2008’01.31・Thu

TARA MACLEAN 「SILENCE」

gtara001.jpg


 カナダのシンガーソングライター、タラ・マクリーンの96年の(多分)デビュー盤です。96年と言えば同じくカナダのシンガーソングライターであるロン・セクスミスにハマっていた時期ですが、その頃ロン君のツアーの前座をやっていたのがこのタラちゃんだったはずです。だから当時は全くの無名だった(今も無名ですが)この人のブツを買ったのだと記憶していますが、定かではありません。


 ジャケットの写真は幽霊みたいですが、インナーもそんな感じの写真が並んでおります。そんな写真のイメージ通り(?)、音楽の方もゆらゆらと儚く揺れているような繊細で幽玄な雰囲気を持っています。打ち込みの音はあくまで控え目にして、アコースティックな音を中心に音を組み立てているのですが、ひんやりとした透明感があって非常にいい感じに仕上がっています。タラちゃんが作る美しいメロディとこの音の相性も抜群に良いです。この人、メロディ・メーカーとしての才能はかなりのものがありますね。本当に美しい曲が満載ですよ。特に7曲目の「HOLY TEARS」と題された曲は、淡々とした地味なメロディながらも泣けてくるほどの切なさが漂う、タラちゃん一世一代の名曲ではないかと思われます。


 タラちゃんの歌も、このメロディと音作りにピッタリの、とても清楚で可憐なものでありますので、聞いているとなんだか心洗われるような気分になってきますね~。リアル・タイムでゲットしたブツでありますが、今聞いても全く古くないですし新鮮に聞くことができます。私にとっては、欧米の音楽の中では、ロン・セクスミスのメジャーデビュー盤と並んでエヴァーグリーンな名盤の1枚だと言えます。


 前回取り上げたサラ・スリーンもカナダのシンガーソングライターでしたが、もしかしたらカナダのその手の人は、私の肌に合う人が多いのかもしれません。だからと言ってカナダのシンガーソングライターを色々と探求してみようとは全く思いませんが、気が向いた時にカナダの音楽を聞いてみるのはいいかもしれません。カナダの音楽を色々とご存知の方がいらっしゃいましたら、是非お薦めをご教授いただきたいと思っている、ころんでございました。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
スポンサーサイト

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(3) TOP

2008’01.30・Wed

SARAH SLEAN 「DAY ONE」

gsarahs001.jpg


 カナダのシンガーソングライター、サラ・スリーンの04年のアルバムです。06年のベスト10に選んでしまったブツでありますが、入手した時はこの人に関する知識は何一つ無く、何だかブキミだけどイケてそうなジャケと500円という値段だけで購入を決めました(中古じゃなくて新品ですよ)。ちなみにこのジャケとかインナーの絵は、自分で描いているらしいです。


 この人の音楽、ロックを基本にしてはいますが、相当に風変わりです。ポップなんですけど単にポップというわけではなくて、メルヘンの世界に誘われるような感覚もあり、クラシカルな世界も垣間見ることができ、ノスタルジックな雰囲気もあり、とても奇妙で幻惑的な魅力を持っていて、特にヘッドフォンで聞いているとその摩訶不思議なポップさにクラクラしてきますね。夢の世界を浮遊しているかのような、極めてユニークな音楽であります。


 そしてこの人の歌が、またクセモノなのであります。声質としてはバングルスのスザンナ・ホフスなんかを思わせる可愛らしさがありますが、自分の世界に入り込んでしまって近づく者を一切拒絶するかのような感じでもあり、アチラの世界(どの世界?)からおいでおいでと手招きしているような感じでもあり、悪戯っぽく舌をペロっと出しているような愛嬌を感じさせたりもしますし、とにかく一筋縄ではいきません。とても風変わりで妙ちくりんであります。多分メルヘンチックな乙女心と現実的でクールな視点を持ち合わせた人なのでしょう。実際はどうなのか知りませんけど。相当な変わり者であることに間違いは無いと思いますが。


 極めて変わった個性を持った人ではありますが、メロディ・メーカーとしての才能と、自己を演出するいう点では非常に優れていると思います。変な人ではあっても、このブツは相当な掘り出し物だと思います。ルックスもなかなかイケてますしね。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(3) TOP

2008’01.28・Mon

TITO PUENTE 「EL RAY(THE KING) / PA’LANTE! STRAIGHT!」

gtitop001.jpg


 先日ブック○オフで見つけたニューヨーク・ラテンの大御所でティンバーレス王と言われる、ティト・プエンテの2 IN 1のブツです。「EL RAY」と「PA’LANTE!」という2枚のアルバムを1枚にした20曲入りのお得盤で、600円でゲット致しました。


 ティト・プエンテという人は学生の頃からずっと知っておりまして、名盤の誉れ高い「CUBAN CARNIVAL」とか「DANCE MANIA」なんかも持っていたのですが、以前はラテンのビッグ・バンドがあまり好きではなく、自分には必要無い音楽と判断して中古に売り払ってしまいました。それから時は流れて私の体質も変化してきて、ラテンのビッグ・バンドの魅力というものがようやくわかるようになってきたのですが、そうなってくると昔売り払ってしまったプエンテのアルバムを、実に勿体無く感じてしまっています。それだけにこのブツを発見した時は嬉しかったです!


 プエンテは100枚以上のアルバムを残している人ですが、このブツのアルバムがいつ頃の作品で何枚目にあたるのかはわかりません。オリジナル・ジャケの写真に「TICO」レーベルの文字が見えますので、おそらく60年代以降にTICOに残したステレオ盤群のうちの2枚だと思われます。あ、でも「EL RAY」というアルバムはCONNCORD盤にもあるな…って、どうでもいいマニアックな話であります。それよりも、リイシューするならそれ位のデータ載せとけよ!ってな感じであります。


 まあ何にせよ、プエンテのビッグ・バンドによる、ジャズをも呑み込んだノリノリのゴキゲンな演奏は最高です!重厚なサウンドなのに軽快なフットワークが感じられるリズム・ナンバー、ムーディーなポレーロ等々、どれを聞いても熱くてオシャレで爽快なカッコいい音楽が目白押しであります。ミリアム・マケバの「パタパタ」のトボケた味わいのカバーなんかも素晴らしいですし、ソウル・ミュージックも取り入れた「SHING-A-TIN TIN」なんかもメチャメチャ良いですね。この2曲は前半の「EL RAY」に収録されていますが、後半の「PA’LANTE!」の方が音の勢いという点では勝っているのではないかと思います。どちらにしても非常に良い出来のアルバムなのは間違いありません。


 やはりティト・プエンテは素晴らしいですねえ。だからと言って100枚以上もあるこの人のアルバムを揃えようなどとは思いませんが、ラテン好きなら絶対に外せない人なんだなあということを改めて実感した、ころんでございました。


「EL RAY」のオリジナル・ジャケ?
gtitop002.jpg



「PA'LANTE!」のオリジナル・ジャケ?
gtitop003.jpg



あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

Categorieラテン  トラックバック(0) コメント(5) TOP

2008’01.27・Sun

DANIEL OWINO MISIANI AND SHIRATI BAND 「BENGA BLAST!」

gdomisiani001.jpg


 ケニアのD.O.ミシアーニとシラティ・バンドの90年のアルバムです。先日、福岡に昔からある、とある中古盤屋に初めて行きまして、このブツを発見致しました。950円也。ワールド物は少なめですが、ロックのブートが異常にたくさんある、凄まじい品揃えのお店でありました。いいですねえ、こういうお店って。英米のロック・マニア御用達なんでしょうね。私にはあまり関係無いのですが…。


 それはさておきこのブツであります。D.O.ミシアーニは学生の頃にLPでゲットしたブツがありまして、実家にはアナログ・プレーヤーがありましたからよく聞いたものでしたが、実家を出てからはアナログ・プレーヤーが無いもので、聞きたいのに聞けない状態が続いていました。しかし念願叶ってやっとCDで聞くことができるわけで、喜びもひとしおといった感じであります。


 ワタクシ、コンゴのリンガラも大好きですが、リンガラに範を仰いだと思しきこのケニアのベンガと呼ばれる音楽も大好きなのであります。ハイハットとブンブンとうなりまくるベースが生み出すつんのめるようなビートと、コロコロ転がるようなギターの音が織り成す躍動的な音は、いつ聞いても素晴らしいですね。リンガラよりもシンプルな編成ですので、こっちの方が弾けるようなビートの魅力が直に伝わってきますし、湿り気の無いカラッと乾いた音もよろしいかと。音の感覚としては、南アフリカのムバカンガにも似ているように思います。それにしてもこのギターの音、良いですねえ。高音部を中心にフレーズを鳴らす奏法なのですが、キラキラと輝きながらも歪んだ感じのある音、何とも言えず本当に素晴らしいです。いつまでもこの音に浸っていたいな~、なんて思わせる音であります。


 ワタクシ、7年ほど前にケニアに行ったことがあるのですが、その時にはナイロビの街でも国立公園の中でもベンガを耳にすることはありませんでした。しかしその時に感じたケニアの風土は、やはりベンガを生み出すに相応しい所だと思いました。カラッと乾いた気候は、ベンガの乾いたビートと共通するもののように感じられます。また、近代的なビル群のすぐそばにある延々と続く貧民街、そして街に何をするとも無くただたむろしているだけの男達の澱んだ雰囲気、都市が抱える問題を吹き飛ばすような活力を持った音楽が必要とされる背景も垣間見たように思います。ケニア、できることならまた行ってみたいですね~。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

Categorieアフリカ  トラックバック(0) コメント(1) TOP

2008’01.26・Sat

NEVILLE BROTHERS 「NEVILLE-IZATION」

gneville001.jpg


 中古盤屋のバーゲン・コーナーで見つけた、86年発表のネヴィル・ブラザーズのライヴ盤です。290円でした。ネヴィル・ブラザーズと言えば、どうしても「イエロー・ムーン」というアルバムを思い出してしまうわけですが、最強のライヴ・バンドと言われながらスタジオ盤はイマイチという彼等が突然放った大傑作ですから、それは仕方の無いことでしょう。今でもたまに聞くことがある作品ですが、1曲目から3曲目までを聞いて満足するというパターンが定番になっています。アーロンのヨーデル・ヴォーカル(?)による美しいバラードも素晴らしいですが、私はセカンドライン全開のブリブリにファンキーな曲の方が好みですので、こういう聞き方になってしまうんですよね~。


 まあ「イエロー・ムーン」のことは横に置いといて、このライヴ盤であります。82年に地元ニューオーリンズで行われた演奏を収録しているブツなのですが、さすがに最強のライヴ・バンドと言われていただけのことはあって、勢いに溢れた素晴らしい演奏を聞かせてくれますね。スタジオで作り込まれた緊張感溢れるアルバムも良いものではありますが、やはりこの連中の本領はライヴにおいて発揮されると考えて良いかと思います。ゆったりとリラックスした雰囲気でありながら、思わず踊りだしたくなるような弾力性に富んだ演奏で、このアルバムを聞いているだけでも本当に楽しいのですが、この場にいたら至福の時を過ごすことができたんだろうなあと想像します。彼等と観客の笑顔が見えてくるような作品ですね。どうでもいいんですけど、ワタクシ、チャールズのサックスの音がめっちゃ好きなんです♪


 うーむ、やはりネヴィルズは素晴らしいですね。最近は彼等の名前を思い出すこともありませんでしたが、偶然見つけたこのブツによって、改めて彼等の良さを再発見してしまいました。なんだか彼等の他のアルバムも色々と聞きたくなってきたぞ。あと、久し振りにダーティ・ダズン・ブラス・バンドの「ヴードゥー」なんてアルバムも引っ張り出してこようかな、なんて思ったりして。ニューオーリンズ・ファンク、最高です。


 でもニューオーリンズ系のブツはあまり持っていないので、ここは一つquestao先生(勝手にお名前を出してすいません!)に色々とブツをご教授願わないといけませんね。何かお薦めがありましたらお教えいただきたく、よろしくお願い致します。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきます。このアルバムの曲は見つかりませんでしたので、アルバム「イエロー・ムーン」からの曲をライヴで。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(3) TOP

2008’01.24・Thu

PRINCE 「MUSICOLOGY」

gprince002.jpg


 近年のプリンスのアルバムとしては傑作の誉れ高い、04年のアルバムです。たまに行く中古盤屋のバーゲン品コーナーにあったので、買ってみました。値段はジャケ写を見ての通り490円であります。


 エエもんゲットしたわいと思いつつ、家に帰ってビニールを開けてみると…ありゃりゃ?紙ジャケに直接値段のシールが貼ってあるぞ?しかも剥がれへんやないかい!プラケースにシールを直貼りするならまだ許せますが、紙ジャケにシールを直貼りするってどういうこと?これって、福岡では名の通った中古盤屋の所業ですよ。中古盤屋なら音楽ファンがジャケだって大事にすること位わかるでしょうに、何故こんな非道を行うのでしょうか?店にとっては儲けの無いバーゲン品だからどうでもいいということでしょうか?これは絶対にやめてもらいたいです。一体どういうつもりなのか、店の人間の見解を聞きたいところです。


 怒り心頭で、このブツをゲットした喜びも一気に吹っ飛んでしまったのですが、まあプリンスに罪があるわけではないので、頭を切り替えてCDを聞いてみると…素晴らしいじゃないですか!80年代の「パレード」とか「サイン・オブ・ザ・タイムズ」なんかを思い出させる仕上がりになっています。音数を削りながらも強靭なファンクを繰り出す特異な才能は、全く衰えていませんね。活力に溢れていて、とにかく聞いていて楽しいです。感服致しました。これは大変な傑作だと思います。このちっこくてキモイおっさん、年は取ってもやはりタダ者ではありませんでした。


 ジャケの値札を見るとムカつきますが、内容は素晴らしいブツですので我慢します。イヤイヤ、内容が素晴らしいからこそ完全なジャケで欲しい?まあプリンスのブツだからいいや。値札の付いたプリンスというのも笑いのネタになるでしょう。でも、客を馬鹿にしたような行為に及ぶ店には問題があります。もし店の人間が「バーゲン品なんだからそれぐらい我慢しろ!」というような傲慢な考えを持っているのなら、とても悲しいことです。品揃えが結構豊富な利用しやすい店だけに、細かいところにも配慮できる店であって欲しいものです。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきます。このアルバムの曲は探せなかったので、個人的に好きなプリンスの曲を2曲ほど。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(7) TOP

2008’01.22・Tue

NGOC KHUE 「NGOC KHUE VOL.2 OKIA」

gngockhue002.jpg



 ぶっ飛んだ歌声を持つヘンな歌手、ベトナムのゴック・クエの、06年の2枚目のアルバムです。前作のジャケをレコ・オヤジ殿のブログで「アホになった荒川静香」と評したのはこのワタクシですが、残念ながらこのブツのジャケは全然荒川静香には似ておりません。今回は何故かマカロニ・ウェスタン調の服を着ていますが、何か意味があるのでしょうか?前の金太郎ドレスの方が良かったと思うのは、私だけではないでしょう。


 それはさておき、前作はケイト・ブッシュなんかを引き合いに出したくなるような部分を持った、かなり風変わりでクレイジーな傑作に仕上がっていました。ジャズやロックの影響を受けながらも、ベトナムらしさもしっかりと感じさせる、スケールの大きな力作でした。本作でも独特の超ぶっ飛んだ歌声は相変わらずですが、よりストレートにジャズやロックの影響が出てきています。その分ベトナムらしさは控え目になっていますが、それの是非は各人の判断にお任せするしかないでしょう。


 彼女としては、おそらくこういう音楽もやってみたかったのでしょう。自分がこれまで好きで聞いてきたものを、素直に表現した音楽を。もしかしたら今回のジャケのマカロニ・ウェスタン調の格好は、メリケン音楽への憧れを素直に表現したものかもしれませんね。もちろんジャズやロックに憧れるのは彼女の自由ですし、どんなに音楽性がジャズやロックに近づこうと、彼女のぶっ飛んだ歌声があれば全てがゴック・クエ印の音楽になってしまうわけで、それはそれで凄い力を持った歌手なのだと思います。個人的には今回のストレートなジャズ&ロック路線は支持しますし、やはり彼女の歌声には抗えません。この歌声があれば全て許してしまえる、そんな歌なんですよね~。全7曲で、あっと言う間の28分少々。いい感じです。


 まあ正直言えばこのアルバム、ちょっとジャズやロックに傾き過ぎかという気もしないではないのですが、これはこれで説得力のある作品に仕上がっていると思います。でも、できることなら次作ではもう少々ベトナム的な要素を増やして欲しいと思う今日この頃であります…などと言いながらも、やっぱり好きです、このアルバム。


アホになった荒川静香?
gngockhue001.jpg



あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

Categorieベトナム  トラックバック(0) コメント(7) TOP

2008’01.20・Sun

楊瑩 「YANG YU YING」

gyangyuying001.jpg


 中国の歌手、楊瑩(ヤン・ユー・イン)の04年の2枚組のアルバムです。ベスト盤かもしれませんが、詳しいことはよくわかりません。中古盤屋で偶然発見し、キレイな声で歌いそうな顔をしていたので、思わず買ってしまいました。とりあえずはキレイな顔をしているジャケのみで購入を決断したブツであります。完全なるジャケ買い。


 再生してみると、何とも可愛らしくも可憐な歌声が流れてくるではないですか。そよ風の如く耳に優しい歌声は、我が愛しのアイドル、ブアちょんと同列に並べてもいいかもしれません。微笑みながら甘えてくるかのような声がたまりませんね。まるで砂糖菓子のような歌です。超甘口ではありますが、こういう声がお好きな御仁も多いのではないかと思います。


 「嗚呼、素晴らしく耳に悦楽」…と思っていたのも束の間、1枚目の8曲目で突然音飛びが始まって再生できなくなったぞ!こらこら、17曲入ってるのに8曲目以降は全然聞けないではないか。どういうこっちゃねん、折角めちゃめちゃええとこやったのに!仕方ないので2枚目に突入。1枚目の7曲目までのポップで明るい曲調に比べると、序盤はちょっと沈んだ雰囲気の曲が並んでいますね。この人の可憐な歌声には明るい曲でも沈んだ感じの曲でもどちらでも合うのですが、どちらかと言えば明るい曲の方が好みであります。こちらは8曲目以降も音飛びせずに再生できたので、まずは一安心であります。耳に悦楽、不完全燃焼ではありますが、とりあえずは堪能致しました。


 楊瑩さん、顔も声も可愛いし歌もそこそこイケている、なかなかに素敵なアイドル歌手ですね。男にはメチャメチャ好かれる歌手でしょう。その反面、男に媚を売っているとか言いがかりをつけられて、女には嫌われる歌手だったりして。そう言えばタイのルークトゥン歌手、ダーオ・マユリーなんかは男に人気があって女に嫌われる歌手でしたね、どうでもいい話ではありますが。


 それにしても、音飛びするCDなんて本当に久し振りでした。あれはいつ以来でしたでしょうか?確か8年程前にゲットしたケイト・ラスビーという英国フォーク歌手のアルバム「SLEEPLESS」以来ですかね~。ヘコみますよね、音飛びって。まあプレーヤーとの相性もありますので、こっちの機械で再生できなくてもあっちの機械で再生できることはあるわけで、試しに別の部屋に置いてあるミニ・コンポで再生しましたが、やはり音飛びしました。うーむ、困ったもんだ。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

Categorie東アジア  トラックバック(0) コメント(7) TOP

2008’01.18・Fri

POE EI SAN 「タイトル不明」

gpoeeisan001.jpg


 ミャンマーの歌手、ポーイセンのアルバムです。このブツも年始にプランテーションさんから買ったブツの内の1枚です。この人、名前の表記からするとポーイーサンと読むのかもしれませんが、本アルバム中で聞ける発音がポーイセンと聞こえるので、取りあえずポーイセンと読むことにします。まあ何にせよミャンマー文字、全く読めません。もちろんタイトルもわかりませんし、いつ頃のアルバムなのかも全くわかりません。


 それにしてもこのブツ、もうちょっとちゃんと生産してくれないものでしょうか?ジャケの紙はテキトーな大きさで切ってあって、その大きさではケースに収まらないので、テキトーな部分でテキトーに折り曲げてあります。それに曲目表示が10曲しかないのに、13曲入っています。このトホホなテキトーさが東南アジアらしいと言えなくはないので、とても面白くはありますが、怒る人もいるんじゃないですかね~。


 作りはテキトーなブツではありますが、肝心の中身の方は素晴らしいですよ。いきなりインド・ポップス風味の曲で始まり、2曲目はポーイセンの歌が入ってなくて、わけわからんおっさんが歌ってたりするのがクール!全体的にいかにもミャンマー音楽というような摩訶不思議さは控え目で、実にポップな曲が揃っているので非常に聞きやすいです。但しポップとは言っても、ミャンマーらしさはちゃんと感じられます。昔の日本の歌謡曲みたいな雰囲気もありますので、昔の日本の歌謡曲好きなら結構楽しめるのではないかと思います。激しく安っぽい音作りも含めて、聞いているうちに段々ナツメロを聞いているような気分になってくるブツですね。ポップなナツメロ歌謡曲の万華鏡とでも言うべき、実に素晴らしい作品です。


 このポーイセンという人、何歳ぐらいの歌手なのかは全くわかりませんが、肉まんみたいな顔をしているクセに(←顔は関係ありませんが)メチャメチャ上手い歌手ですね。小鳥のさえずりの如き爽やかな歌声で、花咲く春の野原を軽やかに駆け回っているかのような(?)コブシ回しを聞かせてくれる、冗談抜きで本当に素晴らしい歌手だと思います。彼女のブツは今回ゲットしたものを含めて4枚持っていますが(全てプランテーションさんで買いました)、他にもあれば色々とゲットしたいですね~。というわけでプランテーションの店長さん、今後ともポーイセンのブツの仕入れをよろしくお願い致します。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

Categorieミャンマー  トラックバック(0) コメント(3) TOP

2008’01.16・Wed

IMAGO 「BLUSH」

gimago001.jpg


 年始はプランテーション店長さんのお薦めのブツを通販で6枚ゲット致しました。これはその内の1枚で、フィリピンのギター・ポップ・バンド、イマーゴの06年のブツです。このバンドのことはアポ・ハイキング・ソサエティのトリビュート盤で1曲聞いたことがあるぐらいで全然知らないに等しく、メールでのやり取りでしたのでジャケもわからない状態だったのですが、店長さんのお薦めということで買ってみました。


 届いたブツを見てみると、なんだか爽やかそうなジャケがいい感じ。いかにもカラフルなポップスを聞かせてくれそうな連中ではないですか。女の人がちょっとおばさんっぽいのが気にはなりますが、まあいいでしょう。期待通りの音楽を聞かせてくれることを願いつつ再生してみました。


 聞いてみると、あれ?こういう音楽どっかで聞いたことあるぞ?という感じがします。英国ニューウェーブっぽいという気もするのですが、もっとオシャレで爽やかな感じです。エレクトリックなネオアコとでも言った方がいいかもしれませんが、でもネオアコと言うにはもっと力強くてバンドの演奏は相当に上手いですし…。この感じ、どう表現したら良いのでしょうか。


 なんだかコードの使い方が独特で、爽やかなクセに妙にひねくれた感じがするんです。かなり前に聞いて既に中古に売り払ってしまいましたが、ジュエル(っていましたよね?JEWEL)をエレクトリックにした感じという気もしますし、ギターはカースティ・マッコールのところで聞けるジョニー・マーみたいな感じもしますし、でもそんな表現は全く的外れなような気もしますし。良いんだか良くないんだか、よくわからない音楽なんですよね~。うーむ、この連中、私にとってはかなり手強い相手です。


 8曲目の「CLOSER」みたいなストレートなノリノリのポップスだったら単純に凄く良いと思えるんですけど、そうでもない曲が多いから何だかよくわからないんです。これは謎解きにしばらく時間がかかりそうなブツです。プランテーションの店長さんみたいな達人レベルの方だとこのバンドの良さがすぐにわかるのでしょうが、私みたいな軽薄レベルの聞き手にはなかなかこのバンドの音楽は理解できません。


 うーむ、店長さん、年始から手強いものをお薦め下さいますね。決して悪くはないのですが、どこが良いのかもよくわからないブツであります。こうなれば良いのか良くないのか判断できるまで聞くしかない!ということで、ひたすら聞き続けることを決意した、ころんでございました。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

Categorieフィリピン  トラックバック(0) コメント(1) TOP

2008’01.14・Mon

JOLINA 「TULOY PA RIN ANG AWIT」

gjolina001.jpg


 フィリピンの女優兼歌手、ジョリーナ・マグダンガルの06年のアルバムで、ボーナスVCD付きのブツであります。カラフルなジャケに惹かれて買ったブツですが、やはり女優さんだけあって、それなりに良い顔をしていると思います。見方によっては沢尻エリカ様に似ているように思うのですが、いかがでしょうか?


 個人的に、フィリピンのソロの女声ヴォーカルものは要注意という認識がありまして、それは何故かといいますと、殆どの歌手は歌は上手いけれども、音楽的にメリケンR&Bのコピーそのものだったり、声を張り上げて歌う甘口のバラード攻撃を仕掛けたりしてくるものが多いからであります。どうもフィリピンの人達はR&B系の甘口のバラードが大好きなようでありまして、だからそのようなブツがたくさん出てくるのでしょうね。その手のものも好きなんですけど、あまりにそのようなブツばかりだと食傷気味になってしまうのも事実であります。


 で、このジョリーナさんですが、当然のことながらR&Bテイストもあり、甘口バラードもありですけれども、この人の場合はちゃんとフィリピン・ポップスという感じがします。まあフツーのポップスと言えばそれまでの音楽なのでしょうが、それでもこの人の歌からはアジア的な情緒が感じられます。歌が特別に上手いというわけではないのですが、女優さんだけに雰囲気を作り上げるのが上手いという感じでしょうか。なかなか良い歌手ですよ、この人は。ちょいとハスキーな落ち着いた声がいい感じです。バックの音がちょっと大袈裟過ぎる時があるのが玉にキズですが…。


 基本的にはミディアム~スローのフツーのポップスが多いのですが、素直にいいなあと思えるメロディが結構多いですよ。誰かのカバーをやっているのか、オリジナルで作ってもらった曲を歌っているのか定かではありませんが、このブツはなかなかの美メロに恵まれています。フツーのポップスがお好きな方であれば、すんなりと受け入れられる音楽だと思います。大きな声では言えませんが(?)、密かに良く聞いているブツであります。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

Categorieフィリピン  トラックバック(0) コメント(5) TOP

2008’01.11・Fri

KAMIKAZEE「MAHAROT」

gkamikazee001.jpg


 フィリピンのロック・バンド、カミカジー(と読むらしいです)の06年のアルバムです。カミカジーが正しい読みだとしても、私はどうしてもカミカゼ(神風)と読みたいので、以下カミカゼと書きます。


 このブツ、実はジャケ買いです。「どんだけ~」の組合のおっさん達に囲まれた女王様という写真が面白いじゃないですか。このジャケを見て、真ん中で偉そうに座っている女王様がヴォーカルかと思って、この女王様がどんなヴォーカルを聞かせてくれるのかと楽しみにしていたのですが、聞いていても待てど暮らせど女声ヴォーカルなんて出て来やしません。最後の最後まで男が歌っています。


 このカミカゼというバンド、実際は女王様の周りにいる五人の男のバンドだったわけで、当然女声ヴォーカルなんて出てくるはずがありません(途中僅かに出てきますけど)。ですから最初は「チクショウ、騙された!」と思ったのですが、不覚にも(?)聞き進むうちに段々この連中の魅力に惹きつけられてしまったのであります。


 このバンドの基本的な音楽のスタイルは、グランジとかヘヴィ・ロックと言えるでしょう。ただ、このカミカゼの連中は、英米のこの手のバンドには無いカラッとした明るいユーモアが感じられるんですよね。だからあまり深刻にならずに楽しく聞くことができます。やっぱり音楽は楽しくなくてはいけません。それにこの連中はヘヴィ・ロック一辺倒ではなく、フットワークの軽さを感じさせる色々なタイプのポップな曲をやれるのも良いですね。


 全編にわたってエネルギー全開でハチャメチャに暴れまくっているのですが、全然暴力的な感じはなくて、みんな一緒に仲良く楽しく騒ごうぜ!という雰囲気を持っているのがよろしいかと思います。ブツを聞いているだけでも楽しいですが、ライブはもっと楽しそうな気がします。


 例えればこの連中、レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンの高い演奏力とヘヴィなサウンド、最も良かった時のパール・ジャムの疾走感、メキシコのカフェ・タクーバのすっとぼけた味わいなんかをあわせ持ち、そこにユーモアの粉をまぶしたようなバンドであると感じられます。かなり懐の深いバンドだと思いますが、いかがでしょうか?相当に面白い連中ですよ。私は大好きです。


コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

Categorieフィリピン  トラックバック(0) コメント(5) TOP

2008’01.09・Wed

MOONSTAR88 「PRESS TO PLAY」

gmoonstar001.jpg


 プランテーション店長さんお薦めのブツ、フィリピンの可愛らしいロック・バンド、ムーンスター88の02年のアルバムです。音の方は今時のというか、流行のちょっと轟音ギター系もあれば、渋谷系みたいなオシャレなポップ・ロックもあるというバンドであります。欧米ロックにもこの手の音は多いのですが、音の感触は若干異なっています。この連中と欧米の連中との違いは何かと言うと、健全さが感じられるかどうかということでしょう。


 欧米ロックの連中はどこかしら病んでいて不健康な雰囲気が漂うのが常なのですが(だからこそ良い、という人も多いでしょう)、ムーンスター88の連中は全然ひねくれていなくて、実に素直で健康的な感じがします。だから欧米ロックの連中に比べると、ずっとスッキリ爽やかで、開かれた音楽性を持っているように聞こえます。だから聞いていて素直に楽しいと思えるんですよね。


 メロディはとにかくポップで非常に親しみやすく、そんなメロディをちょっと子供っぽい声の女の子が歌っているのですが、とても軽やかで明るい活力が感じられる歌で、ポップなメロディとの相性は抜群です。この歌声があってこそのムーンスター88なんですよね~。この娘の声、大好きです!と思っていたら、07年に発表されたアルバムではヴォーカルが別の女の子に替わってしまいました…。何てこったい!でも07年のアルバムもそのうち取り上げようとは思います。


 それはさておきこのバンド、演奏力は非常に高くて良い音を出してます。土台がしっかりしているのでヴォーカルも自由に泳ぎ回れるといった感じですね。エレキがギンギンの轟音系も良ければアコースティック系もバッチリ。素晴らしい演奏力ですよ。まあフィリピンのバンドで演奏が下手なんてのはこれまで聞いたことが無いのですが、この連中のシンプルながらもニュアンスの豊かな演奏はなかなかのものですよ。


 どうでもいいんですけど、私の中では「フィリピン人=演奏が上手い」、というイメージが既に出来上がっております。音楽的に面白くて、しかも演奏力の高い連中が揃ったフィリピン音楽、いいですねえ。やっぱり今年もフィリピン音楽を追い続けることになりそうです。私のフィリピン音楽探求の旅は、まだまだ始まったばかりであります。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

Categorieフィリピン  トラックバック(0) コメント(3) TOP

2008’01.07・Mon

THANH LAM 「RU MAI NGAI NAM」

gthanh001.jpg


 ベトナムの歌手、タイン・ラムのアルバムです。ブック○フにて250円でゲットしました。困ったことにこのブツ、何年の発売なのか書いてないどころか、曲名さえも表記が無いんですよね。元々そういうブツなのか、それとも前の所有者が別にあった曲目を紛失してしまったのか、定かではありません。まあベトナム語の曲名があったところで意味なんてわかりませんから、あっても無くても同じではあるんですけどね。


 それはともかく、このブツの中身の方であります。さすがに実力派のタイン・ラムだけあって、素晴らしい歌唱を聞かせてくれます。しっとりと落ち着いたハスキーな歌声で、時に優しく、時に噛み付くように激しく、感情豊かに歌う彼女の歌は圧巻であります。


 曲目は夜にじっくり耳を傾けるのがピッタリというような、仄暗い陰影に富んだものが多いのですが、そんな曲をタイン・ラムが歌うと、まるで一人の女の壮絶な人生を見ているような気分になってきます。この手の曲をヨーロッパの歌手がやると陰々滅々とひたすら暗くなってしまうものですが、タイン・ラムの歌には凛とした気品があって、暗いだけではない温かさを感じます。


 今回のアルバムは、バックの演奏がクラシックのピアノ四重奏みたいな編成になっているのですが(ギターも入ってます)、これがまた実に良いんですよね。ひっそりと心の襞に沁みこんでくるかのようなストリングス、まるでアルハンブラの風と形容したくなるかのようなスペイン的な響きを持つギター、簡素に淡々と綴られるピアノ、どれもが非常に繊細で美しいです。ダサい音作りが多いベトナム音楽にあっては、このような音作りは珍しいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?


 このブツ、もしかしたら、タイン・ラムの歌が無ければクラシックの小品集と言っても通用する作品かもしれません。しかし彼女の歌が入ることによって、悠久の流れを感じさせるベトナム音楽に一変してしまうんですよね。それだけ強烈な磁場を持つ彼女の歌は、まさに圧巻としか言いようが無く、本当に素晴らしいと思います。クラシック的な音作りが鼻につくと言う方もおられるでしょうが、曲目が無いことなんて忘れさせてしまう傑作であります。


 実は先日(と言っても随分前の話ですが)N-N-037さんにタイン・ラムの「NAY EM CO NHO」というブツをお借りしまして、こちらも音作りは非常にクラシック的でありますが、編成がもう少し大きくて、民族楽器が含まれた管弦楽団風になっています。音楽的にもブルースやジャズの要素が入ってきています。編成の大きさにつられてか、彼女の歌もやたらと気合が入っていまして、ちょっと芝居がかった感じにもなっています。詳しいことは全然知りませんが、このタイン・ラムという人、いつもベトナム音楽的ではない演奏をバックにして歌っている歌手なのかもしれませんね。


こちらがN-N-037さんにお借りしたブツ。
gthanh002.jpg


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

Categorieベトナム  トラックバック(0) コメント(5) TOP

2008’01.05・Sat

大塚愛 「LOVE COOK」

gotsuka002.jpg


 大塚愛の06年発売の3枚目のブツです。ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、実は私、大塚愛がめっちゃ好きなんです。本作は06年の個人的ベスト10に入れましたし。流行っているからと言って、決して侮れない娘であります。


 ところで大塚愛って相当売れているようですが、一体どんな層に売れているのか、実際のところよくわかりません。しんみりとした切なさ溢れる曲もあれば、冗談ソングみたいなバカっぽい曲もあって、単純に表面的に聞いていて楽しいですから一般ウケするのでしょうね。多分、音楽を消耗品みたいな感覚で聞く人達に人気があって売れているのだと思います。それでは音楽マニアと言われるような人達に彼女の音楽が聞かれているのかと言うと、おそらく全然聞かれてはいないでしょう。彼女の音楽は「好き」という層と「どうでもいい」という層にハッキリ分かれるように思いますが、いかがでしょうか?


 大塚愛のどこが良いのかと言いますと、いかにも日本的な侘び寂びという情緒を感じさせるところであります。本アルバムは全編そのような感覚で包まれているわけでありますが、具体的な曲名を挙げますと、特に「5:09am」「羽ありたまご」「ビー玉」「プラネタリウム」あたりの美メロソングですね。ポップでいて切ない、天賦の才を感じさせるメロディを持つ曲であります。


 一方でこれらの美メロソングと対極にあるような「SMILY」や「ラーメン3分クッキング」みたいなおちゃらけた曲も入っていますが、この手の曲を単なるおふざけソングのようにも思われる人もいらっしゃるでしょう。しかし私はこの振幅の大きさが表現力の幅の大きさであると解釈していますし、この手のおちゃらけソングにも笑いながら泣いているような哀感を感じます。この人、表面的な明るくて元気なイメージとは違って、おそらくかなり繊細な人間なのだと想像します。


 この娘、音楽的にも意外なほど奥の深さを持っています。ヘヴィメタル風轟音炸裂ロックもあれば繊細な美しい曲もあり、スカもあればアイドル風ポップスもあって、数曲聞けば底の浅さが見えてくるような連中(誰とは言いませんが)とは違い、今のところ彼女の底は全く見えてきません。底が見えないという点では、我が愛しのFAYRAYと共通しているように思われます。個人的には日本人歌手の中では、FAYRAYと並んで極めて優れた表現者だと思っております。


 この娘に対しては歌が下手という批判も多々あるようですが、私は彼女が作る曲は彼女の歌でなければ成立しないと感じますし、確かに上手い歌ではありませんが、上手くなくても心は伝わる、彼女はそういう歌手ですよ。


 この大塚愛という人は表面的な人気ばかりが先行してしまっていて、とてもまともな評価を受けているとは思えませんが、偏見の無い耳で聞けば彼女の良さはきっと伝わるのではないかと思います。以上、大塚愛がまともな評価を受けていないことを歯痒く思っている、ころんでございました。


本作はDVD付き、写真集付き、絵本付き、何も無しの通常盤と色々な種類がありますが、私がゲットしたのは写真集付きであります。下は写真集の表紙です。
gotsuka003.jpg

Categorie東アジア  トラックバック(0) コメント(8) TOP

2008’01.03・Thu

BUACHOMPOO 「SUNSHINE DAY」

gbua003.jpg


 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。新年第一弾は何を取り上げようかと色々考えたのですが、ここはやはり我が永遠のアイドルでありますブアチョンプー(以下ブアちょん)に登場していただこうかと思います。なんせこのジャケですからね~。晴れやかな初日の出の如き麗しいジャケです。うーむ、素晴らしい!


 と言うわけで、ブアちょんの02年の2枚目のアルバムです。以前に彼女の1枚目のアルバムは我が人生のベスト10に入る作品だと書きましたが、本作も1枚目に負けず劣らずの素晴らしい作品であります。


 このブツ、何と言っても私がブアちょんの歌の中で最も好きな曲「SUNSHINE DAY」が入っているのが素晴らしい!この曲、私が初めて聞いたブアちょんの曲なのですが、今は亡き北九州は小倉のタワー○コードの試聴機でこの曲を聞いた時、あまりの素晴らしさに一瞬で魂を持っていかれてしまいました。神懸り的に可愛らしい声、柔らかな太陽の光が優しく降り注ぐようなメロディ、本当に胸がときめくような出会いでした。大袈裟でも何でも無く、こんなにも素晴らしい歌がこの世に存在するんだ、などと本気で思ったものです。もちろん今でもそう思っていますし、そしてこれからもそう思い続けることでしょう。この一曲だけで、ブアちょんは私の女神様になったのです!


 念のため言っておきますが、このアルバム、良いのはこの一曲だけというようなレベルの作品ではありません。他にもほのぼのとした心安らぐ曲が満載です。まさに珠玉の作品集と呼ぶに相応しいアルバムだと思っています。誰が何と言おうとこれは名盤中の名盤です。反論は一切受け付けません!


 願わくばブアちょん、「いつまでも僕の女神様 年はとらないで 結婚なんて一生しないで下さい ずっと僕だけの女神様 ラララ~」…うーむ、アホですね(柴田淳の歌詞のパクリです)。でもそんなことを本気で思いたくなるぐらいに、素敵な歌手なのであります。まあブアちょんは80年生まれですから今年で28歳になりますので、いつまでも純粋で可憐なアイドルというわけにはいかないのでしょうけど、できるならばそのイメージをずっと持ち続けて欲しいものであります。


 と、ブアちょんについて一通り書いたところで今年の目標を。とりあえずは「ブログを続けること」を目標に掲げたいと思います。ただ、昨年は旅行に行った時を除いて毎日更新しましたが、今年はブログ更新頻度を少し落としてもいいかなと思っています。取り上げたいブツは山ほどあるんですけどね~。まあボチボチやっていきたいと思いますので、よろしければ本年もお付き合いの程、よろしくお願い致します。

Categorieタイ  トラックバック(0) コメント(11) TOP

 |TOP