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2019’03.01・Fri

徐佳瑩 「心裡学」

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 台湾の歌手ララ・スーの2017年のアルバムで、台湾のマブダチが送って来てくれました。ありがとうございます!わっちはララさんの2009年盤と2014年盤を持っていますが(どっちもマブダチが送って来てくれました)、正直あまり印象に残っていないんですよ。見た目からして、ポッと出の若い女の子がラッキーにも盤を出すことが出来たんだろう、ぐらいにしか思っていませんでしたし。しかし後で調べてみたらこの人って1984年生まれで、意外に歳喰ってるクセにそのあまりの童顔ぶりに驚いた事があります。今回のジャケやインナーの写真も相変わらずの童顔ぶりを発揮しておりまして、なかなかの反則女子(?)ですね~。

 というどうでもいい話は置いといて今回のララさん、実に良いと思います。エレクトロ音を多用した音作りは蔡健雅の盤と共通するところがありますが、ララさんの場合は何だか妙な切迫感があると言いましょうか、表現方法がもうコレしかないという鬼気迫る感覚があるんですよ。歌声自体はカワイイ感じですし声量もそれ程あるタイプではありませんので、歌そのものに力強さがあるワケではありません。しかしですね、思い詰めた女の情念がユラユラと燃え上がっているような迫力と存在感を放っているんですよね~。蔡さんは自分を一歩引いてクールに見る事が出来ている感じがしますけど、ララさんの場合は「もうアナタしか見えない!」的な怖さが感じられます。うわ~、ララさんってこんなに凄い歌手でしたっけ?

 台湾とか香港とかって優れた歌手は多々いますけど、例えば一曲入魂タイプの梁静茹、密室対話型の劉若英なんかはわっちの超お気に入りなんですが、この盤を聞いてララさんは梁さんや劉さんに迫る存在になって来ましたね~。なかなか凄いですわこの人。サイコな感じですけど最高です。ロックだったりジャズだったりアンビエントだったりする曲はどれも素晴らしく美しいですし、控え目ながらも切々とした情熱を帯びている歌い口も素晴らしいと思います。マジでコレは傑作盤ですね!こんなにステキ盤を送ってくれた台湾のマブダチに感謝です~♪

 というワケで、この盤は2017年の盤ですけど、今年のベスト10の1枚に決定!・・・かどうかわまだわかりませんけど、そんなことを言いたくなる位に素晴らしい作品だと思います。こうなって来ると2009年盤と2014年盤のどちらもちゃんと聞き直してみなければなりませんね~。あと、ララさんがこれまで何枚位ブツを出しているのかは知りませんけど、全て聞いてみたくなって来ました!SPOTIFYで探してみよ~っと♪
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2019’02.25・Mon

蔡健雅 「我要給世界最悠長的接吻」

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 わっちの大好きな台湾の歌手(シンガポールか?)、蔡健雅の2018年発売のアルバムであります。わっちの蔡さん好きを知っている台湾のマブダチが、わざわざ送って来てくれました。嬉しい~♪いつもありがとうございます!それにしても今回のジャケ、知的でクールなイメージが強い蔡さんの作品とは思えないんですが、これまでに無かったユーモア感覚でも打ち出して来たか?なんて期待させてくれますよね~。まあ実際はそんな期待はすぐに消え去る、クールな蔡さんらしいクールな作品なんですけど。

 わっちは蔡さんが作り出すアコースティックな質感とひんやりとしたクールな雰囲気がめっさ好きで、だからこそ蔡さんのブツを色々とゲットして来たのですが、ここ数年の蔡さんはエレクトロな音を中心に据えてエモーショナル且つクールな音楽を作っていまして、正直わっちの好みとは一致しない作品ばっかりリリースしていました。だからここ何年も蔡さんの盤をこのボログではあまり取り上げなかったんですよね~。それでは今回の盤はどうかと言いますと、今回もここ数年と同様の作りになっていまして、打ち込みなんかを生かしたエレクトロな音作りであります。ですので、やっぱり今回も好みじゃないかな~って感じていたのであります。

 しかしですね、わっちがこの展開に慣れて来たのか、それとも蔡さんの音作りが巧みになって来たのかわかりませんけど、何だかコレもありなのかな~って感じられるようになって来たんですよね~。これまでは、折角の達者なアコースティック・ギターの腕前を封印して打ち込みエレクトロな音世界を作り上げる意味がわからね~と思っていたんですよ。「蔡さんは進むべき方向を間違っている!」な~んて、偉そうに上から目線で思っていたのであります。でも今回の盤を聞いている内に、蔡さんってエレクトロな音世界を自分の力でどこまで追究出来るか試しているのかな~なんて感じられるようになって来まして、何だか応援したくなって来たんですよ。

 ただ、やはりわっちが蔡さんに求めるのはアコギ1本の弾き語りで作り上げるような、シンプルでクールな音楽でありまして、今回の盤はコレで楽しませてもらいますけど、次回はアコースティック路線に戻って欲しいな~と思っている次第なのでございます。

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2019’02.18・Mon

「モンゴルの響き[Ⅰ]ホーミーとオルティンドー」

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 ホーミーなんて、音だけ聞いたって面白いはずがないんですよ。これまでわっちはそう思っていたんですよ。だからホーミーのブツなんて買う気も無ければ聞く気も無かったんですよ。しかしブックオフの280円棚にこのブツがありましたので、試しに買ってみたんですよ。280円だから別に失敗してもイイやって思ったんですよ。そんなんだから、何一つまるで期待せずに再生してみたんですよ。するとですね、これが意外にイイんですよ。ホーミーだからってホーミー単独でヤッテいるワケではなくて、モンゴル独特の弦楽器がバックについていますので、ちゃんと音楽として聞けるんですよ。ホーミー単独だったらとても聞いてられませんけど、コレだったら「あ~、何だかモンゴルの草原を思い起こすな~」などとグダグダ思いながら楽しむ事が出来るんですよ(行ったこと無いけど)。

 それにこのアルバムはホーミーだけではなくて、民族楽器のアンサンブルやら何だかよくわからない民謡、オルティンドーとか口琴や馬頭琴をバリバリにフィーチャーした曲なんかも入っていますから、独特の変わった音を色々と聞けて非常に興味深いんですよ。個人的にはモンゴルの音楽と言えば条件反射的に馬頭琴を思い浮かべてしまいますが、この盤は普通なら ほとんど耳にすることが出来ない色々な楽器の音色を楽しめるから、実にイイんですよ。ただですね、モンゴルの音楽って聞いていると眠くなって来るんですよ。別に退屈だから眠くなるってことではなくて、何だか妙に懐かしい響きがやんわり心地好くて、思わず意識が飛んで行って気付いたら寝てしまっていたなんてことになっているんですよ。心地好く寝る事が出来る音楽って、わっちは良い音楽だと思っているんですよ。だからモンゴルの音楽は、わっちにとっては良い音楽なんですよ。

 今回の盤は民俗音楽シリーズとしては名高いJVCワールドサウンズの中の1枚で、安心して楽しめる1枚に仕上がっていると思うんですよ。もし280円で見つかるような事があれば、迷うこと無くゲットして絶対に損は無いと言いますか、1000円ぐらいなら出す価値はあるかと思うんですよ。東アジアの音楽に興味がある人には、マストアイテムかと思っている次第なんですよ。

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2019’02.17・Sun

激しくどうでもいい話~ドランを生で見ました

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 前にこのボログでモンゴルの馬頭琴奏者ドランの盤を取り上げたことがありますが、実は昨日たまたま行った物産館で本当に偶然ドランのインストアライヴに出くわしまして、ちょいと立ち見してしまいました。ドランさんってモンゴル人ですけど実は日本語ペラッペラで、日本に来て既に17年になるそうです。久留米大学に留学して6年日本語を学び、その後は馬頭琴奏者として活動を続けているそうです。それにしてもこの人の日本語って、ちょっと日本語がおかしい日本人レベルですし(例えば英語ばかり話し過ぎて日本語がちょっとおかしくなってる日本人ってたまにいますよね?あのレベルです)、顔も日本人とあまり変わりませんから、ネイティヴの日本人と言っても通用するんじゃないかと思います。

 というどうでもいい話はさて置きドランさんのライヴですが、CDで聞けたのと同様に大きい馬頭琴とピアノ(キーボードでしたけど)の三重奏でありました。ドランさん本人の馬頭琴の演奏はなかなかに達者ですしイイ感じの響きがあるんですけど、CDでもちょいと気になったように、如何にもクラシック然としたピアノが遺憾かな~と思います(CDとは別のピアノ奏者のはずですが)。ライヴでは矢鱈とピアノの音がデカかったというのもありますし、ピアノが演奏のノリを削いでしまっていると感じられました。まあ元々ライヴなんてヤルような場所ではありませんから音響的には厳しいモノがありますし、ドランさんの本領発揮とは行かなかったのかもしれませんけど、ライヴ自体は盛況でしたし馬頭琴なんてモノに馴染みが無い人には強い印象を残したのではないかと思います。個人的には、音響的にもっと良い場所で聞いてみたいな~と思いましたね~。

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2019’01.21・Mon

激しくどうでもいい話~たまに突然聞きたくなる曲

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 別にどうでもいい話なんですが、何故だかたま~にフェイ・ウォンの「セパレイト・ウェイズ」という曲をめっさ聞きたくなるんですよね~。今時フェイ・ウォンなんて生きてんだか死んだのかわからない歌手ですが、物凄く輝いていた時代がありましたよね?ルックス的には近付き難いぐらいに愛想の無い仏頂面の人でしたが、独特の哀愁が漂う歌自体は非常に素晴らしく、ルックス重視のわっちとは言えこの歌声には抗えずにアルバムを何枚もゲットしたものでした。そんなフェイ・ウォンが日本でも活躍していた頃がありましたが、その時にぶっ放した一世一代(?)の素晴らしい名曲が「セパレイト・ウェイズ」であります。まあ中国語で歌った曲の中にも素晴らしいものは多々あるのですが、美しいメロディと哀愁の歌声とたどたどしい日本語が奇跡的にマッチした、フェイ・ウォンの最高傑作と言っても良い曲かと思います。

 基本的にわっちは外国人がたどたどしい日本語で歌う曲って結構好きでありまして、2017年のベスト10に選んだJYの盤なんかもまさにハマる1枚だったワケでございます。また、テレサ・テンが歌う日本語歌謡が好きだったりするのも、わっちの嗜好でございましょう。外国人が歌うたどたどしい日本語歌謡は多々ありますけど、そんな中で最も好きな曲が、フェイ・ウォンの「セパレイト・ウェイズ」なんですよ。もちろん曲自体が素晴らしいというのもありますけど、他の歌手が歌ったら単なるイイ曲で終わっていたかと思います。まさにフェイ・ウォンが歌う為に生まれた曲と言いましょうか、フェイ・ウォンの歌唱力とたどたどしい日本語が無ければ、この曲はここまで輝く事は無かったと断言致します。曲の良さとフェイ・ウォンの歌唱によって、この曲は日本のポップス史上でも屈指の名曲に仕上がったと、個人的には思っております。

 以上、激しくどうでもいい話でした!失礼致しました~♪

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