2009’03.31・Tue

EARN 「HEART’S TALK」

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 タイのポップス歌手エーンの(アーンかな?)、03年のベスト盤です。今となっては激レア盤ですが、サリガレコードさんのおかげでゲットすることができました。いつもの事ながら、大変に感謝しております。流石にmiyaさん、ブツを探す腕は確かでありますね~。


 まずはこのジャケ、可愛いんだか可愛くないんだかよくわからないビミョーな顔のアップですが、アイドルになりたいけれどちょっとどうかな~?という感じの顔でしょうか。まあ実際に本人を見たら、とてもキレイなのかもしれませんけど。おっさんみたいにイカツイ顔をしていると思っていたアイルランドのメアリー・ブラックが、実際に見てみたらめっちゃキレイだったように(あれは20年近く前のこと…)。


 というどうでもいいことはさて置き、このブツには何故か「夢追い酒」のカバーが入っています。渥美二郎が歌って大ヒットしたこの曲、流行ったのは30年ほど前のことだったでしょうか?ベッタベタの演歌ですが、何故あんなに流行ったのでしょうか?謎であります。そんな日本の演歌をタイのエーンちゃんが歌っているのですが、何故タイの歌手がこんな曲を歌っているのか、謎であります。


 エーンちゃんが歌う「夢追い酒」ですが、これがまた元が演歌だったとは思えないような切ないポップスに仕上がっておりまして、なかなか味わい深く聞かせてくれるのであります。うーむ、なかなかやるじゃない。ルークトゥン歌手が歌えば、また違った感じになったのでしょうけどね~。まあこの娘の歌には演歌っぽい節回しが全然無くて、いかにもタイのアイドルといった感じの舌足らずな可愛らしい声で歌いますので、元が演歌であっても切ないポップ・ソングのように聞こえてくるわけであります。


 「夢追い酒」以外の曲も切なさ満載でありまして、基本的にスロー~ミディアム・テンポの曲が多いので、じっくり聞いているとしんみりと浸ってしまいますね~。非常に優しい歌声の癒し系、といった感じでしょうか。日々の暮らしに疲れた心を優しく包み込んでくれるような歌なのであります。その意味で、エーンちゃんはオヤジ達のアイドルと言ってもよろしいかと。


 だからジャケ写の顔が少々ビミョーであっても、チャラチャラとした可愛らしさだけで全然話が合わない娘よりは、演歌なんかも取り上げてちゃんと話を合わせて気遣いもしてくれる優しさを持つエーンちゃんの方が、オヤジ達にとっては遥かに親しみ易いアイドルなのであります…って、これはワタスのただの妄想でありますた。最近ワタスはどうも妄想に走ってしまいますな。失礼致しますた!


 それにしてもエーンちゃん、これ以降は全然名前を耳にすることはありませんが、一体どうしてしまったのでしょうか?良質なポップスを出した歌手は忽然と姿を消すというのがタイ・ポップス界の慣わしですが(?)、この娘も神隠しに遭ってしまったのでしょうか?どっかのオヤジに身請けされたかな?ちょっと気になるわっちなのでやんす。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
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2009’03.29・Sun

OYKU - BERK 「KISMET」

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 片桐真央さんが取り上げられたOYKU-BERKなるものを、ころんもしてみむとてするなり…ということで今回は珍しくトルコのブツを取り上げたいと思います。この兄妹(?)二人組、オイク&ベルクと読むのかどうかは知りませんが、07年のアルバムであります。たまたま立ち寄った中古盤屋で見つけました。980円也。


 まずはこれ、ジャケが良いではないですか!左利きのギターに激しく親近感が湧きます。私も左利きでして、左用のギターも持ってます。弾いてないけど。そしてギターのおっさんの横にいる女性がめっちゃ美人じゃないですか!エキゾな雰囲気の顔立ちが非常によろしいかと。めっさハグしたいです!片桐さんのブログで本作が取り上げられていた時、まずはジャケに一目惚れしてしまったのでありますた。そして貼り付けられていたYOUTUBEの演奏が、これまた素晴らしかったのでありますた!


 この連中、トルコのクセに(?)何故かフラメンコをベースにしているのですが、トルコでフラメンコって人気あるんですかね~?パッと聞いたところではかなり本格的なフラメンコでして、左利きのギターから繰り出される達者なギターが実にカッコよく決まっており、二人の迫力のある歌声も実にフラメンコらしい野性味に溢れているように思われます。しかしそこは文化の交差点であるトルコだけに、フラメンコ以外の要素も色々と滲み出しています。それが片桐さんが言われていた「ミクスチュアーな感覚」というヤツでありましょう。


 ベルク(男)が弾くギターは表面的にはフラメンコ・ギターなのですが、片桐さんが言われるように、曲によってはウード的な響きやサズのような響きが感じられます。まるでハムザ・エル・ディンを思わせるヌビア的な響きとビート感覚があったり、トルコの吟遊詩人をイメージさせるような音色が感じられます。またオイク(女)のいかにもフラメンコらしい迫力ある歌声からは、アマリア・ロドリゲスのようなファド的哀愁も感じられます。


 ギターと歌だけでも色々な音楽のミクスチャー感覚があるのですが、ロック的な音作りをした曲もあれば、手拍子がグナワの金属カスタネットのリズムのように感じられる曲もあったりして、更に雑多な感覚が増幅されています。しかもそれ等を無理なくサラリとこなしているあたり、なかなかハイブリッドなミクスチャー感覚を持ち合わせた連中ですね~。これ一枚で、いつの間にやらヨーロッパ~アフリカ~中近東あたりを彷徨っているような気分になりますよ。フラメンコ的な猥雑さは抑えつつ野性味に溢れ、クールでいながらも白熱するという、実に面白い作品だと思います。


 まあフラメンコのようなアラブ・アンダルース音楽は、元々色々な要素を取り込んだミクスチャー音楽だと思いますが(実はよく知りませんが)、その雑食性をより幅広く、しかも極めて自然に展開してみせたのがこの連中なんだと思います。わっちは非常に面白いと思うのですが、フラメンコとかアラブ音楽に詳しい方はどんな評価をされるんでしょうかね~?


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’03.27・Fri

サリガレコードでゲットしたブツ第2弾

 1月にサリガレコードさんでタイのブツを買いましたが、またまたサリガさんにてブツを大量ゲットであります。全部で15枚。聞きたいものが色々あるのだから仕方ないのでやんす。ただ今回はまともな値段を出しているのは7枚だけで、残りは1枚350円という特別セール価格です(3枚目からは300円!)。とりあえずは、また備忘録を兼ねてブツをアップしておこうかと思います。


1、KAT RATTIKARN 「YAH KEED NUK」
しっとり癒し系のキャット様(本当はケート様らしい)の新譜です。実は30代半ばなんですが、相変わらず若くてキレイです。
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2、CREAM PIMWALAI 「NANG SAO KHON MAI」
新人歌手のクリーム・ピムワラーイ(で合ってるのかな?)です。会社の同僚のヨシナガさんに似ています。ヨシナガさんは気立てが優しくて仕事が出来る娘であります。
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3、BEW KALAYANEE 「KUMLUNG JAI JARK DAN KLAI」
08年の個人的ルークトゥン・ベスト10の、3位に入賞したビウちゃんの新作です。めっちゃ楽しみです。
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4、NIDNOI NANTAPORN 「MAI AOW PEE CHAI」
新人歌手のニドノイ・ナンタポーン(と読むのかな?)です。全然知らない娘ですが、とりあえず新人女性は要チェックなのであります。
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5、MANGPOR CHONTICHA & CHOL ATHICHART 「PHOR PLA LHAI MAE PLA LORDI」
先日復活の兆しが見える新作を出したメンポーの、男の歌手とのデュエット盤です。何だかよくわからないのですが、とりあえず買ってみました。
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6、SUNAREE RACHASEEMA 「MUE THUE MIKE JAI RONG HAII」
スナーリーのブツですが、この人はリリース量が多過ぎて何が何だかワケわかりません。これも新譜なのか旧譜なのか…。
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7、KUMWHARN WEERAWAID 「WHARN GUNGWARN VOL.1」
グラミーが送り出す新人歌手、クムワーン・ウィーラウェイト(と読むのかどうかは知りません)です。ほんわかした顔が結構タイプですので、ゲットしました。
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8~10、MAI CHAROEUNPURA / 「POOMPUANG NAI DUANG JAI VOL.2-4」
人気ベテラン歌手の舞ちゃんが、ルークトゥン歌手プンプアン・ドゥアンチャンの曲をカバーしたシリーズ全4枚の内の3枚です。VOL.1は既に持っています。
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11~13、ORAWEE SUJJANON 「RUK TEE KID TUNG VOL.10-12」
人気年増美人ルークトゥン歌手オラウィーの歌集3枚です。美人ですがわっちよりも年上ですし、ハグする気は全くありません。
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14、PREPPY G 「LET'S GO」
全く知らない連中ですが、アイドルグループと思しきプレッピーGのブツです。タイらしいヘロヘロ萌え萌えヘッポコ歌謡を期待しています。
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15、EARN 「HEART'S TALK」
「夢追い酒」のカバーが入ったエーンのブツです。激レア盤であります。
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 以上の全15枚。楽しみなブツばかりですが、7と14は特に楽しみです。前回のタカテーンやエー・スチャワディのような、大当たりがあればいいな~。

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2009’03.25・Wed

SUGARFREE 「LIVE! WITH THE MANILA SYMPHONY ORCHESTRA」

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 フィリピンのロック・バンドであるシュガーフリーの、08年発表の2枚組ライヴ盤であります。どういう経緯なのかはわかりませんが、マニラ・シンフォニー・オーケストラと競演しています。おや、ロックとクラシックの融合ですか?うーむ、何だかイヤ~な予感が漂ってきます。クラシックに劣等感を持つロック・ミュージシャンがクラシックの権威に擦り寄ったようなシロモノではあるまいな…などと色々考えてしまうのですが、とりあえずは聞いてみることにしました。


 シュガーフリーと言えば、ギター・ベース・ドラムの3ピース編成の三人組で、ハードなギター演奏を中心とした簡素でありながらも非常に力強い、極めて真っ当なロックを演奏する連中であります。そのあまりに飾り気の無い演奏は、時になかなか良さが伝わらないこともあるように思いますが、聞けば聞くほど味わいの出るスルメのような連中だと言えると思います。


 そんなシュガーフリーとオーケストラとの競演ですが、ブツを聞いて「なるほど!」と納得しました。これはクラシックの権威に擦り寄ろうなどとする低劣な次元の音楽ではありません。しっかりとした意図に基づいた、大きな意義のある競演だったと私には感じられます。


 シュガーフリーの音楽は、先程も申しましたように簡素で飾り気の無い演奏が特徴でして、言わば骨格だけでできているような音楽なのですが、オーケストラとの競演によって実にふくよかな肉付けがされており、簡素な演奏の中に隠れがちだった甘美でポップなメロディや歌い口を、見事に浮き上がらせることに成功していると感じられます。おそらくシュガーフリーの連中は、それを狙った上でオーケストラと競演したのではないかと思われるのであります。よってこの競演は大成功だったと、わっちは高く評価しているのでやんす。


 音楽に肉付けをするだけであれば、大編成のオーケストラではなくて弦楽四重奏ぐらいの小編成なものでも良かったのかもしれませんが、そこは非常に高い演奏力を誇るロック・バンドですから、「オーケストラ・レベルじゃないとオレ達のパワーには太刀打ちできないぜ!」というような、ハッタリをかましたい気分もあったのだと推測します。そして今回シュガーフリーの引き立て役に徹したこのオーケストラですが、おそらく楽団員達はロックやポップスなんかが好きなんでしょうね。実に活き活きとした演奏を聞かせてくれます。両者の演奏は非常にバランスが取れていますし、観客と一体となって実に感動的なステージになっていると思います。


 オーケストラを従えて堂々たる演奏を聞かせるライヴ盤と言えば、マレーシアのシティ・ヌールハリザのロイヤル・アルバート・ホールでの超絶的に素晴らしいライヴを思い出しますが、本作はシティちゃんほど凄まじい完成度の高さは無いにしても、いかにもロック的な高揚感とポップで甘美な陶酔感を合わせて味わうことができる、なかなかの傑作だと思います。「ロックは死んだ」などと言われて久しい今日この頃ですが、ロックはメリケンでもイギリスでもなくフィリピンでまだまだ生き続けていることが実感できますね~。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’03.23・Mon

RACHELLE ANN 「FALLING IN LOVE」

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 密かに大好きなフィリピンの健康的ムッチリお色気娘でR&B風ポップス歌手、レイシェル・アン・ゴー(表記はレイシェル・アンだけですが)の、今年発売の5枚目のアルバムです。もちろんこの娘のブツは全て持っています。可愛いです。フィリピンの歌手の中では一番可愛いと思っています。


 まずは今回のジャケですが、プラケースの上に紙ケースが被さっていまして、紙ケースの写真はとてもよろしいかと思います。萌えますね~。で、ブックレットの表紙写真とかインナーの写真を見ると…ぎゃーっ!わっちのレイシェルちゃんが可愛く写ってないでやんすっ!化粧がケバ過ぎて、せっかくの可愛い顔が台無しでやんすっ!メイクしたのは誰じゃ、許せんっ!うーむ、写真でテンション落ちるな~。東南アジア諸国は、全般的に化粧がケバ過ぎる傾向がありますが、わっちのレイシェルちゃんまでこんな被害に遭ってしまうとは、非常に可哀想でやんす。


これはちょっと…。
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これもケバいな。
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 ちょっと気分がヘコんだ状態で、このブツを再生しました。すると歌声の方は、相変わらず伸びやかで美しくて品のある、ステキな萌え萌えレイシェル節でありました。化粧をケバくされようと、わっちの美しいレイシェルちゃんの中身には、何も影響はありません!うおーっ、めっちゃハグした~い!ベトナムのファム・フォン・タオちゃんと並んで、わっちが今最もハグしたい歌手が、このレイシェルちゃんなのでやんす。


 前作は少々ロック色を強めたブツとなっていましたが、今回のアルバムは、欧米のポップスをカバーするという企画になっているようです。どの曲もスローテンポのバラード調ですね。もう徹頭徹尾バラード攻撃です。やっぱりフィリピンの人って、美メロのバラードが心底好きなんだな~、ということを実感致します。レイシェルちゃんの優しくてケーキみたいに甘い歌声は、この手のバラードにはバッチリハマりますね。まるで昔のジャグジート&チトラーのような、うっとりとした陶酔感を味わうことができますよ。あまりに心地良くて、寝てしまうのが難点ではありますが…。


 ただ個人的には、ここまで徹底したバラード攻撃はどうなのかな~、という気持ちはあります。1枚目と2枚目でR&Bポップス歌手としての力量をバッチリと示し、3枚目でR&Bの枠には収まり切らない歌を聞かせ始め、4枚目で少々ロック色を強めて、さあ次はどんな展開になるのだろう?と大きく期待をしていただけに、昔に戻ったかのような内容になってしまったのは、正直ちょっと残念な気がします。イェン・コンスタンティーノみたいなハード・ロック路線とか、クールに尖がったファンク調とか、もっと色々なレイシェルちゃんを聞きたいと思っている人は、私だけではないと思います。


 まあフィリピン本国では、誰もそんなレイシェルちゃんを聞きたいなどとは思っていないのでしょうが、これだけの力量を持った歌手を、単なるR&B風ポップスの枠の中に閉じ込めておくのはあまりに勿体無いと思う、ころんなのでございます。


こちらは2枚目のジャケ。可愛い!
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あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’03.21・Sat

通販でゲットしたCDラックその2

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 先日通販でゲットしたCDラックですが、持っているブツを一通り整理して収納しました。こうやって並べてみると、結構あるもんですね~。全12段あって、全段使用して一応全て収まりましたが、しかしこれは、プラケースの代わりにCD用ビニールケースを使用している為に収納出来ただけです。プラケースのままなら絶対に足りていません。1668枚収納できるというラックですが、明らかにわっちの所有物はその量を遥かに超えています。ざっと数えてみたら、約2300枚ありました。


2300枚ものブツを入れている途中。
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 それにしてもこのラック、デカいです。高さが2メートル近くあって幅が140センチほどありますので、かなりの存在感があります。このデカさ、組み立てるのが大変でしたね~。部品が多いですし重量も35キロ程ありますから、組み立てるのも大変なら組み立てたものを起こすのも一苦労でありました。据え付けてみると、天井の梁までの高さが198センチでラックの高さが197.5センチですから、元から壁にCD棚が作られたような見映えになって、なかなかいい感じです。そんな状況ですから、転倒防止用の金具を打ち込む必要もありませんでした。まるでウチの為に作ってくれたかのようなラックであります♪


一応収納してみました。
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 見映えは良いのですが、こういう本棚タイプのラックにCDを収納した場合、一つの問題が出てきます。CDのプラケースを外してフラッシュ・ディスク・ラ○チとかのビニールケースに移し替えているブツが少なからずあるのですが、それに入れたブツは背表紙がちゃんと見えないので、非常に探しにくいのです。というわけで、頻繁に出入りがあるタイ・フィリピン・ベトナムのブツは、ビニールケースからプラケースに戻すようにしました。するとこの三つの国のブツは非常に見やすくなって、「何だかCD屋さんみたい♪」な~んて感じになりました。他の国や地域のブツは容赦なくビニールケースにブチ込んでいます。探し易さは二の次で、とにかく収納量を増やすということで。


やっぱりプラケースは見やすい!
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ビニールケースは探しにくい。
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 今回もこれまでと同様に、国や地域別に分けてアルファベット順(日本のブツは五十音順)に並べるというやり方で収納しています。分け方は14種に区分していまして、タイ、フィリピン、ベトナム、その他アジア、中韓、日本、ラテン、アラブ・アフリカ、トラッド、ヨーロッパ、ブラック・レゲエ、英米ロック、ジャズ、クラシックとなっています。自分の趣味に応じた形でこのような分類にしています。とにかくこれだけ枚数が多いと、機能的に整理しなければ聞きたいブツを探しだすのが大変になりますので。


 まあこのラックのおかげで随分部屋がスッキリとしたわけですが、あとは特にベトナムや中華ポップスに多い、通常のCDより大きい特殊サイズのケースに入ったブツをどうするかですね~。空いているスペースに横倒しに入れることはできますが、見映えも悪いですし今後ブツが増えてスペースが無くなってきたらそんな入れ方はできなくなります。そのような特殊パックのブツをどうするかが、今後の課題であります。


寝る特殊パック。
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 今後の計画としては、当然ラックはこれ1個では足りなくなってきますので、もう一つ同じ物を買うことを考えています。ブツは今後とも増え続けるのは間違いありませんし、データCD-RとかDVDなんかも全て収納したいと思っていますので。と言うか、タイ・フィリピン・ベトナムのブツをプラケースに戻していたらどんどんスペースが無くなってきて、このままではすぐに一杯になってしまいそうな感じになっています。


タイだけで3段以上。数えてみたら401枚ありました。
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 あと、LPを何とかしなければ!洋楽ロックを中心に200枚位ありますが、部屋の隅に段ボールが二箱ドーンと置いてあります。プレーヤーが無くて聞けないので、ジャマなだけです。でも中古盤屋とかマンガ倉庫なんかに売りに行くのも面倒です。重いしデカイし。ワールド系のブツとかジャケが良いヤツだけ残して捨てるか?

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2009’03.19・Thu

歌の上手い下手について

 先日ですが、私がよく出入りしているNAKAさんのブログで、タイのモーラム~ルークトゥン歌手のジンタラー・プーンラープが取り上げられていました。あ、NAKAさんの表記では「チンタラー」ですが、実際はどっちにも聞こえる発音ですのでどっちでもOKです。チンタラーでは、何だかちんたらしたノロマな感じがするので、私はジンタラーと表記するようにしています。


 で、NAKAさんのジンタラーの記事へのコメントで、私は「実はこの人が好きではありません。だって下手っぴーなんだもん♪」と書いたのですが、それに対してNAKAさんは「下手とか、上手いとかって分からんのですよねー。」とレスを下さいました。更にそのやり取りをご覧になったマリーナ号さんが、「実は私も、唄の上手い下手って良く分からないんです。」「なんなんですかねえ、”唄がうまい”って?」とコメントを入れておられました。うーむ、お二人とも実に鋭いですね~。


 テキトーなコメントに対して鋭いツッコミを入れられて、気の小さいワタスはガクガクブルブルと震え出したのでありますた。わーっ、ワタスを責めないで下され~!ジュリアン・コープのように亀の甲羅を被って、ひたすら隠れていたい気分になってしまったのでありますた。


ワタスは隠れているのですた。
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 歌が上手いとか下手とかには客観的な基準があるわけではないので、人によって判断が異なりますよね。多くの人が上手いと認めるテレサ・テンの歌を、下手だと思う人もいるでしょう。タイのガーリー・ベリーのヘッポコな歌を、上手いと思う人もいるでしょう(いるかな?)。歌が上手いとか下手とかって、一体どういうことなのでしょうか?


 音程もリズムも正確で声量も豊かな歌が上手い歌なんでしょうか?例えばホイットニー・ヒューストンなんかは、音程もリズムも正確で声量も豊かですし、シロートにはとてもマネできない凄い技術を持っています。だから上手い!とは言えるかもしれません。例えばガーリー・ベリーなんかは、音程もリズムもボロボロで声量も無くて、ほとんどシロートのレベルです。だから下手!とは言えるかもしれません。でも歌の上手い下手って、そんな技術的なことだけはないですよね?


 私はしょっちゅう歌が上手いだの下手だのといった言葉を使いますが、一体何を根拠にしているのかと問われると、答えに窮してしまいます。私の勝手な感覚でモノを言っておりますので。ただ、音程とかリズムとか声量とかの技術的なことだけでは上手いとか下手とかって判断できないように思います。だって技術的には凄くても、何の感興も催さない歌というものもありますからね~。例えばホイットニーとかマライア・キャリーとかの歌は、私にとっては典型的なそのような歌であります。


 結局私は何を根拠に歌が上手いとか下手だとか言っているのかというと、もちろん技術的なこともありますが、それよりも歌心が伝わってくるとかソウルが感じられるとか何だか知らないけど妙に面白いとか、そのような極めて抽象的で感覚的なことを基準に判断をしているのだと思います、多分。そう考えると、ジンタラーの歌は技術的に凄くもなくあまり歌心も伝わってこないという点で、「下手っぴー」ということになるのかな~?なんて思っております。


 しかし表現は同じ「下手っぴー」であっても、ガーリー・ベリーなんかは伝わってくるものがありますので、「技術的にはボロボロだけど素晴らしい!」と感じたりするわけであります。何だかややこしいですね~。同様に、ホイットニーは技術的には凄いけれども伝わってくるものが無いから「上手くはない」、ベトナムのホアン・チャウは技術的にも素晴らしいけれども何よりも豊かな歌心が感じられるから「上手い」と言えるのではないかと…。極めて個人的な感覚ではありますが、歌の上手い下手なんてものは、個人的な感覚によって判断するしかないのではないかと思います。まあ何にせよ歌が上手いとか下手とかって、よくわからないものでやんす(←あ、結局逃げた!)。


 ただ、この上手い下手の判断というものは、経年変化するものでありましょう。前は上手いと思っていたのに今聞いてみると下手に聞こえるとか、その逆もあるでしょう。歌の上手い下手の判断基準なんて、極めて曖昧なものなんだと思います。ということで、下手っぴーだと思っていたジンタラーを今聞いたら上手いと感じるかも!と思って聞いてみました。「このクソババア、ボコボコに殴ったろか!」と思いました♪やっぱりジンタラーは、わっちにとっては許せないタイプのド下手な歌手なのでやんす(^^)/~

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2009’03.17・Tue

蔡健雅 「TANYA」

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 08年の個人的ベスト10に選んだシンガポール出身のシンガーソングライター、蔡健雅(タニヤ・チュア)の99年のアルバムです。この人、97年に全曲英語で歌った「BORED」というアルバムでデビューしていますが(中古でゲットできました♪)、シンガポールでの英語ポップス市場があまりに小さい為に、それ以降は中国語で歌うようになっています。本作は中国語でのデビュー盤という位置付けになるかと思われます。


 実はこのアルバム、台湾人のマブダチに、台湾でゲットしてもらいました。日本では今時こんなブツは手に入らないですからね~。他に3種類の蔡さんのブツを同時に送ってもらいました。ありがたいことであります。これで蔡さんのブツは、ベスト盤を除いてほぼ揃ったと思います。ちゃんとチェックしたわけじゃないですけど。


 蔡さんと言えば、淡々として冷ややかな雰囲気を持ちつつ瑞々しい感性が溢れる、まばゆいばかりに煌めく美しい曲を作る人ですが、08年のベストに選んだ「GOODBYE & HELLO」というアルバムは、まさに蔡さんの才能が完璧に結実したと感じられる傑作でした。この独特の感性というものは、本作にも顕著に表れていまして、当初から彼女の音楽はほぼ完成されていたということがわかります。


 基本はアコースティック・ギター一本で成立するメリケン風フォークですが、そこにロックやカントリーなんかの要素を取り入れつつ、ニューウェーヴとかオルタナ・ロックの音もしっかり吸収して、更にアジア的な感性が加わっているという、結構雑多なミクスチャー感覚があります。しかしそれを雑多だと感じさせずに、サラリとスマートに表現できるのが、この人の特徴であります。歌い口は淡々として内省的に聞こえますが、実は熱い情熱をその中に秘めていることが感じられ、ソングライターとしてだけでなく、歌手としても非常に魅力的であります。


 やはりこの人、フィリピンのシンシア・アレクサンダーとかバービー・アルマルビス、ベトナムのマイ・コイ、日本の安藤裕子なんかと並んで、アジアでも屈指の才能を持った人だと思います。台湾では安定した人気を誇るようですが、是非日本でも人気が出て欲しいですね~。ルックスはイマイチですが、音楽は天下一品ですので、わっちは大好きなのでやんす。もし興味をお持ちの方がいらっしゃったら、このブツは入手困難でしょうから、まずは「GOODBYE & HELLO」からどうぞ…って、「GOODBYE…」が容易に入手できるかどうかはわからないんですけど。


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2009’03.15・Sun

MOCHA GIRLS 「DELISCIOSA」

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 フィリピンの露出系エロ・グループであるモカ・ガールズの、多分08年のアルバムです。初のフル・アルバムかな?この連中のことはよく知らないのですが、ジャケから判断していかにも下らなそうですので、思わずゲットしてしまった次第であります。フィリピンにはセックス・ボム・ガールズのようなクルクルパーもいれば、キティ・ガールズのような露出系実力派もいたりしますので、この連中にも期待が持てるところであります。


 まずはこのジャケですが、何故イラストなのかが意味わかりません。YOUTUBEで映像を見ると、相当なイケイケ・エロエロお姉さま集団ですので、わざわざイラストにしなくても良かったのにと思います。もしかしてR指定グループとして検閲に引っ掛かったとか?まあ何にせよジャケからはパンチの効いたヘッポコの雰囲気が漂うわけですが、これで本当に激しく脱力する歌を聞かせてくれたら最高であります。


 で、実際に聞いてみると…おおっ、これは凄い!ワタスは驚いてしまいますた!想像以上にヘロヘロで、素晴らしくヘッポコですね。初期セックス・ボム・ガールズに迫る勢いですよ、この連中は。しかもセックス・ボムみたいに媚びまくりのフニャフニャではなくて、「あたし達、バッチリ決まってるでしょ!」とでも言いたげなクールなカッコ良さを感じます。何だかもの凄く面白い連中ですね~。


 製作側はテキトーにラップなんかを入れたテキトーなメロディをでっち上げ、シンセか何かでテキトーな伴奏を付けているだけのテキトーな音作りをしています。しかしモカ・ガールズの歌のヤケクソにも思えるヘッポコパワーの前には、そんなの関係ねえ!といった感じであります。勢いに任せて暴走するこの連中のパワーは、筆舌に尽くし難いものがありますね~。


 あ、1曲だけマヨネーズというバンドを従えたハードロッキンな音をバックにした曲があるのですが、これが相性バッチリでして、今後はハードロック路線もありかと思います。聞いてみたいですね~、ハードロック・モカのアルバム。次回作は是非!ちなみに、同じ曲のアコースティック・バージョンも素晴らしい仕上がりですよ。


 う~む、それにしてもこれは本当に凄いですね~。「仏作って魂入れず」という言葉がありますが、このブツは「仏を作りもしないのに魂を入れまくった」という、ワケわからない奇怪な世界を作り出しています。こんな珍しい音楽を聞けるという点では貴重なブツでありますが、決してお薦めは致しません。こんな変なブツを楽しめる人間は、多分わっちみたいな変人だけでやんす。購入は自己責任で、ご利用は計画的にお願い致します。


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2009’03.14・Sat

通販でゲットしたCDラック

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 通販にてCDラックを買いました。最大1668枚収納という、ほとんど業務用と言ってもいいようなブツであります。たまにレコード・コレクターズ誌に広告が載っている、アレであります。部屋にCDが溢れてきていますので、何とかせねば!と思って、決して安い買い物ではありませんが、ゲットすることに致しました。


 CDについては、これまでは洋服なんかを入れる、引き出し式のプラスチックケースに収納していました。奥行きが90センチ以上ある結構大き目のサイズのケースですが、それが6個分あって、そこに入り切らないブツが、机の上とか部屋の隅に置いた段ボール箱に山積みになっていまして、ほとんど中古CD屋みたいな状態になっていました。どの辺に何があるということは大体把握しているのですが、どこにあるか全然わからないものもあったりしますので、整理の必要性は以前から感じておりました。


 一応国別・地域別に分けて、アルファベット順に並べるということをやってきたのですが、最近はこのシステムが崩壊し、ここ2年程のブツはメチャクチャであります。都度ケースの引き出しを開けて入れ直すというのも面倒ですし、何よりもケースがほぼ一杯になっていましたから、手の施しようが無い状態でありました。


 しかし今回この棚をゲットしましたので、国や地域別に、アルファベット順でキッチリと収納していこうと思っています。まあ相当な枚数がありますので、一気にできるとは思っていませんが、早く片付けたいです。現在どれだけの枚数のブツを持っているのかはわからないのですが、多分この棚1個で収まると思います。プラケースを捨てて、フラッシュ・ディスク・ラ○チのビニール・ケースや、ダイ○ーの不織布とビニールでできたCD入れに移し替えたブツも多々ありますので、多分3000枚位は収納できるのではないかと。いくらワタクシでも、そんな枚数は持っていないはずです。


 とりあえずはCDさえ片付けば、自分の部屋がやっとまともな部屋になると見込まれますので、さっさと片付けてスッキリしたいものであります。あとは不要な本とLPを処分するだけです。マンガ倉庫とかに叩き売りしてしまおうかな~。あそこLP置いてるから、買取もしてくれると思います。LP100枚でどれ位になるかな?


 あと、上の写真は見本写真で、私の部屋でありません。整理し終わったら、写真付きでご紹介しようかと思っております。

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2009’03.12・Thu

PHAM PHUONG THAO 「LOI RU DAT NUOC」

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 私の大好きな、めっちゃ可愛い越南巨乳娘ファム・フォン・タオの、08年の3枚目のアルバムであります。兎に角まずはジャケが素晴らしいではないですか!この美しい顔、まるで天使の微笑みであります。このジャケだけで満点のブツであります。そしてワクワクしながらブツの封を切って中を見てみると、インナーの写真もまた超可愛いんです。しかも巨乳じゃ!うおーっ、めっさハグしたーいっ!!クラテーちゃんにお仕置きのローキックを食らわされようと、安良城紅に拳で殴られようと、何が何でもハグするぞ~っ…すいません、取り乱しました。


めっさ美しい!ほ~ら、あなたもハグしたくなったでしょ?
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 今回のブツの内容ですが、これまでと変わり無く、民歌を現代的なアレンジで歌う民歌ポップスであります。この手の歌の若手歌手の中ではずば抜けた才能を持つと思われるファム・フォンちゃんですが(他の歌手をあまり知らなかったりして…)、相変わらずほとばしり出てくるかのような圧倒的なパワーを持った歌を聞かせてくれます。


 しかも本作では、これまでにあまり聞かれなかった、ちょっと力を抜いたような優しい表情を見せるようになってきています。これは嬉しい変化ですね。押すだけでなく、引くことも覚え始めているようで、その辺りの使い分けが自由に出来るようになれば、まさに無敵の歌手になれるのではないかと思います。本国ではベテラン歌手のトゥ・ヒエン似ていると言われているらしいファム・フォンちゃんですが、トゥ・ヒエンみたいな慈愛に満ちた歌を歌えるようになる日も、案外近いかもしれませんね~。早く慈愛に満ちた巨乳の女神様になって欲しいものでやんす。


 民歌ポップスにありがちな問題点として、前から言っていますが、バックの音作りがダサいということが挙げられます。このブツに関して言えば、特に気になるダサさは感じられないものの、強いて言わせてもらうなら、歌とバックの演奏が有機的に絡み合うまでには至っていないということが言えます。


 歌は歌で非常に素晴らしいですし、バックの演奏は確かに良い音を出していますが、歌手はひたすら歌だけを追求し、バックはただ演奏をしているだけという感じになっています。歌と演奏が刺激し合って更なる高みを実現するというような意欲とか志の高さを、ここでは感じ取ることはできませんので、その辺が残念ですね~。やはりその辺りの音作りをしっかり出来る人材が、是非とも出てきて欲しいものであります。素晴らしい音作りが実現した時、ファム・フォンちゃんはホンモノの歌の女神様になるのではないかと思います。


あと、YOUTUBEでは何故かファム・フォンちゃんの試聴は見つかりませんので、今回は試聴の貼り付けは無しです。


試聴が無いのでサービスで写真をもう一枚。ちょっとアホっぽい?
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2009’03.10・Tue

HIEN THUC 「MOC」

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 ベトナムの歌手ヒエン・トゥクの、06年の6枚目のアルバムです。紐で留める仕様のジャケが、妙に取り扱いにくいブツであります。ジャケのヒエン・トゥクの写真は、何だかメリケン黒人あたりとのハーフみたいにも見えますが、実際はどうなのかは知りません。


 インナーにはヒエン・トゥクの写真が満載なのですが、実の娘と写った写真も多々ありまして、それを見てワタスは驚いてしまいますた!これが母親とは似ても似つかぬブサイクな娘なのであります。どの写真を見ても、それはそれは見事にブサイクなのでありますた。うーむ、これはいけません。本人にとっては可愛い娘なんでしょうが、そんなの関係ねえワタスからすれば、「こんな残念な娘の写真を載せるな!」と言いたくなるのでありますた。


 まあブサイクな娘のことは置いといて、このブツの中身であります。この人の顔からしていかにもR&B的な音楽をやっていそうな感じなんですが、当然最近のベトナム歌謡らしくR&B風味もあるんですけれども、それよりもまずはアコースティックな響きを生かした、かなり立体的でクールなフォーク調の音が特徴的であります。メロディもしっとりとしたフォークっぽいものが多く、どこからどう聞いてもベトナム的な雰囲気を持っているのですが、何故か美しいアイリッシュ・トラッドを聞いているような気分になってきたりもします。あのクソ暑いベトナムからこんなひんやりした感触の音楽が出てくるのが、何だか不思議であります。


 そしてそんなひんやりした音をバックにしたヒエン・トゥクの歌が、またとてもステキなのであります。しっとりと落ち着いた歌声で、端正に整った歌を聞かせてくれます。うーむ、これはしんみりと心に沁みる歌ですね~。めっちゃいい感じであります。ただ、ベトナムっぽさはあっても、あまりクセの無い素直な歌い口ですので、アジア音楽好きの方だけでなく、アイルランドやスコットランドのトラッド系の歌姫達がお好きな方にも是非お薦めしたい歌であります。


 このブツにはひんやりとした感触の曲だけでなく、ウキウキとスキップでもしたくなるようなポップな曲も入っていたりしますが、そんな曲で見せる可愛らしい表情も実に魅力的です。なかなか一筋縄ではいかない、実に奥の深い魅力を備えた歌手ですね~。わっちは大好きでやんす。ブサイクな娘の写真さえ無ければ、本当に素晴らしい一枚なのでございます。


こちらがブサイクな娘。
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あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’03.08・Sun

THANH LAM 「EM & DEM」

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 ベトナムの歌手タイン・ラムの、05年のアルバムです。レ・ミン・ソンというおっさんの作品集ですが、タイン・ラムは彼の作品をよく取り上げるらしいです。インナーの写真を見ると、このレ・ミン・ソンというオヤジ、見るからに暗いロック・バンドで暗いギター弾いてます、という暗い雰囲気のおっさんですね~。実際に暗いロック・バンドをやっているのかどうかは知りませんが。


わしレ・ミン・ソン。大泉洋じゃないよ。
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 このおっさんに合わせたのか、タイン・ラムも黒い衣装を着ていますが、この人が黒い服を着ると、どうも喪服に見えてしまうのが、何だか不気味です。この人には、何かに取り憑かれてアチラの世界へイッテしまった人というイメージがありますので、一見普通に見えるジャケも、目がどこかへイッテしまっているように見えてしまいます。今にもヘビのような舌をベロベロと出しそうな…。喪服着てあの世から誘う彼岸の歌、という雰囲気が漂います。ううっ、コワ~い!怖いんですけど、勇気を出して(?)聞いてみました。すると聞こえてきたのは、喪服着てあの世から誘う彼岸の歌でありました。ぎゃーっ!!


 …という冗談はさて置き、このブツにはあの世から誘ってくるような暗くて淡々とした曲もあれば、ファンク調やフュージョンっぽい曲があったり、いかにもという感じのベトナム歌謡もあります。レ・ミン・ソンというおっさんは、見た目は暗いですが、意外にバラエティに富んだ曲を作る人ですね。なかなか侮れない才能の持ち主だと感じられます。


 音作りの基本はロックですが、それだけにはとどまらない奥深さがあります。曲によっては時にアンビエントに、時に硬質なアコースティック調に、時に歌謡曲調にと、色々な音作りをしています。それでいて雰囲気的に、ジャズのECMレーベルのブツみたいな冷ややかな感覚があるという、ワケわからない世界を作り上げています。音のクオリティは相当に高いですが、ベトナム音楽としてはあまり耳慣れない響きが多々ありますので、かなり前衛的な感じがしますね。まあ、タイン・ラムのブツはいつも前衛的ではありますが…。


 そんな音をバックに、タイン・ラムは、いつもの何かに取り憑かれたような鬼気迫る歌や、無表情に淡々した歌なんかを、曲によって巧みに使い分けます(演じ分けると言った方がいいのかな?)。何にせよ、相変わらず尋常ではないテンションの高さを保ち続けているあたり、やはりこの人は只者ではありません。本当に凄い歌手だと思います。


 ベトナムには素晴らしく歌の上手い歌手が多々存在しますが、中でもこのタイン・ラムは別格でしょう。単に歌が上手いというだけではなくて、常にアチラの世界へイッテしまったかのような問題作を出し続けるのは、この人だけだと思います。もっと注目されてもおかしくない歌手なんですが、わっちが誉めたところで何の足しにもならないところが歯痒いでやんす。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’03.06・Fri

久し振りにゲットしたフィリピンのブツ

 フィリピン・ショップのMIA MUSIC & BOOKSさんにて、久し振りにフィリピンのブツをゲットしました。前回買ったのは昨年の10月ですから、ほぼ5ヶ月ぶりです。こんなに期間が空いてしまったのは、昨年後半からベトナム歌謡を聞く比重が大きくなってきた為で、資金をなかなかフィリピンのブツに回せなかったからであります。今回は5枚と枚数は控えめですが、充実した買い物だと思っております。とりあえずはいつもの如く、備忘録を兼ねてブツをアップしておきます。


1、ERASERHEADS 「THE REUNION CONCERT」
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90年代に活躍した伝説のバンド、イレイザーヘッズの再結成ライブ盤であります。再結成の理由はわかりませんが、フィリピン最高のロック・バンドの復活ですから、非常に嬉しいことでやんす。


2、SUGARFREE 「LIVE! WITH THE MANILA SYMPHONY ORCHESTRA」
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07年の個人的ベスト10に選んだこともあるシュガーフリーが、オーケストラと競演したライブ盤です。オーケストラと競演した経緯は知りませんが、これは面白そうだということで、ゲット致しました。


3、MOCHA GIRLS 「DELIDCIOSA」
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全然知らない連中ですが、ジャケからして面白そうなのでゲットしました。フィリピンの女性グループと言えば、セックス・ボム・ガールズみたいなヘッポコとか、露出系実力派のキティ・ガールズなんかがいて非常に充実していますので、このモカ・ガールズにも大きく期待しております。


4、RACHELLE ANN GO 「FALLING IN LOVE」
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密かに大好きな健康的ムッチリ色気娘、レイシェル・アン・ゴーの新作でやんす♪フィリピンの歌手の中で一番可愛いと、勝手に思っとります。越南巨乳娘のファム・フォン・タオちゃんと並び、最もハグしたい娘であります。


5、「THE BEST OF PINOY FOLK ROCK UGAT」
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基本的にコンピレ盤というものは嫌いなのですが、これは多分70年代のフォーク系の楽曲を集めたブツです。お馴染みのフレディ・アギラーからヘヴィ・ロック・バンドのファン・デ・ラ・クルースまで入っています。これは嬉しい一枚ですね~。


 ディアンヌ・エリースの2枚目とか、サラヘロちゃんの新作とか、他にも欲しいブツは多々あったのですが、実はウラでサリガレコードさんでのお取り置きが大量にたまってきたのと、レロイ書店さんでまた色々とブツをゲットしようと画策中ですので、少々控えめにしてしまいました。また、部屋中に溢れるCDをスッキリ収納すべく、業務用(?)大型CDラックを通販で注文してしまいましたので、資金的にかなり苦しい状況にあります。


 うーむ、いらない本とかを早く売らねば。プレーヤーが無くて聞けやしないLP約200枚も、さっさと処分したいです。良いジャケのブツとか貴重盤だけ50枚位残して、他は中古に売り払おうかな?持って行くのが重くて大変なんですが、置いといてもジャマになるだけですので。

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2009’03.05・Thu

陳慧嫻 「我不寂寞」

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 香港の歌手、陳慧嫻(プリシラ・チャン)の95年のアルバムです。国内盤も発売されたブツで、日本題は「夢の中で」であります。ブック○フで、250円でゲットしました。


 プリシラ・チャンと言えば、20年程前にアイドル的存在だったことは知っておりますが、当時は香港歌謡に興味が無かったこともあって、ほとんど聞いたことはありませんでした。正直言えば、どうせアイドルなんだから大したこと無いんだろ、と思っていました。その後彼女の20曲入りベスト盤をゲットしたりはしたものの、全然聞いた記憶も無く、CD棚の肥やしになっていました。


 プリシラに対して全然思い入れも何も無い私でありますが、今回彼女のブツをゲットしたのは、ブック○フから帰るバス代に100円玉が必要で、その時小銭を500玉しか持っておらず、崩す必要があった為に、250円のバーゲン品の中で一番ジャケが良いと思われたこのブツを買っただけ、というわけであります。まあ、全く前向きな理由無しに買ったブツではありますが、折角ゲットしましたので聞いてみることにしました。


 どうせ大したこと無いんだろうな~、と思って再生したところ、ワタスは驚いてしまいますた!プリシラってこんなに良い歌手だったのかと。控え目に、そして清楚に佇むその美しい歌声は、実にアジア的なしっとりした情緒と奥ゆかしさに溢れていまして、優しさと温かさを併せ持った歌だと感じられますね。うーむ、歌だけでメチャクチャ萌えてしまいますね~。しかもルックスも可愛いですから、めっちゃハグしたくなります♪


 やっている音楽はいかにも香港歌謡ではあるのですが、曲は非常に充実していまして、ちょっと洋楽風味のある、哀愁漂う美メロが満載であります。香港歌謡はカバー曲に頼ることが多いというイメージがありますが、これはカバーの割合が低くてオリジナル中心で勝負しているところに好感が持てますね~。


 まあ、今頃になってプリシラを持ち上げてどうするんだという気もしますが、わっちにとって今回のブツは、「今頃」ではあっても、実に新鮮なプリシラとの出会いとなったのでやんす。偶然とは言え彼女のブツをゲットできたことに感謝したくなる、そんな気持ちになってしまった、ころんでございました。


あと、今回は試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けは無しです。

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2009’03.03・Tue

安良城紅 「GEM」

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 私が密かに好きな歌手、安良城紅(あらしろ べに)の、07年の3枚目のアルバムです。実はこの娘のアルバムは、ベスト盤を除いて全部持っています。とは言っても、オリジナル・アルバムは3枚だけなんですけど。ちなみに2枚目は、ジャケに直筆サインが入っています。まあ中古でゲットしたブツですから、私が直接本人にサインをしてもらったわけではありませんが。


 何故この娘が好きかと言うと、美人だからであります…いやいや、確かにその通りではありますが、それだけではございません。美人でスタイル抜群なクセに、しっかり歌えるからであります。元々は美少女クラブ31とかいうアイドル・グループのセンター・ヴォーカルを務めていたのですが、いかにもヘッポコそうなアイドル・グループに所属していた割に、そこらの自称「アーティスト」気取りの歌手連中なんかよりも、実力はずっと上であります。


 どうでもいいんですが、このブツはかの有名なエイベックス・トラックスから出ているんですけど、現在エイベックスはガール・ネクスト・ドアとかいう連中を、会社を挙げて見苦しいぐらいに大プッシュしていますが、あんなのをプッシュするぐらいなら、紅ちゃんをもっと宣伝してもらえんですかね?紅ちゃんだったら、大プッシュするだけの価値は十分ありますよ。ガルネクの女よりも遥かに美人だし、歌もずっと上手いですしね~。


 この娘は、キリッとした凛々しいルックスの通り、実にキリッとしたカッコいい歌を聞かせてくれます。甘えることも媚びることも無く、だからと言って人を突っぱねるようなところも無く、クールでいながら情熱も秘めているという、なかなかのバランス感覚を持った歌い口なんですよね~。華もあって人を惹き付ける魅力もありますし、わっちは好きでやんすね~…うおーっ、ハグした~い!でもハグなんてしたら、平手ではなくて拳で殴られるかも。気が強そうですもんね~。


 まあ音楽的には最新のR&B歌謡にこだわり過ぎという感が無きにしもあらずでして、シャープでクールなカッコいい音作りはOKなんですけど、どうせやるならプリンス殿下みたいな極端に音数を減らしたクールな変態ファンクとか、ホーン・セクションなんかを大々的に取り入れた昔のソウル・ミュージック風の曲とか、オールディーズなロックン・ロールとか、色々とやった方がこの娘は面白くなると思いますよ。紅ちゃんなら、どんな曲であってもクールにカッコ良くキメてみせてくれるような気がします。


 もしわっちがこの娘をプロデュースできるなら、色々なタイプの曲をやらせてみたいですね~。メタルなモーラム・ファンクも歌わせます。でもその前にハグしますけどね♪


こちらが直筆サイン入りの2枚目。
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こちらは以前取り上げたことがある1枚目。
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あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’03.01・Sun

THANH LAM, HONG NHUNG 「NO」

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 ベトナム歌謡界の大物、タイン・ラムとホン・ニュンによる06年のコラボ作です。作曲家チャン・ヴィエト・タン(と読むのかな?)作品集というコンセプトのようです。ただ大物二人のコラボとは言っても、二人がデュエットしてる曲は全くありませんので、それならコラボする必要なんて無かったのでは?という気もしますが、まあいいでしょう。ちなみにこの二人のコラボ作、私の知る限りではもう一枚あるはずです。


 タン氏の作風というのは、しっとりとしたアジアンな情緒が漂う、都会的に洗練されたポップスといった感じです。アジア特有の湿った感覚を持ちながらも、オッサレーな雰囲気を持ち合わせた音楽ですね。音数控え目のフュージョン系のアレンジも実に心地良く、ここまでスッキリと洗練されていれば、どなたでもすんなりと楽しめるのではないかと思います。


 タイン・ラムとホン・ニュンの歌については、言うまでもなく素晴らしいです。二人ともベテランらしく堂々たる歌唱を聞かせてくれますが、比べてみると、迫力のある野性味溢れるタイン・ラムと、慈愛に満ちた優しい雰囲気のホン・ニュンといった感じでしょうか。甲乙付け難い両者の歌なんですが、個人的な好みはホン・ニュンですね。でもタイン・ラムもめっちゃ好きです。


 それにしても、ホン・ニュンがこの手の音楽を歌うのは当然という気がするのですが、タイン・ラムが歌うのは意外と言えば意外です。タイン・ラムという人は、ジャズとか弦楽四重奏みたいな音をバックにしたりして、何かに憑依されたかのような歌を聞かせる問題作ばかり出す人ですので、逆にこういう素直なポップス的な曲を歌っているブツ自体が問題作だと言えるかもしれません。そんなタイン・ラムが聞けるということで、このブツは貴重だという気もします。


 このブツでは、奇数の曲がホン・ニュン、偶数の曲がタイン・ラムという並びで8曲入っています。残り2曲は作曲者であるタン氏が歌っていますが、本人歌唱はどうでもいいとして、この交互に歌うという構成はありがちなような気がしますけれども、二人の個性を聞き比べするという点では非常によろしいかと思います。曲ごとに雰囲気が変わって飽きさせませんし、二人の歌も十分に聞き応えがあります。このブツ、実は買うかどうか最後まで迷ったのですが、買って本当に良かったです。非常に優れた内容のベトナム歌謡でやんす。


今日は昼間からビールやワインを飲んでいて、既にヘロヘロであります。試聴を探すのが面倒なので、試聴の貼り付けは無しです。

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