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2007’09.22・Sat

JUKKAJUN WUNWISAR 「KOR YUNG KID TUNG」

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 昨年デビューしたルークトゥン歌手、ジャカジャン・ワンウィサーの、2枚目のアルバムです。最大手レーベルのグラミーからのデビューということで、デビュー時から実力はかなりのモノがあったのですが、昨年は同じくグラミーからラチャノック・シーローパンというとてつもない新人がデビューした為にその陰に隠れてしまい、完全にワリを食ってしまいましたが、無事に二枚目が届けられてまずは何よりといった感じであります。


 このジャカジャンという歌手、顔は地味でどちらかというと不細工な部類に入るかと思いますが(ラチャノックの陰に隠れてしまった要因の一つか?)、もしレーベル・メイトであるターイ・オラタイ並に美人だったら、かなりの人気者になれるのではないでしょうか?歌の実力はそれだけのものを持っていますからね~。残念ではありますが、こればかりはどうしようもありません。まあ、顔ではなく歌だけで勝負できる歌手ですから、これからはひたすら歌を磨いていって欲しいですね。負けるな地味娘!打倒、ターイ・オラタイ!


 昨年のデビュー盤はなかなかの好盤ではありましたが、顔と同じく中身も地味な感じでした。良いのだけれどインパクトに欠ける、という作りだったのですが、今回は1曲目の素晴らしさにまずはビックリしました。ルークトゥン風味を残したポップスなんですけど、ハーモニカをフィーチャーした、哀愁漂う切ない雰囲気がたまらなく良いんです。元々声に哀愁のある歌手ですから、こういう雰囲気の曲には完璧にハマるわけではありますが、それにしても良い曲・良い歌です。この1曲目だけでも十分に価値があるアルバムではないでしょうか。と思って聞いていると、次から次へと切なさ溢れる曲が飛び出してくるではないですか!うーむ、これは素晴らしい。地味と言えば地味なんですけど、でも滋味であることも間違いありません。歌唱にはデビュー時に感じられた子供っぽさが無くなって、地味ながらも着実に進歩していますね。優しい子守唄のような歌の数々。若手の有望株として、アム・ナンティヤーやイン・ティティカーンなんかと同列に並べても全く遜色無い歌手に成長していますね。


 このアルバム、隙が無くてしっかりと作られていますが、私のような隙だらけのヘッポコ音楽好きにも十分に説得力のある作品に仕上がっています。これだけの作品を作られたら文句はございません。素直にジャカジャンの歌世界に浸ろうと思います。地味娘の底力、侮れませんね。
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