2017’10.23・Mon

酩酊音楽酒場~SEPREWA KASA

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 皆さんこんばんは~。ヒワイイ大使のななみーですよ~。今回は2008年に発売されたガーナ音楽盤で、「セプレワ・カサ」を取り上げますよ~♪この盤はバカころんが前に神戸でゲットして来たブツなんですけど、まともに聞かないまま埋もれてしまっていましたので、「何を勿体無いことしとんねん!」ってことで、私がころん棚からパクって来たのでありました!めでたしめでたし~♪ころん棚には「買って安心して聞かない」ってパターンのブツが結構ありますので、そんな盤は今後は私がちょくちょく拾って行きたいと思っておりますわよ!

「私が拾って行きますね!」byななみー
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 今回取り上げるセプレワ・カサはガーナのおじさん3人組のグループで、セプレワという小型のコラみたいな楽器とギターのアンサンブルを中心にした音楽を聞かせてくれます。ジャケのイラストがセプレワで、コロコロとした可愛くてキレイな音がとってもステキですね。セプレワで演奏される伝統的な音楽は、アフリカ最初のポピュラー音楽ハイライフのルーツと言われているらしいんですけど、その割にはセプレワなんて楽器のことはこれまで一度も聞いたことが無いわね~って思ったら、現地のガーナでもつい最近まで殆どの人が知らないと言うか、忘れ去られた楽器だったんだそうです。セプレワ・カサのおじさん達は、そんな幻の楽器となってしまったセプレワを復活させるべく立ち上がったというワケですね。

 そんなセプレワを中心にして演奏されるアコースティックな音楽は、とにかく美しいのなんのって、トゥマニ・ジャバテのコラの演奏と並べても遜色の無い美しさですわよ!でもコラの演奏ってちょっと物悲しい哀愁が漂ったりして「夜の音楽」って感じがありますけど、セプレワはちっちゃくてカワイイ分ホンワカ和める音が出て来ますので、「昼の音楽」って感じですね~。お昼休みに楽しいひと時を過ごせる音楽って言うか、こんなにキラキラ輝くステキな音楽が聞こえて来たら、お昼休みが永遠に続いて欲しいって思ってしまいますよ、きっと。あ、別にどうでもいいんですけど、こういう伝統的な音楽の復活って言うと、何だかライ・クーダーがでしゃばって来そうな気がするのは私だけ?

 ところでセプレワ・カサって、これ1枚しかアルバムを出してないのかしら?こんなにステキな音楽をヤッテるグループなのに、たった1枚だけでセプレワの復活プロジェクトが終わってしまうのって、何だか勿体無い気がしません?だったらここは一つライ・クーダーにでしゃばってもらって、ブエナ・ビスタみたいな感じで伝統のセプレワを復活ってことで一大プロジェクトをヤルってのはどう?あ、でもライ・クーダーって埋もれたじいさんばあさんを復活させることしか興味無いんだっけ?何にしてもライ・クーダーって最近はさっぱりパッとしないんだから、ここはガーナに行ってセプレワ復活プロジェクトをヤッテもらえたら、私は本当に心から惚れちゃいますわよ!

 以上、とっても可愛くて美しいガーナ音楽を取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした。DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪
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2017’08.23・Wed

KANTE MANFILA 「DINIYA」

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 ギニアの歌手&ギター弾きカンテ・マンフィーラの1990年のアルバムです。先日ブックオフの280円棚で発見してゲット致しました。カンテ・マンフィーラと言えば、アコースティックな質感が素晴らしく印象的なカンカン・ブルース・シリーズが有名ですけど(有名か?)、コチラのアルバムはバリバリに電化された作品となっております。おそらくですけど、サリフ・ケイタとかモリ・カンテなんかに刺激されて、本作のような電化アフロ・ポップス作品を作ったのだと推測されます。カンカン・ブルース・シリーズのベースとなる名盤「トラディション」を出したのが1988年だったかと思いますが、それに続く盤がコレということで、「トラディション」でファンになった人は随分戸惑ったのではないかと思われますが、いかがでしょうか?

 実はわっちは「トラディション」を発売当時にLPでゲットしまして、その静謐で美しい世界にめっさシビレたのでありました。ですのでそれに続く盤ということでこのブツを嬉々としてゲットしたんですけど、めっさ電化路線になっていましたので「ありゃりゃ?」って感じであまり馴染めなかったんですよね~。そしていつの間にやら売り払ってしまったのでありました。それ以降ちょくちょくと中古盤屋でこの盤に出会うことはあったんですけど、買い直そうという気にはなりませんでした。だってあまり馴染めなかったガッカリ盤ですし、カンカン・ブルース・シリーズとかを持っていればそれでOKと思っていましたし。

 それから随分時が流れてつい先日この盤と再会したワケでありますが、やっぱり人の良さそうな顔のこのジャケを見てしまいますと、懐かしくてついつい手が伸びてしまったワケでございますよ。別にエレクトリック盤でもエエやんって感じで。で、改めて聞いてみますと、全然悪くないんですよね~。と言いますか、めっさイイ感じではないですか。まあ現在の耳で聞きますと音的には古さを感じさせたりはしますけど、ジャケの通りの人の良さそうな温かくて優しい音楽が展開されていて、めっさ心地好く浸ってしまうんですよね~。例えば金属的で張り詰めた感覚のサリフ・ケイタや、神経質な感じのモリ・カンテに比べると、何だかとってもカワイイな~って思える音楽でありまして、来る者を拒まずって感じの開かれた共同体的な音楽だという気が致します。アコースティックなカンテ・マンフィーラも素晴らしいですが、エレクトリックなカンテ・マンフィーラもステキですね!

 うわ~、今まで気付きませんでしたけど、この盤ってめっさ素晴らしいではないですか!このブツを最初にゲットした当時、何故この魅力に気付けなかったのかという気がしますが、まあ現在の耳で聞くからこそ、アコースティックであってもエレクトリックであっても、カンテ・マンフィーラの音楽の温かさや柔らかさは何も変わらないということがわかるのでありましょう。やはり人の良さそうなこのおじさんは、本当にとってもステキな人だということがよくわかりまして、何だかめっさ嬉しいです~♪

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2017’08.02・Wed

TONY ALLEN 「EXCLUSIVE TONY」

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 以前はフェラ・クティのバンドでドラムを叩いていたトニー・アレンの、2003年に発売された日本独自編集盤であります。実はわっちはアフロビートが極めて苦手でありまして、以前はフェラ・クティのブツも何枚か持っていたんですけど、とにかく全く馴染めなくて売り払ってしまったんですよね~。何故アフロビートがそんなに苦手なのか自分でもよくわかりませんけど、とにかく面白いと思ったことが無いんですよ。フェラ・クティのファンの方は日本にも多々いらっしゃいますけど、一体どこが良いのか、無知で聞く耳の無いわっちに教えていただけませんでしょうか?

 今回の盤はフェラ・クティではなくてトニー・アレンが主役ですので、コレがアフロビートと呼べる音楽なのかどうかはよくわかりません。まあスッキリと洗練された都会的なフュージョン・ファンクって感じなんですけど、言われなければアフリカの音楽だなんて誰も思わないんじゃないでしょうか?などと考えていて、突然3曲目の「ARIYA」って曲がかなりアフリカっぽくてカッコいいぞ?なんて思ったりして。「サイケジュジュ・ミックス」なんて表示がある曲ですけど、キング・サニー・アデの音楽をダブでファンクにリミックスしたような感覚で、コレは素直に良いと感じられますね~♪とは言っても、コレを良いと思うのはジュジュの要素があるからであって、決してアフロビートがどーのこーのというレベルの話じゃないんですよね~。

 コレは別にどうでもいいことなんですけど、ボニー・レイットとかXTCの昔の盤を聞いて以来ず~っと思い続けていることなんですが、音の良さって一体何なんだろうってことを、この盤を聞いてまたまたツラツラと考えている次第でございます。この盤もベースの動きとかドラムの音なんかが細かい所まで実にハッキリと聞こえて、しかも各楽器や歌声がキッチリと分離しつつも一体化していまして、単純に「良い音だな~」って感じられます。何と言いますか、この音楽を聞きたいからではなくて、この音のカッコ良さを聞きたいが為についつい再生してしまうんですよ。まあ使用している再生装置の性能に拠る部分も大きいんじゃないかと思いますけど、元々良い音で録音されていなければ良い音が出て来るはずないですしね~。

 というワケで、音楽的な内容が好きなワケでもないのに音質の部分だけで聞き続けているこの盤でありますが、聞き続けていると音楽的な部分にも段々耳が慣れて来てしまいまして、現在はこの音楽にかなり親しみを感じるようになって来ました。もしかして苦手なアフロビートを克服しつつあるとか?よ~し、今度機会があればフェラ・クティのブツを買って来て挑戦してみようか、などと考えつつある今日この頃。まあフェラ・クティの音楽はここまで都会的にスッキリと洗練されていなかったはずですし、音がこんなにカッコ良かったかどうかは不明ですので、聞いた瞬間「ダメだこりゃ!」となるかもしれませんけどね~。

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2017’07.20・Thu

AFRICAN JAZZ PIONEERS 「SIP’N FLY」

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 南アフリカのジャズバンド、アフリカン・ジャズ・パイオニアーズの1993年盤であります。南アフリカのジャズと言えば、マニアの所有物になってしまったような小難しいアメリカのジャズなんかとは違った、パ~っと開かれたポップス的な楽しさが大きな魅力かと思います。その辺は前に取り上げましたザックス・ンコーシの盤とか、ダラー・ブランドの南アフリカ録音盤なんかでも十分に感じられるかと思います。マハラティーニやマホテラ・クイーンズなんかで有名なンバカンガにも通じる面白さがあると言いますか、ジャズが元々大衆の為のダンス音楽であるということを実感させてくれる、ジャズの原点を感じさせてくれる音楽だと思いますね~♪「楽しくて当然!」って感じの音楽なんですよ。

 ですのでこういうジャズを聞くとホッとする、なんて言い方は変ですけど、南アフリカのジャズはポップスを聞く時と同じ耳で聞けるのがイイんですよね~。わっちはジャズという音楽に苦手意識がありまして、まあそれはジャズファンにツウぶった変な連中が多いからであって決してジャズそのものが悪いワケではないんですけど、どうしてもジャズを聞く時はちょいと身構えてしまうんですよ。ジャズファンのせいで「ジャズは小難しい音楽である」というイメージが、完全に身に付いてしまっておりますので。とは言っても、最近はかなり苦手意識を克服していますけどね♪ジャック・ディジョネットめっさカッコエエとか、デイヴィッド・マレイのサックスの音サイコーとか、スティーヴ・コールマンめっさクールとか、フツーに言ってますし(言ったか?)。

 でも南アフリカのジャズって、やっぱりアメリカの小難しいジャズとは全然違っていて、「ジャズなんて嫌いじゃ!」なんて人でも十分に楽しめると思います。わっちの師匠であります高橋健太郎先生が書かれている解説を見ますと、このバンドの連中はアフリカン・ジャズとアメリカン・ジャズは別物であると明確に認識しているらしいですし、この腰に来る楽しいビート感は、「ジャズである以前にアフリカン・ミュージックである(by師匠)」ということを、高らかに宣言しているようにわっちには感じられるのでやんす。と言いますか、ジャズの原点を取り戻しているとでも言いましょうか、「これぞジャズじゃ!」なんて気がするのであります。

 それにしてもこの盤、音楽もめっさ良いですけど、音も良いですね~。とにかく響きが気持ちイイんですが、サックスやラッパの音も柔らかくて楽しげに響いていますし、ベースがブイブイと前に出て来て(サイサイのあいにゃんのベースみたい!)、ブラシで叩くドラムの音も耳にとっても優しいですし、全てがサイコーですね!オーディオ的に良い音なのかどうかは知りませんけど、こういう柔らかくて耳に優しい、低音から高音までのバランスがシッカリと取れている音って、わっちは大好きであります。この音につきまして、出来ればオーディオ・マニアの方の意見も聞いてみたいところであります。

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2017’07.14・Fri

BALAKE SISSOKO - VINCENT SEGAL 「CHAMBER MUSIC」

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 ブックオフの280円棚をツラツラと見ていた時のこと、「SISSOKO - SEGAL」なんて書いてある背表紙のブツを見つけまして、ヒョイと手に取ってみました。するとジャケがコラとチェロを弾いている人のイラストでしたので、興味を惹かれて試しにゲットしてみたのでありました。それがバラケ・シソッコとヴァンサン・セガール(って読むのかな?)が組んだ2009年のコチラの盤でありまして、二人とも見たことも聞いたことも無い人なんですけど、コラとチェロの組み合わせって何だか面白そうじゃないですか。心落ち着く優しい室内楽みたいな音楽だったらイイな~とか思って、ゲットした次第であります。

 基本的にこの盤に収録されているのは、二人のコラとチェロを中心に据えて演奏されている静謐な音楽でありますが、これが期待通りの心落ち着く~って感じの音楽になっているんですよね~。まあゴリゴリのアフリカ音楽ファンからすれば、「こんなモノはアフリカ音楽じゃない!西洋のクラシックに毒された許し難い音楽だ!」なんてことになるんでしょうけど、わっちはコレはコレでありだと思います。確かにカンテ・マンフィーラのカンカン・ブルース・シリーズなんかと比べると、アフリカらしい人間味溢れる温かさとか、誰にでも開かれているような大らかさには欠けると思います。でも、単純にこの音楽って美しいですよね?

 「美しい」の基準は人それぞれですし、わっちが「美しい」と感じるモノは或る人にとっては全然美しくない、というのは当たり前でございます。ですので、おそらくバリバリのアフリカ音楽ファンには美しいとは感じられないと思いますけど、フツーに音楽が好きな人であれば、この盤で聞けるコラとチェロの音の響きは美しいと感じられると思うんですよね~。「あ~、何だか癒される音だな~」って感じで。コラの音を表現する時にわっちがいつも使う言葉ですが、「まるで宇宙と交信しているかのような」響きを存分に堪能することが出来ますし、落ち着いたチェロの如何にもヨーロッパ的な響きも、コラの音を優しく包み込んでいるような感じでありまして、なかなか良い組み合わせだと思います。

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