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2009’06.23・Tue

MANGPOR CHONTICHA 「MANGPOR CHONTICHA VS TALOK OBA SIANG NHER」

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 わっちの大好きなルークトゥン歌手、メンポー・チョンティチャーのライヴVCDです。ここ数年絶不調が続いていたものの、ようやく復調の兆しが見える新作を出してくれて一安心したわっちでございますが、復調中のメンポーのVCDとあれば、買わないわけにはいきません。今回はCD無しのVCDのみのリリースのようですが、ライヴなら映像作品でもOKです。日本では見られるライヴではありませんし、貴重な映像であります。


 まあVCDというものがあまり好きではないわっちでやんすが、結論から言えば、このVCDは本当に素晴らしいと言える出来だと思います。まずはメンポーの歌が素晴らしいです。少々気難しいイメージのあるメンポーですが、全編にわたってにこやかな笑顔で歌っている姿は意外な気がしつつも、やはりお客さんあっての自分ということをよくわかっているようで、見に来てくれた人達を楽しませるぞ!という気概に溢れていると感じられます。気合の入った歌声は実に伸びやかで美しく、今が本当の花盛りという素晴らしい歌を聞かせてくれまして、ここ数年の不調がウソのようです。なんだメンポーちゃん、死んだフリしてただけだったんですね~。


 歌がここまで素晴らしいと、コテコテのルークトゥン専門レーベルNOPPORNの作品なのですが、そんなことはあまり気にならなくなってきます。コテコテ上等じゃねえか!という感じですね。最近はポップス的要素を大々的に取り入れた都会的に洗練されたルークトゥン全盛という状況で、わっちもその流れを積極的に支持してきました。そしてNOPPORNが次々に放つ決まりきったコテコテ・ルークトゥンのフォーマットを、批判的に捉えてきました。しかしこのVCDを見ることで、その認識を改めなければいけないのかな~、という気になってきました。


 どういうことかと言いますと、メンポーは、最近主流の都会的に洗練されたポップス的ルークトゥンに真っ向から対抗する、タイの田舎的匂いが強烈なコテコテ・ルークトゥンの守護神なのではないか?と感じたのであります。レーベルを移籍して色々な可能性を試すメンポーを聞いてみたいという気持ちは当然持っていますが、今のままでコテコテ・ルークトゥンの牙城を守り続ける守護神としてのメンポーの存在意義も無視できないんじゃないか、ということに気付かされてしまったんですよね~。


 そんなわけでこのVCDは、わっちのメンポーに対する評価を、根底からひっくり返すような衝撃を持つ作品となってしまいました。まあ他の方がこのVCDを見ても、わっちと同じ感想を持つことは無いと思いますが…。何にせよ、メンポーは私が思っているよりも遥かに凄い歌手ですね。最近大人気のタカテーンやイン・ティティカーンとは背負ってるモノが違う、それ故に彼女達がまだ到達できていない高みにいる歌手なんだということを、改めて実感致しました。流石にNOPPORNレーベルの屋台骨を支えている看板娘だけのことはありますね。惚れ直しますた!


あと、コメント欄に試聴をテキトーに貼り付けましたので、よろしければお試しを。
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