2017’08.09・Wed

斉藤由貴 「アージュ」

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 本日はスダンナユズユリーの新曲をゲットしようと思っていたんですけど、もうめっちゃくちゃに忙しくて買いに行くことが出来ず、全く体制を整えようとしない会社に対してブチ切れそうになっている、ころんでございます。というワケで今回取り上げますのは、今やW不倫の女優さんとして有名になってしまった斉藤由貴の、1989年のアルバムであります。全曲作詞が谷山浩子、作曲が崎谷健次郎(1曲だけ斉藤さん本人の作曲ですが)の作品となっております。斉藤さんと谷山さんの相性が良いというのは以前からわっちが言っておりますが、谷山さんは作詞だけというのが残念。どうせなら作曲も谷山さんだったら良かったのに。もしそうだったら、とんでもない傑作に仕上がっていたかも?な~んて思ったりして。まあそんなことを言うってことは、この盤がとんでもない傑作ではないということなんですけどね。

 斉藤さんって、フワフワと漂うような白日夢の如き儚い歌を歌う人でありますが、この盤を再生してみますと、いきなりビートがズンドコズッシンとかなりシッカリした曲が飛び出して来ました。そうなると斉藤さんの歌がフワフワと漂うことが出来なくなってしまいまして、何だか無理させられてるって感じがあるんですよね~。バックの音に合わせたのだと思いますけど、あのフワフワした斉藤さんが妙に力を入れた気張った歌い方をしたりして、「一体どうしたのじゃ?」って感じになっております。う~む、コレは遺憾な。崎谷とかいうおっさん、斉藤さんの特性を見極める事無く、自分のヤリたいアレンジを押し付けやがったな?

 などと思いながら聞き進めて行くと、4曲目の「LUNA」で突然斉藤さんのフワフワ世界が出現しました!お~、ヤレば出来るじゃねえか崎谷君!コレですよコレ、斉藤さんはホンワカフワフワしている方が良いに決まっています。元々あまり腹筋の無い、喉だけで歌うような人ですから、力強い曲なんて歌わない方が良いのでありますよ。多分ファンも力強さなんて望んでいないでしょうし・・・って、当時のファンであれば、斉藤さんの歌なら何でもOKだったと思いますけど、わっちみたいに後追いで斉藤さんのブツを聞いているような者は、色々と文句をつけたがるモノなのであります~♪で、結局は4曲目からは実にイイ感じの仕上がりになっておりますので、返す返すも冒頭の3曲が残念に感じられてしまうのであります。というワケで最初にも申し上げましたが、この盤は「とんでもない傑作ではない」ということになるのであります。と言いますか、傑作になり損ねた盤ですね。

 とは言っても聞きどころが多々ある盤であることに間違いはありませんし、流石に斉藤さんの盤は相変わらずクオリティが高いと思います。80年代のアイドル歌謡を聞くのであればまずは斉藤さんから、という位のレベルは常にキープしていますし、この盤もやはり面白いかと思います。などと思いながら再度頭から聞いてみますと、冒頭の3曲も段々と「コレはコレでありかな?」なんて気になって来たぞ?う~む、流石に斉藤さん、ジワジワと蟻地獄のような魅力を発揮して来たと言いますか、斉藤さんは斉藤さん以外の何者でもないって実感してしまいました。やっぱり凄いわ斉藤さんって。
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