2017’03.05・Sun

ANTOLOGIA DE LA MUSICA VENEZOLANA

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 信頼のテイクオフ・レーベルから2001年に発売されました、22曲入りの日本独自編集のベネズエラ音楽コンピレ盤であります。多彩なベネズエラ音楽を幅広く紹介した入門編のアルバムでありまして、コロンビア音楽紹介盤の「エメラルドの伝説」のベネズエラ版と考えれば良いかと思います。前から言っていますけど、こういう入門編の盤というのはいつでも入手出来るようにしておいて欲しいものですが、残念ながら現在は廃盤のはずで、入手困難だと思われます。しかし内容的には非常に興味深いモノとなっておりますので、もし中古盤で見かけるようなことがあれば、是非ゲットされることをお薦め致します。

 とりあえずベネズエラの音楽と言えばホローポか、若しくはグアコで有名になったガイタといったところになるかと思いますが、特にホローポはベネズエラの国民的音楽と言っても過言ではないようで、全国的に広まっているらしいです。基本的にアルパ(ハープ)、とクアトロ、マラカスで演奏されるようで、この盤でも典型的なホローポを何曲か聞くことが出来ますが、とても優雅で美しい音楽だと思いますね~。音楽的には白人系の要素が強いかと思いますけど、マラカスのリズムには黒人音楽っぽい要素があるような気がしますね。別にどうでもいいんですけど、南米の音楽と言えばどうしてもアフリカ的要素が強い黒人系の音楽に注目が集まりがちですが、優雅な白人系音楽の面白さというのもジックリ味わいたいモノだと思いますね。ベネズエラの音楽は白人系音楽の良さを味わうには、まさに最適だと思います。でも、やっぱりと言いますか、ラストのまるでグアコみたいな黒人系のガイタには、一番興奮させられたりして・・・。

 このアルバムに収録されているのは勿論ホローポだけではなくて、ホローポの一種であるゴルペとパサーヘ、バルス、メレンゲ、ポロ、バンブーコ、トナーダ等々幅広く選曲されています。まあどれも基本はアルパやクアトロを中心とするストリングス・アレンジの曲ですので、白人系のパシージョや黒人系のクンビアみたいな全然違ったタイプの音楽があるコロンビアに比べると、ちょっと似たような感じの曲が多いかな~って感じられると思います。でも室内楽みたいな品の良さと、ちょっと哀愁を帯びたメロディや弦楽器の響きは日本人の感性に合うと思いますし、聞けばきっと気に入っていただけると思います。クンビアやフォルクローレもイイけど、たまにはベネズエラ音楽も!ってことで。

 それにしても、やっぱりこうやってジックリと聞いてみると、ベネズエラ音楽も面白いですよね~。色々なベネズエラ音楽を聞いてみたいとは思いますが、そんなモノどこにも売ってないというのが困ったモンであります。本国の現在の音楽の状況なんかも全くわかりませんし、ラテン音楽って面白いモノは沢山ありますけど、なかなか広げて行けないというのが難点ですね~。ラテン音楽のブツが色々と入手出来るお店って、どっかにありますでしょうか?あれば是非お教えいただきたいと思う、今日この頃のころんなのでやんす。
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