2018’01.11・Thu

KOOL AND THE GANG 「THE BEST OF KOOL AND THE GANG 1969-1976」

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 先日ブックオフをブラブラしていたら、280円棚にメリケンの黒人バンド、クール&ザ・ギャングのベスト盤があるのを発見致しました。この連中の名前は昔から知っているものの、黒人のバンドということ以外は何も知らなかったんですよね~。これまで殆ど全く聞いた覚えが無くて、わっちは勝手にこの連中ってスウィート・ソウルのコーラス・グループだと思っておりました。しかし聞いてみてビックリ、インスト主体のジャズ・ファンク・バンドだったんですね~。

 このブツにはバンドとしては初期の音源が収録されておりまして、調べてみると初期の頃はリード・ヴォーカルがいないインスト中心のバンドだったんだそうです。その後リード・ヴォーカルを迎え入れて、段々とディスコ・ポップスみたいなバンドに変貌して行ったとか。なるほど、だったらわっちがこの連中をスウィート・ソウルのグループと思っていたのも、あながち間違いではないか(?)。今後はディスコ・バンドに変貌した頃の音源を聞いてみる必要がありそうですが、まずはコチラの初期音源であります。聞いてみますとこの盤、何だかめっさ心地好いんですよね~。元々わっちはジャズ・ファンク系の音楽って好きなんですよ、フィリピンとかインドネシアのこの手の音が好物なもんで。それにこの連中の音って、脂でギットギトみたいな感じがあまり無くて、どちらかと言えばポップス的なライト感覚な音ですので、スッキリとしていて聞きやすいのであります。

 もしかしたら全然的外れなことを言っているかもしれませんけど、わっちはこの盤を聞いていると、ダラー・ブランドの南アフリカ録音盤(アフリカン・サンとか)を思い出してしまうんですよね~。ポップス的な親しみ易さと大らかな温か味が感じられると言いましょうか、楽しそうにグルーヴを紡いでいるのが見えて来るような演奏と言う気がしまして、実にいい湯加減の風呂に浸かっているような気分にさせてくれる音楽なのであります。通勤の時なんかに聞くと、何だかホンワカ癒される~って感じですね。しかも文句無しにめっさカッコいいですし。この盤には全16曲入っていますけど、こんなステキ音楽だったら、倍の32曲入りでも飽きずに聞けると思います~♪

 コレだけイイ感じの音楽であれば、何だかディスコ・バンドに変貌してしまった時期の音源なんて聞く気も無くなって来るのでありますが、もしかしてこのカッコ良さを持ったままディスコ音楽をヤッテいるのでしょうか?だったら聞いてみたいという気もします。まあYOUTUBEとかで試聴してみれば話は早いんでしょうけど、わっちのオンボロパソではYOUTUBEは全く再生出来ませんので、どうしようもないんですよね~。まあブックオフの安棚でその時代のブツに出会えることを、気長に待つしかないですね・・・。
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2018’01.09・Tue

BILLY JOEL 「52ND STREEI」

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 わっちが中学生の頃(まだ音楽を全然聞いていなかった頃です)、周りの音楽好きの連中の間ではビリー・ジョエルが流行っておりました。ビリー・ジョエルなんて全く知らなかったわっちは「『オネスティ』ってめっちゃエエ曲やろ~」などと言われて、「『骨シティ』?何それ?」と言った事がありました。その後わっちはしばらく「骨シティ」と呼ばれました(実際めっさ痩せてるし)。という激しくどうでもいい話は置いといて、「骨シティ」が収録されたコチラの1978年の盤、中坊のバカ共は英語なんて読めないので「ごじゅうにんど・すとりーと」と読んでいた、ような気がします。初期ビリー・ジョエルの名盤との誉れ高い作品でありまして、評判通りのとても良い出来だと思います。曲も良くて活力に溢れていますし、やっぱり昔のビリー・ジョエルってエエな~って思います。

 まあ中坊の頃のわっちには洋楽なんて単なる敵性音楽でしたし(?)、エレキギターの音を聞いたら不良になると固く信じていましたので、ビリー・ジョエルの音楽の魅力なんて全くわからなかったワケですが、とは言っても現在のわっちはその頃からあまり進歩していなかったりして・・・。少し進歩したことと言えば、エレキギターの音を聞いても不良にはならないってわかったことぐらいですかね~。

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2017’12.24・Sun

P.I.L. 「COMPACT DISC」

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 英国のロックバンド(なのかな?)、PILの1985年のアルバムであります。ちなみにLPのタイトルは「ALBUM」、CDは「COMPACT DISC」という、相変わらずふざけた連中でありますな。わっちは初めて聞いたPILの盤はコレなんですけど、兄貴がレンタルして来た「ALBUM」を聞いて、その頃は高校生だったわっちはそのカッコ良さにぶっ飛んだんですよね~。とにかく1曲目の「FFF」からめっちゃくちゃにカッコいいじゃないですか。そして何と言っても2曲目の「RISE」ですよ!日本でもシングル・カットされたかと思いますけど、パワー漲るテンションの高いジョン・ライドンの歌声、超カッコいいギターに印象的な図太いベースと力強いドラム、メロディは猛烈にポップなのに徹底してコマーシャル性を排しているような感覚、こいつはマジ凄えと思いましたね~。

 その後数年経ってから「COMPACT DISC」をゲットしまして、1曲目と2曲目は本当に頻繁に良く聞いたものの、実は残りの曲は高校の頃からあまり好きではありませんでしたので、洋楽盤を大量整理した時に売り払ってしまったんですよね~。その後それっきりになってしまっていたのですが、2曲目の「RISE」は普段から鼻歌で出て来る位に好きな曲であり続けましたし、最近はナツメロ志向が強くなって来ておりますので、先日偶然ブックオフの500円棚にあるのを見つけてゲットしてしまったのであります。

 で、改めて聞き直してみますと、やっぱり1曲目と2曲目は超絶的にカッコいいんですよ。特に2曲目は英国80年代ロックの名曲中の名曲だな~とか思うワケでございますが、昔はよくわからなかった3曲目以降もジックリと聞いてみると、コレがなかなかよろしいではありませんか。無調の混沌状態に突入して行った「フラワー・オブ・ロマンス」の頃に比べれば物凄く活力があって力強いですし、何と言ってもポップさがあって聞きやすいと思います。わっちは基本的にジョン・ライドンの声って好きでありまして、無調の呪文のような歌声もOKなんですけど、こういう聞きやすい曲の時の歌声の方が好きでありまして、やっぱりPILはこのアルバムだよな~なんて思ったりするのでございます。80年代ロックの名盤の一つでありましょう。

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2017’12.21・Thu

もっと音楽聞きたいな~GARTH HUDSON 「THE SEA TO THE NORTH」

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 皆さん今晩は。裸のロリーズのアイリです。今回も前回同様に、担当の東アジアとは違う盤を取り上げるね!今回の盤はカナダのヒゲおじさんで、ザ・バンドのメンバーだったガース・ハドソンの2001年のソロ・アルバムだよ。こないだころんさんがザ・バンドの盤を取り上げてたけど、再びザ・バンドにハマりつつあるころんさんが、ブックオフの500円棚でガースおじさんのこの盤を発見して来たってワケ。ハマりつつあるからって、よくこんな盤を都合良く見つけて来るわよね~。不思議な人だわ、ころんさんって。次はリチャード・マニュエルの盤をよろしく・・・って、無いかそんなモノ。

 ころんさんが言うには「ロバート・ワイアットのキモい盤を思わせる、鳥に乗ったジャケに警戒感を催す」ってことだけど、それってころんさんだけでしょ。だってフクロウ(かな?)にガースおじさんが乗ったこのジャケ、結構キレイでイイ感じだよね?アイリは好きだけどな~。ガースおじさんのちょっと不思議な深遠なる世界へようこそって感じの、初ソロアルバムに相応しいジャケだと思うし。ザ・バンドのデビュー盤の、ボブ・ディランが描いたヘッタクソなイラスト・ジャケとは大違いだわ。ガースおじさんって音楽の世界を好きなように飄々と飛び回ってるようなイメージがあるから、イメージにピッタリのジャケだと思うな~。それにガースおじさんってザ・バンドの中でも一人だけ浮いた感じの、ミュージシャンってよりは学者さんって感じの人だし、このアルバムってそんなガースおじさんのイメージを見事に体現していると、アイリは思うの。

「学者さんみたいだよね?」vyアイリ
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 このアルバムには色々な音楽の要素を感じさせる曲が入ってるけど、アイリはジャズっぽさがある5曲目のグレイトフル・デッドのカバー「DARK STAR」が一番好きかな~。だってザ・バンド時代は「決して歌わない男」だったガースおじさんが、ちょっとだけ歌ってるんだもん。ザ・バンドのファンの人だったら、コレだけでも聞く価値があるんじゃない?ころんさんは「タイの歌謡曲みたいな響きがありますね」っていう3曲目が好きみたいだし、ななみーさんはアフリカっぽさがある4曲目が好きみたい。理亜さんはジャズっぽいソロ・ピアノが聞ける6曲目が好きなんだって。こにたん様はインド、チベット、クラシック、フォーク、メリーゴーランド(?)等々の色んな要素が次々に現れる2曲目がお好きなんだそう。要は人によって色々な聞きどころがある、奥の深いアルバムってことね!

 まあ基本インストだけに、歌が入ってないとヤダ~って人にはキツい作品かもしれないけど、音楽が好きな人にはどこかしら響く所がある作品だとアイリは思うな~。地味~だし全然評判になった形跡も無いアルバムだけど、隠れた名盤としてマニアには高く評価されているし、やっぱりこういう作品はシッカリと聞き継がれて行くべきなんじゃないかって気がするかな~。冬の夜にジックリと取り組むのに向いている、アイリのオススメ盤だよ!

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2017’12.20・Wed

ANNETTE

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 メリケンのアイドル歌手アネットの、1959年のデビュー盤であります。ブックオフの500円棚で発見致しました。コレってとっくの昔に廃盤になっていますし、現在ではフツーに5000円とか6000円で取引されているはずですから、500円でゲットなんてめっさラッキーでございます~♪でも実はわっちはこの盤が1992年にリイシューされた時に、「ハワイアネット」と一緒にゲットしていたんですよね~。しかし何をトチ狂ったか、2枚とも売り払ってしまいまして、実に残念なことをしたと思っていたのでありますよ。本当は「ハワイアネット」の方が欲しいんですけど、今回の盤が見つかっただけでも良しとしなければなりませんね~。

 それにしてもこんな盤がブックオフに出て来るなんて考えてもいませんでしたが、そもそもこの盤を売り払ってしまった理由は、カワイイ顔の割に実に下品でガサツな歌声で、しかもめっさ下手クソだと感じていたからでございます。現在と違って当時は下手な歌に対する許容範囲が実に狭かったですから、我慢ならなかったワケでございます。しかし数々のツワモノ達の歌を聞いて来た現在の耳で聞けば、アネットの歌なんて大して下手なレベルとは思えませんし(でもド下手ですけど)、このルックスであればカワイイと感じられるモノでございますよ。まあ白人の小娘ですし、アジア女子好きのわっちとしましては、全然タイプではありませんけど。

 でもこうやって改めてアネット盤を聞いていますと、なかなかに楽しいんですよね~。脱力ヘッポコな棒読み作り笑顔歌唱と、ビル・ヘイリーみたいな原始ロックンロールみたいな楽曲は意外に相性が良いと感じられますし、十代のアイドルらしい活力とか勢いがあると思います。言ってみれば、人種差別盛んなりし古き良きアメリカ時代の「健全な」十代白人の男女諸君に安心して与える事が出来る、実に健康的で理想的なアイドルポップスって感じでございます。こういう「健全な」音楽に飽き足らなくなって来た不良の白人のガキ共が、黒人のブルースとかR&Bなんかを夢中で聞いて、後にロックが大爆発したんだろうな~なんて構造も透けて見えて来る、興味深い音楽でもありますな。

 まあ健全で健康的な音楽なんて言うと、聞く価値の無いつまらない音楽だろうなんて決め付ける人もいらっしゃるでしょうが、別にそんなことはありません。健全なアイドルが歌う為の曲を職業作詞作曲家達が作って、プロの演奏家達がバックについてシッカリと音を作り、歌う本人はちゃんとアイドルを演じて歌っているワケですから、仕上がりはそんなに外れないんですよ。音楽好きであれば、こういう虚構の世界を楽しむ余裕を持ってもイイんじゃないですかね~・・・などというのは、わっちの勝手な言い分であります。テキトーでケーハクなわっちと違って、世の中は真面目でお堅いリスナーが多いですから、アイドル歌謡なんて馬鹿にする為のシロモノって感じで、マトモに認めてもらえませんもんね~。などと色々考える事が出て来る、わっちにとってはなかなかに示唆に富む盤なのでやんす~♪

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