1、SCANDAL 「HELLO WORLD」(日本)
昨年の1位が今年も1位という反則甚だしい選出ではありますが、今年はスキャンダルに始まってスキャンダルに終わった1年でしたし、最も回数を聞いたのがこの盤ですから仕方ありませんね~。来年3月に出る新譜も楽しみです!

2、ANDIEN 「LET IT BE MY WAY」(インドネシア)
インドネシア・ポップスらしい、屈託の無い溌剌とした歌が満喫出来る1枚。子供の頃から歌唱力には定評がありましたが、三十路を迎える大人になった現在も無邪気な新鮮さを感じさせる歌を聞かせてくれるのが素晴らしいです。

3、CHAY 「ハートクチュール」(日本)
単なるモデルのお遊び盤かと思っていたら大間違いでした。レトロな感覚に溢れる温故知新タイプの、心弾むウキウキポップス盤であります。車の中で聞きまくった1枚であります~♪

4、FLOWER 「花時計」(日本)
今年もE-GIRLS関連のブツは色々と聞きましたが、アルバムとしての出来映えはコレが一番かもしれません。切なさの中に力強さとか前向きな活力が感じられるようになり、グループとして大きく前進したと感じられます。

5、YENG CONSTANTINO 「ALL ABOUT LOVE」(フィリピン)
結婚を控えた時期に制作された、これまでのやんちゃなイメージを裏切る大人の女性としてのロック盤。相変わらず歌は全然上手くないんですけど、1曲1曲に心を込めながら歌っているのが伝わって来るステキ盤であります。

6、でんぱ組INC. 「WWDD」(日本)
わざとらしさもあざとさもありまくりの、E-GIRLSを超えるエンタメ盤。雑多な要素をぶち込みまくった楽曲群と、でんぱ組ワールドを徹底して演じ切っているメンバー達の気合が見事な1枚であります。

7、BAMBOO 「BLESS THIS MESS」(フィリピン)
才人バンブーの久し振りのアルバムです。古今東西のロックを総括したかのような完成度の高さに感服致しました!水も漏らさぬ隙の無さですので、わっちみたいなテキトーな人間には息苦しささえ感じさせる盤でもあります。

8、SUPERFLY 「WHITE」(日本)
デビュー以来ず~っと「歌いたい衝動」を保ち続けているのが凄いですね!今回は外部からの楽曲を積極的に取り入れて、昔のロックの焼き直しというイメージからの脱却に成功した意欲盤に仕上がっていると感じられます。

9、A-LIN 「EVERLASTING…BEST AND MORE」(台湾)
台湾のマブダチが送って来てくれた美人歌手の2枚組ベスト盤。ルックスだけかと思いきや、歌にシッカリと心を込めることが出来る、梁静茹に通じる1曲入魂タイプのアジアン・ソウル・シンガーであります。

10、YURA 「YURA」(インドネシア)
新人歌手らしからぬ落ち着きとスケールの大きさを持ち合わせたステキ歌手。インドネシアらしさをシッカリと備えた、今後にも期待したい有望株ですね~。

以上の10枚であります。次点はトルコのメリエム・ゼンギン、エミ・マイヤーと永井聖一、日本の嬢メタルバンドCYNTIA等。ベストシングルはスキャンダルの「STAMP!」とE-GIRLSの「ANNIVERSARY!!」。他にも候補は色々ありましたけど、まあ今年はこんな感じで。例年選んでいるヘッポコ盤ですが、今年はあまりインパクトの強いヘッポコがありませんでしたので、該当無しということで。
前述しましたけど、今年はスキャンダルに始まりスキャンダルに終わった一年でした。とにかくいつでもどこでもスキャンダルという状態でありまして、スキャンダルがいてくれればそれだけでOKって感じでございました…って、その割にはブックオフに行きまくり~の買いまくり~の年でもありましたが、ぶっちゃけ、スキャンダル以外にも色々と楽しい盤に出会えたのも嬉しかったです。
というワケで、今年の更新はこれでおしまいでございます。今年もこんなオンボロなボログを訪れて下さった全ての方々に感謝致します。ありがとうございました。来年は1月3日から更新を再開しようと思っております。来年も宜しくお願い致します~♪