『PHUONG THANH 「SANG MUA」』
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 ベトナムのベテラン歌手、フォン・タインの07年のアルバムです。この人の経歴なんかは全く知りません。ベトナム音楽については非常に情報が少ないので、わからないことばかりなんですよね〜。このブツはネット・ショップでゲットしたのですが、ネット・ショップでのジャケ写が、実は私が密かに好きな大人のアイドル(?)桜井風花に似ているように見えたので、ついつい手が出てしまったのでやんす。でも実際は桜井風花というよりは、広田れおな(漢字忘れた)に似ているかもしれません。


 フォン・タインさん、歌手生活は十数年に及ぶようですが、YOUTUBEのライブ映像なんかを見る限りでは、なかなか安定した人気があるようです。ベテランらしい堂々たる風格があるように見受けられますね。音楽的には、ロックの影響がかなり強いベトナム歌謡(演歌)だと言えるでしょう。時にかなりハードでダイナミックな展開を聞かせる曲があり、時にアジア歌謡らしいしっとりした情緒を聞かせる曲があり、どこを取っても相当にカッコいい音楽ですね。ダサさなど全然無いベトナム歌謡であります。


 そして何と言っても、この人のヴォーカルが凄いです。かなりハスキーな声で、時に魂の叫びとでも言いたくなるような壮絶な歌声を聞かせてくれます。声そのものは葛城ユキなんて歌手を思い出させたりもしますが、歌の迫力は葛城ユキなんかの比ではありません。背筋が凍りつきそうな程の衝撃を持っていると言ってもいいかと思います。それほどまでの迫力を持っているのに、どの曲からもアジア的な切ない情緒が漂ってくるのがまた良いですね。うーむ、素晴らしい。ベトナム歌謡と言えば、これまで私は民歌なんかを中心に聞いてきましたので、ベトナムにもこんな歌を歌う人がいるんだと、妙に感心してしまいました。本当に素晴らしい歌手ですよ。情念の演歌ロックであります。


 それにしてもフォン・タインさん、こんなに良い歌手なのに、おそらく本国以外ではほとんど知られていないのでしょうね。勿体無い話であります。日本のレコ会社はベトナム音楽と言えばフン・タンぐらいしか取り上げませんが、もっと色々な歌手に光を当ててもらいたいものだと思います。このフォン・タインさんなら、取り上げる価値は十分にあるのではないかと思いますが、いかがなものでしょうか?


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
【2008/07/14 22:53】 ベトナム | トラックバック(0) | コメント(1) |
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