2017’03.29・Wed

THE MAMBO KINGS

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 「マンボ・キングス~わが心のマリア」という1992年の映画のサントラ盤であります。こんなタイトルの映画があるのは知っていましたが、見たことはありませんし当然サントラも聞いたことはありません。先日ブックオフの280円コーナーを見ていた時に偶然発見したんですけど、曲目を見るとセリア・クルースとかティト・プエンテ、リンダ・ロンシュタット、ベニー・モレー、ロス・ロボスなんて名前がありましたので、思わずゲットしてしまった次第であります。映画には興味ありませんけど、サントラにこれだけのメンツが揃っていたら、ラテン好きなら手が出てしまいますよね?

 別にどうでもいい話なんですが、わっちは以前から探しているブツがありまして、それは「メトロポリス」という映画の80年代に出たサントラ盤なんですけど、フレディ・マーキュリーとかボニー・タイラーとかが歌う曲がなかなか強烈で、是非ともゲットしたいと思って既に何年も探し続けているんですけど、未だに出会っておりません。まあタワレコのサントラコーナーとかならすぐに見つかるのかもしれませんが、高い値段を出して新品を買う気はありませんので、ブックオフあたりで見つかればな~と思っております。そんなワケでサントラコーナーを見ることがたまにあるのですが、今回も「メトロポリス」を探していて、たまたま「マンボ・キングス」を見つけたのでありました。

 という激しくどうでもいい話はさて置き「マンボ・キングス」でありますが、凄いメンツが揃っているだけに当然の如く間違いの無い仕上がりになっております。貫禄のセリア・クルース、快活なティト・プエンテ、美しいリンダ・ロンシュタット等々、どうやったってスベリようが無いのですが、この映画の為に結成されたのかどうかは知りませんけれども、マンボ・オール・スターズというバンドの演奏も実にイイ音で鳴っています。短い曲が多いので、次から次へ場面が展開して行くような感覚がある盤ですけど、それがサントラ盤らしくてよろしいのではないかと思います。

 曲も間違いの無いモノが揃っておりますが、特にセリア・クルースが歌う「グアンタナメラ」には感激してしまいますね~。リンダ・ロンシュタットの「キエレメ・ムーチョ」もめっさ美しいですし、俳優のアントニオ・バンデラスが歌うタイトル曲「わが心のマリア」が哀愁タップリの仕上がりでこれまためっさステキですし、言う事無しの盤になっていると思います。まあ、あまりに良く出来ていますので、1回聞けばもう安心してしまって繰り返し聞いたりすることは無いような気がしますけど、ラテン音楽入門盤には適している優れモノだと思います。
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2017’03.28・Tue

SOLES 「DESAFIO」

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 ブックオフの280円棚の洋楽の「D」のコーナーを見ていた時のこと、1枚のブツをヒョイと取り出してみると、「SOLES」と書いてあるオバハン3人組ジャケの盤でありました。「何じゃこりゃ?」と思って裏を見てみると、曲のタイトルはスペイン語ですし、ブツの生産国は記載が無いものの「SEVILLA」の文字がありますので、多分スペインのオバハン3人組グループなんだろうな~ってことで、何だかよくわかりませんけどゲットしてみた次第であります。とりあえずネットで検索してみたのですが、このオバハン達のことはよくわかりませんね~。

 まあ一体何者なのかはわからなくても、音楽自体が面白ければいいやってことで再生してみたのですが、フラメンコ~ラテンの要素が強いポップスを歌っていますね。聞けば確かにスペインのポップスだな~って音楽ではありますが、安直な打ち込みを中心とした音作りが何だかな~って感じですね。メロディは何故だか一昔前の日本の歌謡曲に通じるモノがありまして、例えばWINKなんかが歌っていてもおかしくなさそうなタイプの曲があるのは、歌謡曲ファンには意外に受け入れやすいのかな~って気も致します。しかし常にオバハン3人がユニゾンで歌っておりまして、3人とも響き成分が少ない伸びの無い声ですので、歌としての魅力はあまり無いんですよね~。う~む、何だか困ったブツじゃな~。

 とりあえずは、迫力のあるフラメンコ歌唱のポップスでも聞けたらイイな~なんて思ってゲットしたブツでありますが、全然違いましたね~。メロディは悪くないんですけど、打ち込み中心の音作りはイケてないですし、オバハン3人の歌には魅力が無いですし、しかもルックス的にも単なるババアですし、イイとこ無し状態であります。地元ではこんなオバハン達が売れたりするんでしょうかね~。まあヨーロッパとかは熟女好きが多いと聞きますが、だからってこんなオバハン3人組が売れたりするとは思えないんですけど、実際のところはどうなんでしょうか?何にしても、コレは売り払うしかないかな?

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2017’03.27・Mon

GUACO 「LO MEJOR DE GUACO」

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 ベネズエラのバンドでありますグアコの、1990年発売の12曲入りベスト盤であります。このボログではちょいちょいグアコのブツを取り上げていますが、その度に「クールでカッコいい」と褒めまくっているかと思います。そうなんです、グアコって本当にクールでカッコいいんですよね~。伝統的な音楽を引き継ぐラテンのバンドで、シンセとかエレキ楽器なんかを大々的にに取り入れてサウンドの現代化を図り、ロックとかファンクとかの要素も取り入れつつ伝統的な音楽の良さを失わないどころか更に強化しているなんて連中は、グアコぐらいしかいないんじゃないですかね~・・・なんて言えるほどラテン音楽を聞いているワケではありませんけど。

 まあわっちがこんなことを言ったところで誰も信用してくれないのはわかっていますが、その昔日本で発売された「マドゥーロ」や「グアキッシモ」、「これがグアコだ!」のような素晴らしいアルバムにも収録されていた曲をいくつも含んでいるこのベスト盤は、グアコのカッコ良さを実感するにはうってつけの作品になっていると思います。機会があれば是非耳にしていただきたいのですが、今時こんな盤を簡単に入手出来るワケありませんね。わっちはつい先日、北九州のとある中古盤屋で300円ちょいでゲット出来たんですけど、もしかしたら中古盤屋を丹念に探せば見つかるかも?・・・って、こんな盤を丹念に探す人がいるはずありませんね。失礼致しました~♪

 それにしてもグアコの音楽のカッコ良さって、一体どう表現すれば聞いたことが無い方々に伝わるんでしょうかね~。言葉で表現出来る程の文章能力を持たぬわっちは、もどかしいばかりなのでありますよ。だってこんなに素晴らしくカッコいいバンドがラテン・マニアにしか知られていない存在だなんて、めっさ勿体無いじゃないですか。まあそんなことを言い出せば、超絶素晴らしいのにマニアにしか知られていない連中なんて他にも多々いますけど(例えばリンガラのフランコ先生とか)、複雑なポリリズムを叩き出しつつメロディはポップで親しみ易く、伝統を受け継ぎながらもサウンドは現代的&クールでカッコいいバンドなんて、もっと幅広く聞かれて然るべきだと思うのでありますよ。

 グアコの音楽のベースになっているのは、マラカイボ地方のガイタという音楽でありますが、ガイタ自体が楽器や音楽性の現代化に耐え得る奥の深さを持っているのでしょうね。そして、グアコというバンドの異要素のミクスチャー能力がとてつもなく優れているのだろうと思います。だからこその、このカッコ良さなんでしょうね~多分。そんなグアコのカッコ良さを存分に味わえるこのベスト盤は、グアコ入門編としては最適だと思いますので、日本のレコ会社はいつでもこの盤をゲット出来るようにしておいて下さい。J-POPの下らないベスト盤ばかり出しているヒマがあれば、グアコのベストを出して下さいね!絶対に出ることは無いと思いますけど。

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2017’03.26・Sun

MUSICA TOROPICAL DE COLOMBIA VOL.1

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 最近はスッカリとラテンづいているわっちでやんすが、コロンビアやベネズエラの音楽を色々聞いて、ますますその辺りの音楽に興味津々となっております。そんな折に中古盤屋(ブックオフではありません)でこのコロンビア音楽コンピレ盤を見つけまして、思わず買ってしまった次第であります。20曲入りで210円也~。昨年までだったら、いくら安いとは言っても、こんな観光客相手のパチモンっぽいジャケのブツには見向きもしなかったでしょうが、ジャケに「DISCOS FUENTES」なんて書いてあるのを見つけてしまいますと、買わないワケには行かないですよね~。フエンテスというのは、コロンビアを代表するレーベルですし。

 まあラテンファンの間では、フエンテスという会社は玉石混交のコンピレ盤を粗製濫造しまくるレーベルとして知られていると思いますが、音源自体は山ほどあるレーベルですので、以前取り上げました「CUMBIA CUMBIA」なんてコンピレ盤の音源提供が出来たりするワケであります。ただ、このブツは収録曲の録音年代なんかは一切記載されていないエエ加減な作りですので、一体いつ頃の音源なのかは全くわかりません。盤自体は1987年発売のようですので、曲は70年代から80年代のモノなんじゃないかと推測致しますが、本当かどうかは知りません。しかし、データ的な事は一切わからないにしても、収録されている曲自体はなかなか面白いモノが揃っているんですよ!

 収録されているのはクンビアを中心として、PASEAITOなんて見たことも無い形式(なのかな?)、パサーヘ、サルサ、メレンゲ、ポロ等色々ありまして、意外に幅広い音楽を聞くことが出来ます。どの曲にもフエンテス社らしいショボくれた貧乏臭さみたいな雰囲気が漂ってはいますけど、どれも興味津々の面白さがあるんですよね~。クンビアはどう聞いてもクンビア以外の何物でもありませんが、PASEAITOって一体何なのかさっぱりわかりませんし、細かいリズムを刻むパサーヘ、どうやってもニューヨーク・ラテンみたいには華やかにならないショボいサルサ、アコーディオンが楽しいメレンゲ等々、コロンビア的な音が満載でめっさ面白いと思います!流石にフエンテス、妙な音源を色々と持っていますね~。

 このブツってタイトルに「VOL.1」とありますから、おそらくシリーズものとして何枚か出ているんだと思いますが、出来ることなら全部揃えてみたいですね~。まあ揃えたところでフエンテスのブツですから、テキトーに曲が並んでいるだけなんだと思いますが、それでもやっぱりコロンビアの音楽を色々と聞けるのであれば、実にありがたいではないですか。とは言えこのシリーズの続きが入手出来るなんて思ってはいませんけど、PASEAITOとかパサーヘとかのクンビアではない音源をもっと色々聞いてみたいです。どこかに入手し易いそんなコンピレ盤がありませんかね~。もしご存知の方がいらっしゃったら、是非お教え下さいませ~♪

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2017’03.25・Sat

KIYOSHI “LION” KOBAYASHI 「HONOLULU I’M COMING BACK AGAIN」

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 昨年はハワイに行きましたが、それ以来これまであまり興味を持つことが無かったハワイアン音楽が妙に気になるようになりまして、ブックオフに行く度にハワイアンのブツが気になったりしております。今回のブツはブックオフの280円棚で見つけたのですが、小林潔というスティールギター奏者の2000年のアルバムであります(新品でした!)。小林潔なんて人は全く知りませんが、オビに「ジャズタッチ・ハワイアン・スティールギター第2弾」なんて書いてありまして、ジャズタッチのハワイアンなんて言われたらやっぱり気になるではないですか!で、ついついゲットしてしまった次第であります。

 ところで別にどうでもいい話なんですけど、ジャワイアンって音楽がありますよね?レゲエとハワイアンが合体した音楽ですが、レゲエはジャマイカの音楽なので合成語としてジャワイアンなんて名前になったみたいです。そうすると、ジャズとハワイアンが合体してもジャワイアン?などと、本当にどうでもいいことを考えているわっち。そう言えば最初にジャワイアンという言葉を聞いた時、わっちはインドネシアのジャワの音楽とハワイアンが合体した音楽だと思っておりました~♪それも聞いてみたいな~。

 という本当にどうでもいい話はさて置きこのブツでありますが、スティールギターの名手としてハワイアンマニアには知られていると推測される小林さんの至芸を、たっぷりと堪能出来る逸品になっていると思います。オビのジャズタッチという言葉を裏切らないジャズっぽい曲もあれば、如何にもハワイアンなゆったりした曲もありますが、どれもリラックスした楽しい演奏に仕上がっていますね。スティールギターと言われてイメージする通りの音色で弾いていますので、実に心地好くスンナリと流れて行ってしまうのですが、本当はめっさ上手いのにそれを上手いと感じさせない自然な演奏は、実にステキだと思います。へ~、日本には山内雄喜というスラックキー・ギターの達人がいますけど、小林さんみたいなスティールギターの達人もいたんですね~。

 ところでハワイに行った事がある方なら同意していただけると思うんですけど、小林さんの音楽って、観光地化されたホノルルの街の雰囲気を実に見事に表現していると思いませんか?大勢の人が行き交う賑やかな通り、混雑したビーチやショッピング・モール、ちょっと黄昏た日没、人のいない夜の砂浜等々、ホノルルのどのシーンにも似合う音楽だと言う気がします。その点では、以前取り上げましたカポノ・ビーマーの音楽に近いモノを感じさせます。楽器の音色が楽天的ですので、小林さんの音楽の方がよりホノルルの「陽の部分」を感じさせますけど、コレはハワイ好きの人にならスンナリと受け入れられるんじゃないかと思いますね~。地元のお手軽な観光ハワイアンよりもハワイアンらしい、なかなかに見事な盤だと思います。この盤は「第2弾」とのことですから、是非第1弾も聞いてみたいと思った、ある日の夜のころんなのでやんす。

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2017’03.24・Fri

FRANCO ET LE TOUT PUISSANT O.K..JAZZ 「LE GRAND MAITRE FRANCO」

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 昨年のクリスマス関西旅にて神戸で発見しました、リンガラの大巨人フランコ先生の1990年のアルバムであります。全6曲入りですね。タイトルに「ル・グラン・メートル」とありますが、実は音楽評論家の中村とうよう氏選曲の日本独自編集盤に同じタイトルのブツがありますので、見つけた時は「もしかして中身が同じ?」なんて思いましたが、中村氏選曲盤に収録されている大ヒット曲「マリオ」が入っていませんので、多分全く別の盤と判断してゲット致しました。家に戻ってから確認してみると、カブっているのは3曲でした。6曲入りで3曲のカブリは多いかもしれませんが、フランコ先生の音楽大好きなわっちにとっては、そんな些細な事はどうでもいいです。聞けるだけで嬉しいですから。

 ところで今回の盤にはブツにデータが一切記載されていませけど、中村氏の選曲盤の解説によると80年代後半の録音物らしいです。中村氏はこの盤の曲を自分の編集盤に入れているワケでありまして、そりゃあ曲もカブリますわな。しかしこの盤を聞けば、編集盤に曲を入れたくなる気持ちはよくわかります。一般的にフランコ先生の全盛期は70年代と言われていますが、フランコ先生の晩年とも言えるこの80年代後半の録音盤には(フランコ先生は89年に亡くなっています)、70年代録音に負けない瑞々しさや新鮮さがありますから、わっちが編集盤を作ったとしてもココから何曲か選ぶでしょう。晩年になっても枯れることの無いフランコ先生の音楽は、本当に魅力的だと思いますね~。

 それにしてもこの盤に収録されている曲の素晴らしさは、筆舌に尽くし難いモノがありますよね~。リンガラ(ルンバ・コンゴレーズと呼ぶ方がイイのかな?)の良さが全てココに集約されている、なんて言うとちょっと大袈裟かもしれませんけど、時間をかけてゆったりと盛り上がるグルーヴは、まさに天上の音楽って感じです。優しくて甘い男性コーラス、ホンワカした女声コーラス、キラキラと輝くようなギターの音色、活力溢れる温かい音のホーンセクション、控え目ながらシッカリと屋台骨を支えるベースとドラム、全ての音が限り無く美しいです。オーケストラ・バオバブあたりのゆったりした極上のアフロ・キューバンとはまた違ったリンガラ独特のノリは、やっぱりわっちにとっては最高のアフリカ音楽ですね~♪

 別にどうでもいい話ですが、中村氏が自分の編集盤の解説に書いている通り、フランコ先生の音楽を聞いていると、「何もほかのことをする気になれない」「いつまでも聞いていたい」なんて気分に本当になって来るんですよ。う~む、一体何なのでしょうか、この素晴らしさって。いつどこで聞いてもそんな気分にさせてくれるフランコ先生の音楽、いくらスキャンダル病に冒されたわっちとは言っても、フランコ先生の音楽は絶対に必要ですね~。イヤイヤ、こんな素晴らしい音楽に出会えて、わっちは本当に幸せ者だと思っております~♪

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2017’03.23・Thu

YOUSSOU N’DOUR ET LE SUPER ETOILE DE DAKAR 「VOL.1」

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 今や往年の輝きをスッカリと失ってしまったセネガルのスーパースター、ユッスー・ンドゥールでありますが、若い頃は本当に素晴らしかったんですよね~。80年代から90年代にかけてのユッスーはサリフ・ケイタと並ぶ、「泣く子も笑う」素晴らしい歌手でありました。そんなユッスーの最高傑作は1990年の「セット」であることは、誰もが認めることだと思います。勿論わっちも異論はございませんが、個人的に一番好きなユッスーのアルバムは1984年のワールド・デビュー盤「イミグレ」だったりして。

 今回取り上げるブツは多分2003年頃に発売されたアルバムで、ユッスーが所属していたバンド、スーペル・エトワール・ドゥ・ダカールの1982年の音源が6曲収録されています。ただこのブツはセネガルで発売されていたカセットテープを音源としているらしく、ハッキリ言って音はよろしくないです。多分テープが伸びたカセットを音源としているのだと思いますが、音が歪んだり左右によれたりするんですよね~。ぶっちゃけ、CDなのに全然CDらしくない音なのであります。ですので中には「こんな音はガマン出来ん!」なんて人もいらっしゃるのではないかと思います。しかし「イミグレ」に近い時期の音源だけあって、音はよろしくなくても内容はめっちゃくちゃに素晴らしいんですよ!

 とは言ってもユッスー単独名義ではなくバンドとしての音源ですので、ユッスー以外の歌手がメインで歌う曲も入っています。しかしながらソロになったユッスーを支え続けたのはこのバンドですから、音楽的には「イミグレ」と比べて大きく変わるワケではありません。言ってみればワールド・デビューする前の、地元での素の姿のユッスーを聞けるブツということになるかと思います。ワールドワイドな作品ではありませんのでスッキリと整理された音ではないのですが、凄まじく熱気を帯びた演奏とバンドとしての一体感が圧倒的であります。ジックリ聞いているとアドレナリンが分泌されて来ると言いますか、物凄い高揚感を煽られる音楽でありまして、初期ユッスーの凄さを実感出来る素晴らしい音源だと、わっちは思いますね~♪

 ところでこのブツは「VOL.1」と題されていますが、地元のカセットを音源としたシリーズがVOL.4まで発売予定だったとか。実際に4枚発売されたのかどうかは知りませんけど、もしあるなら4枚全て揃えたい音源ですね~。「セット」よりも「イミグレ」が好きなわっちみたいな人間には、まさにお宝音源と言っても過言ではありませんので。こんなお宝をブックオフの500円棚で見つけたのは本当にラッキーだったと思いますが、出来れば残りもブックオフの安棚で発見したいなどと、実に図々しいことを考えていたりする今日この頃。まあ何にしても、若い頃のユッスーは本当にめっさ素晴らしいことを改めて実感した、ころんなのでやんす!

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2017’03.22・Wed

PEDRO ARROYO Y SU ORQUESTA 「VINE PA’QUEDARME」

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 コロンビア出身のサルサ歌手ペドロ・アロージョの、1989年盤であります。全く知らない人だったんですけど、当時のサルサ界では「涙のソネーロ」なんて言われて、哀愁たっぷりの歌唱がサルサマニアの間では評判になったらしいです。80年代のサルサと言えばサルサ・エロチカとかサルサ・ロマンチカなんて言われる、スムーズ&オッサレーな音が主流でありまして、中村とうよう氏あたりが先頭切って批判しまくってましたよね~。オカマ歌手の腑抜けサルサ、みたいに評されていた記憶があります。以前はサルサが嫌いだったわっちにとっては、硬派なサルサもオカマサルサもどっちもどっちって感じだったんですが、確かにオカマサルサは気持ち悪いかな~って気はしておりました。

 今回取り上げる盤ですが、ジャンル的には所謂サルサ・エロチカであります。ペドロ・アロージョというおっさんは女性的な高い声で朗々と歌う歌手なんですけど、ちょいとナヨっとした感じもありますので、確かにオカマ歌手と呼ぶに相応しいかもしれません。そんなオカマ歌手が、スムーズ&オッサレーなサウンドに乗せて女性的な歌を聞かせるワケですから、70年代に大爆発していたバリバリに硬派なサルサこそホンモノのサルサだと思っている人からすれば、「こんなモンはサルサじゃねえ!」なんて言いたくなるのもわかる気はします。ウィリー・コローンとかイスマエル・ミランダとか聞いていた人からすれば、軟弱過ぎて聞いてられないって感じでありましょう。

 わっちもこのブツが発売された当時は忠実なミュージックマガジン誌の信者でしたから、中村氏が悪口を言っているエディ・サンティアーゴなんかを聞いて、きしょいサルサなんて思っていました。もし当時このアロージョ盤を聞いていたら、「きしょカマ歌手の軟弱サルサ!」なんて切り捨てたことでありましょう。しかしとっくの昔にMM誌の信者を卒業して、すっかりとサルサ好きになった現在の耳で本当に久~し振りにサルサ・エロチカを聞いてみますと、コレが意外に聞けるんですよ。まあ比べてみれば、歌手とバックの演奏が対等な関係で火が点いたかのように盛り上がって行く70年代サルサとは全然違っていて、歌手がメインでバックの演奏はそれに隷属しているみたいな感じですから、「こんなのサルサじゃねえ!」と言えないことはないかと思います。しかし、70年代サルサとは全く別物の、オッサレーなサルサ風の歌謡曲として割り切って聞けば、コレはコレでありなのかな~って気がしますね。

 だからと言って積極的に聞きたい音楽かと言うと別にそんなことはないですし、どうせ聞くなら70年代サルサを掘り下げて行きたいと思いますが、こういう音楽があるというのを知っておくのもアリだと思います。あと、別にどうでもいいんですけど、出来れば軟弱オカマ歌手のエディ・サンティアーゴを超久し振りに聞き直したくなって来ましたので、ボチボチとどこかで探し当てられたらな~と思っている、今日この頃なのでやんす。

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2017’03.21・Tue

激しくどうでもいい話~久し振りにこにたんと対談

 今年に入ってから、ヒワイイ大使、私老化防ぎ隊、裸のロリーズの連中が殆ど出て来ていませんけど、それは単に書くのが面倒なだけであります。仕事がめっさ忙しくて、色々と書き分ける気力も時間も無いってことで。しかしメンバー達の間では不満も噴出しているようでありまして、とりあえずヒワイイ大使のこにたんと対談しておこうかと思います。便宜上こにたんは「こ」、ころんは「ろ」と表記します。それでは早速。

こ「『迷子の迷子の子猫ちゃん~ あなたのおうちはどこですか~♪』」
ろ「何故そんな歌を歌ってるんですか?」
こ「『い~ぬ~の~おまわりさん、怒ってしまってバンバンババン♪』」
ろ「撃っちゃダメでしょう?子猫を撃ち殺す犬のお巡りさんなんて。」
こ「アメリカではしょっちゅう白人警官が黒人を撃ち殺してるぞ。それに比べれば遥かにマシだ。」
ろ「そういう問題ではないでしょう。」

「泣いてばかりの子猫なんぞ撃ってしまえ!」byこにたん
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こ「新しいアイドル・グループを作って、この歌を歌わせるぞ。」
ろ「また勝手なこと言って。ダメですよ、これ以上アイドル・グループなんて作りません。」
こ「水曜日のカンパネラに対抗して、木曜日のサルモネラでどうだ。」
ろ「だからダメですって。それに何故そんな食中毒みたいな名前を?」
こ「面白いからだ。」
ろ「面白くないですよ。いつもならが酷いネーミング・センスですね。」
こ「『血ぃ吸うたろか~ お前の血ぃ吸うたろか~♪』」
ろ「血を吸われたら、こにたんになるんですか?」
こ「それは素晴らしいな。」
ろ「地球が滅びますよ。」
こ「何を言うかこのクソ野郎め。そもそもキサマがヒワイイ大使の連中を全然登場させないから、不平不満が噴出しておるぞ。」

「不平不満だらけなのです~。」byはりー
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ろ「それは知ってますよ。しかし書くのが面倒なんですよね~。」
こ「だろう?それだからこその新アイドル・グループだ。」
ろ「はい~?」
こ「マンネリ化しているということであろう。だったら新しい人材を入れて新鮮な気持ちで書くのが良い。」
ろ「まあ一理あるかもしれませんけど、これ以上キャラは増やしませんよ。」
こ「キサマの大好きなマミたんみたいな娘と、大原櫻子みたいな娘を組ませて、木曜日のサルモネラ。」
ろ「だからダメですって。」
こ「その二人にアコギの弾き語りさせて、『ボク要らん』ってユニット。」
ろ「ボブ・ディランのモジリですか?」
こ「スラックキー・ギターを弾くユニットで、『オケラ・ビーマー』でもいいぞ。」
ろ「金欠のギタリスト?」
こ「それがイヤなら、三十路のババアの『年増園』ってユニットはどうだ?ウチ等のマネージャーを『おかみさん』としてメンバーに入れる。」

「おかみさん?」byマネージャー
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ろ「どっかの風俗店みたいな名前ですね。何にしてもダメです。それにマネージャーを『おかみさん』呼ばわりなんて、めっさ失礼ですよ。若くてカワイイじゃないですか。」
こ「ウチはキサマの為を思って言っておるだけだ。」
ろ「よくそんなウソがスラスラ出て来ますね。」
こ「まあ何にしてもだ、ヒワイイ大使とか私老化防ぎ隊の連中を出さないなら、連中を納得させるネタが必要だぞ。」
ろ「それはそうでしょうけど、出すも出さないもわっちの一存ですし。それに新しいグループを結成させてその連中に書かせたって、誰も納得しないでやんしょ?」
こ「めぐりんなんぞは、『最近はラテンのネタが多いのに全然自分の出番が無いから、もうこんなグループ脱退してやる』とか言ってるぞ。」

「脱退しますよ!」byめぐりん
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ろ「わっちが書きたいんですよ、ラテンのネタを。ラテンだけじゃなくて、アフリカネタとかも自分で書きたい気分なんでやんすよ。」
こ「そんなこと言ってる内に、メンバーが誰もいなくなるぞ。」
ろ「それは困ります。みんなわっちのお気に入りのキャラですし。」
こ「気持ちの悪いことを言うなボケ。キサマ如きのお気に入りだなんて、迷惑なだけだ。」
ろ「事実ですよ。」
こ「う~む、この気持ち悪さ、マミたんの気持ちがよくわかるな。」

「わかってもらえますか?」byわっちのマミたん
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ろ「まあその内ですが、気が向いたら出すようにしますよ。」
こ「じゃあそれまでの繋ぎとして、新アイドル・グループを出す。」
ろ「だから出しませんって。単に新キャラを選ぶのが趣味なだけでやんしょ?」
こ「沢尻エリカみたいなクソ生意気な女をソロアイドルとしてデビューさせよう。名前は『触り尻エリカ』。キサマみたいに女子の尻を触るのが趣味という、単なる変態女だ。」
ろ「アンタはアホですか。」
こ「『大原錯乱子』でもいいぞ。メンヘラ女を捕まえて。」
ろ「櫻子ちゃんに対する冒涜ですよ。」
こ「『サイレンとサイレン』ってロックバンドでも作るか。」
ろ「発音すればサイレント・サイレンと全く一緒じゃないですか。」
こ「表記すれば全く違うぞ。」
ろ「いい加減にして下さい。新しいグループなんて作りません!ヒワイイ大使とかのメンバーは、その内必ず出します!」
こ「信用出来るかこのボケ!」
ろ「事実、こうやってこにたんを出したじゃないですか。」
こ「そりゃ確かにそうだが、他に登場していないメンバーはたくさんいるぞ。」

「実は私も登場してないんですよね~。」byななみー
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ろ「だからその内出しますって。」
こ「その保証が無ければ、その内みんな反乱を起こすぞ。」
ろ「そうならないようにしますので。」
こ「などと言って、マミたんだの櫻子ちゃんだのあいにゃんだのと、若い女子にばかりウツツを抜かしている気色の悪い変態ロリコン野郎の言うことなんぞ信用出来るかボケ!」
ろ「ロリコンじゃないですし、マミたんやあいにゃんは立派な大人の女性ですよ!」
こ「そんなことはどうでも良い。とにかくキサマのような変質者の言うことは信用出来るわけがないであろう。」
ろ「じゃあまずは、こにたんが辞めてもらえますか?」
こ「なぬ?」
ろ「他のメンバーがいなくなるのは困りますが、こにたんみたいな無礼者のならず者はいなくなった方が良いと思います。」
こ「バカめ。他の連中がいなくなって、絶望に暮れているキサマの顔を見るまで辞められるか。そんな面白いモノをウチが見逃すはず無いであろう。」
ろ「お前クビ!」
こ「黙れ。ウチは最後までココに残るぞ。」
ろ「とか何とか言って、実はわっちのことが好きなんでやんしょ?」
こ「殺すぞキサマ。吐き気がするわ。これ以上キサマなんぞとは話すことは無い。さらば!」
ろ「あ、消えた!」

 以上、激しくどうでもいいこにたんとの対談でした。まあヒワイイ大使の連中が出て来ないことを気にしておられる方がいらっしゃるはずが無いのですが、その内登場させたいと思っております~♪

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2017’03.20・Mon

激しくどうでもいい話~また音楽雑誌を買ってしまいました!

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 先日、サイレント・サイレンが表紙&特集の「GIGS」という雑誌を買ったことを書きましたけど、本日はそのGIGSの別冊であります「ヒキガタリズムVOL.3」という雑誌を買ってしまいました。何故なら、ご覧の通りわっちの大好きな大原櫻子ちゃんが表紙&特集だからであります。あ、ちなみに「VOL.2」はNMB48の山本彩が表紙&特集でありまして、こちらも買うかどうか検討中であります。まあ彩ちゃんのことは置いとくとして、とりあえずは、めっさカワイイ櫻子ちゃんの写真を見てムフフ~&グフフ~な至福の時を過ごしているのであります~♪などと言っていると、わっちのマミたんにまた「この浮気者っ!」などと回し蹴りを喰らわされてしまいますね。

ムフフ~&グフフ~な櫻子ちゃん
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 まあ櫻子ちゃんがめっさカワイイからこの雑誌を買ったというのは偽らざる本当の理由なんですけど、もう一つは櫻子ちゃんが使っているギターを紹介しているからというのもあるんですよね~。櫻子ちゃんのCDのブックレットを見たことがある方ならご存知かもしれませんけど、櫻子ちゃんがタカミネ製のギターを抱えている写真がありますよね?フレットにサクラのインレイがあって、一番ハイポジションのフレットに「SAKURAKO」と名前が入っている、櫻子モデルのギターが写っているんですけど、わっちはそのギターにもめっさ興味があるのであります。この雑誌にはそのギターもシッカリと紹介されているのが嬉しいんですよね~。オーディトリアム・サイズの赤のサンバーストのエレアコなんですが、櫻子ちゃんにめっさ似合っていてとってもイイ感じ。わっちもこのギターが欲しいな~なんて。

櫻子モデル
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 あと、もう一つの密かなポイントは、スキャンダルのベスト盤に収録されている新曲「HELLO」のタブ譜が載っていることですね・・・って、全然ギターなんて弾いていないんですけど、櫻子ちゃんモデルのギターをゲットしてスキャンダルの曲を弾くのが、今のわっちの望みなのであります(?)。まあその前に現在持っているマーティンのD-18をちゃんと弾けって話なんですが、やっぱりギターは見た目が大事ですからね~。シンプル極まりないD-18よりも、櫻子ちゃんモデルの方が魅力的だしな~などと思ったりして。とは言っても、櫻子ちゃんモデルは特注品ですから一般販売されていませんし、実際は買うことなんて出来ないんですけどね。

「フェンダーのマミ・モデルは一般発売されてますよ!」byわっちのマミたん
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 何にしても、櫻子ちゃんの写真&インタビュー満載のこの雑誌、ゲット出来て大満足の一冊であります。よ~し、次は山本彩が表紙&特集の「VOL.2」をゲットするぜ!などと企んでいる、ころんなのであります!

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2017’03.19・Sun

TIPICA 73 「CHARANGUEANDO CON LA TIPICA73」

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 ニューヨークのサルサバンド、ティピカ73の1980年のアルバムであります。あのファニア・レーベルからのブツでありまして、イメージ的には何だかそれだけで内容が保証されたような気分になりますが、もちろんそんなはずは無いんでしょうけど、やっぱり信頼のファニアかな~って思ってしまいますね・・・なんて言えるほどファニアのブツを聞いているワケではないんですけどね~。ですからこのティピカ73なんてバンドのことは全く存じませんでした。でもタイトルから推測して、チャランガ編成のバンドなんだろうな~と思って、ついついゲットしてしまったのでありました。だってニューヨーク・ラテンのチャランガなんて見たことも聞いたこともありませんし、めっさ気になるではないですか!

 ところでこのバンドですが、ジャケには11人写っていますけど、ブックレットには13人の名前があります。一体何人のバンドなのかはよくわかりませんが、大編成なのは間違いありません。メンバーは知らない連中ばかりで、唯一知っているのがティンバーレスのニッキー・マレーロですが、おそらくそれなりに腕達者な連中が揃っているのでありましょう。バンドはタイトルから推測した通りのチャランガ編成でありまして、なかなか心地好いサウンドを聞かせてくれます。まあキューバの超一流チャランガバンド、例えばオルケスタ・アラゴーンなんかの優雅で美しい音に比べれば、勢い任せのやんちゃ坊主的な演奏なんですが、それがサルサ系の連中らしくてイイのかな~って気がしますね。

 まあぶっちゃけ言いますと、このバンドの音はキューバのチャランガとは本当に全くの別物であります。キューバのチャランガに範を仰いでいるのは間違い無いんですけど、音の方にはシッカリとサルサを通過して来たという感覚があるんですよ。と言いますのも、演奏の中にジャズやロックの要素が入って来ていまして、このミクスチャーな感覚は明らかにサルサと共通しているように感じられるからであります。上品な優雅さよりもノリや勢いを優先しているような感覚も、キューバのチャランガとは違っていますし、コレはやっぱりサルサをヤッテ来た連中だからこその音なんだろうな~って気がしますね。コレはコレでとても楽しいですし、わっちは好きですね~。ただ、ヴァイオリンの音が前に出て来るとキーキー耳障りと言いますか、ヘタクソなのが玉にキズであります。バンド・サウンドの一部みたいな鳴り方の時は全く気になりませんけど。

 曲目も良いモノが揃っておりまして、ティト・プエンテやラファエル・エルナンデス、カチャーオなんかの曲も取り上げつつ実にポップに楽しく仕上げているのがよろしいかと思います。ラストのFOLKLORE CUBANOと書いてある「COMPARSAS」では名手ニッキー・マレーロのティト・プエンテばりのティンバーレス叩きまくりも聞けますし、総じてニューヨーク・ラテンのチャランガを満喫出来る仕上がりになっていると思います。まあラテン・ファンの間では聞いていて当然の常識盤なんでしょうけど、キューバのチャランガしか知らなかったわっちには、実に新鮮なステキ盤であります!

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2017’03.17・Fri

UNA RAMOS 「UNA RAMOS COLLECTION」

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 アルゼンチンのケーナ奏者(サンポーニャも吹きますよ)ウニャ・ラモスの、1992年発売の24曲入りベスト盤であります。ケーナ奏者と言えば、アントニオ・パントーハかウニャ・ラモスかってイメージがありますが、実はわっちはこれまでどちらのブツも持っていませんでした。と言うか、どちらも殆ど聞いたことがありません。まあフォルクローレという音楽にそれ程興味があるワケではありませんので、積極的に聞こうという気が無いんですけど、機会があれば聞いてみようかな~って程度なんですが、この度その機会が来ましたのでゲットしてみたのでありました。

 ところでフォルクローレって何故か日本では人気がありますけど、日本人の琴線に触れる何かがあるんでしょうね~。たまに駅の構内とかでフォルクローレを演奏しているどこの国の人間だかわからない連中がいたりしますけど(いますよね?)、足を止めて聞き入っている人は沢山いますよね。だからと言ってそんな人達がフォルクローレのCDを家で聞いているとは思えませんが、ウニャ・ラモスの演奏はそういう人達にも響くモノなんでしょうかね~・・・って、わっちは一体何の話をしているのでしょうか?

 ウニャ・ラモスの音楽は、ケーナを中心としたチャランゴ、ギター、パーカッションのシンプルな編成の、全曲インスト音楽になっております。それだけに地味で伝わり難いところがあるかもしれませんが、日本人には親しみ易いと思われる哀愁を帯びたメロディと素朴な響きは、もしかしたら意外なほどスンナリ受け入れられるような気もします。駅の構内とかでこんな演奏をしている連中がいたら、多分人だかりが出来る・・・かどうかは知りませんけど、アンデスの厳しい自然や生活を感じさせる哀感のある演奏は、なかなかに魅力的だと思います。哀感の中にも人を包み込むような優しさや温かさが感じられますし、流石に「達人」と謳われるだけのことはあるんじゃないですかね~。ケーナやサンポーニャの素朴な響きは美しいですし、チャランゴのキラキラと輝くような音色も実に魅力的であります。

 へ~、これまで全く知りませんでしたけど、ウニャ・ラモスってなかなか良いではないですか。心をスーッと穏やかにする鎮静効果がありますし、平穏を乱されることが非常に多い現代の生活においては、こういう音楽を聞いて心を落ち着ける時間が必要なのかもしれませんね。まあ鎮静効果があるとは言っても、人によっては全く効かないこともあるとは思いますけど、この手のフォルクローレって日本人にとっては結構癒しの効果がある音楽なんじゃないかな~などと勝手に思っている、ころんなのでやんす。とりあえず次はアントニオ・パントーハを聞いてみたいと思っている今日この頃。

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2017’03.16・Thu

OSCAR D’LEON 「LO MEJOR DE OSCAR D’LEON」

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 仕事が超忙しくて疲れ果てている、ころんでございます。だからと言って更新をサボりまくるのもどうかと思いますので、本日は更新致しますよ~ってことで、別にどうでもいい話ですが、わっちはオスカル・デ・レオーンのアルバムって以前は結構色々持っていたんですよ。名作との誉れ高い「オスカル・デ・レオーン・イ・ス・サルサ・マヨール」なんかを含めて10枚近くあったのではないかと思います。しかしわっちはオスカルの歌があまり好きにはなれず、ことごとく売り払ってしまいまして、現在は「アウテンティコ」とクリスマス・アルバムの2枚しか手元に残っておりません。この2枚のブツも内容が良いから残しているというワケではなく、単に何故か残っていただけという感じですね。そんなわっちが先日立ち寄った中古盤屋で、1994年に発売されたオスカルの日本独自の16曲入りベスト盤を見つけまして、何故かゲットしてしまったんですよね~。好きでもないのに。

 まあオスカルのブツなんてここ何年も耳にしていませんし、ラテン音楽ファンの間では大巨人扱いの人ですから、ベスト盤の1枚ぐらいは持っていてもイイだろうという考えはありました。でも、ちょっと聞いてすぐに棚にブチ込むんだろうな~などと思いつつ、何の期待もせずに再生してみたのでありました。すると・・・「うおーっ、めっさエエやんけ!」わっちは驚いてしまいました!オスカルの音楽の素晴らしさに驚いただけではなく、好きでも何でも無かったはずのオスカルの音楽を、スンナリと受け入れてしまった自分の耳の変わりようにも驚いたのでありました。以前のわっちはラテン好きのサルサ嫌いという不届き者でありまして、オスカルの音楽はサルサ系でしたから好きになることは無かったワケであります。しかしスッカリとサルサ好きになってしまった現在の耳には、オスカルの音楽が耳にちゃんと響くのであります!

 オスカルってベネズエラ出身ですが、ヤッテいるのはキューバ音楽に範を仰ぐサルサ系であります。個人的にサルサってストイックで極めて真面目な感覚が強い音楽だと思っていますけど、オスカルの音楽にはそんなニューヨークのプエルトリカンによるサルサとはちょいと違った底抜けの明るさがあって、聞いていて理屈抜きに楽しいんですよ!勿論サルサも楽しいですし大好きなんですけど、どこか物悲しいと言いますか、哀愁を帯びた雰囲気があるように感じられまして、ベネズエラ人のオスカルの音楽とは違っているように聞こえるんですよね~。別にどちらが良いというワケではなくて、感覚的に違っているな~って気がするだけであります。

 ところでオスカルって基本は歌手ではありますけど、ベースも弾きますからバンド・サウンドにもちゃんと気遣いが出来ていて、歌とサウンドのバランスがキッチリと取れているのがイイですね。何だかイスマエル・リベーラとコルティーホ楽団みたいな感覚があると言いますか、エンタメに徹したユーモア感覚があって、ちょい下世話な感じのノリが実に親しみ易いと思います。こういう素晴らしい音楽を、以前のわっちは全然理解出来なかったワケですから、やっぱりわっちの耳って本当にエエ加減なんだな~としみじみ思う今日この頃なのでやんす。

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2017’03.13・Mon

理亜るなジャズ記録~ZACKS NKOSI 「A TRIBUTE TO ZACKS NKOSI」

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 皆様今晩は。私老化防ぎ隊の理亜です。今回の「理亜るなジャズ記録」ですが、南アフリカのサックス奏者ザックス・ンコーシの1975年録音盤を取り上げます。タイトルにトリビュートとありますので、ンコーシさんに捧げるトリビュート盤と勘違いしてしまいそうになりますが、実際はンコーシさんがサックスを吹いている演奏が収録されております。

 ところでンコーシさんという人のことは私は全然存じなかったのですが、南アフリカの音楽で非常に大きな役割を果たした人なのだそうです。1918年生まれで、35年に結成されたジャズ・メイニアックスのサックス奏者として活躍し、50年代からザックス・ンコーシズ・シティ・ジャズ・ナインを結成して活動したとのことです。ジャズを演奏しながら同時にンバカンガの伴奏もしていたようで、南アフリカ音楽においてジャズだけでなくンバカンガの発展にも貢献したみたいです。ンコーシさんの音楽はジャズとは言っても小難しいところは一切無くて、ポップスに接するような感覚で楽しく聞けますが、それはもしかしたらジャズと同時にンバカンガの伴奏をしていたから、音楽にポップス的な親しみ易さが出て来ているのかもしれませんね。

「親しみ易いですね。」by理亜
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 南アフリカのジャズと言えば、私は個人的にダラー・ブランドの南アフリカ録音が一番好きで、特に「アフリカン・サン」という雄大な曲は聞く度に感動してしまいます。ンコーシさんのジャズには「アフリカン・サン」程の雄大さは無いにしても、ブランドさんのジャズと共通する響きがあるように感じられますね。ゆったりと寛いでいてとても大らかで、聞いていると心が穏やかになるような気がします。この温か味のある演奏は、もしかしたら南アフリカのジャズに共通する感覚なのかもしれません。テクニックとかフレーズをひけらかすようなところは全然無くて、聞いている人を置いてけぼりにするようなことも全然ありません。誰でも笑顔になれるようなこの大らかな音楽性を、本人達も楽しみながら演奏しているのではないかと思います。だからそれが聞いている方にも伝わって来るのだと思います。

 実はこのアルバムに参加しているメンバー達は、ダラー・ブランドの75年録音にも参加しているらしく、ンコーシさんとブランドさんの音楽に共通する響きがあるのも当たり前なのかもしれません。でもこの寛いだ大らかさというのは、やはり南アフリカならではのものではないかという気がします・・・と言えるほど、南アフリカの音楽を聞いているわけではないのですが。

 以上、私老化防ぎ隊の理亜がお送り致しました。皆様が今後も素敵な音楽に出会えることを願っております。

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2017’03.12・Sun

激しくどうでもいい話~仕事が忙し過ぎる!

 昨日はボログ更新をサボってしまった、ころんでございます。別に皆様には何の関係も無いんですけど、ぶっちゃけ、仕事が忙し過ぎます。朝から晩まで全然気を抜くヒマが無くて、小便チビリそうなぐらいの焦燥感の中で毎日仕事をヤッテます。昨年11月ぐらいに同じ部署の一人がパニック症候群でポンコツになってしまい、そいつの負担を減らす為にわっちが担当を増やされたのですが、ここに来て同じ部署で3月末で辞める人員が出て来て、代わりの人材が全然決まらない為に、更に全員の負担が増えるという事態に陥っています。ただでさえ片道2時間近い通勤で疲弊しているのに、更に無茶苦茶な状態になって、もう本当にヤッテられるかボケ!って感じです。何だかめっさ疲労もたまって来てしまい、昨日はちょいと飲んだだけでコロッと寝てしまい(夜の10時頃かな?)、そのまま12時間ぐらい眠ってしまったんですよね~。途中で仕事の夢にうなされて、ハッと飛び起きたりもしましたけど。

 年末年始に肺炎をヤッテから、会社対しては「もう片道2時間近い通勤は無理だし、長距離通勤をしながらこれ以上業務を続けるのは体力も気力も限界でギブアップ!」と言いまして、転勤か会社の近くに引越しかを願い出たのですが、「どっちもダメ!」との返事。その上更に業務負担を増やされ、しかも昇給も無いので給料も上がらないし、マジでヤッテられんわ!という状態です。明日からまた酷い仕事が始まりますし、こなせるかどうかもわかりませんし、忙し過ぎて家に帰れるかどうかもわからない状況です。ですので暫くはボログの更新が出来るかどうかもわかりません。出来る限りは更新したいと思いますが、さてさて、どうなることやら・・・。他に仕事があるなら、マジで転職したいと思っている今日この頃であります。

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2017’03.10・Fri

SPANISH HARLEM ORCHESTRA 「ACROSS 110 TH STREET」

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 以前ヒワイイ大使のめぐりんが取り上げたことがありますサルサバンド、スパニッシュ・ハーレム・オーケストラの2004年のアルバムです。めぐりんが取り上げた2002年のデビュー盤は、サルサが大爆発していた70年代の音楽性を現代に復活させる温故知新型の見事なサルサを聞かせてくれました。デビュー時の日本での謳い文句が「ブエナ・ビスタに対するスパニッシュ・ハーレムからの回答」ですから、その音楽性は推して知るべしって感じなんですが、今回のアルバムも見事にその音楽性を引き継いでいますよ!

 前に取り上げましたチキート・チーム・バンドは70年代のサルサをお手本にしているような音を聞かせてくれましたが、このスパニッシュ・ハーレム・オーケストラは70年代のサルサそのものって感じの音であります。まあ今の時代に70年代のサルサを復活させる意味が一体どこにあるのか?なんて思ったりもしますし、それなら70年代のサルサを聞けばいいじゃんって気もしますよね~。しかしこの盤を聞けば、何でもありのこの時代だからこそあの頃の音楽性を復活させる意義もあったりするのかな~、なんて思ったりもして・・・って、一体何を言ってんだか自分でもよくわかりませんが、やっぱりイイものはイイってことなんですよ。勿論70年代サルサは本当に素晴らしいですが、それを現代に復活させた音楽も当然素晴らしいに決まっているワケでありまして。

 それにしてもこのバンド、本当にイイ音を出しますよね~。何と言っても音楽的なリーダーはあの凄腕ピアニスト、オスカル・エルナンデスですし・・・って、実はよく知らない人なんですけど、ラテンマニアの間では現代サルサ~ラテンジャズの最重要人物と言われている人であります。確かアフリカとラテンの混成サルサバンド、アフリカンドのメンバーになっていた人でありまして、まあそれだけでも大した人物だってことがわかるワケなんですが、このスパニッシュ・ハーレム・オーケストラでの仕事振りを聞けば、素晴らしい才能を持った人というのは誰にでもわかるかと思います。勿論素晴らしいお手本が多々ある音楽ですから、お手本通りにヤッテいれば良いのかもしれませんけど、これだけ活き活きとした楽しい音楽を聞かせてくれたら、わっちはそれでOKであります。

 う~む、それにしてもイイですね~このバンド。このクールに熱い音楽には思わず涙がチョチョ切れると言いますか、70年代にリアルタイムでサルサを体験出来なかったわっちにとっては、このバンドの音の方が今のリアルな音なワケでありまして、今の時代にこの音を体験出来ている喜びに浸ってしまっているのでありますよ。な~んて、何年か前までは「ラテン好きのサルサ嫌い」なんて公言していたわっちがこんなことを言うなんて、一体どの口がそんなこと言ってんだって感じですが、歳を取るにつれてわっちの耳の許容範囲が広がっているってことで。喜ばしいことであります!

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2017’03.09・Thu

GUACO 「ARCHIPIELAGO」

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 ベネズエラのバンド、グアコの1995年のアルバムであります。ブックオフの280円棚でゲット致しました。洋楽の「A」の棚に入っていたのですが、こんなサイケで不気味なジャケのブツになんて誰も手を出しゃしないですわな。わっちみたいな奇特な人間を喜ばせる為だけに棚に佇んでいたこのブツ、ありがたくゲットさせていただきました~♪この盤を手放して下さった方、ありがとうございます!縁あってこうやってわっちの元にヤッテ来たこのブツ、大事に聞かせていただきますよ!

 まあグアコが現在も活躍しているのかどうかは知りませんけど、80年代後半から90年代に掛けては日本のワールドミュージッカーの間では大評判になった連中ですし、当時はラテン好きのサルサ嫌いだったわっちの耳さえも奪ったバンドですから、グアコ盤が安くで入手出来るなんてめっさ嬉しいんですよね~。なんてことを言うと変に誤解されるかもしれませんが、グアコは決してサルサのバンドではありません。表面的にはサルサっぽいですけど、聞いてみればサルサとは全然違った複雑怪奇なノリノリのリズムと、独特のクールな感覚が超カッコいい、サルサとは全く違った音楽であります。

 グアコの音楽はガイタと呼ばれまして、ガイタとはベネズエラのマラカイボ地方に伝わる黒人系の伝統的な音楽で・・・なんてマニアックな話は置いときましょうか。グアコはガイタにサルサ、ロック、ファンク、フュージョン等々の色々な要素を取り入れて、独自のミクスチャー感覚が大爆発した音楽をヤッテいるのであります。しかもその表現が決して暑苦しくならず、極めてクールでスッキリとした音楽に仕上げておりまして、とにかく超カッコいいんですよね~。このアルバムもグアコらしいカッコ良さがシッカリと炸裂しておりますよ!イントロでシンセやエレキギターを使ったフュージョンっぽいロマンティックでオッサレーな音を出しつつ、いつの間にかスムーズに複雑怪奇なリズムを持つガイタに展開して行くあたりのカッコ良さは、グアコ以外の連中に作れるモノではないでしょう。イヤイヤ、グアコって本当に素晴らしいですね!

 それにしても、これだけ大々的に洋楽っぽい音を取り入れているのに、決して欧米っぽく薄められた音楽にならず、却って自分達の音楽を強化してしまっているのに驚きますよね~。色々と計算して作り上げた音楽なんでしょうけど、決して頭でっかちにならずにノリノリの肉体性を失わず、しかもクールでカッコいいのは、ベネズエラの伝統に深く根差した音楽がグアコの根底にあるからなんでしょうね。ここまでの境地に達しているカリブ海地域のミュージシャンって、他にはサルサのウィリー・コローンとか、キューバのアダルベルト・アルバーレスやシエラ・マエストラぐらいじゃないですかね~・・・などと知ったかぶりをしてみたりして♪

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2017’03.08・Wed

BRAVE COMBO 「MUSICAL VARIETIES」

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 アメリカの変なポルカ・バンド、ブレイヴ・コンボの1989年発売の24曲入り編集盤です。邦題は「バラエティ・ミュージック」となっております。この連中のブツは以前1988年に発表された「ヒューマンズヴィル」というアルバムを取り上げたことがありますが、頭で作り上げた感じでの作品でありまして、悪くは無いけどそれ程気に入ったワケでもありませんでした。凄く頭が良い連中というのはわかるんですけど、もっとパーっと弾けた感覚が欲しいな~っていうブツだったんですよね。ですのでアレ以来この連中に興味を持つことは無かったんですけど、先日ブックオフの280円棚で今回取り上げますブツを発見しましたので、特に何の期待もすること無く試しにゲットしてみた次第であります。

 コチラのアルバムでありますが、80年代前半に発表された音源を集めた作品となっております。中村とうよう氏が高く評価したことで大評判になった「ヒューマンズヴィル」よりも後に出たアルバムですが、録音はそれよりも前でありまして、基本的に自主制作盤の音源となっていますね。それだけにヤリたいことをヤリたいように嬉々としてヤッテいるのがビシバシに伝わって来まして、頭でっかちだった「ヒューマンズヴィル」よりも遥かに楽しめる作品になっているように思います。自作曲もカバー曲も入り乱れているのですが、どれもこれもポルカをベースとしたダンス・ミュージックになっていまして、聞いていてとにかく楽しいんですよね~。取り上げている曲は実に幅広く、マニアックな白人って本当にイカレているヤツが多いな~と実感致しますね。

 それにしてもこの盤で聞ける怒涛の勢いに溢れる演奏は、一体何事なんでしょうか?頭でっかちなところは微塵も無く、ヤッテいる音楽は違いますけど、まるでデビューした頃のフィッシュボーンみたいに大暴れしているんですよね~。しかも徹底したハッピー・ミュージックに仕上がっていますので、コレはみんなで楽しく踊るしかないって感じであります。イイですよね~、こういう聞いていて笑顔になれるような楽しい音楽って。演奏もめっちゃくちゃに上手くて、特にサックスが物凄く良い音で鳴っているのが個人的にめっさ心地好いです。この盤にはライヴ音源も収録されていますので、各メンバーの腕の良さを確かめる事が出来ますよ!

 ところでこの盤で聞ける音楽はポルカをベースにしているとは言え、ロックンロールやジャズなんかの要素も入っていますし、テックスメックスやスカやレゲエ、タンゴやサンバやチャチャチャやマンボ等々のラテンの要素も極めて強く、その見事なミクスチャーぶりには驚嘆させられますね!元々ポルカという音楽が何でも呑み込める奥深さを持っているのかもしれませんが、色々な要素を消化吸収して一気にブチまけるだけの能力を持ったブレイヴ・コンボというバンドは、極めて優れた音楽集団なんだな~などと、今更ながらに実感しているわっちなのでやんす。

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2017’03.07・Tue

CHIQUITO TEAM BAND 「LA INDUSTRIA SALSERA」

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 プエルトリコのバンドだと思われますチキート・チーム・バンドの、2014年のアルバムであります。ブックオフの280円棚で見つけたブツなんですけど、ケース裏に「DISTRIBUTED IN USA & PUERTO RICO」なんて書いてありましたので、最近のプエルトリコのサルサバンドのブツなのかな?と思ってゲット致しました。最近のサルサ事情なんて全く知りませんし、一体どんな音を出しているのかめっさ気になるじゃないですか。あまりイケてなさそうなジャケではありますが、もしかしてヒップホップなんかを取り入れた勢いのあるサルサを展開しているかも知れませんし。

 などと思いながら聞いてみたこのブツでありますが、これはこれは、なかなかイケてるではないですか!言ってみれば実に真っ当なサルサなんですけど、奇を衒わないストレートな演奏ぶりが非常に好感度高いです。おそらく世代的にはロックやヒップホップなんかにもドップリと浸かって来た連中じゃないかと思うんですけど、あまりそんなことを感じさせる音ではないんですよね~。チャラそうに見えるジャケのルックスとは裏腹に、70年代のサルサが大爆発していた頃の音をお手本としているみたいな感じの、勢いに溢れるストイックなサルサをヤッテいるのでありますよ。へ~、最近のサルサ・バンドにはこんな連中がいるんですね~。全く知りませんでした。

 おそらくこのバンドはピアノとキーボード担当のエマヌエル・フリアス(と読むのかな?)と、ティンバーレス他のパーカッション担当のラファエル・ベロアの2人を中心とするバンドなんだと思いますが、なかなか才能に恵まれているみたいで、実にイイ音を作り上げますね~。曲もイイものが揃っておりまして(多分カバー集なんだと思います)、ジョー・アロージョやペレス・プラードの曲を取り上げたり、スペインの変なおっさんが大ヒットさせた「マカレナ」なんて曲を見事にサルサに仕上げたり、かと思えばアルバム後半ではサルサの枠に捉われない大らかな海洋性を感じさせる演奏を聞かせたりと、汎カリブ音楽的な志向性を持っているところを見せたりするのもステキです。意外にも(?)なかなか聞きどころが多い盤だと思いますね~。

 演奏も良いですが、3人いる歌い手もなかなか良い感じであります。サルサ歌手らしく朗々ロマンティックに歌うおっさん、ハスキーで熱血な感じの男らしい声のおっさん、女性っぽい高めの優しい声で歌うおっさんがいるワケですが、個性の違いがある歌手が3人いますから、全編を通して飽きること無く楽しく聞けるんですよね~。あ、3人が一緒に歌う曲もありますよ!何にしても、イイ演奏とイイ歌を聞くことが出来る盤に仕上がっておりますので、ラテン音楽ファンだったら安心して聞けると思いますね~。コレはお薦め出来る盤でございます・・・って、お薦めしたところで一体どこで入手出来るんだ?って話ですが。

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2017’03.06・Mon

MARIA ANA BOBONE 「SENHORA DA LAPA」

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 ポルトガルの歌手マリア・アナ・ボボンの1998年のアルバムです。実は全く見たことも聞いたことも無い歌手なんですけど、たまたまブックオフの500円棚で見つけまして、ジャケの雰囲気もイイ感じでしたので試しにゲットしてみた次第であります。先日カティア・ゲレイロの盤をネタにしましたし、ファドにちょいと興味が出て来ましたので。ただ、オビを見ますと「天使のような美しい歌声と、ハンブルク・スタインウェイのフル・コンサート・ピアノの響き合いが、リスボンのゴシック教会に満ち溢れる!」なんて書いてありまして、「ん、ファドではない音楽なのかな?」なんて思ったりして。

 で、実際に聞いてみますと、これは全然ファドではないですね~。オビに書いてある通り、ゴシック教会に響き渡る賛美歌みたいな宗教音楽的雰囲気を醸し出しております。かなり厳かな感じがありまして、わっちみたいな不届き者にはちょっと近寄り難いって気もしますね~。基本的にピアノの伴奏と歌だけの音楽なんですけど、純化された美しさがシッカリと感じられますし、意外な色彩感もありますので単調ということは全然無くて、途中で聞き飽きるということは無いんじゃないかと思います。そして、多分ですけど、この美しいピアノの響きはクラシック好きの方には結構親しみ易いんじゃないかと思いますね~。ポピュラー音楽的なノリとかスウィングとかがあるピアノではないですから、拒絶反応が出る人もいらっしゃるかと思いますけど。

 ちょいクラシック的な感じがする音楽ではありますが、マリアさんの歌はクラシックのキンキンうるさい唱法ではありませんのでご安心を。ファドの歌い方を取り入れた部分もあると感じられまして、良く響く朗々とした歌を聞かせてくれますが、ファドの歌手みたいに強い歌というワケではなくて、聞く者を癒すような優しい響きがあるのがよろしいかと思います。ファドに親しまれている方にはそこが物足りないと感じられるかもしれませんが、わっちみたいなファドがちょい苦手な者には、このソフトさが丁度イイって感じであります。この声で本格的なファドを歌ってもらえたら、わっちは大ファンになってしまうかもしれませんね~。

 まあぶっちゃけ言いますと、ポピュラー音楽的なノリを持った音楽ではありませんので、聞いていてそれ程楽しいと感じられるタイプの音楽ではないと思います。でもエンヤなんかの音楽と同じような美しさがありますし、心を静かにする鎮静効果があると思われますから、ちょいと心を落ち着けたい時なんかにはかなり効くんじゃないですかね~。忙しくてイラつくことが多い日常を過ごしているわっちみたいな人間は、折に触れて聞くべき音楽なのかもしれませんね。

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2017’03.05・Sun

ANTOLOGIA DE LA MUSICA VENEZOLANA

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 信頼のテイクオフ・レーベルから2001年に発売されました、22曲入りの日本独自編集のベネズエラ音楽コンピレ盤であります。多彩なベネズエラ音楽を幅広く紹介した入門編のアルバムでありまして、コロンビア音楽紹介盤の「エメラルドの伝説」のベネズエラ版と考えれば良いかと思います。前から言っていますけど、こういう入門編の盤というのはいつでも入手出来るようにしておいて欲しいものですが、残念ながら現在は廃盤のはずで、入手困難だと思われます。しかし内容的には非常に興味深いモノとなっておりますので、もし中古盤で見かけるようなことがあれば、是非ゲットされることをお薦め致します。

 とりあえずベネズエラの音楽と言えばホローポか、若しくはグアコで有名になったガイタといったところになるかと思いますが、特にホローポはベネズエラの国民的音楽と言っても過言ではないようで、全国的に広まっているらしいです。基本的にアルパ(ハープ)、とクアトロ、マラカスで演奏されるようで、この盤でも典型的なホローポを何曲か聞くことが出来ますが、とても優雅で美しい音楽だと思いますね~。音楽的には白人系の要素が強いかと思いますけど、マラカスのリズムには黒人音楽っぽい要素があるような気がしますね。別にどうでもいいんですけど、南米の音楽と言えばどうしてもアフリカ的要素が強い黒人系の音楽に注目が集まりがちですが、優雅な白人系音楽の面白さというのもジックリ味わいたいモノだと思いますね。ベネズエラの音楽は白人系音楽の良さを味わうには、まさに最適だと思います。でも、やっぱりと言いますか、ラストのまるでグアコみたいな黒人系のガイタには、一番興奮させられたりして・・・。

 このアルバムに収録されているのは勿論ホローポだけではなくて、ホローポの一種であるゴルペとパサーヘ、バルス、メレンゲ、ポロ、バンブーコ、トナーダ等々幅広く選曲されています。まあどれも基本はアルパやクアトロを中心とするストリングス・アレンジの曲ですので、白人系のパシージョや黒人系のクンビアみたいな全然違ったタイプの音楽があるコロンビアに比べると、ちょっと似たような感じの曲が多いかな~って感じられると思います。でも室内楽みたいな品の良さと、ちょっと哀愁を帯びたメロディや弦楽器の響きは日本人の感性に合うと思いますし、聞けばきっと気に入っていただけると思います。クンビアやフォルクローレもイイけど、たまにはベネズエラ音楽も!ってことで。

 それにしても、やっぱりこうやってジックリと聞いてみると、ベネズエラ音楽も面白いですよね~。色々なベネズエラ音楽を聞いてみたいとは思いますが、そんなモノどこにも売ってないというのが困ったモンであります。本国の現在の音楽の状況なんかも全くわかりませんし、ラテン音楽って面白いモノは沢山ありますけど、なかなか広げて行けないというのが難点ですね~。ラテン音楽のブツが色々と入手出来るお店って、どっかにありますでしょうか?あれば是非お教えいただきたいと思う、今日この頃のころんなのでやんす。

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2017’03.04・Sat

ENSAMBLE GURRUFIO 「MAROA」

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 ベネズエラのグループ、アンサンブル・グルフィーオの1991年のアルバムです。コロンビアの音楽を色々と聞いている内に、お隣のベネズエラの音楽も聞きたくなって来て、棚から引っ張り出して来たブツであります。多分学生の頃にゲットしたブツだと思います。それにしても考えてみるに、80年代後半から90年代前半にかけてですが、今では考えられないぐらい多彩なワールド系のブツが国内発売されていましたよね~。この盤もそんな幸せな時代の産物の1枚でありますが、日本発売にあたってこれまで本国で発売されていた盤の内容に納得が行かないメンバー達が、デジタル一発録りを敢行して録音し直したという気合が入りまくった作品であります。

 アンサンブル・グルフィーオはフルート、クアトロ、マンドリン、ウッドベースの4人から成り、実力的に当代随一との呼び声が高かったインストバンドであります。コロンビアのエストゥディアンティーナが演奏するパシージョとかバンブーコみたいなタイプの、白人系音楽を思わせる弦楽アンサンブルを聞かせてくれるバンドでありますが、ヤッテいる音楽はコロンビアのモノとは随分感触が違いますね。とにかく純粋に音楽を追究するような姿勢が見えると言いますか、ブラジルのショーロにも似た、純化された美しさが感じられる音楽だと思います(コロンビアの音楽が美しくないワケじゃないですよ)。スッキリと整理された演奏はまるでクラシックの室内楽アンサンブルみたいで、とてもシャレた感覚を持っていますね。

 ヤッテいる音楽は伝統的なホローポやパサーヘ、メレンゲ、バルス、ダンサ・スリアーナ等々でありますが、昔の音楽をただ再演しているのではなくて、ジャズとかショーロとかクラシック等々の他の国々や地域の音楽を視野に入れて、その感覚を自分達の音楽の中に生かして、現代的な音楽として再構築しているのが素晴らしいと思います。プログレッシヴな演奏もめっちゃくちゃに上手いですし、確かな演奏技術と深い音楽的知識に裏付けされた作品に仕上がっていると思います。パッと聞いただけではオッサレーな室内楽に聞こえますし、聞き流していても実に気分が良い音楽なんですけど、ジックリ聞いてみると物凄くややこしい複雑怪奇なリズムと超絶テクに驚かされ、音楽的な深さに圧倒されるという、本当にステキな盤に仕上がっていると思いますね~。

 現在もこのバンドが存在するのかどうかは知りませんし、わっちはこの盤以外でこのグループのブツを見かけたことはありませんけど、この盤を残しただけでも存在意義があったと言えるバンドなのではかと思います。それ程までに素晴らしい名盤だとわっちは思っていますが、こういう名盤が現在は全く入手出来ないというのが、残念でなりませんよね~。まあ現在の日本にベネズエラの音楽に興味を持っている人なんて皆無に等しいでしょうし、発売したところで売れやしないのは目に見えていますけど、ボブ・ディランとかプリンスの盤みたいに、気が向いたらいつでも買えるような状態になって欲しいな~と思う、今日この頃のころんなのでやんす。

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2017’03.03・Fri

冴木杏奈 「CANTO DE SIRENA」

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 タンゴ歌手冴木杏奈の2001年のアルバムであります。冴木さんのタンゴアルバムはこのボログでもこれまで2回取り上げたことがありますが、何れも良く出来た作品でありまして、意外なほど聞き惚れてしまいましたね~。冴木さんって顔が良いだけではなくて歌の実力もシッカリとしていますので、音楽としても十分に鑑賞に耐え得るのでありますよ。ウソだと思うなら、是非一度お試しいただけたらと思います・・・って、今時日本のタンゴ歌手のブツなんて聞く人がわっち以外にいるはずがありませんね~。失礼致しました~♪

 ところで今回取り上げる盤なんですが、タンゴ界では神のように崇められているアストル・ピアソラの曲を中心にヤッテますね。わっちは基本的にピアソラ否定派でありまして、ピアソラみたいなワケわからんタンゴを作るヤツなんてくたばってしまえ(あ、ピアソラってとっくに亡くなってますね)、などと思っているクチでございます。どっちかと言えば、メルセデス・シモーネとかの古き良きタンゴがお好みの保守的なわっちですので、前衛タンゴだか何だかよくわからないピアソラなんて聞こうとも思いません。しかし冴木さんが歌うとなれば話は別です。ピアソラでもファン・ダリエンソでもフランシスコ・カナロでも何でもござれって感じなんですが、聞いてみますとピアソラの曲も全然悪くないですね。う~む、やっぱりテキトーでエエ加減なわっちの耳♪

 まあこのブツって、冴木さんがキッチリと歌える曲を慎重に選んだのでありましょう。だから何じゃこりゃ的なワケわからん曲が無くて、普通に良い曲が揃っていて聞きやすいのではないかと思います。前衛的な部分は控え目ですし(タンゴにしてはエレキギター弾きまくりのカッコいい曲があったりしますが)、冴木さんの歌は相変わらずシッカリとしていますので、タンゴ好きであれば何かしらの響く所があるのではないかと思います。前から言っているように、おシャンソンの連中みたいなスノッブな部分が感じられたりもしますが、ガチでタンゴに取り組んでいる冴木さんの気合の前では、そんな些末な事はどうでもよくなって来ますね。マジで良い歌手だと思いますよ。

 だからと言って冴木さんのタンゴを頻繁に聞くかと言うと、決してそんなことは無いんですけど、こういう優れたタンゴ歌手が日本にいるということは知っておいて損は無いと思いますし、寧ろ知っておいた方がイイんじゃないかな~なんて思っております。ラテン音楽やタンゴに興味がおありの方には、是非お聞きいただきたいと思います。冴木さんのブツは色々とゲットしておりますので、今後も取り上げて行きたいな~と思っている今日この頃。お次は冴木さんがフォルクローレを歌ったブツを取り上げるつもりでございます~♪

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2017’03.02・Thu

赤点先生の音楽添削~D TRAIN 「THE BEST OF D TRAIN」

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 みなさんこんばんは~、ヒワイイ大使のはりーなのです~。今年初登場なのです~。今年も宜しくお願いします~。今回の「赤点先生の音楽添削」で取り上げるのは~、アメリカのディスコミュージック・グループって言っていいのかな~、Dトレインの1988年発売のベスト盤なのです~。ころんさんがブックオフの500円棚で見つけて来てくれたのです~。Dトレインの盤なんて市場に全然出回ってないのに~、ブックオフで見つけて来るんだから~、やっぱりころんさんってとんでもない音盤ハンターなのです~。

 Dトレインの音楽はディスコミュージックって言われてるけど~、それよりもシンセ・ファンクって言った方がイイと思うのは~、はりーだけかな~?ちょっとチープなシンセの響きとファンクビートが~、かえって生身の肉体性を感じさせたりするんだけど~、それはプリンスのスカスカファンクにも通じるところがあると思うのです~。音的には如何にも80年代的なプロダクションって感じなんだけど~、この肉体性があるから~、全然古さを感じさせないと思うのです~。と言うよりも~、今の時代に聞いたらこのシンセサウンドは~、とても新鮮に感じられると思うのです~。

「新鮮だと思うのです~。」byはりー
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 ところでこのベスト盤だけど~、全10曲入ってて~、ベスト盤にしては曲数が少ないんだけど~、実はDトレインの主なヒット曲が~、ロングバージョンで収録されているのです~。原曲じゃないバージョンを入れておいて何がベスト盤なの~?って気もするけど~、カッコいい曲はロングバージョンにしてもカッコいいし~、ロングバージョンにすることでシンセサウンドの面白さがシッカリと楽しめるようになってるから~、意外にお得盤かな~って思うのです~。特にシンセが炸裂してる5曲目の「D TRAIN(THEME)」は~、もうめっちゃくちゃにカッコいいのです~。本当にシビレますよ~♪もちろん他の曲もカッコいいのばっかりだから~、聞き所は満載なのです~。バリバリにシンセを使ってるファンクでこんなにカッコいいモノを聞いたのは~、ロジャーの「アンリミテッド」以来かな~って思います~。

 とにかくい音がカッコいい音楽なんだけど~、力強くて男っぽいヴォーカルも素晴らしくて~、ヴォーカルミュージックとしても聞くことが出来ると思うのです~。ディスコっぽいからって軟弱なところは一切無いし~、ちゃんとソウルが感じられる歌だと思います~。クセは少なくてスッキリと聞けるスマートな歌だけど~、昔ながらのソウルとかR&Bの心を受け継いでるんじゃないかな~って思うのです~。カッコいい音にソウルフルな歌で~、やっぱりDトレインは本当に素晴らしいと思うのです~。だから~、赤点先生の採点は~、95点なのです~。Dトレインの盤なんて滅多に見つからないと思うけど~、もし見かけることがあれば即ゲットして損は無いと思うのです~♪

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2017’03.01・Wed

中島優子 「HERE COME THE GIRLS」

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 シンガーソングライター中島優子の1995年のアルバムであります。中島優子なんて人のことは全く見たことも聞いたこともありませんが、ブックオフの280円棚で発見してジャケを見た時に、「もしかしたら渋谷系の面白いポップスかも?」と思ってゲットしてみた次第であります。まあ、いつも通りのジャケ買いってことですね。それにしても一体誰なのか全くわかりませんのでネットで検索してみますと、当初は中島優子名義で活動していて、1998年からbice(ビーチェ)と改名したんだそうです。そう言えばbiceという名前は見た記憶がありますね~。ちなみにこの人、2010年に38歳の若さで亡くなられたそうです。

 このアルバムは中島さん名義で出したアルバム4枚の内の2枚目に当たるようで、言ってみればあの時代らしいポップスになっていると思います。バックの音は今時あり得ないような如何にも~って感じのフュージョンっぽいサウンドで、スタジオ・ミュージシャンがシッカリと作ってるんだろうな~って音なんですよね。当時はCDがガンガン売れていた時代ですから、売れていない歌手にもそこそこカネをかけることが出来たのでしょう。何と言いますか、幸せな時代の産物でございますな。ギターとかサックスとかめっさイイ音で鳴っていまして、サウンド的にも都会的でオッサレーなフュージョンって感じですから、なかなか心地好い耳当たりだと思います。

 ところで中島さんは当初からソングライターとしての才能は高く評価されていたようで、聞いてみればポップなフックを持ったシャレたポップスがズラリと揃っていて、確かに曲作りの才能には恵まれていたようであります。ただ、歌手としてはどうかと言いますと、妙に気張った歌い方をすると言いますか、変なところに変に力が入った歌い方で、言葉の一言一言を切って歌っているように聞こえますので、このクセの強さを受け入れられるかどうかが問題でありましょう。わっちはこの歌い方がちょっと気になって、素直に楽しめないんですよね~。また、勢い任せの一本調子な歌にも聞こえますので、単に元気がイイだけのアイドル歌謡のような感じもします。

 このブツを聞いている限りでは、これ以上中島さん名義の作品を聞いてみたいとは思いませんけど、歌い方をウィスパーボイスに切り替えたというbice名義の作品は聞いてみたいと思います。とりあえず今後bice名義のアルバムを見かけるようなことがあれば、是非ゲットしてみたいと思っている、今日この頃なのでやんす。

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