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2015’10.31・Sat

酩酊音楽酒場~SEKOU BATOUROU KOUYATE 「ET SA CORA」

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 みなさん今晩は~、ヒワイイ大使のななみーですよ~。今回はマリのコラ奏者セク・バトゥル・クヤーテの1976年録音盤を取り上げますよ~。私はこの人のことは全く知らなかったんですけど、コラのマスターとしてマリで最も有名で親しまれている人なんだとか。このアルバムはコラ独奏のインスト盤なんですけど、コラって基本的に語り部であるグリオの歌の伴奏として使われる楽器ですから、コラ独奏のインスト盤なんて珍しいんじゃないですかね~…って言えるほど、私はコラの盤に詳しいわけじゃないんですけど。

 コラって楽器はマリとかギニアとかの西アフリカの音楽にはよく使われてますけど、聞いたことある人はご存知の通り、まるで宇宙と交信しているみたいなコロコロとした繊細な音を発する楽器で、控え目ながらもアンサンブルの中心にある楽器ですよね~。その音はよくハープに喩えられますけど、ハープよりも柔らかくて繊細な音かな~って気がしますね。そんなコラの音をコラ・マスターの至芸で存分に堪能出来るワケですから、このアルバムって物凄い贅沢盤だと思います。実際に聞いてみると、繊細で美しい音が織り成すちょっと哀愁のあるメロディは、心にそっと寄り添ってくれるって言うか、ジンワリと沁みて来て平和な気持ちにさせてくれますよね~。いつまでも浸っていたいな~って思ってしまう、極上の癒し系音楽だと思います。ただ、収録時間が物凄く短いので、すぐに浸り終わっちゃうんですけど…。

「ちょっと短いわね~。」byななみー
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 この音楽を聞いていて、ケルティック・ハープに似てるな~って感じる人もいるかと思いますし、もしかしたらドゥルッティ・コラムなんかを思い出したりする人もいるかな?弦楽器のイイ部分が全部含まれてるな~って感じられる音なので、人によって色々な音楽をイメージしたり思い出したりするでしょうね~。それだけ豊かな音楽がココに収録されている、なんて言っても誰も信用してくれないと思いますけど、信じる者は救われる(?)。悪いことは言わないから黙ってこのアルバムを聞いてみて下さい!アフリカ音楽のイメージがひっくり返りますよ、きっと。太鼓ドンドコ原住民ウホウホがアフリカ音楽じゃないんですって!

 以上、ステキなコラ盤を取り上げてみた、「酩酊音楽酒場」でした。下に試聴を貼り付けますので、よかったら聞いてみてね!DJはヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪


「それじゃあ1曲、ステキ音楽ですよ!あ、YOUTUBEは相変わらず表示されないんですけど、音だけは出てきたので貼り付けちゃいますね。」→コチラ
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