと言いますか、歌は大して上手くもないのに周りに愛されている人なんだな~って気がしまして、何だか羨ましくなって来る今日この頃。つい先日まで単なる下手くそ歌手と思っていましたが、すっかりと見直してしまいました!

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2017’10.27・Fri

THE BEATLES 「SGT. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND」

pbeatles003.jpg

 最近かの有名な「ディアゴスティーニ♪」から、ビートルズの180g重量盤のアナログシリーズが出ているみたいですね。本屋でちょろっと見かけたんですけど、「アビー・ロード」と「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」が出ていました。アレって全部のアルバムを重量盤アナログで復刻するんでしょうか?まあビートルズ好きは喜んで全部揃えるんでしょうね~。わっちも興味はありますけど、アナログプレーヤーを持っていませんし、アナログには手を出さないと決めておりますから、買っても意味が無いんですけど、と言うか、買いません。

 また、「サージェント・ペパーズ」は発売50周年記念として6枚組デラックス・エディションとかの凄まじいリイシュー盤が出ているようですね。値段が税抜きで18000円らしいですけど、それでも喜んで買う人はたくさんいらっしゃるんでしょうね。そこがビートルズというバンドの凄いところだと思います。今もなお熱狂的なファンに支えられていると言いますか、ビートルズをネタにした商売って必ず成り立つと言いますか。まあわっちはビートルズにはコレっぽっちの思い入れもありませんから、他人事として知らんぷりしておりますけどね~。わっちにはブックオフの500円棚でゲットした「サージェント・ペパーズ」があれば、それで十分なのでございます~。ちなみにわっちが持っている盤は、1987年に日本でリイシューされたステレオ盤であります。でもビートルズ・マニアは「ビートルズはモノラルじゃないと遺憾!イヤイヤ、それよりもCDなんて言語道断。1967年にリリースされた英国オリジナル盤でなければ意味が無いのである!」とおっしゃるんでしょうね~(おやぢ様情報を脚色致しました)。

 それにしてもコチラの盤、ロック史上最高の名盤だの何だの言われていますが、ロックファンの皆様は本当にそう思われているのでしょうか?まあそう思うのは勝手ですし、ビートルズを神棚に祭り上げたい勢力がいるんでしょうね。え、そう言うオマエはどう思っているんだ、ですって?ぶっちゃけ言いますと、このアルバムは物凄く良いと思います。ロックンロールだのサイケだのボードビルだのインドだの多岐にわたる雑多な要素をこれでもかとばかりに詰め込みながら、浮世離れした架空の世界にブチまけてみせたようなこの作品の狂乱振りと不思議な統一感は、実に魅力的だと思います。だからと言って誰にでも受け入れられる一般性があるかというと、決してそんなことは無いと思います。

 何と言いますか、この盤ってめっちゃくちゃにマニアックですし、わかり易いポップさとかキャッチーさなんてありませんし、そもそもロックしか聞かないロックマニアには理解出来ない世界なんじゃないかと思うのでありますよ。まあわっちみたいなテキトーな音楽好きが偉そうな事は言えませんけど、マスゴミとか御用評論家の評価に騙されて「サージェント・ペパーズはロック史上最高の名盤である!」と思わされている人が多いんじゃないかという気がするのでやんす。とりあえずわっちは自分の耳でこの盤のことを判断するに、この圧倒的にマニアックな混沌ぶりが本当に素晴らしいと思いますし、このアルバムで初めてビートルズのことを好きになれたかな~って気が致します。だからと言ってこの盤がロック史上最高の名盤などとは、コレっぽっちも思いませんけどね~。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(2) TOP

2017’10.25・Wed

RAMONES 「RAMONES MANIA」

pramones001.jpg

 メリケンのロックバンド、ラモーンズの1988年発売の30曲入りベスト盤であります。レンタル屋のレンタル落ち販売品棚に350円で置いてあるのを発見しまして、ゲット致しました。この連中の名前は大学生の頃から知っていますけど、実はこれまで一度も聞いたことが無かったんですよね~。パンクのゴッドファーザーみたいに言われている連中ですし、いつも暑苦しそうな格好をしていて汚そうな感じがしていましたので、聞く気にならなかったのであります。別にどうでもいい話ですが、プロデューサーとして有名なフィル・ラモーンという人がいますけど、つい先日までわっちはこの人のことをラモーンズのメンバーだと思っていました。ラモーンズのメンバーのクセにめっさエエ仕事しよるやんけ、とか何とか。

 それにしてもラモーンズですよ。初めて聞くこの連中の音楽ですが、バブルガムの如きポップさのあるノリノリなポップンロールでありまして、めっさ単純明快でわかりやすいのがイイですね!へ~、コレが元祖パンクロックなんですね~。まあ産業ロックには無いシンプルな潔さがありますし、音楽は職人的プロだけが演奏するモノではなくて、庶民が演奏してもイイんだと思わせるような演奏ぶりですから、その意味では実にパンク的なのでありましょう、多分。わっちにはこの連中はパンクというよりも、寧ろノリノリのパーティーポップバンドに聞こえるのですが、パンクというモノはポップと両立するものなんでしょうね~、本当のところは知りませんけど。何にしてもこの金太郎飴的な小気味の良いロックンロールは、聞いていて実に気分が良いです。

 ところで、わっちは常日頃から「ロックンロールなんてモノは、パーっと騒いで踊ってスッキリすればそれでOK」なんて言っていますが、その意味ではこのラモーンズってまさに理想的なロックンロール・バンドって気がしますね~。な~んも考えずに歌って踊って騒いでスッキリ、実にイイじゃないですか。これだけポップで楽しくて騒げる曲を量産している連中って、他にいませんよね?なるほど、タイトル通りの「ラモーンズ・マニア」が多々存在するのもわかる気が致します。パンクロック・ファンだけではなくて、フツーの音楽好きの耳もシッカリと捉えることが出来たバンドなのではないかと思います。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

 |TOPBack