2017’03.30・Thu

SILVERHEAD 「16 AND SAVAGED」

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 イギリスのハードロックバンド、シルヴァーヘッドの1973年(?)のアルバムであります。ブックオフの280円棚で発見致しました。このブツでありますが、まずはこのジャケですよ!エロジャケとして少しは有名なんじゃないかと思いますが、こういうブツは出来ればLPで持っておきたいところであります。70年代のロックには疎いわっちでやんすが、勿論このジャケは以前から知っていたものの、現物にお目に掛かるのは実は今回が初めてなのでありました。ですので見つけた時は手が震えた・・・なんてことは全くなかったのですが、「おおっ、あったーっ!」などとテンションが上がったのは事実でありまして、ムサ苦しいおっさん連中のバンドであることは知っていましたけど、思わずゲットしてしまった次第でございます。やはりこういうジャケのブツは持っておかないとですね~♪

 というワケで、持っていればそれでOKという類のブツでありますので、特に聞く必要性はコレっぽっちも感じないんですけど(?)、せっかく買ったのですからちょいと聞いてみました。すると、なかなかに愉快なロックンロールが飛び出して来ましたね~。まあ極々シンプルなロックンロールなんですけど、温故知新バンドのスーパーフライやGLIM SPANKYなんかの祖先とも言えるような音楽性は、今の時代に聞くからこそダサカッコいいって感じですね。今時こんなにイモっぽくてダサくて暑苦しいロックンロールをヤッテる連中なんていませんよね~。ギターとベースをハードにギャンギャン鳴らしまくり、ドラムをドタバタとぶっ叩き、ヴォーカルがギャーギャーとやかましくワメキ散らすという、何とも微笑ましい光景が展開されていますよ!

 そう言えば以前どっかのテレビ番組で見たのですが、アメリカの名も無い黒人ブルースマンが「ローリング・ストーンズは黒人のブルースに憧れて黒人のように演奏したくて必死だったが、黒人のようには演奏出来ずにロックになってしまったんだ」なんてことを言っていたのを思い出しました。まあその発言の真偽はさて置き、このシルヴァーヘッドを聞いていると、その説に何だか妙に納得してしまうんですよね~。この連中の音楽って、どうしようもなくブルースとかサザン・ソウルの影響が出ていますので。と言いますか、曲によってはサザン・ソウルをデカい音で演奏しているだけみたいなモノもありますし、この連中の音楽を聞いていると、ハードロックって基本的にブルースやサザン・ソウルをデカい音で演奏することから始まっているんだな~ってことを実感しますね。

 イヤイヤ、なかなか面白いじゃないですかシルヴァーヘッド!黒人音楽に憧れた白人の小僧どもが、勢い任せで黒人音楽の真似っ子をしていたら何故かハードロックになってしまったという、ロックの進化の過程を垣間見たような気になれる1枚でありますね。エロジャケに騙されて(?)買ってしまっても損はしないブツだと思います。
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