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2018’06.30・Sat

2018年6月に読んだ本

 6月も色々と本を読んだワケでありますが、数はちょいと控え目に。サッカーのワールドカップが始まり、今のところ全試合を見ておりまして、読む時間が大幅に減っていますので。それではとりあえず列挙してみましょうか。

1、「思考は現実化するⅢ」 ナポレオン・ヒル
2、「斉藤孝の速読塾」 斉藤孝
3、「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」 ケリー・マクゴニガル
4、「ネクスト・ソサエティ」 P.F.ドラッカー
5、「クラウゼビッツ『戦争論』は面白い」
6、「最高の運命を引き寄せる習慣」 はづき虹映
7、「夢をかなえるゾウ2」 水野敬也
8、「日本の米」 富山和子
9、「法医学の話」 古畑種基
10、「お金持ちが大切にしている財布の習慣」 佳山知未
11、「確実に金持ちになる『引き寄せの法則』」 ウォレス・ワトルズ
12、「雑談の達人」 内藤誼人
13、「世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法」 斉藤淳
14、「アマゾンが描く2022年の世界」 田中道昭
15、「仮想通貨 ビットコイン&ブロックチェーン最前線」

 以上の15冊です。仮想通貨あたりはちゃんと理解したいと思いますが、15を読んでも殆どワケわかりません。まあボチボチと情報を仕入れて行きたいと思っております~♪あと、14は面白かったですね~。
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2018’06.28・Thu

田村英里子 「今の私で…」

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 アイドル歌手田村英里子の1992年発売のアルバムであります。昨日取り上げました「少女でいられたら」も92年盤でしたが、この時代のアイドルって年に2枚も3枚もアルバムを出すのが当たり前でしたよね?人気がある内に売っておけ!というのが当時のレコード会社の方針だったのだと思いますが、便乗商法の是非はさて置き、田村さんぐらいの力量の歌手の盤であれば何枚出してもらってもよろしいかと思います。まあ当時のわっちは、田村さんなんかには全く何の興味も示さなかったワケですから、一体どの口がそんなこと言うかって話なんですけど。

 それにしてもですよ、「少女でいられたら」がピンボケっぽい酷いジャケ写だったのに比べると、今回の盤はスッキリしたジャケ写なのがイイですね。ブックレットの中の写真もクリアに田村さんの可愛らしさを捉えていまして、やっぱりアイドル歌手の盤の写真はキレイに撮ってもらわないとですね~、買う楽しみが半減してしまいますよ。写真がスッキリクリアになったからなのかどうかは知りませんが、音楽の方も写真のクリアさに比例したようにスッキリしていてかなり聞きやすくなっているかと思います。「少女でいられたら」はドッシャンバッシャンと派手でゴチャっとした音でしたから、随分対照的な感じですね。その分普通のポップスになっているとは言えますけど、そこは田村さんですから、普通のポップスであっても非凡な歌を聞かせてくれるワケでありますよ。姫乃樹リカほどキャピキャピしておらず、西田ひかるよりも落ち着いている歌声が、実に魅力的であります。あの時代のアイドル歌手としては、抜きん出た存在だったのではないかと思われます。

 そしてこの盤は曲の方も充実しておりまして、作詞作曲陣が結構豪華なんですよ。例えば沢田知可子、上田千華、秋元康、後藤次利、野村義男なんかが曲を提供していますし、しかも田村さん自身が作詞作曲した作品が1曲収録されていたりしますので、それだけでも聞いてみたくなる人もいらっしゃるのではないかと思います。中でもやはり聞きモノは田村さん作詞作曲の1曲でありますが、軽快でなかなかにカワイイ曲ですので、このレベルの曲を1年に10曲ぐらい作れたら、自分で全曲作詞作曲したアルバムを出せたのではないかと思います。意外に侮れない実力を秘めていたんですね、田村さんって。

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2018’06.27・Wed

田村英里子 「少女でいられたら」

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 アイドル歌手田村英里子の1992年のアルバムであります。基本的にわっちは田村さんの歌が好きですので、見つけたら無条件にゲットするようにしているのですが、田村さんの盤ってなかなか中古には出て来ないんですよ。このブツは先日ブックオフの500円棚を見ていた時にたまたま見つけましたので、ありがたくゲットさせていただきました。何だかピンボケっぽいジャケ写のせいで全然イケてなさそうな盤に見えるのですが、田村さんの盤ですからスルーするワケには行きませんしね~。

 とりあえずは早速聞いてみたコチラの盤でありますが、突然雅楽っぽい雰囲気があるダイナミックなハードロックサウンドが飛び出して来てビックリ!な、何じゃこりゃ、めっさカッコエエやんけ。田村さんってもしかしてハードロック盤を出していたのか?なんてテンションが上がってしまったのですが、2曲目以降はそこまでハードロックじゃありませんので安心したと言うか残念だと言うか、ちょい複雑な気分。とりあえずは、この1曲目の為だけでもゲットする価値がある盤だと思います。この1曲目に比べたらインパクトには欠けるとは言え、他の曲でもドラムが大袈裟にドッシャンバッシャンと鳴ったり、グラウンドビートをパクったみたいな音があったりと、あの時代のトレンドな音をちゃんと聞けるのがよろしいかと思います。あの時代の音って、今の耳で聞いたら結構新鮮に聞こえるんですよね~♪

 まあこういう大袈裟な音って歌手によっては邪魔になったりしますけど、そこは流石に歌唱力には定評がある(あるのか?)田村さん、バックの音に負けることが無いシッカリとした歌を聞かせてくれます。元気一杯に強い歌声を聞かせてくれるかと思えば、しっとり湿った情感のある歌もちゃんとこなしますし、アイドルらしくキュートな歌声を聞かせてくれたりと、相変わらずの見事な喉を披露していますね。ルックスが良かった為にアイドルとして活動していましたけど、歌手としてはそれが却って仇になったと言いますか、最初からポップス歌手として活動していればもっと高く評価されたでしょうし、息の長い活躍が出来たのではないかという気が致します。田村さんって実はそれ位の力量の持ち主だったと、わっちは思っております。

 何にしてもこの盤で聞けるのは田村さんの笑顔が見えて来るような歌唱ですから、聞いている方も単純に楽しくなって来るんですよね~。その辺は西田ひかるとか姫乃樹リカなんかと共通する感覚があると感じられまして、個人的には非常にポイントが高いのであります。まあ今時田村さんの歌を聞いている人なんて、世界中見渡してもわっち以外に3人ぐらいしかいないと思いますが、80年代後半から90年代のアイドル歌手って意外にイケてることが多くて、掘り起こして行く楽しみは十分にあると思います。とりあえず個人的には、田村さん盤を丹念に拾って行けたらと思っております~♪

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2018’06.26・Tue

QUINTETO TERNURA

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 先日の関西の旅でゲットして来ました、ブラジルの男女5人組コーラスグループ、キンテート・テルヌーラの1974年のアルバムです。ブラジル音楽マニアの間ではブラジリアン・ソウル若しくはブラジリアン・ソフトロックの名盤との誉れ高い盤らしいですね。まあわっちはそんなことはつゆ知らず、ジャケを見てとりあえず買ってみただけなんですけど。

 ぶっちゃけ言いますと、わっちは70年代のロックだのソウルだのを取り入れたブラジル音楽ってあまり好きじゃないんですよ。トロピカリスモだか何だか知りませんけど、そんなモンどうでもエエわって感じで。その当時のカエターノ・ヴェローゾにしてもガル・コスタにしてもその他云々にしても、面白いと思うことはまず無いんですよね~。せっかくブラジルには独自の素晴らしい音楽があるのに、それを生かさないでロックだのソウルだの取り入れたって仕方なかろ?なんて感じられるモノが多いからであります。要はケーハクにロックだのソウルだのに飛びついたとしか思えないような、つまらない音楽が多いってことであります。

 残念ながらコチラの盤も例外ではありません。マジ全然面白くないんですよ。この盤を見つけた時から全然期待はしていなかったのですが、もしかしてと思ってゲットしてはみたものの、やっぱりダメか~って状態です。基本的にわっちは裏山のサンバとか、ショーロとかボサノバなんかが好きなのでありまして、この盤みたいなブラジル音楽はコレっぽちも必要としていないんだということを再確認した次第であります。

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2018’06.25・Mon

MY BLOODY VALENTINE 「LOVELESS」

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 ブリティッシュロック・マニアの間では泣く子も黙る超絶的大名盤との誉れ高い、マイ・ブラディ・ヴァレンタインの1991年盤であります。所謂シューゲイザーの走り的存在のバンドでありまして、数多のフォロワーを生み出したことでも知られておりますな。わっちは発売当時からバンド名もこの盤の存在も知っておりましたが、当時はワールド系音楽の大海に漕ぎ出して右往左往していた頃ですので、噂は聞いていたものの特に興味を惹かれることは無かったんですよね~。英米のロックには飽き飽きしていましたし、「へっ、何がシューゲイザーじゃ」などと思っておりましたので。しかし21世紀に入ってどんどん神格化されて行くこの盤のことが段々と気になるようになって来まして、いつかは聞いてみたいと思うようになったのでありました。そして先日、ブックオフの500円棚を見ていた時に偶然この盤を見掛けまして、思わずゲットしてしまった次第であります。この盤ってなかなか安棚に出て来ないんですよね~。

 ところで何故この盤のことが気になるようになったかと言いますと、スキャンダルの大傑作「HELLO WORLD」の中にドラムのリナりんが書いた「おやすみ」という曲があるからであります。この曲はスキャンダル流のシューゲイザーなんですよ。甘いメロディと轟音ギターが特徴のこの曲は、轟音なのに次第に鎮静化して行く作用がある不思議な曲でありまして、リナりんが元ネタとしたシューゲイザーって一体どんなん?って興味を持ったワケであります。ならばシューゲイザーの始祖の盤を聞くのが一番手っ取り早いってことで、マイブラの「ラヴレス」を聞いてみようとなったのであります。

 で、実際に聞いてみたコチラの盤でありますが、ギターの轟音ノイズに甘いキャンディポップスという音楽性は、80年代に既にジーザス&メリーチェインがヤッテいましたので、珍しくは無かったんじゃね?って気がします。しかもジザメリはマジでメッチャクチャにヤバくて危険な雰囲気を醸し出していましたから、衝撃度で言えばマイブラなんかよりも遥かに上だったと思います。ただ、ジザメリはライヴをヤルとすぐに暴動になって20分もライヴを継続出来ないなんてことが頻発していたと聞きますので、猛烈な高揚感はあっても鎮静化作用は無かったのかもしれません。それに対してマイブラは高揚感と同時に鎮静化して行く感覚がありますので、その点がジザメリとは決定的に違ったのかもしれません。

 まあ何にしても、わっちは轟音ギターもキャンディポップスも好きですし、不思議な鎮静作用シッカリと感じられるこの盤の音楽は結構好きだったりします。神格化されるほどの超絶的大名盤なのかどうかは知りませんが、当時のシーンに絶大な影響を与えたシューゲイザーの始祖としての存在意義は認めたいと思います。スキャンダルにまで影響を及ぼしたワケですし。とりあえずはコレを聞いておけば、シューゲイザーってこういうモノだということがわかるかと思います。もし興味がおありの方がいらっしゃったら、一度お試し下さいませ~♪

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2018’06.24・Sun

KARA 「THE FIRST BLOOOOOMING」

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 一昔前に日本でも超絶人気を誇った韓国の女子グループ、カラの2007年のデビュー盤であります。レンタル落ちの叩き売りで、100円にてゲット致しました。わっちはK-POPなんかには全く何の興味も無いのですが、カラだけは好きなんですよね~。何故って、美人さん揃いだし(一人を除く)反日発言をしないし。元メンバーのジヨちゃんは日本に活躍の場を移して、昨年は素晴らしいソロアルバムを出しましたね。ニコちゃんも唯一美人さんではない(個人的観点ですよ)スンちゃんもソロ盤を出しましたが、まだニコちゃんのブツは聞いていませんので、その内ゲットしたいと思っております。

 ところでこのデビュー盤、ジャケを見ると4人しか写っていません。ジャケ向かって左から、帽子娘のニコちゃん、スンちゃん、ギュリ姐、そして右端は・・・誰じゃオマエ?ブックレットを見るとSEONG HUIと書いてあります。ソンフィと読むのかな?へ~、最初はこんなメンバーがいたんですね。ハラ坊とジヨちゃんはいつから加入したのかな?まあ何にしても、一人を除いてルックスは良いですわな。ハラ坊とジヨちゃんがいなくても、聞く気になるジャケであります。実際に聞いてみますとコレがまた物凄くありがちなR&B風ポップスでありまして、面白くも何ともないのでありますが、メンバー達の歌声は可愛らしいですし、しかも意外に結構しっかりとした歌ですから、なかなか耳に心地好かったりします。日本で大活躍していた頃の猛烈にキャッチーでポップだった曲を知っている者としては、イマイチ印象に残らない仕上がりなのは否めませんが、でもコレがカラのデビュー盤なんだな~と思うと、何だか感慨深いモノがあるような無いような。

 まあぶっちゃけ言ってしまえば、特に聞く価値がある盤だとは思えません。しかしファンだったら持っていてもイイかな~って気がします。スンフィなんてメンバーがいる珍しい盤ですし。それにしても11年前の盤なんですよね、コレって。その間に日本でも人気の絶頂を極め、独立するメンバーが出て来て解散危機を迎え、新しいメンバーを入れて活動を再開し、そしてまた休止状態になっているという紆余曲折を経て来たグループですが、前にも言いましたけど、活躍の場を完全に日本に移してJ-POPグループとして再結成して欲しいものですね~。韓国人からは猛烈なバッシングを受けるかもしれませんが、その時は日本に帰化していただければと思います。

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2018’06.23・Sat

FRANKIE KENNEDY & MAIREAD NI MHAONAIGH 「ALTAN」

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 アイルランドのフルート奏者フランキー・ケネディとフィドル奏者兼歌手マレード・ニ・ウィニー夫妻による、1988年のアルバム「アルタン」であります。その後アイルランドNO.1トラッド・グループになるアルタンの前身のデュオですね。残念ながらフランキーはこの後すぐに亡くなってしまいますが、この盤を出しただけでもトラッド・ファンの記憶にはシッカリと残っていることでありましょう。

 この盤が日本で発売されたのは1990年のことで(わっちのマミたんが生まれた年だ!)、「ケルティック・ハートビート・シリーズ」などと銘打って、ケルト系の盤が大量にリリースされた時期であります。今考えると何て幸せな時代なんだと思いますが、わっちもこのシリーズにはかなりお世話になったモノであります。現在は殆ど手元に残っていませんけど、デ・ダナン、アルタン、カパーケリー、レラティヴィティ、パトリック・ストリート、グリーン・フィールズ・オブ・アメリカ等々、夢中で聞き漁りました。そのせいで90年代はケルトの深い森を結構長い間彷徨ったものでありました。そんな中でこの盤も実はゲットしていたんですけど、あまりに素っ気無いと言いますか、トラッドのコアの部分しか無いような音楽性があまり気に入らずにさっさと売り払ってしまったんですよね~。

 それから年月を経て、先日ブックオフの500円棚で発見したこの盤を改めて聞き直してみたのですが、イヤイヤ、実に良いではないですか!マレードの歌が良いのは当然として、フルートとフィドルの躍動感もめっさ素晴らしいです。ただ、曲によってはキーボードの音が聞こえますので、一体誰がこんな余計な音を!と思ってブックレットを見てみると、な、何とプロデューサーがわっちの嫌いなドーナル・ラニーではないですか!そっか、ラニーの野郎がこんな水を差すようなマネをしやがったのか、とは思いつつもラニーにしては極めて控え目な使い方ですから許しますけど。

 まあ余計なキーボードのことは置いといて、聞くに連れてシンプルな音から溢れ出て来る豊かな情感が本当に素晴らしいと感じられます。当時はこの良さが全然わからなかったワケですから、我ながら一体どんな耳をしとったんじゃ?と思います。テキトーでエエ加減なのがわっちの耳の特徴でありますが、ちょいと年月を経て少しは耳が進歩したということにしておいて、自分で自分の耳を褒めておくことにしましょうか。何にしても、アイリッシュ・トラッドに興味がおありの方であれば、聞いて損は無いと言いますか、聞いて得する盤だと思いますよ!

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2018’06.21・Thu

MAGIC SAM 「WEST SIDE SOUL」

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 マジック・サムには以前から興味がありまして、ず~っと聞きたいと思っていたのですが、なかなか盤が見つからなくて、あったとしても猛烈に高かったりして手が出なかったんですよね~。しかしこの度ブックオフにてお手頃価格で見つけましたので、喜んでゲットさせていただいた次第であります。ありがたや~♪とは言ってもわっちは元々ブルースが苦手ですし、現在は持っているブツも極めて少ないです。好きなのはホップ・ウィルスンとかビッグ・ビル・ブルーンジー、ライトニン・ホプキンズ等、ごく限られた連中だけですし。それなのに何故マジック・サムに興味があったかと言うと、単に黒人音楽ファンの評価が極めて高いからなんですが、若くして亡くなった幻のブルースマンの超絶的大名盤みたいなことを言われると、聞いてみたくなるじゃないですか!

 というワケで念願叶ってやっと聞けたこの1968年の盤(ですよね?)、1曲目がブルースではなくてまるでめっさディープなサザン・ソウルって感じで、一発で好きになってしまいました!おおっ、素晴らしいではないですか、こんな感じの曲が続くならブルースなんて思わずに聞ける~♪などと思ったのも束の間、2曲目からはバリバリのブルースでした・・・。そっか、そりゃあそうですよね。偉大なブルースマンなんて言われてるワケですから、丸ごとサザンソウルなはずがありません。う~む、こうなって来ると当然の如く「ブルース苦手じゃ~!」意識が出て来てしまうんですよね~。

 ただ、この人のブルースってギトギトに真っ黒いって感じではありませんよね。ディープはディープなんですけど、ライトニン・ホプキンズみたいに真っ黒汁ドロリでもなければ、マディ・ウォーターズみたいに物凄い不良っぽい感じでもありませんし、うるさくもなければ情念ドロドロでもなく、程好く聞きやすいという気が致します。などと言ったら頭から湯気を出して怒る人がいらっしゃるんでしょうけど、スッキリとした都会的な感覚があるのが、この人の特徴なのかな~とわっちには感じられるのであります。もしかしたらその辺の感覚が当時としては新しく、だから高く評価されているのかな~などと、何も知らないながらそんなことを思ったりして。

 そう感じられるのは、この人の歌によるところが大きいと思います。わっちにはこの歌がブルースの形式を借りたソウルに聞こえるのでありまして、もしかしたらソウル・シンガーとしても十分にヤッテ行けたんじゃないかと思うワケでございますよ。まあ形式がブルースですから苦手意識は拭えないものの、あまりやさぐれていないこの歌声はやっぱり魅力的だと思います。黒人音楽マニア達の間でこの人がどのように評価されているのかは知りませんけど、この毒気の無い歌こそが素晴らしいなんて言っている人はいらっしゃるんでしょうかね~。歌手としてのマジック・サムに魅力を感じるという方、この指とまれ~♪・・・って、誰もいないか?

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2018’06.20・Wed

BOSTON

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 前々回取り上げましたエイジアを見つけた時、実はこのボストンの1976年のデビュー盤(邦題は「幻想飛行」)も同時にゲットしたのでありました。どちらも産業ロックの権化みたいなイメージのバンドですし、これまでこの手の音を聞く機会が全くありませんでしたので、どんな感じなのか興味があったんですよ。あ、別にどうでもいいんですけど、このジャケって一体何なんでしょうか?よくこんなジャケのシロモノが全世界で1000万枚も売れましたね~。当時としては斬新でカッコ良かったのでしょうか?ウエストコースト・サウンドが全盛の時代ですから、逆にこういうSF的なイメージがウケたんでしょうかね~。

 まあジャケは酷いとは言え、中身の方は1000万枚も売れただけあってとても充実していると思います。スタジオで作り込んだ感じの如何にも~な産業ロックではありますが、アコースティックな音とエレクトリックな音が絶妙なバランスで配されていて、今聞いてもめっさカッコいいと思います。それに音響的にと言いますか、オーディオ的にと言いましょうか、70年代のメリケンロックってやっぱり音が良いんですよ。ド派手でハードな音であってもうるさくなくて見通しが良く、各楽器の音がシッカリと聞こえますね。スキャンダルのメンバー達やスタッフ達は、是非こういう音作りを勉強して欲しいです。技術は日々進歩していても、音響には何も生かされていない・・・という話は置いときましょうね。

 それにしても、始めてマトモに聞いたボストン、音だけじゃなくて音楽そのものも実に良いではないですか!このフレーズにはこういう音を配して、メロディはココでこうすれば人間の耳にはカッコいいと感じられる、みたいなことを科学的に分析しているかのような、計算し尽くされた音楽という気がするんですが、それが見事にハマっているんですよ。ライナーによると、中心人物のトム・ショルツというおっさんはマサチューセッツ工科大出身らしいですが、なるほど、理系のおっさんが情緒的なものを排して緻密に組み立てた音楽って感じですよね。当時流行のウェストコースト・サウンドとは一線を画する音楽だと思いますし、これだけカッコいいのであれば大いに受け入れられたのも納得であります。

 そしてこの音が音楽業界に大きな衝撃を与えて、その後の80年代のド派手な産業ロックに繋がって行くという歴史が垣間見えて来るのも、なかなかに興味深いです。あと、産業ロックだけではなくて、意外にヘヴィメタルなんかにも大きく影響しているんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょうか?80年代的な音が苦手という方は多々いらっしゃるかと思いますが、その最大の戦犯はボストンである!なんて言う気はありませんけど(80年代の音は好きだし)、その流れを作り出した原因の一つはボストンにあると言っても間違いではないでしょう。そう考えると、この盤はわっちには実に面白いです。音楽そのものもカッコいいですし、70年代と80年代の橋渡しをした作品として、個人的に高く評価させていただきたいな~などと思った、ある日の夜なのでありました。

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2018’06.19・Tue

激しくどうでもいい話~サッカーのワールドカップ

 連日サッカーのワールドカップを見まくっています。本日は日本対コロンビアということで、最初から最後までガッツリと見てしまいました。日本が100%負けると思っていましたが、奇跡的に勝ったので嬉しいです!しかし勝ったのはイイんですけど、既に23時。音楽ネタを更新するヒマがありませんので、本日はこれまで。

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2018’06.18・Mon

ASIA 「ASTRA」

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 わっちが高校生の頃、エイジアが超絶的に最高にカッコいいと言っていたヤツがいたんですよ。でもわっちはR.E.M.だのエコー&ザ・バニーメンなんかのアンダーグラウンドな連中に夢中になっておりましたので、「へっ、エイジアなんて聞くかよ!」なんて思ったモノでありました。でも凄いメンバーが集まったスーパーロックバンドという謳い文句でしたから、本当はめっさ聞いてみたかったんですけど。だからってエイジア狂のヤツにレコード貸してくれなんてことも言えず、結局は聞くことは無かったのであります。しかしこの度ブックオフの500円棚をツラツラ見ていた時に、突然今回の盤を見つけて、思わずゲットしてしまいました!

 この盤は1985年発売の3枚目のアルバムで、メンバーはジョン・ウェットン、カール・パーマー、ジェフ・ダウンズ、マンディ・メイヤーとなっています。ウェットン、パーマー、ダウンズは知っておりますが、メイヤーって誰?スティーヴ・ハウがギターじゃなかったの?まあメイヤーだろうとハウだろうと同じような音と演奏になったでしょうから、どっちだってイイんでしょうけど。それにしてもですよ、この如何にも80年代的な大袈裟でド派手な音作りは一体何事なんでしょうかね~。キーボードで分厚く音を装飾しまくり、大上段に構えたギターが凄腕テクをひけらかし、ドラムはドッシャンバッシャンとあり得ない位に派手に鳴り散らし、ベースはブイブイと響き倒し、ライヴ感なんぞ何一つ無いスタジオで作り込んだ音が鳴り響くのであります。産業ロックここに極まれりって感じで、TOTOとかジャーニーとかナイト・レンジャーとかを思い出してしまいますね~。あ~、あの時代の音だわ。

 しかしですね、わっちはこの音、結構好きなんですよ。今の時代にこんな音作りをしたらギャグにしかなりませんが、当時はエエ大人達が本当にイイモノを作ろうとして大真面目にこの音を出していたワケで、何だかその意気込みと言うか心意気と言うか、物凄く伝わって来るモノがあるんですよ。それに単純に、この派手で立体的な音ってカッコいいでしょ?「うわ~っ、オレもこんなに派手にカッコ良くドラム叩いてみたい!」とか、「こんなギター弾けたらカッコいいな~」とか、「カラフルなキーボードが超絶カッコいい!」とか、当時のロック好きは憧れたに違いありませんし、今の人にも感じるモノがあるんじゃないかと思います。

 まあどっちかと言えば、わっちはR.E.M.とかエコバニとかの方が圧倒的に好きですけど、これまでほぼ聞くことが無かったこの手の音楽を改めて聞いてみると、意外に面白いモンだな~と思ったりして、新鮮な発見をしている次第であります。だからってエイジアとかの音楽を積極的に聞こうとは思いませんけど、こういう音楽があったということを知っておくのも良いことかな~などと思ったりして。

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2018’06.17・Sun

谷山浩子 「ボクハ・キミガ・スキ」

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 不思議系シンガーソングライター谷山浩子の、1991年発売のアルバムであります。コレが何枚目の作品なのかはよく知りませんが、70年代から活躍している人ですから結構な枚数を重ねているのでしょう。この盤は先日関西に行った時に心斎橋ブックオフの500円棚で見つけたのですが、谷山さんの盤がブックオフの安棚で見つかるなんて滅多にありませんので、「おおっ、珍しいモン発見!」って感じで喜んでゲットした次第であります。

 ところで、わっちにとっての谷山さんの最高傑作盤は「空飛ぶ日曜日」でありますが、実は80年代までの谷山さんしか存じませんので、さてさて、この90年代初頭盤は一体どんな仕上がりなのか興味津々なワケであります。ちょいと検索してみると、この盤を谷山さんの最高傑作に挙げておられる方も結構いらっしゃるようで、ますます興味が湧くじゃないですか!

 てなワケでワクワクしながら再生してみましたコチラの盤、相変わらずクオリティがめっさ高いですね~♪クオリティが高いというのは、音楽的に及び音質的にという両方の意味であります。まずは聞けばすぐにわかることですけど、谷山さんの盤ってとにかく音質がイイんですよ。おそらく音響の隅から隅まで気を使っているのでありましょう、各楽器の音がシッカリと分離していて定位がハッキリとしています。位置的にココにこの楽器が配置してあるというのが手に取るようにわかる音作りは、本当に凄いと思います。谷山さんの音楽をプログレと評する人がいらっしゃるのもわかる気が致します。6曲目の不穏で怖い「不眠の力」なんかを聞けば、プログレマニアは大喜びなんでしょうね~。

 そして音楽的にも谷山ワールド全開で、相変わらず「みんなの歌」的なポップで可愛らしい曲もあれば、ゾッとするような不気味で不穏な曲も入り混じっております。一体この人は「どっち側の」人間なのかさっぱりわかりませんけど、この凡人には理解し難い極端な二面性が、谷山ワールドなのでありますよ。今回の盤はどちらかと言えば不気味系に傾いている印象はありますが、音やメロディはとにかく美しいですし、やっぱり抗えない魅力があるんですよね~。最初から最後までピリッとした緊張感が続きまして、思わず姿勢を正して一気に全部聞いてしまうって感じです。途中下車を許さない求心力があるとでも言いましょうか、蟻地獄のようなパワーを天然で発揮している人だと思います。

 まあ聞いていると息苦しさを感じさせるようなタイプの作品ですので、そんなに頻繁に聞きたくなる盤ではありません。しかしこれだけクオリティの高い作品を出し続けている人ってそういませんし、日本だけでなく世界中の音楽界の中でも非常にユニークで稀有な存在かと思います。わっちの勝手なイメージとして、谷山さんに並ぶ存在だと思われるのは、ケイト・ブッシュ(めっさ苦手!)とかフィリピンのシンシア・アレクサンダーなんかですかね~。ぶっちゃけ、この盤は凄い傑作だと思います。でもそんなに気軽に頻繁に聞ける盤じゃありません・・・。

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2018’06.16・Sat

西野カナ 「LOVE IT」

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 安定した大人気を誇る西野カナの、今年発売のアルバムであります。別にどうでもいいんですけど、わっちは西野カナって苦手と言いますか、ぶっちゃけ嫌いな歌手なんですよ。何故かって、この品の無いガサツな歌声にブッキラボーな歌い方が、実に耳障りだからであります。ルックス的にはそんなに悪くないと思うんですけど、自意識過剰とでも言いましょうか、性格悪そうと言いましょうか、「歌に対する姿勢がなっとらん!」なんて言いたくなってしまうんですよ。一体何故こんな歌手が大人気なのか、理解に苦しみますね。

 しかし世の不思議といいましょうか、こんなにガサツで性格悪そうな歌手なのにも関わらず、曲とスタッフには何故だかめっちゃくちゃに恵まれているんですよね~。わっちの嫁さんが好きですので、一応西野カナのアルバムはほぼ全て聞いているんですけど、結構良い曲があるんですよ。こんな歌手じゃなくて他の歌手に提供されたら曲も幸せだったろうに、な~んて思うこともしばしば。今回のアルバムは特にそんな感じで、とにかくやたらめったらに良い曲が満載なのであります。嗚呼勿体無い。

 てなワケで、いつもの如く「あ~、下品でガサツな歌じゃな~、マジで曲が勿体無いわ」なんてイライラしながら聞いていたのでありますよ。ところがですね、8曲目の「君が好き」が流れて来て「あれっ?」と思ったのであります。まあ歌声自体は西野カナそのものなんですけど、随分と素直で優しい歌い方になっていまして、意外にもアジアンなしっとりした情緒を醸し出しているんですよ。え~、西野カナってこんな歌が歌えるの?9曲目の「LIAR」なんかはまるでザ・キュアーの「LOVE CATS」なんですが(古っ!)、コレが意外にイケてるんですよね~。その後モロにジャズ歌謡とかピコピコエレ歌謡、和の情緒漂うしっとり歌謡等々が続くのでありますが、不覚にも(?)スンナリと聞けてしまいました。

 この盤、全15曲収録されていますが、前半はイライラ歌謡ですけれども8曲目以降はなかなかに良い仕上がりになっていると思います。ですので8曲目から再生すると、出来の良いミニアルバムみたいな感じで聞けるかと思います。もし興味がおありなら、是非8曲目からどうぞ。

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2018’06.14・Thu

LITTLE GLEE MONSTER 「JUICE」

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 女子5人組コーラスグループ、リトル・グリー・モンスター(以下リトグリ)の、今年発売のアルバムであります。リトグリって昨年の紅白に出場しましたけど、紅白に出られる位に人気があるんですね~。女子高生から絶大な支持を受けているという話を聞いたことはありますが、もしかして一般層にも少しは浸透して来たのかな?ルックス的にアレなので(?)そんなに人気が出るとは思っていませんでしたが、ルックスに関係無く良いモノはジワジワと伝わるということなのかもしれません。

 まあ聞けばわかることですが、リトグリってルックス的にはアレですけど、とにかく歌は実にステキなんですよ。めっちゃくちゃに上手いとかいうワケではないにしても、伸び盛りの勢いや歌に対するひたむきな姿勢がシッカリと感じられまして、応援せずにはいられなくなると言いますか、聞けば誰もが好感を抱いてしまう歌なんじゃないかと思います。多分ですけど、破竹の勢いで成長している今が一番聞き時のグループだという気がします。勿論今後も成長を続けてくれるでしょうし、もっともっと上手くなるでしょうけど、もぎたての果実のような新鮮さが感じられるのはこの時期だけだと思いますので、「聞くなら今!」と声を大にして言っておきます。

 それにしても聞くほどに思うのは、本当に勢いのある歌だな~ってことであります。一時期のE-GIRLSも猛烈な勢いがありましたけど(現在は失速中~♪)、その時期のE-GIRLSに比肩し得るのが現在のリトグリだと思います。E-GIRLSみたいなパッパラパーっとしたエンタメ性があるワケではありませんが、本格派コーラスグループとしての実力を遺憾無く発揮しているって状態ですね。前作同様に色々なタイプの曲を取り上げていますが、曲の粒は今回の方が揃っておりまして、リトグリの実力を実感出来る仕上がりになっていると思います。個人的にはどの曲も好きなんですけど、特に良いのがジャクソン5みたいなモータウン風の「GO MY WAY!」ですかね~。めっさポップなカッコいい曲で、聞く度にシビレます!

 やはり勢いのある若手の歌って、本当に良いモノですよね。昨年はスダンナユズユリーのパワーにぶっ飛ばされましたけど、今年はリトグリにヤラレたって状態であります。基本的にルックス重視のわっちではありますが、いくらリトグリがルックス的にアレでも、例外的に(?)大プッシュさせていただきたいと思います。な~んて、わっちなんぞがプッシュしなくったって、既に人気ありますよね?失礼致しました~♪

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2018’06.13・Wed

家入レオ 「TIME」

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 家入レオの今年発売のアルバムですが、これで5枚目でしたっけ?レオちゃんのことはデビューした頃からずっと応援しておりまして、このボログでもこれまでのアルバム全て(ベスト盤除く)を取り上げて来たかと思います。アルバムを重ねる毎に着実に成長した姿を見せてくれますので、毎回新作が出るのが楽しみなんですよね~。特に前作の「WE」は本当に素晴らしい出来で・・・という割に年間ベスト10には入れませんでしたが、車の中ではかなり聞きました。軽快で爽快な仕上がりがまさにドライブにピッタリって感じでしたし。そしていつの間にやらコソっとリリースされていた(?)この新作、どれだけ成長しているのか、めっさ楽しみでございます~!

 というワケで期待して聞いたこのアルバムでありますが、期待に違わぬ仕上がりに大満足♪外部の人間に曲を作ってもらったりして色々な曲調を取り揃えているのは前作同様ですが、歌い手としての実力が更にアップしたな~という気がしますね。歌の表情が益々豊かになって来ているのがステキなんですが、曲によって表情をキッチリと使い分けていまして、「あ、レオちゃん怒ってる」とか「レオちゃん、何がそんなに哀しいの?」なんて感じられるんですよ。中でも特に笑顔が見えて来るかのような表情の曲が良い仕上がりで、聞いているコチラも嬉しく楽しくなって来るんですよね~。う~む、本当に良い歌手になりましたね、レオちゃん!

 ところで本作のネットでの評判をちょろっと見てみたのですが、結構賛否両論だったりするのが意外であります。大人しくなって元気一杯のレオちゃんじゃなくなったのがダメとか、勢いが無くなって失速したみたいな評価をしている人が結構いるんですよ。へ~、そんな風に感じる人もいるんですね~。まあ以前のスピード感のあるロック娘の姿を期待していた人からすると、もしかしたら肩透かしを喰らうのかもしれません。でも前作の「WE」だって今回のアルバムと同傾向の作品でしたし、既にシングル「チョコレート」の頃からロック娘の範疇に収まり切らなくなっていましたから、今更何を言うとんねんってな気は致しますが・・・。

 まあ世間一般の評価がどうであろうと、今回の作品はこれまでの中で最高の仕上がりだと思います。歳相応にシッカリと成長した姿を見せてくれる、背伸びした所も無理した所も全く無い、等身大のレオちゃんを感じることが出来る傑作であります。何度も言いますけど、本当に良い歌手になりましたね、レオちゃん!

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2018’06.12・Tue

BOB DYLAN 「HIGHWAY 61 REVISITED」

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 ボブ・ディランが受賞したのはノーベル文学賞でしたっけ。受賞の発表後はブックオフの棚から一斉にディランの盤が消えてしまいましたが、最近はボチボチと戻って来つつあるような気が致します。わっちはディランにはあまり興味が無くて、ディラン盤はこれまで1枚として持っておりませんでしたが、ノーベル賞の受賞云々には関係無く「追憶のハイウェイ61」と題されたこの盤だけは一度聞いてみたいと思っていたんですよね~。名盤との誉れ高いですし、個人的にめっさ好きな「ライク・ア・ローリング・ストーン」が入っていますし。ですので先日の関西の旅で、三宮のブックオフの500円棚でこの盤を見つけた時は嬉しかったですね~。ありがたや~♪

 念願叶ってゲット出来たコチラの盤は国内盤でありますが、解説はもしかしてかの有名な菅野ヘッケルか?などとちょいとイヤ~な予感がしたものの、開いてみたら中村とうようでした。どっちにしてもイヤだわね~。まあ読まなければイイんですけど(読んだけど)。解説はどうでもいいとしても、やっぱり1曲目の「ライク・ア・ローリング・ストーン」はイイですね。曲もイイしバックの音もイイし、歌ってんだか喋ってんだかよくわからないディランのヴォーカルもカッコいいです。この1曲だけでもこの盤を持っている価値はあるんじゃないかと思います。他はブルース色が強い曲が多くて、わっちにはイマイチな感じもしますが、コレは個人的にブルースがあまり好きじゃないということに起因しますので、音楽そのものが悪いというワケではございません。

 ところでぶっちゃけ言いますと、ディランの歌(喋り?)が何曲も続くのは、わっちにはキツイものがあります。このクセが強い声と歌い方を聞き続けることが出来る程、わっちはディランに慣れていませんし好きでもありませんし。ですので名盤の誉れ高いコチラの盤も、「一体どこが名盤?」って気がしてしまうのも事実であります。10点満点で採点すれば6点程度の凡庸な盤という評価になってしまいますが、これはきっとわっちの聞く耳が無いからなのでありましょう。ただ、65年の録音にしては音が良いですし、特にオルガン(アル・クーパーですか?)の音が非常に良くて、耳が惹き付けられてしまいますね。わっちにとってこの盤は、「ライク・ア・ローリング・ストーン」とオルガンの音が非常に素晴らしいという、それだけの盤なのかもしれません。

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2018’06.11・Mon

チャラン・ポ・ランタンのライヴに行って来ました!

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 昨日は福岡は天神のイムズ・ホールで行われました、チャラン・ポ・ランタンのライヴ「唄とアコーディオンの姉妹劇場」へ行って参りました。イムズ・ホールって初めて行ったのですが、イムズという商業ビルの中にあるホールで、ライヴだけでなく演劇や映画上映にも使用されています。予想通りかなり小さい会場で、キャパは366人だそうです。17時ライヴ開始で16時半開場でしたので、会場入りする前にイムズの飲み屋で魚をおつまみに軽く一杯引っ掛けました(サバの刺身とタコの小倉煮が旨かった!)。16時40分頃に会場に着くと、既に大勢の人が。スキャンダルとかサイレント・サイレンなんかに比べると年齢層は随分高く、30代以上の人が中心って感じです。意外に親子連れも結構いたりして。中にはレトロな和装の集団もいて、これまでに行ったどのライヴにも無かった独特の雰囲気がありますね。

 座席は前から7列目と結構前の方で、ステージに向かって左側のスピーカーに近い辺りですね。位置的にはヴォーカルのももがほぼ正面に見える感じです。パイプ椅子みたいな座席に着いて待つこと25分ちょい、17時10分頃に会場が暗転して小春とももが出て来て拍手喝采!もものつま先から頭のてっぺんまで全て見えますし、小春も膝から上はバッチリと見えます。よっしゃ、ここで一気に盛り上がって・・・と思ったら、全然聞いたことが無い静かな曲が。3曲目までは情念がドロっと流れて来るような静かな曲が続いたのですが、二人が織りなす圧倒的に求心力があるステージに目は釘付け。その後は笑顔がはち切れんばかりのノリノリの曲、まるで演劇の舞台を見ているような緊張感溢れる曲、しっとり美しい曲と、次から次へと色々なタイプの曲を繰り出して来ます。そして、たった二人の歌とアコーディオンだけの演奏なのに、曲に合わせて世界観から色彩感を完璧に作り上げますので、一瞬たりとも目と耳が離せない状態です。

 それにしてもこの二人のパフォーマンスの素晴らしいこと!小春のアコーディオンは上手いなんてものではなく、物凄いとしか言いようがないまさに「超絶技巧」の剛腕であります。確かな指さばき、曲によって表情を変える音色、歯切れの良いリズム、どれを取っても最高ですね!アコ弾きにつきましては、これまでにシャロン・シャノンとかアルタンのダーモット・バーン等の錚々たる名手を見て来ましたけど、それらの達人と比べても小春のアコはダントツで素晴らしいです。そしてヴォーカルのももですよ、こちらも本当に素晴らしい!CDで聞けるように色々な声色を使い分けて歌うワケですが、とにかくめっちゃくちゃに上手いんですよ。発声がシッカリしていて音程やリズム感が正確なんてことは当たり前で、曲が持っている喜怒哀楽の感情を表現して会場を呑み込んでしまうと言いますか、一瞬で曲の色に会場の空気を染め上げてしまうのであります。特に落ちぶれた女優の恨みつらみを歌った曲(タイトル忘れた)にはシビレましたね~。落ちぶれた女優の霊が憑依したかのようなパフォーマンスに、マジでチビってしまいそうになりました~♪

 今回のライヴは本編で17曲(18曲かも?)、アンコールで2曲ヤッタのですが、新旧取り混ぜて色々な曲を演奏してくれました。バンドのカンカンバルカンがいない二人だけのステージでしたので、ヤレる曲にある程度の制限があったかもしれず、わっちの大好きな「テイラーになれないよ」「なれたらなあ」「さよなら遊園地」等はありませんでしたが、それでも超満足な出来でした。特にアンコールで会場全体が立ち上がって大合唱した「ムスタファ」は、これまで体験したどのライヴよりも感動的でありました。思い出しただけでシビれてしまいます~♪それから、この二人はMCもめっちゃくちゃに面白いんですよ。音楽だけでなく喋りも芸になっていると言いますか、流石に大道芸とか寄席なんかで鍛え上げて来ただけのことはあります。毒舌な小春に大らかなももという対照的なキャラクターの二人による当意即妙な掛け合いに、わっちも終始ニヤニヤしっ放しでありました。あと、喋りだけではなくて顔でも笑わせますし(小春が「オマエ殺すぞ!」みたいな顔で客席を睨み付けたりするんですよ)。

 わっちはこれまで色々なライヴを見て来ましたけど、例えばスキャンダル、FAYRAY、パキスタンのラーハット・ファテ・アリ・ハーン、ブラジルのレニーニ、アイルランドのアルタン、セネガルのユッスー・ンドゥール、スペインのカルロス・ヌニェス、アメリカのロリンズ・バンド、スウェーデンのクラヤ等々、素晴らしいライヴは多々ありましたが、今回のチャラン・ポ・ランタンのライヴはそのどれよりも凄かったと断言してしまいましょう。チャラン・ポ・ランタンは本当に素晴らしいです!

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2018’06.10・Sun

チャラン・ポ・ランタンのライヴに行って来ました!

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 本日は福岡は天神にありますイムズ・ホールで行われました、チャラン・ポ・ランタンのライヴ「唄とアコーディオンの姉妹劇場」へ行って来ました。詳しくはまた書きますけど、とにかく物凄く素晴らしいライヴでありました。姉妹二人だけの約2時間のステージ、一瞬たりとも目が離せない本当に最高の出来映えでした!これ程までに素晴らしいライヴは他に見たことがない、マジでそう思います。

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2018’06.09・Sat

SCANDAL 「YAH! YAH! YAH! HELLO SCANDAL~まいど!スキャンダルです!ヤァヤァヤァ~」

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 先日の関西の旅で発見しましたお宝盤、スキャンダルの2008年発売の4曲入りデビュー盤であります。オビには「from大阪 甘いだけじゃないROCKIN’女子高生」なんて書いてありますが、10年前は「女子高生バンド」なんてことを売りにするしかない連中だったんですよね~。しかも当時ハルナ様は既にハタチですから、看板に偽りありだったワケですが(落第してたとか?)。それにしてもこのズンドコドタバタしたシロート丸出しの演奏は、一体何なんですかね~。とにかく下手クソとしか言いようが無いスットコドッコイな音を聞くことが出来るワケなんですが、こんなバンドが今や日本を代表する最高のロックバンドに変貌を遂げているのですから、世の中何が起きるかわからないものであります。

 まあスキャンダルのファンでなければ何の価値も無い盤だと思いますけど、わっちにとってスキャンダルは「目に入れても痛くない」存在ですので、こんなヘッポコ盤でも持っておきたいワケでございますよ。ゲット出来て心の底から嬉しい、わっちなのでございました~♪

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2018’06.08・Fri

鳳飛飛 「情念国語金曲」

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 先日ブックオフの280円棚でゲットしました、台湾の歌手フォン・フェイフェイの20曲入盤であります。国語とありますから、台湾語の曲を取り上げているということでしょう。このフォン・フェイフェイという歌手はかなり有名な大物歌手らしいのですが、実はわっちは全く顔も名前も知りませんでした。基本オバハンの歌手なんかに興味はありませんしね~。しかし安棚で見かけたこのブツ、見るからに昔の歌手の良さ気な編集盤って雰囲気ですし、言ってみればタイのメーマイプレンタイのシリーズっぽい雰囲気が漂っていましたので、思わずゲットしてしまったのであります。

 実際に内容としましてはナツメロ集とでも言いましょうか、日本の昭和歌謡なんかに慣れ親しんだ人であればスンナリと耳に入って来る、ちょいとノスタルジックな感興を催すような歌謡曲集になっていると思います。日本の昭和歌謡のカバーなんかも収録されているんですけど、意外なところではわっちの大好きな曲、あおい輝彦の「あなただけを」をヤッテいるのがめっさ嬉しいですね~。この曲のオリジナルを聞いたのは本当に幼少の頃でしたけど、その頃から強烈に耳に残っていまして、未だに鼻歌で出て来たりしますし。この曲のカバーを聞けただけでも、わっちにとっては価値があったかと思います。

 フォン・フェイフェイの歌自体は、テレサ・テンと比べれば当然分が悪いものの(テレサと比べたら誰でも分が悪いですが)、真面目な切々とした歌唱にはとても好感が持てます。ちょいハスキー気味の響き成分少なめな歌声は好みが分かれそうですが、人気がある大物歌手だけあって聞き所は十分にあるかと思います。曲も流石に良いモノが揃っていますし、昭和歌謡ファンであれば聞いてみて損は無い歌手だと思いますが、如何でしょうかね~。

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2018’06.07・Thu

CDの山の中に埋もれていたブツ~MELIJA

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 フィリピンの歌手メリハ(と読むのかな?)のアルバムですが、表記が無いので一体いつの作品なのかはわかりません。ブックオフの280円棚で見つけたのですが、メリハなんて歌手は見たことも聞いたことも無く、とりあえずは「フィリピン」ということでゲットしてみた次第であります。しかしすぐにCDの山の中に埋もれてしまいまして、今日まで発見されることが無かったのでありました。

 何の根拠もありませんが多分90年代の作品だと思われるコチラの盤、聞いてみるとめっさイイんですよ!ジャケ写やブックレットの写真を見る限りではそこそこ年増に見える人なんですけど、顔に似合わず歌声はまるで少女の如く可愛らしくてピュアな感じでありまして、もしかしたら本当は若いのかもしれません。歌っているのは如何にもフィリピンという感じのスローバラード中心のしっとりしたポップスなんですが、全然肩肘張ったところが無い歌唱が実に耳に心地好いです。しかもさり気ないのに意外に切々とした熱量があって、思わず聞き惚れてしまう歌とでも言いましょうか、囁き系と言ってもよいぐらいの歌唱の割には人の耳を惹き付けるパワーがあるのがよろしいかと思います。ですのでスローバラードばっかりなのに全然飽きるところが無くて、「もっと聞きたい!」なんて気分になってしまうのであります。

 まあ人によっては「スローバラードばっかり聞いてられるか!」なんて思われるでしょうけど、歌の良さと曲の良さには抗えない魅力があるのも事実でございます。この人がフィリピンでは一体どんな位置付けの歌手なのかは存じませんが、とりあえずわっちの中ではめっさエエ歌手認定であります!

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2018’06.06・Wed

CDの山の中に埋もれていたブツ~ANUNA 「DEEP DEAD BLUE」

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 アイルランドのコーラス・グループ、アヌーナのことはデビューした頃から知っておりますが、デビュー盤があまり気に入らなかったこともありまして、その後は全く追っ掛けていなかったんですよ。ですのでこの連中が1996年にこんな盤を出しているなんてことも全く知らなかったワケですが、アヌーナの最高傑作と評する人もいるようですので、ちょいとだけ興味を持ってゲットしてみた次第であります。ブックオフにて、280円也。しかし1曲目だけ聞いて、「何だこの教会音楽みたいなのは?」と思ってしまって速攻聞くのをやめて、そのまま埋もれてしまいました。教会音楽といってもゴスペルとは全然違っていて、キレイキレイに消毒したような音楽ということです。

 まあ何度聞いても教会音楽みたいな荘厳な雰囲気を持った音楽という印象は変わりませんが、男女混声の歌の響きが非常に良い音で録音されていますので、オーディオの音を試す際には重宝する作品かもしれません。マトモに聞いていたら、わっちにとっては催眠術音楽であります。

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2018’06.05・Tue

CDの山の中に埋もれていたブツ~ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS 「MOANIN’」

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 ジャズには全然詳しくないわっちでありますが、「チュニジアの夜」なんて盤を聞いて以来、アート・ブレイキーには非常に好意を抱いております。その後ジャケがめっさ有名なこの盤をブックオフで500円にてゲットすることが出来まして、聞くのを楽しみにしていたんですよ。でも何故か埋もれてしまったんですよ。多分ジャズを聞きたいような状況では無かったのでありましょう。

 やっとのことで聞くコチラの盤でございますが、誰でも聞いたことがあると思われるフレーズで始まるこの曲が「MOANIN’」だったんですね。へ~、全然知らなかった。そもそもわっちはこの盤のタイトルが「MOANIN’」なんて綴りだということを全く知らず、「モーニング」だと思っていましたし。というどうでもいい話は置いといて、「チュニジアの夜」みたいな嵐のような音楽と比べると、コチラの「モーニン」は随分軽やかで聞きやすく、何だかちょいと物足りない感じがしてしまいますね~。まあ悪くはないけど、そんなに積極的に聞きたいとも思わないという盤ですかね~。

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2018’06.04・Mon

CDの山の中に埋もれていたブツ~AMIN 「MY LIFE, MY SONGS」

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 中国は上海出身の歌手アミンの2008年のアルバムであります。台湾のマブダチが送ってくれた盤なのですが、他のCDの山の中に紛れ込んでしまい、発見が随分遅れてしまいました。折角送ってくれた台湾のマブダチには申し訳なく思っております。この盤のジャケは以前から知っておりまして、確か日本制作盤ということで一時期どこかでプッシュされていたかと記憶しております。ブックレットを見てみると、やはりプロダクションから何から全て日本人が関わっていて、プロデュースは何とあのゴンザレス鈴木!・・・って、誰じゃそれ?ゴンザレス丸山なら知っていますが。

 音楽的にはジャケからも想像がつく通り、アコースティックな響きを生かしたフォークであります。特筆すべきは録音状態が非常に良い盤ということでありまして、特にアコギの音が実に美しいですね~。弦を指で弾いている様子が見えて来るような、なかなかにクオリティの高い音だと思います。もしかしたらどっかのオーディオ雑誌で優秀録音盤なんて評価されているとか?まあ音の良さと音楽の良さは比例しませんが、この盤はシッカリと比例していると思います。日本制作だけあって日本人が好きそうなしっとり美しい曲がズラリと揃っておりまして、しかもそんな曲がいかにも日本人が好きそうな爽やかなフォークアレンジで演奏されているワケであります。そして曲や演奏の良さを生かす伸びのある実に美しいアミンさんの歌声が、実に心地好いワケであります。

 ただ、日本制作盤の常とでも言いましょうか、日本語で歌っている曲が結構ありまして、中国語歌唱の美しさと比べるとわざわざ日本語で歌う必要なんて無かったんじゃね?なんて思ったりして。まあ日本で売れたければ日本語でという理屈はわかりますし、たどたどしい日本語歌唱が好きという方がいらっしゃるのもわかります。でも、音楽を一番美しく響かせるにはどうすれば良いかということを考えるのが制作陣の仕事だと思いますし、そう考えますとアミンさんの場合は日本語で歌うことがベストの選択だったとは思えないんですけど、如何なモンでしょうかね~?

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2018’06.03・Sun

CDの山の中に埋もれていたブツ~JANE’S ADDICTION 「NOTHING’S SHOCKING」

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 メリケンのハードロックバンド、ジェーンズ・アディクションの1988年発売のメジャーデビュー盤です。この連中の2枚目のアルバム「リチュアル・デ・ロ・ハビチュアル」はめっさ好きでよく聞きましたけど、このデビュー盤を聞くのは初めてであります。ですのでレンタル落ち品で確か100円ぐらいでゲットした時は嬉しかったんですが、その後CDの山の中に埋もれてしまいました。

 埋もれさせてしまったとはいえ、こうやってちゃんと聞いてみると、やっぱりこの連中は並みのハードロックバンドでないと言いますか、只者ではないというのがよくわかりますよね~。演奏はめっちゃくちゃに達者ですし、人を喰ったような感覚がある特徴的な甲高い歌声もカッコいいと思います。音楽的にも同じ時代に流行っていたハードコアなんかとは全然違っていて、ファンクなんかのブラックミュージックを吸収してシッカリとした土台を作り上げて、その上にハード&サイケな音楽を展開させているのが、他の連中とは決定的に違う部分かと思います。

 まあだからと言ってそんなに頻繁に聞きたいとは思わない音楽ですが(うるさいし)、メリケンのハードロックといえばまずはジェーンズ・アディクション、そう言える位の存在かと思います。

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2018’06.02・Sat

RAY DAVIS 「SEE MY FRIENDS」

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 キンクスの偏屈者と言えばレイ・デイヴィスでありますが、偏屈者のクセに慕われているのか、「友達と一緒にヤル」などというガラにも合わぬ企画盤をぶっ放したのが2012年のこと。この盤の存在は知っておりましたが、聞いてみたいなどとはコレっぽちも思っておりませんでした。しかしレンタル落ちコーナーに350円で置いてあり、以前キンクスの「ヴィレッジグリーン」に感心したこともありましたので、試しに買ってみた次第であります。ちなみにココで共演しているのは、ブルース・スプリングスティーン、ボン・ジョヴィ、メタリカ、ルシンダ・ウィリアムズ、ジャクソン・ブラウン等々、なかなかに錚々たるメンバーが集まっておりますね。

 ところでわっちの勝手な印象として、レイ・デイヴィスってちょっとヒネクレながらも、如何にも英国的な雰囲気を持った曲を書く人という印象があります。この盤に収録されている曲はキンクスとかソロの為に書いた曲らしいのですが、ココで共演しているのは基本的にアメリカの連中ですので、結構アメリカンロックな仕上がりになっているように感じられます。まあ自力でそんな雰囲気は出せないでしょうから、本人もその辺は意識してヤッテいるのだろうと思われます。折角セルフ・カバー集みたいな盤を作るのであれば、コレまでとは違った音を出したいという意図があったんでしょう、きっと。

 だから元々の仕上がりとは全然違うモノになっていて面白い、のかどうかはわっちにはよくわかりません。だってわっちはそもそもオリジナルを殆ど聞いたことがありませんので。ただ、ぶっちゃけ言わせていただきますと、この盤ってそんなに面白いとは思えないんですよね~。まあオリジナルに親しんでいる人であればその違いを楽しむということが出来るんでしょうけど、レイ・デイヴィスらしさが無いアメリカンロックな雰囲気では、やっぱり曲の良さが生きて来ないのかな~って気がしてですね。あと、レイ・デイヴィス本人の歌が、どえらい下手クソですし。ジジイになったから?

 まあ昔からのキンクス・ファンとかレイ・デイヴィス・ファンからすれば、ジジイになっても元気な姿を見せてくれているのは嬉しいんでしょうけど、名人芸と言える程には成長していないこのおっさんの歌とゲスト達の歌&演奏って、聞いていてそんなに面白いモノとは思えないですね~。ただ、元々の曲が良いから楽しめるというモノも当然ありまして、14曲目なんかは特に良いと思いますけど、それにしてももっと面白く出来た企画なんじゃないかな~と思う今日この頃。

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2018’06.01・Fri

ROGER WATERS 「THE PROS AND CONS OF HITCH HIKING」

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 わっちは所謂プログレという音楽については、殆ど何も知らないのであります。それはなぜかと言うと、単純に興味が無くて聞いていなかったからであります。興味が無かったのは、わっちの一つ上の兄貴がめっさプログレマニアで、年がら年中プログレばかり聞いていたからなんですよ。キング・クリムゾンやらピンク・フロイドやらEL&Pとかイエスとかのプログレの巨人グループ(?)から、もう何が何だかワケわからないバンドまで聞きまくっていたというマジでプログレマニアでしたから、わっちは決してそんな音楽に近付くまいと思ったのでありました。

 そんなワケでこれまでほぼプログレには縁が無い音楽人生を送って来ましたし、これからも同様だと思っているのでありますが、ごく僅かではありますけれどもプログレ関連で聞いてみたい盤があったりするんですよ。キング・クリムゾンは色々と聞いてみたいですし、今回取り上げますピンク・フロイドの中心人物だったロジャー・ウォーターズによる、1984年発売のこのリュックを背負った裸女子ジャケ盤も聞いてみたいと思っていたのであります。もちろんこのジャケだから聞いてみたかっただけですけど。ただ、別にどうでもイイんですが、昔は尻部分に黒塗りなんか無かったですよね?

 まあ黒塗りの是非は置いといて、レンタル屋に行った時にこの盤がレンタル落ちコーナーにて170円で売っていたのを発見して、やっと念願叶ってゲット出来たワケでございます。この盤、「ヒッチハイクの賛否両論」という意味不明な邦題が付いていますが、原題がその意味なんだから仕方ありません。しかしタイトルが意味不明でしかも尻が黒塗りとは言え、内容は実に良いんじゃないでしょうか?ここに収録されている音楽がプログレなのかどうかは尻ませんけど、最初から最後までシッカリと統一感のある、ビシッと一本筋が通った音楽が繰り広げられていて、圧倒的な完成度を誇っていると思います。ブルースでR&Bでありつつ、如何にも白人的な感じがする学究肌な雰囲気が見事に融合していまして、最初から最後まで一気に聞き通してしまいますね。全然知りませんでしたけど、ロジャー・ウォーターズって凄い力量の持ち主なんですね~。

 曲も歌も演奏もどれもが見事なんですが、特に良いのはギターですよ。めっさエエ音で情感豊かな響きを奏でているこのギター、一体誰が弾いているのかと思ったら、何とエリック・クラプトンなんですね!え~っ、クラプトンってこんなに上手いの?まあわっちはクラプトンもマトモに聞いたことは無いんですけど、これまで全然上手いなどと思ったことはありませんでしたから、めっさビックリであります。う~む、こうなって来ると、今後はクラプトンの音楽もちゃんと聞いてみないといけないですね~。あと、サックスもめっさイイ音なんですが、こちらはデイヴィッド・サンボーン。へ~、クラプトンと言いサンボーンと言い、結構な大物達が参加しているんですね~。実はウォーターズって凄い人なんだな~ってことを今回初めて知った、わっちなのでやんす~♪マジ傑作だと思いますよ!

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