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2017’10.24・Tue

THE BAND 「MUSIC FROM BIG PINK」

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 カナダのサザンロックバンド(と言っても良いのかな?)ザ・バンドの、1968年のデビュー盤であります。別にどうでもいい話ですが、わっちが大学生の頃毎週毎週通いまくっていた中古盤屋は「BIG PINK」という名前の店でしたが、店名はこのアルバムから取ったんでしょうね、きっと。でもこのアルバムをゲットしたのはBIG PINKではなくて北九州は小倉の中古盤屋でありまして、つい先日なんですけど、特売箱の中に290円で売られているのを発見したのでありました。

 実はわっちは大学生の頃はザ・バンドのブツを何枚か持っていまして、「ザ・バンド」とか「ラスト・ワルツ」、「南十字星」、「ロック・オブ・エイジズ」、なんかがありました。どれも結構好きだったんですけど、結局は田舎っぽいというか土っぽいというか、ムサ苦しいおっさん達のダサさみたいなのが気になって来て、全部売り払ってしまったんですよね~。それ以来ザ・バンドなんて全く聞いていなかったのですが、最近は特に70年代の洋楽に目覚めつつありますので、この盤を見つけた時に「これは聞いてみたい!」と思ってしまったのであります(68年の盤だけど)。これまで一度も聞いたことが無い盤ですし、わが青春の(?)中古盤屋「BIG PINK」の名前を冠したアルバムですし、これは聞かないワケには行かないでしょうってことで。

 そんなワケで初めて聞いたこの盤は、イメージ通りのザ・バンドの音が出て来て安心したと言いますか、拍子抜けしたと言いますか。記憶していた通りの地に足の着いた田舎っぽいミディアムテンポ・ロックが炸裂していて、あ~やっぱりザ・バンドの音だな~って。ロックもフォークもブルースもR&Bもジャズも飲み込んだ、根っこの図太さを感じさせるこの音楽の安定感ったら、デビュー盤からして既に横綱の風格を醸し出しているって感じです。このアーシーな感覚が、好きな人には堪らないんでしょうね~。何と言いますか、男が惚れる男のロックとでも言いましょうか、男同士で語らう為のロックと表現したら良いのか、何だかよくわかりませんけど、女性と一緒に聞く音楽ではありませんわな。

 しかしこうやってジックリと聞いていますと、やっぱりザ・バンドってイイな~って思いますね。まあ普段から女性ポップス歌手とか若い女子アイドルばっかり追っ掛けているわっち如きがそんなことを言っても何の説得力もありませんが、若い女子アイドル好きでも良いと思えるのが、ザ・バンドという連中の奥の深さでありましょう(?)。あ、でも今気がついたんですが、この連中の音って田舎っぽくはあっても結構クールと言いますか、意外に客観的で冷徹な視線を持った音楽って気がして来ました。見た目は汚いおっさんバンドなのに、何故かおっさん臭がして来ないように感じられるのは何故?まあ、だからこそ、わっちみたいなアイドル歌謡好きにも聞ける音楽なのでありましょう。昔この連中に感じたダサさとかムサ苦しさが、現在は感じられないのが不思議。イヤイヤ、やっぱり評判通りの素晴らしいバンドではないですか!
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