2017’03.01・Wed

中島優子 「HERE COME THE GIRLS」

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 シンガーソングライター中島優子の1995年のアルバムであります。中島優子なんて人のことは全く見たことも聞いたこともありませんが、ブックオフの280円棚で発見してジャケを見た時に、「もしかしたら渋谷系の面白いポップスかも?」と思ってゲットしてみた次第であります。まあ、いつも通りのジャケ買いってことですね。それにしても一体誰なのか全くわかりませんのでネットで検索してみますと、当初は中島優子名義で活動していて、1998年からbice(ビーチェ)と改名したんだそうです。そう言えばbiceという名前は見た記憶がありますね~。ちなみにこの人、2010年に38歳の若さで亡くなられたそうです。

 このアルバムは中島さん名義で出したアルバム4枚の内の2枚目に当たるようで、言ってみればあの時代らしいポップスになっていると思います。バックの音は今時あり得ないような如何にも~って感じのフュージョンっぽいサウンドで、スタジオ・ミュージシャンがシッカリと作ってるんだろうな~って音なんですよね。当時はCDがガンガン売れていた時代ですから、売れていない歌手にもそこそこカネをかけることが出来たのでしょう。何と言いますか、幸せな時代の産物でございますな。ギターとかサックスとかめっさイイ音で鳴っていまして、サウンド的にも都会的でオッサレーなフュージョンって感じですから、なかなか心地好い耳当たりだと思います。

 ところで中島さんは当初からソングライターとしての才能は高く評価されていたようで、聞いてみればポップなフックを持ったシャレたポップスがズラリと揃っていて、確かに曲作りの才能には恵まれていたようであります。ただ、歌手としてはどうかと言いますと、妙に気張った歌い方をすると言いますか、変なところに変に力が入った歌い方で、言葉の一言一言を切って歌っているように聞こえますので、このクセの強さを受け入れられるかどうかが問題でありましょう。わっちはこの歌い方がちょっと気になって、素直に楽しめないんですよね~。また、勢い任せの一本調子な歌にも聞こえますので、単に元気がイイだけのアイドル歌謡のような感じもします。

 このブツを聞いている限りでは、これ以上中島さん名義の作品を聞いてみたいとは思いませんけど、歌い方をウィスパーボイスに切り替えたというbice名義の作品は聞いてみたいと思います。とりあえず今後bice名義のアルバムを見かけるようなことがあれば、是非ゲットしてみたいと思っている、今日この頃なのでやんす。
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