2009’04.29・Wed

徒然なるままに その5 サリガレコードのこと

 先日はこのブログによく名前が出てくるお店としてプランテーションのことを書きましたが、今回はプランテーション以上に頻繁に名前が出てくる、サリガレコードについて書いてみようかと思います。miyaさん、無礼な表現がありましたらお許し下さい。


 サリガさんとの出会いは、05年の春頃だったかと思います。とある雑誌でルークトゥンの記事を読んだ私は、それまでルークトゥンを聞いたことがほとんどありませんでしたので、激しく興味を持ちました。そしてルークトゥンを取り扱っているショップをネットで探したところ、サリガさんのサイトを発見したのです。見たことも聞いたことも無いブツが多々並んでいて、しかも値段がかなり安かったので、要チェック・サイトとしてお気に入りに追加しました。


 しかし私はそれまでネット通販なるものを利用したことが無く、しかもブツは足で歩き回って実際の店でゲットする主義の人間でしたので、どうしてもネット通販には抵抗がありました。また、利用方法もわからなければブツを注文する際にどのような文章を書いてメールすれば良いのかもわからず、注文するかどうかを迷っているうちに時間だけがどんどん過ぎて行きました。


 そんなある日のこと、05年の夏頃のことですが、オフィス・サンビーニャのサイトでバーゲン・セールが開始されました。私が非常に興味を持っているマレーシアとかインドネシアのブツが、1枚500円で売り出されたのです。これは通販がイヤなどと言っている場合ではありません!速攻でテキトーなメールを送って注文し、ブツをゲットしたのでした。初めてのネット通販でしたが、やってみると非常に簡単で特に何の問題もありませんでした。そこで勢い付いた私は、思い切ってサリガさんに注文メールを送ることにしたのであります。05年9月28日のことであります。


こちらが初めて注文したブツ、ダーオ・マユリーの4枚組であります。
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 その時のサリガさんの対応が実に迅速で、「これは間違い無く信用できる!」と確信した私は、その後1~2週間に1回位のペースで次から次へと注文をするようになったのであります。ハッキリ言って異常なペースです。おそらくサリガの店主のmiyaさんは、「何だか急にとんでもなく異常なヤツが注文するようになってきたな…」と思われたのではないでしょうか。私はルークトゥンとかタイのポップスについては何も知らない状態でしたので、とにかくたくさん色々と聞きたいという気持ちで、次から次へと注文していたのであります。


 また、注文の仕方も尋常ではありませんでした。最初の内は5枚程度の注文を繰り返ししていたのですが、miyaさんと雑談(メールですけど)も出来るようになってきて段々慣れてくると、一度に20枚以上注文するなんてこともありました。流石にここまで一度に大量注文する人間は他にいないようで、miyaさんには「やっぱりコイツは異常だ…」と思われたのではないかと…。


 まあ今では月に1回程度注文するかどうかという感じに落ち着いてきていますが、一度に10枚以上の注文をすることがほとんどです。まあブツが安いから大量買いができるわけで、他ではこんなことはできません。常に消費者目線の良心的なサリガさん、素晴らしいと思います。私にとっては無くてはならないショップであります。


 考えてみるに、私はタイのブツの100%をサリガさんに依存しているわけで、万が一億が一サリガさんが無くなったりすれば、私のタイのブツ入手ルートは完全に断たれることになります。その意味で個人的には、「サリガさんと私は運命共同体である!」などと、勝手に思っています。サリガさんが無くなった時、それは私がタイ音楽を聞かなくなる時だと言えるかもしれません。


 それにしても不思議なのは、miyaさんと私の関係であります。ネット通販でメールでのやり取りしかしていませんので、お会いしたことも無ければ声を聞いたことも無いわけですが、絶対的に信頼しております。まずは仕事が迅速で確実ですし、リクエストにも丁寧に対応していただけます。また、タイ以外の音楽でも結構趣味が似ている部分がありますし、私の雑談にもちゃんとレスを入れて下さいます。そんなわけで、私は勝手に親しみを感じているのであります。メールのやり取りの感触からして、おそらく私と同年代の方なのではないかと思うのですが、実際はどうなのでしょうか?今後機会があれば、是非実際にお会いしてみたいですね~。


こちらはmiyaさんのお薦めでゲットし、昨年から今年にかけての最大の個人的ヒットになっている、ドリーム萌ちゃんのブツ。最高です!スーパーフライのデビュー盤と並び、今年一番聞いているブツであります。
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2009’04.27・Mon

ORAWEE SUJJANON 「RUK TEE KID TUNG VOL.10-12」

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 人気美人年増ルークトゥン歌手、オラウィー・サッジャノンのブツ3枚を、サリガさんの紙ジャケ叩き売りセールでゲットしました。


 オラウィーのことは以前から知っているのですが、実はほとんどまともに聞いていませんでした。私はどうしても若い娘を中心に聞いてしまいますので、オラウィーはオバハンだから別にいいや、ということで…。今回は叩き売りのブツだし、いい機会だからちゃんと聞いてみようかな~、なんて軽い気持ちでゲット致しました。ところが聞いてみると、これが素晴らしい出来なのでありました!ワタスは驚いてしまいますた!あまりに素晴らしいので、3枚ブッ続けで一気に聞いてしまったのでありますた!


 何が素晴らしいって、まずはオラウィーの歌声が素晴らしいのであります。40歳を超えたオバハンのクセに、何とも可愛らしい声で歌うではないですか!年齢を全く感じさせない歌声は、アイドル歌謡と言ってもいいような萌え声なのであります。しかしその声には経験に裏打ちされた余裕と安定感があり、聞く者をフワリと柔らかく包み込んでくれます。何と言いますか、まるで観音菩薩のような優しい微笑と慈愛を持った歌だと感じられます。オラウィーは末法の世に出現した、迷える民を救い心を洗ってくれる菩薩様なのでありました…って、また妄想であります。失礼致しますた。


 この人、看板はルークトゥン歌手ですし、本来はバリバリのルークトゥンを歌う人なのですが、ここで聞ける音楽はほとんどルークトゥンとは言えないものであります。歌謡曲、ジャズ、ラテン、ムード・ミュージックなんかを取り入れた、実に洗練された美しいポップスですね。しかもどの曲も、メロディが実にポップで楽しいんです♪そこにオラウィーの歌が持っているルークトゥンっぽさがほんのり加わって、絶妙に味わい深いオッサレーな音楽が出来上がっています。3枚で全36曲、オラウィーの慈愛に満ちた色香に包まれながら堪能致しますた。3枚の中で一番好きなのは「12」ですね~。明るくてポップな楽しい曲が多いです。


 タイはオッサレーなポップスが盛んな国で、相当にレベルの高い渋谷系とかジャジー系の音楽があったりしますが、このブツで聞ける音楽は、これまで聞いたその手のどのブツよりも洗練された美しさを持っていると感じられます。まあルークトゥンっぽさはあるんですけど。


 うーむ、こんなに素晴らしい歌手の歌を、「オバハンだから」という理由でまともに聞いてこなかったのが、非常に恥ずかしいです。オラウィーさん、申し訳ございませんでした。ブツを聞く前はハグしたいとは思っていませんでしたが、今はめっさハグした~い!って感じです。いやいや、是非わっちを菩薩様の微笑を湛えながらハグして下さい!などと思う今日この頃なのでやんす♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’04.25・Sat

徒然なるままに その4 プランテーションのこと

 ワタクシのブログで頻繁に名前が出てくるショップと言えば、プランテーションとネット・ショップのサリガレコードであります。今回はプランテーションのことをネタにしてみようかと思います。「プランテーションってどんな店だ?」と思っている方に、少しでもおわかりいただけたらと思います。


 大阪は心斎橋のプランテーションに初めて行ったのは、06年の春のことでした。ネット情報でプランテーションというアジア音楽に強い店があるということを知り、とにかく行ってみようと思ったのでした。


 地下鉄御堂筋線の心斎橋駅から徒歩1~2分程、雑居ビルのエレベーターを上がって店の前に来ると、店に入るのに少々躊躇してしまいました。だって事務所の一室みたいなところなんだもん♪まあドアは開いていて透明な暖簾がかかっているだけの状態ですから、昔の芽瑠璃堂みたいに閉じた鉄のドアを自分で開けて中に入る状態ではありませんので、まだマシです。中にはお客さんが一人いましたし、思い切って店に入ってみました。でもお客さんが誰もいなかったら、もしかしたら入れなかったかも?だってワタスは気の小さい小市民だもん♪


 店に入ると、そこには見たことも無いようなアジアのブツがズラリと並んでいる、まるで宝の山のような景色が広がっていました。アジアだけではなくて、アフリカとかアラブとか他の地域のブツもあります。メガネをかけたヒゲの店長さんは、お客さんとアルゼンチン音響派について色々と話をされていました。何だか色んな趣味の人がいるもんだな~と思いつつ、ブツを物色していました。


 しばらくすると話が終わったようで、音響派の人はヘッドフォンで大人しく試聴を始めました。店長さんは私に、「他にも色々ありますから、探してるものがあったら言って下さいね~」と声を掛けて下さいました。見たことも聞いたことも無いブツばかりでワケがわからなかった私は、店長さんに話掛けてみました。「東南アジアで何かオススメはありますか?」と。すると店長さん、「東南アジアと言われましても色々ありますからね~、どんな感じのがお好きなんですか?」と。そこからダンドゥットやらルークトゥンやら色々な話が広がっていきました。


 ダンドゥットはCDでのリリースがほとんど無く、今のダンドゥットを把握するにはカセットじゃないと難しいとか、今のダンドゥットは(レイノルド&カメリアの)カメリアの05年のアルバムを聞かないと語れないとか、マレーシアのダンドゥットは全然ダメになってしまったとか、非常に興味深い話ばかりでした。


こちらがカメリアの05年のブツ。オススメする店長に対し、「カメリアは歌が下手だから嫌い!」と言い放ったのは、このワタクシです。
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こちらがマレーシアのダンドゥットの代表的歌手、アメリーナの94年のブツ。
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 ルークトゥンに関しては真っ先にパーンとカラバオの競演盤と、スナーリーとカラバオの競演盤をオススメされました。特にスナーリーの方は、今やタイ現地で探してもほとんど見つからない、かなりの貴重盤だというお話でした。スナーリーに関しては「実はこんなものもあるんですよ」と、昔のカセット時代の音源を10枚シリーズで復刻したCDの何枚かを出して下さって、「これはもう二度と手に入りません」と一言。うーむ、興味をそそられる~!「聞いてみます?」とのお言葉に、当然「はい!」と返事をして、色々と聞かせていただきました。


スナーリーとカラバオの共演盤。傑作です。
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スナーリーの昔の音源復刻盤の内の一枚です。
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 また、その時のお店のBGMはハードでサイケなロックがかかっていたのですが、「今かかってるのなんてどうです?70年代のフィリピンのサイケ・ロックなんですけど、メチャメチャいいですよ!フィリピンは東南アジアの中でも歌を一番大事にしている国なんですよ。実は夕べも連れとその辺の話を延々と語ってましてね~」とおっしゃっていました。その時はフィリピン音楽なんて全く知りませんでしたし、自分にとっての東南アジアの音楽と言えばインドネシア、マレーシア、タイでしたので、私は「うーん…」と唸るだけでした。とりあえずフィリピンは無視して、結局5枚ブツを買って店を後にしました。店に入ってから2時間後のことであります。


その時買ったもう一枚。マレーシアのニンです。
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 東南アジアの音楽についてこれだけ凄まじい知識を持っている人物にお会いしたのは初めてでしたし、色々と興味深い話がたくさん聞けましたので、ブツが買えたことよりもこういう店があったことの方が嬉しかった私は、関西に来たら必ずこの店に寄るようにしようと思ったのでありました。


 その後、関西に行く度にプランテーションには寄るようにしていますが、その度に2~3時間は店長さんのお話を聞きつつ試聴も色々させていただいて、ブツを4~5枚買っています。1回目に行った時はフィリピンものを無視してしまったワタクシですが、2回目は(お店でNAKAさんに初めてお会いしました!)店長さんにすっかり洗脳されて(?)、フィリピンのバービー・アルマルビスのCDを買い、一気にフィリピン音楽の泥沼に足を踏み入れてしまいました。


 3回目は07年の4月に行きましたが、その時は今や東京の人となってしまったレコ・オヤジさん、sweet inomotoさん、NAKAさん、店長さんと飲みに行きました。その後お店に行く度にNAKAさんとはお会いして、飲み屋にお付き合いいただいています。プランテーションは音楽との出会いの場というだけではなく、人と人とを結びつける場でもあるのです。こういうお店は本当に貴重だと思います。


 とか何とか色々書いてきまして、ワタクシ、まるで常連のようにプランテーションのことを語ってしまいましたが、九州在住ですのでそんなに頻繁にお店に行けるはずもなく、実のところまだ7回しか行ったことがありません。それでこんな常連面しているのもヘンな話ではあるのですが、そんな私でさえも気軽に親しめる雰囲気が、プランテーションにはあるということなのであります。これも全ては店長さんの人徳によるところでございましょう。いつまでも、あると思いたいプランテーション。大阪に来られた折には、是非プランテーションに足をお運び下さい。きっと新しい出会いがあると思いますよ!

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2009’04.23・Thu

THU THUY 「CANDY 180°」

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 08年の個人的ベスト10の第一位に選んだベトナムの歌手トゥ・トゥイの、08年のアルバムです(ベストに選んだのは07年のブツです)。ちなみに「キャンディ」はトゥ・トゥイの愛称ですので、これからは私もこの娘のことを「キャンディ」と呼ぶことにします。


 今回のタイトルですが、これまでのキャンディの方向性とは180度変えるという意味が込められているらしいです。180度方向転換ということは、これまでがR&B風ベトナム歌謡でしたから、もしかして民歌でも歌うのか?などと思ったりもしますが、実際は全然そんなことは無くて、前作の延長線上にある音楽です。


 しかし前作の延長線上にあるのは間違い無いのですが、妙に地味に感じられて何故かピンと来ないんです。何だかよくわからないので、そこで少々時間を置いてから聞き直すことにしてみました。前作のイメージがあまりに強烈だったので、どうしても前作と同じようなものを期待してしまいますので。そして初聞きから一ヶ月位経って聞き直してみました。すると、「ああなるほど、そういうことだったのか!」と腑に落ちました。


 このブツ、前作に比べて何故地味に感じられるかと言うと、かなり音数を減らしているからであります。前作はもっと華やかな音でしたからね~。そしてメロディも強く耳に残るようなポップなものがあまり無いんです。比べてみれば地味に聞こえるのは当たり前なのであります。しかし今回は「180度転換」と言うように、わざとこのような作りにしたのだと感じられます。


 これは推測に過ぎませんが、今回は音数を減らしてより歌を前面に出すことによって、キャンディの歌手としての力量を際立たせようとしたのだと思います。また、音数を減らしても、キャンディの歌の力量があれば音楽としてのパワーは減らない、ということを示そうとする意図があるようにも感じられます。華やかな前作の作りとは違い、キャンディの歌の力具合を示す為の作品作りをしたという点で、「180度」という言葉が出てきたのではないでしょうか?


 うーむ、やはりキャンディちゃんは素晴らしいです。音数を減らしたことでキャンディの歌は、よりしなやかで柔軟な肉体性を獲得したように思われます。聞くほどに歌手としての力量に感服せざるを得ませんね~。前作に引き続き、今回も素晴らしい傑作だと思います。こうなったら80年代のプリンスみたいに、パワーを保ったままどこまで音数を減らせるか?という命題に挑戦してもらいたいものでやんす。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’04.21・Tue

「徒然なるままに その3」

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 「徒然なるままに」と書くと、また妄想エロネタかと思われる方がいらっしゃるかどうかは知りませんが、今回はヒワイイ大使とかMAYDAYのことを書くつもりはありません。本当は色々書きたいのですが、自主規制致します。リクエストがあれば書きますけどね。でも当ブログをお読みいただいている数少ない方々は、真面目に音楽を追求されている方ばかりだと思いますので、そんなリクエストをされる方などいらっしゃらないかと…。で、今回はエロネタではありませんが、またどうでもいい話を。


 最近は店に行ってブツを漁るということが、非常に少なくなってしまいました。まあたまにブック○フに行ったり、紙ジャケに直接値札シールを貼りやがるならず者の中古盤屋「ならず屋」(questaoさん命名)に行ったりはしますが、回数としては月に1~2回程度です。あ、近所のタ○ーレコードは帰り道の途中なので、英米のロック系のブツの試聴をしに行くことはよくあります。しかしサリガさんとかで東南アジアのブツを大量買いしていると、直接店に行くということは少なくなってきます。本当は店に行ってブツを探すという行為自体が、凄く好きなんですけどね。


 昔の話ですが、ワタクシ、大阪の御堂筋線沿線にある某大学に通っていました。その時は御堂筋線の定期がありましたので、梅田、心斎橋、難波、天王寺等へ行き放題でした。ブツ屋がたくさんある大阪の主要都市で自由に乗り降りできるわけで、学生の頃は本当に毎日のように色々な店に行ってました。講義が終わった後にブツ屋へ行くのが楽しみで、その為に大学へ通っていたようなものでした。カネはありませんでしたが、昼食は毎日180円のカレーかラーメンにして節約し、カネをブツに回していたものです。


 当時は色々な店が多々ありまして、西田辺はフォーエヴァー、天王寺はビッグ・ピンク、難波はビッグ・ピンク、フォーエヴァー、大十、○か×、ナカ、タワレコ、その他日本橋方面の裏通りにあるブツ屋、心斎橋はキング・コング、ラングーン、芽瑠璃堂、バオバブ、タワレコ、梅田はビッグ・ピンク、ディスクJJ、フォーエヴァー、ソレイユ、ダイガ、ウェーヴ、ワルツ堂、リヴァーサイド、阪神百貨店のブリーズ等々。とにかく色々ありまして行きまくりましたね~。掘り出し物を求めて難波~心斎橋を10店ぐらい歩き回り、その後梅田で駅前ビルからロフト、ACT3のディスクJJまでハシゴするなんてこともよくありました。あの頃はメチャクチャに歩き回ったものであります。


 上記の中で一番よく通った店は、難波と梅田の中古盤屋、ビッグ・ピンクでしょう。ロックからワールド系まで全ジャンル充実のこの両店では、本当に色々なブツを買ったものであります。難波のビッグ・ピンクは無くなってしまったようですが、いつも若い店員を偉そうに説教するオヤジの声がやたら耳障りだったことを覚えています。あのオヤジ、電話でお客さんに対して「問い合わせには答えられないから店に来て下さい!」などと偉そうに言ってましたが、そんなこと言われてわざわざ来る客がいるわけなかろうに。試聴をお願いすると「試聴は一切ダメ!」とかぬかしやがるし、サイテーのオヤジでしたね~。梅田のビッグ・ピンクは今やエロビデオ屋になってしまいましたが、当時いた長髪のギタリスト、黒木先生は今はどこに行かれたのでしょうか?


 今は無くなってしまった店もありますね。心斎橋の芽瑠璃堂はワールド系のブツが安くで手に入るので好きな店でしたが、今はありません。梅田のロフトにあった全ジャンル充実のウェーヴと、ACT3にあった総合中古盤屋ディスクJJが無くなったのはショックでしたね~。阪神百貨店の2階にあったブリーズはケルト系のCDが異常なまでに充実していた店で、ケルト系のブツを買いまくったものですが、ここも今はありません。ブリーズはアジアのブツも充実していましたね~。LP全盛時は珍しい輸入盤が多々あった阪急32番街のダイガとか、ヒグチ薬局上のユーロ系が充実していたソレイユなんかも無くなりましたよね?うーむ、感慨深い…。


 福岡在住の現在、年に数回しか行けませんが、関西へ行った際はできるだけ色々な店を回ろうとはしています。しかし時間的な制約が多くてなかなか思うようにはいきません。学生時代みたいに時間があれば、難波~心斎橋、梅田方面まで歩き回るんですけどね~。最近は梅田の駅前ビルと心斎橋のプランテーションだけで終わってしまいます。でもプランテーションが楽しいんですよね~。アジア音楽に超絶詳しい店長さんのお話を聞きながら色々と試聴させていただくのですが、いつも2~3時間はお店にいます。関西に行くと、プランテーションに行くのが一番の楽しみですね~♪


 何にせよ、わっちはやっぱりブツを探し求めて店に行くというのが今でも好きですし、足で稼いだ掘り出し物だからゲットした時の喜びも大きいというのもよくわかっているつもりでやんす。しかしワールド系音楽不毛の地、福岡に在住している現在、地元の店に行ってもロクにブツが無いから行かない、という状態になりつつあります。店に行くとすれば、店に行ってブツを見るという行為に満足する為に行く、という感じです。まあこんな田舎に住んでいるわけですから、これは仕方のないことなんですけど、残念なことであります。昔のように、何時間もかけて色々な店に行って足で稼ぐということは、今はもう考えられなくなってしまいましたね~。

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2009’04.19・Sun

BEW KALAYANEE 「KUMLUNG JAI JARK DAN KLAI」

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 前回は「徒然なるままに その2」と題して、単なるエロネタを書いてしまったころんでございます。まるで「ころんの音楽探訪」ではなくて、「えろんの好色探訪」みたいになってしまい、申し訳ございませんですた。あの記事がトップにあるのも何だか恥ずかしいので、カモフラージュの為に(?)音楽ネタをアップしておこうかと。でもエロネタは削除しないもんね~♪


 で、昨年の個人的ルークトゥン・ベスト10に選んだビウちゃんの、4枚目のアルバムが出ました。でも何故かジャケには「3」の文字が。一体何故?それにしても相変わらずガラの悪そうな品の無い顔をした娘ですね~。元暴走族?まあタイに暴走族がいるのかどうかは知りませんけど。AKB48の連中と、「校舎の裏カツアゲ隊」なるユニットでも結成したらどうでしょうか?


 ガラの悪いジャケのことはさて置き、4枚目なのに何故「3」なのかがわかりませんので、とりあえずは聞き始めました。すると「おおっ、今回もロック路線か!」という感じのハード・ロッキンな音で始まりましたね。まるでカラバオとパーンの共演盤のような雰囲気だなあなどと思いつつ、何となく聞き流していました。すると前作のもはやルークトゥンとは言えないロック路線とは、明らかに違った感触があるのであります。しばし聞いていて、「嗚呼成る程、そういうことか!」と、一人で合点したのでありました。


 音作りは前作同様にハードなエレキ・ギターがギャンギャン鳴り、ドラムがズバっとリズムを刻むロック路線なのですが、今回はビウちゃんの歌が違っています。前作はロック路線の音に合わせてコブシをほとんど回さない歌い方をしていたのですが、本作では2枚目で聞かせてくれた見事なコブシ回しが復活しています。おそらく前作はルークトゥン・アルバムとしてはカウントせず、前作を踏まえた上でのロック的な音作りをしたルークトゥンを作り上げたということで、本作をルークトゥン・アルバムとしての「3」枚目としたのでありましょう。まあホントかどうか知りませんけど。わっちは勝手にそう解釈したのでやんす!


 それにしてもこの娘、ルークトゥンをやったりロックをやったりと一筋縄ではいかないことをしますが、とうとう本性を現したと言いますか、やっと本当にやりたかったことをここで実現したのではないでしょうか?もしかしたらレーベル・メイトでもあるパーンのロッキン・ルークトゥンに、かなりの刺激を受けたのかもしれませんね~。パーンのブツは流石にタイ・ポップス界随一の歌手だけあって素晴らしい仕上がりでしたが、作品としての出来は、わっちはビウちゃんのこのブツの方が上だと思っています。ロック好きにお薦めしたいルークトゥンでやんす。


 何にせよ、これまた非常に面白いルークトゥンのブツが出てきましたね~。今年は次々に充実したルークトゥンが出てきますので、嬉しい悲鳴をあげている今日この頃でやんす。さてさて、今年のルークトゥン・ベスト10は一体どうなるのでしょうか?候補があり過ぎて右往左往している様子が目に浮かぶ…♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’04.19・Sun

「徒然なるままに その2」

 先日、ヒワイイ大使というクルクルパーな妄想プロジェクトのネタを書きますた。下らない妄想で、大変に失礼致しますた。しかしこういうことって、考え出すと止まらないのですた。次から次へと妄想が出てきてしまうのですた。困ったものでやんす…。


 一番妄想してしまうのはメンバーのことですが、この前のネタで例として写真を載せた、めぐりん、こにたん、ななみー、ねーねーの4人、ルックス的には結構イケてるのではないかと思っております。カワイイしヒワイイな娘達が揃ったのではないかと。ネットで拾った娘達ですが、こんなルックスの娘達が揃えば理想的ですよね~♪


こちらが巨乳担当めぐりん。
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こちらがカワイイ担当こにたん。
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こちらがロリロリ担当ななみー。
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こちらがお姉さま担当ねーねー。
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 で、実はヒワイイ大使みたいなグループとは別に、ソロの娘をプロデュースしてみたいという妄想もありまして、こちらは美人で歌がそこそこ上手いというのが前提であります。よってハードルは一気に高くなります。目標はFAYRAYであります。FAYRAYレベルの美人で歌も上手いなんていう娘が、日本全国を探して存在するのかどうかは知りませんが、とりあえずはルックス的にはこんな感じが理想的であります(と、またネットで拾ってきた娘の写真を載せてみる)。


かなりの美人であります。
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 ほぼ理想的なルックスの美女であります。名前はFAYRAYに対抗して…仮にMAYDAY(メーデー?労働者の味方か?)とでもしておきますか?この娘の名前を募集致します。募集したところでただの妄想ですから、実現はしませんけど。


 どんな音楽をさせるかと言うと、FAYRAYとかシンガポールの蔡健雅(タニヤ・チュア)みたいなしっとりと美しいアジア的情緒を持ったメロディを、アコースティックなアレンジで歌う音楽であります。まあアコースティックなアレンジとは言っても、ピアノやアコギなんかに加えて色々な楽器を使いたいですね~。アコーディオンやティン・ホイッスルなんかでケルト風アレンジにしたり、バンジョーやマンドリンでメリケン・フォーク調にしたり、馬頭琴でモンゴル風とか、シタールとタブラでインド風とか、ソーでモーラム風とか、その他諸々。妄想は尽きません。


 ヒワイイ大使の場合は基本がおバカですので、当然水商売系ルークトゥン歌手みたいな大胆露出もありでやっていくのですが、MAYDAYもその音楽性に反して(?)色々なビジュアル的サービスをさせたいと考えます。サービスの内容は…色々とあーしてこーして♪聞いて楽しめて見て楽しめる歌手であれば最高かと思います!


サービスその1 こんな顔もさせてみる。
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サービスその2 こんな格好もさせてみる。
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 などと色々妄想する今日この頃、こんなブログを読んで下さる数少ない方々にはますますドン引きされそうですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?架空の歌手をでっち上げる妄想、やってみると意外に楽しいものですよ。皆様も一度やってみてはいかがでしょうか?


 というわけで、また暴走してこんな大バカネタを書いてしまいますた。申し訳ありませんですた。こんなんじゃあ、ただのエロブログですね~。こんなエロネタは、今後はできるだけ書かないようにしようと反省しております。でわでわ、本当に失礼致しますた。

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2009’04.17・Fri

MANGPOR CHONTICHA & CHOL APICHART 「PHOR PLA LHAI MAE PLA LORDI」

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 先日復活の兆しが見える新作を出したメンポー・チョンティチャーと、おっさん歌手チョン・アピチャートの、08年のデュエット盤です。このコンビ、確か前にデュエット盤を出していたはず、と思って調べてみたら、やっぱりありました。このコンビではこれで2枚目でしょうか?


 ワタクシ、アジア歌謡については基本的に女性歌手専門でして、男性歌手は聞かないようにしているのですが(フィリピンは例外)、それは何故かと言うと、男声歌手にまで手を出したら対象があまりに広がり過ぎて、カネがいくらあっても足りなくなるからであります。決して男声歌手が嫌いなわけではありませんが、わっちも男でやんすから、当然男性よりは女性の方が好きなわけでございます。


 で、このブツですが、このジャケは一体何ですか?「ブツわよっ!」「いや~んお姉様♪」ってな感じでしょうか。多分何かのプレイでしょう。楽しそうでよろしゅうございますな。もしかしたら、メンポーにならビンタ食らわされた~い!なんて殿方は多いかもしれませんね~。ちなみにワタスはビンタされたいなどという趣味は無いのでありますた。それよりも、メンポーをハグしたいのでありますた。


 というどうでもいいことはさて置き、これは良く出来たブツですよ。まずはこのおっさんが上手いです。洒落っ気を感じさせる軽やかな甘い歌い口で、なかなか聞かせてくれます。結構な実力者ですね~。そしてこの歌にノセられたのか、メンポーの歌い口も非常に伸びやかで活き活きとしていて、実に楽しそうです。調子を落としていたここ数年の中で、ベストと言って良い歌に仕上がっています。まさに「これぞメンポー!」と言いたくなるような歌ですよ!これだけ歌えるのであれば、オーン・オラディやタカテーン・チョラーダーなんかの若手のトップを走る連中にも対抗できるソロのアルバムを作れそうです。


 音楽的にはコテコテのルークトゥン専門レーベルのNOPPORNですから、当然あまり変わり映えのしない典型的ルークトゥンになっているのですが、二人の歌が非常に良い仕上がりですから、今回はあまりその辺は気になりません。それよりも、決まりきったフォーマットの中で存分に力を発揮する二人を誉めるべきでしょうね。


 聞く前はあまり期待していなかったブツですが、これは前に取り上げたメンポーのソロの最新作よりもずっと出来が良いと思います。ただCD番号が、このブツはNP-169で、ソロの最新作がNP-170ですから、録音はおそらくこっちが先。ということはメンポーさん、このブツを録音した後に調子を落としてしまったのかな?まあいいや、次のソロ・アルバムに期待することにしましょう。それまではこのデュエット盤を楽しむことにしようと思うのでやんす♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’04.15・Wed

徒然なるままに

 今回は、どうでもいい下らないことをつらつらと書いてみようかと思います…って、いつもどうでもいい下らないことばかり書いてますけどね~、失礼致しますた。では早速。


 音楽好きであれば、例えばモー娘とかAKB48とかを見て、「自分だったらもっと面白いグループを作ってプロデュースしてやるのに!」な~んて考えたことが、一度や二度はあるのではないかと思います。考えるだけならタダですし、実際のプロデュース能力なんかカンケー無いですからね~。ただの妄想の世界であります。


 私は素晴らしい名盤を一枚残して消えてしまったタイの女の子7人組テパパを聞いて、「ヤラレタッ!」と思ったことがありますが、「自分も可愛い女の子グループをプロデュースして、みんなが唸るような(呆れるような?)面白いブツを作ってみたい!」なんて思うことがあります。というわけで、妄想で架空のグループをでっち上げて、色々あーしてこーしてと考えてみたのでありますた。


 まずはどういうメンバー編成にするかを妄想すると、とりあえずはルックス基本で、歌はヘッポコでも全然構わないということで選ぶでしょうね~。歌は上手い方がいいんでしょうけど、ルックスがある程度良ければ、歌がヘロヘロでもOKでしょう。可愛ければある程度は許してもらえるものですよ、多分…。ルックス的には色々と考えられますが、ネットで拾ったこんな感じのルックスの娘がいいかな~、なんて思ったりして。


こちらは巨乳担当めぐりん。
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こちらはカワイイ担当こにたん。
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こちらはロリロリ担当ななみー。
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こちらはお姉さま担当ねーねー。
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 このグループ、外務省プロデュースのカワイイ大使に対抗して、害務省プロデュースのヒワイイ大使(卑猥大使?)とでも名付けますか。あ、この写真の娘達が一体何者かなんて、余計なことは調べないで下さいね。


 メンバーを選ぶ際には、歌よりも性格の方が大事ですよね~。嫌な顔をせずに、色々と挑戦してみようという前向きな性格であればよろしいかと。嬉々として歌って踊ってくれる阿呆が理想的なんじゃないでしょうか?まずはヤル気が一番!下手でもいい、アホでもいい、たくましく育ってくれれば…。あ、でも爆笑○題の太○みたいに「自分が自分が!」と、面白くも何とも無いのにやたら前に出てくるKYなヤツはダメですよ、見苦しいので。和をもって尊しと為すという基本精神を尊重致します。控えめながらも滲み出す個性があれば、素晴らしいではないですか!


 で、どんな音楽をさせるかと言うと、もちろんワールド風味のポップスであります。重低音の効いたファンキー・レゲエ・モーラム、木魚がポクポク鳴りつつメタル・ギターが炸裂するルークトゥン、大バカな日本語歌詞が楽しいアダルト系ダンドゥット、ガーリー・ベリーも失禁する脱力お経ラップ、メンバーだけで演奏するたどたどしいグナワ、コノノNO.1風の演奏をバックにしたリンガラ、カルトーラも甦るヘッポコなサンバ、マトモに音程が取れなくて何を歌っているのかわからない英国風無伴奏バラッド、激しく甘口の猛毒ロリロリ・フラメンコ、バックで水嶋ヒロがコンサーティナを弾くタンゴ(絢香にシバかれる!)、牛が喜ぶホーミー等々。考えただけでメチャクチャで、あまりにヘッポコ過ぎて下らなそうです。ヒワイイ大使はロスト・グリンゴスよりも強力なのであります♪


 もしこんなプロジェクトが実現したとしても売れないでしょうね~。アルバム売上総数47枚とか(お、ホークスの杉内の背番号!)。作るだけ無駄な資源浪費プロジェクトであります。二酸化炭素もたくさん出すぜ!暴け、CO2温暖化詐欺!詐欺と言えば振り込め詐欺。銀行のATMでの引き出し金額制限を正当化する為に、振り込め詐欺を騒ぎ立てているのであるまいな?そんなことより、関西ワールド・ミュージックの火を消すな!


 …うーむ、我ながらアホなこと書いとんな~。こんなこと書いてたら、そのうち読んでくれる人が誰もいなくなるぞ。まあ常に閑古鳥が鳴いている過疎ブログですし、当初から読んでくれる人なんてほとんどいませんからね~。読んでくれる人がいなくなっても、多分セコセコと更新は続けるのでやんす。というわけで、今回は大暴走してみますた。でわでわ、本当に失礼致しますた。

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2009’04.13・Mon

LOU BONNEVIE 「ONLY HUMAN」

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 フィリピンのロック系シンガーソングライター、ルー・ボネフィ(と読むのかな?)の今年発表のアルバムです。この人のことは何も知りませんが、ジャケ写のキリッとした眼力に惹かれての購入であります。どうやらこの人、80年代から歌っているらしく、インナーの写真を見てもそこそこ歳をとったベテラン歌手のように見えます。年季の入った風格が漂っていますね~。


 ジャケ写からは気合の入ったハードロックを聞かせてくれそうな感じがしますし、実際にヘヴィでハードなアレンジを多用していますけれども、基本はアコギ1本で成立しそうなシンガーソングライター的なフォーク調やブルース調の曲が並んでいます。雰囲気的にはメリケンの白人ブルースマンでありドブロの達人でもある、クリス・ウィートリーなんて人(亡くなりましたっけ?)に似ています。アコースティックなフォークやブルースは、エレクトリックな音で演奏してもカッコいいという見本を示しているようなアルバムでやんす。


 そしてルーさん(大柴みたいだなあ)はハードな音楽性に合わせたような、ちょっとかすれた潰れ気味の声で歌うのですが、パッと聞いたところでは響き成分の少ない、まるでカースティ・マッコールみたいな汚い声に聞こえてしまうのですた(←うわっ、カースティのファンに怒られるぞ!)。しかし流石にベテランだけあって盛り上げ方や聞かせどころを知っているという感じで、なかなかに情熱的な味わい深い歌を聞かせてくれます。情熱的でありながらもちょっと翳りのある、実にカッコいい歌に聞こえますね~。女傑という表現がピッタリなカッコ良さが、とっても魅力的なのであります。



 この人、フィリピン人ではありますが、本作では全曲英語で歌っています。何曲かはタガログ語の歌が欲しいところではありますが、まあフィリピンの人にとってはどっちでもいいんでしょう、きっと。でも全曲英語だけに、メリケンのロックとあまり違いが無いように聞こえたりもします。


 しかし今のメリケンのロックと違うのは、メロディがポップでわかりやすいということと、悪意とか皮肉とか憎悪というような(わっちにとっては)マイナスな感情とか不健康な感じが全然無いということであります。この人の音楽は、まずは「音楽は楽しいものである」ということが前提になっているように思われます。ルーさんには翳りは感じられるものの、前向きなパワーがあるんですよね~。だからわっちはこのブツが好きなのでやんす♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’04.11・Sat

PREPPY G 「LET’S GO」

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 タイのアイドル・グループ、プレッピーGの06年のアルバムです。サリガレコードさんの紙ジャケCD叩き売りセールにてゲット致しました。タイのアイドルでこれだけ人数が多いグループは他に知りませんが、このジャケを見るに、何だかピーチクパーチクとうるさそうな連中だな~という気がしまして、正直ちょっと引いてしまうのでありますた。可愛いのは良いですが、ワタスはうるさいのは苦手なのでありますた。


 というどうでもいいことはさて置き、この連中、タイ最大手のグラミー・レーベルが作ったアイドル養成ユニット、G-JUNIOR所属の11人組です。このG-JUNIORは、フォー・モッドやガーリー・ベリー等のヘッポコ・アイドルが多々所属するRSレーベルに対抗する為に作られたそうで、RSのヘッポコ連中に負けるな!とばかりに歌や踊りのレッスンに励んでいるらしいです。ちなみに日タイ混合ユニットSWEET VACATIONのボーカルのMAYちゃんは、このプレッピーGの元メンバーです。


 メンバーの名前は全然わかりませんが、ルックス的にはかなりイケてる娘もいますね~。ほら、そこの君(ジャケの右端のハート模様みたいな靴下の娘)、名前を教えたまへ!まあルックス的には玉石混交のグループではありますが、この中から磨いて輝く娘がどれだけ出て来るか、今後の楽しみではあります。なんなら、ワタスが手取り足取りあーしてこーして磨いてあげませう…などと、また色々と妄想してしまいますた。失礼致しますた。


 実際にブツを聞くと、RSのヘッポコ連中に比べてみれば、総体的にかなりしっかりした作りですね。内容的には切ないアイドル・ポップスあり、ヒップ・ホップ色の強いポップスあり、ハードロック・サウンド炸裂の曲ありと、いかにもタイのアイドルらしい曲がズラリと並んでいるのですが、歌もラップもそこそこキッチリこなしていて、結構サマになっています。若さ故の拙さも少なからずありますし、それがヘッポコ感に繋がっている部分はありますが、それはそれでタイのアイドルらしいと微笑ましく聞くことができます。何にせよ、全体的に非常に良く出来ていると思います。


 流石にグラミー、RSとは一味も二味も違ったアイドル・ポップスを作り上げてきますね~。自由奔放な感じのRSと、しっかり仕事をしていますという感じのグラミー、なかなか対照的で面白いです。このブツは楽しくもあり切なくもある、優れたアイドル・ポップスの見本のようなブツですよ。あまり認知されているブツではないような気がしますが、アジアン・アイドル好きにとっては隠れ名盤と言っても良いのではないかと思います。わっちは大好きでやんす♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’04.10・Fri

「ステレオのこと」

 CDラックを買ってブツの整理が進むと、今度はブツを再生するステレオのことを少々考えてしまいました。私が現在使用しているのは、13~4年前に買ったパイオニアのミニ・サイズのシステム・コンポです。約8万円で買った一応音質重視のステレオで、CDプレーヤー、アンプ、カセット・デッキ、チューナー、スピーカーのセットですが、CDプレーヤーは2年ほど前にイカレてしまったので、今は安くで買ったサムソンのDVDプレーヤーを繋いでいます。スピーカーはリビングに置いてあるサイズの小さいオンキョーのミニ・コンポのものと交換しています。


 とりあえずはコイツ等がぶっ壊れるまで使う気でいますし、新しいステレオが欲しいなんて特に思っていません。音量を上げても全く耳障りにならない音で、結構気に入ってます。オンキョーのスピーカーは、元から付いていたパイオニアのスピーカーよりも解像度は優れていますので、音の分離もそこそこ良いです。ただこのステレオが、ブツの作り手が意図した音をある程度再生できているのかというと、その辺はよくわかりません。


 たまに話題になりますが、タワー○コードなんかで試聴したブツは凄く良い音に聞こえたのに、家で再生してみたら何だかショボくてとガッカリしてしまったという経験、誰しも一度や二度はあるのではないかと思います。例えば私の場合は「ガーナ・サウンズ」というブツを試聴して「うおーっ、これは凄え!」と思い、ブツを買って家で聞いてみたら「うおーっ、これは酷え!」なんてことがありました。


 これって自分のステレオがちゃんと音を再生できていないのか、それともタワ○コの試聴機に何か仕掛けてあって良い音に聞こえるのか、よくわかりません。まあスピーカーで聞くのとヘッドフォンで聞くのには大きな違いがありますので、単純に比較は出来ないんですけどね~。とりあえず「タワ○コの試聴機の音は5割差し引いて考えろ!」は、音楽好きの合言葉なのであります(?)。


 やっぱり同じ聞くなら音楽を生かす音で聞きたいというのは当然の欲求ですが、果たして今のステレオが本当にそんな音を出しているのか、疑問ではあります。もしかしたらステレオが再生し切れない音があることによって、音楽を不当に評価してしまっているなんてことがあるのかもしれません。それって、自分にとってもブツにとっても不幸なことであります。


 だからと言って、オーディオ・マニアみたいに機械に凝るなんてできませんしね~。オーディオ雑誌なんかを見ると、1台で何百万円もするアンプだのCDプレーヤーだのとんでもないブツが多々載っていて、「原音を忠実に再生する素晴らしい機械!」みたいなことが書いてあります。でもそんな非現実的な値段のブツを買うなんて不可能です。まあそんなシステムで一度ブツを聞いてみたいという気はしますけどね。とりあえずは、オーディオ雑誌をめくって高い機械に思いを馳せて音を妄想するよりは、フォー・モッドのスカートをめくってあーしてこーしてと妄想する方が、ずっと楽しいと思います♪


フォー・モッド「めくれるもんならめくってみな!」
わっち「めくるだけじゃなくて、あーしてこーしてやるぜ!」
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 何とも悩ましい問題ではありますが、とりあえずは今のステレオの音を基準に音楽を聞くしか方法はありません。まあ基本的に、わっちはステレオにカネをかけるつもりはありませんけどね。どんなステレオで聞くかよりも、どんな音楽を聞くかの方が、わっちにとっては遥かに重要なことなのでやんす。女性歌手の歌を聞いて「うおーっ、めっちゃハグした~い!」と思えるような音であれば、とりあえずはOKなのではないかと思う今日この頃であります。

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2009’04.08・Wed

CREAM PIMWALAI 「NANG SAO KHON MAI」

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 新人ルークトゥン歌手クリーム・ピムワラーイ(と読むの?)のデビュー盤です。会社の同僚のヨシナガさんに似た可愛らしい顔をした娘ですが、まだ十代なのではないかと思います。ダサい服装と素朴な田舎っぽい顔に激しく親近感が湧きます。イナカ系の可愛い娘には萌えてしまいますね~♪このジャケ、大好きです。


 見た目もまだまだ若いクリームちゃんですが、歌声を聞いてもまだ幼さと言うか拙さが残っています。しかしその幼さが残る可愛らしい歌声で、変に力んだりすること無く溌剌と楽しそうに歌っているところに非常に好感が持てます。多少の拙さもこの可愛らしさがあれば帳消しになってしまいますね。アイドル・ポップスのような萌える可愛らしさをルークトゥンに持ち込んだという感覚があります。何だか初期のアーチャリヤーみたいな感じですね~。そんなクリームちゃんの歌を、わっちが嫌いなはずがありません。もちろん大好きでやんす!


 曲はいかにもという感じの田舎っぽさを持ったルークトゥンが多いですが、ロックやフォークなんかの要素を取り入れた音作りでスッキリと洗練されていて、これがクリームちゃんの歌声にハマってるんですよね~。「都会に出てきた田舎娘のサウダージ」という感じの切なさが溢れてくるのであります。「故郷に残してきた妹や弟達の為にも、お姉ちゃん頑張るからね!」と言っているかのような健気な前向きさが感じられ、何だか心打たれてしまってワタスは泣けてくるのでありますた…すいません、ただの妄想ですた。


 こんないい娘を妹や弟達から奪って都会に引っ張り出してきた人さらい会社…じゃなくて、こんないい娘を発掘してきたレコ会社は、パワー・トレジャーなる会社ですが、聞き覚えがありませんね~。もしかして新興レーベル?社運をかけてこのクリームちゃんを売り出したのかどうかは知りませんが、潰れない限りはこの娘を大切に育てて欲しいものであります。ルックスも声も非常に可愛らしい逸材ですから、是非ともホンモノのルークトゥン・アイドルに育て上げて下さい!


 うーむ、それにしても聞くほどに可憐で切ないアルバムですね~。次から次へと新しい歌手がデビューしては消えていく厳しいルークトゥン界に咲いた、汚れ無き一輪の花のようであります。願わくばクリームちゃん、このまま業界に染まること無く素直に伸び続けるんだよ!わっちは遠く離れた日本から応援し続けるからね♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’04.06・Mon

MARIAN RIVERA 「RETRO CRAZY」

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 フィリピンのお色気姉ちゃんマリアン・リヴェラのブツです。当然の如くジャケ買いです。ちょっと派手でケバいけど愛嬌のある顔をした姉ちゃんですから、これは買わないわけにはいきません!ということでゲット致しました。実際にブツを手に取ると、ジャケは非常に可愛らしくてよろしいですね~。しかも越南巨乳娘のファム・フォン・タオちゃんに負けない位の巨乳?うーむ、いいじゃないですか。ワタスは萌えてしまいますた!そんなわけでワクワク気分でブツを再生しますた。ところがこれが、一体何が何だかさっぱりワケがわからないブツなのでありますた。


 タイトルが「レトロ・クレイジー」ですから、昔懐かしい曲をやっていることは想像がつくのですが、作りがメチャクチャでして、1曲の中で色々なヒット曲・有名曲をメドレーにして繋げまくってダンス仕様に仕上げてあるのでありますた。何度も同じメロディが出て来ますし、マリアン姉ちゃん名義の割には本人らしき歌が聞こえてきません。「これは一体どういうこっちゃ?」と奇異に思ってクレジットを見てみると、マリアン姉ちゃん名義の曲は1曲目とラストの曲(1曲目のリミックス)のみで、他はマリアン姉ちゃん名義ではないのでありますた!


 「えーっ!」とワタスは驚いてしまいますた。マリアン姉ちゃん名義のブツなのに、本人名義の曲が実質1曲しか入ってないじゃと?めっさ人をナメたブツやないかい!しかも全編に渡って猛烈にヘッポコで脱力させられるおバカで単調なディスコ音楽が、公害工場が汚染物質をタレ流すかの如くスピーカーからピーヒャラピーヒャラと出てくるではありませんか!「レトロ・クレイジー」じゃなくて、「お前がクレイジーじゃ!」と思ったのでありますた。


 それに何だかわかりませんが、本人名義の曲も実は本人が歌っていないのでは?という気がしてきました。もしかしてこの姉ちゃんは人の歌で踊っているだけ?実際はどうなのか知りませんが、とにかくあまりに酷い出来映えに、ワタスは感心してしまいますた。「面白ければそれでええやんけ!」という考えで作ったのでしょうが、少しも面白いところも聞きどころも無く、ただノーテンキでクルクルパーな音楽が鳴っているだけという奇々怪々な世界が広がっておりますな。ヘッポコ好きもお地蔵さんになってしまう下らなさであります。うーむ、あまりにメチャクチャ過ぎてワタスは面白いと思いますたが、だからと言って決してお薦めはできません。買って「チクショウ、カネ返せ!」と思っても、ワタスは知りませんよ。


 とりあえずはルックス以外に誉めるところが無いマリアン姉ちゃんですが、本作の他に「DANCE HITS」なるブツも出しているのですた。一体どんなブツなのかはわかりませんが、こちらも激しく下らないことが予想されますので、是非聞いてみなければなりません。ジャケだけは美麗ですし…。とりあえずはマリアン姉ちゃん本人に会うことがあれば、ハグするだけでは許さん!あーしてこーして…♪


盤面は美麗。
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あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’04.04・Sat

KAT RATTIKARN 「YAH KEED NUK」

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 私の大好きなルークトゥン歌手、キャット(ケイト?)・ラッティカーンの新作です。4枚目ですね。どうでもいいんですが、私は彼女のことを通常はキャット様と呼んでいます。タイの音楽でキャットと言えばポップス歌手のキャット・イングリッシュが有名ですが、私にとってのキャットはこちらのラティカーン様でございます。既に30代半ばですが、相変わらず若くてキレイです。スラリとしたスタイルも素晴らしいですね~。歳をとっても美女は美女♪


 キャット様の所属レーベルはポップス的ルークトゥンを得意とするR.SIAMですが、同レーベルから05年に出た彼女の一枚目のアルバムは、都会的に洗練されたポップス的ルークトゥンの先駆けとも言える作品で、大変に素晴らしい大傑作でした。その後は昔の曲のカバーを中心としたスロー・テンポのしっとり哀しい歌謡曲路線になってしまい、彼女のミドル~アップ・テンポの歌い口が好きな私にとっては、少々物足りない作品が続いていました。まあそれはそれでとても都会的に洗練された美しい作品ではありましたが…。


 しかし今回のキャット様はいつもと違いますよ!ロックやポップスやヒップ・ホップなんかを大幅に取り入れた、実にステキなミクスチャー・ルークトゥンを作り上げてくれました。しっとり哀しい路線だけではなく、もっとポップに楽しく弾けているのであります。やればできるではないですか!これは拍手喝采です。私はこういうキャット様を待っていたのであります!何と言うか、「わっちのキャット様が帰って来たっ!」という感じなのでやんす。楽しげに歌うキャット様がめっさ可愛いです。うおーっ、ハグした~い♪


 これまではしっとり哀しい歌謡曲路線という枠に押し込められてしまい、キャット様の歌も何だか自信無さげな弱々しい感じがしていましたが、ここでは憑き物が落ちたかの如く元気に楽しそうに歌っています。この人には明るいポップな曲が似合っていると私は思っていますので、今回のミクスチャー路線は大正解だと感じます。


 まあミクスチャーとは言っても強引に色々な要素をブチ込んだものではなくて、極めて自然に色々な要素が溶け込んでいる実に大らかな仕上がりですので、何ら違和感はありません。元々ルークトゥンは雑多な要素を取り入れたミクスチャー感覚を持つ音楽ですしね~。本作は都会的に洗練されつつも適度に田舎風味も出てきて、いかにもルークトゥンらしいルークトゥンに仕上がっていると思います。傑作です!


 それにしても今回のキャット様は本当に素晴らしいですね~。ワタスは惚れ直してしまいますた!大傑作だった一枚目よりも好きです。今年はクムワーンだのタカテーンだのエー・スチャワディだのメガ・ダンスおばさんだのプレーム・プレーヤゴーンだのと、相当に充実したルークトゥンが次々に出てきますが、本作はそのどれにも勝るとも劣らない傑作ですね。わっちは大好きでやんす!


こちらは3枚目。しっとり歌謡です。
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こちらは2枚目。しっとり歌謡です。
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こちらが大傑作の1枚目
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こちらは1~3枚目までのベスト盤。
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R.SIAMに移籍する前に所属していたグラミーでのアルバムです。
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あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2009’04.02・Thu

KUMWHARN WEERAWAID 「WHARN GUNGWARN VOL.1」

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 タイの最大手レーベルであるグラミーから登場のルークトゥン歌手、クムワーン・ウィーラウェイト(と読むのかな?)のアルバムです。多分デビュー盤?愛嬌のある可愛らしい顔のジャケ写に惹かれてのゲットですが、実際にブツを手に取ってみると、そこそこの年齢の歌手のように見えます。何にせよ優しい雰囲気の、いい感じの顔をした人ですね。


 もしかしてある程度経験を積んだ歌手なのかな?と思いつつ再生してみると…な、何じゃこりゃ!ワタスは驚いてしまいますた(最近この表現ばっかり)。これは何と言うか、ルークトゥンとは言えない類の音楽なのでありますた!まるで涼しげなクロンチョンのような、優雅でしっとりとした音楽なのでありますた。もちろんクロンチョンではないのですが、柔らかいフルートやバイオリンの音色、気品のあるピアノ、麗しいストリングスの響き、どれを取っても実に優雅で和める音になっています。クロンチョンっぽくもあり、戦前戦後あたりの日本の歌謡曲とか、中国の周璇なんかを思い出させるような雰囲気があります。おそらくアジアの人間には懐かしく響くと思われる音楽であります。そこにほんの少々タイ風味をまぶしているという感じでしょうか?


 クムワーンさんは昔のスナーリー・ラーチャシーマーや、最近ならナタリー・シーペッチみたいな歌い方をするのですが、声楽なんかをきっちりと学んだかのような実に古風な歌を聞かせてくれます。パッと聞いたところでは少々歯切れの悪い歌のように聞こえるかもしれませんが、節回しはとても折り目正しくて丁寧ですし、絹のような滑らかさがありまして、実に魅力的な美しい歌だと感じられます。古き良き時代(?)の歌謡曲がお好きな方には喜ばれる歌という気がしますね~。


 この人の歌には、昔のSP時代の音楽が現代に飛び出して来たような感覚がありますね。今の時代だからこそ、この手の音楽は非常に新鮮に聞こえまして、単なる懐古趣味の音楽だとは感じられません。どういった経緯でこのような音楽が出てきたのかは知りませんが、古風な音楽を再評価しようという動きがあるのかもしれませんね~。このブツの曲は、もしかしたらタイの昔の歌謡曲のカバーかもしれませんし、それ風に作った曲なのかもしれませんが、どちらにせよ少しも慌てるところの無いゆったりとした曲ばかりでして、控えめで奥ゆかしいアジア的情緒を存分に味わうことができるのであります。


 それにしてもこのブツをじっくり聞いていると、タイ歌謡の豊かさだけでなく、古き良き時代のアジア歌謡の素晴らしさというものにも思いを馳せてしまいますね~。昔のタイ歌謡を掘り起こしているうちに、東南アジアから東アジア地域に横たわるアジア歌謡の古層にまで辿り着いてしまったというスケールの大きさを感じてしまうのですが、そんなことを感じるのは多分わっちだけでやんす。まあそんなことは置いといて、聞く度に心癒される音楽であることに間違いはないかと思います。


 いや~、これはなかなか素敵な逸品ですね!アジア歌謡に興味がおありの方にはお薦めの一枚でやんす。ゆったりとしたアジアンな時の流れを体感できますよ。


あと、今回は試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けは無しです。

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