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2012’02.15・Wed

VICTORIA HART 「WHATEVER HAPPENED TO ROMANCE?」

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 英国の歌手ヴィクトリア・ハートの07年のデビュー盤です。わっちはこの娘のことは全く知りませんでしたが、先日ブックオフをブラついていた時に、ジャズの500円コーナーを眺めていて何となくこのブツを棚から引っ張り出してみると、おかしな服を着た派手な姉ちゃんが寝そべっているジャケが妙にインパクトがありまして、何となく買ってみた次第でございます。まあ、所謂ジャケ買いというヤツですね。基本的にわっちはジャケ買いばかりでございますが・・・。

 最近はゲットしたCDをすぐにウォークマンに落としてしまいますので、ステレオで再生する機会がめっきり減っているのですが、このブツはオビに「ビッグ・バンド風レトロ・ジャズ」だの何だのと書いてありますので、久しぶりにステレオで再生してみますた。すると何ともふくよかな広がりのある音が飛び出して来ましたよ!

 音的にはオビにも書いてあるようなビッグ・バンドなんかを上手く使った、レトロ・ジャズ風のポップスでございますね。しかし単にジャズっぽいというだけではなくて、ブルース感覚を取り入れたりラテンの味付けをしてみたりブリブリのファンクをやってみせたりと、なかなか意欲的な姿勢を見せてくれますよ。しかもそれが極めて自然な形で消化・吸収されていますので、策略的に色々とやってみましたという感じは全然ありませんね~。全体的に非常に良く出来たノスタルジック・ポップスに仕上がっていると思います。

 そしてヴィクトリアさんの歌声は、そんな音楽性にピッタリと合っておりまして、わっちはマリリン・モンローなんかをちょいと思い出してしまいますた。まあモンローみたいな媚びた下品さはありませんけどね。ちょっと舌足らずな実にカワイイ声には適度に色っぽさもありますし、ノスタルジックな柔らかい音楽に見事に華を添えていると感じられます。素晴らしいではないですか、このブツ!

 色々な音楽の要素をミクスチャーしつつ、こんな自然にレトロでカワイイ味わいを出して来るなんてなかなか面白いヤツだな~と思って、普段なら開きもしない解説なんぞを読んでみますと、この娘、このブツ発売当時はまだ18歳だったそうです。うーむ、まだまだ小娘の分際でこんな音楽性を身に付けているとは、かなりの変人奇人ですね~。わっちとウマが合いそうな気がするヘンタイ娘、金髪の白人娘だけにあまり気は進みませんが、あーしてこーしてやっても良いぞ♪

 考えてみると、最近の洋楽界には、この手のレトロで温故知新的な素晴らしい若手娘がボチボチと出て来ていますよね~。前に取上げたイライザ・ドゥーリトル然り、ヒワイイ大使ねーねーが昨年のベストに挙げていたダイアン・バーチ然り、洋楽界のこにたん(?)リリー・アレン然り、昔の音楽を受け継いで現在に生かしている、実に骨太な根っこを感じさせる才能ある娘達の活躍は、やはり何だか嬉しいですね~。薄っぺらじゃない音楽って、イイものでありますな。そんな中でもヴィクトリア嬢はルックスも歌声も良いですし、より多くの人々に受け入れられる可能性があると思います。お薦めでやんすよ!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、しっとり系を。」→コチラ

「もう1曲、これまたしっとり系で。」→コチラ

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