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2015’07.01・Wed

PHI NHUNG 「TIENG HAT PHI NHUNG “LIEN KHUC TRONG CAC VO CAI LUONG”」

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 わっちの大好きなベトナムの歌手フィ・ニュンの、多分2010年のアルバムだと思います。このアルバムはベトナムの歌劇カイルオンの劇中歌、タン・コを集めた作品集になっているのですが、実は昨年ホーチミンへ行った時にめっさ探したブツなんですよね~。結局見つからなかったので入手を諦めていたのですが、先日プランテーションへ行った時にベトナムのブツを物色していると…あるやん!喜んでゲットしたのは言うまでもありません。ベトナムで見つからなかったブツが見つかるなんて、流石にプランテーション!アジア音楽好きの聖地ですね~♪

 この夢にまで見た(?)フィ・ニュンさんのタン・コ集でありますが、劇中歌だけに場面や登場人物の心情が変わると曲調もコロコロと変わりますので、初めての人は「何じゃこりゃ?」ってなるかもしれませんね。フィ・ニュンさん以外にも色々な歌手が歌ってますし。しかしわっちとしましては、表情豊かなフィ・ニュンさんの歌を楽しむ事が出来てめっさ嬉しいんですよね~。まあ音作りの方はいかにもステージって感じの安っぽい機材の音でありますが、本来は劇を見ながら歌を楽しむモノでありますから、そうわかって聞いていれば特に気になることは無いかと思います。

 ところで前にも言ったことがありますけど、フィ・ニュンさんって普通に歌っていても素晴らしいのですが、タン・コの方が表情豊かで活き活きしているように感じられるんですよね~。もしかしたら歌手として歌っているよりも、舞台役者として歌っている方が性に合っているんじゃないかと思いますが、本人は一体どのように思っているんでしょうね~。劇の役になり切っている方が表情や気持ちを表現しやすいというタイプの人って気がするんですけど、如何なモンでしょうか?まあ何にしてもこの伸びやかな歌を聞いていると、フィ・ニュンさんの気合とか情熱とかがシッカリと伝わって来て、何だか幸せな気分になって来ますね。前にハイン・グエンという歌手を取り上げた時に「ベトナム・ソウル歌手」なんて表現を使いましたけど、フィ・ニュンさんもまさにベトナム・ソウル歌手と言えると思いますね~。

 それにしてもこのブツを聞いていると、フィ・ニュンさんのカイルオンを生で見たくなって来ますね。まあ言葉なんて一切わからないんですけど、セリフもまるで歌うように喋ったりしますし、歌劇ですから歌う部分も多いですし、話がわからなくても十分に楽しめるんじゃないかと思います。多分ベトナムは今後もちょくちょく行くかと思いますので、出来れば一度ぐらいはフィ・ニュンさんのカイルオンを生で見てみたいと思っております~♪

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「それではタン・コをライヴでちょっと。」→コチラ
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