
世界中の色々な音楽を聞いていると、時として全く理解できないブツに遭遇することがあります。数は少ないですが、これまでの音楽遍歴の中で、たまにそのようなブツに出会うことがありました。聞いた瞬間に「もう絶対ダメ!」と思ってしまうようなもの、いくら聞いてもワケがわからないもの等々。例えば前者ではミッシング・ファウンデーションの「IGNORE THE WHITE CULTURE」、ネイキッド・シティの「拷問天国」、メレット・ベッカーとかいう気色悪い姉ちゃんの「夢魔」とか。そして後者の代表が今回取り上げる、チャールズ・ヘイワードが在籍していたことで知られる(知られているか?)ディス・ヒートの79年のアルバムです。
全く理解できないブツというのは例外無く全て欧米のブツで、ほとんどが速攻で中古盤に売り飛ばしてしまうのですが、このディス・ヒートのブツだけは何故かまだに手元に残っています。ゲットしたのは15年ぐらい前だと思うのですが、いまだに全くワケがわかりません。ジャンルで言えば実験音楽とか前衛音楽とかに分類されるモノなのでしょうが、その手の音楽にはあまり縁が無いもので、聞く耳が出来ていないだけなのかもしれません。
とにかくこの音楽、一体どう表現すれば良いのでしょうか?それさえもよくわかりません。ドラムがドコドコと鳴っていて、ギターがペンペンと鳴っていて、キーボードがピャーピャー鳴っていて、たまにうめき声みたいな声が聞こえてきます、というような小学生の感想文みたいなことしか書けません。恐怖映画のサントラなんかに使えばメチャメチャにハマるのかもしれませんが、音だけで聞くのは相当に辛いです。でも、この音が超絶カッコいい!とおっしゃる方もいらっしゃいますし、マニアの間では名盤だと絶賛されているようですから、多分名盤なんでしょうね。
ワタクシ、どうにもチャールズ・ヘイワードという人とは相性が良くないようです。この人のソロも何枚か持っていたものの、きしょいので中古に売り払ってしまいました。この人が在籍していたキャンバーウェル・ナウ(でしたっけ?)のブツは聞いてみようと思いながら、結局見つからずじまいです。多分聞いても速攻中古行きでしょうから、聞く必要は無いのかもしれませんが。
個人的に音楽には、「好きな音楽」と「今は好きではないけれども、好きになるかもしれない音楽」の二種類しかないと思っているのですが、どうしてもワケわからないとか受け付けないという音楽もあるのかな、と思う今日この頃なのであります。
あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。