2017’08.20・Sun

JADRANKA 「BABY UNIVERSE」

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 旧ユーゴスラヴィア出身で日本に住みながら活動していた不思議な女性歌手、ヤドランカの1996年のアルバムです。わっちは学生の頃からこの人のことは知っておりまして、日本語で歌ったアルバムなんかも持っていたんですけど、いつの間にか売り払ってしまいました。その当時はこの人のことを拙い日本語で歌う何だか留学生っぽいイメージの歌手程度にしか思っていませんでしたが、妙に印象に残る人でもありまして、盤を売り払ってからも常に心の片隅に残り続けていたのでありました。そしてつい先日ブックオフの280円棚を物色していた時、J-POPの「や」の棚を見ていたら何故かこの盤が置いてありまして、学生時代の留学生の友人に再会したような気分でゲットしたのでありました~♪

 今回のアルバムでは、母国語・日本語・英語等の色々な言語で歌っております。でも全然無理をしている印象がありませんね。日本語だけだったらまた「留学生っぽいな~」で片付けてしまうかもしれませんでしたが、この盤は日本の文化をシッカリと理解した上で自らのルーツと融合していると感じられます。まあこの人のルーツと言っても一筋縄では行かないと思いますけど、ユーゴの文化だけではなくロックやジャズなんかにも深い造詣がありそうな感じがして、特にロックがめっちゃくちゃに好きなんだろうな~という感覚があります。言ってみれば学生の頃に聞いた「留学生盤(?)」はよそ行きの習作だったのに対し、この盤はとても素直で正直な盤って気がしますね。やっとヤドランカさんの本性が見えたって気がして、何だかとっても嬉しいわっちなのでやんす。

 この盤に収録されているのは基本的にスローテンポの静謐な曲ばかりなのですが、「ロックがめっちゃくちゃに好き」と感じさせるぐらいですから、アレンジは相当に工夫してあります。単なるサズの弾き語りみたいなのは無くて、ピーター・がぶり寄りやジミヘン、若しくは現代音楽なんかを思わせる過激なものも多々ありますので、非常にスリリングであります。しかし全体的な印象は実に穏やかで静かというのが、この人が持つ不思議な個性でありましょう。曲そのものも本当に充実しておりまして、自作曲もあればカバー曲もあります。超有名曲であります喜名昌吉の「花」(弾きまくりの琵琶ソロが凄い!)とか「ロミオとジュリエット」(典雅な室内楽やん!)みたいな手垢にまみれた曲(?)もありますが、解釈力が凄まじいので単にメロディを借りただけという状態になっていて、余計な感情を思い起こさせないのが素晴らしい!ちなみにわっちが一番好きな曲は・・・全部好きだわ♪

 う~む、今まで知りませんでしたけど、本領を発揮したヤドランカさんって凄いですね~。まさかこんなに素晴らしい盤に仕上がっているとは全く思っていなかっただけに、物凄い衝撃を受けました!ご存知の方には何を今更的なことだとは思いますけど、これは紛れも無い大傑作であり名盤であります。うわ~、こんなに素晴らしい盤を今まで知らなかったなんて、穴があったら入りたいと言いますか、マミたんがいたら抱き締めたいという気分であります。でもこんなに凄い人が既にお亡くなりなんて、めっさ残念です・・・。

「マミを巻き込まないで下さい。」byわっちのマミたん
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2017’08.18・Fri

理亜るなジャズ記録~BILL EVANS 「SUNDAY AT THE VILLAGE VANGUARD」

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 皆様大変にご無沙汰をしております。私老化防ぎ隊の理亜です。ころんさんの仕事が異常に忙しくなってしまい、私達の相手をする時間が無くなってしまって、私だけでなくヒワイイ大使の皆さんや私老化防ぎ隊、裸のロリーズのメンバー達も全然登場出来なくなって久しいですが、一応はちゃんと生きておりますのでご安心下さい(?)。今回取り上げますのはビル・エヴァンスの1961年録音のライヴ盤ですが、ころんさんがブックオフの280円棚で見つけて来てくれました。流石音盤ハンターと思ったのですが、ジャケの裏を見ますと「NOT NOW MUSIC」の文字が!元々廉価盤じゃないですか・・・。まあ廉価盤とは言っても、良い物が安くで手に入るのであれば、消費者にとっては嬉しい限りですが。

 それはそうとして、ビル・エヴァンスのアルバムは以前「ポートレート・イン・ジャズ」を取り上げたことがあります。私のようなジャズど素人にも非常に親しみやすい、とても美しいアルバムでした。ジャズ・イコール・オシャレな音楽というイメージを助長するようなジャズという気はしましたが、オシャレ云々とは関係無く、とにかく音楽として非常に美しいと思いました。今回のアルバムはライヴ盤ではありますが、スタジオ盤だった「ポートレート…」と何ら遜色の無い演奏だと感じられまして、やはり非常に美しい音楽だと思います。メンバーは「ポートレート…」と同じく、ベースはスコット・ラファロ、ドラムはポール・餅あんで、この3人だからこそ出せる美しさなのかという気がしますね。

 言うまでも無くエヴァンスさんのピアノは本当に美しい響きを奏でていますが、物凄く目立つのはラファロさんのベースですね。「ポートレート…」でもラファロさんのベースが推進力となって演奏全体をぐいぐいと引っ張っていましたが、ここでも図太い迫力のある音で先頭切って突っ走って、それをモチアンさんのドラムがどんどん追い立てて行き、エヴァンスさんのピアノがその様子を楽しげに見ながらコロコロと転がって行くような印象があります。エヴァンスさんのアルバムを語る時、ジャズマニアの方々は口を揃えてラファロさんの凄さを口にしますが、それも納得ですね。本当に素晴らしい演奏だと思います。ただ、このライヴの10日後に、ラファロさんは事故で亡くなってしまったらしく、人生って一体何が起こるかわからないものですよね。

「人生は何が起こるかわかりませんね。」by理亜
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 ところでこのアルバムはライヴ盤ですが、ライヴならではと言いましょうか、グラスとかお皿がカチカチと鳴っている音や、お客さんの話し声も聞こえて来て、とてもリラックスしたムードが感じられるのもステキですね。ちょっと大き目の音で再生すると、部屋がオシャレなジャズバーになったみたな感じがして、お酒を飲みながら聞くのも良し、好きな人と会話を楽しみながらBGM的に聞くも良し、真剣にジックリと耳を傾けるのも良し、人によって色々な聞き方が出来る懐の深い作品になっていると思います。私は誰も一緒に聞いてくれる人がいませんので、一人でお酒を飲みながらジックリと耳を傾けております。

 以上、私老化防ぎ隊の理亜がお送り致しました。皆様が今後も素敵な音楽に出会えることを願っております。

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2017’08.17・Thu

高岡早紀 「ROMANCERO」

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 今や男を惑わす魔性の女として名高い高岡早紀の、1990年のアルバムであります。ブックオフの280円棚に潜んでいるところを、ささっと抜き出して来ました。高岡早紀のブツなんてあまり見かけませんし、あ~珍しいな~ってことで。この盤発売当時、高岡さんはまだ17歳か18歳ぐらいのアイドルでありましたが、考えてみればその時代から現在まで生き残り続けているワケですから、なかなか大したモノであります。もしかしたらその頃から男を惑わす魔性の女ぶりを発揮していたのかもしれませんね~。次々とおっさん達を虜にしてしまって、自分の味方にしてしまうと言いますか。な~んてことを考えるのも、この盤に関わっているスタッフの気合の入り方が尋常ではないからであります。

 この盤は全9曲入りで、5曲が加藤和彦、3曲が千住明の作曲(1曲はブラームスの曲を千住明がアレンジ)であります。かなり高名なおっさん達が十代の小娘アイドルにガッツリと曲を提供していること自体がなかなか珍しいと思いますが、この曲のクオリティがハンパではなくめっちゃくちゃに高いんですよ。哀愁のヨーロッパとでも言いますか、タカがアイドルの盤などとタカを括っていたら、ヨーロッパ趣味全開の楽曲群の素晴らしさに度肝を抜かれると思います。当時の日本はワールド系音楽全盛期で、世界中の色々な音楽が大々的にリリースされまくっていた時代でしたが、時代に呼応したのかどうかはわかりませんけど、よくあるおフレンチなロリータ系だけではない幅広い音楽性が非常に珍しいと思います。

 そして楽曲だけではなくて、バックの音のクオリティもめっさ高いんですよ。当時のアイドル盤には打ち込みでテキトーに仕上げたテキトーなやっつけ盤が多々あった中で、超レベルの高いサウンド・プロダクションが施されているんですよね~。もうスタッフ達の気合が本当にビシバシに感じられると言いますか、これ程までにやる気が漲っているのは、みんな高岡さんの魅力にヤラレてしまったからに違いありません。わっちが最近よく取り上げます野田幹子さんもおっさん達を手玉に取る不思議な魅力を持った人ですが、高岡さんは野田さんよりもルックス的にず~っと上ですからその毒性は遥かに高くて、おっさん達の心を鷲掴みにして虜にしてしまうのでありましょう。その在り方はまさにおっさんキラーと言いますか、「殺し屋」ですね。

 そんなとてつもなく充実した楽曲群に対して、高岡さんの歌は所謂アイドル・レベルでありまして、ぶっちゃけ上手くも何とも無いワケであります。しかしこのヨーロッパ趣味全開の楽曲には何故だか絶妙にハマる歌声でありまして、高岡さんの歌声があってこそ初めて完成する作品だと感じられるのが不思議なんですよね~。おっさん達も高岡さんが歌うことを前提に曲を書いたんでしょうし。まあ何にしても、当時の日本の音楽としては極めてレベルの高い作品に仕上がっているのは間違い無く、アイドル盤として考えるなら、間違い無く最高峰に位置するずば抜けた作品と言っても過言ではないと思います。マジで名盤ですよ!

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2017’08.16・Wed

野田幹子 「VACANCE EST VACANCE」

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 シンガーソングライター野田幹子の、1990年のアルバムであります。前に取り上げました野田さんの3枚目のアルバムでムーンライダーズが全面的に参加した「蒼空の一滴」を聞いて以来、すっかりと野田さんのファンになってしまったのでありますが、先日取り上げました4枚目の「ハッピーエンドが好き」(素晴らしい傑作!)に続く5枚目がこの盤であります。絶好調の時期に発表されている盤ですから、それだけでも品質が保証されているようなモンなんですけど、聞いてみたらやっぱり素晴らしくて、シビレてしまうんですよね~。う~む、めっさイイですね~野田さんって。何故こんなステキ歌手をリアルタイムで聞いていなかったんでしょうね~。

 今回のアルバムでありますが、感覚的にはかなり渋谷系に傾いていると言いますか、まるでピチカートファイヴの小西康陽が作っているんじゃないの?って感じの、実にポップで軽快なメロディの曲が揃っているんですよね~。実際には小西は一切関係していないんですけど、野田さんの作品ではお馴染みの渚十吾や鈴木智文とか、ポップス職人の杉真理なんかが参加していて、実に魅力的な音楽を作り上げています。ルックスも歌唱力もイマイチなのに、相変わらずおっさん達のご寵愛を受けていると言いますか、おっさんキラーぶりを存分に発揮していますね。コレはコレで凄い才能だと思います。多分ですけど、おっさん達って、やっぱり野田さん最大の武器であります「ヴェルヴェット・ヴォイス」に魅せられてしまうんでしょうね・・・って、わっちもこの声にヤラレてしまっているんですけど。もうマジ反則ですよ、野田さんのカワイイ歌声って。

 それにしてもですよ、この盤って曲がポップで楽しくて歌声が可愛くてバックの演奏が溌剌としていてめっさイイ音を出しているワケなんですが、ポップスとして理想的な境地を体現しているとでも言いましょうか、極真っ当なポップスって言えばその通りなんですけど、ポップスとして当たり前のことをサラリとヤッテしまっている所が本当に素晴らしいと思います。こういう真っ当なポップス盤ってありそうでなかなか無いと思うんですけど、如何でしょうか?わっちが他にパッと思いつくのは、フィリピンのバービー・アルマルビスの「PARADE」とか、日本のフェイレイの「HOURGLASS」、吉澤嘉代子の「箒星図鑑」ぐらいですかね~。イヤイヤ、マジ素晴らしい盤だと思います。

 何だか自分でもワケわかりませんけど、今頃になって野田さんにハマってしまうなんて思ってもいませんでしたが、こうなって来ますと野田さんのブツは全部集めたいですね~。よ~し、今年の目標の一つは野田さんのアルバムのコンプリートってことで。あ、野田さんってまだ現役で活躍していて、今年は往年の名曲を演奏したライヴ盤が出たようですので、そちらも是非ゲットしたいと思います。まあ若い頃の歌声が衰えていたらショックですけど、歳とってババアになった野田さんの歌声にも「怖いもの見たさ」の興味がありますし。とりあえずは「目指せ、野田幹子コンプリート!」という目標を掲げて、日々のキツい仕事を乗り越えて行こうかと思っております~♪

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2017’08.15・Tue

DEF LEPPARD 「PYROMANIA」

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 ハードロックバンドなのかメタルバンドなのかは知りませんが、デフ・レパードの1983年のアルバムであります。わっちが洋楽を聞き始めたのは1983年頃でありましたが、当時の「週刊FM」誌にアメリカのラジオ&レコーズというヒットチャートの1983年の年間ベストアルバム100が載っておりまして、第2位はわっちが初めて買った洋楽のアルバム、ポリスの「シンクロニシティ」で、第1位がデフレのこの3枚目のアルバムだったんですよね~。それ以来わっちにとってこの盤は妙に印象に残ってしまっているんですけど、当時ラジオでエアチェックしたこのブツの1曲目と2曲目がめっさカッコ良くて、いつかはアルバムを聞いてみたいと思っていたんですよ。で、この度ブックオフの500円棚でこの盤を見つけまして、ようやく念願叶って聞くことが出来たワケでございます・・・って、これまでゲットする機会が無かったワケではないのですが、ブックオフの安棚には出て来ませんでしたので、買う気にならなかったのでやんす。

 当時はメロディアスなヘヴィメタルの新鋭という扱いで、日本ではあまり人気が無かったはずですし、わっちの周りにヘヴィメタ好きはいましたが、デフレがカッコいいなんて言ってるヤツは皆無でした。まあその後ドラマーが事故で片腕を失うというセンセーショナルな事件が勃発して、一気に有名になりましたけど。当時はNHKのニュース番組でも「片腕を失ったドラマーが特別なドラムを開発してもらって、見事に復活した!」なんて取り上げられましたし、メンバー達がインタビューで「僕等のドラマーは彼しか考えられないんだ」などと感動的な発言をして、仲間思いの素晴らしいバンドということで日本でもブレイクしたと記憶しております。まあこの盤はその事故の前に発表されたアルバムですけどね。

 実はこのボログでも一度デフレの盤を取り上げたことがあるのですが、アレは既に世界的な巨大バンドに成ってしまってからのアルバムで、ポップなハードロックって感じの仕上がりでしたので、全然ヘヴィメタバンドって感じではありませんでした。しかし今回のアルバムは若さと勢い溢れる気合の入ったヘヴィメタ~ハードロックでありまして、実に爽快であります。まあヘヴィメタとは言ってもジューダス・プリーストみたいにコッテコテのメタルではありませんし、評判どおりの「メロディアスなヘヴィメタ」ですから、実に聞きやすいです。しかも、何だかアドレナリンが噴出しまくって来る相当にカッコいい音楽に仕上がっていますし、わっちがこれまで聞いたヘヴィメタ系音楽の中では最上級の1枚かな~って気がしますね。文句無しにカッコいいヘヴィメタの名盤だと思います~♪

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2017’08.14・Mon

麗美 「FRIENDSHIP WITHOUT WORDS」

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 うわ~、麗美なんて懐かしい!などと思わず口走りそうになってしまいましたよ、ブックオフの280円棚でこの1989年盤を見つけた時は。麗美の名前を目にするのは高校生以来かもしれませんね~。高校の頃の最大の愛読書でありました「週刊FM」ではしょっちゅう見かけた歌手ですし、評価もかなり高かったと記憶しておりますし・・・なんて言ってる割には麗美の歌なんてただの一度さえ聞いたことが無いんですけど、名前と顔だけは妙に印象に残っておりまして、実際の所全く知らないクセに懐かしいなどと感じてしまったのであります。でも本当はめっさ聞きたいと思っていたんですよ、麗美の盤を。でも高校の頃はカネも無ければ洋楽一辺倒で日本のポップスなんて聞く暇も無く、結局は聞く機会を完全に逃してしまったワケであります。

 そしてやっとのことで出会った麗美盤でありますが、聞いてみると何だか随分松任谷由実っぽいな~って気がするのですが、調べてみたら松任谷正隆&由実のバックアップがあって歌手になったんですね。へ~、知りませんでした。道理で歌い方とか曲調が似てるはずだわ。まあヘタなだけの松任谷由実に比べたら、麗美の方が遥かにいい感じの歌ですけどね。あ、別にどうでもいい話ですが、わっちは男で「ユーミンが好き」なんて言ってる人に対して「うわっ、気持ち悪っ!」と感じてしまうんですけど(ファンの男性の方、申し訳ございません!)、それは何故かと言えば、あのオバハンの歌って女にしか理解出来ないという偏見があるからであります。女が好きなのはわかるけど、男が好きなのは理解出来ないという、わっちは相当に偏狭な考えの持ち主でございます。

 まあ歌のヘタさとか声の悪さとか歌い方の気持ち悪さとか歌詞の下らなさとかルックスの酷さとかを除けば、あのオバハンがメロディ・メーカーとしては優れているのはわっちも認めます。麗美ってそんなオバハン直系のメロディを書く人でありまして、この盤もめっさ良いメロディがズラリと揃っているんですよね~。全曲作詞作曲は麗美がヤッテるんですけど、シティポップス調もあればボサノバ調もあり、洋楽っぽい曲もあればちょいと谷山浩子に似た感覚の曲もあり、マジでめっさ素晴らしい才能があるじゃないですか!流石に半分フィリピン人の血が入っているだけのことはありますね~・・・って、全然関係無いか。

 というワケで(?)、人生初の麗美体験でしたが、実に良いではないですか堀川麗美さん!89年の盤にしては音もめっさ良くて、立体的でダイナミックな音作りが実にカッコいいですし♪遅ればせながら(本当に遅過ぎますが)、これからは野田幹子だけではなく麗美にも注目して行きたいと思います。初期3枚のアルバムは松任谷夫妻が手掛けているらしいですが、それも含めて色々とゲット出来たらと思っております。でも麗美盤ってこれまで全然見かけた記憶が無いな~。もしかして結構希少盤なのかな?まあボチボチ探して行きたいと思っております~♪

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2017’08.13・Sun

THE BEATLES 「PLEASE PLEASE ME」

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 先日久し振りに小倉の中古盤屋を覗いた時のこと、バーゲン品箱の中にビートルズの1963年のこのアルバムを見つけましたので、とりあえずゲットしてみました。ぶっちゃけ、わっちはビートルズには全く何の興味も無いのですが、ビートルズ盤がバーゲン箱に入っているのも極めて珍しいですし、しかも290円でしたので、試しに買ってみた次第です。いくらビートルズに何の関心も無いわっちとは言え、この超有名なジャケは昔から知ってますしね~。一度として聞いたこと無いブツですけど。

 まあビートルズって未だに熱狂的なマニアが世界中に多々存在していて、更に新しくファンになる若い連中もいるってことで、それだけの魅力を持ったバンドなんでしょうけど、わっちにはどこがそんなに良いのか、何だかよくわからないんですよね~。確かにイイ曲は沢山ありますし、その後のポピュラー・ミュージックに多大なる影響を与えているのもわかりますが、わっちからすれば「だからどうした?」って感じなんですよ。だったらこんなビートルズ盤なんて買うなよって話ですが、興味が無いながらも何故こんなにも多大なる支持を得ているのかってことには興味があるワケであります。とりあえずはその答えが少しでもわかればイイかな~ってことで聞いてみたコチラの盤でありますが、まずは知ってる曲が多々入っているのがイイですね~。全14曲中7曲は知ってましたし。特にタイトル曲と「TWIST AND SHOUT」は、やっぱり相当にカッコいいかと思います。

 しかし、それにしてもですよ、この時代のビートルズって随分黒っぽいと言いますか、ブルースとかR&Bの影響がモロに出ているんですね。そんな音楽をガレージ的な荒っぽい音で演奏してるのがイイ感じです。ビートルズって基本的にはガシャガシャと耳障りでやかましいバンドだというイメージがわっちにはあるんですけど、まさに思っている通りのビートルズの姿がここにあると言いますか、曲そのものはポップで親しみやすいのですが、ヤケクソ的なパワーで押し切ろうとしているのが好感度高いです。渦巻く熱気が噴出して来ているという感じで、やる気と勢いに溢れているのが伝わって来ますよね~。イヤイヤ、ビートルズに興味が無いと言っても、このアルバムはめっさ良いと思います。

 ところでウロ覚えなんですけど、初期のビートルズはモノラルに限るなんて話を聞いた記憶があります。わっちがゲットした盤はモノラルの表記がありますが、このアルバムにはステレオ盤もあるんでしょうか?あるとしたら聞き比べしてみたいという気はしますが、勢いとかパワーとかがめっさ感じられるのは、もしかしたらモノラル盤だからでしょうか?音質がどーのこーのではなくて、バンドが一丸となったパワーがビシバシに感じられるこの盤、その意味では非常にイイ音なんだと思います。あ、別にどうでもいいんですけど、何故かこの盤はMADE IN ITALYです。イタリア盤だから音がイイ?・・・って、そんなワケありませんよね。

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2017’08.12・Sat

スダンナユズユリー 「CALL ME NOW」

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 E-GIRLSを構成する主要グループの一つ、ハピネスのメンバーの須田アンナとYURINO、E-GIRLSのヴォーカリストの1人武部柚那の3人によるユニット、スダンナユズユリーのシングル第2弾であります。仕事が死ぬほどキツくてスキャンダルのライヴ・チケットも取れなくて絶望的になっている時に、コレのリリースだけを心の支えにして生きて来た今日この頃(ちょっと大袈裟)、リリース予定日前日(8月8日ね)に近所のタワレコに行ったら特典付きではなかったのでスルーし、改めて別の店で特典ポスター付きをゲットして来た次第であります。ちなみにCDのみとDVD付きの2種が出ていますが、わっちはDVD付きを買いました。やはり今一番好きな連中の盤ですから、特典も欲しいですしDVDも見たいですしね~♪え、「一番好きなのはスキャンダルじゃないのか?」ですって?冗談じゃないですよ。ライヴに招待してくれなかったスキャンダルなんて大嫌いじゃーっ!愛してるけど。

 というワケで好きで好きでたまらないスダンナユズユリーでありますが、相変わらずカワイイですね~この3人。3人とも髪の色をちょいと変えちゃったりして、特にユズは金髪を黒髪にして、常々「日本女子たる者、黒髪しか認めん!」などとほざくわっちの好みに寄せて来ましたね。きっとユズはわっちのことが好きなのです。でも申し訳ないですが、わっちはピンク髪のスダンナが一番好きなんですよ・・・って、言ってる事がおかしいですって?どこが?黒髪しか認めんと言いつつ、当時は青髪だったスキャンダルのマミたんに一目惚れしたわっちの好みにブレはありません!あ、別にどうでもいいんですけど、スダンナって角度によってはマミたんに似てる時がありますね♪

「似てますか?」byわっちのマミたん
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 という激しくどうでもいい話は置いといて今回の第2弾ですが、もう相変わらず素晴らしいとしか言いようがありません。まあ「OH BOY」の衝撃があまりに凄かったですから、それに比べればインパクトには欠けるかもしれませんけど、今回もノリにノリまくった勢いと噴出するパワーが半端ではありません。ユズの歌とスダンナ&ユリーのラップも絶好調で、より一体感が増して来たような気がしますし、とにかくめっさカッコ良くてカワイイです。楽曲そのものも仕掛けの多いバックの音も弾けてますしね~。プロデュースはEXILEのHIROですが、おっさんエエ仕事しよるやんけって感じです。褒めてつかわす。

 もう可愛くて可愛くてしょうがないこの連中ですが、オビを見ますと今回のテーマは「ちょっと強気な女の子が好きな男の子に見せるかわいいお願いごと」なんだそうです。この3人に言われたら何でもお願い聞いちゃいますけど、確かに3人とも気が強そうじゃな~。中でも多分ユズが一番気が強くて、思ったことを何でもズバスバ言いうタイプかと推測します。ユリは慣れるまではモジモジして言いたいことが言えないタイプかな~。スダンナは・・・何だかよくわかりませんけど、一番好きなのでとりあえずあーしてこーして♪などと妄想も進むステキ盤。「OH BOY」に続き、またもや大傑作シングルでありますよ!やっぱりスダンナユズユリーは最高です~♪

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2017’08.11・Fri

スダンナユズユリーのニュー・シングルをゲットしました!

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 本日ですが、めっさ楽しみにしておりましたスダンナユズユリーの新作をゲット致しました!近所のタワレコでも売っていたんですけど、特典が無いってことでパスしまして、本日博多駅近くのHMVにてめでたく特典ポスター付きでゲットであります。嬉しい~♪とりあえずはゲットしただけでまだ聞いてないんですけど、これから聞くのがめっさ楽しみです!うひょひょ♪今年最も聞いているのがこの連中のデビューシングル「OH BOY」なんですが、それに続く第二弾はデビュー盤を超えることが出来るかな?

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2017’08.10・Thu

MAHAVISHNU ORCHESTRA 「BIRDS OF FIRE」

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 先日ジャン・ポール・ブレリーのデビュー盤を取り上げた時に申し上げましたが、エレキギター弾きまくり音楽が結構好きな、ころんでございます。エレキギター弾きまくりが好きであるなら、当然ジミ・ヘンドリクスとかアラン・ホールズワースとか、このマハヴィシュヌ・オーケストラの中心人物でありますジョン・枕不倫の音楽も、聞けば好きになるはずであります。しかしこれまで全然聞こうとしなかったのは単にわっちが天邪鬼なだけだからでありますが、この度ブックオフの500円棚でこの1973年盤を発見しましたので、とりあえず聞いてみようかな~ってことでゲット致しました。

 さてさて、一体どんなエレキギター弾きまくり音楽を聞くことが出来るのかな~と楽しみに再生してみたコチラの盤でありますが・・・ありゃ、何か変だな?予定では「うおーっ、めっさカッコエエやんけ!」とばかりにアドレナリン噴出しまくりで大興奮!のはずだったのですが、全然そんな感じになりませぬ。ありゃりゃ、何か変だな?何故なのじゃ?ジョン・枕不倫ってめっさカッコエエ音楽をヤッテるんじゃなかったでしたっけ?確かにギター弾きまくりですし、ぶっといベースに叩きまくりドラム、ピロピロキーボードにキーキーヴァイオリン、どれを取ってもカッコ良くなるはずなのに、何だかイマイチ盛り上がらないんですよね~。

 別にこの音楽がジャズだろうとロックだろうと何だってイイですし、ジャズ・ファンにもロック・ファンにもこの音楽で大興奮する人は多々いらっしゃるんだろうと思います。しかしわっちがイマイチ盛り上がらないのは、白人のインテリ小僧が頭で考えた小賢しい音楽だと感じてしまうからなんだと思います。何と言いますか、学者が実験室で書き上げた論文を披露しているみたいな音楽とでも言いましょうか、正しい理論を実に理屈っぽく論理的に説明されているみたいな感じがするのでありますよ。ですので真面目な音楽リスナーは「フムフム、これは素晴らしい!」と納得出来るんでしょうけど、わっちみたいなテキトーで不真面目な音楽好きには、ぶっちゃけ小難しい学者野郎の小賢しい音楽に聞こえてしまうのでやんすよ。

 まあ言ってみれば、学者さんは庶民のノリなんてわかっちゃいないということでしょうかね~。学者さんは凡人の事はほったらかしで学問を追及して行けばイイんですけど、わっちは別にそんな学問のことなんかに興味はありませんし、追い掛けたいとも思いません。勝手にヤッテくれやって感じです。そう言えばこの感覚、随分前にレッド・ツェッペリンを聞いた時にも感じたことがあったっけな~なんて気がする今日この頃。みんなが褒める音楽だからって、わっちが好きになるというワケではないという、ただそれだけのことなのでやんす。

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2017’08.09・Wed

斉藤由貴 「アージュ」

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 本日はスダンナユズユリーの新曲をゲットしようと思っていたんですけど、もうめっちゃくちゃに忙しくて買いに行くことが出来ず、全く体制を整えようとしない会社に対してブチ切れそうになっている、ころんでございます。というワケで今回取り上げますのは、今やW不倫の女優さんとして有名になってしまった斉藤由貴の、1989年のアルバムであります。全曲作詞が谷山浩子、作曲が崎谷健次郎(1曲だけ斉藤さん本人の作曲ですが)の作品となっております。斉藤さんと谷山さんの相性が良いというのは以前からわっちが言っておりますが、谷山さんは作詞だけというのが残念。どうせなら作曲も谷山さんだったら良かったのに。もしそうだったら、とんでもない傑作に仕上がっていたかも?な~んて思ったりして。まあそんなことを言うってことは、この盤がとんでもない傑作ではないということなんですけどね。

 斉藤さんって、フワフワと漂うような白日夢の如き儚い歌を歌う人でありますが、この盤を再生してみますと、いきなりビートがズンドコズッシンとかなりシッカリした曲が飛び出して来ました。そうなると斉藤さんの歌がフワフワと漂うことが出来なくなってしまいまして、何だか無理させられてるって感じがあるんですよね~。バックの音に合わせたのだと思いますけど、あのフワフワした斉藤さんが妙に力を入れた気張った歌い方をしたりして、「一体どうしたのじゃ?」って感じになっております。う~む、コレは遺憾な。崎谷とかいうおっさん、斉藤さんの特性を見極める事無く、自分のヤリたいアレンジを押し付けやがったな?

 などと思いながら聞き進めて行くと、4曲目の「LUNA」で突然斉藤さんのフワフワ世界が出現しました!お~、ヤレば出来るじゃねえか崎谷君!コレですよコレ、斉藤さんはホンワカフワフワしている方が良いに決まっています。元々あまり腹筋の無い、喉だけで歌うような人ですから、力強い曲なんて歌わない方が良いのでありますよ。多分ファンも力強さなんて望んでいないでしょうし・・・って、当時のファンであれば、斉藤さんの歌なら何でもOKだったと思いますけど、わっちみたいに後追いで斉藤さんのブツを聞いているような者は、色々と文句をつけたがるモノなのであります~♪で、結局は4曲目からは実にイイ感じの仕上がりになっておりますので、返す返すも冒頭の3曲が残念に感じられてしまうのであります。というワケで最初にも申し上げましたが、この盤は「とんでもない傑作ではない」ということになるのであります。と言いますか、傑作になり損ねた盤ですね。

 とは言っても聞きどころが多々ある盤であることに間違いはありませんし、流石に斉藤さんの盤は相変わらずクオリティが高いと思います。80年代のアイドル歌謡を聞くのであればまずは斉藤さんから、という位のレベルは常にキープしていますし、この盤もやはり面白いかと思います。などと思いながら再度頭から聞いてみますと、冒頭の3曲も段々と「コレはコレでありかな?」なんて気になって来たぞ?う~む、流石に斉藤さん、ジワジワと蟻地獄のような魅力を発揮して来たと言いますか、斉藤さんは斉藤さん以外の何者でもないって実感してしまいました。やっぱり凄いわ斉藤さんって。

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2017’08.08・Tue

TWINS 「PARTY」

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 香港のアイドル・デュオ、ツインズの2007年のアルバムであります。先日の関西の旅にて、神戸の中古盤屋でゲット致しました。ツインズはジリアンとシャーリーンの2人からなるデュオですが、本当の双子ではなくて、顔が良く似ているからツインズという名前になっただけという連中であります。実はわっちは結構ツインズって好きでありまして、以前からブツも何枚か持っておりますが、未だにどっちがどっちなのかよくわかりません。好きなら区別ぐらいしろって話なんですが、好きは好きでもルックスはそれほどタイプではありませんので、別にどっちがどっちでも構わないって思っているんですけどね~。

 まあジャケを見るからにアイドルって感じの連中でありますが、歌唱力の方もアイドル・レベルと言いますか、特に上手くも何とも無いんですけど(意外に安定はしていますけど)、わっちがこの連中が好きなのは、如何にもアジア歌謡らしいしっとりと濡れた情緒が歌の節々から零れ落ちて来るからであります。要は切ないんですよ、この2人の歌って。この「切ない」という要素は、アジア歌謡の中でも重要な要素の一つだとわっちは勝手に思っているんですけど、この連中の歌からは、アップテンポでもスローなしっとり歌謡でも、切なさがジワジワと伝わって来るんですよね~。何と言いますか、アイドルのクセして(?)アジア歌謡好きの耳を捉えて放さない力を持っているのであります。そこがそこらの並のアイドルと違うところでありまして、ツインズのツインズたる所以かな~って気がしますね。

 もしブックオフとかの安棚でこの連中のブツを見かけるようなことがあれば、是非ゲットしてみて下さいね!アジア歌謡好きの方であれば、この連中の「切なさ」をきっとおわかりいただけるかと思います。

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2017’08.07・Mon

THELONIOUS MONK 「MONK’S MUSIC」

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 ジャズピアノのおっさん、セロニアス・モンクの1957年のアルバムであります。ブックオフの500円棚で見つけたのですが、このおっさんの名前と顔は高校生の頃から知っているものの、音楽自体は一度として聞いてことがありませんでしたので、試しにゲットしてみた次第であります。ジャズのピアニストとしては非常に高名な人ですし、機会があれば一度ぐらいはちゃんと聞いておいた方がイイかな~ってことで。ところでこの盤のジャケですが、わっちはモンクのおっさんが三輪車に乗っていると思っていたんですけど、コレって三輪車ではありませんね。四輪ありますし。何コレ?

 というどうでもいい話はさて置き、名盤との誉れ高いこのアルバムでありますが、わっちはモンクって破れかぶれのハチャメチャなフリージャズをヤッテいる人だと、勝手に思い込んでおりました。しかし実際に聞いてみるとフツーにスッキリしたジャズに聞こえまして、何だか期待を裏切られた~なんて気がしてしまったワケであります。多分セシル・テイラーとモンクをゴッチャにしていたんだと思いますけどね~。しかしこのすっきりとしたモダーンなジャズもなかなか悪くないなどと、ジャズド素人のクセに生意気にも思ったりしております。特にサックスの音がめっさ良いですし、なんて思ってブックレットを見たら、サックスはコールマン・ホーキンスとジョン・コルトレーンなんですね。へ~、わっちでさえも名前を知っている有名なサックス吹きじゃないですか。流石にエエ音出しますね~♪そして、サックスだけじゃなくてドラムもなかなかエエな~と思ったら、コチラはわっちの好きなアート・ブレイキー先生が叩いているではないですか!へ~、先生はモンクとも共演していたんですね~。

 ジャズド素人のわっちでも凄いメンバーが揃っているステキ盤だと感じるワケでありますが、解説の油井正一氏によると、もっとマニアックな楽しみ方があるんだとか。2曲目と5曲目は間違いをそのまま収録してあるらしく、解説にはその辺の誰がどう間違えたのかという薀蓄がどーたらこーたらと書いてあるんですけど、ぶっちゃけわっちには何が何やらよくわかりません。何小節がどーのこーの言われても、「小節って何?8小節ってどの辺?」ってぐらいに学理が全くわからないわっちには、何のこっちゃさっぱり意味不明なんですよ。でもジャズマニア達は「フンフン」などとわかったようなしたり顔をしてニヤつくんでしょうね~。なんて思うと段々腹が立って来たぞ?わっちはジャズファンという人種が大嫌いですので。

 まあジャズファンのことはどうでもいいとして、この演奏のどこにそんな間違いがあるのかは全くわからないわっちでありますが、そんなことは関係無しにこの演奏は実に爽快で楽しいと思います。イメージ的に典型的なジャズではありますが、ジャズド素人にも十分に楽しめる演奏ですし、57年の録音の割にはピアノの鍵盤を押しているタッチが見えてくるような音に聞こえまして、なかなか良い音だな~なんて感じられますし。演奏の良さも音の良さも楽しめる、なかなかにお得なステキ盤だと思います~♪

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2017’08.06・Sun

FOOTLOOSE

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 「フットルース」という映画は見たことが無いけど、サントラ盤に収録された曲はいくつも知っている、そんな人は結構多々いらっしゃるんじゃないかと思います。このサントラ盤が出たのは1984年のことですが、ここからシングルカットされた曲はどれもこれもヒットしましたから、あの頃洋楽を好んで聞いておられた方であれば、この盤の曲は殆どご存知なのではないかと思います。勿論わっちもそのクチでありますが、この度ブックオフの280円棚でこの盤を見つけまして、めっさ懐かしくて思わずゲットしてしまいました。わっちはサントラ盤そのものは全く聞いたことがありませんでしたが、FMの洋楽ベスト10番組は毎週聞いていましたし、ベスト10にはこの盤に収録された曲のどれかはランクインいていましたし。

 てなワケで超久~し振りのフットルースの音楽でありますが、何と言いますか、恥ずかしくなって来るぐらいのまさに「80年代的な」音作りですね~。シンセだのシンドラだのをフル活用したあまりに時代を感じさせる大袈裟で人工的な音作りに、聞いているこっちが恥ずかしくなって来るわい!って感じなんですよね~。当時は皆がコレを超カッコいいクールな音楽として聞いていたワケですから、もう恥ずかしくてたまらない~。改めて聞いてみると、ケニー・ロギンスが歌うタイトル曲にしてもめっさ恥ずかしいんですけど、特に酷いのがボニー・タイラーが歌う「ヒーロー」なんですが、徹頭徹尾シンドラとか大袈裟なシンセが鳴りまくっていて、もう恥ずかしいの何のって!しかしリアルタイムでこれらの音楽を聞いていた身にとっては、この恥ずかしさがイイって感じになって来まして、「嗚呼っ、もっとわっちを恥ずかしくしてっ!」なんて気にもなって来るのであります♪

 まあどれもこれも恥ずかしい音作りばっかりなんですが、曲自体はポップで楽しいモノが揃っておりますので、鑑賞に堪えないなんてことは無いと思います。超恥ずかしいボニー・タイラーの曲にしても、メロディは良いですしタイラーの歌もめっさカッコいいですし。当時ヒットした曲の中では一番好きではなかったシャラマーの「ダインシン・イン・ザ・シーツ」なんかは、意外に音作りと曲がマッチしていて、今の耳で聞くと一番カッコ良かったりするのも新しい発見であります。あ、別にどうでもいいんですけど、カーラ・ボノフが歌う「誰かの愛が…」って曲は、これまで聞いたことが無かったかも。

 最近は「良い音って何?」なんてことを良く考えているワケでありますが、それにしてもこのあまりに人工的でプラスチッキーな(そんな言葉あるのか?)音を聞いていると、80年代って本当に特殊な時代だったのかな~って心底思えて来ますね。ナチュラルに響く部分が何一つ無いと感じられる音楽なんて、この時代にしかありませんよね?唯一サミー・ヘイガーだけは人力ハードロックで気を吐いていますが、それでもこの平板に聞こえる音作りですし。良い音がどーのこーのなどと言う気にもならない盤でありますが、懐かしさと恥ずかしさで聞いていると何だかニヤけてしまう不思議な魅力がある、実はなかなかに楽しいステキ盤だと思います。ラストの「ネバネバネバネバ」も最高にエエわ~♪

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2017’08.05・Sat

JACK DeJOHNETTE 「SPECIAL EDITION」

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 最近は「良い音って何?」なんてことをよく考えている、ころんでございます。わっちはオーディオ・マニアではありませんので、別に音質の追究をしたいワケではありません。でも最近は「音が良いな~」と感じる盤を立て続けに耳にしていますので、オーディオ・マニアみたいなことをツラツラと考えてしまうのでありますよ。どちらかと言えば、わっちは音楽を聞ければそれで良くて、音質云々は二の次というタイプの人間ですので、あまり「良い音」なんてモノにこだわったりはしません。使っている再生装置も安いのばっかりですし。ちなみにアンプ、スピーカー、DVDプレーヤー、ケーブル、電源タップ等々全て含めても、お値段は10万円もしておりません。ちょいと音質にこだわる方が使用されているスピーカー1本分の値段も出していませんしね~。それでも「あ、イイ音だな~」と感じたりするのは、元々が良い音で録音されているからに他ならないでしょう、多分。

 今回のディジョネットさんの1979年盤でありますが、やっぱり「音が良いな~」なんて感じてしまったワケでございますよ。70年代の洋楽ロックは実はめっさ音が良いということは最近実感しておりますけど、ジャズはどうなのかな~と思って何となく再生してみたコチラの盤ですが、やっぱりイイ音なんですよ。音の分離とか定位がめっさシッカリとしていますしね~。手が何本あんねん!というようなディジョネットのドラムは超カッコ良くて、ド正面からスネアとズンドコバスドラが聞こえつつ、左右からカチカチ鳴るシンバルの音が聞こえて来て(時々ドッシャーンとぶっ叩く!)、マジ惚れ惚れしますわね~。ちょっとだけかましてあるエコーが、音に奥行きを与えているというのもよくわかります。流石に主役の音はめっさエエ音ですわ。

 そしてこれまたド正面から聞こえてくるデイヴィッド・マレイのサックスが、迫力がありつつも耳に優しい音ですし、アーサー・ブライスのアルトサックスも朗々としたエエ音で鳴ってるんですよ。そしてピーター・ウォーレンという知らんおっさんのベースも、派手に活躍するドラムやサックスの陰で、地味ながらもブイブイ鳴っていて、これまたエエ音としか言いようが無いんですよね~。ヤッテいる音楽が良いジャズなのかどうかはよくわかりませんが(ジャズ評論家が褒めているから良い音楽なのでしょう、きっと)、とにかく楽器の響きが良いのでついつい聞いてしまうって感じですかね~。何度も言いますが、コレが良いジャズなのかどうかは知りません。前に取り上げましたスペシャル・エディション・シリーズの「アルバム・アルバム」は、わっちみたいなジャズ素人にもわかり易い超絶素晴らしいジャズだったと思いますけど。

 う~む、もしかしたら70年代ジャズも良い音のモノが多々あるのかもしれませんね~。何にしても、前から何度も言っていますが、現在もなお続いている音質に関する技術革新なんて、本当に全く必要無いんじゃないかという思いがますます強くなって来る、今日この頃なのでやんす。

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2017’08.03・Thu

梁静茹 「崇拝」

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 わっちの大好きなマレーシア出身の台湾で活躍している歌手、梁静茹の2007年のアルバムであります。梁さん大好きなわっちでございますが、ここのところこの人の歌にはスッカリご無沙汰でございました。しかしゴールデン・ウィークの関西旅の際に、神戸の中古盤屋で久し振りに梁さんをお見かけしまして、思わずゲットしてしまった次第であります。個人的に中華ポップスの中では一番好きな歌手ですから、見かけてしまったら買わないワケには行かないですよね。

 ところで前からわっちは梁さんのことを、一曲入魂タイプのアジアン・ソウル歌手だと言っておりますが、1曲に込める熱量とか感情の密度が非常に高い人であります。ですので時としてそれが息苦しさを感じさせる程の歌になってしまうんですが、今回のアルバムは濃密さと力の抜け具合のバランスが絶妙だと感じられまして、作品全体としての仕上がりは抜群に素晴らしいと思います。まあ梁さんの盤はどれを聞いても間違い無く素晴らしいんですが、中でも今回の盤はトップクラスの仕上がりなんじゃないですかね~。歌の良さ、曲の良さ、アレンジの良さ、どれを取っても文句無しの作品だと思います。梁さん入門編としては、この盤あたりから始めてみるのが丁度良いのではないかと思います。もし梁さんに興味がおありの方がいらっしゃったら、是非この盤をお試し下さいませ~♪

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2017’08.02・Wed

TONY ALLEN 「EXCLUSIVE TONY」

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 以前はフェラ・クティのバンドでドラムを叩いていたトニー・アレンの、2003年に発売された日本独自編集盤であります。実はわっちはアフロビートが極めて苦手でありまして、以前はフェラ・クティのブツも何枚か持っていたんですけど、とにかく全く馴染めなくて売り払ってしまったんですよね~。何故アフロビートがそんなに苦手なのか自分でもよくわかりませんけど、とにかく面白いと思ったことが無いんですよ。フェラ・クティのファンの方は日本にも多々いらっしゃいますけど、一体どこが良いのか、無知で聞く耳の無いわっちに教えていただけませんでしょうか?

 今回の盤はフェラ・クティではなくてトニー・アレンが主役ですので、コレがアフロビートと呼べる音楽なのかどうかはよくわかりません。まあスッキリと洗練された都会的なフュージョン・ファンクって感じなんですけど、言われなければアフリカの音楽だなんて誰も思わないんじゃないでしょうか?などと考えていて、突然3曲目の「ARIYA」って曲がかなりアフリカっぽくてカッコいいぞ?なんて思ったりして。「サイケジュジュ・ミックス」なんて表示がある曲ですけど、キング・サニー・アデの音楽をダブでファンクにリミックスしたような感覚で、コレは素直に良いと感じられますね~♪とは言っても、コレを良いと思うのはジュジュの要素があるからであって、決してアフロビートがどーのこーのというレベルの話じゃないんですよね~。

 コレは別にどうでもいいことなんですけど、ボニー・レイットとかXTCの昔の盤を聞いて以来ず~っと思い続けていることなんですが、音の良さって一体何なんだろうってことを、この盤を聞いてまたまたツラツラと考えている次第でございます。この盤もベースの動きとかドラムの音なんかが細かい所まで実にハッキリと聞こえて、しかも各楽器や歌声がキッチリと分離しつつも一体化していまして、単純に「良い音だな~」って感じられます。何と言いますか、この音楽を聞きたいからではなくて、この音のカッコ良さを聞きたいが為についつい再生してしまうんですよ。まあ使用している再生装置の性能に拠る部分も大きいんじゃないかと思いますけど、元々良い音で録音されていなければ良い音が出て来るはずないですしね~。

 というワケで、音楽的な内容が好きなワケでもないのに音質の部分だけで聞き続けているこの盤でありますが、聞き続けていると音楽的な部分にも段々耳が慣れて来てしまいまして、現在はこの音楽にかなり親しみを感じるようになって来ました。もしかして苦手なアフロビートを克服しつつあるとか?よ~し、今度機会があればフェラ・クティのブツを買って来て挑戦してみようか、などと考えつつある今日この頃。まあフェラ・クティの音楽はここまで都会的にスッキリと洗練されていなかったはずですし、音がこんなにカッコ良かったかどうかは不明ですので、聞いた瞬間「ダメだこりゃ!」となるかもしれませんけどね~。

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2017’08.01・Tue

楊丞琳 「任意門」

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 我が妹であります楊丞琳(レイニー・ヤン)の、2007年のアルバムであります。「中国ダサい」発言で十数億人の中国人達から一大バッシングを受けたことがあるステキ娘、それが我が妹のレイニーであります。先日の関西の旅にて、神戸の中古盤屋に佇んでいるのを発見しまして、我が家に連れて帰って来た次第であります。以下妄想トークです。レイニーは「レ」、ころんは「ろ」と表記します。

レ「もうお兄ちゃんったら、なかなか私を迎えに来てくれないから、もう少しで他のおっさんに誘拐されるところだったじゃない!」
ろ「面目ない!なかなか関西に行けなくて。」
レ「面目ないじゃない!私が他のおっさんのところに連れて行かれてもイイの?」
ろ「面目ない!」
レ「面目ないって、西島秀俊か!」
ろ「まあまあ、そう怒らずに。せっかくのカワイイ顔が台無しだぞ。」
レ「お前が悪いんだろうが!」
ろ「おおっ、兄に向かってお前とは何事だ?」
レ「だって~、レイニー不安で淋しかったんだから~。」
ろ「お、今度は甘えて来たな。雨模様かと思ったら急に晴れたりして、まさに名は体を表すと言うか。」
レ「ん?もしかしてお兄ちゃんって、レイニーのことを『RAINY』って思ってる?」
ろ「え、違うの?」
レ「バカ者!レイニーは『RAINY』じゃなくて『RAINIE』よ!」
ろ「え、雨なんじゃないの?」
レ「雨じゃねえわ!」
ろ「まあまあ、何にしてもウチに無事に帰って来てくれて、わっちは嬉しいでやんすよ。」
レ「ごまかすな!」
ろ「歌も上手くなったよね。元気一杯の曲からアジアンな情緒溢れるしっとり歌謡まで、本当にいい歌手になったね。」
レ「え、ホント?」
ろ「勿論。ウソは言わないよ。ますますキレイで可愛くなったし。」
レ「あ~ん、レイニー嬉しい!やっぱり好き好きお兄ちゃん!」
ろ「よしよし、頭ナデナデしてあげようね。」
レ「ハグハグもして~♪」

 などと下らぬ妄想をしていたら、わっちのマミたんに「この浮気者の変質者っ!」などと、回し蹴りを喰らわされてしまいました~♪何にしても、この「任意門」はバラエティに富んだ曲調が印象的な、なかなかの力作に仕上がっておりますよ!マジお薦め盤です!

「マミのことは今すぐ忘れてくれませんか?」byわっちのマミたん
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