
段々秋っぽくなってきました。秋はケルト音楽、これは私の中では常識でありますが、世間の人々には非常識でしょう。でも秋になってくると、哀愁漂うケルト系の音楽が聞きたくなってくるのです。最近の福岡の夜は、妙に肌寒いぐらいになってきました。いよいよケルト系の出番だ!ということで、早速棚からテキトーに引っ張り出して来ましたのが、スコットランドのトラッドグループ、デフ・シェパードの2枚目のアルバムで、97年の「シナジィ」であります。
このグループのブツはこれしか持っていませんし、これ以降は活動しているのかどうかも知りません。若々しくて爽やかそうなジャケが気に入ったのでゲットしただけであります。確か10年ほど前に東京に行った時、渋谷のデカい中古盤屋(名前忘れた)で買いました。500円だったと思います。
それにしてもこの連中の演奏、なかなか良いですね。ジャケの見た目通り、若々しく躍動しているかのような演奏で、とても瑞々しい感覚があります。まあ、そんなにメチャメチャ上手いというわけではなく、ちょっとモタついた感じではあるのですが、それがまた若者らしくて可愛いといった風情であります。いいですね~、欠点をチャーム・ポイントに変えられるのって。これは人徳であります。
この連中に関しては特に思い入れも無く、そんなに頻繁に聞いてきたブツでもないのですが、今回たまたま棚から出てきたので聞いてみたところ、なかなか楽しいブツだと気がついた次第。だからと言って、これからは折に触れて聞くかと言うと、別にそうでもないかもしれません。
さて、お次は定番のデ・ダナンでも取り出してくるか、それともアルタンのライヴで超素晴らしいアコーディオンを聞かせてくれた、ダーモット・バーンのソロでも引っ張り出すか、それともアレをあーしてこーして…とても楽しみな今日この頃でやんす。そしてデフ・シェパードは、ひっそりと棚の中へ戻っていったのでありました。また来年!(^^)/~
あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。