カキ小屋というのは、冬場だけ設けられるカキを主に食わせるところなんですけど、バーベキュー形式でカキだの魚だのを頼んで、客が自分で焼くシステムになっています。カキは紫外線殺菌してあって生でも食べられるブツですので、素人でも安心して自分で焼いて食べることができます。飲み物や食べ物の持込みが自由のところもあって、わっちは自分でビールやワインを持込みしました。
値段は炭代とかガスコンロ代なんかを1テーブルでで300円取られますが、カキナイフとか軍手とかはタダで貸し出してくれるところもあります。今回わっちが行ったのは船越漁港というところでありますが、多分そこがその辺のサービスが一番良いんじゃないかと思いますね。
そこではカキが一杯約1.3キロ位で1000円です。他にホタテ、車エビ、イカ、サザエ等々色々な魚介が置いてありますし、おにぎりとかカキご飯なんかもあったりしますが、どれも浜値ですから格安です。今回は4人で行ってカキ2杯、ホタテ4個、サザエ1杯、イカ1皿、日本酒熱燗1合を頼みましたが、全員が満腹になって5000円ちょっとでしたから、マジで格安でございました。
カキ1杯で10個ぐらい。かなり大ぶりで、長さが15センチぐらいのものもあります。

カキとホタテ&サザエ。めっさ豪華!

こうやって頼んだカキを焼くわけでございます。隣はイカ。

カキはまず平べったい方を先に焼き、汁が出てきたら裏返してカキナイフを入れて殻を開けて、再び網に置きます。何故途中で殻を開けるかと言いますと、開けなかったら破裂して汁や殻のカケラが飛び散るからであります。
こうやってカキナイフでこじ開けます。

いい具合に焼けてきたら、醤油をたらしてもう少し待ちます。醤油にも熱を通すことで、中が醤油味のカキ汁みたいになってめっさ美味いのでやんす♪
いい具合に焼けてきたカキ。めっさ大粒!

サザエも焼くぜ!もちろん醤油をたらすぜ!

カキ小屋ではありますが、実はホタテが超美味いんですよね~。とても大ぶりのホタテで、直径15センチ近くあります。
ホタテも焼くぜ!

ホタテは片面を焼いて口が開いてきたらひっくり返して暫し待ちます。貝殻が茶色くなってくるまで焼いて、上の殻を取ったら醤油をかけてもう少し待ちます。すると醤油がちょっと焦げてめっさ香ばしくなります。
上の殻を取ったホタテ。もう少し貝殻が茶色くなるまで焼いたら醤油をかけます。

とまあそんな感じで焼きまくって食べまくったわけでございます。もちろん持ち込んだビールやワインを飲みつつゆっくりと。基本的に焼き係はわっちですので、焼いて殻を開けてと全員の分を世話していたのですが、この作業がめっさ好きなので楽しくて仕方ないんですよね~。
殻を開ける時は軍手をした手で押さえてカキナイフを突き立てるんですが、中の汁が出てきて軍手をした手にかかって超熱かったり、殻が自分に飛び散ったりしますが、汚れるのはわっち一人ですし、他のみんなが汚れずに楽しく食べてくれれば、何だか嬉しいんですよね~。他の人が汚れないように食べてもらう、それが鍋奉行ならぬカキ奉行の誇りでございます(?)。
作業のあと。

というわけで実に楽しいひと時を過ごし、腹も気分も大満足な時間を過ごすことができました。また行きたいな~♪
殻の山。実際はこれの倍以上ありますが。

以上、ころんのカキ小屋探訪でございました!