
名前の読み方がよくわかりませんが、ルークトゥン歌手、ナーン・サーオ・トンバイ(?)の06年のアルバムです。推定制作費120円の安っぽいジャケのカジュアルな服装から判断して、私好みのポップス系ルークトゥンをやっていそうな雰囲気が漂っているブツですので、実は発売当初から聞いてみたかったのですが、なかなか手に入れることができず、今回ようやくサリガレコードさんのおかげでゲットすることができました。
写真が小さめなのでわかりにくいですが、この娘、酒井彩名という女の子に似ていますね。親しみやすい顔をした、なかなかの美人であるように見えます。親しみやすそうなルックス通りに歌の方もちょっととぼけた雰囲気の、洒落っ気のある明るい歌声ですので、実に親しみやすいですね。歌うのを楽しんでいるのが伝わってきます。とても感じの良い娘ですね〜。
音楽的には、前半はジャケの印象通りにポップス的な要素を取り入れたルークトゥンが続きます。歌い方からしてコテコテのルークトゥン歌手ではないように聞こえますので、こういうポップス的な音作りはフィットしているように感じられます。などと思っていたら、5曲目で突然モーラムが始まりまして、後半はコテコテ系のルークトゥン〜モーラムが続きます。ポップス風の歌手かと思っていたら、モーラムの真似事もするんですね・・・と思ったのも束の間、この人、もしかしたら本当は、バリバリのモーラム歌手かもしれません。とてもしっかりとしたモーラムの素養が感じられるんですけど、実際はどうなのでしょうか?
もちろんポップス的な曲も良いのですが、モーラム〜コテコテのルークトゥンもかなりいい感じなんですよね。ポップス風の曲を歌っている時よりも声が伸びやかですし、水を得た魚の如く歌っています。これは一朝一夕で歌える歌ではありません。きっちりと修行をしてきたように思われます。ポップス風の曲よりも、むしろモーラムなんかの方が似合っているように感じられますね。でも単にモーラムだけであれば、その他大勢の歌手の中に埋もれてしまう可能性もあるわけで、戦略的にポップス風の曲をやったりしたのかな?という気もします。実際のところはよくわかりませんが、何にせよ一筋縄ではいかないクセモノ娘ですね〜。なかなか面白い歌手ですよ。
あと、今回は試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けはありません。