
魅惑の癒し系年増ルークトゥン歌手フォン・タナスーントンの、今年の新作であります。年増のクセに(?)相変わらず美人であります。この人、自分のルックスに余程自信を持っているのか、今回のジャケットは顔のドアップです。オヤジ達のハートを鷲づかみにするジャケですね。うーむ、素晴らしい。さすがフォン姫ですね〜。
フォン姫のブツは、ジャケ写の髪が巻き毛の時はルークトゥンで、ストレートの時は歌謡曲調のポップスという原則がありますが、今回の髪ははストレートということで、おそらく歌謡曲路線だろうという推測ができます。個人的には、フォン姫にはコテコテのルークトゥンよりも歌謡曲調のポップスの方が似合っていると思っていますので、ストレートの髪の時は非常に楽しみなのであります。
で、実際に聞いてみますと…あれ?意外にルークトゥン風味が強いですね。そう言えば前作もストレートヘアのジャケにも関わらずルークトゥン風味の強い歌謡曲調でしたが、どうやら今回も同じ路線のようですね。ただ、前作はメロディや音作り等全体的にノスタルジックな雰囲気が漂っていましたが、今回はノスタルジックというよりは現代的な切なさを持った音楽に聞こえますね。しっとりと湿り気を帯びた控え目な味わいでありますが、それがいかにもアジア的な情感を醸し出しているように感じられ、なかなか素敵な仕上がりとなっています。スロー〜ミディアムテンポの曲が大半を占めていますが、6〜8曲目には弾むような楽しい曲も入っていますので、飽きずに楽しめると思います。さすがにベテラン歌手だけに、しっかりとポイントを押さえているなあ、という仕上がりであります。
元々フォン姫は「変わらないのが良い」というタイプの歌手だと私は思っていますので、この人に新鮮さを求めるつもりは全くありません。今回も相変わらず良いアルバムを出してくれています。それだけで私は満足してしまうんですけど、みなさんはいかがでしょうか?いつ聞いても可愛らしくて素敵なフォン姫、クラテーちゃんみたいな若さ弾ける歌手もサイコーですが、フォン姫のような変わらぬ魅力を保ち続ける年増歌手も、やっぱりサイコーであります。
あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。