
京都の現役女子高生と大阪の現役OLユニットということで評判になった(ことがあるのか?)、京阪ガールの03年のアルバムです。近所のタ○ーレコードのバーゲン品でゲットしました。515円也。まずはこの素晴らしくヘッポコなジャケがいいじゃないですか!そしてバンド名が「京阪ガール」ですよ!九州在住の関西人としては「京阪」なんて言葉が入っているバンドを見逃すことはできません。激しく下らなそうで、手に取ってすぐにレジに向かったのは言うまでもありません。
どんなに下らないブツなのだろうとワクワクして聞いてみると、期待に違わぬいい感じの出来であります。下手っぴーな騒音ガレージ系の音なのですが、なかなか勢いがあって爽快です。もちろん歌も素人同然の下手クソさ炸裂なんですけど、何だかとても可愛らしくて憎めない連中ですね。さだまさしの「関白宣言」のガレージ・バージョンというのもやっていますが、非常に下らないんですけど、ちょっとホロリとさせるような感覚を持ち合わせているのが素敵ですね。
それにしてもこの連中、じっくり聞いていると、意外なことに(?)ただ下らないだけではないことに気付かされてしまいます。特に注目すべきは彼女達のメロディ・メーカーとしての能力であります。音は激しくてもメロディ自体はとてもポップで親しみやすいですし、切なくて胸キュンな情緒を醸し出す曲もあります。うーむ、なかなか一筋縄ではいかない連中ですね。
しかしこの連中、残念ながら解散してしまったようです。アイドルっぽさを持ち合わせつつ、アメリカかどっかの元祖ガールズ・ヘタヘタバンド、レインコーツなんかも思い出させる愉快な連中だけに、何だか本当に惜しいという気がします。
あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。