『PAMELA BOWDEN 「E-NANG DANCE X 2」』
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 ダーオ・マユリーと並び、お水系お姉さん専門レーベルのUPLを代表する歌手、パメラー・ボーデンの05年のアルバムです。ダーオ・マユリーは私をルークトゥンの泥沼に引きずり込んだ張本人で、大変に強烈なインパクトがありましたが、パメラーも負けてはいません。ルックスも歌もなかなかに強烈な歌手であります。


 この人、見た目は土屋アンナみたいですね。ルークトゥンと言うよりはロック歌手みたいなルックスではありますが、バリバリのルークトゥン〜モーラム歌手であります。当然の如く歌はあまり上手くはありません。しかしこの人、UPLのコンセプトである「歌の上手い下手なんて関係無い!ケバい化粧をして肌の露出を多くすればバカな男どもが引っ掛かってくるのじゃ!」という企業理念(?)を、完璧に体現している歌手です。ケバくて妖しげな雰囲気を漂わせながら激しくヘッポコというのが、見事にUPLであります。


 今回のブツは、元々1枚ずつ発表されたパメラーの代表作である「E-NANG DANCE」シリーズの2枚を、2枚組にして発売したものです。推測するに、このシリーズが見込み違いで売れ残ってしまったので、「2枚組のお得盤!」などと宣伝することで在庫を捌こうと図ったのではないかと思います。ケースの外側の紙パックは新しく印刷したようですが、中身は透明ケースとCD2枚が入っているだけで、ブックレットも写真も何もありません。このセコさ、在庫処分以外の何物でもないのではないでしょうか?


 まあそれは置いといて、この「E-NANG DANCE」シリーズですが、エレポップ風のデジタルサウンドにパメラーのヘッポコな歌が乗った、まるで嵐のような狂気の電気モーラム〜ルークトゥンがぶっ放されるという、凄まじい快作…じゃなくて怪作です。音楽的にはルークトゥンと言うよりはモーラムですね。この電気モーラムの破壊力は凄いですよ。聞く者全てを腰砕けにしてしまうパワーを持っています。それが2枚組全編にわたって展開されているわけであります。比べると、1枚目がヤケクソパワー溢れる過激盤、2枚目は徹底的に電化されていますが、ほんわかとした味わいも漂ってくるポップ盤といったところでしょうか。どちらにせよ、クラブのフロアでかかれば最高にイカしたダンス音楽である…かどうかはわかりません。


 それにしても、ヘッポコなクセにカッコいいブツですね〜。この手の音、ダメな人はダメなんでしょうけど、個人的には大いに笑える非常に楽しい作品です。変なブツに興味がおありの方にはお薦め致します。何だかワケわからないんですけど、めちゃくちゃグレート!


こちらは1枚目の盤面。
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こちらは2枚目の盤面。
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あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
【2008/03/15 16:49】 タイ | トラックバック(0) | コメント(13) |
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