2017’04.11・Tue

AMARU 「EL EMBRUJO DE LA SAYA」

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 「アマル?何じゃそりゃ?」、ブックオフの洋楽の「A」のコーナーを見ていてブツを抜き出してみると、若いんだか歳食ってんだかわからないおっさん6人が写ったジャケ。一体何者なのかは全くわかりませんが、裏を見てみるとBOLIVANAなんて記載がありますので、多分ボリビアの音楽だろうということで、珍しいのでゲットしてみました。1997年に発売されているコチラの盤ですが、南米の音楽は多々リリースされているものの、近年のボリビアのポピュラーミュージックなんて話題にもなりませんし、当然ながらわっちも全然知りませんから、興味津々でゲットした次第でございます。

 ってことでワクワク気分でブックレットを見てみると、曲名の横にウァイノだのクエーカだのモレナーダだのトナーダだの、色々とワケわからない形式名(?)が書いてあってますます興味津々!楽器の編成はチャランゴ、ギター、エレキベース、ケーナ、パーカッションってことで、ヤッテる音楽はフォルクローレ以外に考えられないワケなんですが、再生してみますと思った通りの音楽が飛び出して来ました。一言で言えば「現代のフォルクローレ」ってことになるんでしょうけど、昔ながらの伝統を受け継ぎながら少々の電気楽器なんかも取り入れて、スッキリとモダンに仕上げているって感じですかね~。フォルクローレって素朴で地味だけど滋味ってイメージがあるかと思いますが、この連中は軽快なスピード感と洗練された爽やかさがあって、かなりカッコいいと思いますね~♪

 ところでこのアマルというグループのことをちょいと検索してみたのですが、あまり大した情報は出て来ないんですけど、ボリビアでは人気のある実力派の現代フォルクローレ・グループのようであります。アルバムも色々とリリースしているようですが、この連中がボリビアのポピュラー音楽を代表するような存在なのかどうかはわかりません。そもそもボリビアのポピュラー音楽の状況なんて全くわかりませんし。しかしこの連中がヤッテいる音楽が魅力的であるということに間違いはなく、リズムを刻むチャランゴの音やキラキラと輝くようなギターの音色は実に美しいですし、軽快な躍動感に足枷するようなフォルクローレ独特の引き摺るようなリズムもいい感じ。そして特に魅力的なのが、良く響く声で朗々と歌うヴォーカルであります。まるでメキシコのコーラス・グループみたい、なんて言うと語弊があるかもしれませんが、本当に良い声で歌うんですよ!コレは一聴の価値ありだと思いますね~。

 フォルクローレって日本では意外なほど人気がありますけど、入手出来るブツってアタウアルパ・ユパンキとかメルセデス・ソーサとか、あとはケーナのインスト盤等々、結構特定の音源に限られているかと思いますが、アマルみたいなモダンな感覚を持ったステキなグループのブツは、是非とも日本でもちゃんとリリースして欲しいモノだな~と思います。そりゃあバカ売れするような音楽ではありませんけど、日本人の心には響く音楽のはずですから。
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