2012’11.30・Fri

YING THITIKARN「MAYA HAENG KWARM RUK」

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 タイのルークトゥン歌手イン・ティティカーン(以下イン様)の、今年発売のアルバムであります。前作に引き続きポップス系の曲のカバー集ということなのですが、前作が素晴らしい仕上がりでしたし、本作も当然素晴らしいのは聞く前からわかっているんですけど、実際に聞いてみたらやっぱり素晴らしい仕上がりでした。以上、今回のレビューを終わります・・・と、ここで本当に終わってしまってはあまりに手抜きですので、もうちょっとだけ書いておきましょうか。

 とりあえずはルークトゥンだろうとポップスだろうと何でも歌いこなせるイン様ですから、何を歌っても素晴らしいんですけど、前にも言ったことがありますが、器用貧乏みたいなところがあるような気がしてならないんですよね~。何でも出来てしまうからかえって損をしているような、そんなイメージがあります。わっちは実力的にイン様はトップ歌手のタカテーンよりも上だと思っているのですが、不器用なところが愛嬌になっているタカテーンに比べると、イマイチ愛嬌や愛想に欠けるのかな~って気がするんですよね~。だからタカテーンほどの人気には繋がっていないと言いますか・・・。

 しかし!であります。わっちは黙って実力を発揮し続ける(とわっちは勝手に妄想しています)イン様のストイックな姿勢が、めっさ好きなんですよね~。イン様は美しい曲を美しい声でひたすら美しく歌うだけの歌手でありますが、それが素晴らしいと思うのでありますよ!まあ変わり映えしないっちゃあしないのかもしれませんけど、美しい曲をただひたすら美しく歌える歌手が他に一体どれ位いるのかを考えると、イン様って本当に貴重な存在だと思うんですよね~。

 このブツもそんなイン様のひたすら美しい歌が徹頭徹尾詰まっている、ステキな作品だと思います。最近イイ歌を聞いてないな~なんて思っておられる方には、是非とも一度体験いただきたいと思います。美しい歌というモノがどういうモノなのかがよくわかるステキ盤♪たとえルックスがケバくても、美しいモノは美しいってことで。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、テキトーに。」→コチラ

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2012’11.29・Thu

酩酊音楽酒場~KING SUNNY ADE

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 皆さんご無沙汰です~。ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーです!久し振りの「酩酊音楽酒場」なんですけど、今回取り上げるのはナイジェリアのキング・サニー・アデの、83年の「シンクロ・システム」と84年の「オーラ」の2 IN 1盤です。前にころんさんがどっかでゲットしていたんですけど、なかなか取り上げる機会が無くて、この度ようやくネタをアップすることが出来ました。

 アデさんと言えばころんさんをワールド系音楽の大海へと導いた人ですけど、そんなどうでもいい話はさて置き、名盤との誉れ高い2枚のブツを1枚に収録してるなんて、ホントにお得ですよね~。まあ私は基本的にリンガラを中心に聞いているので、アデさんのことはよく知らないんですけど、80年代は日本でも結構有名だったらしいですね。当時はヘタレなネオアコ・マニアだったころんさんも、アデさんの顔と名前だけは知っていたそうです。生意気ですね~。

 アデさんの音楽はジュジュと呼ばれてますけど、色々な太鼓がドンドコ鳴ってギターやシンセの音がカラフルに彩る、とっても優美で華やかな音楽ですよね。私の大好きなバリスター部長のフジは武骨で簡素で埃っぽい感じの音楽で、比べてみたら凄く対照的なんですけど、どちらも私は大好きな音楽です♪それにしてもジュジュと言えば、日本ではお顔がアレなR&B歌手のことですけど、ナイジェリアの音楽の方は本当に魅力的ですよね~。ころんさんはこのスタジオ盤よりも自分が聞き慣れているライヴ盤の方が好きらしいですが、ゆったりと盛り上がるライヴ盤もステキだと思いますけど、私は色々な音で味付けがしてあるカラフルなスタジオ盤の方が好きですね~。まあ「アシェ」のスティーヴィー・ワンダーのハーモニカはイマイチって感じですけど、今となってはダサいと感じられるシンドラの音でさえも、何だかとってもイイ感じに聞こえるのは私だけ?

 そして、ゆったりグルーヴを醸し出す楽器群もステキなんですけど、アデさんの歌も、これまたステキなんですよね~。いい湯加減のお風呂に浸かってゴキゲンで鼻歌を歌っているみたいな、極楽気分の優しい歌声がイイんです。聞いているこっちまでホンワカとした気分になって、アデさんと一緒にお風呂に入ってるみたいな気分になっちゃいます。一緒にお風呂に入っていたら、バリスター部長は強引にバリスター棒でド突き回して来ますけど、アデさんは控えめで紳士的ですよね~。ニコニコしていて常に気遣いをしてくれていて、私が気持ち良くなることを一番に考えてくれてるって感じがします。強引なバリスター部長にシビレる人は多いと思いますけど、女子には紳士なアデさんの方がウケがイイんじゃないかな?まあ草食系男子が増えている日本では、もしかしたら超肉食のバリスター部長の方が人気があるかもしれませんけど。でもバリスター棒は、日本の女子にはデカ過ぎるかも?

「紳士的なアデさんって、とってもステキですね♪」byななみー
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 以上、紳士なアデさんを取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした!。DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よかったら聞いてみて下さいね!それじゃあまたね~♪


「まずは1曲、スティーヴィー・ワンダーのハーモニカはイマイチだけど、ダブっぽさもある音作りがステキな『アシェ』です。」→コチラ

「もう1曲、ちょっとフジみたいな緊張感がある曲かな?」→コチラ

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2012’11.28・Wed

梁静茹 「愛久見人心」

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 マレーシア出身で台湾で活躍しているフィッシュ梁の、今年発売のアルバムであります。わっちはフィッシュさんのことを、「一曲入魂タイプのアジアン・ソウル歌手」として高く評価しておりまして、この人のブツを聞くのはいつも非常に楽しみなんですよね~。今年は新作を出していたなんて全然知りませんでしたが、台湾人のマブダチがわざわざ送って来てくれますた!ありがたや~♪

 それにしてもこの人の新作を聞くのは随分久し振りという気がするのですが、考えてみれば09年のアルバム「静茹&情歌」以来、新作を聞いていません。2010年に新作を出しているはずなのですが、それはゲットしておりませんですた。しまったしまった島倉千代子!いつかどこかで入手しなければ!まあそれはイイとしてこのアルバムでございますが、何だか随分年取ったな~というジャケでございますな。まだまだ若手歌手のように思っていましたが、当たり前のことながら、人って年を取るものなんですよね~・・・。

 しかしルックスが多少オバハンっぽくなったとは言っても、歌の方は全然衰え知らずでありまして、相変わらず「一曲入魂」のステキな歌を聞かせてくれますよ!まあちょっと軽い感じで歌っていますからこれまで程の熱量は感じさせませんが、元々力のある歌手ですから、軽く歌っても実にニュアンスが豊かなんですよね~。一曲一曲心を込めて丁寧に歌っている様子は十分に伝わって来ますし、何と言いますか、やっぱりわっちはこの人の歌を聞くのがめっさ好きなんだということを、改めて実感した次第なのでやんす。

 前にも何度か言ったことがあるんですけど、フィッシュさんは一曲入魂で歌に込める熱量がハンパ無いだけに、時に息苦しい程の濃密さを感じさせることがあるワケでありますが、本作ではその辺を意識したのかどうかは知りませんけれども、力の入れ方と抜き方が絶妙という感じがしますね。フィッシュさんにしては珍しく、結構サラっと聞かせる歌になっていると思います。しかしよく聞けばしっかりと歌に熱量を込めているのがわかりますし、歌手としてこれまでとはちょっと違った表現方法を手に入れたのかな~、という気がしますね。素晴らしいと思います。

 まあ何にしても、わっちにとってフィッシュさんは、中華ポップスの中で最も好きな歌手であるということに変わりはありません。今後もずっと追いかけ続けて行きたい歌手であります!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、じんわりと泣けてくるような曲でございます。」→コチラ

「もう1曲、しっとり系の曲です。」→コチラ

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2012’11.27・Tue

高橋優 「この声」

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 シンガーソングライター高橋優の、今年発売の2枚目のアルバムであります。昨年のデビュー盤は切迫感や歌いたい衝動が激しく感じられる、わっちにとってはかなりの衝撃盤でありまして、年間ベスト10にも選出致しますた。機関銃のように繰り出される言葉と意外にポップなメロディのバランス感覚も素晴らしく、わっちはすっかりと高橋優のファンになってしまったのでありますた。今回取り上げますのはそんな高橋優の待望の2枚目のブツでありますが、相変わらず顔のドアップのジャケがイイんだか悪いんだかよくわかりませんけど、目の前に迫って来るかのような勢いと迫力を表現している、この男らしいジャケだと思います。

 この手のシンガーソングライターってデビュー盤は凄くても、それ以降は牙を抜かれたかの如くダメになってしまうことが時としてあります。高橋優の場合はデビュー盤の迫力があまりに凄かったので、ぶっちゃけ、それ以上のブツを出せるとは思っていなかったのですが、この男にそんな考えは全く当てはまりませんですた。ヤッテいることは基本的に何一つ変わらず、ただ歌いたいことを歌いまくっているだけなのですが、この「歌いたい衝動」が全く衰えていないところが凄いですね!音楽的な表現は少しばかり落ち着いて来て穏やかな表情の曲が増えたように思いますが、本人を突き動かしている「歌いたい衝動」に全く変化は無いと感じられます。

 まあこの男は見た目は親しみ易そうな優男ですし、誰もが共感出来るような日常の出来事を優しい視点で歌っている曲も多々ありますので、男よりも女に圧倒的な人気があるように感じられます。以前行ったミニ・ライヴの観客は、9割以上が女性でしたし。多分女性達の間では、「高橋クンってカワイイ♪」みたいに思われているのではないかと推測致します。しかしこの優男の中に秘められた熱い衝動と冷静な観察眼は、男の心にも十分に響く力を持っていると思います。優男な部分を持ちながらも芯はかなり図太い、非常に男らしい男だとわっちは思っております。女だけのモノにしておくにはあまりに惜しい、是非男にも聞いてもらいたいシンガーソングライターですね~。

 最近の傾向としては、女性シンガーソングライターは色々と出て来ていると思います。例えばYUIみたいな超メジャーなのもいれば、阿部真央みたいな激しいのもいますし、家入レオみたいな新人も出て来ています。その他にも百花繚乱と言っていいぐらいの女性シンガーソングライター達が出て来ていますが、男はあまりいないですよね~(わっちが男に関心が無いだけかもしれませんが)。ここ数年の間に、山崎まさよしに代わって斉藤和義みたいなベテランの人気が出て来たり、七尾旅人がちょいと知られるようになったりはしましたが、他に目立つ男シンガーソングライターっていませんよね?そんな中で突如として現れた、男らしい骨っぽさと優しさを持ち合わせた高橋優は、男シンガーソングライター界(?)の救世主って感じがしますね~。この男が今後どのように変化して行くかは知りませんが、「歌いたい衝動」だけはずっと維持して行って欲しいと思います。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、シングル曲ですね。」→コチラ

「もう1曲、このブツの中でわっちが一番好きな曲です。」→コチラ

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2012’11.26・Mon

鹿児島から帰って来ました!

 昨日の夜10時過ぎですが、鹿児島から帰って参りました。荷物の片付けが色々あったのと、疲れていたので軽く飲んですぐに寝てしまいましたので、ボログの更新をすることが出来ませんですた。まあ、更新するようなネタは全然用意出来ていませんでしたので、更新自体が無理だったんですけど・・・。

 脳梗塞で倒れて入院したままのわっちの母でございますが、今年8月にお見舞いに行った時は体全体が動き難くなっているだけでなく、言語障害も出て来ておりまして、よく聞いていないと何を言っているのかわからないという状態でした。ぶっちゃけ結構ショックを受けてしまいましたので、このボログにはその時のことを書きませんですた。で、今回は少々冷静な気持ちで行くことが出来ましたので、こうやって書いているワケなんですが、ハッキリ言って状態は8月と変わらずでした。リハビリでは歩行器を使って何とか歩けるらしいのですが、病室に戻って来ると途端に立てなくなるみたいです。言語障害もそのままです。見た目もしっかりと病人でありまして、何だか全然覇気が無い雰囲気でありました。

 母の日常的な世話は病院のスタッフの方々がやって下さいますが、洗濯物だとか身の回り品の世話だの何だのはわっちの父がやっています。現状は父が週に数回病院に行って母の世話をしているワケでございますが、その様子を見ていると、何だか父に甘えているな~という感じがしてしまいますた。車椅子からベッドに移る時には「足が痛い!」などと言って泣きそうな顔をして父に助けてもらい、ベッドに横たえてもらったにも関わらず「足が痛くて動かない」と言って父に足の位置まで動かしてもらったり。また、父がお土産のお菓子を「食べるか?」と尋ねると「食べる」と返事はするのですが、手を自分で動かそうとはせずに、父にお菓子を持たせてもらって、口まで運ぶのを手伝ってもらったり・・・。何と言いますか、自分で何とかしようという姿勢が全く見えないんでやんすよ。リハビリはちゃんとやっているようなのですが、「リハビリはちゃんとやってるんだから、リハビリから戻ったら甘えてもイイじゃないか」、みたいに思っているのかもしれません。リハビリの結果を日常生活に生かさないと、何の意味も無いのに。

 わっちの父はもう80歳近くて、歳の割には元気で健康そのものなんですけど、口に出しては言いませんが、結構大変なんじゃないかと思います。それと、父に聞いたところによると、詳しいことはよくわからないのですが、入院して6ヶ月経過すると介護保険の関係で、強制的に病院から出ないといけないことになっているそうです。ウチの母は昨年一度退院して自宅療養していたのですが、また悪くなって今年の7月から再入院していたんですけど、そこから起算すると来年1月始め頃に病院から追い出されるらしいです。そうなると父が一人で母の身の回りの全ての世話をしなければならないことになりますので、父の負担がメチャクチャに増えることになりますから、父と母が共倒れになってしまうのが一番ヤバイ・・・。

 そうならないようにも、母にはリハビリをキッチリとやってもらって、少なくとも自力で寝起きしてトイレに行く位はしてもらわないとですね~。介護が一番大変な風呂については、週に何度かデイケア・サービスを利用して入れてもらえば良いと思いますので、とにかく自力で寝起きして家の中を移動出来るようになって欲しいです。強制的に病院を追い出されることは母もわかっているようなのですが、その割には気合を入れてリハビリをして回復しようという気持ちが全然見えないところが、わっちには一番の心配な部分であります。もしかしたら、ココが痛いソコが痛いと言って甘えていれば父が助けてくれると思っているのかもしれません。とにかくこのやる気の見えない姿勢は、何だかガキの頃の自分を見ているような気がして、めっさヘコんでしまいますた・・・。

 母のお見舞いから帰る車中では、たまたまペンペン子ちゃんの「INFINITY」を流していたのですが、母国フィリピンを出て異国のメリケンで精一杯の力を発揮しているペンペン子ちゃんの歌を聞いていると、どんな環境にあっても自分が持つ力を発揮しようとする姿勢の大切さを教えられているような気がしてしまいますた。母にしてもわっちにしても、今の環境で自分の力を精一杯発揮しようとしているとは到底言えない状態でありまして、わっちは何だか泣けて来たのでありますた。

ペンペン子ちゃんの「INFINITY」
Pcharice005

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2012’11.23・Fri

お知らせでございます

 お知らせでございますが、本日から25日まで鹿児島の実家に行って来ます。軽い脳卒中で倒れて入院したままの母のお見舞いに、ちょいと行って来ようかと思います。ずっとリハビリを続けているのですが、ちょっと良くなってはまた同じ状態に戻ったりを繰返していて、なかなか退院出来ないんですよね~。8月以来のお見舞いになりますが、少しは良くなっていればいいんですけど、どうでしょうか。

 というワケで、その間のボログの更新はお休み致しますが、25日の夜ぐらいには更新出来るのではないかと思います。それでは行って来ま~す!

「行ってらっしゃ~い!お土産よろしくね♪」byアイリ
Pairi006

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2012’11.22・Thu

LOOKPUD PIMCHANOK 「CHOB KAO ARJI」

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 タイのルークトゥン歌手ルークパット・ピムチャノックの、今年発売のアルバムであります。これで3枚目になりますかね~。このブツなんですが、タイ音楽にお詳しいルークトゥンさんにお教えいただいたのですけれども、頭の3曲ほどが新曲で他は旧作からの再録になっているとのことですた。確認してみるとおっしゃる通りでありまして、3人娘銀金のメンバー達(オーン・オラディー、ウィー・ジラポーン、ルークパット)の新作は、全てこの手抜きパターンで制作されたことになりますね。レーベルはコテコテ・ルークトゥン専門のNOPPRONでありますが、屋台骨を支えていたメンポーは移籍してしまいましたし、3人娘の新作は手抜きだし、わっちの好きなピム・ヤーダーやエーンナ・アリサーの新作は出ないし、NOPPORNってマジで存続がヤバイんじゃね?などと疑ってしまう今日この頃でやんす。

 ルークパットに関してはデビューから追っかけて来ましたので、言わばわっちの妹みたいなモノなんですが(?)、この手抜きのブツを聞く程に、やっぱりルークパットはエエな~と感じてしまいますね~。元々天才肌の娘でありますが、縦横無尽に楽しげにコテコテ・ルークトゥンを歌いまくるその姿は、まるで空を自由自在に飛び回る小鳥のようであります。グラミーやR.SIAMみたいな大手レーベルがポップス的ルークトゥンを大々的に推し進める中で、コテコテ専門のNOPPORNでその才能を発揮し、メンポーやオーン・オラディーと共にコテコテの牙城を守り続けるコテコテ守護神のような歌を聞かせて来たルークパットには、これからもコテコテ路線で活躍して欲しいんですけどね~。しかしNOPPORNが何だかよくわからん状態ですから、今後がちょいと心配・・・。

 まあ現在は洗練されたポップス的ルークトゥン全盛の時代ですし、わっちもその流れを積極的に支持・評価して来ますた。しかし今年は故意にルークトゥンと距離を置くようにして、最近になってようやく色々なブツを聞き出した状態なんですけれども、久し振りにルークトゥンを聞いてみると、ポップス的ルークトゥンももちろん良いのですが、コテコテ・ルークトゥンもめっさイイ感じに聞こえるんですよね~。コレはコレでありですし、やっぱり、強烈なタイ臭が漂うクセの強いコテコテ・ルークトゥンあってこその洗練されたポップス的ルークトゥンって気がしてしまいまして、両者がバランス良く持ちつ持たれつの関係にあるのが理想的なのかな~と思う今日この頃。その意味で、コテコテ専門のNOPPORNにはもっとシッカリしてもらわないとね~。

 メンポーがNOPPORNから抜けてR.SIAMに移籍し、ピム・ヤーダーやエーンナ・アリサーが消えてしまった現在、コテコテの牙城を守ってポップス的ルークトゥンに対抗出来るのは、オーン・オラディー、ウィー・ジラポーン、ルークパットのNOPPORN3人娘しかいません(←他にいたら教えて下さい)。この3人の奮闘に期待すべく、陰ながら日本から応援しております!どなたかこの3人に会うことがあれば、日本にわっちみたいなファンがいることをお伝え下さいませ~♪

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、めっさコテコテでやんしょ?」→コチラ

「もう1曲、やっぱりコテコテでやんしょ?」→コチラ

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2012’11.21・Wed

NUI SWEENER 「MAI YARK CHAI FAN RUAM GUB KRAI」

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 タイのルークトゥン歌手ヌイ・スウィーナーの、今年発売のアルバムであります。これで3枚目になりますね~。一応デビュー当時から知っている歌手ではありますが、あまりパッとしないデビュー盤を08年にリリースした後、暫く名前を聞きませんでしたのでとっくに消えたのかと思っていたら、2010年になって突然2枚目のブツを出したのでちょいと驚いた記憶があります。2枚目のブツはスッキリ洗練されたロック~ポップス的なルークトゥンでありまして、演歌っぽいコロコロとコブシを回す歌い方との相性が良く、意外に気に入ってしまったものでありますた。

 2枚目でそこそこの地位を確立することが出来たのか、順調にリリースされたのが本作なのでございますが、基本的な路線は1枚目2枚目と全く変わりありません。と言いますか、器用な歌手ではないので、これ以外は出来ないと言った方が良いかもしれませんね~。最近はラチャノックやカーオティップなんかのブツをよく聞いていますので、このブツを聞くとどうしてもヌイさんの不器用さが耳についてしまうんですよね~。決して下手な歌手というワケではないんですけど、それほど上手いとも思えない、何だか中途半端な歌手という感じがしてしまうのでありますた。そこそこ歌えてそこそこ情熱的な部分を見せつつ、そこそこしっとりした感覚もあるという、全てにおいて中庸歌手という感が否めませんね・・・。曲もそんなにいい感じのがありませんし。

 1枚目が全然パッとせず、2枚目でパッと花開いて、3枚目でパッと散ってしまった、などとは言いたくないんですけど、何だかこのまま消えてしまいそうな雰囲気が濃厚に漂っていると感じられる作品でありますな。この人がヤッテる路線にはビウちゃんみたいな実力派がいますので、比べるとどうしても分が悪いですよね~。どうせやるならカラバオみたいな感じのホンモノのタイ・ロックに迫る路線等、もっと今後の展開を見据えて活動を考えていかないと、生き残れないんじゃないかな~などと余計なことを色々と考えてしまいますた。

 まあタイ本国で生き残って行ければそれでイイんでしょうけど、このレベルのブツが続くようでは、口うるさい日本のファンはついて行かないでしょうね~。せっかくR.SIAMみたいな大手レーベルに所属しているワケですから、クビを切られない内にレーベル内で今後の方向性を話し合って行くべきなんじゃないかと、わっちは思うのでやんす。

あと、このブツに関しては試聴を探す気がしませんので、試聴の貼り付けは無しでやんす。

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2012’11.20・Tue

TUKTAN CHOLLADA 「RUK DAI KRUNG LA KHON CHUER JAI KHON LA KRUNG」

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 タイのルークトゥン歌手タカテーンの昨年末頃に発売されたアルバムですが、今頃になってようやくゲットであります。タカテーンと言えば、わっちはいつもイン・ティティカーンと天下無双を争う歌手だと表現していますが、現地での人気はもはや圧倒的にタカテーンの方が上のような印象を受けます。まあ現地で人気があるからといって必ずしも実力が上だとは言えないのが歌の世界の常ですが、客観的に実力がどーのこーのとは言えませんけれども、個人的にはタカテーンよりもイン様の方を高く評価しています。

 というどうでもいい話は置いといて、タカテーンのブツはこれで6枚目になりますが、前作がロック的な音作りをバックにちょいとラフな歌い方をするブツだっただけに、ルークトゥン・ファンの間でも賛否両論があったかと思います。わっちは前作を、今後のステップの為にはこういうブツも必要だと評したと記憶しておりますが、あのブツが本作に生かされていればOKなワケでございます。ところが、今回のブツは何故だかイマイチって感じがするんでやんすよ。何だか歌に元気が無いと言いますか、ワザと抑えた唱法にしているのかもしれませんけど、そうだとしたらワザとそんな歌い方をする意味がわかりませんね。アップテンポの曲は結構良いのですが、全体的にはあまり活力が感じられないという気がします。このブツのレコーディング時期に、何かあったんでしょうかね~?せっかくの前作のアプローチが、今回のブツには全然生かされていないように感じられるのでやんす。

 まあ相変わらず歌は上手いですし、これだけ歌えれば十分OKという方も多いかと思いますが、わっちは何だか納得がいかないです。コレを聞くぐらいなら、ハチャメチャだったダンス・リミックスのブツを聞く方がずっと楽しいですし、気分もスカッとしますね。こういう中途半端なブツを出されてしまうと、タカテーンもそろそろ30歳になりますし、時期的に歌手としての転機を迎えているのかな~などと、余計なことを勘繰りたくなってしまいますね~。でもライヴは相変わらず絶好調らしいですから、問題となるのはレコーディングの部分だけなのかもしれません。ということは、このブツの中途半端加減はタカテーンのせいではなくて、制作陣の問題?天下のグラミーの制作陣が、タカテーンの扱い方に困っているなんてことがあるんでしょうか?う~む、よくわからん・・・。

 何にしても、この作品はタカテーンにしてはイマイチという印象は拭えませんね~。いっその事イン様みたいにポップス系の曲のカバー集を出すとか、カラバオと共演して本格的なロック感覚を体験してみるとか、一度実験的なことをヤッテみた方がイイのかもしれませんね。そうやって気分を一新して、改めてルークトゥンに取り組む方が良い結果に繋がるんじゃね?な~んてことを無責任に妄想する、今日この頃なのでやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、テキトーに。」→コチラ

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2012’11.19・Mon

理亜の薄幸日記~通勤・通学

 皆様今晩は。個人的には好きではないタイトルなのですが、「理亜の薄幸日記」の2回目をお送り致します。7月に1回目をアップしてから久しいですが、ころんさんがトルコ音楽や東南アジア音楽を色々と取り上げていますので、私としては遠慮していた次第です。しかしころんさんには「書きたい時に書いていいでやんす」と言われていますので、この度「翼ちゃんの徒然日記」がアップされましたので、それに便乗する形で私の日記もアップさせていただきます。よろしければお読み下さいませ。

 私老化防ぎ隊(仮名)では収入がありませんので、翼ちゃんだけではなく私もアルバイトに行っています。自宅からバスに乗り、天気が良ければバスを降りた後は20分程度歩いて会社まで行っています。最近はかなり寒くなって来ましたが、紅葉が綺麗だったり空気が澄んでいたりするので、個人的に朝歩くのは結構好きです。ところで皆様にお尋ねしたいのですが、通勤・通学の時はいつも同じ道を通りますか?それとも変えますか?もちろんバスや電車の路線は変更出来ないでしょうが、徒歩や自転車・自動車なら道を変える事は出来ますよね?変えることが出来る場合、いつも同じ道を通るか、それとも違う道を通るかということです。多分ですが、いつも同じ道を通るという方が多いんじゃないかと思いますが、如何でしょうか?ちなみにころんさんは、いつも同じ道を通るそうで、現在の職場になってから一度も違う道を通ったことが無いそうです。

 私は大体同じ道を歩くことが多いのですが、気まぐれで違う道を通ることがあります。いつもなら大通りに面した歩道を歩くのですが、たまに大通りと平行な路地を歩いたりします。すると目先の景色が変わりますから、何だか新鮮な気分になれるんです。これまで知らなかったお店を見つけたり、こんな所にこんな建物があるんだと気付いたり、色々と新しい発見があるのが面白いです。朝から新しい像を脳に反映させると、気分的に非常に新鮮になりますよね。私はそういう新鮮な刺激を受けるのが好きですので、たまに道を変えることがあるのです。この時期にいつもと違う道を通ると、思いがけず綺麗な紅葉を見ることが出来たりして、朝から何だか本当に嬉しい気分になることがあります。

「道を変えると未知の世界が広がってますよ。」by理亜
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 朝はバタバタしていて道を変えたり景色を見たりする余裕なんて無い、とおっしゃる方もおられるとは思いますが、少し早く起きていつもとは違う道を通るというのも、たまには良いのではないでしょうか?それによって気分が新鮮になって、仕事や勉強に気分良く取り掛かることが出来るようになるのであれば、とても喜ばしいことだと思います。個人的にはオススメ致します。

 以上、「理亜の薄幸日記」でした。次回からはタイトルをシンプルに「理亜の日記」に変えたいと思いますので、宜しくお願い致します。

(ころんより一言)
 タイトル変更の件ですが、「理亜の日記」ではあまりに簡素過ぎますよね~。「アンネの日記」じゃあるまいし。薄幸であってこその理亜なのですが、本人が嫌がっているので仕方ありません。よって「理亜の変態日記」にしようかと・・・思ったのですが、本人が泣きそうな顔でこっちを見ていますのでやめときましょう。読者の方々にお願いしたいのですが、理亜の為に何か良いタイトルをお付けいただきたく、宜しくお願い致します。何もご提案いただけない場合は、引き続き「理亜の薄幸日記」で行きたいと思います~♪

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2012’11.18・Sun

翼ちゃんの徒然日記~会社の中の変な人

 みなさんこんにちわ。私老化防ぎ隊(仮名)の翼だよ~。7月に一度だけアップして即打ち切りになっちゃった「翼ちゃんの徒然日記」だけど、勝手に復活してやったぜぇ~。ワイルドだろぉ~?(←古い)あ、「理亜の薄幸日記」も復活する予定なので、みなさんよろしくね!で、今回の「翼ちゃんの徒然日記」だけど、いつものようにアタシが喋ってるのをころんさんが文章にしてるんだけど、出来るだけ喋ってるのに忠実に書くってことだけど、それじゃあ意味がわからなくなることもあるから適宜編集するってことだけど、「テキギ」って何?意味わかんねー。

「翼ちゃんの徒然日記、復活!」by翼
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 今回はアタシがバイトしてる会社の話なんだけど、アタシって私老化防ぎ隊(仮名)のメンバーだけど、それじゃあ全然収入が無いから仕方なくバイトしてるんだけど、バイト先に変な人が多いんだよね~(←オマエも相当変じゃろ?byころん)。まずはもう50歳を超えてる独身のお局さんなんだけど、この人がホントにワケわかんないんだよね~。大して仕事してないクセに、いつもパニックになったみたいに狭いオフィスの中を走り回ってるし、パソコンのキーボードを叩く音がカンカンカンカンとメチャクチャにうるさくて、イラっと来ちゃうんだよね。あと、電話の応対もヒドくて、仕事をもらってるお客さんに対して凄い早口で「わたし前にそう言いましたよね?」とか「前もって言ってもらわないと、それじゃあ困りますね。」とか、問い詰めるような言い方をするんだよね~。当然お客さんに嫌われて、この人のせいで取引が切れちゃった会社もたくさんあるんだって。それでいて自分はいつも本当に忙しくて、誰よりも仕事をきっちりとこなしてると思い込んでるんだから、オカシイよね?それに、会社の始業は9時なんだけど、不眠症か何からしくて会社に毎朝6時半位に来てるらしいの。もう完全にイカレちゃってるみたい。

 変な人は他にもいるんだけど、アタシは直接関係無い部署の課長なんだけど、みんなに嫌われてるキモデブオヤジ。見た目からホントにキモいんだけど、経済学者の森永卓郎っているよね?アレのメガネを外して目を大きくして更に角刈りにして、全体的にもっと気持ち悪くした感じ。近づいて来るだけで異臭がするし、スケベなセクハラオヤジで体を触って来たりするんだよね~。ホント、ゾッとする。電話の声もやたら大きくて、下らない話ばかりしてガハガハ笑って、メチャクチャ耳障りなんだよね~。しかも物凄い気分屋ですぐにキレるし、電話で笑ってたと思ったら突然大声で怒鳴りだしてブチキレたりしてる。マジでワケわかんねー。たまにこのオヤジが休んだりするとその部署の女の子なんかは、「ずっと休めばいいのに」とか言ってるし。

 まあこんなことばっか言っててもしょうがないけど、もう一人。全然営業をしない営業野郎。営業のクセに全然外に出ないんだよね~。ずっと会社の中にいて、見積もりばっかしてるヤツ。しかもコイツも器が小さいから、ほんの少し忙しくなっただけで猛烈に機嫌が悪くなって、ブツブツ文句を言って舌打ちしまくるんだよね~。すっげえ耳障り。ほとんど仕事が無いクセに忙しそうにしてて、その割にはタバコばっかり吸いに行くんだから、ホント、いない方がいい。だってコイツがいないと、オフィスの空気が爽やかだもんね~。

 どこの会社でもあることだろうけど、能力の無い人ほど忙しそうにしてて、仕事してるつもりになってるからオカシイよね。だからよく出来る人のところばっか仕事が行って、負担が増えることになるんだよね。それで給料が変わんないんだから、ヤッテらんないよね?でも無駄な人員に見えても、ソイツがその仕事をちょっとだけでもヤッテるから他の人がそのちょっとだけの仕事をしなくても済むって面もあるから、無駄なヤツを「無駄」って切り捨てられない場合もあるよね?営業野郎はいなくてもイイんだけど、いなかったら他の誰かが見積もりしないといけなくなるし、そうなったらまた仕事が出来る人の負担が増えるだろうし、そうなっても給料は変わんないから、ますますヤッテらんなくなるよね?う~ん、何だか会社って難しいね。みんなが同じように働けばイイんだけど、そんなこと有り得ないしね~。アタシはバイトだからお気楽でイイけど、正社員は大変だな~って思う翼ちゃんです。

 以上、「翼ちゃんの徒然日記」を終わります!これからもちょくちょくアップするから、応援よろしくね♪

(ころんから一言)
 翼の日記ですが、多分そんなにアップすることはないと思います。書くのが面倒ですし。翼には「書きたければ自分で書け!」と言いましたが、「書けるワケないじゃん。何言ってんの?バッカじゃない~!」と言われますた・・・バカはオマエじゃ!ムカついたので、後であーしてこーしてやろうと思っております♪

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2012’11.17・Sat

関西に行くぞ!

 先日ですが、11月の三連休は宿が無くて関西に行けないと書きました。今年はもう関西に行くのを諦めていたのですが、嫁さんが関西の友人達と12月忘年会をしたいから関西に行きたいな~と言い出しました。それならわっちも便乗して関西に行こうかな、という気になりまして再び色々と調べたところ、12月はちょいちょいと宿が空いてましたので、関西に行くことにしますた!日程は12月7・8・9日の3日間です。8日に嫁さんが友人達と忘年会をやるようですので、わっちは出来れば関西W-OYA-G会をやりたいな~と思っているのですが、果たしてどうなるかな?

 関西に行く時はいつもなら徹夜で車をぶっ飛ばして行くのですが、今回は極めて異例ですが、旅行会社の格安ビジネス・プランを利用して、新幹線で関西へ行くことにしますた!3日間で関西に行く場合、車なら6日の夜に九州を出て7日に関西着、1泊して8日の夜に関西を出て9日の午前中に九州着という日程になってしまいます。これでは関西に2日ほどしか滞在出来ませんので、日程的にかなりキツイです。旅行会社のプランなら、7日朝に新幹線に乗って午前中に大阪着、2泊して9日の夕方に大阪を出て夜8時過ぎに九州着という日程になりますので、これならほぼ3日間関西にいることが出来ますから、色々と行きたい所に行けます♪料金的には車で行くプランよりも1万円以上多くかかってしまいますが、それで1日分の時間を買ったと思えば安いもんです(と思い込むことにしますた)。

 というワケで突然ではございますが関西に行くことにしましたので、今から行くのが楽しみで仕方ありません。今年初のプランテーションに行ける~♪関西W-OYA-G会も出来たらいいな~。プランテーション店長さん、sweet inomotoさん、nakaさん、何とか宜しくお願い致します~。アルバイテンさんの初参戦も期待したいのですが、ご都合は如何でしょうか?あと、フィリピン音楽に超お詳しいあみさんにも初参戦いただけたら、大変に嬉しく存じますが、如何でしょうか?他にも参戦したい方がおられましたら、12月8日の夕方から夜にかけて(午後8時までですよ)プランテーション集合ということで。

 以上、単なる業務連絡みたいになってしまいましたが、皆々様方、宜しくお願い致します~♪

「アイリも参戦したいな♪」by裸のロリーズのアイリ
Pairi005

「姫も行くにゃん!」by裸のロリーズのアッキー
Pakkey006

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2012’11.16・Fri

EARN THE STAR 「YOO KOR JEB JOB KOR NGAO」

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 タイのルークトゥン歌手アーン・ザ・スターの、今年発売のアルバムであります。これで5枚目ですね~。この人、最近はルックスの劣化が著しいとの噂が流れていますが、実際はどうなんでしょうか?今回のジャケやインナーの写真を当初のブツと比べたら、歯の矯正が不気味ですしまつ毛つけ過ぎですしちょいと顔が痩せ過ぎな感じですし、確かに劣化してると言われればそんな感じですね。一番の原因はメイクがおかしいんじゃないのかと思うのですが、東南アジアでは変なメイクが多いですからね~。東南アジア女子は、もうちょっとメイクのことを考えて欲しいと思います。

 それはさて置き、アーンさんと言えば、打ち込みを主体とした音作りの沈んだ表情の歌を聞かせる、「打ち込みメランコリック・ルークトゥン」とでも言うべき奇怪な分野を開拓して来た唯一無二の存在として、わっちの中では位置づけられております。歌声と有機的に絡み合う打ち込みの音を主体としたルークトゥンなんて、この人以外には誰もヤッテないですからね~。しかし前々作あたりからはメランコリックなだけではなく、曲調に合わせた色々な表情を見せてくれるようになって、歌手として一皮剥けたように感じられました。今回のアルバムも方向性に変化はありませんが、前から美しかった歌声の伸びと艶に、更に磨きがかかって来たように感じられます。思わず聞き惚れてしまう歌でありますね!

 まあこの人は技術的に優れているというタイプの歌手ではありませんし、特に上手いワケでもありませんが、歌に心を込めることに長けていると言いましょうか。この人の歌には、例えば台湾の梁静茹みたいな優れた歌手が持っているのと同質のソウル(魂)を感じ取ることが出来るのであります(←これはちょっと褒め過ぎ)。しかも熱いソウルではなくて、クールで涼しげなソウルであります。タイみたいなクソ暑い国の歌手なのに涼しげな雰囲気を纏っているワケでございますから、何だか不思議な歌手であります。この人はルークトゥン・ファンの間ではアイドル系歌手として認知されているようですが、アイドル系ではあってもなかなか侮れない魅力を持った歌手ですので、少しでも興味がおありの方にはお薦めしたいと思います。暑い国の涼しげなソウル、是非一度お試しあれ~♪

 それにしてもアーンさんって、これまで常に高品位なブツを出し続けて来ましたが、今回もこれまで同様に素晴らしい内容だと思います。曲はポップで親しみ易いメロディが多いですし、歌声も音作りもますます冴えて来て、ちょいとポップス的だけれども田舎風味が漂うルークトゥンとしては、最高レベルのモノに仕上がったんじゃないでしょうか?本作はこの人のキャリアの中でも最高傑作だと思いますし、ぶっちゃけ、ラチャノックの新譜よりもこっちの方が好きかもしれませんね~。アーンさんはわっちの中では既にタカテーンやターイ・オラタイを超える存在になっているのでやんす♪好き好き大好き!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、ちょいと暗いメランコリック。」→コチラ

「もう1曲、しっとりメランコリック。」→コチラ

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2012’11.15・Thu

CHARICE 「INFINITY」

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 日本ではシャリースの名前で知られているフィリピンの歌姫ペンペン子ちゃんの、昨年発売のアルバムであります。ワールドワイド盤はこれで2枚目になりますね。フィリピンを飛び出してメリケンに活動の場を移してしまったペンペン子ちゃんですが、ワールドワイド・デビュー盤を聞いた時には、音作りの格段の向上を背景に更にスケールを大きくした歌唱に感動しつつ、ペンペン子ちゃんの才能を生かし切れるスタッフがいないフィリピン音楽界を嘆いたりもしました。

こちらがワールドワイド・デビュー盤
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 しかし今年になってからフィリピン音楽界の様子が変わって来て、英語ではなくタガログ語で歌うメジャーどころの歌手も増えて、言ってみればナショナリズムの台頭ということが一つのキーワードになって来ました。フィリピン音楽の独自性を意識し、フィリピンならではの音楽を開けっ広げにカラっと明るく表現してみせる、東南アジアらしいパワーとバイタリティが顕著になって来たと感じられるのであります。その先頭を突っ走るのが、ペンペン子ちゃんのライバルと目されたサラ・ヘロニモ(ヘロやん)なんですが、ヘロやんはOPMの名曲群をカバー(リメイク)することで、もはやメリケン音楽のコピーではないOPM独自の豊穣な世界を展開して見せてくれました。わっちはその役目をペンペン子ちゃんに果たして欲しいと思っていましたので、ヘロやんの「PURE OPM CLASSICS」を取り上げた時に、ヘロやんは「わっちがペンペン子ちゃんに対して『こんな歌手になって欲しい』と思っていた像に、グングンと近付いている」と書いたのでありますた。

 まあわっちの気持ちなんかが通じるはずも無く、ペンペン子ちゃんは活動の場をメリケンに移したワケでありますが、自分の歌をより多くの人に聞いてもらいたいというのは歌手として当然の欲求ですから、それを批判することはわっちには出来ません。しかもワールドワイド・デビュー盤が素晴らしい仕上がりでしたから、とりあえずペンペン子ちゃんの方向性は間違っていなかったのであります。そしてその勢いに乗ったままリリースされたのが、この2枚目のワールドワイド盤であります。コレがリリースされた時点では、まだフィリピンではナショナリズムの台頭が顕在化していませんでしたし、ペンペン子ちゃんは本国で出来なかったことを思いっ切りヤッテいるワケでありますが、ヘロやんの「PURE OPM CLASSICS」や不動産盤の「HUNOG NATIN!」を聞いてしまった後では、この第2弾を素直に楽しむことが出来なくなってしまったんですよね~。

 もちろんペンペン子ちゃんのブツですから、歌が素晴らしいのは当たり前ですし、ブツとしてめっさ高品位なのも間違い無いんですけど、ペンペン子ちゃんが英語で伸び伸びと楽しそうに歌えば歌うほど、フィリピン音楽界の至宝がメリケンの下らないショービズ界ごときで活動しているのが勿体無いと感じられてしまうのであります。今やメリケンなんぞに行ってインターナショナルな存在を目指す時代ではなく、真に本国に根差したナショナルな存在になることでその独自性を高らかに謳歌する時代だと、わっちは思っているのでやんす。フィリピンはまさにその時代に突入しているワケですから、ペンペン子ちゃんには早く活動の場を本国に戻して欲しいと思います。メリケンの歌手でも出来るような歌を歌うのはやめて、早くフィリピンでOPMの更なる発展に貢献して下さいね。

 ・・・なんてことを考えていたら、このブツを冷静に判断することが出来なくなってしまいますた。ポップで誰にでも受け入れ易い作品だと思いますし、わっちも大好きなブツではあるんですけどね~。何にしてもペンペン子ちゃんはメリケンでグズグズしている間に、ヘロやんに追い越されてしまいましたね。ウサギとカメのウサギは、本当にカメに追い抜かれてしまいますた。でもわっちは、何だかんだ言っても、やっぱりヘロやんよりもペンペン子ちゃんの方が好きなのでやんす・・・。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、とてもカッコいいんですけどね~・・・。」→コチラ

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2012’11.14・Wed

NOEL CABANGON 「TULOY ANG BYAHE」

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 気難しそうな顔をしたフィリピンのおっさん歌手ノエル・カバンゴンの、今年発売のアルバムです。これは前に取り上げましたヘロやんの「PURE OPM CLASSICS」と同じ趣向の、OPMの名曲を取り上げるという企画盤であります。何だか今年のフィリピン音楽は、やたらOPMということにこだわったブツが出て来ていますが、フィリピンの民族性を謳い上げる機運が高まっているみたいですね~。良いことだと思います。

 ノエル君と言えば、アコギ1本で自分の世界を確立することが出来る実力派シンガーソングライターでありまして、それは自作曲であろうと他人の曲であろうと同様であります。ここで歌われているOPMの名曲の数々は、最初からまるでノエル君の曲だったというような顔をしているワケなんですけど、2曲を除いて全て他人のカバーなんですよね~。フレディ・アギラーの「アナック」みたいな有名曲でさえも自分の色に染め上げてしまう力量は、やはり流石のモノがありますね。ダテに気難しそうな顔はしていませんね~・・・って、関係無いか。

 それにしても、ココに収録された曲の数々の美しいこと美しいこと!いつもの如くアコースティックな質感を大事にしたシンプルなアレンジで歌っているんですけれども、このシンプルなアレンジが曲の良さを実によく際立たせていると感じられますね。流石に気難しそうな顔をしたアコースティックおじさん・・・って、あんまり「気難しそうな顔」とか言ってたら、ブン殴られそうな気がしますね。だってノエル君って、冗談通じなさそうな感じがしますし。真面目に真面目に曲を美しく磨き上げる気難しそうな顔をした職人というのが、わっちのこの人に対する印象でございます。

 顔から受ける印象と同様に、ノエル君の歌はめっさ生真面目でありまして、ちょいとハスキーな落ち着いた歌声で、1曲1曲心を込めながら丁寧に歌っているのが実に良く伝わって来ますね。本当に真面目一徹な感じの歌なんですけど、それだけにちょいとユーモア感覚に欠けているようにも聞こえまして、わっちみたいな不真面目な人間には時に息苦しく感じられたりもするんですけど、でもこういう真面目なOPMの守護神みたいな人は絶対に必要ですから、ノエル君にはこの姿勢を崩して欲しくは無いですね~。真面目に頑固に、OPMを守り続けていただきたいと思います。

 いや~、やっぱりこの人は素晴らしいですわ。MIA MUSIC & BOOKSさんだけでなく、プランテーションの店長さんもノエル君のことはいつも高く評価しておられますが、本当にそれだけのモノを持っている人だと思います。特にこのアルバムは、曲良し歌良しアレンジ良しの、三拍子揃った名盤だと思います。OPMの真髄を体感してみたいと思われる方は、ヘロやんの「PURE OPM CLASSICS」、コンピレ盤の「TUNOG NATIN!」、そしてこのブツを聞かれることをお薦め致します。あ、出来ればDJ.マイクの「HOMEWORK」もね♪

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、めっさ美しい曲でございます。」→コチラ

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2012’11.13・Tue

ZIYNET SALI 「SONSUZ OL」

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 トルコの歌手ジネット・サリの今年発売のアルバムであります。実はわっちはサリさんの04年のブツは以前から持っておりまして、とは言っても殆ど聞いた記憶は無いんですけど、サリさんの顔と名前は前から知っていたのでありますた。ですのでトルコに行った時、イスタンブールの街の中でサリさんのライヴの告知のノボリが電柱に多々ぶら下げられているのを見た時は、「あ~、サリさんってまだ活動してるんだな~」なんて、懐かしいと同時に何だかちょっと嬉しくなってしまったのでありますた(←顔と名前しか知らないクセに)。で、現在も活動しているならこの人のブツが欲しいな~とは思ったものの、結局はゲットすることが出来なかったのでありますた。ところが日本に帰国してからヤフオクを見ていると、何とサリさんの最新作が出品されているではないですか!というワケで、喜んでこのブツをゲットした次第であります。

 以前ゲットしたサリさんのブツがどんな内容だったのかはよく覚えていませんが、印象としては田舎っぽいもっさりとした感じの音楽だったように思います。ジャケも何だかダサかったし。しかし今回のジャケはスッキリとオサレっぽいので、中身も洗練されてるのかな~と思いつつ聞いてみると・・・おおっ、これはかなりカッコいいではないですか!トルコ・ポップスって打ち込みサウンドを音作りの主体にしながら、トルコ独特のメロディを独特の節回しで歌いまくるモノが多いように思うのですが、このブツはもちろんトルコ独特のメロディを独特の節回しで歌っているんですけど、色々な音楽とのミクスチャーになっている点が面白いですね♪

 曲によってはAOR風だったりファンク色が強かったりジャジーだったり、ピコピコ・エレポップみたいなのがあったかと思えばアコースティックな伴奏でしっとり歌ってみたり、かと思えばジプシー・ブラスバンドみたいな曲があったりと、色々なことをヤッテいるのがイイですね!にも関わらず、歌の芯がシッカリしていますから、とっ散らかった印象は全くありません。トルコの音楽を色々と聞いていると、同じようなマイナー調のメロディを同じように歌が上手い歌手が同じように歌っていてるような気がして、あまり変わり映えがしないと感じることがあるのですが、サリさんのブツはとてもバラエティに富んでいて、しかもしっかりと筋が通っているように感じられます。うーむ、素晴らしいではないですか!

 サリさんは他のトルコの歌手と同様に、「トルコ歌謡はこのように歌うべし」みたいな歌い方をする人でありますが、曲によってはちょいとアジア歌謡にも通じるような繊細な表情を見せる場面もありまして、歌手としてもなかなか魅力的な人だと思います。サリさんがどういう経歴の人なのかは知りませんが、素晴らしくミクスチャーな楽曲群を難なく歌いこなす実力は、流石にトルコの人気歌手って感じですね~。わっちも大好きでやんす!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、ジャジーでラテンな曲でございます。」→コチラ

「もう1曲、AORっぽいポップな曲です。」→コチラ

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2012’11.12・Mon

YIM SUTTHIDA 「MAI KEI MAI KID TUENG」

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 タイの新人ルークトゥン歌手イム・スティダーの、今年発売のSUREレーベルからのデビュー盤です。SUREと言えば絶倫フォン姫、若手の俊英アム・ナンティヤー、露出娘ディア・ダーリンの三羽烏が有名ですが、そこに割って入る存在になりそうなのが、イムちゃんでございます。この娘は良いですよ~。まだ19歳らしいのですが、あどけない感じのアイドル顔から飛び出して来る歌声の、何と素晴らしいことでしょうか!

 イムちゃんの顔と名前は以前から知っていたのですが、なかなかブツが出ませんでしたので歌声を聞くことが全然出来ませんでした。しかしようやく出たこのデビュー盤、待たされた甲斐があったと言いますか、評判通りの歌を聞かせてくれるんですよね~。わっちは感激してしまいますた!幼い顔の割にはなかなか大人っぽい声で歌う娘なんですけど、歌声はわっちの大好きなオーン・オラディーに似た感じですね~。コブシ回しもかなり巧みで相当な実力を感じさせるのですが、それよりも何よりも、この歌声が持つしっとりと濡れた優しくも切ない情緒は一体何事なのでしょうか?この娘には、歌声そのもので聞く者を昇天させてしまうような、稀有な能力が備わっているように感じられます。そしてこの娘の声は、曲を一息で歌い切ってしまうかのように、まるで別府の温泉のお湯の如く湧いて出て来るんですよね~。一体どんな喉してるんでやんしょ?

 SUREもこの声の魅力を良くわかっているようで、おそらくかなり念入りに制作に取り組んだものと思われます。声の魅力を生かすべくスロー~ミディアムの美メロの曲をズラリと揃えることで、溢れんばかりのアジア的な切なさを演出することに成功していると思います。また、都会的に洗練されつつも田舎っぽさとのバランスが絶妙なサウンド・プロダクションも良く出来ていますし、全てにおいてイムちゃんデビューのお膳立てを完璧に整えて、満を持してこのブツをリリースしたことが窺えますね~♪ルークトゥンということを意識せずに、普通のアイドル歌謡として聞いてもOKなこの盤、萌えますよ!

 今年のルークトゥンとモーラムは、昨年に引き続きカーオティップラチャノックが話題独占って感じだとは思いますが、その陰でこんな素晴らしい才能を持った娘がデビューしているワケでございますから、やはりルークトゥンって侮れないですね~。カーオティップもラチャノックも当然素晴らしいんですけど、歌そのものの魅力に限って言えば、わっちはイムちゃんの方が上だと思っております。うーむ、マジ素晴らしいですわ、この娘は。こんな凄い娘が出て来てしまうと、アム・ナンティヤーもうかうかしてられないですね~。って言うか、アムちゃんとディア・ダーリンは、既にケツに火が点いた状態だと認識した方が良いと思いますよ。実力的には、どう聞いてもイムちゃんがSUREの中でナンバーワンだと思いますので。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、しっとり系です。」→コチラ

「もう1曲、こちらはカワイイ系です。」→コチラ

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2012’11.11・Sun

KAWTHIP THIDADIN 「OK BOR AAI」

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 タイのモーラム娘で現役女子大生でもあるカーオティップ・ティダーディンの、今年発売の待望の2枚目のアルバムであります!アルバム・タイトルは「視力検査~私の視力はとってもOKよ♪」です(←ウソです、本当の意味は知りません)。ジャケットからして猛烈に良さそうなブツであることがビシバシに伝わって来ますけど、こういう素晴らしいジャケは出来れば大きい写真で持っていたいですよね~。もしLPが出たら、たとえ再生機器が無くてもゲットしたいと思います。アーン・ザ・スターのルックスが劣化している(らしい)現在、これほど素晴らしいルックスの持ち主は、ルークトゥン・モーラム界を見渡しても、他にクラテーちゃんぐらいしかいないでしょうね~。思わずハグしてあーしてこーしてという妄想が進む艶娘♪

 とりあえずはジャケットだけで今年のベスト10入りは決定という感じでございますが、ジャケの如く中身の方も当然素晴らしいのでありますた!既に色々な方が言われていることですが、モーラムとヒップホップのミクスチャー具合が実に素晴らしいですよね~。ここまで見事に両者が融合した試しは、有史以来一度も無かったかと思います。そして、以前からわっちは「モーラムはファンクだ!」などと戯言をぬかしておるのでありますが、ファンクにヒップホップが注入されて、そこにロック的な感覚を導入しつつポップスやレゲエも取り入れながら、根っこには図太いモーラムの血が通っているワケですから、面白くないワケがないですよね?そんな豊穣な音楽性を従えて、カーオティップが一陣の風の如く軽やかに駆け抜けていくのであります。もう当然の如くメチャクチャにカッコ良くて、しかも猛烈に萌えることが出来る仕上がりなっておりますよ♪

 ミクスチャーな音楽性も素晴らしいのですが、カーオティップの歌い口もまた、非常に素晴らしいんです!モーラムって、べチャっと潰したような発声でカエルの鳴き声の如くゲロゲロ歌うのが伝統的スタイルですが、この娘は伝統に忠実でありつつも、モーラムだけを聞いて育ったのではない若々しい感覚が歌声に備わっていますので、実に新鮮で爽快な歌い口になっているのであります。それがまたクールでカッコいいんでやんすよ!この歌い口だからこそ、ミクスチャーな音楽性にハマるのでありましょうね~。昨年はカーオティップの鮮烈な登場によってモーラム界が世の好き者の注目を集めることとなりましたが、この素晴らしい2枚目でより多くの人の注目を集めることは間違いないでしょう。モーラムって元々音楽的なバリエーションは少ないですけど、この娘のモーラムには豊かな色彩感がありますよね~。カーオティップによってモーラムは急激に進歩したような気がする、今日この頃でやんす♪

 しかしモーラムが注目を集めるだろうとは言っても、カーオティップしかいないという状況では、遅かれ早かれ失速してしまう可能性が高いかと思われます。となると、やはりライバルとなる存在が欲しいところでありますね。現在のモーラム界にカーオティップ以外の逸材が他にいるかどうかは知りませんが、前に取り上げましたドークオー&カーントーンのカーントーンはかなり有力だと思います。ルックスもイケてて伝統モーラムもしっかりと吸収しているようですし、カーオティップ追撃の一番手として、早くソロ・デビューして欲しいと思います。そしてカーオティップとカーントーンで競い合ってモーラム界を牽引してくれれば、ますます面白いことになるのではないかと思います。まあ何にしてもとりあえずはこの素晴らしいブツを聞いて、しばらくはカーオティップとあーしてこーしてという妄想を広げたいと思います~♪あ、別にどうでもいいんですけど、バスの中で居眠りしながら聞いていたら、カーオティップにほっぺにチューされる夢を見たぞ♪松下奈緒に告白される夢よりも嬉しい~(←すいません、アホです)。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、スピード感溢れるステキ・モーラムです。前奏の途中でちょっと音が飛ぶのは、わっちのパソがオンボロだから?」→コチラ

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2012’11.10・Sat

RATCHANOK SRILOPHAN 「FARK KUM TARM WAI KUB DAO」

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 昨年出た5年ぶりのカムバック作が素晴らしかったタイのルークトゥン歌手ラチャノック・シーローパンの、今年発売の新作であります。非常に気分の悪いショップで入手したブツですので、何だか全然聞く気がしないのでありますが、放っておいても仕方が無いのでとりあえずは聞いてみることにしますた。前作はルークトゥンにしては珍しく「海洋性」というモノを感じさせるブツで、ネタとして取り上げた時に「ルークトゥンは海を通じてアジア各地域と赤い糸で繋がっている~♪」などと妄想話を書きますたが、今回も同様のスケールの大きなブツだったらいいな~と思いつつ聞いてみますた。

こちらが昨年のブツ
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 前作はマレー歌謡だのインド音楽だのレゲエだのと融通無碍なまでの雑食性を示してみせたミクスチャー・ルークトゥンを展開していましたが、今回はちょっと趣が異なりますね。今回は雑食性はちょっと置いといて、ラチャノックの歌の深化に焦点を当てて来たかな~、という感じがします。いよいよ成熟して来たラチャノックの歌世界をよりわかりやすい形で呈示するべく、ルークトゥンの範疇から大きく外れることは無い楽曲を増やして、しっかりと歌を聞かせようとしている作品のように感じられます。

 まあラチャノックは元から歌はメチャクチャに上手い歌手ですが、ここで聞ける彼女の歌は、細部まで神経が行き届いたコブシ回しは更にこなれて来て、複雑で難しいことをヤッテいるにも関わらず、全てをサラリとさり気なく流してしまっているようにさえ聞こえます。並の選手がやれば素晴らしいファイン・プレーでも、ラチャノックがやれば簡単にこなしてしまうのでファイン・プレーには見えないという、そんな感じなんですよね~。流石にラチャノック、ホンモノの怪物ぶりを全然怪物だと感じさせない所が凄いです。

 まあぶっちゃけ言うと、「ルークトゥンの本性は、雑食性と覚えたり」などと妄想しているわっちからすれば、前作の雑食性をもっと押し広げて欲しかったという気もするのですが、これだけの歌を聞かせてくれるなら納得せざるを得ませんね。個人的には、一時期のドゥアンチャン・スワンニーみたいな、過激なまでのミクスチャーな世界に突入することを期待していたのですが、それは次作以降に期待ってことで。ラチャノックの実力であれば、アジア歌謡の奥深さを体感させてくれるような、アジア全体を呑み込んでしまうぐらいのスケールの大きいブツを作れるはずですので。

 とは言っても、シタールを使ったインド風とか、大河ドラマのサントラみたいな音作りの曲があったり、ラチャノック流のラテン解釈みたいな曲も入ってたりしますので、歌世界の深化ぶりをアピールするだけの作りにはなっていないところが、実に嬉しいですね~。今後のラチャノックの活躍に、ますます期待が出来る作品になっているのは間違いありません。今から次のアルバムが楽しみでならない、今日この頃でやんす!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、今時のルークトゥンらしい曲です。」→コチラ

「もう1曲、しっとり美しい曲です。」→コチラ

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2012’11.09・Fri

またタイのブツゲット!~2012.11

 先日クルクルクルンテープというショップでブツをゲットしたと書きましたが、引き続きタイのブツを、今回は初めてアルファベット・ストリート・レコーズさんで注文してみました。アルファベットさん、対応が迅速でイイですね~♪とりあえず、備忘録を兼ねて下記に並べてみようと思います。それでは早速。

1、Kaothip Thidadin 「OK Bor Aai」
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2、Yim Sutthida 「Mai Koey Mai Kid Tueng」
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3、Lookpad Pimchanok 「Chob Kao Arji」
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 今回は初めてということもあって、3枚だけの注文です。カーオティップの新作が出たとなればゲットしないワケには行きませんので、アルファベットさんに初の注文をしてみた次第であります。イム・スティダーもめっさ気になる歌手ですし、ルークパットはデビューした時から注目している娘ですから、こちらもゲットしないワケにはいかないブツであります。どれも聞くのがめっさ楽しみでやんす~♪

 タイのブツに関してはこれまで買い控えをして来ましたが、今後も大量購入はしないにしても、ボチボチとアルファベットさんでお願いしたいな~と思っている今日この頃でやんす。あと、色々な方にお薦めいただいたe-ThaiCDも試してみないといけないですね~。年内に一度試してみようかと思います♪

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2012’11.08・Thu

ブログ・ランキングのこと

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 ご存知のように(?)わっちのブログは閑古鳥が鳴くオンボロ・ブログでありまして、だからこのブログをわっちは「ボログ」と呼んでいるワケでございます。ただトルコ旅行以降は何故だかアクセス数が異様に増えておりまして、それまで1日30~50件ぐらいのアクセス数だったのが、100件以上になる日が多くなって来ますた。これは驚き~!これまでの1日の最高アクセス数は240件だったのですが、9月はその記録を更新して、何と326件などという「天文学的数字」を記録したこともありますた。何故アクセス数が増えているのかは知りませんけど、とても嬉しいことであります。

 ただ、アクセス数が増えている割にはブログ・ランキングに入って来ることは全然無くて、一体何が何だかよくわからない状況なのでありますが、この度久し振りにわっちのボログ・ネタがブログ・ランキングに入って来まして、何と過去最高の11位を記録したのでありますた!但しその記事が、気分の悪いショップのことをグダグダ書いた「タイのブツゲット~2012.10」というネタだっただけに、何だか複雑な気分ですね~。どうせランク・インするなら、ちゃんとした音楽ネタであって欲しかったな~、なんて。

 何にしても、アクセス数が増えてランク・インするのはとても嬉しいことですし、ご来店下さる方々には心から感謝したく思っております。1日100件もアクセスがあれば、これ以上増えて欲しいなどと贅沢なことは申しませんし、十分満足しております。出来ることなら今後はこのアクセス数を維持し続けたいな~などと思っておりますが、所詮は元がオンボロなボログですからね~。すぐに飽きられて元の鞘に収まってしまうのがオチなのかな、なんて気もしています。

 このボログにアクセスいただいている方々が、一体どんな人達なのかは全くわかりませんけど、わっちのボログが少しでもお役に立つことがあるなら、それはとても幸いなことでございます。何だか独りよがりな感じで昨日はトルコ、今日はフィリピン、明日は日本、明後日はアフリカ等々、当ても無く気ままな音楽散歩を続けているボログではございますが、今後ともご贔屓にしていただけましたら、大変に嬉しく思います。

以上、激しくどうでもいい話でございますた。失礼致しますた~♪

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2012’11.07・Wed

BARDIC DIVAS

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 オフィス・サンビーニャさんの半額セールでゲットしました、「中央アジアの女性たちの声」という副題の、DVD付き2枚組です。メリケンかどっかでは07年に発売されたそうですが、今年になってサンビーニャさんが日本発売したブツであります。まともに買えば3045円もの大枚をはたかなければ入手出来ませんので、普段なら絶対に新品で買うことは無いブツですが、半額セールならということで、思わずゲットしてしまった次第でやんす。同時購入は前に取り上げました、トルコの歌手ミネ・ゲチリのブツでありますた。もちろんミネさんも半額♪

 わっちは新疆ウイグル自治区に行ったことがありますので、前から中央アジアには何となく興味があるのですが、音源自体がなかなか手に入りませんので、この辺の音楽は殆ど聞いたことが無い状態であります。ただ、今年はトルコに行ったおかげで中央アジアに対する興味が非常に出て来ていまして、そんな折にこのブツの半額セールですから、まさに渡りに船(?)って感じでございますな。喜び勇んでゲットしたこのブツでありますが、内容としては民俗音楽ですね。わっちは基本的にポップス好きですので、民俗音楽はあまり聞かないのですが、だからと言って別に民俗音楽を毛嫌いしているというワケではありません。ポップスだろうが民俗音楽だろうが、「聞いて楽しい音楽」であればOKです。ただ、民俗音楽にはなかなか楽しいと思えるようなブツが無いというだけであります。興味津々で聞いてみたこのブツですが、楽しいというワケではないにしても、なかなか興味深くて面白いですね~♪

 中央アジアの国々は宗教的にイスラム圏ということもあって、当然イスラムの文化が強く影響していますし、地理的に近いという状況も影響しているのでしょうけど、収録されているどの曲も音楽的には結構トルコに似た雰囲気があると感じられます。思い起こせば、新疆ウィグル自治区のカシュガルなんかでは、結構トルコの音楽が流れていた印象がありますし、おそらく中央アジアではトルコの影響は大きいんだと思います。ただ、印象としてはトルコだけではなくて、東欧の民俗音楽にも共通するようなモノが感じられまして、何だかますます興味が湧いて来ますね!流石に中央アジアはシルクロードが通っていた所ですから、アジアやヨーロッパの文化が色々と行き交う内に地域に応じた独特の融合文化が出来上がったのでありましょう。な~んてことを妄想していると、また中央アジア方面に行きたくなってきたぞ!

 まあどれもこれも実に簡素で飾り気が無い素朴な歌ばかりですし、色々な国の音楽が収録されているとは言っても、どれもこれも似たような曲に聞こえますので、どれがどの国の音楽なのかを聞いただけで判断することは、今のわっちには出来ません。でもそんなことは別にどうでも良くて、今のわっちにとってこの音楽は、とにかく興味深くて面白いのでありますよ。この簡素な音楽から、自分の妄想をあーだこーだと広げて行けるのが実に楽しいんですよね~。その意味ではこのブツは、「聞いて楽しい音楽」ということになるんでしょうね。何にしてもこの地域の音楽は、今後もっと掘り下げてみたいな~と思う今日この頃なのでやんす♪

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず、ダイジェスト版って感じで。」→コチラ

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2012’11.06・Tue

TUNOG NATIN!(SONGS FROM HOME)

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 MIA MUSIC & BOOKSさんが大絶賛しておられる昨年末頃発売のコンピレ盤が、コチラのブツでございます。ジャケに「AVIDA PRESENTS」とありますが、AVIDAというのは音楽関係の会社ではなくて、不動産会社なんだそうです。不動産会社が出したいブツを堂々と出してしまうなんて、フィリピン音楽界って柔軟と言うか面白いと言うか変わっているというか。しかし出したい者が出したいモノを出せるというのは、とても健全な状態だと思いますね~。

 ここに収録されているメンバーをざっと見てみると、とても面白そうな連中がズラリと揃っているのですが、個人的にはタニヤ・マルコヴァアーニー・イダルゴが共演しているというそれだけでOKであります。何故タニヤ・マルコヴァみたいな変態バンドとホンモノのソウル歌手アーニーが共演しているのかその経緯は定かではありませんが、こういうことが普通に実現してしまうのが、OPM界の面白さでありますね~。あと、トリシア・ガルシアとGLOC-9などというとんでもない組み合わせもありますよ!

 まあ異色のコラボの数々が実現しているこの盤なんですが、実はそれはそんなに大事なことではありません。このブツでは異色の組み合わせを含む色々な連中が、OPMの名曲達をカバーしているらしいのですが、コレを聞いて感じるのは、ヘロやんの「PURE OPM CLASSICS」と同様の、OPMというフィリピン独自の音楽の奥の深さや素晴らしさであります。他の何物でも無いOPMという音楽の素晴らしさを心底実感出来る、凄いブツだと思いますね~。

 兎にも角にもここに収録されている音楽の素晴らしさは、まさに格別のモノがあります。とてもポップでカラッと明るくて伸び伸びとしていて健康的で、音楽の楽しさがダイレクトに伝わって来るんですよね~。しかも、いかにもフィリピンの人達が好きそうなスロー・バラードから、R&B、ヒップホップの要素を取り入れたモノ、ハードなロック等々、音楽性も非常にバラエティに富んでいます。何と言いますか、OPMの醍醐味ここに極まれり、という感じなのでございますよ!ハレとケの「ケ」の状態に密接に繋がりながらも、少なくともこの音楽を聞いている間だけは「ハレ」の気持ちになれると言いますか、聞いていると何だか前向きな力をもらえるような気がしてくるのでやんすよ。別に音楽で世界が変えられるなどとは思っていませんけど、音楽で人の気持ちを変えることは出来ますよね?何をどう言ったらイイのか良くわからないんですけど、ここには本当に健全な音楽の在り方が示されていると感じられます。

 いや~、このブツ、本当に素晴らしい仕上がりになっていますね~。MIAさんが絶賛されるのも当然でありましょう。わっちはコンピレってあまり好きではないのですが、これにはマジでヤラレてしまいますた!全ての曲にOPMの魂が息づいている、そんなことが実感出来る本当に素晴らしい作品だと思います。お薦めいただきましたMIAさんには、心から感謝致します。素晴らしいブツをご紹介いただきまして、ありがとうございました!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえずは収録曲のダイジェスト版ってことで。」→コチラ

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2012’11.05・Mon

宿が無い!

 11月の3連休なんですが、関西に行こうと計画しておりますた。プランテーションに行って関西の方々とW-OYA-G会をヤッテ・・・等々色々と妄想していたのでありますが、困ったことに宿が全然空いてない!いつも宿泊しているホテル関西に現時点で空きが全く無く、たまに使う尼崎のホテルも空いてません。リーズナブルな値段のホテルは何処も彼処も全く空いておらず、その他宿泊施設も探してはみたのですが、全然空きがありません。1ヶ月近く前から色々と調べて来たのですが、マジでどこも空いてませんし、キャンセルも無いようです。うーむ、これは遺憾な・・・。

「ホテ関が空いてないなんて、ホント珍しいね。」byななみー
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 というワケで、おそらく11月は関西に行くことは出来ないと思います。プランテーションの店長さん、sweet inomotoさん、nakaさん、出来ればアルバイテンさんとも飲み会をしたいと思っていたのですが、ちょっと無理っぽいですね~。仕方ないので11月の3連休は天草でも行って、美味い魚でも食べてくるか?しかしそうなると、今年は一度もプランテーションに行けないことになってしまうな~。何とかならないかな~?

 それから、11月に関西に行って、400回記念で作成した編集盤をsweet inomotoさんとnakaさんに直接お渡ししようと思っていましたが、どうやらそれも出来そうにありませんので、お二方には申し訳ありませんが、わっちが前にヤッテいました「ころんの音楽探訪」のコメント欄に「管理者にだけ表示を許可する」の形でご住所・お名前等をご記入いただきたく、お手数ですが宜しくお願い致します。

以上、ころんからのご連絡でございました。失礼致しますた!

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2012’11.04・Sun

SARAH GERONIMO 「PURE OPM CLASSICS」

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 OPM界NO.1歌手サラ・ヘロニモ(以下ヘロやん)の、今年発売のアルバムです。この娘については前に「OPM」というブツを取り上げましたが、まさにOPM界を代表するに相応しい素晴らしい歌唱を聞かせてくれたアルバムですた。これはその続編なのかどうかは知りませんが、ピュアOPMクラシックなんてタイトルからしてめっさ期待させてくれるじゃないですか!「これは買うしかないでやんす!」ってことでゲットした次第でございます。

 とにかく楽しみなブツなワケでありますが、実際にブツを再生してみますと、初っ端からやっぱり素晴らしいんでやんすよ!無理の無い伸びやかな歌唱から滴って来る、フィリピンならではの情感と言いますか何と言いますか。これがメリケン・ポップスのコピーにしか聞こえない人もいらっしゃるかもしれませんけど、このスムーズでメロウな美しい楽曲群は、ヘロやんという素晴らしい力を持った歌手によって、確かにフィリピンの魂を吹き込まれたと感じられます。イヤイヤ、この素晴らしい楽曲群によって、ヘロやんにフィリピンの魂が宿ったのかな?まあ別にどっちだってイイんですけど、ここで聞ける音楽は、間違い無くフィリピン独自の音楽ですよ。

 まあ確かにフィリピンのポップスはメリケン・ポップスのコピーから始まったかもしれませんが、そこからフィリピンならではの音楽に発展させて来た先人達の心を受け継いで、OPMとしてのアイデンティティをここに見事に結実させたのが、ヘロやんのこのブツなのでありますよ。もはやこれはメリケンのコピーなどという次元とは全く別物の、純然たるフィリピンのポップスなのであります。だからこそタイトルに「PURE」って付いてるのだと、わっちは思うのでやんす。

 いや~、それにしてもヘロやんって本当に素晴らしい歌手になりましたね~。天才少女歌手としてデビューして、その後ちょいとした紆余曲折があったとわっちは勝手に思っていますけど、ここまで育ってくれたのなら文句はありません。ヘロやんとほぼ同時期に出て来て、現在はワールドワイドに活躍の場を広げようとしているペンペン子ちゃん(日米では「シャリース」として知られてる娘です)に比べたら、才能的には劣るかもしれませんけど、フィリピンでの安定した人気をバックにしてワールドワイドな戦略に走ること無く着実に国内で力を付けて来たヘロやんは、わっちがペンペン子ちゃんに対して「こんな歌手になって欲しい」と思っていた像に、グングンと近付いているように感じられます。マレーシアにシティ・ヌールハリザ在れば、フィリピンにサラ・ヘロニモ在り、というレベルの存在に育って来たような気が致します。

 今年のOPMについては、アンニャ・アギラーという素晴らしい才能が出て来ただけでも大満足なんですけど、ヘロやんまでもがこんな素晴らしいブツを出してくれるなんて、もう嬉しくてたまりませんね~♪うーむ、今年のベスト10選びも大混戦模様を呈して来ますた。ヘロやんが入賞の有力候補であることに間違いはございませんが、強力なトルコやベトナムの歌手にどれだけ対抗出来るかな~?

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、アコースティックで美しい曲です。」→コチラ

「もう1曲、ポップで美しい曲ですね~。」→コチラ

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2012’11.03・Sat

MINE GECILI 「GECE KIRPIKLI KADIN」

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 先週の土曜日は社内旅行だったのですが、雨が降る中わざわざ吉野ヶ里遺跡へ行って歩いて散策し、それから佐賀牛を食べて帰るという、ただそれだけの社内旅行でありますた。まあ旅行と言うよりは遠足でございますな。九州に住みながら吉野ヶ里遺跡なんて一度として行ったことは無かったのですが、広大な敷地を持った場所なんですね~。雨じゃなければ良かったんでしょうけど、雨のせいであまり歩き回ることも出来ず、狭い範囲をプラプラ歩くだけになってしまったのが残念であります。わっちはウォークマンで音楽を聞きながら散策していたのですが、その時に聞いていたのがトルコの歌手ミネ・ゲチリの、今年日本発売されたこのアルバム「ゼキ・ミュレンを歌う」であります。雨がしとしと降る中、竪穴式住居とか高床式倉庫なんかが立ち並ぶエリアをミネさんの歌を聞きながら歩いていると、何故だか不思議な程にその風景にピッタリとハマるのでありますた。

 前にセルタブ・エレネルのサナート盤を取り上げた時に、別府の山の風景に何故か合っていると書いたことがありますが、今度はミネさんが歌うゼキ・ミュレンの曲が何故か弥生時代の遺跡に合っていたワケでありまして、もう何だかよくわかりません。いくらここで歌っているのが古典音楽だからといって、弥生時代に作られた曲ではありませんからね~。しかし、しとしと雨降る弥生時代の遺跡には、ミネさんの歌はドンピシャって感じなのでありますた。「そんなワケあるかい!」と疑われる方は、雨降る日にどっかの弥生時代の遺跡に行ってお試し下さい。わっちの言っていることがおわかりいただけるかと思います。まあミネさんの歌声はトルコ歌謡にしてはしっとりと湿った情緒を感じさせるものでありますから、単に雨がしとしと降る日に合っていたというだけのことなのかもしれませんけどね。うーむ、雨に濡れた慕情・・・。

 実はミネさんの歌は、図太くて低い声で堂々たる歌を聞かせる女性歌手が多いトルコ歌謡の中では、異色だと言ってもいい位に柔らかい響きでアジア的なしっとりした情緒を感じさせるものであります。ですからアジア歌謡に慣れ親しんでいるわっちにとっては、非常に聞き易い歌手なのであります。しかも今回のブツは、個人的に大好きなゼキ・ミュレンの曲を歌うという企画盤でありますから、更に親しみ易いんですよね~♪本人が歌うと何だか息遣いがアヘアヘハアハア言っているみたいで下世話に聞こえるゼキ・ミュレンの曲は、ミネさんが歌うと実に気品があって典雅で優雅で美しい曲に聞こえるのでありますた。ゼキ・ミュレンの曲はミネさんが歌う為に作られたのか?と思ってしまう位に、メチャクチャにハマっているんですよね~。マジで素晴らしいと思います!

 トルコに行って以来トルコのブツを色々と聞いて来ましたが、自分にとっては「これぞ決定盤!」とでも言うべきステキ盤に、ついに巡り会えたという気がします。もちろんギュルベン・エルゲンの昨年のブツとか、シラの「JOKER」等の傑作も当然「決定盤」と言うべき素晴らしいブツではありますが、ミネさんのこのブツは、ポップスだのサナートだのハルクだのアラベスクだのに関係無く、トルコ音楽としてメチャクチャに素晴らしいと言える作品だと思います。トルコ音楽に興味がおありの方には、是非ともお試しいただきたいブツであります。今年のベスト入りは決定かな?

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、しっとり繊細な歌い口の曲でございます。」→コチラ

「もう1曲、これまた泣けてくるぐらいにしっとりステキな曲でございます。」→コチラ

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2012’11.02・Fri

FUNDA ARAR 「SESSIZ SINEMA」

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 トルコのポップス歌手フンダ・アラルの、今年発売のアルバムであります。フンダさんのブツは前に取り上げたことがありますが、迫力一杯の絶唱を聞かせてくれるトルコ・ロックといった趣の力作でありまして、めっさ好きな作品でありますた。このブツはトルコの土産物屋で、セルタブのサナート盤と一緒にゲットしましたが、レジに持って行った時に店員のおっちゃんに「トルコの音楽聞くのか?」なんて言われますた。とりあえずは「フンダ・アラルめっさ好きやねん!」と英語で答えましたが、そう言う割にはフンダさんのブツはコレを入れてたった2枚しか持っていませんから、まだまだフンダさんのことはよく知らないわっちなのでやんす。

 と言うワケで(?)、わっちにとってフンダさんと言えばトルコ・ロックの人なのでありますが、トルコのテレビで見た「% 100 HIT」という音楽番組で流れていたフンダさんの曲は(このブツの8曲目に収録)、笑顔のフンダさんが軽いタッチのポップスを歌っていまして、何だか随分イメージが違うな~と思ったのでありますた。ハスキーな歌声は相変わらずなのですが、全然絶唱してないじゃん!ってな感じで。しかし絶唱出来る人が力を抜いて軽く歌うと、実にニュアンスに富む歌い口になるのは多々あることでございまして、フンダさんの場合もまさにそんな感じであります。以前のイメージとは違っても、やっぱりフンダさんは素晴らしい歌手であると、テレビから流れるPVだけでわっちは思ったのでありますた。実はこのブツでは、全体的にフンダさんは肩の力を抜いて軽めに歌っているのですが、かえってその分凄味を増して来たように感じられます。軽めに歌うことで深みが出て来て、曲の機微がよく伝わって来るようになった気がするのでやんすよ。

 このブツに収録されている曲はロックではなくてポップスなのですが、トルコ・ポップスの割にはトルコ色が薄いようにも感じられます。冒頭の数曲は、ストリングスやピアノをバックにして囁くように抑えに抑えて歌うフンダさんの歌が、何だかおフランスのおシャンソンに聞こえたりもします。他の曲も哀愁のヨーロッパ風味だったりジャジーな感じだったりと、うらぶれたヨーロッパの古い映画のシーンが思い浮かんで来るような作りになっているのであります。このブツのタイトルは「無声映画」という意味なんだそうですが、映画を意識した作品であるのは間違い無いでしょうね~。フンダさんの歌もそんな雰囲気をよく出していまして、1曲1曲をキッチリと演じ分けているように感じられるのは流石だと思います。

 トルコ・ポップスにしてはトルコ色が薄いと感じられるブツではありますが、それは表面的なことでありまして、フンダさんの歌を聞いていると、やはりトルコ独特の歌い回しが十分に感じられます。シラセルタブなんかもそうですけど、いくら欧米的な要素を取り入れようと、歌えばどうやってもトルコを感じさせるというのは、やはり素晴らしいことだと思います。強固な独自性を持ちながらも色々な音楽の要素を柔軟に取り入れることが出来て、しかも不自然さを感じさせることが全く無いというのは、トルコ音楽が奥深いということの証明だと思いますね~。聞くほどにハマるトルコ音楽哉。その中でもフンダさんはパワーと奥深さを併せ持った、本当に素晴らしい歌手だと思います。この人のブツ、全部聞いてみたいな~♪

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、『% 100 HIT』で見た曲でございます。」→コチラ

「もう1曲、タイトル曲です。」→コチラ

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2012’11.01・Thu

佐々木希 「NOZOMI COLLECTION」

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 アイドル歌謡というもの、それはカワイイあの子が歌っているというだけで元気になれたり楽しくなれたりするもの・・・などとは前から繰り返し言っていることではありますが、佐々木希(以下のんたん)の今年発売のアルバムは、わっちにとっては見事なアイドル歌謡なのでやんす。前からずっと聞きたかったブツでありますが、この度ようやく聞くことが出来ますた!それにしてものんたんって、モデルなのかバラエティ・アイドルなのか女優なのか歌手なのか、何だか立ち位置がよくわからない娘でありますが、本人は「女優」だと言っているそうなんですけど、このブツでは当然歌手としてののんたんを体験することが出来ます。とは言っても、歌手としてのイメージなんて全くありませんが。

 音痴で歌には全然自信が無いとは本人の弁ですが、ここで聞けるのんたんの歌はまさにその通りの、「凄まじく酷い」の一言に尽きると思います。音程もクソもあったもんじゃないと言いますか、シロートよりもド下手な棒読み歌唱は、ヘッポコ横綱のフォー・モッドも思わず脱糞する位のシロモノであります。各所現場スタッフやマスゴミからは、「のんたんってカワイイだけで、トーク出来ない演技出来ない歌えない、機転も利かない気も利かない」等々とボロクソに言われていますが、まあカワイイからイイんじゃないでしょうか?我々が実際にのんたんに会うことも無ければ、一緒に仕事することも無いワケですから。カワイイの一言で済ませてしまえるようなルックスが、現在ののんたんにはあると思うのはわっちだけ?私老化防ぎ隊(仮名)の理亜に似た顔立ちですし、個人的には親しみのあるルックスなのであります。

「そんなに似てますか?」by理亜
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 音楽的にどーのこーの言うのも憚られるこのブツでありますが、コレを聞いてわっちがパッと思いついたのは、アッパーな曲ではEAST END+YURI(だったっけ?)とか英国のプリミティヴズ、ちょい切ない系の曲ではMY LITTLE LOVERなんて連中であります。まあどれもこれもどうしようもなく歌が下手っぴーな連中ばかりでありますが、何処か愛嬌のある憎めない連中でもあります。そんな連中を思わせる所があるのんたんの歌唱でありますが、聞くに堪えない酷いシロモノと切り捨てる方も多々いらっしゃるでしょうけど、のんたんが歌っているからわっちは許してしまえるんですよね~。そういう意味でわっちにとってのんたんの歌は、見事なまでにアイドル歌謡なのでやんすよ♪パッパラパーっとノーテンキなノリノリアッパーな曲も、歌えてないけど切ないスローな曲も、下手であっても元気一杯で楽しそうに歌っている姿にはとても好感が持てますよ!聞いていてウキウキと楽しくなれるのがステキです♪

 それにしても、ここまで見事にヘロヘロでボロボロなヘッポコ歌謡は久し振りですね~。凄絶ボロボロラップの影の女王(?)、星井七瀬に匹敵する素晴らしさです!ルックスが完璧で歌が凄過ぎるガッキー(新垣結衣ですよ)を超えて、絶対神の仲谷かおりをも脅かそうかという勢いの、新しいヘッポコ・クイーンの誕生に拍手パチパチパチ~♪但し、脳ミソ直撃破壊力満点歌唱に興味がおありの方以外には、決してお薦めは致しません。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「これからの季節にピッタリの曲ですよ♪」→コチラ

「CMでお馴染みの曲です。」→コチラ

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