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2008’09.25・Thu

「王監督のこと」

 意外に思われる方もいらっしゃるでしょうが、ワタクシ、実は結構プロ野球が好きなんです。と言うか、福岡ソフトバンク・ホークス限定なんですけど。常々思っているのですが、野球と言うものは日本人の生活のペースに合っていますよね。晩酌しながらウダウダとクダ巻いて見ることができる、数少ないスポーツだと思います。


 例えばサッカーなんかは一瞬で展開が変わったりしますから、常に集中して見ないといけません。だから晩酌しながら見るなんてとてもできません。しかし野球は間が長いですから、このピッチャーの配球がどうのとか、このバッターはここがどうだとか、色々と素人考えの能書きをタレつつ、食事して酒飲みながらでも余裕で見ることができます。これ、日本でサッカーよりも野球が遥かに浸透している大きな理由だと思うのですが、いかがでしょうか?


 それはさておき、昨日は福岡ヤフードームにホークスの今期本拠地最終戦を見に行きました。今年のホークスは選手達に全然「やる気」というものが見えず、あまりに不甲斐無い情け無い試合ばかりしやがるので、全然応援する気にもなれないのですが、前日に王監督が引退を表明して、王監督の最後の本拠地の試合となってしまったので、これは見ておかねば!ということで行ってきたわけであります。やっぱり王監督あってのホークスですからね~。王監督が率いていたからこそホークスが好きになったと言っても過言ではありませんので。


 救い難い弱小球団だったホークスを、一から作り直して常勝球団に育て上げたのは、王監督だからこそです。自分の信念を曲げずに地元出身の若手をじっくりと育てて使い続け、その結果常勝球団と呼ばれるまでになったわけであります。カネで選手を買う読売なんかとは全然違います。だから選手にも他のチームには見られない「やる気」とか「根性」が感じられました。王監督を中心として、選手達が一つにまとまりつつも個性を発揮して活躍する、だからこそホークスの試合は面白かったのだと思います。


 しかしここ数年は低迷が続き、特に今年は選手達にやる気のカケラも見えないほどの下らないチームに成り下がってしまいました。ピッチャーは凄く健闘しているのです。しかし打線に全くやる気が見えない。この貧打線が、杉内や和田という素晴らしいピッチャー達を、どれだけ見殺しにしてきたことか。自分が育て上げたチームがこんなチームに成り下がってしまったということで、王監督は激しく責任を感じ、恥ずかしく思ったに違いありません。もうここら辺が潮時だと考えてもおかしくないでしょう。本当はもう一度以前の常勝球団と呼ばれた勢いを取り戻してから辞めたかったんでしょうけどね。だってそれが本当の責任の取り方でしょうから。


 何にせよ、昨日の王監督のファンへの挨拶は泣けてきましたね~。ここでは内容については触れませんが、誠実な人柄が感じられる言葉でした。隣に座っていた暴力団風のオヤジも含め、周りの人達もみんな泣いてましたよ。やっぱり王監督あってのホークスだったんだなあと、改めて実感致しました。ここまで選手やファンに慕われるプロ野球監督は、本当に珍しいと思いますよ。


 王監督がこれからどのような道を歩んでいかれるかは知りませんが、野球から離れることは無いでしょう。WBCの監督になるとかいう話もありますが、王監督なら人望がありますからイチローとか城島とかも呼ばれればWBCに参加するでしょうし、王監督が率いるチームなら是非応援したいとは思いますが、しばらくは監督業から離れてじっくりと休養して欲しいというのも、ファンとしての正直な気持ちでやんす。
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