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2009’06.25・Thu

KOUYATE SORY KANDIA 「KOUYATE SORY KANDIA」

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 ギニアの大歌手クヤーテ・ソリ・カンディアの、70年のアルバムです。先日2ヶ月振り位に紙ジャケに直接値札シールを貼りやがるならず者の中古盤屋「ならず屋」に行き、バーゲン・コーナーを漁っていたところ、このブツがひょっこり出てきました。290円也。もちろん速攻でゲットしました。たまに行くと掘り出し物があるもんですね~。


 それにしてもこのジャケ、思わず笑ってしまうのはわっちだけでしょうか?黒人のおっさんが民族衣装を着て、にこやかな顔をして手を広げている図というのはOKなのですが、日本人であるわっちには、頭の被り物が、幽霊が頭に付けている三角頭巾に見えます。何と大らかで楽しそうな黒人の幽霊!って思ってしまいますた。足も写ってないし。


 というどうでもいい話はさて置き、クヤーテ・ソリ・カンディアとの出会いは、かれこれ20年近く前になるかと思います。大阪のどっかの中古盤屋で偶然ブツを発見し、当時はサリフ・ケイタなんかが好きでしたので、グリーオの格好をしたおっさんのジャケということで、何の知識も無くテキトーにゲットしました。そして何の期待もせずに再生してみて、ワタスはビックリしたのですた。「な、何じゃこりゃ!」と。ピーンと張り詰めた、まるで空気を切り裂いて行くような凄まじい歌声ではないですか!ちょっと金属的な響きもある強い歌声なのですが、何故か耳に優しくて人間的な温か味も感じられるという、実に素晴らしい美声なのでありますた。この声なら、アフリカの大地で何十キロ先にも聞こえるんだろうな~、なんて思ったものであります。


 その時ゲットしたブツは、民族楽器を使った実に伝統的なスタイルのものでして、カンテ・マンフィーラのアコースティック・シリーズにも似た感触を持つものでありました。満天の星空を見上げながら聞いているような、実に寛げる作品であります。しかし今回のブツは少々趣が違っています。もちろん伝統的なスタイルの曲も入っているんですけど、エレキギターやサックスなんかを使っている曲があったり、まるでオーケストラ・バオバブみたいなキューバ音楽風味を持ったエレクトリック・スタイルの曲なんかも入っていたりして、民俗音楽ではなくてポピュラー音楽としての側面を聞くことができるのであります。この人は民俗音楽の人だとわっちは勝手に思い込んでいましたので、実に新鮮で興味深い音を聞くことができました。


 まあこの手の音楽に関しては、最近は本当にご無沙汰なのですが、やっぱり良いですね~。東南アジア・ジャンキーの耳にも心地良く響くクヤーテ・ソリ・カンディアの音楽は、母なる大地に芽生えた、心に栄養を与えてくれる音楽でやんすね~。素晴らしい作品だと思います。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
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