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2014’10.18・Sat

CHOCOLATE KIT

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 現在ホーチミンの旅行記を必死で書いておりますが、もうちょい時間がかかりますので、旅行前に書き溜めていたネタをアップしておきます。というワケで早速。

 CD棚のタイコーナーを漁っていると、持っているのを忘れてしまっていたブツが色々と出てくるのですが、チョコレート・キットなるバンドの2003年のデビュー盤なんかを持っていたのもすっかり忘れていましたね~。まだこのボログでは取り上げていませんし、懐かしいので引っ張り出して来ましたよ~♪この連中のことはよく知りませんけど、多分男2・女1の3人組なんだと思います。女がリード・ヴォーカルで、男もたまに歌うというスタイルでございますな。まあ、ありがちと言えばありがちな編成ではあります。

 この連中のヤッテいる音楽ですが、スカやレゲエの要素も強く入っていますし、極楽な雰囲気を醸し出すいかにもタイポップスっぽい曲もヤッタりしますし、かと思えばお前らはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンか!というようなハードロック・ラップもあり、はたまたAORっぽい音を出してみたり、基本的にはロックなんですけど実に面白い作りなんですよね~。最大手のグラミー・レーベルから出ているブツにしては、ミクスチャー度のかなり高い過激な音楽になっています。それでいてどこからどう聞いてもタイ音楽なワケでありまして、なかなか独自性のある連中だと感じられますね。「辺境ロック」マニア垂涎の名盤…なのかどうかは知りませんけど、これはそんな扱いになってもおかしくないブツだと思います(前から言ってますがアジア中心のわっちにとっては、英国とかヨーロッパが本当の辺境なんですけどね)。

 演奏力はかなり高そうで、と言うか、腕利きのミュージシャンが色々と参加しているようでありまして、ゲストにはミスター・サックスマンなんて名前もありますね。ですから音のクオリティがめっさ高いのでやんすよ。まあオーディオ・マニアが言うような良い音なのかどうかは知りませんけど、めっさハネまくるリズム・セクションとか弾きまくりの達者なギターとか、各楽器の音がきっちりと聞き取れる音のバランス具合とか、音楽好きが聞いて「おおっ、これはエエ音しとるな!」と思えるような、タイ音楽にしては珍しい(?)クオリティの高い音だと思いますね~。紅一点の女性による歌もヘッポコな部分は一切無く、快活で安定した歌を聞かせてくれますし、全てにおいてフツーのタイ・ポップスとは段違いの完成度を見せている作品だと思います。

 最近のタイ・ロックに関しては全く情報を集めておりませんので、どういう状況なのかは全く知りませんけど、今時この連中みたいな凄いバンドっているんでしょうかね~?まあカラバオだのモダーンドッグだの強烈な連中はいますけど、単発の曲のデジタルリリースが主流になっている現在、アルバム単位で音楽性をアピールするこの手のバンドって、生き残れなくなっているんじゃないのかな~なんて思う、今日この頃なのでやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、ちょいAORっぽいタイ・ポップスって感じですね。」→コチラ
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