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2018’06.11・Mon

チャラン・ポ・ランタンのライヴに行って来ました!

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 昨日は福岡は天神のイムズ・ホールで行われました、チャラン・ポ・ランタンのライヴ「唄とアコーディオンの姉妹劇場」へ行って参りました。イムズ・ホールって初めて行ったのですが、イムズという商業ビルの中にあるホールで、ライヴだけでなく演劇や映画上映にも使用されています。予想通りかなり小さい会場で、キャパは366人だそうです。17時ライヴ開始で16時半開場でしたので、会場入りする前にイムズの飲み屋で魚をおつまみに軽く一杯引っ掛けました(サバの刺身とタコの小倉煮が旨かった!)。16時40分頃に会場に着くと、既に大勢の人が。スキャンダルとかサイレント・サイレンなんかに比べると年齢層は随分高く、30代以上の人が中心って感じです。意外に親子連れも結構いたりして。中にはレトロな和装の集団もいて、これまでに行ったどのライヴにも無かった独特の雰囲気がありますね。

 座席は前から7列目と結構前の方で、ステージに向かって左側のスピーカーに近い辺りですね。位置的にはヴォーカルのももがほぼ正面に見える感じです。パイプ椅子みたいな座席に着いて待つこと25分ちょい、17時10分頃に会場が暗転して小春とももが出て来て拍手喝采!もものつま先から頭のてっぺんまで全て見えますし、小春も膝から上はバッチリと見えます。よっしゃ、ここで一気に盛り上がって・・・と思ったら、全然聞いたことが無い静かな曲が。3曲目までは情念がドロっと流れて来るような静かな曲が続いたのですが、二人が織りなす圧倒的に求心力があるステージに目は釘付け。その後は笑顔がはち切れんばかりのノリノリの曲、まるで演劇の舞台を見ているような緊張感溢れる曲、しっとり美しい曲と、次から次へと色々なタイプの曲を繰り出して来ます。そして、たった二人の歌とアコーディオンだけの演奏なのに、曲に合わせて世界観から色彩感を完璧に作り上げますので、一瞬たりとも目と耳が離せない状態です。

 それにしてもこの二人のパフォーマンスの素晴らしいこと!小春のアコーディオンは上手いなんてものではなく、物凄いとしか言いようがないまさに「超絶技巧」の剛腕であります。確かな指さばき、曲によって表情を変える音色、歯切れの良いリズム、どれを取っても最高ですね!アコ弾きにつきましては、これまでにシャロン・シャノンとかアルタンのダーモット・バーン等の錚々たる名手を見て来ましたけど、それらの達人と比べても小春のアコはダントツで素晴らしいです。そしてヴォーカルのももですよ、こちらも本当に素晴らしい!CDで聞けるように色々な声色を使い分けて歌うワケですが、とにかくめっちゃくちゃに上手いんですよ。発声がシッカリしていて音程やリズム感が正確なんてことは当たり前で、曲が持っている喜怒哀楽の感情を表現して会場を呑み込んでしまうと言いますか、一瞬で曲の色に会場の空気を染め上げてしまうのであります。特に落ちぶれた女優の恨みつらみを歌った曲(タイトル忘れた)にはシビレましたね~。落ちぶれた女優の霊が憑依したかのようなパフォーマンスに、マジでチビってしまいそうになりました~♪

 今回のライヴは本編で17曲(18曲かも?)、アンコールで2曲ヤッタのですが、新旧取り混ぜて色々な曲を演奏してくれました。バンドのカンカンバルカンがいない二人だけのステージでしたので、ヤレる曲にある程度の制限があったかもしれず、わっちの大好きな「テイラーになれないよ」「なれたらなあ」「さよなら遊園地」等はありませんでしたが、それでも超満足な出来でした。特にアンコールで会場全体が立ち上がって大合唱した「ムスタファ」は、これまで体験したどのライヴよりも感動的でありました。思い出しただけでシビれてしまいます~♪それから、この二人はMCもめっちゃくちゃに面白いんですよ。音楽だけでなく喋りも芸になっていると言いますか、流石に大道芸とか寄席なんかで鍛え上げて来ただけのことはあります。毒舌な小春に大らかなももという対照的なキャラクターの二人による当意即妙な掛け合いに、わっちも終始ニヤニヤしっ放しでありました。あと、喋りだけではなくて顔でも笑わせますし(小春が「オマエ殺すぞ!」みたいな顔で客席を睨み付けたりするんですよ)。

 わっちはこれまで色々なライヴを見て来ましたけど、例えばスキャンダル、FAYRAY、パキスタンのラーハット・ファテ・アリ・ハーン、ブラジルのレニーニ、アイルランドのアルタン、セネガルのユッスー・ンドゥール、スペインのカルロス・ヌニェス、アメリカのロリンズ・バンド、スウェーデンのクラヤ等々、素晴らしいライヴは多々ありましたが、今回のチャラン・ポ・ランタンのライヴはそのどれよりも凄かったと断言してしまいましょう。チャラン・ポ・ランタンは本当に素晴らしいです!
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