
音楽雑誌の類は一切購入しない私でございますが、毎月近所のタ○ーレコードで「バ○ンス」誌は貰うようにしています。パラパラとめくるだけでほとんどまともに読まないのですが、タダだからいいかなという感じです。音楽情報は、ネットショップや色々な方々がされている音楽ブログから得るというのが、私の基本的なスタイルでございます。
で、「バ○ンス」誌の5月号をパラパラめくっていると、ブリストルの音楽の特集がありまして、そう言えばトリッキーやらポーティスヘッドやら、やたらと暗い連中がいたなあ、なんてことを思い出しました。ポーティスヘッドのブツは全て売り払ってしまいましたが、ヴォーカルのベス・ギボンズのソロアルバムは売らずに持っていましたので、久し振りに引っ張り出して聞いてみました。どうでもいいんですが、ブリストルの音楽の記事より遥かに気になったのは、12ページに載っていたBENNIE Kのベスト盤の広告であります。
ポーティスヘッドにしろベス・ギボンズにしろ、重苦しくて暗い音楽をやっていることに違いはありませんが、ベス・ギボンズのソロは音作りがアコースティックな分、まだ聞きやすいです。しかしどちらにしても、晴れ渡った爽やかな休日に聞くような音楽ではありません。聞いていると段々気分が沈んできます…。
ベス・ギボンズという人、幽霊のように儚くて暗い歌を歌う人ですが、儚いクセに何故か妙に存在感のあるという、実に不思議な歌手であります。このアルバムでは1曲1曲歌い方を変えていると言うか、曲ごとに違う人間を演じているような雰囲気がありまして、その歌の巧みさには感心してしまいます。別に好きな歌手ではありませんが、さり気ないクセに迫り来るパワーを持った歌手として、強烈に印象に残る人ですね〜。うーむ、ヘンな歌手。
このアルバム、別にお薦めしようとは思いませんが、重苦しくて暗いブリストル・サウンドを試してみたいという方にはよろしいのではないでしょうか?東南アジアの音楽にハマリまくっている今の私にはあまり必要な音楽ではありませんが、気分的にヘコんだ夜に聞くには良いかもしれません。
あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。