『THE CARS 「HEARTBEAT CITY」』
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 何故か突然このブツを聞きたくなって、棚から引っ張り出して来てしまいました。メリケンのロック・バンド、カーズの84年のアルバムであります。84年と言えば、私が意識して音楽を聞き始めた年です。あの頃はまだまだガキンチョでしたからカネも全然無くて、春夏冬の休みに1枚LPを買うという感じでしたので、同じブツを毎日擦り切れるほど繰り返し聞くという生活でありました。このアルバムも当時はメチャクチャに好きで、本当によく聞いたものです。


 世界中の色々な音楽を聞きまくっている現在の耳で、あらためてこのアルバムを聞いてみましたが、やっぱり良いですね〜。曲は超ポップで楽しいですし、ハードロックを基調としたエレポップ風味の音作りも、古臭いところはありますが、非常によろしいかと思います。単純明快でわかりやすくて、な〜んも考えずに楽しめるこのブツは、ポップ・ロックの一つの理想形ではないかと思ったりもします。


 収録曲は素晴らしく充実しておりまして、全米ナンバーワンになった「DRIVE」や、リーダーのリック・オケイセックがハエになるビデオ・クリップが話題となった「YOU MIGHT THINK」、小ヒットながらもめっちゃ楽しい「MAGIC」等、珠玉のポップ・ソング満載であります。個人的にはマイナー調の「WHY CAN’T I HAVE YOU」が何故か大好きだったりします。


 残念ながらカーズは、この後アルバムを1枚出して、解散してしまいました。リック・オケイセックは音楽業界に残っているようですが、他のメンバーはどうしたんでしょうね〜?「DRIVE」を歌ったベンジャミン・オールは亡くなったんでしたっけ?左利きのギタリスト、エリオット・イーストンはジュールズ・シアーと組んでソロ・アルバムを出したりしていましたが、今は何を?他のメンバーは中古車の販売をしているとかいう噂もありますが、本当かどうかは定かではありません。まあ別にどうでもいいんですけど。


 カーズというバンドは、ジャケのセンスは異常にダサかったですが、ポップセンスは同時代の色々な連中と比べて、際立って抜きん出ていたということに間違いは無いと思います。お聞きになったことが無い方は、一度お試しいただけたらと思っております。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
【2008/05/11 09:19】 欧米 | トラックバック(0) | コメント(5) |
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