FC2ブログ
2009’10.25・Sun

A-ZEER 「A-ZEER」

pazeer001.jpg

 タイのルークトゥン・デュオ、エーシアのデビュー盤であります。男がエーで、女がシアだそうです。地元ではかなりヒットしているようですし、評判が良いようなので買ってみました。ルークトゥンの男女デュオと言えばマイ・ムアンがすぐに思い浮かびますが、ジャケから判断すると、マイ・ムアンみたいに端正に美しく整った音ではなく、もっとロック寄りのルーズな音を聞かせてくれそうな感じがしますね。


 というわけで早速聞いてみますと、やはり予想した通りの音が出てきますた。ギター・ベース・ドラムを基本とした編成で、パーンやビウちゃんなんかがロッキン・ルークトゥンをやったブツのような雰囲気を漂わせています。このブツはR.SIAMからの発売ですが、流石にR.SIAMにはパーンもビウちゃんも所属しているだけあって(パーンはRSですが)、この手の音作りは上手いですね。過不足の無い、実にノリのいい音だと思います。


 そんな音作りに乗せて、二人とも茶目っ気のある楽しい歌を聞かせてくれますが、シアの歌声は響き成分の少ないちょっとフットワークが重めのガサツな感じですので、パーンやビウちゃんに比べるとかなり分が悪いかと思います。それを補うのがエーの歌でありまして、なかなか軽快な歌を聞かせてくれますね。


 この二人、それぞれがソロでやっていたらおそらくアルバム1枚持たないような気がしますが、二人で歌うことでお互いを生かしているように思います。一人で歌い続けるには少々苦しいガサツなシアを、洒落っ気があって軽快なエーの歌が助けていますし、エーだけでは一本調子になりそうなところを、シアが変化をつけるという関係になっているように感じられます。なかなかバランスの良いデュオなんじゃないでしょうか。


 エーは曲も作るらしいですが、全曲をエーが作ったのかどうかは知りませんけれども、本作にはなかなかポップで親しみやすい曲が揃っているように思います。まあ節々からカラバオっぽさが漂っては来ますが、カラバオみたいに暑苦しくないのがよろしいかと。パッと聞きでウキウキしたりしんみりしたりするような曲が多いですから、な~んも考えずに単純に楽しめると思いますよ。


 この連中、ピンではどうにもならなかったかもしれませんが、二人ワンセットになることで、1+1が2ではなくて3にも4にもなったように感じられますね。これをデュオ・マジックと言うのかどうかは知りませんが、デュオとしては理想の状態でありましょう。特に期待はしていなかったブツですが、これは意外な拾い物ですね~。何だかトクした気分でやんす♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
スポンサーサイト



Categorieタイ  トラックバック(0) コメント(7) TOP

 |TOP