2010’12.30・Thu

2010年総合ベスト10

 今年最後の更新は、2010年の年間総合ベスト10であります。今年は候補がかなり沢山あって選ぶのがメチャクチャに大変でしたが、それだけ色々と聞くことができて非常に楽しかったです。夏に行ったキューバの影響が微塵も感じられない、いつもの如くアジアに偏った選出ではありますが、お楽しみいただけたら幸いです。ベストの対象は、09年から今年にかけて発売されたブツとします。一応順位は付けておきますが、まあお遊び程度ということで。


1、BONNIE PINK 「DEAR DIARY」(日本)
今年の1位はボニー・ピンク。才能が大爆発した大傑作の前作に引き続き、今年も絶好調のボニー・ピンクが放つ大傑作!オマケのシングル・カップリング曲のCD、ライヴDVDも楽しいです。
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2、TANYA MARKOVA 「TANYA MARKOVA」(フィリピン)
多種多様な音楽を呑み込んだ変態バンドが繰り出す、ポップなハチャメチャ・ロック。フィリピン・ポップスの伝統として連綿と受け継がれるユーモア感覚と、鋭いミクスチャー感覚が素晴らしい!イッチーワームスと並ぶクセモノですね。
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3、KHONG TU QUYNH 「DAUTAY’S STORY」(ベトナム)
声もルックスも超絶カワイイアイドルによる、悶絶萌え萌え盤。聞いている間は、聞く者がロミオでこの娘がジュリエットという妄想の世界が広がる、非常に楽しい幸せ盤であります。こういうアイドルがベトナムにいることが、新鮮な驚きでした。
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4、POP GIRLS 「POP GIRLS」(フィリピン)
P-POPなる看板を掲げてフィリピン・ポップス界が送り出す、期待の新星ガール・グループ。フツーの少女達がタガログ語と英語をチャンポンにして歌うあっけらかんとしたポップスが、メリケン支配の呪縛から解かれた将来のフィリピンの姿を予感させてくれます。
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5、PARN THANAPORN + CARABAO「BAO PARN RETURN」(タイ)
ルークトゥン部門1位のパーン&カラバオです。両者の相性の良さはまさに完璧と言っても良いかと思います。今年聞いたタイのブツの中ではダントツの一枚でございました。
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6、CHARICE 「CHARICE」(フィリピン)
プロデュースの良さもあって飛躍的に成長したペンペン子ちゃんの、3枚目にしてワールド・ワイドなデビュー盤。押すだけでなく引くことも覚えた歌唱が、浮遊感のある音作りとマッチして、感動的な作品に仕上がりました。
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7、のあのわ 「MAGICAL CIRCUS」(日本)
カラフルでポップなカワイイ音楽性と独特の風変わりなヴォーカルが織り成す、大道芸みたいな楽しさが溢れる一枚。楽しいだけでなく、笑いながら泣いているような哀愁が漂っているのも魅力です。
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8、FAYE FANG KEAW 「LADYS & GENTLEMEN」(タイ)
タイ・アイドルの中では、ポテンシャルは一番高いと思われる連中。上手くはないですが、切ないアジアンな情感を漂わせる歌唱が実にステキです。ラップもサマになってきましたし、確実にステップアップした作品で、素晴らしいと思います。
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9、PHAM PHUONG THAO 「DEP NHAT LEN NGUOI」(ベトナム)
巨乳民歌歌手ファム・フォンちゃんのブツです。卓越した歌唱とダサさの無くなった音作りが織り成す力強くも繊細な民歌ポップスが、鮮烈な印象を残します。もっと音作りに工夫があれば、もっと上位に行けるのに。
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10、メロン記念日 「MELON'S NOT DEAD」(日本)
元ハロプロ所属のアイドルによるロック盤。手抜き無しでアイドルに曲をぶつけてくるコラボしたロック・バンド達の気合と、それを真正面から受け止めるメンバー達のガチンコ具合がステキな作品です。解散が惜しまれますね~。
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 新人賞は今年最大の衝撃歌手だった阿部真央の「ポっぷ」に。切迫感と可愛らしさが同居する、今後に期待大の娘であります。涙の落選は、タイのヘッポコ・アイドルグループ、ガーリー・ベリー。あと、印象に残っているのは日本のRIE FU、フィリピンのジュリス、ラ・ディーヴァ、ベトナムのホアン・チャウ等々。本当ならフィリピン・ベストとかベトナム・ベストみたいな、国別のベスト5ぐらいを選びたいところでございます。


こちらが新人賞の阿部真央。
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 それでは皆様、今年も一年本当にありがとうございました。これからもまだまだしつこく続けて行きますので、来年も宜しくお願い致します。新年一発目は1月3日頃になるかと思います♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
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2010’12.29・Wed

2010年ルークトゥン・ベスト10

 今年も例年の如くルークトゥン・ベスト10をやっておこうかと思います。今年も色々な音楽を聞いてきましたが、聞いた枚数はやはりルークトゥンが一番多いですので。ただ、今年はブック○フとかで色々とブツをゲットしまくった為に、落ち着いてルークトゥンを聞いている時間が非常に少なく、ハッキリ言ってメチャクチャに選びにくかったです。しかし充実したブツが目白押しでありまして、10枚に絞るのが大変でした。それでは早速発表致しましょう。対象は09年から今年にかけて発売されたブツとします。


1、PARN THANAPORN + CARABAO 「BAO PARN RETURN」
パーンとカラバオの共演第2弾をルークトゥンのベストに入れるのは反則かもしれませんが、普通のポップスとも言えないと思いますので、ここに入れる次第です。両者の結び付きはますますこなれてきて、横綱相撲とでも言うべきパワーを発揮していました。
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2、YING THITIKARN 「VOL.5 TUM NAENG TAEN KUE FAN NOI」
常に高品位な作品を出し続けるイン様が、タカテーンの対抗馬としてR.SIAMレーベルの期待を一身に背負って放つ快作。歌も曲もますます洗練されて美しくなりましたが、以前の田舎者っぽいド演歌歌手ぶりが恋しくなったりもして…。
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3、JOMKWAN KULYA「MON RUK LOOG THUNG」
芸人根性溢れる実力者がついに本当の力を発揮したと感じられる、田舎っぽいルークトゥンの傑作。洗練されたポップス的ルークトゥンの対極にあるようなコテコテの歌と音作りが素晴らしい逸品です。
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4、MHAI MUANG 「DOK MAI HANG KWAM TRONG JUM」
アコースティック・ルークトゥン・デュオ、マイ・ムアンによる新作は、アイリッシュ・トラッドにも通じる美しさを湛えた逸品に仕上がりました。今回は女性しか歌っていないのが吉と出ましたね。
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5、EARN THE STAR「KUM KOR JARK WA TEE KHON TOOK TING」
これまでの作品全てがわっちの個人的ベスト10に入賞している美人歌手。メランコリック路線あり、インド風味を取り入れた曲ありと、バラエティに富んだ仕上がりの一枚。歌と音作りのバランスが非常に良いですね。
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6、TRAI NAWAWUN 「YUNG RUK KUN LUEY MHAI」
R.SIAMから登場した、あまり若くは見えない新人歌手によるポップス的ルークトゥンの傑作。キャット・ラティカーンのR.SIAMデビュー盤あたりから受け継がれてきた、洗練されたシティ・ポップス的ルークトゥンは、ここに集大成として花開いた感があります。
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7、TUKTAN CHOLLADA 「LUEK KUM WA JEB KEB WAI KHON DIEW」
少々ロックっぽい要素を取り入れて、タカテーンにしては少々ルーズな歌い方をした、新基軸の作品?個人的には歌唱の幅を広げる為の試みをしていると思っていますが、実際はどうなのでしょうか?
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8、KRATAE & KRATAI 「TEE KAO KAYAO DANCE」
クラテーとクラターイ姉妹による、怒涛のダンス・ルークトゥン。音はチープながらも、聞く者を徹底して楽しませようとするプロ根性が感じられる、芸人の鑑のような作品。アイドル・ルークトゥンですが、クラテーちゃんの歌は一級品です。
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9、AJAREEYA BUSSABA「SUBPARODE」
クラテーちゃんと並ぶアイドル・ルークトゥン歌手。ルックスだけでも入賞確実なんですが、歌の実力もなかなかのものでありまして、性格の良さが滲み出てくるような歌唱は実に魅力的です。萌えます♪
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10、NONGPANG NATTHIDA「KOR ANUYART KID HORD AI」
やっているのはオーソドックスなルークトゥンやモーラムながら、舌足らずなロリ系歌唱からムラムラとヒワイイ雰囲気が漂ってくる、天然のヒワイイ娘。つい先日新作が出たようですが、めっさ楽しみですね~。
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 新人賞は当然(?)ブルーベリー。おっさんルークトゥン賞はピーちゃんに。次点はアム・ナンティヤー、パメラー・ボーデン。とにかく色々と充実したブツを聞くことができて、とても楽しい一年でありました。来年の期待としては、ルークトゥン好きの間では既に有名になっているルークターンのデビュー盤、ライヴはこなしているものの新譜が全然出ない超絶歌手ラチャノック・シーローパンの新作、そして歌手活動は継続しているらしいプイ・ルンティワーの新作が出るかどうか、楽しみにしたいと思います。


こちらが新人賞のブルーベリー。
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こちらがおっさんルークトゥン賞のピー・サドゥー。
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 さて、ルークトゥン・ベスト10とは別に現在総合ベスト10を選出中ですが、ルークトゥンから何枚入賞するか、お楽しみに~♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2010’12.27・Mon

MIA MUSIC & BOOKSでゲットしたブツ

 今年の5月以来になりますが、OPMショップMIA MUSIC & BOOKSさんからのブツのゲットでございます。何故こんなに期間が開いてしまったかと言いますと…何故なんでしょう?ラテンに狂ったりブック○フに行きまくったりしてましたので、フィリピンものがワリを喰ってしまった感じでありますね~。まあとりあえず、そろそろフィリピンものもゲットしておこうかということで、注目作をお買い物させていただいた次第でございます。ゲットしたブツは下記の通り。


1,DJ Myke / Homework
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2,Noel Cabangon / Byahe
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3,Eraserheads / Fruitcake
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4,Eraserheads / Cutterpillow
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 わっちにしては珍しく、男のブツばかりでやんす。1は以前からMIAさんが大絶賛されているブツでありまして、やっとゲットに至りました。2はOPMの鉄人(?)バハラナさんが大絶賛されているブツでありまして、これは聞かないわけにはいきません。3と4は以前からわっちが大好きなロック・バンドのリイシュー盤であります。美麗ジャケのサブリナさんのブツも欲しかったのですが、今回は買えないので来年回しですね~。


 以上、今回は少な目の4枚です。来年はもう少しブック○フとかの割合を減らして、MIAさんでのゲットを増やして行きたいと思っています。MIAさん、今後とも宜しくお願い致します。

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2010’12.26・Sun

サリガレコードのセールでゲットしたブツ

 サリガレコードさんの10月の大セールに続き、12月の500円大放出セールでも色々とゲットしました。仕事多忙に付き、なかなかアップできなかったのですが(写真撮るのが手間なんですよ)、備忘録を兼ねてまたブツをズラリと並べてみたいと思います。ちなみにセールでゲットしたのは1~9です。10~12はセールには関係無い、以前からリクエストしていた分であります(当然500円じゃないですよ)。


1,Sayun Sunya / Remember vol.2
2,Sayun Sunya / Remember vol.3
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3,Sathit Thongjun / Mue sung harn
4,Sathit Thongjun / Num tah luer jah kae punha jai
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5,Pornsuk Songsaeng / Ruam Pleng Dung 25 Years vol.3
6,Pornsuk Songsaeng / Ruam Pleng Dung 25 Years vol.4
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7,Chainarong Malakum / Farang Dai Mia Lao
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8,Kraisorn Ruengsri / Yah sa poo thao
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9,Yhame Yasohtorn / Movie OST
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10,Pim Yada - Tarm Pee Mah Klub Supan
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11,Jomkwan Kulya - Dae...Khon Ruk
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12,Dear Sasitorn : Vol.2 - Phee Bung Ta
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 1~9までは何だか強烈そうなブツばかりでございまして、どれも非常に楽しみでございます。でも聞くのは来年になりそうな気が…。10~12は今年の新譜ですが、たとえ内容が素晴らしかったとしても、今年のルークトゥン・ベスト10の対象からは外して来年に回します。現状でさえ候補があり過ぎて、全然絞れない状況でございますので。

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2010’12.25・Sat

QUOC-BAO 「Q+B」

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 どうでもいいんですけど、最近の仕事の忙しさは異常です。朝から晩まで息つくヒマもありません。家に帰って来たらもうヘロヘロで、音楽を聞くどころの話ではありません。個人的ベストを選ぶ時期ではありますが、全くそんな余裕も無く…。うーむ、困ったもんだ。この苦境、乗り切れるかな?


 というワケで今回取り上げるのは、ベトナムの注目の作曲家・プロデューサーであるクオック・バオの、09年のアルバムです。前にこの人がプロデュースした「サイゴン・ラウンジ」というアルバムを取り上げましたが、ベトナム初のラウンジ作品ということで非常に興味深い仕上がりになっていました。それだけにこの人の動きにはわっちも注目しているのでやんすが、今回のブツも興味津々でゲット致しました。


 今回のアルバムはラウンジではなくてベトナム・ポップスなんですが、音のクオリティが非常に高いです。他のベトナム・ポップス作品と比べても、音作りの面では頭一つ抜け出した感じがあります。集められた楽器奏者達の腕も相当に達者で、特にギターは素晴らしいです。時にハードロック調に、時にジャズ風に、縦横無尽に弾きまくる腕前には目を見張るものがありますよ。ベトナムにもこんな凄腕のギタリストがいるんですね~。


 曲調も多彩なんですが、歌謡曲っぽいもの、ロック~ポップス風のもの、シャレたジャズ感覚のあるものまで、この人の才能の豊かさを存分に感じることができます。そのどれもがポップな親しみ易さを持ちつつ、どこからどう聞いてもベトナム的な感覚に溢れているのが良いですね。


 サイゴン・ラウンジではグエット・アインという女性歌手が一人で歌っていたのですが、今回は男女色々な歌手が起用されています。私が知っているのはマイ・コイぐらいなのですが、他にもなかなかの実力を感じさせる歌手が多々います。特にホー・クイン・フォンという女性歌手は注目に値するかと思いますね~。クオック・バオという人は、作曲家・プロデューサーとしての才能だけではなく、歌手を見る目も確かですね。素晴らしい才能の持ち主だと思います。


 もしベトナム音楽に興味がおありの方がいらっしゃったら(←いるわけない)、今後はクオック・バオという名前は覚えておいて損は無いと思いますよ。注目すべき存在なのではないかと思う今日この頃なのでやんす♪


あと、今回は試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けは無しでやんす。

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2010’12.23・Thu

FATIMA SORIANO 「JOURNEY TO THE HEART」

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 今回はクリスマス気分にはピッタリのブツでも取り上げてみようかと思います。それはフィリピンの盲目の歌手ファティマ・ソリアーノの、09年の2枚目のアルバムです。この娘に関しては何も知らないのですが、インナーを見るとマリア像やこの娘が合掌している姿、牧師らしきおっさんの写真なんかがありますので、どうやらここに収録された音楽は、インドネシアのロハニのような、クリスチャンによる宗教的な意味合いを持った歌のようであります。


 キリスト教の宗教歌云々はどうでもいいとして、ここで聞けるファティマの歌の、何とピュアで美しいことでしょうか。歌そのものはまだまだ拙いんですけど、汚れの無い純な歌心がヒシヒシと伝わってくるんですよね~。おそらく俗世間にまみれていないからこそ歌える歌なんだと思います。この歌が心に響く方は多いんじゃないかと思いますが、如何なものでしょうか?


 まあわっちみたいな俗物にファティマの歌は、ちょっとピュア過ぎて素直に聞けなかったりもするワケですが…え、どういうことかですって?こういう歌を聞いていると、ガマ蛙みたいな顔した牧師が、ファティマの歌をを自分の為に利用したろか~、なんて目論んでいる姿が見えてくるような気がするのでやんす。「私は盲目の可愛そうなファティマの歌の才能を発見し、この娘の天使のような歌を人々に広めるのが神の思し召しであると悟り、神の御意志のままにファティマの歌を人々に聞いていただくのであります。そんな私は何と素晴らしい牧師なんでしょう!レコ会社、契約金ガッポリ払えよ。コラ庶民ども、お布施寄越さんかい!」な~んて仰ってぬかしくさりけつかるナマグサ坊主…すいません、妄想です。失礼致しますた。


 そう言えば、街ではクリスマス一色に塗りつぶされている今の時期、流れてくる音楽は毎年お決まりの曲ばかりって感じですよね~。どこか一軒でもファティマの歌を流してくれるような店があれば、そこで買い物してやっても良いと思います…って、万が一流すとしても、教会ぐらいしかないか。教会だったら聖書ぐらいしか買うモノねえじゃん!買うなら聖書より性書、などと言ってる俗物のわっちには、やっぱりファティマの歌はピュア過ぎて素直に聞けません。でもホントにキレイな歌声だと思いますよ♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2010’12.21・Tue

PHAM PHUONG THAO 「DEP NHAT LEN NGUOI」

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 ベトナムの巨乳娘ファム・フォン・タオの、今年発売の6枚目のアルバムです。毎年順調に作品を出してくれるのが嬉しいですね~。しかし今回は残念なことに、写真うつりがよろしくありません。ジャケもビミョーな感じですが、インナーの写真はまるで鬼みたいな顔で写っています。ハッキリ言って怖いです。あんなにカワイイ顔だったのに、ファム・フォンちゃんったら一体どうしてしまったのでしょうか?まあ元からちょっとシャクレた荒川静香顔ではありましたが、せっかくのジャケ写やインナーにはもっと良い写真を使って欲しいものであります。そして更に残念なことに、自慢の巨乳も今回の写真では全くわかりません…。などと少々ショックを受けつつ再生したこのアルバムでありますが、中身の方は素晴らしい内容でございました♪


 ファム・フォンちゃんは元々歌の力は飛び抜けたモノを持っていまして、いつもはスピーカーがハウリングを起こす位にレッドゾーンを振り切るパワフルな歌を聞かせてくれるワケでありますが、今回はちょっと様子が違っています。もちろんパワーはあるんですけれども、余計な肩の力が抜けることによって、歌が円熟しつつあるような感覚が出てきました。まあ既に6枚ものアルバムを重ねる中堅どころでございますから、少しは落ち着きが出て来て当然でしょう。力をグッと溜め込んで控え目な表現をすることで、かえってソウルが伝わることを学んだような歌い口でございますね。流石わっちのファム・フォンちゃん、着実に進歩していると感じられます。


 そして今回のアルバムは、バックの音も非常にしっかりと作られています。わっちはこの娘のブツが出る度に「歌は素晴らしいけどバックの音作りがダサい」と言い続けて来ましたが、前作でその辺がかなり改善されて来たので「あともう一息!」なんて思っておりました。しかし今回はもう文句を付ける所はございません。控え目なシンセとエレキ・ベースの音は、より自然に民族楽器の響きに溶け込み、何の違和感も無くスッキリと聞けるようになりました。一昔前まではダサダサ・アレンジがめっさ目立っていた民歌系ポップも、ここに来てようやく洗練されつつも伝統風味を壊さないアレンジに辿り着いたようでございますね。非常に喜ばしいことでございます♪特に2曲目の軽音楽アレンジなんかは、ポール・モーリア楽団と共演したかのような美しさであります。


 元から歌の力があったファム・フォンちゃんが、しっかりとしたアレンジのバックに巡り会った本作、当然の如く素晴らしい仕上がりになっております。ベトナムの民歌系ポップスを聞くならコレという位の、スタンダード的な作品になってもおかしくないと思います。アイ・ヴァン女史の「DEM A DAO」と共に、現在の民歌系ポップスのトップ・クラスの作品として、聞いておいて損はないブツだと思う今日この頃でやんす♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2010’12.19・Sun

のあのわ 「MAGICAL CIRCUS」

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 ある晴れた秋の日の午後でございます。会社の車に乗ってラジオを流しながら走っていると、それはそれは風変わりで魅力的な音楽が流れて来ました。「ん、何じゃこりゃ?」と思って聞いていると、「のあのわ」というバンドの何とか言う曲だとDJが言いました。曲名は覚えていないのですが、のあのわというバンド名は強烈に印象に残ってしまいました(その時は「のわのわ」と聞こえたのですが)。その後ネットで検索してみると、アルバムを既に2枚出しているとのことでしたので、一度聞いてみたいと思っていたのですが、この度家から近くないレンタル屋で半額レンタルをやってましたので、借りてみた次第でございます。


 今回レンタルしたのは今年発売の2枚目のアルバムでありますが、まずはジャケがいい感じですね。この連中は自分たちのことを「楽団」と呼んでいるそうですが、なるほど、タイトル通りサーカスの楽団みたいな雰囲気がよく出ていると思います。見るからに楽しそうなジャケですので、聞く前から期待が膨らむというものでございます。ワクワクしながら家に帰って早速聞いてみますと、出てきたのは期待通りの音楽でありました!


 この連中の特色として、ヴォーカルのYUKKOがチェロを弾くということがクローズアップされることが多いようですが、ハッキリ言ってチェロはそんなに活躍はしません。それよりも、ロック・バンド編成から紡ぎ出される非日常的な祝祭感覚こそが、この連中の最大の特色でありましょう。「マジカル・サーカス」というタイトル通り、楽しいサーカスとか大道芸を見ているかのようなハッピーな気持ちになれる、実にステキな音だと思います。


 そしてそんな祝祭感覚の中心にいるのが、YUKKOの独特の歌であることは間違いないでしょう。この歌い方、安藤裕子みたいと言いますか、それともシュガーキューブス時代のビョークみたいと言いますか、とにかく極めて特徴的であります。そして道化師みたいな表情を持ちつつ、同時に情熱的な部分も持ち合わせておりまして、時におどけて人を和ませたり、時にエモーショナルに髪を振り乱して人をハラハラさせたりと、人を惹き付けて止まない魅力を持っていると思います。好き嫌いは分かれると思いますが、わっちはこの歌、大好きですね~。あと、この人の歌には、笑いながら泣いているような切ない哀感が漂っていると感じられます。言ってみれば哀愁の熱血道化師、そんな感じでございます。


 うーむ、このブツ、出会えて本当に良かったと思います。曲も高揚感のある実に可愛いメロディのモノが揃っていますし、歌良し・曲良し・演奏良しと、三拍子揃った作品に仕上がっていると思います。考えてみればあの時会社の車でラジオを流してなかったら、まだ出会っていなかったかもしれませんし、何だか不思議な縁を感じる一枚でございます。ステキな出会いに感謝でやんすね~♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2010’12.18・Sat

BONNIE PINK 「DEAR DIARY」

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 ボニー・ピンクの今年発売の新作(初回盤)です。初回盤は15曲入り新作アルバムにプラスして、昨年のアルバム「ONE」発表時のツアーを収録したDVD(15曲入り)とシングル・カップリング曲(15曲入り)CDが付いた、3枚組の大作であります。これで3800円ですから、安いもんでしょう。普通ならツアーのDVDだけで3800円ぐらいしますから。ちなみに新作CDのみの通常盤は3150円です。わっちは初回盤をヤフオクにて2180円でゲット致しました。


 昨年発表の前作「ONE」は、常に高品位なアルバムを作る優等生でありながら、地味で目立たない存在に甘んじていたボニー・ピンクが、突然スイッチが入ったかの如く大爆発し、一躍アジアの怪物としての才能を開花させた大傑作でありました。聞くところによると、「ONE」は本人としても自信を持ってリリースした、「ボニー・ピンクと言えばコレ!」というような、名刺代わりの一枚との認識をしているようですね。残念ながら諸事情により昨年のわっちの個人的ベスト10には入賞しませんでしたが、実は今年になって最も回数を聞いているアルバムなのでやんす♪


 そんな大傑作に続くアルバムが本作になるワケですが、あれだけの作品をモノにした後だけに、「ONE」を超えるようなブツを果たして作れるのかどうかが心配だったんですけど、そんな心配は無用でした。相変わらずボニー・ピンクは元気であります。「ONE」は「これでもか!」という位にボニー・ピンクの音楽的エッセンスを詰め込んだ、言わば総論的な作品でしたが、今回は彼女のロック的な部分に焦点を絞った、各論的な作品に仕上げてきたと思います。表面的な音作りは箱庭的な息苦しさを感じさせる初期の雰囲気に近付いた感はあるのですが、同時にこれまでのボニー・ピンクには無かったルーズな感覚が出て来たことで、初期の作品とは違ってしっかりと外に開かれた音楽になっていると思います。


 そんな開かれた音楽性は、ボニー・ピンクの歌声からも感じられるかと思います。以前は内側にこもりがちだった彼女の歌世界は今や歌う喜びに溢れ、まるで「ほら、一緒に楽しもうよ!」と、聞く者を積極的に誘っているようであります。わっちは今の彼女の歌を聞くと、ほんわかと楽しく幸せな気分になってしまうのであります♪


 それにしてもここに収録された全15曲のメロディの素晴らしいこと!前作に引き続いて、メロディ・メーカーとしての才能が大爆発していますね~。全ての曲で耳に引っ掛かるポップなフックがあって、全く聞き飽きることがありません。普通なら15曲も入っていたら途中で飽きたりしてしまうんですけど、このアルバムには全くそんな瞬間がありません。聞くほどに好きになってしまいます。まさに充実の時を迎えているボニー・ピンクでありますね。少しでも興味がおありの方は、今の内にお聞きになることをお薦め致します。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2010’12.17・Fri

ADASSA 「KAMASUTRA」

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 メリケンかどっかの歌手アダッサの、05年のアルバムです。これまた近所のタワレコの290円セールでゲットしてきました。ヘロヘロに酔ってしまった忘年会の帰りにタワレコに寄り、酔った勢いでワケもわからずに買ってしまった一枚でございます。何だかとってもせくすぃに見えたジャケに惹かれたものでございまして…。手に取ったついでに曲目を見たら、スペイン語と思しきタイトルの曲が何曲も入っていますので、もしかしたら面白いかも?と思った…かもしれませんが、酔っていたので定かではございません。


 ハッキリ言ってこの人のことは全く知りません。顔も名前も見たことも聞いたことも無い歌手でございます。本当にただのジャケ買いでございますが、こんなにせくすぃな女子が「カーマスートラ」なんてブツを出しているワケですから、酔った男子たる者、買わぬは恥でございましょう。酔った勢いでアダッサさんとあーしてこーして、という妄想も広がるジャケとタイトルでございますね♪


 で、酔いも醒めた翌日でございます。冷静になってみると、「わっちは一体何故こんなブツを買ったのでやんしょ?」と不思議に思ってしまったのでございますが、買っちまったものは仕方ありません。名前の通り「あ、ダッサ!」なんてブツでは無いことを願いつつ再生してみました。聞く前はメリケンR&Bかと思っていたのですが、出て来た音はレゲエとヒップホップが合体したようなモノでございました。ちょろっとネットで調べてみますと、こういう音楽をレゲトンと言うんだそうです。なるほど、これがレゲトンでございますか。初めて聞きました。わーい、初レゲトン!何か嬉しい~♪


 わっちにレゲトン筆おろしをしてくれましたアダッサ姐さんでございますが、キリッと吊り上がった目付きが肉食系の野獣を思わせるルックスでありまして、大人しい草食系テディ・ベア(?)のわっちにはとても手に負えないタイプの人のように見えます。でもこんなルックスのクセに、歌声には無理に強がって肉食系を装っているような雰囲気があります。本当はいい子のクセにワザと不良っぽく振舞おうとしているように感じられるところが、何だかカワイイ娘でございますね。


 この強がりヴォーカルと打ち込みだけで作り上げたようなスカスカなサウンド・プロダクションはなかなか相性が良くて、ゴチャゴチャとサウンド・メイクをした音なんかよりもずっと説得力があるように聞こえます。思うにアダッサ姐さんは、多分スカスカ・ファンクの王子様プリンスと相性が良いのではないかと思います。今後はプリンスと合体することを願いつつ…遺憾遺憾、アダッサ姐さんが嫌がるプリンスを襲って無理矢理合体してるシーンを妄想しちまったでやんす。


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2010’12.16・Thu

戴佩妮 「原諒我就是這様的女生」

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 何だか久し振りの中華ポップスになりますが、マレーシア出身のペニー・タイの09年のアルバムであります。オマケDVD付きの2枚組でやんす。この人のブツは前に「愛瘋了」というアルバムを取り上げたことがありますが、美人なのに病的な音楽バカっぷりを発揮する逸品でございました。そのアルバムに惚れ込んだわっちが、台湾人のマブダチにお願いして送ってもらったのが本作であります♪


 今回のジャケなんですが、何だか妙に中年のオバハン風に老けてしまったように見えるのは、わっちだけでしょうか?ジャケと同様に音楽の方まで老けてたらイヤだな~、なんて考えつつ再生したのですが、病的な音楽バカっぷりは健在でございました。中華ポップスには極めて珍しいのですが、相変わらず作詞作曲編曲プロデュースを全てこなしています。クレジットをざっと見たところでは楽器はやっていないようなんですが、これで楽器も自分でこなすようになったら、プリンス級のホンモノの変態になってしまいそうですね。わっちとしては、是非そうなって欲しいと思っております。


 曲の方も相変わらずとんでもなくバラエティに富んでおりまして、しっとりとした情緒溢れるアジアン歌謡かと思えばノリノリのロックンロールを展開したり、また切ないアジアン・ポップスをやったと思えばハワイアン・レゲエをやってみせたりと、この人の音楽的なアイデアは尽きる事無く次から次へと湧いて出て来るようであります。それを惜しげも無くポンポンと一つの作品の中にブチ込んで来るワケでありまして、人によってはとっ散らかり過ぎて纏まりが無いと感じられることでありましょう。


 しかしわっちはこの人のアルバムを聞いていると、色々な音楽的なアイデアを、オモチャに夢中になる子供の如く、嬉々として作品の形に作り上げているペニーさんの姿が見えて来るような気がして、何だか微笑ましくなってくるのでやんす。ペニーさんって根は熱血タイプのロックの人なんだと思いますが、ロック好きが昂じて中華ポップスはもちろんのこと、ブルースだのフォークだのレゲエだのと、色々な音楽を聞きまくって来たんじゃないかと思います。この人の音楽からは、病的に音楽が好きな人の匂いがして来るんですよね~。同類としては、プリンス、XTCのアンティ・パートリッジ、80年代のトーマス・ドルビー、ケイト・ブッシュ、安藤裕子なんかが挙げられるかと思います。


 そんなバラエティに富んだ音楽性にビシッと一本の筋を通しているのが、独特のちょっと舌足らずな子供っぽい歌声でありまして、この声が病的なこの人の音楽世界に軽やかさを与えると共に、この声で油断させておいて、いつの間にか息苦しいまでのペニー的マッド・ワールドに引きずり込むという役割を果たしているように感じられます。


 本作はそんなペニー・ワールドが全開でありまして、実にステキな一枚だと思います。マッド・サイエンティスト的世界に興味がおありの方にはお薦め致します♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2010’12.15・Wed

KATIA GUERREIRO 「FADO」

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 先日取り上げましたジョアナ・アメンドエイラの「思いあふれて」に続き、またポルトガルのファド歌手を取り上げようかと思います。今回はカティア・ゲレイロの08年のアルバムでございます。タイトルはズバリ「ファド」!ファド歌手が自分のアルバムに「ファド」なんてタイトル付けるとは、なかなか見上げた根性かと思います。まあ、どういう意味合いで付けたのかは知りませんけど、自信に溢れた態度が見て取れますね。


 実はファドが苦手なわっちでやんすが、ジョアナ・アメンドエイラの「思いあふれて」を聞いてその素晴らしさにビックリしてしまい、現在持っているブツも含めてファドを色々と聞き直してみようかな~なんて思っていた折に出会ったこのブツ、なかなかタイミングの良い出会いでございます。ブック○フにて500円でゲットであります。


 カティアさんのブツについては、04年に日本発売された「ファドに抱かれて」と題されたアルバムを、発売されてすぐに新品で買ったことがあります。今は無き北九州のタワレコにて。何故わざわざ新品で買ったのかは覚えていないのですが、わっちのことですから、多分美人ジャケに惹かれてのことだったかと思います。その「ファドに抱かれて」は、凛として実にスッキリとした歌い口の大変に好ましい仕上がりの作品でありまして、ファドが苦手な割には結構聞いた記憶がございます。


こちらが「ファドに抱かれて」
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 カティアさんのブツを聞くのは、それ以来のことになります。イメージ的には力強くも可憐な歌声だったように思っていたのですが、久し振りに聞いてみると、意外に太くて落ち着いた声でありました。ありゃ、こんな声だったかな?と思って「ファドに抱かれて」を聞き直してみると…本作の方がちょっと声のキーが下がったかな、という程度ですかね~。ジョアナ・アメンドエイラに比べると年相応の落ち着きを感じさせますが、できればもう少しカワイイ声の方が…というのは贅沢でございますね。


 何にしても、苦手だったはずのファドを今の耳で聞いたら、何故か実にいい感じに聞こえてしまうのが不思議ですね~。わっちの耳もほんの僅かではあっても進歩しているのかな、なんてありもしないことを思ったりする今日この頃でやんす。よ~し、これから今持ってるファドのブツを聞きまくるぞ!アマリア・ロドリゲスを筆頭に…他に何持ってたっけ?イヤイヤ、それよりも前に今年のベスト10を選ぶ作業をしなければいけませんね。もう12月半ばだというのに、まだ全然候補を選び出してないぞ。ファド聞いてる場合じゃないじゃん!


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2010’12.13・Mon

BUZZ MUSIC 「BUZZ MUSIC」

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 タイのアイドル・プロジェクト、バズ・ミュージックの05年のアルバムです。このブツ、買おうかどうしようか迷っている間に売り切れてしまい、結局ゲットできないままになっていたのですが、先日ブック○フをブラついていたら洋楽コーナーに佇んでいるのが目に入り、0.1秒の早業で棚から抜き出してしまいました。とっても嬉しい出会いでございました♪


 そんな嬉しいブツでございますが、デジパックの見開きをパッと開きますと、一瞬にして萎えてしまうような写真が目に飛び込んで来ました。多分何かの広告だと思うのですが、メンバーでも何でもない年端も行かぬ女子児童の、歯が1本抜けた笑顔の写真があるのでやんす。人がせっかく若くてカワイイ女子のブツを、あーしてこーしてなどと妄想しながら聞こうとしているのに、突然女子児童なんぞが出てきたら「えーっ、何でやねん!」となるのは当然でありましょう。若すぎるっちゅうねん!…って、そんな問題じゃないか?


 などと想定外のトラブルに見舞われてしまいましたが、気を取り直してこのブツについてネタを書かせていただきましょう。本作は5人の女子のソロ歌唱を2曲ずつ収録しているという、おそらくソロ・デビューするかどうかギリギリのライン上にいるアイドルの卵達の、顔見世的作品となっているようであります。この中で現在も残っている娘がいるのかどうかは知りませんが、ワケわからん歌手が次から次へとデビューしては消えて行く厳しいタイの音楽界でございますから、おそらく誰も残っていないのではないかと推測されますが、いかがでしょうか?言ってみれば殆ど使い捨て状態のアイドル候補生達でございますね。AKBの研究生みたいなモノかな?


 実際に中身を聞いてみても、タイのアイドル界で活躍しそうな雰囲気は微塵も感じられません。シロートが典型的なタイのアイドル・ポップスを楽しげにダラダラ歌っているだけという感じなんですが、まあそういう「気負わない所」がタイの連中の良いところではあります。戦略的素肌露出路線を取り続けてきたガーリー・ベリーのような連中は、むしろ例外中の例外でございまして、こういう激しくやる気の無いダラダラ路線から何かの間違いで人気が出たらラッキーというのが、タイのアイドル界なのでありましょう。


 うーむ、良いですね~、ダラダラ路線。こんな状態でデビューしたら、そりゃあヘッポコアイドルになりますよ。こういうヘロヘロな感覚がタイのヘッポコアイドル達の真骨頂でございますから、今後もタイ・アイドルの良き伝統として連綿と受け継いで行って欲しいものでやんす。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2010’12.12・Sun

KHANH NGOC 「TINH PHA LE」

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 ベトナムのポップス歌手カイン・ゴックの、多分08年発売の4枚目のアルバムです。この人については何も知りませんが、おそらく相応のキャリアがある年増なんだと思います。キレイな顔をしていますが、ある程度の年齢を感じさせるジャケですので。あ、このジャケなんですけど、実はカイン・ゴックさんが水に浸かっているんですが、インナーではこの人が白くて薄い服を着て水に濡れている図を見ることができます。だからと言って別に透けて見えたりはしませんが、意味不明なせくすぃ写真にお得感を抱かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。マニアにはたまらないかも?


 年増などと言ってはみたものの、実際は何歳ぐらいの人なのかは全くわかりませんが(二十代だったりして)、歌声からキャリアが滲み出してきているように感じられます。歌はかなり上手い人でありまして、しっとりとした湿度を含む落ち着いた歌声が実にいい感じです。こういう声にはいかにもベトナムらしいメラメラと燃え上がるような情念を感じさせる曲が似合うと思うのですが、この人は年増らしからぬ(?)冒険心に溢れているようでありまして、しっとりとした情緒を台無しにしかねないヒップホップ・アレンジの曲なんかにも、果敢に挑戦しているのでありました。


 まあこういう試みは、「意気込みは良いけれども成果が伴っていない」という場合が往々にしてよくあるのでございますが、カイン・ゴックさんの場合は、卓越した歌の力で見事にヒップホップやR&B系の曲をねじ伏せております。だからこの手の曲がいかにもベトナム的な情緒溢れる歌謡曲と並んでいても、あまり違和感を感じることがありません。これはおそらく、カイン・ゴックさんだからこそやり遂げることができた、強引な力技なんだと感じられます。多分力が無い歌手が歌えば、ヘロヘロにとっ散らかったアルバムになったのではないかと思われます。うーむ、歌が上手いのって、やっぱり凄い武器なんですね~。わっちはとっても感心しちまったでやんす♪


 このアルバムは「VOL.4」と書いてあるのですが、少なくとも過去に3枚はブツを出しているはずですので、できることなら全部聞いてみたいです。しかし数ヶ月前に発売された新譜であっても、買い逃してしまうとすぐに入手が非常に困難になってしまうのがベトナムのブツでありますので、おそらく全て揃えるのは不可能でございましょう。でもこのアルバムを聞く度に過去の作品も聞きたくなってしまいまして、カイン・ゴックさんたら、何とも罪なアルバムを作ってくれたものでございますな…。


 それにしてもベトナムって、本当に凄い力を持った歌手がたくさんいますよね~。わっちなんかの預かり知らぬところで、実力派の歌手達がひしめき合っている状況なんでしょうね、実際はどうなのか知りませんけど。そんな状況をもっと把握したいとは思うのですが、ベトナム音楽の情報って極端に少ないですしブツも入手が非常に難しかったりしますから、なかなかもどかしいところではあります。謎多きベトナム音楽、これからも手探りで探訪して行くしかありませんね~。


あと、今回は試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けは無しでやんす。

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2010’12.11・Sat

BANYEN RAGGUN 「MAE HARNG SOOT SUM RED」

バーンイェン1

 タイのベテラン・モーラム歌手バーンイェン・ラーケンの、今年発売の新作です。随分前から活躍している人ですが、この人の名前の読み方がいまだによくわかりません。まあ別にいいんですけど(←いいのか?)。


 実はこの人のことは学生の頃から知っておりまして、ハタチぐらいの頃の話ですが、大阪は梅田にあったフォーエヴァー・レコードでこの人のカセットを発見して買ったことがありました。当時はまだ欧米ロックを卒業して、キング・サニー・アデとかエルフィ・スカエシなんかでワールド系音楽への第一歩を踏み出したばかりの頃でございました。そんな時期に何故この人のカセットを買ったのかは知りませんが、確か800円位で安かったから、試しに買ったのだと思います。


 何にしても、ワールド系音楽への第一歩を踏み出したばかりの小僧であったわっちには、当然の如くモーラムの良さがわかるはずもありませんでした。最初から最後まで全て同じ曲のとてつもなく退屈で下らない音楽に聞こえてしまい、暫くして粗大ごみの袋に叩き込んで捨ててしまいました。今考えたら、とんでもなく勿体無い話であります。


 そんなワケでわっちとバーンイェンさんとの出会いはまさに「最悪」としか言いようが無いものだったのですが、それから時を経てこの人の新譜を買うようになるとは、その時は夢にも思いませんでしたね~。この人との再会は今から5年ほど前になるのですが、サリガレコードさんでブツをツラツラと物色していた時にこの人の新譜に遭遇し、試しに買ってみたのでありました。あの時とてつもなく退屈に聞こえた歌手のブツが、色々とワールド系音楽をつまみ聞きしてきたわっちに一体どのように聞こえるのか、興味津々でゲットしたのでございます。


 そしてそのブツを聞いたわっちは、一発でこの人の歌を好きになってしまったのでありました。民俗色豊かな独特の音色とメロディ、ファンキーな図太いベース・ライン等々、祝祭感覚に溢れた実にステキなダンス音楽に感じられました。田舎の人達が実り豊かな収穫を祝って踊りまくっている光景が目に浮かぶような音楽であります。


 しかしそんな音楽性とは裏腹に、バーンイェンさんは冷徹にその場を鎮めるかのような、クールで淡々とした歌い口を聞かせるのでありました。この人のモーラムは演奏が人々を踊らせる役割を受け持ち、同時に歌がチル・アウトの役割を果たしているように感じられました。一つの曲の中にアゲアゲとチル・アウトが同居するなんて、とてつもなく画期的な音楽ではないですか!わっちはめっさシビレてしまったのでやんす。


 本作でもそんな音楽性に変化はございません。以前に比べてバーンイェンさんの歌声が荒れてきたように感じられますが、まあそんなことはどうでもいいでしょう。こうやって歌い続けてくれていることが嬉しいです。まあ何と言いますか、出会いは最悪だったこの人の歌を少しは理解できるようになって、わっちも少しは成長したのかな~?なんて思う今日この頃でございます。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2010’12.09・Thu

SHANNON CURFMAN 「LOUD GUITERS, BIG SUSPICIONS」

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 メリケンのブルース歌手兼ギタリストでありますシャノン・カーフマンの、99年のデビュー盤でございます。また近所のタワレコの290円セールで発見したブツでございます。意外に思われるかもしれませんが、わっちはエレキ・ギター弾きまくり音楽というのが結構好きでありまして、しかもこのブツは天才ギタリストと謳われた小娘のブツですから、何としてもゲットせねばなりません(?)。


 実は本作のことは随分前から知ってまして、当時14歳の小娘が本格派のブルース・ギターを弾きまくって歌いまくるという噂を聞いておりました。しかしなかなかブック○フや中古盤屋に出て来ず、今日までゲットには至らなかったのでございますが、まさか近所のタワレコのセールで巡り会えるとは思っていませんでした。嬉しいことであります。


 小娘ブルースと言えば、先日取り上げた日本の女子中高生バンド、リスペクトを思い出すワケでございますが、比べてみれば流石にブルースの本場の小娘だけあって、シャノンちゃんの方が堂々たる貫禄を漂わせています。まあどちらかと言えばリスペクトの方がブルース寄りで、シャノンちゃんはブルース・ロックという感じですが、まあそんなことはどうでもいいでしょう。


 それにしてもこの娘のギターの腕前といい堂々とした歌いっぷりといい、とても当時14歳の小娘のものとは思えません。若々しい新鮮さに溢れてはいるものの、ライヴで鍛え上げてきたかのような筋金入りの逞しさも感じさせたりもして、年不相応の力強さがあるのがステキであります。ブルース・ロックをベースにしつつちょっとカントリー風味も入ったポップで親しみ易い曲は粒揃いですし、ギターも実に良い音で鳴っています。やっぱりギターが良いというのは、テンション上がりますわ♪これで少しでもサイケな感覚があれば、完璧だったのではないかと思います。


 いや~、実に良いではないですか、この小娘。女性でブルース・ギタリストと言えばロリー・ブロックを思い出したりもしますが、どちらかと言えば線の細いブロックおばさんと比べると、ずっと図太い逞しさを感じさせる所が良いと思います。わっちは俄然この小娘に興味を持ってしまいましたね~。まあ小娘と言っても85年生まれですから、今年で既に25歳。寡作ながらもしっかりと活動は続けているようですから、成長した小娘のブツを是非聞いてみたいものでやんす♪


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2010’12.08・Wed

ZAP MAMA 「SUPERMOON」

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 確かベルギーかどっかのグループ(と言うか、現在はマリー・ドルヌという才女のソロ・プロジェクトですが)、ザップ・ママの07年のアルバムです。ザップ・ママのデビュー盤はめっさ好きで聞きまくったものでしたが、その後のアルバムについては全く追いかけることなく、数年前に「ANCESTRY IN PROGRESS」というブツをならず屋で290円でゲットして以来の、久し振りのザップ・ママになります。今回は近所のタワレコの叩き売りワゴンセールにて、また290円でのゲットでございます。新品で290円ってのは、何だか物凄く得した気分で嬉しいですね~♪


 ザップ・ママのデビュー盤はヴォーカリーズのスタイルで、アフリカのピグミー族の音楽に範を仰ぎつつ独自の洗練されたポップスを作り上げていて、驚嘆するしかないという素晴らしいコーラス・ワークを聞かせてくれました。もちろん今でも大好きな一枚でございます。そんなに好きなのに何故かその後のブツについては全く追いかけることが無かったのですが、数年前に偶然ゲットした「ANCESTRY IN PROGRESS」を聞いて、そのあまりにソウル~R&Bに寄ってしまった音楽性にガッカリして、ザップ・ママに対する興味そのものを無くしてしまったのでやんす…。


 そんな状態で出会ってしまった今回のブツ、何だかデズリーを思わせるジャケが妙に印象的で、値段の安さもあってついついゲットしてしまったわけでありますが、結果としてこれはゲットして大正解でございました!何と言いますか、柔軟性に富んだミクスチャー感覚とでも言いましょうか、アフロな要素とソウル~R&B及びジャズの要素を上手く融合させて、実にポップな音楽に仕上げているんですよね~。しかも全く頭でっかちになることなく、しなやかな肉体的躍動感を感じさせてくれます。うーむ、これは素晴らしい!


 まあザップ・ママはデビュー以来アフリカ的感覚と欧米的感覚の融合を試みてきたワケでありますが、時によってアフリカ的要素が強くなったり欧米的要素が強くなったりと、色々な紆余曲折を経て来たのだろうと推測されます(ブツを全部聞いたワケではないので、推測するしかないのでやんす…)。それを踏まえた上で作り上げた本作は、両方の要素のバランスが見事に取れた、理想的な作品に仕上がっていると感じられます。流石ザップ・ママ、やるじゃない!


 というワケでザップ・ママに再び惚れ直してしまいまして、ついでにあまり印象の良くなかった「ANCESTRY IN PROGRESS」を気まぐれに聞き直してみると…何だ、結構良い出来ではないですか。欧米的な要素が強めに出た作品ではありますが、独特の柔軟な感性は感じ取ることができます。ただ、ちょっと大人しいと言いますか、弾けたポップさに欠けるので、地味な印象になってしまうのでありました。やっぱりザップ・ママはポップに弾けてナンボ、ということを再確認した冬の日の夜でございました♪


こちらが「ANCESTRY...」
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2010’12.07・Tue

NIKKA COSTA 「CAN’TNEVERDIDNOTHIN’」

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 メリケンのロック歌手ニッカ・コスタの、05年のアルバムです。この人については何も知らないに等しいのですが、近所のタワレコの290円セールのワゴンの中にこのブツがあったので、とりあえずゲットしてみた次第でございます。


 実はこの人のデビュー盤は持っていたのですが、既に売り払ってしまっていて、一体どんな内容だったのか全く記憶にありません。そんなに印象に残っていない歌手のブツを再び買うこと自体がおかしな話なんですけど、何だか感じるところがあってゲットしてしまったんですよね~。この手の勘は、たま~に当たることがありますので。というワケで再生してみましたこのブツ、ワタスは驚いてしまいますた!これは素晴らしい作品ではないですか!


 聞く前は多分パッとしないポップ・ロックなんだろうな~と思っていたのですが、実際は全然違っておりました。これはロックと言うよりはファンクでございますね。しかも音数を削ぎ落とした、ハードロッキンなファンクであります。これがもう超絶カッコいいのでありますよ!歌とバックの演奏が一体になった怒涛のリズムの塊りが、火が点いたかの如く燃え上がって疾走するという、興奮必至の音楽でございますよ♪


 ニッカ・コスタは白人らしいですが、白人的なハードロックの部分と黒人的なファンクの部分を実に上手く自分の音楽の中に取り入れた、非常にバランス感覚の優れた人だと感じられます。シャウトしまくる落ち着きの無い歌声を聞いていると、何だかとってもおバカさんに感じたりもしますが、実際はなかなかの才女なのだと思われます。あ、どうでもいいんですけど、この人はジャニス・ジョップリンを引き合いに出して語られることがあるようなんですが、個人的にはジャニスよりもティナ・ターナーの方が近いような気がします。


 曲の方は甘口なところが一切無い熱いノリノリなファンクが揃っていますが、80年代にヒットしたパワー・ステーションみたいなダイナミックなハードロック・ファンクとか、まるでプリンスのようなクールでカッコいいシンプル・スカスカ・ファンク、タブラで始まるインド風味のファンク等々、ファンク一辺倒ではあっても(辛口なバラードはありますが)バラエティに富んでいて飽きさせません。


 しかもこの人の良いところは、「PARENTAL ADVISORY」なんて書いてあるブツではありますが、欧米の連中にありがちな退廃的だったり暴力的だったりする雰囲気が稀薄で、好きでファンクをやっているということが素直に伝わってくるところであります。やっぱりこういう正直な心意気が伝わってくる音楽って良いですよね~。わっちはファンになっちまったでやんす。今後機会があれば、売り払ってしまったデビュー盤を買い直してみようかと思ったりして♪


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2010’12.06・Mon

PURE PURE 「SPECIAL ALBUM」

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 タイの癒し系ルークトゥン歌手ピアオ・ピアオ(便宜上、以下ピュアちゃんと表記します)の、今年発売のスペシャル・アルバムでございます。スペシャル・アルバムと言っても一体何がスペシャルなのかよくわからないのですが、とりあえずはスペシャルということにしておきましょう。タイではスペシャル・アルバムってモノが多々出てきますが、どういう意味が込められているんでしょうかね~?どなたか事情をご存知の方がいらっしゃったら、是非お教え下さいます様お願い致します。


 このアルバム、どうやら新曲を何曲か入れつつ以前出した2枚のアルバムからも何曲か入れるという、ベスト盤的な性格を持っているようですが、その割に曲数がたった10曲というのがセコいというか何と言うか…。まあ大好きなピュアちゃんのブツだからいいんですけど。しかし、どうせならそんな中途半端なことはせずに、20曲入りで同じ曲を収録したVCDをオマケで付けた2枚組スペシャルにするとかしてくれたら、非常に嬉しいんですけどね~。


 このブツ、内容としては、個人的に若手ナンバーワンの癒し系歌手と思っているピュアちゃんの作品だけあって、間違いないという仕上がりになっています。ロック~ポップス的な要素をふんだんに取り入れた音楽性は、コブシを回さずに歌えば最早ポップスか?という感じでございまして、田舎っぽい要素はあまり無いと思います。言ってみればルークトゥンにしてはかなりの薄味で、本格派のファンにはあまり評価されないんでしょうけど、わっちにはちょっとダサめのいい塩梅の匙加減に聞こえるのであります。多分ルークトゥンにあまり馴染みの無い方には、親しみ易いんじゃないでしょうか。


 どうでもいい話なんですが、できればピュアちゃんにはR.SIAMに移籍してもらって、ポップス的ルークトゥンの先頭を走るおっさん歌手兼プロデューサーであるヌー・ミターとタッグを組めば、素晴らしい作品が出来上がるんじゃないかな~、なんて妄想してみたりして。いつかそんな日が来る事を妄想しつつ、今日もピュアちゃんに癒されてしまうわっちなのでやんす。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2010’12.04・Sat

800回記念

 ブログを開始して早3年3ヶ月弱、今回で更新800回目となりました。今回は先日予告した通り、ヒワイイ大使のメンバーを全員招集して対談を行ないます。便宜上巨乳担当めぐりんは「め」、カワイイ担当見習はりーは「は」、ロリロリ担当ななみーは「な」、変人担当こにたんは「こ」、お姉さま担当ねーねーは「ね」、ころんは「ろ」と表記します。それでは早速。


ろ「今回で800回目の更新です。」
め「おめでとうございます!」
は「おめでと~。」
ろ「ありがとうございます。」
ね「何だかんだありながらも、結構続いてるね。」


「こんなに続いてること自体が奇跡。」byねーねー
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な「山あり谷ありだけど、まあ順調に続いてる方じゃない?」
ろ「そうですね~。まあどれ位の方々に読んでいただいているのかは知りませんけど。」
な「意外に読まれてるかもしれないよ。ブログランキングは大体400位台をウロウロしてるし。」
ろ「それって読まれてるんですかね?」
な「上位1パーセントには入ってるから、いい方じゃないの?」
ろ「よくわかりませんけどね~。まあ何位であろうと、まだ継続して行きますよ。」
め「次の目標は1000回更新ですね?」
ろ「できればですね~。」
は「がんばってね~。」
ろ「ところで、本日皆に集まってもらったのは他でもありません。はりーをヒワイイ大使の正式メンバーにするかどうかを決める為でやんす。」
は「正式メンバー~♪」
ろ「ヒワイイ大使は『和を以って尊しとす』が基本ですので、全員の了承が無いとメンバーに加えることはできません。そこで今日は皆の意思を確認したいと思ってます。」
こ「ウチは反…」
ろ「(こにたんを遮って)こにたんは先日OKの意思表示をしました。」
こ「くそ、失敗した。言わなきゃ良かった。」
め「え~、こにたんがOKしたんですね~。意外です。」
ね「あたしはOK。こにたんの意思に関わらず。」
め「わたしもOKです!はりーさんと一緒に活動したいです。」
は「ありがと~!」
ろ「ななみーはどうでやんすか?」
な「私もOKだよ。はりーがいる方が、こにたんも活き活きするしね。」
こ「ウチはこんなヤツの有無に影響されることは無い。」
ろ「有無って…モノ扱いでやんすね。」
な「こにたんってホントは、はりーのこと大好きだもんね~。」
こ「その逆はあってもそれは無い。」
ね「何かとはりーの世話焼いてるし。」
こ「はあ?いつウチがコイツの世話を焼いた?何年何月何日何時何分何秒だ?」
め「こにたんって、子供みたいなこと言いますね。」
こ「誰が子供だ。ウチみたいなセクシー巨乳で、下の毛も生えてる子供がいるか?」
め「何言ってるんですかっ!場所をわきまえて下さいっ!」
な「まあまあ、こにたんはほっといて。」


「誰が子供だ?」byこにたん
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ろ「それでは、はりーは正式にヒワイイ大使のメンバーになるということで決まりです。」
は「わーい~!みんな~、ありがと~ございます~♪」
こ「やれやれ。ウチは知らんぞ。」
な「そう言いながら、こにたんが一番面倒見るんだよ、きっと。」
こ「誰が見るか!」
ね「で、はりーは何を担当する?」
こ「男達に寄ってたかってあーしてこーして色々やられてるのに何をされてるのか全然わからず都合のいいようにオモチャ扱いされてヘラヘラしてる変態担当。」
め「カワイイ担当ですよっ!」
ね「そっちじゃなくて、楽器の話。」
こ「なんだ、つまらん。」
ろ「そうですね~。はりーは何か楽器はできましたっけ?」
ね「この前こにたんのシンセに合わせて、狂ったようにトーキング・ドラムとかティンバーレスとか叩いてたね。」
こ「ハチロクでも変拍子でも、何でも叩きまくってたな。リズム感だけは異常に良い。やっぱり変態だ。」
め「わたし、ドラムを教えてもらってますよ♪」
こ「オマエのドラムはたどたどしいからな。」
め「きーっ!何ですってえ!」
こ「事実だ。」
め「あーっ、悔しいっ!」


「ぐやじーっ!」byめぐりん
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な「この前私がベースの練習してたらギター持って乱入して来て、早弾き合戦になったよ。」
ろ「お~、まるでMR.BIGでやんすね~。」
ね「あたしもこの前ギター・バトルやったけど、親指と人差し指でピック持ってリズム弾きながら、残りの指でメロディ弾きまくってた。あたしにはあんな真似できない。」
ろ「リチャード・トンプソンみたいでやんすね。」
な「もしかして、はりーって天才?」
こ「サヴァン症候群だな。」
は「サヴァン症候群って何~?」
ろ「映画のレインマンみたいな人のことでやんすよ。ダスティン・ホフマンが演じてた。」
こ「そうそう、レイプマン。」
ろ「それはスティーヴ・アルビニのバンドでやんす!」


こちらがレイプマンのブツ
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な「それより、どこで楽器の練習したの?」
は「え~っと~、あんまり練習はしてないけど~。」
な「練習してないのにあれだけできるの?」
は「そうだよ~♪」
ろ「やっぱり天才でやんすね。」
は「えへへ~♪」
こ「天才とバカは紙一重だ。高校時代は赤点娘だったクセに。」
は「高校の時は~、赤点3個しかなかったよ~。」
こ「多いわボケ!お前は赤点先生か!」
ろ「赤ペン先生なら聞いたことはありますが…。」
な「まあまあ、何にしても、はりーが正式メンバーになったんだからめでたいってことで。ここは改めて歓迎会をパーッとやろうよ!」
こ「出たな、宴会部長。」


「あなただけのななみーです。宴会部長もやってます。ちなみに焼き鳥が好きです♪」byななみー
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な「焼き鳥でいいよね?いつもの店に予約入れるよ♪」
ろ「イヤイヤ、今回は、はりーの希望を聞くべきではないかと。はりーの歓迎会でやんしょ?」
は「はりーは~、モツ鍋がいいな~♪」
な「焼き鳥屋の予約取りました~っ!」
は「あれ~?モツ鍋は~??」
ろ「(はりーに耳打ち)今度モツ鍋屋さんに連れてってあげますよ。」
は「はい~。ハチノスが入ってるモツ鍋ね~♪」
ろ「ハチノスが入ってるモツ鍋なんて、見たこと無いですよ!ハチノスなんて焼肉屋さんでも見かけないのに。」
は「え~、そうなの~?」
ろ「そうですよ…あれ、みんなは?」
は「え~と~、みんな~、もう出て行ったよ~。」
ろ「な、何て薄情な連中なんでやんしょ!」


「正式メンバーになった~、はりーだよ~。よろしくね~♪」byはりー
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 以上、800回記念なのに、いつもの如く激しくどうでもいいテキトーなネタになってしまいますた。いつもの如く皆様のお目汚しになり、大変に失礼致しますた。これからもいつもの如くテキトーなネタは続きますが、宜しくお願い致します。

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2010’12.03・Fri

文章について

 ブログをやっていてつくづく思うのは、「文章を書くのは難しい!」ということでやんす。元々文章を書くのは好きなんですが、自分の思っていることがどれだけ伝わっているのか、非常に疑問であります。なんせわっちには、「文章力」というものが大してございませんので…。


 わっちの理想の文章は、難しい言葉を使わず誰にでもわかる易しい表現で、人の興味を惹きつつ、自分が思っていることを伝えることができる文章でやんす。一応そのような文章を書こうとして、毎回毎回「あーでもない、こーでもない」と必死のパッチで考え、やっとの思いで書き上げたものをブログネタとしてアップしているワケでございます。しかしその割には、かえってわかりにくい文章になっているネタも、多々あるんじゃないかと思います。


 わっちはちょくちょく自分のブログの過去ネタを読み返すのですが、「あれ、この文章って伝わってるのかな?」なんて感じることがよくあります。書いている時は色々と考えて工夫したつもりが、後で読み返してみるとどうにもイケてないな~と感じることが頻繁にあるんですよね~。表現の拙さとかマズイ句読点の打ち方とか、気になるところは多々あります。3年以上もブログを継続しているにも関わらず、一向に文章力に進歩が無いのは、考えているつもりで考えていないからでありましょう。文章を書くということは考えることと直結していると思うのですが、わっちの文章が良くならないのは、思考の足りなさが原因なのだと思います。うーむ、理想的な文章を書くのは難しい!


「お前に理想的な文章を書く能力など無い。」byこにたん
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 それから、一目見ればわかるわっちの文章の特徴として、「無駄に長い」ということが挙げられるかと思います。「よくあれだけの長文を毎回書けますね」と仰る方がおられますが、それは伝える力が無いから無駄に言葉を並べなければならず、結果として長くならざるを得ないからでやんす。まあ個人的には、ある程度の長さを書かないと、取り上げたブツに対する思い入れや熱意は表現できないと考えている面はあります。しかし、ダラダラと長くなればかえってわかりにくくなりますし、その長さを見ただけで「読む気がしない」とお感じになる方々もいらっしゃるかと思います。わかりやすい表現で簡潔に、というのが理想的な文章かもしれませんが、わっちにはそんな芸当はできそうにありません。


「やれる範囲でやればいいんじゃないの?」byななみー
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 わかり易くて的確な文章と言えば、「繁盛亭アルバイテンさん」を思い浮かべる方は、多々いらっしゃるかと思います。豊富な語彙、ハッとさせられる新鮮な表現、スムーズな文章の流れ、読みやすい句読点の打ち方、どれを取っても素晴らしく、そこには誤解の生じる余地はありません。まさに理想的な文章と呼ぶに相応しいと思います。他にもquestaoさんやパイクマンさんは、独特のユーモアを込めた実にわかり易くてステキな文章を書いておられますし、ポーランド・ジャズに造詣の深いオラシオさんやブログをやめてしまわれたellyさんは、読む者を「その気にさせる」力を持っておられます。わっちはそんなブロガーの方々の文章を拝読し、「あ~、自分もこんな文章書けるようになりて~!」などと思っている次第なのでございます。


「所詮能力が無いんだから、羨ましがっても無駄。」byねーねー
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 とりあえずは自分が納得できる文章を書こうと日々悪戦苦闘はしておりますが、やっぱり理想的な文章を書くのは難しいですね~。わっちは常日頃から「エンタメとしてのブログ」ということを意識して、読んで下さる方に何とか楽しんでいただきたいと思っているのでやんすが、果たして実際にお楽しみいただけているのかどうか、定かではございません。「エンタメ」の部分を意識しているからこそ、一人称を「わっち」、語尾に「やんす」なんてふざけた言葉を使って自分を特徴付けようなどと画策したり、ヒワイイ大使などという妄想上のアイドルを登場させて、誰もが呆れる妄想対談なんかをやったりしているワケでございますが、しかしエンタメとして成立させる為には、もっと確かな文章力というものが求められると思います。その意味で、わっちのブログはまだまだエンタメとしては成立していないと思う、今日この頃なのでございます。反省…。


「まあせいぜい頑張ってちょうだい。」byこにたんオススメのつばさちゃん
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2010’12.02・Thu

藤井リナ 「LENA」

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 女性誌なんかで人気のモデル、藤井リナの08年のアルバムです。この女については異常に高ビーでめっさ毒舌という印象がありますが、実生活でも超絶ワガママな奇人変人振りを発揮しているらしいですね~。「ルックス以外に良い所が何一つ無い」というタイプの、まさにモデルになる以外に道が無い社会生活不適合者というのが、わっちのこの女に対する評価でございます。


「社会生活不適合者で悪かったな!」byリナちん
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 まあそんな女のブツをゲットする必要なんぞどこにも無かったのですが、ブック○フで500円で見つけたもので、ちょっと興味を覚えてついつい買ってしまった次第でございます。どうせモデルのお遊びレベルのシロモノでしょうし、内容が酷かったらクソミソに叩いてやろうという気があったもので…。


 モデルというのは、見る人に憧れを抱かせるような存在でなくてはならず、選ばれたルックスの者しかなることができない非常に厳しい職業だと思います。同時にオッサレーな服とか装飾品を引き立たせる為に存在する、没個性的な極めて匿名性の高い職業だと、わっちは思っています。そう考えるとここで聞ける音楽は、いかにもモデル的な音楽だと言えると思います。どういうことかと言いますと、藤井リナというモデルがクールなクラブ・ビートをオッサレーに身に纏った、極めて匿名性の高い音楽だと感じられるのであります。


 ここでは藤井リナというモデルは、音楽を引き立たせる為に存在しているだけであって、自分自身の感情や個性を発揮するようなことは一切ありません。アンビエントでハウス的な感覚のある音作りは、クラブなんかでかかっていたら凄くクールでカッコいい音楽に聞こえるのだと思いますが、ここでは藤井リナは音楽をオッサレーに身に纏うだけの素材でしかありません。歌を歌う時でさえもモデルであることを求められているように感じられまして、心地良いビートに身を任せつつも、何だかこの娘のことが段々と哀れになってきたのでありますた。


「哀れだなんて言わないで!」byリナちん
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 何だかんだ言ったところでこの娘の性格の悪さが治るはずは無いんですが、下手にルックスが良かった為に、お人形さんのような存在にならざるを得なかった娘の悲哀みたいなものが感じられまして、ちょっとヘコんでしまいますた…。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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2010’12.01・Wed

JOANA AMENDOEIRA 「A FLOR DA PELE」

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 久し振りのヨーロッパのブツでございます。ポルトガルのファド歌手ジョアナ・アメンドエイラの、06年のアルバムです。邦題は「思いあふれて」でございます。珍しくブック○フではなくて、福岡の老舗中古盤屋田○商店でのゲットであります。このブツにはライス・レコード代表の田中勝則氏による思い入れタップリの解説が付いていますが、ハッキリ言って長過ぎて全く読む気がしません…。元音楽評論家の人だけに、的確な解説を書いているんでしょうけど。


 というどうでもいい話はさて置き、ジョアナ・アメンドエイラであります。わっちはこの人の04年の日本デビュー盤も05年の「ライヴ・イン・リスボン」も持っていますが、どちらもあまり頻繁に聞くことはありませんでした。何故なら、ファドそのものに対する苦手意識があるからであります。元々わっちは声を張り上げて歌い上げるタイプの歌が好きではなく、典型的なそのタイプのアマリア・ロドリゲスを範とするジョアナ・アメンドエイラの歌唱も、例外無くわっちの苦手なタイプのものであります。ですから当然の如く、わっちがジョアナさんのブツを頻繁に聞くはずはありません。え、じゃあ何故この人のブツを買ったのかって?気まぐれでやんすよ、気・ま・ぐ・れ♪あ、どうでもいいんですけど、このブログを始める時に「気まぐれ 音楽ロード」という名前を付けようと思っていたことは、わっち意外に誰も知りません…。


 気まぐれでゲットした本作でございますが、どうせまた声張り上げ系の苦手な歌なんだろうな~なんて思いながら再生致しました。すると…おや?今回は何だか随分と歌の表情が違いますね。声を張り上げそうで張り上げない、肩の力を抜いた控え目な歌唱になっているように聞こえます。そうなってくると、元々歌はめっさ上手い人ですから、控え目な中から溢れてくるサウダージと言いますか、歌に込めた情感がヒシヒシと伝わってくるではないですか!ええっ、ジョアナさんってこんなに素晴らしい歌手だったっけ?ワタスは驚いてしまいますた。


 このブツ、ファドと言えば声張り上げ系の、どの曲も同じに聞こえる一本調子の退屈な音楽、というわっちの固定観念を見事に裏切ってくれました。正直言ってファドのブツの中では、アマリア・ロドリゲスの「コン・ケ・ヴォス」というファドから逸脱したようなアルバムが一番好きだったわっちでございますが、100%ファドでありながらここまでシビレさせてくれるブツを作り上げてくるとは、やるじゃないですか、ジョアナさん!このブツのオビに「ジョアナがついに新世代ファドの最高傑作を作ってくれた!」なんて書いてありますが、まさにその言葉通りの作品だと思います。


 スタイル的には極めて伝統的な編成でありつつも、活き活きとして表情豊かなジョアナさんの歌と、キラキラと宝石のように輝くバックの弦楽器の音が織り成す見事なファドは、これまで聞いたことが無い高みへ到達していると感じられます。素晴らしい!アジアの音楽にどっぷりと浸かっているわっちでございますが、たまにはヨーロッパの音楽も聞いた方がいいな~なんて実感した、今日この頃でやんす。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

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