
3月は妙に忙しい日が続きましたが、年度末も非常に忙しく、なんだか疲れてしまいました。と言うわけで、今日は手抜きです。
今回取り上げるのは、発売当時に思わずジャケ買いしてしまった一枚であります。このブツ、アメリカ人でフランス・マニアというヘンな女、エイプリル・マーチの94年のアルバムです。とにかくこのジャケが良いのです。フェンダーの12弦ギターを抱えた、何だかお人形さんみたいなエイプリルが、めっちゃロリロリで可愛いですね。しかしこの人、ロリロリなのは見かけだけで、実際は結構年食っているという話を聞いたことがあります。実際の年齢が何歳なのかは知りませんが、別に知ろうとも思っていないので、この人の情報を集めたりはしていません。ジャケが良ければそれでOKなのでございます。
以上、レビュー終わり…でもいいんですが、とりあえず中身のことにも少し触れておきます。出てくる音はちょいとポップなガレージ・サウンドで、そこにエイプリルのロリ声の下手っぴーな歌が乗っているという、実にヘッポコで聞くに堪えない下らない音楽であります。それなのに聞いているうちに段々このヘッポコさ加減が快感になってくるという、妙ちくりんな怪盤ですね。全8曲で20分半しか入っていませんので、あっと言う間に終わってしまうのがよろしいかと。
このブツを出しているレコ会社、「SYMPATHY FOR THE RECORD INDUSTRY」というレーベルなのですが、このレーベルってこの手のヘンなガレージ盤ばかり出してますよね~。マニアにはたまらないレーベルなんでしょうが、私はこれ一枚があれば十分でございます。500円以下の特売品なら、他のブツも買ってもいいかと思っております。
インナー写真。意識して見ると、結構年食ってるかな?

あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。