2017’03.23・Thu

YOUSSOU N’DOUR ET LE SUPER ETOILE DE DAKAR 「VOL.1」

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 今や往年の輝きをスッカリと失ってしまったセネガルのスーパースター、ユッスー・ンドゥールでありますが、若い頃は本当に素晴らしかったんですよね~。80年代から90年代にかけてのユッスーはサリフ・ケイタと並ぶ、「泣く子も笑う」素晴らしい歌手でありました。そんなユッスーの最高傑作は1990年の「セット」であることは、誰もが認めることだと思います。勿論わっちも異論はございませんが、個人的に一番好きなユッスーのアルバムは1984年のワールド・デビュー盤「イミグレ」だったりして。

 今回取り上げるブツは多分2003年頃に発売されたアルバムで、ユッスーが所属していたバンド、スーペル・エトワール・ドゥ・ダカールの1982年の音源が6曲収録されています。ただこのブツはセネガルで発売されていたカセットテープを音源としているらしく、ハッキリ言って音はよろしくないです。多分テープが伸びたカセットを音源としているのだと思いますが、音が歪んだり左右によれたりするんですよね~。ぶっちゃけ、CDなのに全然CDらしくない音なのであります。ですので中には「こんな音はガマン出来ん!」なんて人もいらっしゃるのではないかと思います。しかし「イミグレ」に近い時期の音源だけあって、音はよろしくなくても内容はめっちゃくちゃに素晴らしいんですよ!

 とは言ってもユッスー単独名義ではなくバンドとしての音源ですので、ユッスー以外の歌手がメインで歌う曲も入っています。しかしながらソロになったユッスーを支え続けたのはこのバンドですから、音楽的には「イミグレ」と比べて大きく変わるワケではありません。言ってみればワールド・デビューする前の、地元での素の姿のユッスーを聞けるブツということになるかと思います。ワールドワイドな作品ではありませんのでスッキリと整理された音ではないのですが、凄まじく熱気を帯びた演奏とバンドとしての一体感が圧倒的であります。ジックリ聞いているとアドレナリンが分泌されて来ると言いますか、物凄い高揚感を煽られる音楽でありまして、初期ユッスーの凄さを実感出来る素晴らしい音源だと、わっちは思いますね~♪

 ところでこのブツは「VOL.1」と題されていますが、地元のカセットを音源としたシリーズがVOL.4まで発売予定だったとか。実際に4枚発売されたのかどうかは知りませんけど、もしあるなら4枚全て揃えたい音源ですね~。「セット」よりも「イミグレ」が好きなわっちみたいな人間には、まさにお宝音源と言っても過言ではありませんので。こんなお宝をブックオフの500円棚で見つけたのは本当にラッキーだったと思いますが、出来れば残りもブックオフの安棚で発見したいなどと、実に図々しいことを考えていたりする今日この頃。まあ何にしても、若い頃のユッスーは本当にめっさ素晴らしいことを改めて実感した、ころんなのでやんす!
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