2018’05.28・Mon

CDの山の中に埋もれていたブツ~KASSE MADY 「FODE」

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 マリの歌手カッセ・マディの1989年のアルバムです。このアルバムのことは発売当時から知っておりましたが、当時のわっちはマリの音楽と言えばサリフ・ケイタ一色でしたので、カッセ・マディには見向きもしなかったんですよね~。その後カッセ・マディなんて歌手の名前を忘れ去ってしまって月日は流れ、昨年ブックオフの280円棚でこのブツを発見して思わずゲットしてしまった次第であります。しかし買ったはいいモノの、最近はサリフ・ケイタにさえ興味が無いですので、カッセ・マディの盤なんて聞くはずもなく、そのまま埋もれてしまっておりました。

 まあ今回こうやって埋もれていた盤を発掘しましたので試しに聞いてみたところ、コレが実に良いではないですか!歌声はサリフに似ているもののそこまで金属的で張り詰めた感じは無くて、もっと優しくて大らかな歌なのがイイですね。バックの音もサリフみたいに「大々的にテクノロジー使用してます」感は無くて、モダーンなアレンジはしてあるものの適度な田舎っぽさも残されていて、リラックスして聞けるのがよろしいかと思います。

 う~む、コレは実に良いではないですか!発売当時も現在も評判になった形跡は一切無い盤ですけど、今更ながらにわっちが声を大にして言わせていただきます。カッセ・マディのこの盤は素晴らしいです!
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2018’05.02・Wed

CDの山の中に埋もれていたブツ~ASTER AWEKE 「EBO」

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 日本でワールド・ミュージック花盛りだったのは1980年代終わりから1990年代前半に掛けてだったかと思いますが、その最中に発売されたエチオピアの歌手アスター・アウェケの1993年盤であります。エチオピア音楽と言えば「エチオピーク」という驚愕のシリーズで日本のワールド系音楽ファンにも遍く知られるようになりましたが、90年代前半頃はアハムード・アハメッド(男)とこのアスター・アウェケ(女)ぐらいしか紹介されていなかったかと思います。当時はワールド系音楽にドップリと浸かっていたわっちでございますが、実はアスター・アウェケの盤は一度も聞いたことが無かったんですよ。ですのでこの盤をゲット出来て嬉しい~なんて思った割には、埋もれてしまっていたのですが。

 エチオピア歌謡って日本の演歌に似ているとはよく言われることですが、本当に日本の演歌との親近性が感じられますよね~。アウェケさんのこの盤でもそのことは存分に感じられるワケでございますが、演歌的なメロディに演歌的なコブシ回しの歌、そこに当時としてはモダーンでハイブリッドなバックの音がくっ付いております。このハイブリッドなモダーンさというのが日本の演歌には無いところですが、コレがまためっさカッコいいんですよ。ということは、日本の演歌も最新のテクノロジーを導入してモダーンでハイブリッドにすれば、もしかしたらめっさカッコ良くなるかも?

 まあ日本の演歌の話は置いておくにしても、日本の演歌とか音頭的な要素を多分に持ったアウェケさんの音楽はカッコいいし親しみ易いし、素晴らしいと思います。ちょいと線が細いアウェケさんの歌唱は女性らしい繊細な心遣いが感じられまして、実にステキです。日本の演歌界の期待の星、岩佐美咲が目指す場所はココにある!などと言いたくなる今日この頃。岩佐さん、日本のアスター・アウェケを目指して下さいね!

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2018’02.07・Wed

KELETIGUI DIABATE 「SANDIYA」

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 最近は本当にあまり音楽を聞いていなくて、読書ばっかりしているのは何度も言った通りなのですが、通勤時にちょろっとだけ聞く音楽がなかなか良かったりします。今回取り上げますのは、マリのバラフォン奏者ケレティギ・ジャバテの2004年のアルバムであります。この人って2012年にお亡くなりのはずですが、74歳の時に出した唯一のソロアルバムがコレであります。

 ケレティギさんはアビブ・コワテとの共演で知られるようになった人ですが、この盤ではアビブ・コワテを含めて色々な人をゲストに迎えて演奏を繰り広げております。どの曲もコロコロと転がるようなバラフォンの音が可愛らしく、ホンワカ和める音世界が広がっていて、実にステキだと思います。わっちはバラフォン盤であればネバ・ソロの「ケネ・バラフォン」の方が好きですが、基本的にバラフォンの音は好きですので、ケレティギさんの盤にも浸ってしまいますね~。めっさカワイイ癒し盤として、読書の時なんかにも活躍してもらえそうな気が致します~♪

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2017’10.23・Mon

酩酊音楽酒場~SEPREWA KASA

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 皆さんこんばんは~。ヒワイイ大使のななみーですよ~。今回は2008年に発売されたガーナ音楽盤で、「セプレワ・カサ」を取り上げますよ~♪この盤はバカころんが前に神戸でゲットして来たブツなんですけど、まともに聞かないまま埋もれてしまっていましたので、「何を勿体無いことしとんねん!」ってことで、私がころん棚からパクって来たのでありました!めでたしめでたし~♪ころん棚には「買って安心して聞かない」ってパターンのブツが結構ありますので、そんな盤は今後は私がちょくちょく拾って行きたいと思っておりますわよ!

「私が拾って行きますね!」byななみー
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 今回取り上げるセプレワ・カサはガーナのおじさん3人組のグループで、セプレワという小型のコラみたいな楽器とギターのアンサンブルを中心にした音楽を聞かせてくれます。ジャケのイラストがセプレワで、コロコロとした可愛くてキレイな音がとってもステキですね。セプレワで演奏される伝統的な音楽は、アフリカ最初のポピュラー音楽ハイライフのルーツと言われているらしいんですけど、その割にはセプレワなんて楽器のことはこれまで一度も聞いたことが無いわね~って思ったら、現地のガーナでもつい最近まで殆どの人が知らないと言うか、忘れ去られた楽器だったんだそうです。セプレワ・カサのおじさん達は、そんな幻の楽器となってしまったセプレワを復活させるべく立ち上がったというワケですね。

 そんなセプレワを中心にして演奏されるアコースティックな音楽は、とにかく美しいのなんのって、トゥマニ・ジャバテのコラの演奏と並べても遜色の無い美しさですわよ!でもコラの演奏ってちょっと物悲しい哀愁が漂ったりして「夜の音楽」って感じがありますけど、セプレワはちっちゃくてカワイイ分ホンワカ和める音が出て来ますので、「昼の音楽」って感じですね~。お昼休みに楽しいひと時を過ごせる音楽って言うか、こんなにキラキラ輝くステキな音楽が聞こえて来たら、お昼休みが永遠に続いて欲しいって思ってしまいますよ、きっと。あ、別にどうでもいいんですけど、こういう伝統的な音楽の復活って言うと、何だかライ・クーダーがでしゃばって来そうな気がするのは私だけ?

 ところでセプレワ・カサって、これ1枚しかアルバムを出してないのかしら?こんなにステキな音楽をヤッテるグループなのに、たった1枚だけでセプレワの復活プロジェクトが終わってしまうのって、何だか勿体無い気がしません?だったらここは一つライ・クーダーにでしゃばってもらって、ブエナ・ビスタみたいな感じで伝統のセプレワを復活ってことで一大プロジェクトをヤルってのはどう?あ、でもライ・クーダーって埋もれたじいさんばあさんを復活させることしか興味無いんだっけ?何にしてもライ・クーダーって最近はさっぱりパッとしないんだから、ここはガーナに行ってセプレワ復活プロジェクトをヤッテもらえたら、私は本当に心から惚れちゃいますわよ!

 以上、とっても可愛くて美しいガーナ音楽を取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした。DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪

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2017’08.23・Wed

KANTE MANFILA 「DINIYA」

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 ギニアの歌手&ギター弾きカンテ・マンフィーラの1990年のアルバムです。先日ブックオフの280円棚で発見してゲット致しました。カンテ・マンフィーラと言えば、アコースティックな質感が素晴らしく印象的なカンカン・ブルース・シリーズが有名ですけど(有名か?)、コチラのアルバムはバリバリに電化された作品となっております。おそらくですけど、サリフ・ケイタとかモリ・カンテなんかに刺激されて、本作のような電化アフロ・ポップス作品を作ったのだと推測されます。カンカン・ブルース・シリーズのベースとなる名盤「トラディション」を出したのが1988年だったかと思いますが、それに続く盤がコレということで、「トラディション」でファンになった人は随分戸惑ったのではないかと思われますが、いかがでしょうか?

 実はわっちは「トラディション」を発売当時にLPでゲットしまして、その静謐で美しい世界にめっさシビレたのでありました。ですのでそれに続く盤ということでこのブツを嬉々としてゲットしたんですけど、めっさ電化路線になっていましたので「ありゃりゃ?」って感じであまり馴染めなかったんですよね~。そしていつの間にやら売り払ってしまったのでありました。それ以降ちょくちょくと中古盤屋でこの盤に出会うことはあったんですけど、買い直そうという気にはなりませんでした。だってあまり馴染めなかったガッカリ盤ですし、カンカン・ブルース・シリーズとかを持っていればそれでOKと思っていましたし。

 それから随分時が流れてつい先日この盤と再会したワケでありますが、やっぱり人の良さそうな顔のこのジャケを見てしまいますと、懐かしくてついつい手が伸びてしまったワケでございますよ。別にエレクトリック盤でもエエやんって感じで。で、改めて聞いてみますと、全然悪くないんですよね~。と言いますか、めっさイイ感じではないですか。まあ現在の耳で聞きますと音的には古さを感じさせたりはしますけど、ジャケの通りの人の良さそうな温かくて優しい音楽が展開されていて、めっさ心地好く浸ってしまうんですよね~。例えば金属的で張り詰めた感覚のサリフ・ケイタや、神経質な感じのモリ・カンテに比べると、何だかとってもカワイイな~って思える音楽でありまして、来る者を拒まずって感じの開かれた共同体的な音楽だという気が致します。アコースティックなカンテ・マンフィーラも素晴らしいですが、エレクトリックなカンテ・マンフィーラもステキですね!

 うわ~、今まで気付きませんでしたけど、この盤ってめっさ素晴らしいではないですか!このブツを最初にゲットした当時、何故この魅力に気付けなかったのかという気がしますが、まあ現在の耳で聞くからこそ、アコースティックであってもエレクトリックであっても、カンテ・マンフィーラの音楽の温かさや柔らかさは何も変わらないということがわかるのでありましょう。やはり人の良さそうなこのおじさんは、本当にとってもステキな人だということがよくわかりまして、何だかめっさ嬉しいです~♪

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