
今回は対談形式でお送りしようかと思います。対談相手はヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーと巨乳担当のめぐりんです。便宜上ななみーは「な」、めぐりんは「め」、ころんは「ろ」と表記します。それでは早速。
ろ「今回はアフリカンドのベスト盤を取り上げようと思います。」
な「アフリカの歌手達とサルサの演奏家達が共演してるプロジェクトだね。」
ろ「ななみーはアフリカ担当で、めぐりんはラテン担当ですから、それぞれの視点で思うことを言ってもらえたらと思います。」
な「ぶっちゃけ言えば、サルサをアフリカの歌手が歌ってるだけって感じだけど。でもアフリカのポピュラー音楽って基礎にラテン音楽がある場合が多いから、組み合わせ的に間違いは無いって感じかな。」
め「それは確かにそうですね~。わたし個人的には、コルティーホとイスマエル・リヴェーラの音楽みたいに感じられて、単純に楽しく聞いてます。」
な「サルサってヴォーカルの部分が弱い場合があるけど、アフリカの歌手達を迎えたことで、確かにイスマエル・リヴェーラみたいな図太さが出て来てるね。」
め「サルサって言ってもわたしは昔のものしか聞いてないんですけど、昔のサルサは物凄くストイックで、何だか切実なストリート・ミュージックみたいな雰囲気がありましたよね?そのストックさとか切実さを抜き取って、アフリカらしい開放的な楽天性を全面に押し出したのが、アフリカンドの音楽って気がします。」
「楽天性がありますよね?」byめぐりん

な「なるほどね~。まあ何にしてもアフリカンドを聞くと、飛び切り楽しい音楽をヤッテみよ~!って意思に基づいてるのかな~って気はする。」
ろ「めぐりんが言うように、聞いていて単純に楽しいですよね。」
な「屈託が無いって言うかね。」
め「ラテンの楽しさとアフリカの楽しさを同時に味わえるって思いませんか?」
な「それはどうかな~。聞く人によって違うとは思うけど、それにしてはサルサに寄り過ぎって気がするかな~。」
め「まあバックの音が、完全にサルサ・マナーですからね。」
ろ「アフリカ音楽として聞けば、あまりにサルサ過ぎるとか?」
な「でもサルサとして聞けば、歌が強過ぎるって感じがあるのかもしれない。」
め「もしかして、サルサしか聞かない人とかアフリカ音楽しか聞かない人とかには、受け入れられないとか?」
な「わかんないけど、どうなんだろう?まあどっちかって言えば、サルサが好きな人の方が受け入れやすいとは思うけど。」
ろ「まあ難しいことは考えずに聞けば、とても楽しい音楽だと思いますけどね~。」
な「聞き所はいっぱいあると思うよ。アフリカ音楽ファンからすれば、ニボマとかサリフ・ケイタとかチョーン・セックみたいな大物が歌ってるってだけで嬉しいし。」
め「バックのサルサ・マナーの演奏は、軽快な躍動感に溢れていて本当にいい音を出していると思います。」
な「プロデューサーがイブラヒム・シラっていうのが、私としてはちょっと警戒しなきゃいけない部分なんだけど。」
め「どうしてですか?」
な「余計なことをするヤツってイメージがあるから。ニボマさんのアルバムをやたらと人工的な音作りにして、台無しにしたヤツだしね~。」
「イブラヒム・シラって名前が出るとシラけちゃう?」byななみー

め「でもこのアルバムは、そんなに人工的な音作りではないと思いますけど。」
ろ「イブラヒム・シラの出る幕じゃなかったのかもしれませんね。余計な手を加えようとしても、加えられるような音楽じゃなかったとか。」
な「それはそうかもね。イブラヒム・シラが何もしなかったから、イイ仕上がりになったのかもしれない。ホントの事情はわからないけど。」
め「まあイブラヒム・シラが関わっているかどうかなんて関係無く、楽しい音楽だと思いますよ!」
な「それは確かにね。」
ろ「とりあえずはアフリカ担当とラテン担当のそれぞれの耳で聞いても、アフリカンドは楽しいってところですかね~?」
め「はい!」
な「私はもっとアフリカ色を出して欲しいと思うけどね。例えば、ラテン音楽がアフリカに先祖帰りすると、ギターがアンサンブルの中心になることが多いじゃない?エレキ・ギターの音を大々的に入れたら、もっと面白い味わいになったんじゃないかって気がするな~。」
ろ「確かに。リンガラ・ギターが入っていても全然違和感は無いでしょうし、ギターを多用するのは、アフリカ音楽の特徴の一つと言ってもイイでしょうしね。」
な「もちろん面白い音楽に違いは無いんだけど、ヤリ方によってはもっと面白くなるんじゃないかな~ってことで。」
め「なるほど。」
以上、ななみーとめぐりんとの対談をお送りしました。アフリカンドなんてご存知の方は少ないとは思いますが、皆様はどのようにお感じなのかをお教えいただけたら幸いでございます~♪あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
「とりあえず1曲、ノリノリチャチャチャ!ニッポンチャチャチャ?」→コチラ