2016’11.30・Wed

島田奈美 「+α」

pshimadanami001.jpg

 昔のアイドル島田奈美の1988年のアルバムであります。わっちはこれまで島田奈美の歌なんて全く聞いたことが無いのですが、何故だかこの人の顔と名前はシッカリと記憶に残っているんですよね~。で、以前から聞いてみたいとは思っていたんですけど、なかなかブツが安くならなくて、この度ようやくブックオフの500円棚で発見した次第であります。80年代後半から90年代前半辺りのアイドルのブツって、意外なほど中古市場に出て来ませんから、ゲット出来てラッキーだったと思います。

 それにしても、何故島田さんのことがシッカリと記憶に残っているのか、自分でも全くわかりません。それ程タイプなルックスでもありませんし、自分の周囲に島田さんのファンがいたワケでもありませんし、全く以って謎なのであります。まあそれは置いといてこのブツでありますが、島田さんファンの間では名盤との評価が高いようであります。作詞が全曲松本隆というのがポイントのようですが、松本隆ってそんなに良い作詞家か?というどうでもいい話は置いといて、全編を通してこの時代のアイドル歌謡としてはクオリティが高いと感じられますね。アイドル歌謡だからって安直に作り上げたお手軽盤という感じは無くて、シティ・ポップス的な爽やかさがあるのがよろしいかと思います。

 そして、肝心な島田さんの歌なんですが、コレが実に面白いんですよ。ぶっちゃけ、めっさ下手クソでありまして、音程はビミョーにズレまくっていますし、もう危なっかしくて仕方の無い歌唱なんですけど、おそらく本人は自分が下手だという意識は無いんだと思います。何だか「私の歌を聞かせてあげるわ!」的な上から目線歌唱で、得意げに堂々と歌っているように聞こえるんですよね~。よくぞこんなヘッポコ歌唱を堂々と聞かせるな~って気がしまして、その神経の太い図々しさが面白おかしいのであります。性格悪そうな顔の通りの歌と言いますか、なかなか愉快な娘でありますな。

 今回初めて島田さんの歌を聞いたワケでありますが、イヤイヤ、なかなか豪快にズッコケさせてくれる実にステキな娘ではないですか。アイドル歌謡はこういう面白さがあるからやめられないんですよね~(勿論それだけではありませんけど)。こういうブツを聞くと、この時代のアイドル歌謡をもっと掘り下げたいという気になって来ますね。まあ他に聞きたい音楽は山ほどありますので、ブックオフの安棚になかなか出て来ないこの時代のブツを色々聞くのは難しいんですけど、出会いがあれば逃さないようにしたいと思っております~♪
スポンサーサイト

Categorie日本  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.29・Tue

KIRSTY MacCOLL 「ALL I EVER WANTED」

pkirstymaccoll001.jpg

 カースティ・マッコールの歌ってあまり好きではありません。響き成分が少ない乾いたガサツな歌声で、歌い方もブッキラボーで味わいに欠け、歌手としての魅力は著しく低いとわっちは思っております。それでもわっちはカースティ・マッコールって好きなんですよ。それは偏にこのオバハンのズバ抜けた作曲能力の高さに感服しているからであります。とは言えこれまでそんなに熱心にこのオバハンのブツを追いかけていたワケではなくて、持っているのは「ガローア」と題されたベスト盤1枚だけだったりして。しかしこの度ブックオフの洋楽棚でこの2014年発売の2枚組ベストが750円で置いてあるのを発見し、思わずゲットしてしまった次第であります。

 全43曲入りのこのブツでありますが、普通これだけのヴォリュームがありますと、とてもマトモに一気に聞き通すことなんて出来ないものですが、流石に稀代のソングライターのブツだけのことはありまして、バラエティに富んだ曲が次々に出て来ますから、意外にもスンナリと全部聞いてしまうことが出来るんですよね~。ギターがリンガラな(?)曲あり~のロックンロールあり~のオールディーズ風ポップスあり~のラテンあり~のと、とにかく色々なタイプの曲がありまして、全く飽きさせないんですよね~。そんな多彩な楽曲が並んでいますと、いくら本人の歌がガサツとは言っても、やはり魅力的に響くワケでございますよ!

 まあ歌はガサツなんですけど、何曲も続けて聞いていますと流石に慣れて来るモノでありまして、ちょいと愛嬌を感じて来たりもするのでありました。そうなって来ると曲そのものの良さがシッカリと聞こえて来まして、バラエティに富んだ楽曲群をついつい堪能してしまっているのでございます。とにかくイイ曲が揃っているのでありますが、名曲「ニューヨークの夢」みたいなホロリとさせる切ない曲も素晴らしければ、「THEY DON’T KNOW」みたいなオールディーズ風ウルトラポップな曲も良いですし、何故かラテンの「MY AFFAIR」なんかもとってもステキ。これで歌がもっと魅力的なら本当に鬼に金棒状態になるんですが、天はニ物を与えずですよね~。まあこの声が良い、という人は多々いらっしゃるようですけど。

 そてにしても、こんなに才能溢れる人が2000年に事故で亡くなっているワケでありまして、残念でなりませんよね~。生きていたらまだまだ色々な名曲を書き続けていたんじゃないかと思いますが、その後に生まれるはずだった名曲達は、他の誰かに乗り移って日の目を見ることがあるんでしょうか?な~んて考えていると、ちょっと切なくてしんみりとした気分になって来ますが、そんなこと考えても仕方ありませんので、この優れた2枚組を存分に楽しむ事に致しましょう。それにしても死後10年以上経ってからこんなに愛情溢れる編集盤が出て来るワケですから、カースティ・マッコールって本当に愛されていた人なんだな~って思いますね。ファンの方もそうでない方も、持っていて損は無い一家に一枚の必需盤であります~♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(2) TOP

2016’11.28・Mon

RAIATEA HELM 「HE LEO HUALI」

praiatea005.jpg

 ハワイにてゲットして来ました、わっちの大好きな歌手ライアテアちゃんの今年発売のアルバムであります。US$13.88ですから、日本円で約1400円ぐらいですか。スーパーのウォルマートで買いましたのでまだ安い方なんですけど、それでもやっぱり高いですね~。ハワイはイイとこですけど、物価が高いのだけはあきまへんわ。他の店では19ドルを超えるところもありまして、そうなると約2000円ですから、日本で新品を買うのとあまり変わらないのでは?という気がしますね。まあそもそもブツ屋自体が全然無いですから、少々お高くても、ライアテアちゃんのブツを買えただけでも良かったんでしょうけどね~。でもアレだけブツが入手し難い状況って、ハワイ音楽の今後の為にはよろしくないんじゃない?な~んて余計なことを考えてしまう今日この頃でやんす。

 で、ライアテアちゃんなんですが、ジャケを見る限り、怖れていた通り(?)段々太って来ましたね。ハワイは「オマエは一体何をしたらそんなに太んねん!」という類の凄まじい肥満が多くて、本当に肥満率が異常に高かったと思いますけど、「ライアテアちゃん、オマエもか!」などとは言いたくありませんので、もうこれ以上太らないで下さいね。しかし体が丸くなってくると共に歌声も丸みを帯びて来てイイ感じに・・・イヤイヤ、丸みを帯びるのは声だけにして下さい。決して相撲取りみたいな体格にはならないようにお願い致します。でも超高カロリーで超値段高い食べ物ばかりのハワイですから、太るのはある程度仕方ないのかな~と思ったり思わなかったり・・・イヤイヤ、ライアテアちゃんは太ってはいけません。二の腕のタプタプも、ごっつい感じになって来た腰回りも、ちゃんとシェイプアップして下さい!

 という肥満話はさて置きこのアルバムでありますが、相変わらずの「安定のハワイアン路線」でございますな。ファルセットを生かした美しい歌声で美しいアレンジの美しいハワイアンということで、ルックス共々万人ウケするハワイアンに仕上がっているのは間違い無いと思います。それに今回はちょいとジャズっぽい雰囲気を加えたアレンジを多目に使うことで、更に洗練されたオシャレな感覚が加わって、ハワイアン・ポップスとしてはこれ以上無いという位の完成度に仕上がったかな~って感じられます。ライアテアちゃんも実に楽しそうに歌っていますしね~。ハワイアンのオススメを教えて欲しいと言われたら、何よりも真っ先にこの盤を推したいというアルバムだと思います・・・って、オススメ出来るほどハワイアンを聞いているワケではありませんけど。

 ただ、ここからハワイアンの将来的な明るい展望が見えて来るかと言うと別にそんなことは無くて、今後もこれまでと同様に万人ウケする安定路線が続くだけの音楽に留まるんだろうな~って気がします。まあそれはそれで音楽の在り方としてはOKなんでしょうし、聞いていて心地好いのは間違い無いですから、急激に廃れて行くようなモノでは決しないんですけど、ハワイアンってこのままでイイのかな~って気分に何故だかなってしまうのは、わっちだけなんでしょうね~、きっと。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.27・Sun

激しくどうでもいい話~鹿児島に行って来ました!

 昨日は車をぶっ飛ばして、わっちの両親が住んでおります鹿児島へ日帰りで行って来ました。ず~っと寝たきりになっている母のお見舞いを兼ねての鹿児島行きだったのですが、自力で動くことも喋ることも出来ない母の様子を見てめっさヘコんでしまいました。鹿児島に行く前からちょいと風邪気味だったんですけど、ヘコんだことで更に悪化してしまったようで、昨晩戻って来てから倒れるように寝込んでしまい、目が覚めたのが本日の昼過ぎ。ここ何年も無かったことですが、一気に12時間近く寝てしまっておりました。その後また昼寝してしまったりして、本日はほぼ寝たきりって感じでした。まあそのお陰で、少しはラクになりましたけどね~。

 鹿児島に行って母のお見舞いをしてヘコむというのはいつもの恒例行事ですが、鹿児島で色々と買い物をするというのも恒例行事でございます。買い物と言ってもCDを買うワケではなくて(ブツ屋なんて無いし)、福岡には無い食料品や酒を買ったりするのであります。で、この時期の買い物で毎年楽しみにしているのが安納芋であります。普通に買えばめっさ高いんですけど、鹿児島のスーパーで買えば1袋3~4キロ入って980円!それを2袋買って来ました~♪

安納芋
pannouimo001.jpg

 ご存知かと思いますが、安納芋ってめっさ美味いんですよね~。風邪気味でヘロヘロ状態ではありますが、ムフフ~&グフフ~な今日この頃なのであります~♪

「安納芋食わせろ!」byこにたん
phiwaiikoni021_20161127231401dcc.jpg

Categorieその他  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.26・Sat

姫の秘め事~THE COTTARS 「MADE IN CAPE BRETON」

pcottars001.jpg

 みなさんこんばんはなんだにゃん。裸のロリーズのアッキー姫なんだにゃん。今回の「姫の秘め事」で取り上げるのは、カナダのガキんちょ4人組トラッド・バンド、コッターズの2003年のデビュー盤なんだにゃん。バカころんは発売当時にすぐゲットしたらしいんだけど、バカなことに売り払ってしまったらしいんだにゃん。当時のコッターズって、下は13歳から上は16歳という、本当にガキんちょバンドだったんだにゃん。特にロリロリ~な2人のカワイイ少女達って、ロリコンなバカころんのタイプなはずで、きっとロリ~な歌声とルックスに萌えながらナニをナニして発射していたに違いないんだにゃん。なのに売り払うなんて、本当のバカなんだにゃん。

 というバカころんの話はどうでもいいとして、この連中ってガキんちょのクセに腕は達者なんだにゃん。フィオナちゃんのロリ~な歌声以外は、ガキんちょが演奏しているとは思えないぐらいなんだにゃん。全然児戯じゃにゃいし。ロザンヌちゃんのフィドルは正直もうちょっと歯切れの良さが欲しいけど、キレイな音でスウィングするし、フィオナちゃんの兄貴のマルチなキアラン君もめっちゃイイ音だすんだにゃん。ロザンヌちゃんの兄貴のジミー君のギターは、まあ普通かにゃん。子供丸出しなのはロリ~な歌声だけにゃんだけど、この歌がとってもイイんだにゃん。オイガに在籍していた頃のカーラ・ディロンちゃんを思い出す・・・にゃんて言ったらあまりにマニアック過ぎるかにゃん?でも純真無垢な歌声は姫の歌に似てるし、とても他人事みたいには思えないんだにゃん。あ、フィオナちゃんの兄貴のキアラン君の歌も、キュンキュンする可愛さなんだにゃん。

「キュンキュンするんだにゃん。」byアッキー
pakkey002_201611242216301d0.jpg

 ヤッテる曲は基本的にトラッドで、エアーからリールとかジグなんかもシッカリとこなすんだにゃん。あ、1曲だけトム・ウェイツのカバーがあって、でもトラッドにしか聞こえないのがとってもイイんだにゃん。ガキんちょのクセに伝統的な音楽をキッチリ受け継いでいるんだから、タイトルにあるケープ・ブレトンって、きっと伝統を大切にするイイ街にゃんだろうね。大量のスコットランド移民が入って来た所だし。こういう移民の街って時として本場(アイルランドとかスコットランドとか)よりも色濃く伝統色を残している場合があるけど、もしかしてケープ・ブレトンってそんな街にゃのかにゃ?ナタリー・マクマスターもアシュリー・マッカイザックもケープ・ブレトン出身だし。

 別にどうでもイイんだけど、この盤のオビにはコッターズのことを「ケルティック・ポップス・バンド」って書いてあるけど、わざわざ「ポップス」なんて付ける必要は無いんだにゃん。コレがポップス・バンドにゃんだったら、他のほとんどのトラッド系バンドがポップスとかロックのバンドになっちゃうんだにゃん。世界的に同年代の連中がヒップホップとかに夢中になる中で、シッカリと伝統的な音楽を継承しているのに、ポップス・バンドなんて言われたら、多分メンバーの4人はガッカリすると思うんだにゃん。レコ会社はティーン・アイドルとして売りたいんだろうけど、その辺ちゃんと考えて欲しいんだにゃん。

 以上、みんなのカワイイアイドル、アッキー姫の「姫の秘め事」、楽しかったかにゃん?それじゃあまた、次回も可愛さ発揮するにゃん♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.25・Fri

酩酊音楽酒場~KANDA BONGO MAN 「ZING ZONG」

pkandabongoman001.jpg

 みなさん今晩は~。ヒワイイ大使のななみーですよ~♪今回の「酩酊音楽酒場」で取り上げるのは、コンゴのリンガラ歌手カンダ・ボンゴ・マンの1991年のアルバムですよ~。このブツってバカころんがブックオフの280円棚で見つけて来てくれたんですけど、J-POPの「か」の所にあったんですって。神田ボンゴマンってこと?どう見たって日本人には見えないと思いますけど、まあ最近はジェロみたいな黒人演歌歌手とかクリス・ハートみたいなJ-POPを歌う歌手がいますから、ブックオフのバイト店員レベルじゃ何者なのかわからないでしょうね~。仕方ない仕方ない。

 カンダ・ボンゴ・マンってリンガラ好きには知られた人だと思いますけど、パパ・ウェンバ以降のリンガラ第4世代にに当たるのかな?音楽的にはフランコ先生みたいな優雅なルンバ・コンゴレーズじゃなくて、パパ・ウェンバ以降のルンバ・ロックの影響が大きい人ですね~。私はフランコ先生みたいなゆったりウネウネと盛り上がる大らかなリンガラが好きですので、乱暴なルンバ・ロックってあんまり好みじゃありません。やっぱりリンガラって1曲10分近く掛けながら、前半はヴォーカルとコール&レスポンスを聞かせて、後半は怒涛のダンスパートに突入していくってパターンが最高かな~って思ってます。ルンバロックってその辺の徐々に盛り上がって行くってパターンを無視して、いきなり入れてイッちゃったみたいな感じな粗暴さがちょっとね~って思います。

「いきなり入れて勝手にさっさとイッちゃダメよ。」byななみー
phiwaiinana059_20161123190505fb3.jpg

 ただ、その徐々に盛り上がるパターンをギュッと圧縮して、3~4分の間に一気に絶頂に持って行く新しいリンガラをヤッテみせて大成功を収めたのが、パパ・ウェンバとマルタン・メソニエが組んだ盤ですね。アレは保守的なリンガラ・ファンの私が聞いても素晴らしいと思います。今回の神田ボンゴマンの盤は、そのパパ・ウェンバ盤をお手本にしたのかもしれなくて、圧縮して一気に絶頂に持って行く形になっていますね~。しかも、ゆったりとした感覚がありつつスピード感もあるという、とっても面白い盤に仕上がっています。ルンバ・ロックには普通は使われないホーン・セクションが入った曲もありますし、何だか和んじゃいますわね~。ステキじゃない、神田ボンゴマン!

 そしてこれまたステキなのが、神田ボンゴマンの歌声です。ちょっとフランコ先生にも似たハスキーな男らしい声が、凄くカッコいいんですよ!ニボマさんみたいな女性的な優しくて甘い美声も好きですけど、神田ボンゴマンもイイわね~って感じで。それにギターのキラキラ輝くような音も素晴らしいですし、ちょっとズークなんかの影響も感じさせるパーカッションとかのリズム・セクションは、普通のリンガラとはまた違った優雅さを発揮していて、これも素晴らしいと思います。へ~、神田ボンゴマンってこれまで聞いたことがありませんでしたけど、こんなにステキな音楽をヤッテる人だったんですね~。これはちょっと他のアルバムも聞いてみたいな~って思いますので、バカころん、神田ボンゴマンのブツをよろしくね!

 以上、新世代のステキなリンガラを取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした。DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪

Categorieアフリカ  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.24・Thu

奈々子SOS~ORANGE JUICE 「YOU CAN’T HIDE YOUR LOVE FOREVER」

porangejuice001.jpg

 みなさん今晩は。私老化防ぎ隊の奈々子です。今回の「奈々子SOS」は、英国のオレンジ・ジュースというグループの1982年盤を取り上げます。これはネオアコの名盤といわれているアルバムで、本当だったらころんさんが取り上げるべきなんですけど、実はころんさんってオレンジ・ジュースって全く聞いたことが無いらしくて、何の思い入れも無いからワタシにレビューを回して来たみたいです。へ~、ネオアコ好きのクセにネオアコの名盤を聞いたことが無いなんて、ころんさんって本当にワケわからないですね~。

 ワタシもオレンジ・ジュースなんてバンドは全く知らなくて、聞くのは初めてです。そもそもこれまで好んでネオアコを聞くことは無くて、知っているのはアズテック・カメラとかペイル・ファウンテンズとか、ごく常識の範囲内(?)のバンドばっかりですね。ネオアコってナイーヴで軟弱で、でもメロディがキレイなギター・ポップってイメージがあって、そう考えるとこのオレンジ・シューズというバンドもまさにイメージ通りのバンドかな~って気がします。でも、アルバムを聞き進めるほどに実感してしまう、この脱力するようなヘッポコ感は何事なんでしょうか?とにかく歌が物凄くヘタクソなんですよ。調子ハズレだし声は震えてるし、正直言えば本当に音痴で、聞くに堪えないヘロヘロ・ヴォーカルです。何コレ?

「ヘタクソ過ぎて、やれやれって感じです。」by奈々子
pnanako012_20161123185333976.jpg

 歌がこれだけヘタだと、演奏全体もフォルムが狂って来るっていうか、ギターもあさっての方向を向いた(?)調子外れの変なフレーズを弾いてるし、ベースは平板な音を出しているだけだし、ドラムはドタバタしてるだけだし、もう全ての音がバラバラに狂ってる感じなので、聞いてると段々こっちの気が狂って来そうな感覚になっちゃうんですよね~。ヒワイイ大使のこにたん様はネオアコが大嫌いと公言してますけど、こんなのがネオアコの名盤なんて言われたら、ワタシだってネオアコなんて嫌いだって言いますよ。ヘロヘロでボロボロなクセに、無理にブラック・ミュージックの真似っこみたいな曲をやったりするのが何か腹立つし、特にアル・グリーンのカバーの「L.O.V.E.」なんて、ヒワイイ大使のはりーちゃんが聞いたら気絶すると思います。

 う~ん、コレはとにかく酷い作品だな~って思います。とても正気では聞いてられないっていうか、あまりに調子ハズレな、あまりにスットコドッコイの珍盤としては価値があるのかもしれないけど、こういうのをハンドメイドなインディーズの雄みたいに持ち上げるのは、どこか間違ってるんじゃないかな~って。まあこんなことを言うと「オマエみたいなネオアコ素人に何がわかる!」なんて怒られそうだけど、筋金入りの(?)ネオアコ好きころんさんだって「これは酷いですね~」って言ってましたし、とても正気の沙汰とは思えないポンコツ音楽だと思います。これこそがネオアコだって言うなら、ワタシはもうネオアコなんて聞かなくていいです。あ~、こんなの聞いてたら、ホントに心底SOSだわね~。

以上、私老化防ぎ隊の奈々子がお送りしました。ワタシのSOSを感じ取った方は、是非フォローして下さいね♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(2) TOP

2016’11.23・Wed

興味津々音楽探求~EYDIE GORME Y LOS PANCHOS

peydiegorme001.jpg

 皆様今晩は。ヒワイイ大使のめぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げるのは、アメリカの歌手イーディ・ゴーメとメキシコのトリオ・ロス・パンチョスの、1964年発売のコラボ盤です。ゴーメさんって2013年にお亡くなりですが、アメリカのポップス界では相当に人気があった実力派の歌手だったようですね。ラテン音楽も得意だったらしく、パンチョスとはちょくちょく共演していたようです。わたしはゴーメさんとパンチョスがコラボしていたなんて全く知らなかったのですが、ころんさんがブックオフの280円棚で発見して買って来てくれました(ころんさんもこんな盤は知らなかったらしいです)。相変わらずの音盤ハンターぶりを発揮していて、呆れて物も言えません…。

 ところでわたしはゴーメさんの歌を聞くのは全く初めてなんですけど、実力派というだけあって、本当に上手い歌手ですね!この盤を聞く限りではホンモノのラテンの歌手にしか聞こえません。堂々とした歌い口ながらも、ラテン歌謡らしいしっとりとしたセンティミエントを感じさせてくれますよ!このアルバムに収録されているのはボレーロ歌謡と言えばいいのか、それともゴーメ流フィーリンと言うべきなのかよくわかりませんけど、とてもお洒落で品があって、しんみりと沁みて来ますね~。何だかまるでビルヒニア・ロペスを思い出してしまいます・・・なんて言ったら褒め過ぎですけど、こんなにステキなボレーロ・アルバムを聞いたのは、ビルヒニアさん以来って気がします。まさかアメリカのポップス歌手がこんな歌を歌えるなんて、本当に驚きですね!

「驚きですよ!」byめぐりん
phiwaiimegu050_20161123183113c4f.jpg

 とにかくゴーメさんの歌は本当に素晴らしいんですけど、バックを務めるパンチョスのコーラスとシンプルなギター・アンサンブルもとても素晴らしいと思います。ゴーメさんの歌にキラキラと輝くような彩りを添えているって言うか、決して出しゃばらずにゴーメさんの歌の引き立て役に徹しているんですけど、その控え目な奥ゆかしさが美しいと思います。当時のパンチョスはかなりの人気があったはずですけど、アメリカのポップス歌手の歌を生かす為にバックに徹するなんて、余程ゴーメさんの歌に惚れ込んだんですね。話によると、パンチョスの方からゴーメさんと共演したいって申し出たらしいですからね~。まあこのアルバムを聞いてみれば、それも納得って思います。

 それにしても、アメリカのポップス歌手でこんなにラテン歌謡を歌える人がいたなんて、本当に驚きです。ラテン担当なのに今までこんな盤があることを知らなかったなんて、何だか恥ずかしいです。もしかしたら他にもこんな盤が存在するのかもしれませんけど、もしそうであれば色々と聞いてみたいですね~。どなたか、「アメリカのポップス歌手がラテン歌謡を歌う」盤の存在をご存知であれば、是非情報をお寄せ下さいね!音盤ハンターころんさんが必ずやブックオフで見つけ出して来るかと思いますので。

以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪

Categorieラテン  トラックバック(0) コメント(2) TOP

2016’11.22・Tue

赤点先生の音楽添削~ANN PEEBLES 「STRAIGHT FROM THE HEART & I CAN’T STAND THE RAIN」

pannpeebles001.jpg

 みなさんこんばんは~、ヒワイイ大使のはりーだよ~。久し振り~の登場だけど~、はりーのことなんてみんな忘れちゃったよね~?ころんさんが全然ブラック・ミュージックを聞かなくなっちゃったから~、はりーの出番が全然無いのです~。でもつい先日だけど~、ころんさんがブックオフの280円棚で~、アン・ピーブルズの1972年と73年の名盤の2 IN 1を見つけて来てくれたのです~。嬉しい~♪だってメンフィス・ソウル・クイーンだもんね~。

 この2枚のアルバムって~、信頼のハイ・レーベルからのリリースで~、プロデュースはウィリー・ミッチェルだよ~。ハイと言えば~、アル・グリーンとかO.V.ライトとかの~、優れた盤を色々リリースしてるよね~。はりーは特にO.V.ライトが大好きなんだけど~、勿論アン・ピーブルズも大好きだよ~(本当は~、クワイエット・エレガンスが一番好きなの~)。この人って~、ピリッと辛口の硬派な歌い口が印象的だよね~。バラードもブルージーな曲もファンク系も何でもござれの~、ホンモノの実力派歌手なのです~。そんな実力派の歌手の絶頂期をとらえた盤の2 IN 1だから~、ホントにおトクなのです~。コレを聞けばピーブルズさんの良い所が全てわかる~・・・とは言い切れないかもしれないけど~、ソウル・ミュージックに興味があったら~、是非体験して欲しい盤なのです~。

「是非体験して欲しいのです~。」byはりー
phiwaiihari042.jpg

 この盤は2 IN 1だけど~、ほとんどが2分台の短い曲ばっかりだから~、全20曲入りとは言え~、ダラダラと長くないのがイイのです~。最近のブラック・ミュージックって~、やたらと長いのが多いもんね~。曲が短い分~、ギュっと凝縮したピーブルズさんのエッセンスを味わえるのです~。ホンモノの優れた歌手は~、短い曲でもソウルをキッチリとお届けすることが出来るのです~。基本ファンクな曲が多くて~、ピーブルズさんのカッコ良さを実感するけど~、しみじみ沁みるバラードも絶品だし~、はりーはアレサ・フランクリンよりも好きかな~。ハイ・レーベルだからバックの重心の低い黒っぽい音も最高にカッコいいし~、ピーブルズさんの辛口な歌にピッタリなのです~。歌とバックの演奏の理想的な結婚だね~♪

 やっぱりはりーは~、ピーブルズさんみたいに~、短い中で全てを表現出来るような歌手が好きなのです~。オーティス・レディングなんかもそうだったよね~。ころんさんはよく~「ソウルとかR&Bが本当に良かったのは、60年代から70年代にかけてでやんすね~」って言うんだけど~、ピーブルズさんの盤なんかを聞くと~、はりーもそうかな~って思うのです~。最高のソウル・ミュージックがこの時代で終わったのかな~って思うと~、何だか淋しくなっちゃうけど~、今時こんなソウルを作る人なんていないしね~。仕方ないのかな~。とりあえず~、この盤は赤点先生が採点するまでもなく百点満点なんだけど~、「コレはイイ!」って思えるのが昔の音楽ばっかりなのは~、やっぱり淋しい今日この頃なのでやんす~。

 以上~、ヒワイイ大使カワイイ担当はりーでした~。また会いましょ~♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.21・Mon

斉藤由貴 「ripple」

psaitoyuki003.jpg

 今も尚しぶとく(?)活躍を続けている斉藤由貴の、1987年の6曲入りミニアルバムであります。現在はちょいと太目のオバハンになってしまいましたが、このブツがリリースされた頃はまだアイドル扱いでしたね。当時はなかなか可愛らしかったですし、熱狂的なファンも多かったと記憶しております(わっちはファンじゃなかったですけど)。学生時代に同じクラスにいたある熱狂的斉藤さんファンは、「由貴ちゃんはトイレに行かないのだ!」などと真剣に言っておりまして、「じゃあトイレに行かなくて野グソするんだな」と言ったら猛烈に怒られたのはわっちでやんす~♪

 というどうでもいい話はさて置き、この盤は全曲斉藤さん作詞によるアカペラ・アルバムになっておりまして、しかもプロデューサーとしても名を連ねているんですよね~。当時はあまり関心がありませんでしたので全然知りませんでしたけど、意外にマルチな才能を発揮していた人なんですね。流石にトイレに行かないだけの事はあります(?)。昔日のアイドルのアカペラ・アルバムと言えば、先日取り上げました中嶋美智代のブツを思い出しますが、アレはなかなかに心地好いステキ盤で、わっちは大好きなんですよね~。でも斉藤さん盤も中嶋さん盤に勝るとも劣らない仕上がりになっておりまして、コレはコレで実に魅力的だと思います。

 まあ中嶋さん同様斉藤さんも歌は全然上手くはないんですけど、子供っぽい中嶋さんよりもアーティスト的な求心力がありまして、意外にグッと耳を惹き付けられてしまうんですよね~。例えて言えば、谷山浩子的なちょい不思議でドリーミーな雰囲気を持っているとでも言いましょうか。斉藤さんの歌が谷山さんの曲と相性が良いというのはファンの間では常識でしょうけど、谷山さんの曲が無いこのブツでもそんなことを実感出来るのでありますよ。言ってみれば、怖くない谷山さんって雰囲気ですかね~(谷山さんって結構不気味で怖い部分を持ってますよね?)。柔らかいアカペラ・コーラスに包まれた音世界は、ホンワカと温かい極楽温泉気分を醸し出していまして、実に夢見心地なリラックス・タイムを演出してくれるのであります。う~む、実にイイじゃないですか斉藤さん!流石にトイレに行かないだけの事はあります(?)。

 このブツで自信をつけたのかどうかは知りませんけど、斉藤さんはこの後にセルフ・プロデュースで「MOON」という鬼気迫る盤を発表するワケでありますが、親しみやすさという点から言えば、今回のアカペラ盤の方がイイかな~と思いますね。斉藤さんファンの間でもこの盤を最高傑作と評価している人も少なからずいらっしゃるみたいですし。わっちは個人的には「風夢」が好きなんですけど、他にまだ聞いたことが無い盤が多々ありますので、今後は斉藤さんの盤を見かけることがあればゲットして行きたいな~と思っている、今日この頃なのであります。

Categorie日本  トラックバック(0) コメント(2) TOP

2016’11.20・Sun

姫の秘め事~PETE SEEGER 「AMERICAN INDUSTRIAL BALLADS」

ppeteseeger001.jpg

 みなさん本当に久し振りなんだにゃん。裸のロリーズのアッキー姫なんだにゃん。姫があまりに可愛過ぎるからってバカころんに干されていて、全然出番が無かったんだにゃん。いつ以来の登場になるかはわからにゃいけど、「姫の秘め事」始まるにゃん~ってことで、今回はアメリカのフォーク歌手ピート・シーガーの2枚組42曲入り編集盤を取り上げるんだにゃん。かの有名なNOT NOW MUSICからのリリースなんだにゃん。バカころんがブックオフの280円棚で見つけて来たんだにゃん。

 それはそうと、みなさんご存知の通り、姫はケルト系のトラッドとか英国のフォークとかが大好物にゃんだけど、実はアメリカのフォークシンガー達にもめっちゃ興味があるんだにゃん。トラッドってアメリカのフォークにも多大な影響を与えてるし。それはアメリカンフォークの巨人、ピート・シーガーの盤を聞けばよくわかると思うんだにゃん(あ、もう一人の巨人ウディ・ガスリーの盤も聞かなきゃいけないんだにゃん!)。基本バンジョー弾き語りみたいな音楽にゃんだけど、英国の無伴奏バラッドにバンジョーが付いただけみたいな感覚があるんだにゃん。シンプル極まりにゃい音楽にゃんだけど、シャーリー・コリンズとかの歌なんかと同じで、シンプルだけど味わいが広がる音楽なんだにゃん。歌にはプランクシティのクリスティ・ムーアに似た雰囲気もあって、シリアスだけどユーモアもあるって感じの、姫の好きなタイプの歌手なんだにゃん。

 別にどうでもいい話にゃんだけど、最近はボブ・ディランがノーベル平和賞を受賞したって話題になったけど(ガン無視を通すかと思ったら、結局もらうんだにゃん!)、ピート・シーガーはボブ・ディランにも影響を与えてるんだにゃん。だからボブ・ディランだけじゃにゃくて、シーガーも見直して欲しいんだにゃん・・・多分誰も見直さないんだにゃん。まあそれはいいとして、この盤に収録されてるバラッドは大体が1分台の短い曲が多くて、教科書に載ってるみたいなシンプルで良いメロディばかりだから、誰にでも聞き易いと思うんだにゃん。多分ボブ・ディランよりも親しめるんじゃないかにゃん?ノーベル賞騒ぎでボブ・ディランが見直されてるのはいいことだけど、ついでに(?)やっぱりシーガーなんかも見直して欲しいんだにゃん。

「シーガーもガスリーも見直して欲しいんだにゃん。」byアッキー
pakkey014.jpg

 ところでこの盤のタイトルに付いてる「バラッド」って、所謂物語歌のことだけど、バラッドって言えばチャイルド・バラッドみたいな伝承歌ってイメージがあると思うんだにゃん。バラッドには妖精とかのことを歌った超自然的なモノから、殺人とか不倫とかのゴシップ記事的なモノから色々あって、内容は多岐にわたるんだにゃん。そんな中でシーガーは左翼的な立場で、プロテスト・ソングみたいな社会問題バラッドを歌うことが多いんだにゃん。そんな姿勢が後のロックに少なからず影響を与えているけど、それは決してディランが発明したモノってワケじゃにゃいし、ディランがアカデミー賞を受賞した今、やっぱりシーガーとかのフォーク・リヴァイヴァル連中の功績を見直すいいチャンスなんじゃないかと思うんだにゃん。

 以上、みんなのカワイイアイドル、アッキー姫の「姫の秘め事」、楽しかったかにゃん?それじゃあまた、次回も可愛さ発揮するにゃん♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.19・Sat

LITTLE FEAT 「DOWN ON THE FARM」

plittlefeat002.jpg

 メリケンのロックバンド、リトル・フィートの1979年盤であります。この連中のブツは以前「ディキシー・チキン」というアルバムを取り上げたことがありますが、あまりにニューオーリンズR&Bな音楽でしたので、白人によるこの手の音楽をわざわざ聞く必要なんて無いと思いまして、さっさと売り払ってしまいました。元々カッコいい音楽をそのまんまヤッテるワケですから、カッコいいモノが出来るのは当たり前なんですけど、だったらホンモノを聞けばいいワケでありまして、リトル・フィートなんて聞く必要なんて無いじゃんって感じで。今回のブツはブックオフの280円棚で見つけまして、どうせニューオーリンズ音楽のパクリだろな~とは思いつつ、最近は70年代の音楽が自分の中でちょっと盛り上がっていますので、聞いてみようかな~などと思ってしまった次第であります。

 ところでリトル・フィートって70年代ロックの名グループに数えられるワケでありますが、「ディキシー・チキン」を聞いた時点では単なるパクリバンドとしか思えず、何故こんな連中が高く評価されているのかがよくわからなかったんですよね~。だってこの連中ならではのモノが、よくわかりませんでしたので。まあ黒人音楽を聞かないロックファンなんてのはいくらでもいるでしょうし、そういう人達にニューオーリンズ音楽の面白さを知らしめたという点では功績があるんでしょうけどね~。でも数年前に後追い的に初めてこのバンドを聞いたわっちのような人間としては、特に評価に値するバンドではなかったんですよ。ですので、ぶっちゃけこの盤にも何一つ期待してなかったのであります。

 なんて意識でしたので、この盤を再生してみて「あ~、やっぱり単なるパクリ音楽だな~」なんて最初の内は思っていたんですよ。ところが3曲目の「PERFECT IMPERFECTION」で「おや?」と感じたんですよね~。単なるパクリじゃなくて、リトル・フィートならではの感覚がシッカリとある曲だな~って。リトル・フィート流のロックがちゃんと出来ていると言いますか、単純にイイ曲だと思ったんですよ。あと「FRONT PAGE NEWS」なんかはシンセを使って洗練された感覚になっている分、ファンクAORみたいな仕上がりでめっさイイですし、ありゃりゃ、もしかしてリトル・フィートって評判通りの良いバンド?な~んて、今更ながらに気が付いたのでありました。

 今回のブツですが、全体的に田舎っぽさが抜けて都会的に洗練された分パクリ感が抜けて、このバンドのロックなカッコいい部分がシッカリと見えて来たのがイイと思います。ベースにあるのはニューオーリンズR&Bなんかのブラック・ミュージックなのは変わらないんですけど、表現方法が洗練されてライト感覚になった為に、かえってこの連中の根っこの図太さとか奥の深さがよくわかるようになっていますので、リトル・フィートって本当に良いバンドなんだな~ってわっちでさえも思うようになった、今日この頃なのでありました。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.18・Fri

HAIRCUT ONE HUNDRED 「PELICAN WEST」

phaircut100001.jpg

 その昔ですが、ニック・ヘイワードのソロアルバムって聞いたことがあるような気がします。どんな内容だったのか全く記憶にございませんが、きっと大した内容じゃなかったのでありましょう。わっちにとってはどうでもいいニック・ヘイワードというおっさんが所属していたバンドが、ヘアカット・ワン・ハンドレッドであります。わっちは高校時代、ネオアコとか軟弱なギターポップが大好物でしたので、当然このバンドの存在は高校生の頃から知っていたんですけど、何故か聞く機会が無くて、アルバムを聞くのは実は今回が初めてであります。ブックオフの280円棚で発見致しました~♪

 このブツは1982年に発売されたアルバムになりますが、「きっと軟弱でヘタレな音楽をタレ流しているんだろうな~」なんて思いながら聞き始めました。すると飛び出して来たのは、ノリノリのパーカッションが印象的な、ファンクとかジャズ風味が効いた爽やかポップロックでありまして、「おや?」っと思わず身を乗り出してしまったりして。へ~、めっさノリが良くて、意外に楽しいじゃないですか。ネオアコ系の音楽にも関わらず(?)、トランペットとかサックスも大活躍していますし、ナイーヴだけが取り柄のギター・ポップ連中とは違うみたいですね。ラテンの要素なんかも取り入れていますし、音楽的な素養はキッチリとあるみたいです。まあ軟弱っちゃあ軟弱なんですけど、音楽的な屋台骨はシッカリした連中だと感じられますね~。

 ただ、あの頃全盛だったニューロマンティック(何じゃそりゃ?)みたいな雰囲気も濃厚に持っておりまして、わっちの印象としましてはネオアコ版デュラン・デュランって感じがするんですよね~。アイドル的要素を多分に持っている音楽とでも言いますか、あまりにメインストリーム過ぎるデュラン・デュランはイヤだという人が、このバンドに流れていたんじゃないかという感じがします。ルックス的にはデュラン・デュランの方が遥かに上なんでしょうけど、その辺にいそうなちょいオサレな兄ちゃん達って雰囲気が親しみ易い、な~んて思われていたのではないかと推測致します。おそらくですけど、オサレ女子にはめっさ人気があったんじゃないですかね~。アズテック・カメラにも共通する雰囲気もありますし、音楽通ぶった男子にも密かに人気はあったのかもしれません。

 それにしても、ほぼ全ての曲を書いているニック・ヘイワードの才能には、目を見張るものがありますね~。パターン的にはギターがファンクのリズムを刻んでパーカッションがチャカポコと鳴り、トランペットやサックスがジャジーな音を出すという、実にワンパターンな曲ばかりなんですけど、なかなかに良い曲が並んでいると思いますよ。あの頃のネオアコ連中にしてはそこそこの力強さはありますし、あまり腹に力が入らないフニャっとした歌声ではありますが、これだけ嬉々とした演奏を聞かされると、思わずコチラも頬が緩んでしまいますね。なかなか良いバンドだと思います~♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.17・Thu

BILLY JOEL 「AN INNOCENT MAN」

pbillyjoel001.jpg

 実はわっちはビリー・ジョエルって結構好きなんですよ。70年代から80年代にかけてのビリー・ジョエルって、本当に凄まじい才能を発揮していましたよね?鬼のようにイイ曲を作りまくっていたという印象があります。どれを聞いても全くハズレが無いといいますか、イイ曲しか書けないおっさんって感じですもんね~。わっちがビリー・ジョエルを知ったのは中学生の頃ですが、わっちの兄貴が好きでよく聞いていましたので、何となく耳に入っていたんですよね~。ガキながらに「エエ曲やな~」とか思ってたりして。特に印象に残った曲は、「とっちゃんガール」ですかね~♪

 などと言って、実はわっちが聞いたこのおっさんのオリジナル・アルバムって「リヴァー・オブ・ドリームズ」だけで、他はベスト盤しか聞いたことがないのでありました。そんなわっちでございますので、ブックオフの280円棚でこの1983年盤を見つけた時は、喜び勇んでゲットしてしまいました!「うお~っ、絶好調の頃のビリー・ジョエルの盤だ!」とか思いながら。このおっさんの70年代とか80年代のブツって、ブックオフの安棚では滅多に見かけませんからね~。やっぱり好きな人が多いから、なかなか手放さないんでしょうね。

 それにしてもこの盤でございますよ。才気溢れると言うか鬼気迫ると言うか、物凄く気合が入りながらも実にポップで楽しい音楽に仕上げるあたり、やはりこのおっさんは只者ではありません。基本的にこのおっさんってソウル~R&Bバカなんだと思いますが、ウィルソン・ピケットの真似をやらかすおバカな部分を見せたり、シュープリームスのパクリみたいなのをヤッタりしつつ、どの曲もおっさん独自のポップな世界に昇華させてみせる手腕は、本当に見事であります。言わばモータウン・ロックンロールみたいな音楽になっていると感じられまして、そりゃあこんな音楽を嫌いな人なんていないでしょうよ、という気がしますね~。やっぱりビリー・ジョエルは最高ですね!

 イヤイヤ、このアルバムはマジで素晴らしいですね~。曲も歌も演奏も何もかも非の打ち所が無いと言いますか、まさに完璧なポップス~ロックンロール盤と言っても過言ではないかと思います。「とっちゃんガール」も入ってますしね~♪アカペラの「ロンゲスト・タイム」とか「あの娘にアタック」もめっさ好きですし、とにかく最初から最後まで「大好きが止まらない」ブツであります。個人的にこれ程までに楽しめる洋楽のブツって、他にはなかなか無いですね~。わっちに言わせればこの盤は一家に一枚の家宝盤!なんて言うと褒め過ぎですけど、そんなことを思わせるだけの魅力があるのは間違い無いと思います。何度も言いますけど、やっぱりビリー・ジョエルは最高ですね!

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(2) TOP

2016’11.16・Wed

チャラン・ポ・ランタン 「借りもの協奏」

pcharanporantan002.jpg

 ココ何年ものJ-POPものの傾向ですが、どいつもこいつも猫も杓子もカバー・アルバムを濫発しまくるという状況に、辟易しております。そりゃあヒットした過去の曲に頼れば、ある程度のクオリティは最初っから保証されていますから、作る方も聞く方もあ~んしん♪ってことにはなるんでしょうけど、それって単なる作り手と聞き手の馴れ合いじゃね?なんて穿った見方をしているのは、多分わっちだけなのでしょう。だからどいつもこいつもカバーばっかりしているワケでありまして・・・。作る方も聞く方も、音楽に対する思い入れとか気持ちとかが、どんどん稀薄になって行っているような気がする今日この頃でやんす。

 というワケで(?)、今年は「女の46分」という傑作をモノにして勢いに乗っているチャラン・ポ・ランタンでありますが、新作がカバー・アルバムということで、「チャラン・ポ・ランタンよ、お前もか!」ってな気分になってしまったのでありますが、しかしそこはチャラン・ポ・ランタンですから、きっと一筋縄では行かないブツを作ったに違いないという期待を込めてゲットしてみた次第でございます。とりあえず曲目をざっと見てみますと、オーティス・レディング、パフィー、フリッパーズ・ギター、ザ・ピーナッツ、バグルス、ヘドバとダビデ、サイモン&ガーファンクル等々、もうメッチャクチャに脈絡の無い選曲でありまして、これは期待出来る~って気分になってしまいました!

 実際に聞いてみますと、どの曲もチャラン・ポ・ランタンの曲になってしまっていると言いますか、チャラン・ポ・ランタン流の大道芸的音楽の餌食(?)になっているんですよね~。人を喰ったようなユーモア感覚溢れるアレンジの数々は、流石にチャラン・ポ・ランタンって感じですね。音楽的なブレーンでありますメンバーの小春のひねくれた才能には改めて舌を巻く思いですし、そんな小春の要求に変幻自在の見事な歌唱で応える妹のももの能力の高さも本当に見事だと思います。チャラン・ポ・ランタンの勢いは留まるところを知らないって状態になっていますね~。素晴らしいと思います。バックを務めるカンカン・バルカンその他の連中の演奏も、相変わらずめっさイイ音してますよ!

 いや~、やっぱりイイですね~チャラン・ポ・ランタンは。期待に違わぬ演奏を聞かせてくれると言いますか、カバーをヤルならここまでヤラないと意味が無いと言いますか、何にしてもお気楽なカバーばかり濫発している歌手とその取り巻き達は、コレを聞いて反省しなさい!な~んてことを言いたくなって来ますね。文句無しの優良盤に仕上がっていると思います~♪

Categorie日本  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.15・Tue

酩酊音楽酒場~TOUMANI DIABATE 「KAIRA」

ptoumanidiabate001.jpg

 みなさん今晩は。ヒワイイ大使のななみーですよ~♪今回の「酩酊音楽酒場」で取り上げるのは、マリのコラ奏者トゥマニ・ジャバテの1987年のソロ・デビュー盤「カイラ」ですよ~。トゥマニさんはグリーオの家系の人ですけど、グリーオって言えばクヤーテ・ソリ・カンディアみたいにピーンと張り詰めた物凄く強い声で歌う人ってイメージがあると思いますが、このアルバムには歌は一切入ってなくて、全編トゥマニさんのコラ独奏になっています。あ、このブツの裏表紙に注意書きがあるんですけど、この盤はオーバーダブは一切無しで、トゥマニさんのコラ1本だけで演奏してますって。確かに、この盤を聞いたらとても1本の楽器でこれだけの音を出しているなんて思えませんしね~、注意書きは必要でしょう。

「音がいっぱい出てますよ!」byななみー
phiwaiinana041_20161115221052cc7.jpg

 ところで、グリーオ系の音楽で歌が入ってなくてコラだけの演奏なんて、これまで聞いたことがありません。どうやら歌無しのコラ独奏盤というのは、この「カイラ」が音盤史上初めてだったようですね。それまでコラという楽器は歌の伴奏に使われるモノであって、器楽曲なんて存在していなかったということですから、言ってみれば常識破りの画期的な作品だったということですね~。でも聞いてみれば、物凄くシンプルなのにイマジネーションが広がって行くとても豊かな音楽になっていますし、どうしてそれまで誰もコラだけのインストをやらなかったのかが不思議に思えて来ます。コラは歌の伴奏楽器という伝統を覆す人が、他に誰もいなかったんですね~。

 それにしても、トゥマニさんのコラが奏でる美しくて心地好い音世界は一体何事?って感じですよね~。ハープに似た音と言えばわかりやすいと思いますけど、とても繊細で可愛らしい音で、しんみりと耳に優しく寄り添ってくるんですよね~。バカころんがコラの音を表す時によく使う表現ですけど、「まるで宇宙と交信しているかのような」感覚もありますし、自分の内面と深く向き合って瞑想しているような感覚もありますし、要はとっても奥が深い音楽なんだと思います。この盤を聞いて思い出すのはカンテ・マンフィーラさんのカンカン・ブルース・シリーズなんですけど、特に1枚目の「トラディション」の静謐で温かい世界に良く似ていると思います。マンフィーラさんのは歌入りですけど。

 この盤はトゥマニさんのコラ1本だけで演奏されているワケで、極めてシンプルな音世界ではあるんですけど、パッと聞いただけでは単調でモノトーンな感じに聞こえるかもしれませんが、ジックリゆったりと耳を傾けていると、素晴らしく色彩感豊かなことに気が付くと思います。心のリラックスが進むほどに豊かな世界が聞こえて来そうで、ストレス社会で常に心を擦り減らしているような人にはピッタリの音楽なんじゃないかって気がしますね~。

 以上、コラ独奏のステキ音楽を取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした。DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪

Categorieアフリカ  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.14・Mon

大原櫻子 「V」

poharasakurako003.jpg

 女優としても活躍する大原櫻子の、今年発売の2枚目のアルバムです。タイトルは「V」と書いてありますが、これで「ビバ」と読むんだそうです、理由はわかりませんが。最近はドラマなんかで櫻子ちゃんを見かけることってあまり無いんですけど、とりあえず歌手としては順調に活動しているようで何よりでございます。女優としても活躍はして欲しいですけど、わっちみたいな音楽バカからすれば、まずは歌手としての活動が大事ですからね~。こうやってわっちの為に(?)2枚目の盤を出してくれたワケで、やっぱり櫻子ちゃんってとってもいい娘でありますね!よしよし、抱き締めて頭ナデナデしてあげましょう。そしてほっぺもスリスリして、その数時間後には警察で取調べを受けているわっち・・・。

 そんなカワイイ櫻子ちゃんの2枚目ですから、聞く前からニヤニヤが止まらないワケでありますが、実際に聞いてみますと、随分シッカリと歌えるようになって来た櫻子ちゃんの姿に、ますますニヤニヤが止まらない~(←すいません、アホです)。デビュー盤では緊張した面持ちのちょっと硬い歌い口が目立っていましたけど、かなり歌い慣れて来たのか、ちょっと歌に柔らかさが出て来ましたね。元々しっかりとした発声が出来る娘ですから、肩の力が抜ければ良くなる要素は十分にあったんですけど、ここでは順調に成長した歌を聞かせてくれています。等身大の溌剌とした若々しい歌唱でありつつ、ハタチになってお姉さんらしい落ち着いた表情が出て来たのが、実に魅力的ですね~。前作と聞き比べれば、イイ歌手になって来たな~って実感出来ると思いますよ!

 曲は大半が亀田誠治が作っているんですけど、等身大の櫻子ちゃんに見合ったイイ曲を書きますよね~このおっさん。ポップでおセンチな部分も持ち合わせたキュンと来るメロディが、櫻子ちゃんの良いところを引き出しているように感じられます。曲のクオリティとしましては明らかに前作を上回っておりまして、どれも実に魅力的なんですが、わっちは特に2曲目の「大好き」が大好きです♪あと、9曲目の「トレモロレイン」とか(あ、コレは亀田の曲じゃないや!)。いや~、イイですね~櫻子ちゃん。櫻子ちゃんが歌えば全て良い曲になる、な~んて言いたくなるような魅力がある歌唱であります。

 などとわっちが言ったところで誰も相手にしてくれないのは目に見えているんですけど、そりゃあわっちは「まずはルックスから入る」ケーハクな人間ですし、櫻子ちゃんのこともルックスが良いから聞く気になったワケでありますが、櫻子ちゃんにはルックスだけではない確かな歌手としての力があると思います。作為とかやらされている感とかが無い、素直な歌心を持った歌手だとわっちは思っております。このブツにはそんな櫻子ちゃんの魅力が存分に詰まっていますので、わっちは大好きですね~。上々の良盤だと思いますよ!

Categorie日本  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.13・Sun

激しくどうでもいい話~歌舞伎を見に行きました!

phakataza001.jpg

 昨日ですが、とある事情により博多座へ歌舞伎を見に行きました。演目は「石川五右衛門」であります。主演は市川海老蔵で、脇を固める主な演者は中村獅童、市川右近、片岡孝太郎であります。一応は名の知れた有名どころが出ていますし、海老蔵と獅童が出ているだけでも話題にはなりますよね~。海老蔵なんて殴打事件以来ほぼ見かけませんし(あ、最近は嫁さんの病気問題で見かけたかも)、獅童も最近はあんまり見ないですけど、どちらも有名人ですし「見たことあるんだぜぇ~」と自慢出来るぐらいの存在ではあるかと思います。まあわっちは歌舞伎なんて生で見たことはありませんし、とりあえず経験として一度は見ておいてもイイかな~ってことで行ってみた次第であります。

 演目は「石川五右衛門」でありますが、釜茹でになるとかいう話では全然なくて、実は五右衛門(海老蔵)は豊臣秀吉(市川右近)の息子だったとか、茶々(片岡孝太郎)が中国の極悪人ワンハン(中村獅童)に拉致されて中国へ連れて行かれ、それを五右衛門が取り戻しに行くという、あまりにメチャクチャストーリーなんですけど、非常にわかりやすい話でありまして、見ていて単純に楽しめるかと思います。歌舞伎って話がワケわからなくて、しかもセリフが何を言っているのかさっぱりわからないというイメージだったんですけど、今回の演目はセリフもちょい現代風にアレンジしてあり、大掛かりな舞台装置も使ってド派手な演出もしてありましたので(五右衛門が凧に乗って空飛んだぞ!)、随分親しみ易くてわかりやすい形になっていたと思います。昔ながらのモノを頑なに守る一方で、現代人にもわかりやすい演出をした同時代的なモノもヤルというのは、伝統芸能を残して行く為には必要な事ですから、わっちはこういう歌舞伎もありだと思います。

 それにしても海老蔵と獅童でありますよ!獅童なんて普段は殺し屋にしか見えない極悪人面のおっさんですけど、舞台での存在感は凄いですね。海老蔵を遥かに上回る声量がありますし、見る者の視線を強引に惹き付ける力は只者ではありません。役者としての実力は、海老蔵よりも上だと思います。比べると海老蔵は声がこもった感じでセリフが聞き取りにくいですし、どう見ても役者としての力は獅童よりは劣るんですけど、それでもこのおっさんは獅童には無い役者としての華があるんですよ。コレは持って生まれたモノとしか言いようが無いのかもしれませんけど、海老蔵が出て来るだけでパッと明るくなると言いますか、スターのオーラみたいなモノがあるんですよね~。実力的には劣っていても、役者としての格は海老蔵の方が遥かに上だと思います。ぶっちゃけ、海老蔵はマジで見る価値がありますよ。

 今回の歌舞伎は全く何の期待もせずに見に行ったんですけど、予想外に楽しめましたね~。2階席の前の方でほぼ中央寄りという座席の位置も良かったんでしょうけど、海老蔵と獅童はやっぱり凄えな~、エエモン見たな~という満足感を得られたのが良かったです。まあ値段はめっさ高いですし(今回は払ってないけど♪)、なかなか見られるモノではないですが、機会があればまた見に行ってもイイかな~と思える歌舞伎でございました!

Categorie日本  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.12・Sat

興味津々音楽探求~TRIO ESPERANCA 「SEGUNDO」

ptrioesperanca001.jpg

 皆様今晩は。ヒワイイ大使のめぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げるのは、ブラジルのアカペラ・コーラス・グループ、トリオ・エスペランサの1995年のアルバムです。昨日ころんさんがハワイのコーラス・グループ、ナ・レオを取り上げた時に名前が出て来たグループですので、今回取り上げてみようかな~って思いました。ところで女性のアカペラ・グループと言えばわたしはザップ・ママを思い出しますけど、トリオ・エスペランサはザップ・ママほど技巧的でもなければ凝っているわけでもありませんが、その分素直なポップ感覚があるのが魅力的かな~って思います。あ、アカペラとは言っても、曲によっては楽器を使ってますけどね。

 トリオ・エスペランサは3姉妹で組んでいるグループですけど、気心が知れているからなのか、本当に素晴らしいコーラスを聞かせてくれますね。この美しい響きの心地好さは何物にも替えがたいって感じで、わたしは個人的にザップ・ママよりも好きですね~。コーラス・グループって世界中に色々と存在しますけど、ここまで心地好いハーモニーは他になかなか無いんじゃないでしょうか?どこまでも優しい歌声で、心の奥底までリラックスさせてくれるような気がします。アップテンポもスローテンポも、完璧なハーモニーで見事に歌いこなしてしまいますし、本当に極上のリラックス音楽此処に在りって感じですね!素晴らしいと思います。

「極上のリラックス音楽ですね!」byめぐりん
phiwaiimegu048_20161112230746175.jpg

 このアルバムはジャンル的にはボサノバってことになりますけど、実はわたしはボサノバって苦手なんですよね~。ボソボソとした歌い方が何だか力が抜けるっていうか、お腹に力が入らないフニャっとした感じが好きじゃないんです。だからこれまでボサノバ盤はジャズ担当の理亜にレビューしてもらったりして来ましたけど、こういうボサノバなら大歓迎ですよ!全然フニャっとしてなくて、ちゃんとシッカリ歌ってますし。このアルバムではボサノバの有名曲、「イパネマの娘」とか「フェリシダージ」なんかも歌っていますけど、ボソボソフニャフニャしていないですからまるで別の曲みたいで、すごく新鮮に聞くことが出来ます。

 ブラジルのコーラス・グループと言えば、クァルテート・エン・シーがとても有名ですけど(アカペラ・グループではないですが)、わたしはトリオ・エスペランサの方が好きですね~。エスペランサの方が聞きやすくて洗練された感じがしますし・・・って言えるほど、わたしはエン・シーを聞いているわけではありませんので、近い内にちゃんと聞き直して取り上げてみようと思います。ころんさんは「クァルテート・エン・シーも素晴らしい魅力に溢れたグループですよ」なんて言っていまして、ころんさんに魅力がわかっているものを、わたしがまだちゃんと聞いていないというのは癪に障りますので、ジックリ聞き込んでみようと思います!

以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪

Categorieラテン  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.11・Fri

NA LEO 「HAWAIIAN MEMORIES」

pnaleo001.jpg

 ハワイの女性3人組グループ、ナ・レオの2002年のアルバムです。この連中の名前は以前から知っているのですが、音楽はこれまで一度も聞いたことがありませんでしたので、ハワイアン気分が盛り上がっている今日この頃、一度は聞いてみてもイイかな~ってことで、ブックオフの500円棚にてゲットして来たのでありました。それにしてもブックオフの安棚って、結構ハワイアンが転がっていますね。めっさ聞いてみたいギャビー・パヒヌイの盤なんかは、流石に出て来ませんけど。

 というワケで(?)ナ・レオでございますが、イメージ的にはブラジルのクァルテート・エン・シーとかトリオ・エスペランサみたいな感じかと、勝手に妄想しておりました。何れも女声コーラス・グループですし、耳に優しくて心地好い響きを持っていまして、ヤッテいる音楽がボサノバかハワイアンかという違いはありますけど、どちらの音楽も日本人には非常に親しまれていて受け入れ易いという部分は共通しているかと思います。その中でもハワイアンのナ・レオはおそらく一番知名度が高いでしょうし、一番親しまれていると推測致しますが、実際はどうなんでしょうか?まあどのグループも、聞いていてめっさ癒されるワケなんですが。

 ナ・レオの音楽は当然ハワイアンなんですが、バリバリに伝統に沿ったハワイアンというワケではなくて、どちらかと言えばハワイアン風のポップスと言った方が近いかもしれません。その分軽くサラっと流れて行きますので、ちょいと印象には残りにくいタイプの連中という気はしますが、観光都市としてキッチリと整備されたワイキキの街(裏通りは含まない、如何にもハワイというイメージの表通り)のディナータイムを彩るBGMに相応しいという感じがします。言ってみれば誰にも嫌われることが無い、安心のハワイアン・ポップスなんだと思います。

 それにしてもこのブツ、ゆったりとしたグルーヴが気持ち良いですね~。落ち着きのある歌声もポップス的で聞き易いアレンジも、まさに万人受けするハワイアンでありまして、特にハワイアン初心者の方にはお薦め出来る内容になっているかと思います。ただ、わっちみたいな捻くれた耳の持ち主には何のスリルも刺激も無いと言いますか、毒にも薬にもならない音楽ですから、聞いていて心地好いけど単にそれだけ、というようにも聞こえまして、ぶっちゃけ面白味に欠けると感じられるのも事実であります。ですので、今後ナ・レオを聞き続けるかと言いますと、おそらく大して聞かないんだろうな~という気がします。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(4) TOP

2016’11.10・Thu

GLIM SPANKY 「NEXT ONE」

pglimspanky001.jpg

 オビに「ロックは生きている」だの「21世紀最重要バンド」だの書いてある、日本のロックバンド、グリム・スパンキーの今年発売の2枚目のアルバムであります。「ロックは生きている」なんて、そんなの人それぞれですからでっけえお世話って感じなんですが、この盤を聞くとそんなことを言いたくなる気持ちがわかるんですよね~。何と言いますか、初めてラヴ・サイケデリコとかスーパーフライなんかを聞いた時と同じような衝撃があるとでも言いましょうか、地に足の着いた図太いロック魂を感じさせる歌と演奏は、聞いていて単純にテンションが上がるんですよね~。

 グリム・スパンキーは歌とギターの松尾レミと、ギターの亀本寛貴の2人によるユニットで(構成がラヴ・サイケデリコと同じですね)、それぞれ91年と90年の生まれですから、スキャンダルのメンバー達とほぼ同世代ですね。この2人がこれまで一体どのような音楽体験をして来たのかは全く知りませんけど、ちょいとサイケな感覚のあるジャケからも想像出来るように、要はあの頃のロック魂が感じられる激しいロックをヤッテいるんですよ。あの頃というのは、60年代から70年代にかけてということなんですけど、松尾レミの迫力あるハスキーな歌声からジャニズ・ジョップリンを連想する人は多々いらっしゃるでしょうし、ガンガン弾きまくるギターの音にレッド・ツェッペリンに熱狂した頃を思い出す人もいらっしゃることでしょう。わっちはリアルタイムではあの頃のロックは体験していませんけど(世代的にもっと下なもので)、スーパーフライとも共通する温故知新的なロックに、何だか涙がチョチョ切れます~♪

 そんな懐かしくも新鮮な激しいロックサウンドで演奏される曲が(主に松尾レミが書いているんですけど)、コレがまた素晴らしくイイんですよ!ちょっとあの頃の歌謡曲の雰囲気もあるナツメロ的なメロディの曲が多いんですけど、とてもポップなフックを持っていまして、めっさハマってしまいます。あの頃のロックを体験して来た人には懐かしく響くでしょうし、若い世代には新鮮に響くでしょうね~。まあシッカリとしたお手本が沢山ある音楽ではありますけど、「自分達はコレが好きでヤッテいるんだ!」という激しい音楽衝動が感じられるのがステキです。イイですね~、こういう闇雲で爆発的な突進力を持った音楽って。ヤラされている感が一切ありませんし。

 う~む、コレはマジでシビレる盤ですね~。めっさテンション上がる~♪カッコ良くてキュートな部分もあって、とにかく理屈抜きに楽しめる、ロック好きには胸にキュンキュン来る素晴らしい仕上がりだと思います。誰が何と言おうと、コレは傑作です!こんな連中がいたなんてこれまで全く知りませんでしたが、今後は全力で応援したくなって来ましたね~。何にしてもコレは要注目のバンドであります。とりあえずは昨年発売されたというデビュー盤もゲットしなければ!

Categorie日本  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.09・Wed

KAPONO BEAMER 「PANA ALOHA HAWAIIAN HEARTBEAT」

pkaponobeamer001.jpg

 ハワイのギタリスト、カポノ・ビーマーの2001年のアルバムであります。ブックオフの500円棚にて発見致しました。わっちはカポノ・ビーマーなんて人が存在する事自体知らなくて、このブツを発見した時は、セシリオ&カポノのカポノと、ケオラ・ビーマーが共演した盤なんだろうな~と思っておりました。しかし実際は全然違っていまして、このカポノ・ビーマーという人はケオラ・ビーマーの弟らしく、ハワイの音楽一族ビーマー家の一員みたいなんですよね~。へ~、全く知りませんでした。

 このカポノ・ビーマーというおっさんですが、ケオラ・ビーマーの弟なんですけれども、芸術家肌の兄貴とは全然違った方向性を持っているのが面白いですね~。兄貴は美しさを追及するあまり、ハワイアンがポピュラー音楽であることを忘れてしまったかのようなお芸術クラシック風の演奏を聞かせたりしますけど、カポノの方はもっとお気楽な感じであります。ベースやパーカッション、ピアノなんかも取り入れて、実に心地好いポップス的ハワイアンギターを聞かせてくれるんですよね~。如何にもショッピング・センターとかオサレなカフェなんかのBGMで流れていそうなインスト音楽なんですが、このゆったりとした大らかなノリは実に魅力的であります。軽いノリの為に表面的に聞き流してしまいそうな音楽ではありますが、ジックリ聞くと意外にハワイアンの楽しさとか美しさをシッカリと堪能出来る音楽を展開しているような気がします。

 この盤を聞いていますと、現在のハワイの街を象徴するような音楽だな~って感じてしまいますね。わっちが行ったあの街この街(という程行ってませんけど)どの街で流れていてもおかしくないと言いますか、賑やかなワイキキの街だけでなく、ホームレスが転がっているヒリヒリした空気感の街をも、優しく包み込む感覚があるように思います。兄貴のスラックキー・ギター盤なんかよりも、遥かに想像力が働く音楽って気がしますね~。表面的にはポップスっぽくてケーハクなようでいて、実はなかなかの奥の深さを持っていると、わっちは思います。実に良いではないですか、カポノ・ビーマー!わっちは兄貴のケオラより、カポノの音楽の方がず~っと好きです。

 まあ何にしても、とりあえずはBGMとしてめっさ心地好い音楽ですので、ハワイアンがお好きな方であれば間違い無く楽しめる盤に仕上がっていると思います。安心の一枚とでも言いましょうか。とりあえずビーマー家の音楽を聞いてみたいなら、ケオラよりもまずはカポノ、な~んてことを言いたくなる魅力があると思いますね~。アコースティック・ギターを中心とするインスト音楽なんかには全く興味が無いわっちでありますが、この音楽はめっさ大好きでやんす~♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.08・Tue

どビックリ!

 本日朝ですが、博多駅に着くと電気が全く点いてないんですよ。エスカレーターも止まっていますし、一体何事かと思いつつ、新幹線はちゃんと動いていましたので通常通り通勤出来たのでありますが、会社に着いてネットニュースを見てビックリしました。博多駅前の道路が陥没しとる!わっちもちょくちょく通っていた道路ですので、まさか陥没するなんて思ってもいませんでしたから、マジ驚きました。まあ怪我人が一人もいないというのが不幸中の幸いだったと思いますが、あんなことになるなんてね~。

 今年は地震だの大雨だの台風だの自然災害は何だかんだありましたけど、ここに来てとんでもない人災の発生ですから、一体九州はどうなっとんねんって感じでございます。道路が陥没するなんて誰も想定していなかったでしょうけど、災害というモノは想定していない時に起きるモノですよね~。これからは最悪なことを想定しつつ生活して行く必要がありますね。

Categorieその他  トラックバック(0) コメント(2) TOP

2016’11.07・Mon

KEOLA BEAMER 「MAUA KEA-WHITE MOUNTAIN JOURNAL」

pkeolabeamer001.jpg

 ウィンダム・ヒルの有名人気ピアニスト、ジョージ・ウィンストンがヤッテいるダンシング・キャット・レーベルから1997年に発売されました、現代スラックキー・ギターの第一人者と言われるケオラ・ビーマーのアルバムであります。スラックキー・ギターの第一人者と言えば、わっちにとっては何と言ってもサニー・チリングワースなんですが、世間一般の評価はケオラ・ビーマーの方が高いのかな?どちらにせよ、わっちはスラックキー・ギターが好きですので、ブックオフの280円棚でこの盤を見つけて大喜びでゲットした次第であります。このおっさんの名前は昔から知っていますが、聞くのは今回が初めてですし。

 とりあえずは自室のオーディオで再生してみたところ、めっさイイ音が飛び出して来ました。流石にハワイアン大好きなジョージ・ウィンストンがプロデュースしているだけのことはあります。紡ぎ出される一音一音がシッカリと聞き取れるのがステキであります。ソロ演奏ですので、ギター以外に余計な音が入っていないというのもイイですよね~。勿論おっさんの腕前は確かですし、ギターもめっさ良いモノを使っていると思われますので、音の粒立ちがめっさイイんですよ。曲は「如何にも」なハワイアンが揃っていますので、スラックキー・ギターのアルバムとしてはまさに完璧!というような1枚なのではないかと思います。

 ところが!であります。コレだけ良い要素がシッカリと揃っているにも関わらず、わっちはイマイチ好きになれないんですよね~。それは何故かと言いますと、ココに収録されている音楽って、まるで「クラシック・ギターの村冶香織がハワイアンを弾く」みたいな感覚があるからであります。村冶香織はルックスが良いので好きなんですが、基本クラシックの演奏家ですので、ポピュラー音楽のノリがわかっていないと言いますか、端正で美しい演奏はするんですけど、ただそれだけって感じなんですよね~。このおっさんも、何だかそんな雰囲気なんですよ。このおっさんはもしかしたらクラシック好きなのかもしれませんが、芸術家肌な分ポピュラーのノリよりもクラシック的な端正な演奏を優先しているような感覚があるんですよね~。ですので、美しいんですけどニュアンス不足って気がするのであります。

 なるほどなるほど、ケオラ・ビーマーってこういうタイプのギタリストだったんですね。上手いのは間違い無いんですけど、スラックキー・ギターのホンモノの達人サニー・チリングワースと比べてみれば、決定的に違うモノがあるって感じですね。クラシックのピアニスト、ラベック姉妹がジャズを演奏したら、上手いけど全くジャズじゃなかった、みたいな。単に美しい演奏を聞きたいのならこの盤で十分OKかと思いますが、ポピュラー音楽としてのハワイアン・スラックキー・ギターを聞きたいのなら、あまりお薦めは出来ない盤なんじゃないかな~と思う、今日この頃なのでやんす。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.06・Sun

酩酊音楽酒場~TWINS SEVEN SEVEN 「NIGERIAN BEAT」

ptwinsevenseven001.jpg

 みなさん今晩は。ヒワイイ大使のななみーですよ~♪今回の「酩酊音楽酒場」で取り上げるのは、ナイジェリアのツインズ・セヴン・セヴン(以下セヴン)の1991年盤ですよ~。この盤はキング・レコードの民族音楽シリーズの1枚として発売されたモノで、日本のスタジオで録音されていますね。こういう音楽が日本で録音されるのって珍しいと思いますけど、素晴らしく良い音で録れていますし、文化遺産の保存に貢献出来てるのかな~って気がして、日本人として何だか誇らしい気分になったりして。ちなみに、バカころんがブックオフの280円棚で見つけて来てくれた盤です。

 ナイジェリアの音楽としては、バリスター部長のフジとかキング・サニー・アデのジュジュ、フェラ・クティのアフロビートなんかが有名ですよね~。セヴンの音楽はフジとかアパラみたいな音楽なんですけど、コレをフジとかアパラとか言ってイイのかどうか、私にはよくわかりません。歌の内容はヨルバ族の神様のことみたいなんですけど、フジとかアパラって神様のことを歌ったりするのでしょうか?詳しい事は全くわかりませんけど、音だけを取り出せば、ぶっちゃけフジやアパラに聞こえます(基本的にフジとアパラの違いもよくわからないし)。楽器はトーキング・ドラムとかシェケレ、アゴゴなんかのパーカッションだけで、メイン・ヴォーカルはイスラム的な強烈な喉を聞かせ、バックの女声コーラスが囃し立てるというスタイルなんですけど、これってどう聞いても民族音楽には聞こえませんよね?

「民族音楽じゃないですよね?」byななみー
phiwaiinana060.jpg

 まあ怒涛のパーカッションが物凄いウネリを作り出すこの音楽は、アフリカ音楽を知らない人が聞けば、槍と盾を持った土人が密林でウホウホ言って飛び跳ねてるみたいなイメージの音楽に聞こえるんでしょうけど、土俗的でありながらも埃っぽい都市部を連想させる音楽だと思いますね~。まあ民俗楽器ばかり使っていますし西洋的にポップ化された部分なんて微塵も無い、極めて無骨で愛想の無い音楽ではありますけど、その佇まいが物凄くカッコいいんですよね~。誇り高きヨルバ民族の精神性を表していると共に、都市の喧騒や雑踏を連想させるって感じで。この音楽は、決して保存されている伝統芸能なんかじゃありません。

 バカころんによると、セヴンってジャズ・ドラマーのロナルド・シャノン・ジャクソンなんかとも共演したことがあるらしくて、そんな盤があれば是非聞いてみたいんですけど、いくら音盤ハンターのバカころんでもそれは難しいかな~。あ、別にどうでもいいんですけど、セヴンの音楽ってキューバのページョ・エル・アフロカーンなんかに通じるところがありますよね?物凄いパワーを感じさせるところなんかが。

 以上、ナイジェリアのカッコいい音楽を取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした。DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪

Categorieアフリカ  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.05・Sat

奈々子SOS~BUGGLES 「THE AGE OF PLASTIC」

pbuggles001.jpg

 みなさん今晩は。私老化防ぎ隊の奈々子です。今回の「奈々子SOS」は、バグルスというグループの1979年盤を取り上げます。ワタシはバグルスなんて全然知らなかったんですけど、ころんさんは「この中の1曲だけは絶対に聞いたことがあるはずですよ」って言ってました。「そんなことあるわけないじゃん!」って思ったんですけど、確かに2曲目は聞いたことがありました。邦題は「ラジオスターの悲劇」って言うらしいんですけど、大した展開も盛り上がりも無い平板な曲なのに、大ヒットしたらしいですね~。まあとにかくポップですし強烈に印象に残るメロディですから、色んな人の耳をとらえたんでしょうね~。

 それにしてもこのアルバムって何だか凄く人工的っていうか、ヴォーカルも加工してあるみたいだし、まさにアルバムタイトル通りの「プラスチックの時代」って感じの音楽ですね。オーガニックな部分が全然無い、全部プラスチックで作り上げたような人工的な音楽だと思います。79年ってどんな時代だったのか知らないですけど、この音楽ってその時代の強烈な皮肉になっていたんですかね~。でも80年代はこんなタイプの音楽って結構あったみたいですし(詳しくは知らないんですけど)、70年代と80年代を橋渡しする役割を果たした作品って言えるのかもしれないですね。

「70年代と80年代の橋渡し?」by奈々子
pnanako015.jpg

 まあワタシは70年代も80年代も全然リアルタイムで体験してないので、この音楽にどんな意義があったのかはわかりませんけど、人間の力でギターとかベースとかドラムを一生懸命演奏していた70年代の音楽に慣れた人にとっては、機械で作っちゃったみたいなこの音楽は、もしかしたら凄い衝撃があったんじゃないでしょうか?「何じゃこりゃ?」って感じで。でも機械で作ったみたいな音楽とは言っても、人間的なユーモア感覚とか可愛らしさみたいなのはあると思うし、やっぱり人が作った音楽ってことは感じられるから、後の時代のもうワケわかんないテクノとかに比べたら、人の温か味みたいなのはシッカリとあるとワタシは思いますね~。

 あと、ワタシはこのアルバムを聞いていると、「ハートビート・シティ」の頃のカーズとか、オーストラリアのロックバンドのリアル・ライフとかを思い出してしまいますね。ハードな部分はカーズみたいで、ナイーヴな部分はリアル・ライフみたいで・・・って、何だかころんさんみたいなことを言ってしまってますね。イヤだわ~、こんなマニアックな発言しちゃうなんて。ころんさんのせいで、普通の女の子の体じゃなくなってしまったみたいです。あ~恥ずかしい。誰かワタシをころんさんに出会う前の普通の女の子の状態に戻して下さい!奈々子SOSです~♪

以上、私老化防ぎ隊の奈々子がお送りしました。ワタシのSOSを感じ取った方は、是非フォローして下さいね♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.04・Fri

DENNIS PAVAO 「SWEET LEILANI」

pdenispavao001.jpg

 ハワイに行ってからというものの、何故だかハワイアンにハマってしまっている今日この頃、ブックオフの安棚でハワイアンのブツを探したりしているのでありますが、コレが意外に結構見つかるものなんですよね~。ハワイよりもハワイアンのブツが見つかる?なんて気もしまして、やっぱり日本人はハワイアンが好きなんだな~と実感しております。そんな折に500円棚で見つけましたデニス・パヴァオという人のコチラのブツ、一体いつリリースされたのか記載がありませんので不明で、この人が一体何者なのかも全く存じません。ジャケ下にちょろっと「THE GOLDEN VOICE OF HAWAII」なんて書いてありますので、どんな美声なのかな~と思って試しにゲットしてみた次第なのであります。

 ブックレットを抜き出してみますと、マフィア面した怖そうなおっさんの写真がいきなり出て来ましたので、思わず投げ捨てそうになったのですが、そこはガマンして再生してみました。すると出て来たのは、まったり朗々と歌うクルーナータイプのなかなか良い声~♪フランク・シナトラとかエルヴィス・プレスリーなんかをお手本にした感じでありますね。まあ言ってみればオールディーズなんかによくいるタイプと言いますか、今時こんな歌い方をする歌手がいるかね?なんて感じの古いタイプの歌手なんですが、まったりゆったりハワイアンにはハマっていると思います。

 ただ、だからと言いますか、何のスリルも無ければ破綻も無いという、面白味に欠ける歌手とも言えるんですよね~。聞き流している分には心地好いですし、BGMとしてはとても良いかと思うんですけど、ジックリと耳を傾ける程ではないって感じであります。まあ今時のハワイアン自体がスリルも破綻も無い音楽と言えるワケなんですが、この声を生かすのであればバックの音をスラックキー・ギターだけにするとか、もっとシンプルにする方がイイんじゃないかな~って気がします。ハワイアンって結構ベースの音が心地好かったりしますけど、わっちがこの盤をプロデュースするならベースは抜いてウクレレとギターだけの伴奏にします。如何にもハワイアンって音を奏でているスティールギターも使わない方がイイんじゃないですかね~。だってイメージが限定されてしまうような気がしますし。

 この盤ってイメージ通りのハワイアンではありますので、誰もが安心して聞ける仕上がりになっているのは間違い無いんですけど、それ以上でも以下でもないというのが、わっちには物足りないんですよね~。めっさカワイイ女性歌手がカワイイ声で歌っているのなら全く評価は変わって来るかと思いますけど、歌っているのがマフィアみたいなおっさんですから、厳しい評価にならざるを得ません(?)。ハワイの黄金の声なんて称されているのであれば、その真価を発揮してみろよおっさん!って思う今日この頃なのでございます~♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(2) TOP

2016’11.03・Thu

宇多田ヒカル 「ファントーム」

putadahikaru001.jpg

 わっちが信頼するブロガーAstralさんがコキ下ろしておられました、宇多田ヒカルの今年発売の新作であります。Astralさんは、KOHHとかいうラッパーが参加している曲の為にアルバム全体が汚れてしまい、その曲があるからマイナス500点!なんて感じられたそうですが、そんなに人の気分を害する曲って一体どんなの?という野次馬的な部分もありまして、興味津々でレンタルしてみた次第であります。まあ「花束を君に」という曲を聞いて、イイ感じに力が抜けた宇多田のブツを是非聞いてみたいと思っていたのもありますけどね~。

 ところでわっちは、宇多田ってデビュー当時から孤独で暗いってイメージを持っているんですけど、このブツでもそのイメージは変わりませんね。ちょいとくすんだダークなトーンはこれまでと同様って気がしますし、歌声もこれまでとそう変わらない宇多田そのものって感じです。でもこれまでと明らかに違うのは、その落ち着いた佇まいでしょうね。突っ張ったところとか尖ったところなんかが無くなって、優しい表情が出来るようになって来たと感じられます。人として成長した分落ち着きが出て来て、イイ感じに力が抜けたのでありましょう。歌手として一皮も二皮も剥けたような感じがします。イヤイヤ、コレは実にイイ傾向じゃないですか。Astralさんはこのブツの前半~中盤までは「これは傑作だ!」と思って聞いておられたようですが、わっちも「コレは間違い無く傑作やん!」と思いながら聞いておりました(4曲目の、椎名林檎のガサツで汚い声はイヤですが)。

 で、いよいよですよ。問題の9曲目、KOHHとかいうラッパーが参加している「忘却」という曲に差し掛かりました。さてさて、どんなに酷い仕上がりなのかワクワクしながら(?)聞いたのでありますが・・・うわ~、確かに酷いわコレは!Astralさんの情報がありましたから事前に心構えが出来ていましたので、それ程ショックを受ける事はありませんでしたけど、何じゃこのKOHHというクズは?一体誰がこんなカスみたいなヤツを呼んだ?曲自体も宇多田の歌もイイ感じなのに、それを貶める為だけに存在しているゴミラップ(ラップじゃなくて単なる喋り?)、コレは変な音楽好きのわっちでもムカつきますわ。この曲を素晴らしいと感じる人もおられるんでしょうけど、まあ人それぞれなのでそれは別にイイんですが、宇多田ファンなら怒って欲しいな~って思います。

 このブツ、全体としてはダークな色彩の音世界が展開されていまして、音楽的にはR&Bをベースにしてはいますけど、声が細い分歌い上げるような事はありませんから、巷に溢れるエセR&B歌姫みたいな聞き苦しいところは無く、実に落ち着いた仕上がりなのがよろしいかと。R&Bというよりはアンビエントな独白でも聞いているような印象で、宇田多と一対一で向き合っているような感覚がありますね。さり気なく人を強烈な磁場に引きずり込む力は流石に宇多田って気がしますし、KOHHとかいうクズのクソラップがあるとは言え、わっちはこのブツはやっぱり傑作かな~と思います。でもそう思えるのは、Astralさんの情報で心の事前準備(?)が出来ていたからなのは間違い無く、Astralさんには心から感謝したいと思います!ありがとうございます~♪

Categorie日本  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.02・Wed

AMY HANAIALI’I 「AUMAKUA」

pamyhanaialii001.jpg

 ハワイに行ってからというものの、どうしてもハワイの音楽が気になってしまう今日この頃、ブックオフなんかに行くと「何かハワイアンあるかな~」なんてついつい探してしまうワケでございますが、そんな折に280円棚で発見したのがハワイの人気女性歌手エイミー・ハナイアリィの2008年盤であります。エイミーさんの名前は以前から知っていましたけど、歌を聞いたことは一度もありませんでしたので、とりあえずはゲットしてみた次第でございます。

 エイミーさんってハワイで一番の人気と実力を誇る歌手と言われていまして、そう言えばハワイでもライアテアちゃんと同じ位ブツを見かけたな~、なんて思い出したりして。まあ何にしてもハワイナンバーワン歌手のブツですから、ワクワク気分で聞き始めたのでございますが、冒頭のCCRの「雨を見たかい」のカバーに「あれっ?」って感じが。原曲がめっさ素晴らしいですから、どうアレンジしようと悪くなり様が無い曲ですけど、ハワイアンじゃなくてロックのカバーを冒頭に持って来るのが「?」って感じ~。などというのはわっちの勝手な言い分ですので、とりあえずは聞き進めて行きますと、めっさハワイアンな曲もあれば、ハワイアンっぽい雰囲気があるだけのポップス曲があったりして、エイミーさんってライアテアちゃんみたいなバリバリの正統派ハワイアン歌手ではなくて、ハワイ出身のポップス歌手という位置付けで解釈するべきだったんですね~。なるほど、それなら冒頭の「雨を見たかい」も納得かな~って思います。

 まあエイミーさんが正統派ハワイアン歌手だろうとポップス歌手だろうと、皆さんにとってそんなことは別にどうでもイイことでありましょう。それよりもエイミーさんの歌そのものはどうなのかってことですが、ぶっちゃけ、確かに上手い歌手だと思います。どっしりと落ち着いた堂々たる歌い口は、まるでアイリッシュの女帝ドロレス・ケーンみたいで(衰えてない頃のドロレスですよ!)、素晴らしい歌手だと言えるんじゃないでしょうか。スローな曲でもアップテンポの曲でも、貫禄溢れる女王様プレイで自分のモノにしてしまうって感じで、女王様に責められたいMな紳士淑女には堪らない歌手なのではないかと(?)。是非女王様の歌にヒイヒイと歓喜の声を挙げていただきたいと思います。

 しかし、責められるのも叱られるのも大嫌いなわっちは、メリケンのジャズ歌手みたいな堂々たる歌い口にちょっと抵抗を感じるのも事実でありまして(実際にこの盤ではジャズもヤッテますけど)、ぶっちゃけ「可愛くね~!」なんて思ってしまったりして。やっぱりハワイアンは可愛らしさを感じさせてくれないといけません・・・などというのはわっちの勝手な言い分ですけど、ライアテアちゃんは当然のこと、ソング・バードと言われた大歌手レナ・マシャードとかも可愛らしさがあるじゃないですか。エイミーさんの実力の程は十分にわかりますけど、もうちょっと愛嬌があれば良かったのにな~って思う、実に勝手なわっちなのでやんす~♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2016’11.01・Tue

FLEETWOOD MAC 「RUMOURS」

pfleetwoodmac001.jpg

 のっけからこんなことを言うのも何なのですが、わっちはスティーヴィー・ニックスってキライなんですよ。性格悪そうな顔といい下品で汚い歌声といい、何だか知りませんけどムカつくんですよね~。生理的に受け付けないとでも言いますか。それに対してクリスティン・マクヴィーはめっさ好きなんですよ。おっさんみたいな低い声のオバハンですけど。リンゼイ・バッキンガムは・・・おっさんだからどうでもイイや。まあそんなわっちでございますので、ニックスが在籍している時代のフリートフッド・マックのブツなんぞには全く興味は無かったのですが、ブックオフの280円棚に特大ヒットしたこの1977年盤がありましたので、とりあえずは試しにゲットしてみたのでありました。

 これまでこのブツの中の何曲かは聞いたことがありますけど、アルバム丸ごと聞くのは今回が初めてなんですが、特大ヒットしただけのことはあって(1000万枚以上売れたんですかね?)、なかなかに良く出来たアルバムかと思います。元々はブルース・ロックをヤッテいたなんて面影は微塵も感じられない、見事にポップなロックに仕上がっていると思いますね。わっちのキライなニックスもこのブツの頃はまだ若くてそこまで汚くありませんから、まともに聞くことが出来ます。意外にもちょっとした可愛らしさを感じさせたりもしますし、この頃に騙された(?)人が、下品なオバハンに成り下がったニックスのファンを続けていたりするんでしょうね~。

 なかなか佳曲が揃っていると感じられるブツでありますが、その中でわっちの好きなのはアコギ弾き語りの3曲目とピアノ弾き語りの6曲目であります。特大ヒットしたポップロック作品なのにこんなシンプルな小品の曲が好きだなんて、やっぱりわっちはヒネクレているんでしょうか?と言いますか、わっちはこのやたらデカイ音で録ってあるドタバタしたドラムを、あまり好きになれないんだと思います。だからドラムが入ってないこの2曲が好きなのでありましょう。あと、意外にもニックスが歌っているラストの曲が相当にカッコいいと感じられまして、ニックスが歌う曲をそんな風に思うなんて、いよいよわっちの耳もおかしくなって来たか・・・イヤイヤ、プログレ的展開をしてみせる曲自体がカッコいいんですよ。

 まあぶっちゃけ言わせてもらいますと、このブツが何故そんなに特大ヒットしたのかはよくわからないのですが、3人のヴォーカリストを擁していて色々なリスナーのニーズに応えることが出来たというのもあるでしょうし、本来のブルース魂を隠してポップに徹した作りにしたのが、時代にジャストフィットしたということなんでしょうね。まさに万人受けする作りとでも言いましょうか、それを批判する人もいらっしゃるんでしょうけど、ポピュラー音楽なんて売れたモン勝ちですから、コレはコレでありなんだと思います。ニックスがキライなわっちですが、クリスティン・マクヴィーの歌とバッキンガムのギターにはめっさ魅力を感じますし。言ってみれば、ロックが好きな人であれば誰にでも、どこかしらに聞きどころがある作品なのでありましょう、きっと。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(4) TOP

 |TOP